JP3206022U - 洗濯機の引出し台 - Google Patents

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力 佐瀬
力 佐瀬
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Abstract

【目的】 防水パンに洗濯機の引出し台をセットする際、素早く且つ確実にセットすることができるなど、従来よりも格段に使い易い洗濯機の引出し台を提供できるようにする。【解決手段】 引出し台の台本体1に、防水パン4の前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座4aと係合する係合部たる切欠き部3を設ける。これにより、台本体1の切欠き部3を防水パン4の台座4aに嵌めることで、該台本体1を素早く且つ確実にセットすることができる。【選択図】 図1

Description

本考案は、主に防水パンの上に設置されている洗濯機を、この防水パンの前側に引き出す際に使用する洗濯機の引出し台に関する。
近年の集合住宅事情では、設備機器の設置用に充てるスペースを縮小し、その縮小分を室内空間の拡大用に充てる傾向にあって、設備機器の一つである洗濯機の設置スペースも縮小されている。これにより、洗濯機の設置スペースに設置されて階下への漏水を防止するための防水パンにおいても、縮小された洗濯機の設置スペースに対応するよう縮小されている。
上述のことから、防水パンに備えられている排水管内の臭気の逆流を防止するための排水トラップの配設位置も、この防水パンの四隅に設けられた洗濯機の脚を載せるための台座を避け、防水パンの中央付近に設けることが多くなった。
従って、防水パンの上に洗濯機が設置されると、排水トラップの位置が洗濯機のほぼ中央真下になり、該排水トラップの清掃や点検また交換をするとき、さらには、防水パン内の清掃や点検また交換をするときには、この防水パンの上から洗濯機を防水パンの前側に移動させてからでないと、上述のメンテナンスを確実に行うことができないといった問題が生じていた。
特に、重くて大きなドラム式の洗濯機が設置されていると、洗濯機の前面側を除き、この洗濯機の周囲三方は壁が迫った状態で囲まれ、そして、洗濯機と壁との間は広くても5cm程度の隙間しか空いていない場合もあることから、従来では、組み立て式のリフト装置を使用して、防水パンの上からドラム式の洗濯機を移動させていた。
しかしながら、被作業宅へのリフト装置の運び入れや作業場所での組み立て、そして作業終了後の分解や運び出しの手間を考慮すると、リフト装置を使用しての洗濯機の移動作業は非現実的であって、なにより集合住宅におけるメンテナンス作業は一棟まとめて実施するのが普通であり、また限られた予算の中で実施しなければならないことから作業人員や作業時間を増やすこともできず、このことから、作業に時間を要する防水パン関係のメンテナンス作業が実施できないことも多々あった。
この解決のため、本出願人は、防水パン上の洗濯機の周囲三方は壁が迫った状態で囲まれ、さらに、洗濯機と壁との間が2cm〜3cm程度の隙間しか空いていない場合でも、防水パンの上に設置されている重くて大きなドラム式の洗濯機を、1人乃至2人で容易に防水パンの前側に引き出すことができる洗濯機の引出し台を完成させた。これにより、防水パン関係のメンテナンス作業を容易に実施できるようになった。
特開2008−36268号公報
本考案は、本出願人が完成させた洗濯機の引出し台を、従来に増して使い易くすることを目的とする。具体的には、引出し台を防水パンにセットする際、素早く且つ確実にセットすることができ、また、洗濯機を引き出す際、該洗濯機に与える振動を従来よりも格段に低減することができ、さらに、引出し台の高さを防水パンの台座に合わせる際、工具などを用いることなく簡単に合わせることができるようにする。
上述した課題を解決するために、本考案に係る洗濯機の引出し台は、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座、または、防水パンの隔壁に係合可能な係合部が設けられていることを特徴とする。
また、上記係合部は、引出し台の下部から上方に向かって形成されている切欠き部であることを特徴する。この切欠き部が、引出し台の台座の上部(上面)、および隔壁の上部(上面)の少なくとも一方に係合できるように構成されている。
また、上記係合部は、引出し台の長手方向の端部、または、引出し台の短手方向の側部に設けられている突出部であることを特徴とする。この突出部が、引出し台の台座の奥行方向の上縁から立ち下がる台座側壁、および隔壁の上縁から立ち下がる内側壁の少なくとも一方に係合できるように構成されている。
また、上記引出し台に、該引出し台上を進退移動可能な上記洗濯機の前脚を載せるためのスライダが設けられていることを特徴とする。
また、上記スライダは、上記防水パンの前側に備える洗濯機の前脚が載置される左右の台座にそれぞれ対応させて上記引出し台がセットされた際、それぞれの引出し台のスライダどうしが、接続具によって接続可能に構成されていることを特徴とする。
また、上記接続具に、ハンドル部が設けられていることを特徴とする。このハンドル部は、スライダを移動させる際に手で握る部分(把持部)となる。
また、上記スライダに車輪が設けられており、該車輪は、自由回転または該スライダに設けられている駆動機構部によって回転するように構成されていることを特徴とする。この車輪は、溝や突条などの案内手段によって移動方向を安定させたり、またレール上を走行させることによって移動方向を安定させるようにしてもよい。
