JP3206197U - 携帯情報端末用保護カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】大小多種サイズの機種の携帯情報端末に対応することができ、地面等に落下した際の衝撃を効果的に緩和する携帯情報端末用保護カバーを提供する。【解決手段】携帯情報端末の四隅に取り付けられる4つの弾性コーナー部2と、携帯情報端末の四側面に取り付けられ前記四隅の弾性コーナー部2同士を連結する4つの弾性側面部3と、携帯情報端末の背面に取り付けられ前記弾性コーナー部2同士又はその近傍を交叉連結する2つの弾性交叉帯部4とを有し、各弾性コーナー部2は、内側に窪み部を備えており、この窪み部に携帯情報端末の四隅を挿入して保持すると、4つの弾性コーナー部2は携帯情報端末の外周面から突出する。【選択図】図1
Description
本考案は、シリコーン等の合成樹脂で成形された携帯情報端末用保護カバーである。詳しくは、伸縮自在であり、様々な大きさの携帯情報端末を収容することが可能であり、携帯情報端末が落下した際などに、その衝撃を緩和することができる携帯情報端末用保護カバーである。
携帯情報端末が落下した際などに、その衝撃を緩和する技術として、下記特許文献1に記載のものが知られている。即ち、バウンド式ケースは、ハウジングと複数の弾性部材を有し、ハウジングは、弾性部材よりも硬質で、携帯型電子機器を収納するための空洞を有し、弾性部材は、携帯型電子機器の外面よりも突出するように形成された外面を具え、40%超の弾性率を有しており、携帯型電子機器が地面に落下すると、弾性部材は、バウンドを繰返す間に、衝撃運動エネルギーを弾性部材の弾性ポテンシャルエネルギーに転換して、携帯型電子機器を保護する構成である。
この技術は、大小多種サイズの機種が存在する携帯情報端末に対応することができない不都合がある。
この点を解決する技術として、下記特許文献2に記載のものが知られている。即ち、盤状のケースの正面に設けられた長方形のディスプレイと、前記ディスプレイの縦向き姿勢と横向き姿勢の姿勢変化を検知する検知手段と、前記検知された姿勢に応じて画像を縦向き表示と横向き表示の間で変化させる表示処理手段を備えたタブレット型携帯端末機器のホルダー装置であり、前記ホルダー装置は、前記ケースの周縁に外嵌されるプロテクタと、前記ケースの背面中央部に配置される手持ち保持手段により構成され、前記プロテクタは、前記ケースの周縁に外嵌した状態で相互に離間する第1プロテクタと第2プロテクタを構成し、前記第1プロテクタ及び第2プロテクタは、それぞれ、2つのパッドと、両パッドの連設部を相互に連結する弾性索条を弾性材により一体成形しており、それぞれのプロテクタの弾性索条をケースの背面上で伸長させた状態で各2つのパッドをケースの四隅のうち2個所の隅部に外嵌し、弾性索条の弾性収縮力により各パッドをケースの隅部に脱落不能に弾接状態で装着するように構成され、前記手持ち保持手段は、前記ケースの背面中央部に配置される盤体と、該盤体の上にアーチ状に設けられた抱持手段と、前記弾性索条を更に伸長させた状態で係脱自在に係止する係止手段を備えており、前記ケースの背面から離反する方向の高さ距離Hに関して、前記連設部を前記高さ距離Hの下端に配置し、前記係止手段を前記高さ距離Hの上端に配置するように構成されており、前記弾性索条の収縮力により、前記手持ち保持手段の盤体をケースの背面に弾接させるように構成して成る構成である。
この技術は、大小多種サイズの機種の携帯情報端末に対応できるものの、携帯情報端末の四側面部の保護が不充分である。即ち、ほぼ平面な地上等に落下した際には、携帯情報端末の四側面部も弾性パッドによって保護されるものの、多少凹凸のある地面等に落下した際には、携帯情報端末の保護が充分ではない。
本考案の第1の目的は、大小多種サイズの機種の携帯情報端末に対応することができ、地面等に落下した際の衝撃を効果的に緩和する携帯情報端末用保護カバーを提供することである。
本考案の第2の目的は、多少凹凸のある地面等に落下した際でも、携帯情報端末の四側面部までも効果的に保護することができる携帯情報端末用保護カバーを提供することである。
本考案の第3の目的は、大小多種サイズの機種に対して容易に装着できる携帯情報端末用保護カバーを提供することである。
1.上記課題を解決する本考案は、携帯情報端末の四隅に取り付けられる4つの弾性コーナー部と、携帯情報端末の四側面に取り付けられ前記四隅の弾性コーナー部同士を連結する4つの弾性側面部と、携帯情報端末の背面に取り付けられ前記弾性コーナー部同士又はその近傍を交叉連結する2つの弾性交叉帯部とを有し、各弾性コーナー部は、内側に窪み部を備えており、この窪み部に携帯情報端末の四隅を挿入して保持すると、4つの弾性コーナー部は携帯情報端末の外周面から突出する構成であることを特徴とする携帯情報端末保護カバーである。
