JP3205368U - 電動鉛筆削り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造がコンパクトで、駆動が安定し、騒音が小さく、削り出したペン先の品質が良い電動鉛筆削り機を提供する。【解決手段】鉛筆挿入機構1と、鉛筆削り機構及び動力装置とを順に組み立てることによって構成された鉛筆削り機であって、鉛筆削り機構は刃フレームベース2と、刃フレーム3と、切削刃4とによって構成され、刃フレーム3の底部には金属接点10が固定され、金属接点10は刃フレーム3内に挿入されている。鉛筆の先端が削られると、ペン先が金属接点10に当接し、これによってモータ5の駆動が停止し、ひいてはモータ5が逆回転することにより鉛筆が送り出される。動力装置はモータ5と、電源と、減速機とからなり、減速機構は遊星減速機構であり、側面に開口を有しかつ開口側の全周に係止歯が設けられた筒体6と、筒体6内に配置された太陽歯車と、減速片8とを含む。太陽歯車はモータ主軸に固定され、減速片8における遊星歯車は太陽歯車に噛み合う。【選択図】図1

Description

本考案は、文具用品に関し、特に電動鉛筆削り機に関する。
電動鉛筆削り機は文具用品において一般的なものであって、伝統的な電動鉛筆削り機はその駆動歯車が比較的に分散しており、このような設計により電動効率が不安定で、占用体積が大きく、騒音も比較的に大きい。また、從來の電動鉛筆削り機を使用する際に、鉛筆の先端が鉛筆止めブロックに当接すると、制御器が設けられていないため、モータが継続的に回転されこれにより、ペン先は、摩耗が激しく比較的に太くなっていた。
本考案は、上記のような電動鉛筆削り機に存在する課題を解決するためになされたものであって、その目的は構造がコンパクトで、駆動が安定し、騒音が小さく、削り出されたペン先の品質が良い電動鉛筆削り機を提供することにある。
本考案の他の目的は、信号の伝達を確実に行う電動鉛筆削り機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記の目的を実現するために、本考案は、鉛筆挿入機構と、鉛筆削り機構と、動力装置とを順に組み立てることによって構成された電動鉛筆削り機であって、前記鉛筆削り機構は刃フレームベースと、刃フレームベース内に配置された刃フレーム及び切削刃によって構成され、前記動力装置は、モータと、モータに動力を供給する電源と、モータに接続された減速機構とによって構成される前記電動鉛筆削り機において、前記減速機構は、側面に開口を有する筒体と、筒体の中に配置された太陽歯車、減速片とを含む遊星減速機構であり、前記太陽歯車はモータの主軸に接続され、前記減速片は前記太陽歯車に接続されている。上述した遊星減速機構における太陽歯車と減速片により動力の伝達が実現され、全体の構造がよりコンパクトになり、歯車間の摩擦音も低減され、駆動効率もより向上させることができる。
減速片の好ましい方案として、前記減速片は、円柱体を呈し、その底部には複数の遊星歯車が設けられ、前記遊星歯車は太陽歯車に噛み合うようにした。この構成によれば、全体の構造が簡単で頑丈である。
減速片使用の好ましい方案として、複数の前記減速片が使用可能であり、複数の前記減速片を使用するとき、底部における減速片の先端に太陽歯車を追加して設ける。
駆動音を更に低減するために、前記減速片は中空である。
本考案の他の技術問題を解決するために、減速片と刃フレームとの間には金属接点が更に設けられ、金属接点はワイヤを介して制御器に接続され、制御器は電源に接続されている。上記の設計により、ペン先が金属接点に当接すると、電源が直ちに切断される。
電源の好ましい方案として、前記電源はリチウム電池により供給される。
減速片の好ましい方案として、前記筒体の内側全周に係止歯が設けられている。
從來の技術に比べて、本考案の利点は、全体の構造がよりコンパクトで、駆動効率がより高く、駆動騒音がより低く、鉛筆の削りが完了した後に、ペン先の摩耗が激しくなることが防止でき、給電装置も繰り返し使用可能である点である。
本考案における電動鉛筆削り機構造の模式図である。 本考案における減速機構の組み立て模式図である。 図2の半断面図である。 本考案における減速片の構造模式図である。
図1のように、本考案における電動鉛筆削り機は、上から下に鉛筆挿入機構1と、鉛筆削り機構と、動力装置とが順に組み立てられることにより構成され、上記の鉛筆挿入機構1は、中国特許番号:ZL201420634470.9に公開された鉛筆削り機の自動鉛筆挿入機構を採用している。また、上記の鉛筆挿入機構は、從來技術であり、且つ本考案の保護範囲外であるため、詳細な説明は省略する。上記の鉛筆削り機構は、刃フレームベース2と、刃フレームベース2の内部に配置された刃フレーム3及び切削刃4とからなり、切削刃4は刃フレーム3に固定されている。また、刃フレームベース2の中央位置に金属接点10が固定され、金属接点10が刃フレーム3内に挿入されている。鉛筆が削られると、ペン先が金属接点10に当接することによって、モータ5の駆動が停止され、この停止は、ワイヤを介して金属接点10が制御器に接続され、制御器が電源に接続されることによって実現される。
図2及び図3に示すように、上記動力機構は、モータ5と、モータ5の動力を供給する電源と、モータ5に接続される減速機構とから構成されている。また、上記の減速機構は、側開口と開口側との全周に係止歯が形成されている筒体6と、筒体6内に配置された太陽歯車7と、3つの減速片8とから構成されている。太陽歯車7は、モータ主軸に固定され、減速片8は中空の円柱体を呈し、その底部には2つの遊星歯車9が固定されている。図4に示すように、遊星歯車9は太陽歯車7に噛み合うように使用され、もちろん、減速片8は単一で使用してもよく、複数個で使用してもよい。複数の減速片8を使用する場合には、底部における減速片8の先端に太陽歯車7を追加して設けられる必要がある。
上記の電源は、リチウム電池により給電することが好ましい。
電動鉛筆削り機により鉛筆を削る際に、リチウム電池により給電することによってモータ5が駆動され、モータ5の主軸はその上に固定された太陽歯車7を回転させ、太陽歯車7は減速片8上の遊星歯車9を回転させる。減速片8の回転によって金属接点10と刃フレーム3が駆動されることによって、鉛筆が鉛筆挿入機構1から刃フレーム3の内部に挿入されることで鉛筆の削りを実現し、ペン先が金属接点10に当接すると、モータ5は回転を停止し、鉛筆削りを完了する。
上記の構造を採用することによって、構造をよりコンパクトとし、生産コストを削減するだけでなく、遊星減速機構の作用により、駆動効率がより高く、駆動音がより小さくなっている。また、金属接点10はその信号伝達が迅速であるため、鉛筆削りが終了した後にペン先が激しく摩耗することを防止できるとともに、給電装置も繰り返し使用することができる。
上記の明細書における開示及び教示に基づき、本実用新案が属する領域の技術者は上記実施形態に対して適宜に修正及び変更してもよい。従って、本実用新案は、上記の開示及び記述した具体的な実施形態に限定されるものではなく、本実用新案に対する修正及び変更は本実用新案の権利の保護範囲内に含まれるべきである。更に、明細書において、特定の技術用語或いは名称を使用しているが、これらの技術用語或いは名称は説明の便宜上を図るためのものであって、本実用新案の構成を限定するものでない。
1…鉛筆挿入機構、2…刃フレームベース、3…刃フレーム、4…切削刃、5…モータ、6…筒体、7…太陽歯車、8…減速片、9…遊星歯車、10…金属接点。