また、上記スライダに、上記引出し台に設けられている歯部と歯合している歯車が設けられており、該歯車は、該スライダに設けられている駆動機構部によって回転するように構成されていることを特徴とする。
また、上記スライダは、上記引出し台に設けられているスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、該スライダ移動機構部は、駆動手段によって回転するように構成されたねじ軸と、該ねじ軸に螺合しているねじ体と、から構成され、上記ねじ体に、上記スライダが接続されることを特徴とする。ねじ体は、ボールねじを用いるのがよい。
また、上記スライダは、上記引出し台に設けられたスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、該スライダ移動機構部は、駆動手段によって回転するように構成されたエンドレスベルトと、該エンドレスベルトに固定された接続部材と、から構成され、上記接続部材に、上記スライダが接続されることを特徴とする。エンドレスベルトは、タイミングベルトやチェーンなどでもよい。
また、上記スライダは、上記引出し台に設けられたスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、該スライダ移動機構部は、駆動手段によって回転するように構成されたロープ体を巻回したリールによって構成され、上記ロープ体に、上記スライダが接続されることを特徴とする。ロープ体も特に限定するものではないが、柔軟で強度を有するものが望ましい。
また、上記ロープ体が上記リールに巻き取られる際に、弾性エネルギを蓄積するように構成されている付勢手段が、上記スライダ移動機構部に設けられていることを特徴とする。付勢手段としては、コイルばねやゼンマイばねがよい。
また、上記スライダ移動機構部が独立したスライダ移動機構部装置であり、該スライダ移動機構部装置は、上記引出し台に装着し、あるいは上記引出し台の近傍に設置して使用可能に構成されていることを特徴とする。引出し台は、着脱自在に装着できるようにしてもよい。
また、上記スライダに、前傾させた洗濯機を支持するための支持部材が設けられていることを特徴とする。
また、上記支持部材が受ける圧力の大きさに応じてスライダの制動状態が解除されるように構成されているスライダブレーキが、上記スライダに設けられていることを特徴とする。
また、上記引出し台に、キャスタが設けられていることを特徴とする。
また、洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、該台高調節部は、キャスタが設けられたキャスタベースと、該キャスタベースを支持するベース支持台と、から構成され、上記キャスタベースは、上記ベース支持台によって支持される突出部が本体の両側にそれぞれ設けられ、且つ、それぞれの突出部は、上下方向の高さを異にして設けられており、上記ベース支持台は、引出し台の幅方向の左右それぞれの内壁に、上下方向に適当な間隔をあけて複数段設けられ、且つ、上記左右の内壁で非対称に設けられていることを特徴とする。
なお、上記キャスタベースのそれぞれの突出部と、上記引出し台の幅方向の左右それぞれの内壁に設置したベース支持台とは、キャスタベースの突出部がベース支持台によって支持されたとき、および、キャスタベースが左右を逆にしてベース支持台によって支持されたとき、の両状態のとき、該キャスタベースの本体が概ね水平になるようにする。
また、洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、該台高調節部は、キャスタが設けられたキャスタベースと、上記引出し台に設けられた上記キャスタベースを支持するベース支持台と、積重プレートと、から構成され、所望の枚数の上記積重プレートを、上記キャスタベースと上記ベース支持台との間にセットすることにより、引出し台の高さを調整することを特徴とする。
また、洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、該台高調節部は、少なくとも2段に分割可能に構成された上記引出し台の上方部と下方部との間に、積重プレートを所望の枚数セットすることにより、引出し台の高さを調整することを特徴とする。なお、引出し台には、取扱性を考慮すればキャスタを設けるのがよい。
また、上記引出し台は、上記防水パンの前側に備える洗濯機の前脚が載置される左右の台座にそれぞれ対応させて該引出し台がセットされた際、それぞれの引出し台どうしが、接続具によって接続可能に構成されていることを特徴とする。
本考案の洗濯機の引出し台によれば、本引出し台に有する係合部がしっかりと防水パンに係合するので、引出し台と防水パンとが安定的に接続される。これにより、引出し台を防水パンに素早く且つ確実にセットできて、引き続き行われる洗濯機の引出し作業を、安全に且つスムースに行うことができる。
また、引出し台の洗濯機の前脚を乗せるためのスライダが、本引出し台の上をスームスに移動できるので、洗濯機に与える振動を従来よりも格段に低減することができて、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
さらに、引出し台の高さを防水パンの台座に合わせる際に、工具などを用いることなく簡単に合わせることができる。
本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 本考案の一実施例を示す図。 引出し台の台高調節機構部の実施例を示す図。 台高調節機構部の作用を示す図。 台高調節機構部のキャスタベースのセット過程の実施例を示す図。 台高調節機構部のキャスタベースのセット過程の実施例を示す図。 ベース支持台の実施例を示す図。 引出し台の台高調節機構部の実施例を示す図。 引出し台の台高調節機構部の実施例を示す図。 引出し台どうしを接続している状態を示す図。 接続具に設けたハンドル形状の実施例を示す図。 引出し台による洗濯機の引出し台方法の実施例を示す図。