2.各弾性側面部は、携帯情報端末の前面及び背面をも被覆する構成であることを特徴とする前記1に記載の携帯情報端末用保護カバーである。
3.各弾性側面部は、携帯情報端末の側面に対向するスリットを有することを特徴とする前記1又は2に記載の携帯情報端末用保護カバーである。
4.弾性交叉帯部の少なくとも1箇所は、弾性コーナー部連結部分に連結されることなく、この弾性コーナー部に連結されている弾性側面部に連結され、かつ、この弾性コーナー部には、装着時の利便性のために役立つ開口部が形成されていることを特徴とする前記1,2又は3に記載の携帯情報端末用保護カバーである。
5.全体がシリコーンによって形成されていることを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバーである。
6.弾性交叉帯部の内側に手指を挿入することにより、携帯情報端末を保持可能な構成であることを特徴とする前記1〜5のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバーである。
7.弾性交叉帯部の交叉点、弾性コーナー部、その他いずれかの部分は、キャラクターその他の装飾体が取り付けられていることを特徴とする前記1〜6のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバーである。
請求項1によれば、本考案の第1の目的を達成できる。
請求項2によれば、本考案の第1及び第2の目的を達成できる。
請求項3によれば、本考案の第1、第2及び第3の目的を達成できる。
請求項4によれば、本考案の第1及び第2の目的を達成でき、特に第3の目的を達成することが容易となる。
請求項5によれば、本考案の第1〜3の目的を達成することが容易となる。
請求項6によれば、携帯情報端末の使用感を向上できるだけでなく、携帯情報端末の保持が容易となる。
請求項7によれば、携帯情報端末の趣向性を向上できる。
請求項2によれば、本考案の第1及び第2の目的を達成できる。
請求項3によれば、本考案の第1、第2及び第3の目的を達成できる。
請求項4によれば、本考案の第1及び第2の目的を達成でき、特に第3の目的を達成することが容易となる。
請求項5によれば、本考案の第1〜3の目的を達成することが容易となる。
請求項6によれば、携帯情報端末の使用感を向上できるだけでなく、携帯情報端末の保持が容易となる。
請求項7によれば、携帯情報端末の趣向性を向上できる。
次に添付の図面に従って本考案について説明する。
本考案に係る携帯情報端末保護カバーは、携帯情報端末1の四隅に取り付けられる4つの弾性コーナー部2と、携帯情報端末1の四側面部に取り付けられ前記四隅の弾性コーナー部2同士を連結する4つの弾性側面部3と、携帯情報端末1の背面に取り付けられ前記弾性コーナー部2同士を交叉連結する2つの弾性交叉帯部4とを有し、各弾性コーナー部2は、内側に窪み部5を備えており、この窪み部5に携帯情報端末1の四隅を挿入して保持すると、4つの弾性コーナー部2は携帯情報端末1の外周面から突出する構成である。
さらに、各弾性側面部3は携帯情報端末1の前面及び背面をも被覆する前面被覆部3a及び後面被覆部3bを有する構成である。
そして、前記各弾性側面部3は、携帯情報端末1の側面に対向するスリット3cを有する。
また、前記弾性交叉帯部4の少なくとも1箇所4aは、弾性コーナー部2連結部分に連結されることなく、この弾性コーナー部2に連結されている弾性側面部3に連結され、かつこの弾性コーナー部2には、装着時の利便性のために役立つ開口部6が前記窪み部5と連結するように形成されている。
本考案に係る携帯情報端末保護カバーは、ゴム、弾性合成樹脂、その他の弾性体で形成されるが、特に全体がシリコーンによって形成されていることが好ましい。
本考案は、上記弾性交叉帯部4の内側に手指を挿入することにより、携帯情報端末を保持可能な構成である。
さらには、前記弾性交叉帯部4の交叉点4b、弾性コーナー部2、その他いずれかの部分には、キャラクターその他の装飾体が取り付けられていてもよい。そのため、弾性交叉帯部4の交叉点4bは、弾性交叉帯部4の幅よりも膨出していることが好ましい。なお、装飾体の取り付け手段は、接着、粘着、溶着、止着具使用に限らず、一体成形など公知公用のいずれの構成であってもよい。
なお、前記キャラクターは、いわゆるアニメーションの主人公、出演キャラクターに限らず、広告宣伝用キャラクターとして公知公用のいずれも含む。
なおまた、開口部6の位置は限定されず、携帯情報端末1の上方側・下方側のいずれの位置であってもよいし、かつ携帯情報端末1の左側・右側のいずれの位置であってもよい。