Claims (7)

  1. 鉛筆挿入機構と、鉛筆削り機構と、動力装置とを順に組み立てることによって構成された電動鉛筆削り機であって、前記鉛筆削り機構は刃フレームベースと、刃フレームベース内に配置された刃フレーム及び切削刃とによって構成され、前記動力装置は、モータと、モータに動力を供給する電源と、モータに接続された減速機構とによって構成される前記電動鉛筆削り機において、
    前記減速機構は、側面に開口を有する筒体と、筒体の中に配置された太陽歯車、減速片とを含む遊星減速機構であり、前記太陽歯車は、モータの主軸に接続され、前記減速片は、前記太陽歯車に接続されていることを特徴とする電動鉛筆削り機。
  2. 前記減速片は、円柱体を呈し、その底部には複数の遊星歯車が設けられ、前記遊星歯車は前記太陽歯車に噛み合うことを特徴とする請求項1に記載の電動鉛筆削り機。
  3. 複数の前記減速片が使用可能であり、複数の前記減速片を使用するとき、底部における減速片の先端に太陽歯車を追加して設けることを特徴とする請求項1または2に記載の電動鉛筆削り機。
  4. 前記減速片は、中空であることを特徴とする請求項3に記載の電動鉛筆削り機。
  5. 減速片と刃フレームとの間には、金属接点が更に設けられ、金属接点は、ワイヤを介して制御器に接続され、制御器は電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動鉛筆削り機。
  6. 前記電源は、リチウム電池により供給されることを特徴とする請求項1または5に記載の電動鉛筆削り機。
  7. 前記筒体の内側全周に係止歯が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動鉛筆削り機。
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