本考案に係る洗濯機の引出し台について、添付図面に示す具体例に基づいて以下に説明する。また、本実施例に示している引出し台は、該引出し台の上面に、洗濯機の前脚を載せるためのスライダを設けているものである。なお、スライダを使用して行う洗濯機の引き出しは、図17に示している。
図21により、スライダを使用して行う洗濯機の引き出し方法を簡単に説明する。先ず、図21(a)のように、防水パン4の台座の上に置かれている洗濯機50を、後脚51を支点にして持ち上げた前脚52の下にスライダ2を合わせて引出し台(台本体1)をセットし、次いで図21(b)のように、スライダ2の上に前脚52を下すと共に、該前脚52を支点にして後脚51を持ち上げ、次いで図21(c)のように、前脚52を支点にして後脚51を持ち上げている洗濯機50を支持しながら防水パン4の前側に引くと、スライダ2と共に洗濯機50が引出し台(台本体1)の上に引き出される。なお、引出し台において、洗濯機50を防水パン4の上から撤去する際に用いるものと、洗濯機50を防水パン4の上方に嵩上げする際に用いるものとでは、引出し台の台本体1における長手方向の寸法が異なる場合があり、また、洗濯機50の撤去用のものには、引出し台を移動させるためのキャスタが設けられている。図21に示した引出し台(台本体1)は、洗濯機50を防水パン4の上方に嵩上げする際に用いるものである。
図1の引出し台は、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座と係合する係合部を設けているものである。
図1(a)は、本引出し台の台本体部分の形態を示しており、台本体1に、洗濯機の前脚を載せるためのスライダ2と、防水パンの台座と係合する係合部たる切欠き部3が設けられている。
図1(b)は、本引出し台を防水パン4にセットした状態を示しており、台本体1の切欠き部3が、防水パン4の洗濯機の前脚を載せるための台座4aに嵌っている。また、防水パン4は、図1(c)におけるA−A線断面図である。
図1(c)は、防水パン4を示した斜視図であり、四隅には洗濯機の脚を載せるための台座が設けられ、中央には洗濯機からの排水を流すための排水トラップが設けられている。
図2の引出し台は、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座と係合する係合部を設けているものである。
図2(a)は、本引出し台の台本体部分の形態を示しており、台本体1に、洗濯機の前脚を載せるためのスライダ2と、防水パンの台座と係合する係合部たる下向きの突出部5が設けられている。なお、突出部5は脱着自在にしてもよい。
図2(b)は、本引出し台を防水パン4にセットした状態を示しており、台本体1の突出部5が、防水パン4の洗濯機の前脚を載せるための台座4aの奥行方向側の上縁から立ち下がる側壁4bに係合している。また、防水パン4は、図1(c)におけるA−A線断面図である。
図3の引出し台は、防水パンの前側の隔壁と係合する係合部を設けているものである。また、本引出し台の底部には、引出し台の台高を調節するためのスクリュージャッキ27を設けている。
図3(a)は、本引出し台の台本体部分の形態を示しており、台本体1に、洗濯機の前脚を載せるためのスライダ2と、防水パンの隔壁と係合する係合部たる突出部5が設けられている。なお、突出部5は脱着自在にしてもよい。
図3(b)は、本引出し台を防水パン4にセットした状態を示しており、台本体1の突出部5が、防水パン4の前側の隔壁4cに係合している。また、防水パン4は、図1(c)におけるA−A線断面図である。
図1〜図3に示すように、引出し台(台本体1)と防水パン4とを係合できるようにしたことで、引出し台(台本体1)と防水パン4とが安定的に接続することができ、引き続き行われる洗濯機の引出し作業の際に、引出し台(台本体1)と防水パン4とが離れてしまうことがない。
図4の引出し台は、防水パン4の前側に備える、洗濯機の前脚が載置される左右の台座4aにそれぞれ対応させて引出し台がセットされた際、それぞれの引出し台の台本体1のスライダ2どうしを接続できるようにしているものである。また、本図に示した接続具6には、所望の部位に単数や複数のハンドル6aを設けている。ハンドル6aの形態も特に限定するものではなく、例えば、接続具6の概ね中央部にハンドル6aを設けた本実施例のT形のハンドルの他にも、図20に示した形状などにしてもよい。図4(a)は、防水パン4にセットした引出し台(台本体1)を示す。図4(b)は、図4(a)におけるB−B線断面図である。
また、本実施例に示した接続形態は、スライダ2に設けている通孔2aに、接続具6の端部を挿入して接続するものである。勿論、本接続方法に限定されるものではなく、公知の方法によって接続できるようにすればよい。また、通孔2aは、スライダ2の本体に直接形成したり、通孔2aを形成した外部部材を取り付けるようにしてもよい。通孔2aは穴でもよい。
上述の、それぞれの引出し台の台本体1のスライダ2どうしを接続できるようにしたことで、スライダ2上に前脚を載せた洗濯機を引いて該スライダ2を引出し台の台本体1上を移動させる際、それぞれのスライダ2の動きを安定させることができる。そして、接続具6にハンドル6aを設けているものは、スライダ2の移動をより安定させることもでき、また、洗濯機を引き出すときや元に戻すときに力を印加することもできる。なお、ハンドル6aが設けられている接続具6は、ハンドル6aが該接続具6の軸心方向に回転可能にしておくのがよい。