本考案に係る携帯情報端末の装備状態の一例は、図8に示されており、窪み部5が携帯情報端末1の四隅に嵌め込まれるように弾性側面部3を延ばしつつ装着すればよく、最後の四隅の1つに嵌め込む際に開口部6を利用することで、より容易に装着できる。即ち、この開口部6に手指を引っ掛けて外側に引っ張りながら携帯情報端末1の最後の四隅の1つに嵌め込めばよい。
本考案の弾性コーナー2は、前記特許文献1に示されるような球状、独楽状等に限定されず、図示されるような俵状などの公知公用のいずれの形状であってもよい。
なお、弾性側面部3、前面被覆部3a、後面被覆部3b及び弾性交叉帯部4の肉厚は、0.5〜3.0mm程度が好ましく、1.0〜2.0mm程度が特に好ましい。
スリット3cの形状は問わず、公知公用のいずれであってもよい。そしてこのスリット3cの作用効果は、携帯情報端末の厚みの大小に対応できることである。
弾性交叉帯部4の幅は2〜20mm程度が好ましく、3〜15mm程度がより好ましい。ただし、この弾性交叉帯部4の幅は同一幅である必要はなく、公知公用のいずれの形状であってもよい。
1 携帯情報端末
2 弾性コーナー部
3 弾性側面部
3a 前面被覆部
3b 後面被覆部
3c スリット
4 弾性交叉帯部
4a 弾性側面部連結部
4b 交叉点
5 窪み部
6 開口部
2 弾性コーナー部
3 弾性側面部
3a 前面被覆部
3b 後面被覆部
3c スリット
4 弾性交叉帯部
4a 弾性側面部連結部
4b 交叉点
5 窪み部
6 開口部
Claims (7)
- 携帯情報端末の四隅に取り付けられる4つの弾性コーナー部と、携帯情報端末の四側面に取り付けられ前記四隅の弾性コーナー部同士を連結する4つの弾性側面部と、携帯情報端末の背面に取り付けられ前記弾性コーナー部同士又はその近傍を交叉連結する2つの弾性交叉帯部とを有し、各弾性コーナー部は、内側に窪み部を備えており、この窪み部に携帯情報端末の四隅を挿入して保持すると、4つの弾性コーナー部は携帯情報端末の外周面から突出する構成であることを特徴とする携帯情報端末保護カバー。
- 各弾性側面部は、携帯情報端末の前面及び背面をも被覆する構成であることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末用保護カバー。
- 各弾性側面部は、携帯情報端末の側面に対向するスリットを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末用保護カバー。
- 弾性交叉帯部の少なくとも1箇所は、弾性コーナー部連結部分に連結されることなく、この弾性コーナー部に連結されている弾性側面部に連結され、かつ、この弾性コーナー部には、装着時の利便性のために役立つ開口部が形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の携帯情報端末用保護カバー。
- 全体がシリコーンによって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバー。
- 弾性交叉帯部の内側に手指を挿入することにより、携帯情報端末を保持可能な構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバー。
- 弾性交叉帯部の交叉点、弾性コーナー部、その他いずれかの部分は、キャラクターその他の装飾体が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯情報端末用保護カバー。
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JP2016002985U JP3206197U (ja) | 2016-06-23 | 2016-06-23 | 携帯情報端末用保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
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KR102273503B1 (ko) * | 2020-10-15 | 2021-07-06 | 카페24 주식회사 | 충격 방지를 위한 휴대용 모바일 단말 장치 |
WO2022080593A1 (ko) * | 2020-10-15 | 2022-04-21 | 카페24 주식회사 | 충격 방지를 위한 휴대용 모바일 단말 장치 |
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- 2016-06-23 JP JP2016002985U patent/JP3206197U/ja not_active Expired - Fee Related
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