図5の引出し台は、スライダ2に車輪7を設けているものである。本車輪7を自由回転させる場合は、図4に示したスライダ2に設置するのがよく、これにより、スライダ2を人の手によって移動させる際に、よりスムースに移動させることができる。
車輪7は、実施例は省略するが、溝や突条などの案内手段によって移動方向を安定させたり、またレール上を走行させることによって移動方向を安定させるようにしてもよい。
また、スライダ2の車輪7は、モータ8などからなる駆動機構部によって回転させ、スライダ2を自走できるようにしてもよく、そして、スライダ2を自走させる場合は、防水パン4の前側にセットした2基の引出し台(台本体1)のうちの一方のスライダ2だけを自走させる方がよい。
このように、スライダ2を自走できるようにすることで、洗濯機が載るスライダ2が一定の速度で移動するため、該スライダ2の動きがギクシャクしないので振動も無いに等しく、従って、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
図6の引出し台は、引出し台の台本体1に板歯9を設けると共に、スライダ2に、台本体1の板歯9に歯合するモータ8などからなる駆動機構部によって回転する歯車10を設けているものである。歯車10は、ピニオンギアやウォームギアを用いればよい。
そして、モータ8を作動させることで、洗濯機が載るスライダ2の歯車10が回転して板歯9上を所定の方向に一定の速度で移動するため、該スライダ2の動きがギクシャクしないので振動も無いに等しく、従って、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
図6(a)は、引出し台の平面図であり、板歯9を引出し台の台本体1の上面に設けているものである。
図6(b)は、板歯9を引出し台の台本体1の上面に設けている図6(a)の構成の引出し台を、防水パン4にセットした状態を示している。
図6(c)は、引出し台の側面図であり、板歯9を引出し台の台本体1の側面に設けているものである。
図7の引出し台は、モータ8などの駆動手段によって回転するねじ軸11に、スライダ2が接続されるねじ体12を螺合させているものである。ねじ体12には、ボールねじを用いるのがよい。
そして、モータ8を作動させることで、回転するねじ軸11によってスライダ2と接続されたねじ体12が一定の速度で移動するので、スライダ2の動きがギクシャクしないため振動も無いに等しく、従って、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
図7(a)は、引出し台の側面図であり、モータ8およびねじ体12を螺合しているねじ軸11を、引出し台の台本体1の側面に設けると共に、ねじ体12とスライダ2とを接続しているものである。
図7(b)は、モータ8およびねじ体12を螺合しているねじ軸11を、引出し台の台本体1の側面に設けている図7(a)の構成の引出し台を、防水パン4にセットした状態を示している。そして、ねじ体12とスライダ2とを、固定用ねじ13によって脱着可能に接続している。
図8の引出し台は、モータ8などの駆動手段によって回転するエンドレス(無端)ベルト14に、スライダ2の接続される接続部材17を固定しているものである。エンドレスベルト14は、タイミングベルトを用いるのが望ましい。また、チェーンなどを用いてもよい。
そして、モータ8を作動させることで、所定の距離に架設したエンドレスベルト14が回転すると共に、エンドレスベルト14に固定された接続部材17と接続されたスライダ2とが一定の速度で移動するので、スライダ2の動きがギクシャクしないため振動も無いに等しく、従って、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
図8(a)は、引出し台の側面図であり、エンドレスベルト14を掛けモータ8で駆動されるプーリ15および追従して回転するプーリ16を、引出し台の台本体1の側面に設けると共に、エンドレスベルト14に固定された接続部材17とスライダ2とを接続しているものである。モータ8は、引出し台の内部に設置してもよい。
図8(b)は、エンドレスベルト14を掛けモータ8で駆動されるプーリ15および追従して回転するプーリ16を、引出し台の台本体1の側面に設けている図8(a)の構成の引出し台を、防水パン4にセットした状態を示している。そして、接続部材17とスライダ2とは、固定用ねじ13によって脱着可能に接続している。
図9の引出し台は、モータ8などの駆動手段によって回転するリール18に、スライダ2の接続されたロープ19を巻回しているものである。ロープ19は、柔軟で強度を有するものが望ましい。
また、実施例での図示は省略しているが、ロープ19がリール18に巻き取られる際に、ゼンマイばねなどの付勢手段に付勢力(弾性エネルギ)が蓄積されるように構成し、リール18に巻き取られたロープ19が、上記付勢力を解放することによって巻き取られる前の位置に戻ることができるようにしてもよい。
そして、モータ8を作動させることでリール18が回転し、スライダ2と接続されたロープ19が一定の速度で巻き取られていくので、スライダ2の動きがギクシャクしないため振動も無いに等しく、従って、ドラム式洗濯機のウィークポイントであるドラム軸のずれなどの不具合を誘発させてしまうこともない。
また、ロープ19がリール18に巻き取られる際に、ゼンマイばねなどの付勢手段に付勢力が蓄積されるように構成したものは、モータ8を作動させることでリール18が回転し、スライダ2と接続されたロープ19が一定の速度で巻き取られていくと共に、ゼンマイばねなどの付勢手段に付勢力が蓄積されるので、所定の作業の後にスライダ2を元の位置に戻す場合、付勢手段に蓄積された付勢力を解放することで、スライダ2をスムースに元の位置に戻すことができる。
図10の引出し台は、スライダ移動機構部を独立したスライダ移動機構部装置20として設けているもので、実施例に示すものは、スライダ移動機構部装置20を、引出し台の台本体1の側面に着脱できるように構成しているものである。
また、スライダ移動機構部装置20は、図7に示した引出し台であり、モータ8などの駆動手段によって回転するねじ軸11に、スライダ2の接続されるねじ体12を螺合させているものである。
スライダ移動機構部装置20を引出し台の台本体1に装着するときは、スライダ移動機構部装置20における移動機構部20aの係合片20bを、引出し台の台本体1の側面の係合部1aに係着させることで装着できるようにしている。そして、移動機構部20aを係着させた後に、ねじ体12とスライダ2を固定用ねじ13で接続する。
なお、引出し台は、図10に示すように、台本体1およびスライダ2、そして接続具6を分けることができるように構成しているので、保管や携帯する際は場所をとることがない。
図11の引出し台は、スライダ2に、前脚21を支点に前傾させた洗濯機22を支持するための支持部材2bを設けているものであり、洗濯機22を手動で移動させる引出し台に適する。なお、スライダ2と引出し台の台本体1とは、公知の係合構造によってスライダ2と台本体1とが外れないようにしておくのがよい。
図11A(a)の上図は、スライダ2に支持部材2bを固定状態で設置したものである。この場合は、適当な弾性部材を用い、洗濯機22が当接した際の衝撃を緩和また吸収できるようにするのがよい。
また、図11A(a)の下図は、上述したスライダ2と引出し台の台本体1とが外れないように構成した実施例の図(台本体1を矢印C側から示し見やすくするために拡大している図)であり、スライダ2に設置したローラ部23を引出し台の台本体1の内壁24に沿って移動可能に設ける。ローラ部23の支持脚23aは、台本体1のスリット25を通過している。
スライダ2と引出し台の台本体1とが外れないようにするための他の実施例としては、図11A(b)のように、スライダ2の進退方向の両側の端部2hを、台本体1の側面の溝部1bに摺動自在に係合させる。あるいは、図11A(c)のように、スライダ2の進退方向の両側の端部2hに設けた回転自在のローラ26を、台本体1の側面の溝部1bに係合させる。なお、スライダ2の端部2hの形状また台本体1の溝部1の形状は、スライダ2や本体1を加工して設けてもよいが、加工された別部材を取り付けて設けてもよい。
図11B(d)は、スライダ2に支持部材2bを軸支し、該軸2cを支点に洗濯機22の傾斜方向に回転可能に設置して、洗濯機22の当圧力によって回転可動した支持部材2bを、移動規制部材2dによって適当な傾斜角度で停止させるようにしたものである。この場合は、弾性部材や発条部材などの弾性変形部材(本実施例での図示は省略)を用い、支持部材2bの回転が進行するにしたがい回転抵抗が増加するようにして衝撃を緩和また吸収できるようにするのがよい。
図11B(e)は、支持部材2bに掛かる洗濯機22の重量の度合い(圧力の度合い)によってスライダ2の制動状態が解除されるスライダブレーキ2eを設けたものである。
図11B(e)の左図は、洗濯機22が支持部材2bに当接していない状態で、支持部材2bは、ばね2fによってスライダブレーキ2eのブレーキシュー2gが引出し台の台本体1に当圧する方向に付勢されて、スライダ2にブレーキが掛かっている状態を示している。また、支持部材2bは、移動規制部材2dによって移動範囲が制限される。
図11B(e)の右図は、前傾した洗濯機(図示は省略)が支持部材2bに当接してこの支持部材2bを押圧している状態で、支持部材2bは、ばね2fの付勢力に抗して洗濯機の前傾方向に回転(傾斜)して、これによりスライダブレーキ2eのブレーキシュー2gの当圧力が低下(図では離れた状態に作図)し、ブレーキが解除された状態を示している。
ブレーキシュー2gを引出し台の台本体1に当圧させる構造や当圧力を低下させる構造は特に限定されるものではなく公知の構造を用いればよい。例えば、弾性部材や発条部材などの弾性変形部材を用いたり、あるいは、支持部材2bの応力を利用できるように該支持部材2bを取り付けるようにしてもよい。
また、スライダブレーキ2eのブレーキシュー2gが引出し台の台本体1から離れるタイミングは、例えば、スライダブレーキ2eのアーム状の本体をばね性を有する部材で形成し、このアーム状の本体部分の付勢力によってブレーキシュー2gを引出し台の台本体1に当圧させるようにし、アーム状の本体部分の付勢力を適宜調節することで、調節することができる。
上述したように、スライダ2を駆動機構部によって動作させる場合には、駆動機構部のON/OFFは、有線や無線で接続される手元スイッチで行うようにするのがよい。
本実施例に示したスライダ2は、進退方向の両側の端部2hを引出し台の台本体1の側面に回り込む形態にし、台本体1上から外れないようにしている。
また、スライダ2の上面は、防滑部材の設置や防滑処理(形状や薬剤等)を配しておくのがよく、下面は、摺動の際の摩擦を低減させる部材の設置や摩擦低減処理(形状や薬剤等)を配しておくのがよい。
上述した引出し台(図1〜図11B)には、適宜キャスタを設けるのがよい(本実施例での図示は省略)。なお、キャスタの設置数は、引出し台を、洗濯機の前脚が載置される防水パンの前側左右の台座4aにそれぞれ対応させてセットした際に、それぞれの引出し台どうしを接続具によって接続して用いるか否かによって決定され、接続して用いる形態であれば、引出し台の前寄りと後寄りとに少なくともそれぞれ1基ずつ設け、接続しないで用いる形態であれば、引出し台の前寄りと後寄りとに少なくともそれぞれ2基ずつ設け、引き出し台それぞれがキャスタによって自立できるようにする。この際、キャスタの形態は特に限定されるものではなく公知のものを用い、その種類としては、車輪の向きが自在に変えられる自在キャスタ(旋回キャスタ)、車輪の向きが固定の固定キャスタ、車輪の向きが自在と固定に切り替えられる自在固定切替キャスタ、ストッパ付きキャスタ、重量物用のキャスタなどが上げられ、これらを適宜選定して用いればよい。なお、キャスタは、着脱可能に設置してもよく、また、後述する台高調節構造などを用いて引出し台の台高を調節できるようにしてもよい。
図12は、引出し台の台高調節部の実施例を示しており、本台高調節部は、図12(a)の、キャスタ28が設けられたキャスタベース29と、図12(b)の、キャスタベース29を支持するためのベース支持台30とから構成されている。なお、台高調節部を設けている引出し台の実施例は、図12(c)に示す形態のものであり、従って、図1〜3に示したような、引出し台の台本体1に切欠き部3や突出部5(脱着自在のものは除く)を持たない形態の引出し台である。スライダ2は装備する。
キャスタベース29の両側には、突出部29a、29bが高さを異にして設けられており、またベース支持台30は、引出し台の台本体1の幅方向の左右それぞれの内壁1d、1eに、上下方向に適当な間隔をあけて複数段が設置され、且つ、本設置の状態は、左右の内壁1d、1eで非対称になっている。
キャスタベース29の両側に設ける高さを異にする突出部29a、29bと、引出し台の台本体1の幅方向の左右それぞれの内壁1d、1eに上下方向に適当な間隔をあけて複数段設置されるベース支持台30との寸法的仕様は、市販の防水パン4の台座4aの高さを考慮して決定すればよい。なお、引出し台の台本体1は、防水パン4の台座4aと概ね同じ高さに調整できればよく、その後は、台座4a上にスペーサなどの調整板を置いて微調整する場合もある。
上述の台高調節部の作用を図13にて説明する。例えば、引出し台の台本体1の高さを、防水パン4の台座4a(図示は省略)の高さに概ね合うように調節する場合を例にして説明する。図13(a)に示した、キャスタベース29の突出部29a、29bが、引出し台の台本体1の内壁1d、1eに設けているベース支持台30の支持台30bと30c/30fと30gとの間にセットされた引出し台は、防水パン4の台座4aよりも低くなり、このため、図13(b)に示すように、キャスタベース29の突出部29a、29bを、ベース支持台30の支持台30aと30b/30eと30fとの間にセットし直し、この引出し台を防水パン4の台座4aに合わせるが、今度は防水パン4の台座4aよりも高くなりすぎてしまい、このときは、図13(c)に示すように、キャスタベース29を水平に180度回転させて、突出部29a、29bを支持台30eと30f/30bと30cとの間にセットし直すことで、防水パン4の台座4aと概ね同じ高さに調整できる。なお、ベース支持台30によって支持されるキャスタベース29は、図13(a)の場合も、水平に180度回転させてセットした図13(c)の場合でも、本体部分が水平になる。なお、キャスタベース29の脱落を防止するための固定具を設けてもよい。該固定具の実施例としては、後段の図14および図15に、固定手段とする固定棒29fを示している。
図14および図15に、キャスタベース29をベース支持台30にセットする過程の実施例を示す。なお、実施例のキャスタベース29を側面から見る図では、図を見易くするため、キャスタベース29に備えるキャスタ28の図示は省略している。
図14は、キャスタベース29を引出し台の台本体1の下部1c側からベース支持台30にセットする過程を示しており、先ず、図14(a)のように、キャスタベース29の突出部29aaをベース支持台30の切欠き部30kに合わせる。これにより、キャスタベース29の切欠き部29cがベース支持台30を避けて、図14(b)のように、キャスタベース29をベース支持台30の所望の段まで進入させることができる。次いで、キャスタベース29をスライドさせ、キャスタベース29の固定棒29fをベース支持台30の受け部30iに挿入すれば、図14(c)のように、キャスタベース29がベース支持台30に固定される。なお、上述の説明を分かりやすくするため、図14(a)には、キャスタベース29の平面図も記している。
図15は、キャスタベース29を引出し台の台本体1の端面開口部側からベース支持台30にセットする形態であり、キャスタベース29を所望の段のベース支持台30にセットすればよい。そして、キャスタベース29の固定棒29fをベース支持台30の受け部30iに挿入すれば、キャスタベース29がベース支持台30に固定される。
図16は、ベース支持台の実施例で、引出し台の台本体1の内壁1d、1eに後付する一体成型のベース支持台30を示しており、図16(a)は、引出し台の台本体1の内壁1dに設ける左側用および内壁1eに設ける右側用を示している。図16(b)は、引出し台の台本体1の内壁1d、1eに同時に設置できるものである。なお、ベース支持台30は、ねじや接着また嵌着など公知の固定技術を用いて取り付ければよい。
図17は、引出し台の台高調節部の実施例を示しており、本台高調節部は、図17(a)に示すように、キャスタ28が設けられたキャスタベース29と、高さ調節用の積重プレート29dと、キャスタベース29を支持するための引出し台の台本体1のベース支持台30とから構成されている。一実施例においては、積重プレート29dは、例えば、数ミリメートルから数センチメートルの厚さを有する。
図17(b)は、キャスタベース29だけをベース支持台30に支持させた状態で、図17(c)は、例えば2枚の積重プレート29dをキャスタベース29上にセットしてベース支持台30に支持させた状態である。従って、引出し台の台本体1の台高は、図17(b)よりも図17(c)の方が高くなる。
また、キャスタベース29の自由移動を制限する構造の実施例としては、図17(d)に示すように、案内柱30jによってキャスタベース29の移動を上下方向にのみ可能としたり、図17(e)に示すように、案内柱30jにキャスタベース29の切欠き部29eを遊嵌し、キャスタベース29の移動を上下方向にのみ可能とすればよい。なお、本実施例(図17)では示していないが、キャスタベース29が案内柱30jの下方への脱落を防止するための落下防止具は適宜設けている。
図18は、引出し台の台高調節部の実施例を示しており、本台高調節部は、図18(a)に示すように、スライダ2が配置される上方部1fとキャスタが設けられる下方部1gとの2段に分割可能な引出し台の台本体と、高さ調節用の積重プレート1hとから構成されている。一実施例においては、積重プレート1hは、例えば、数ミリメートルから数センチメートルの厚さを有する。
図18(b)は、上方部1fと下方部1gとを合わせた引出し台の台本体の状態で、図18(c)は、例えば2枚の積重プレート1hを上方部1fと下方部1gとの間にセットさせている状態である。従って、引出し台の台本体の台高は、図18(b)よりも図18(c)の方が高くなる。
図19は、引出し台どうしを接続している状態を示しており、図19(a)は、接続棒1iによって引出し台の台本体1どうしを接続した状態である。接続棒1iは着脱自在になっている。
図19(b)は、接続棒1iにより引出し台の台本体1どうしを接続する前の状態であり、台本体1どうしの接続は、接続棒1iをそれぞれの台本体1の接続部1jに挿入し、固定ねじ1kを締め付けることで台本体1どうしを接続することができる。
また、接続した引出し台の台本体1間を調節する場合は、台本体1の接続部1jに挿入している接続棒1iの挿入度合いを変えることにより、すなわち、図19(c)の左図に示すように、一方または両方の引出し台の台本体1を、接続棒1i上を移動(接近方向/離間方向)させることで、引出し台の台本体1間を調節することができる。図19(c)の右図は、左図に示したそれぞれの台本体1を接近方向に移動させて、台本体1間を狭くした状態を示している。
なお、本実施例に示しているように、2本(2本以上でもよい)の接続棒1iによって引出し台の台本体1どうしを接続しているが、引出し台の台本体1どうしをしっかりと接続できれば、接続棒1本で引出し台の台本体1どうしを接続してもよい。接続棒による引出し台の台本体1どうしの接続部は、概ね中央部部がよいが、勿論、この部分に限定するものではなく、接続棒の形状や接続形態によって所望の部分(引出し台の台本体1の端部寄りなど)にて接続すればよい。
1…台本体
1a…係合部
1b…溝部
1c…下部
1d…内壁
1e…内壁
1f…上方部
1g…下方部
1h…積重プレート
1i…接続棒
1j…接続部
1k…固定ねじ
2…スライダ
2a…通孔
2b…支持部材
2c…軸
2d…移動規制部材
2e…スライダブレーキ
2f…ばね
2g…ブレーキシュー
2h…端部
3…切欠き部
4…防水パン
4a…台座
4b…側壁
4c…隔壁
5…突出部
6…接続具
6a…ハンドル
7…車輪
8…モータ
9…板歯
10…歯車
11…ねじ軸
12…ねじ体
13…固定用ねじ
14…エンドレスベルト
15…プーリ
16…プーリ
17…接続部材
18…リール
19…ロープ
20…スライダ移動機構部装置
20a…移動機構部
20b…係合片
21…前脚
22…洗濯機
22…前脚
23…ローラ部
23a…支持脚
24…内壁
25…スリット
26…ローラ
27…スクリュージャッキ
28…キャスタ
29…キャスタベース
29a…突出部
29aa…突出部
29b…突出部
29c…切欠き部
29d…積重プレート
29e…切欠き部
29f…固定棒
30…支持台
30a〜30h…支持台
30i…受け部
30j…案内柱
30k…切欠き部
50…洗濯機
51…後脚
52…前脚

Claims (20)

  1. 洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座または防水パンの隔壁に係合可能な係合部が設けられていることを特徴とする洗濯機の引出し台。
  2. 上記係合部は、引出し台の下部から上方に向かって形成されている切欠き部であることを特徴する請求項1に記載の洗濯機の引出し台。
  3. 上記係合部は、引出し台の長手方向の端部または引出し台の短手方向の側部に設けられている突出部であることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の引出し台。
  4. 上記引出し台に、該引出し台上を進退移動可能な上記洗濯機の前脚を載せるためのスライダが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の引出し台。
  5. 上記スライダは、上記防水パンの前側に備える洗濯機の前脚が載置される左右の台座にそれぞれ対応させて上記引出し台がセットされた際、それぞれの引出し台のスライダどうしが、接続具によって接続可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  6. 上記接続具に、ハンドル部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の洗濯機の引出し台。
  7. 上記スライダに車輪が設けられており、該車輪は、自由回転または該スライダに設けられている駆動機構部によって回転するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  8. 上記スライダに、上記引出し台に設けられている歯部と歯合している歯車が設けられており、該歯車は、該スライダに設けられている駆動機構部によって回転するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  9. 上記スライダは、上記引出し台に設けられているスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、
    該スライダ移動機構部は、
    駆動手段によって回転するように構成されたねじ軸と、
    該ねじ軸に螺合しているねじ体と、
    から構成され、
    上記ねじ体に、上記スライダが接続されることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  10. 上記スライダは、上記引出し台に設けられたスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、
    該スライダ移動機構部は、
    駆動手段によって回転するように構成されたエンドレスベルトと、
    該エンドレスベルトに固定された接続部材と、
    から構成され、
    上記接続部材に、上記スライダが接続されることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  11. 上記スライダは、上記引出し台に設けられたスライダ移動機構部の作動により移動するようになっており、
    該スライダ移動機構部は、
    駆動手段によって回転するように構成されたロープ体を巻回したリールによって構成され、
    上記ロープ体に、上記スライダが接続されることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  12. 上記ロープ体が上記リールに巻き取られる際に、弾性エネルギを蓄積するように構成されている付勢手段が、上記スライダ移動機構部に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の洗濯機の引出し台。
  13. 上記スライダ移動機構部が独立したスライダ移動機構部装置であり、該スライダ移動機構部装置は、上記引出し台に装着し、あるいは上記引出し台の近傍に設置して使用可能に構成されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の洗濯機の引出し台。
  14. 上記スライダに、前傾させた洗濯機を支持するための支持部材が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の洗濯機の引出し台。
  15. 上記支持部材が受ける圧力の大きさに応じてスライダの制動状態が解除されるように構成されているスライダブレーキが、上記スライダに設けられていることを特徴とする請求項14に記載の洗濯機の引出し台。
  16. 洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、
    該台高調節部は、
    キャスタが設けられたキャスタベースと、
    該キャスタベースを支持するベース支持台と、
    から構成され、
    上記キャスタベースは、上記ベース支持台によって支持される突出部が本体の両側にそれぞれ設けられ、且つ、それぞれの突出部は、上下方向の高さを異にして設けられており、
    上記ベース支持台は、引出し台の幅方向の左右それぞれの内壁に、上下方向に適当な間隔をあけて複数段設けられ、且つ、上記左右の内壁で非対称に設けられていることを特徴とする洗濯機の引出し台。
  17. 洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、
    該台高調節部は、
    キャスタが設けられたキャスタベースと、
    上記引出し台に設けられた上記キャスタベースを支持するベース支持台と、
    積重プレートと、
    から構成され、
    所望の枚数の上記積重プレートを、上記キャスタベースと上記ベース支持台との間にセットすることにより、引出し台の高さを調整することを特徴とする洗濯機の引出し台。
  18. 洗濯機の引出し台において、該引出し台に、防水パンの前側に備える洗濯機の前脚を載置する台座の高さに合わせて高さを調節するための台高調節部が設けられており、
    該台高調節部は、
    少なくとも2段に分割可能に構成された上記引出し台の上方部と下方部との間に、積重プレートを所望の枚数セットすることにより、引出し台の高さを調整することを特徴とする洗濯機の引出し台。
  19. 上記引出し台に、キャスタが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項18に記載の洗濯機の引出し台。
  20. 上記引出し台は、該引出し台を上記防水パンの前側に備える洗濯機の前脚が載置される左右の台座にそれぞれ対応してセットされた際、それぞれの引出し台どうしが、接続具によって接続可能に構成されていることを特徴とする請求項1,16,17,18のいずれかに記載の洗濯機の引出し台。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024021865A1 (zh) * 2022-07-29 2024-02-01 青岛海尔洗涤电器有限公司 衣物处理设备

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