JP3205159U - ダニ駆除用スプレー - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッドマットレスやソファ等の被覆型家具の内部に直接ダニ駆除剤を噴霧することが可能なダニ駆除用スプレーを提供する。【解決手段】少なくともダニ駆除剤が充填された容器121と、内部に貫通穴を備えるスプレーニードル103、及び、内部にダニ駆除剤を導通させる貫通穴を有し、前記貫通穴の一方の開口が前記スプレーニードル103に接続され、他方の開口が前記容器121の放出部123に接続され、操作ボタン111を含む本体部105、を具備するノズル101と、から構成され、前記操作ボタン111を押し下げることにより前記容器121内の前記ダニ駆除剤を前記本体部105を介して前記スプレーニードル103から被覆型家具の内部に噴霧可能であること、を特徴とするダニ駆除用スプレー。【選択図】図6

Description

本考案は、被覆型家具内部に直接ダニ駆除剤を噴霧可能なダニ駆除用スプレーに関する。
一般にダニと総称される節足動物門鋏角亜門クモ網ダニ目は、約2万種が存在しており、生態及び形態において非常に多様性を有する生物であるが、相対的に小さく、人間や動物の身体に付着して吸血等を行う有害な生物である。
なかでも、人間の生活において最も身近な存在となるヒョウヒダニは、人間や動物から直接的な吸血は行わないが、寒暖を問わず年中活動を行うダニであり、人間のフケや垢、その他有機物を摂食しつつ被覆型家具で生息及び繁殖を行う。
上記ダニは、特に温度20〜30℃、湿度60%〜80%の高温多湿状況で活発的な繁殖を行う傾向があり、人間が就寝時に使用する寝具は非常にダニの繁殖に適した環境であると言える。ダニが寝具や家具等で大量に発生すると、死骸及び糞等を吸い込んだ人間はアレルギー性疾患を引き起こす恐れがある。
ダニは肉眼で確認することが不可能な程微細な生物であるため、直接的に接触して駆除を行うことは困難である。このため、従来はダニの駆除を可能とするダニ駆除剤(ダニ忌避成分を含む)を、スプレー等を用いて被覆型家具の表面に噴霧し、当該ダニの駆除を行っていた(例えば特許文献1参照)。
特開平6−284846号公報
しかしながら、従来におけるダニの駆除方法では、被覆型家具の表面部にのみダニ駆除剤又はダニ忌避成分を噴霧することになり、内部に侵入したダニに直接ダニ駆除剤を噴霧することができないという問題があった。
そこで、本考案は、上記問題に鑑みて創作されたものであり、被覆型家具において、内部に直接ダニ駆除剤を噴霧することが可能なダニ駆除用スプレー(防ダニスプレー)を提供する。なお、本考案における「被覆型家具」とは、寝具又はファブリックを表面に備える家具等のことをいい、具体的にはベッドマットレスやソファ等が挙げられる。
上記の課題を解決すべく、本考案は、
少なくともダニ駆除剤が充填された容器と、
内部に貫通穴を備えるスプレーニードル、及び、内部にダニ駆除剤を導通させる貫通穴を有し、前記貫通穴の一方の開口が前記スプレーニードルに接続され、他方の開口が前記容器の放出部に接続され、操作ボタンを含む本体部、を具備するノズルと、で構成され、
前記操作ボタンを押し下げることにより前記容器内の前記ダニ駆除剤を前記本体部を介して前記スプレーニードルから被覆型家具の内部に噴霧可能であること、
を特徴とするダニ駆除用スプレーを提供する。
このような構成を有する本考案のダニ駆除用スプレーによれば、ノズル内部に備わった貫通穴が、当該ノズルに接続されたスプレーニードルと、容器の放出部と、を連通させており、当該容器が内部に備えるダニ駆除剤をスプレーニードルから外部に噴霧することができる。また、スプレーニードルは、スプレーニードルは金属製で細長い形状を有することから被覆型家具における任意の場所に刺すことができ、これによって当該被覆型家具の内部にダニ駆除剤を噴霧することが可能となる。
上記のような構成を有する本考案のダニ駆除用スプレーにおいては、更に、前記スプレーニードルの先端が、テーパー面を有する形状であること、が望ましい。
また、前記スプレーニードルの先端が、長さ方向に対して略垂直のカット面を有すること、が望ましい。
このような構成を有する本考案のダニ駆除用スプレーによれば、スプレーニードル103の先端部がテーパー面を有する形状となることで、当該先端部が鋭く尖り、被覆型家具に対して、スプレーニードル103を容易に刺すことができる。また、当該テーパー面に長さ方向に対して略垂直のカット面を備えることで、当該スプレーニードル103の先端部における鋭さを調節することができる。
また、上記のような構成を有する本考案のダニ駆除用スプレーにおいてはさらに、
前記ノズルが、
内部に貫通穴を備えるスプレーニードルと、
前記スプレーニードルにおける一方の端部を把持し、噴霧口及び基点を具備する接続具と、
内部に前記ダニ駆除剤を導通させる導体部を有し、前記基点を縦方向に回転可能に把持して前記導体部における一方の開口を前記接続具に接続し、他方の開口となる接続孔が前記容器の放出部に接続され、前記接続具の横方向における移動を防止するニードル固定部を具備し、前記導体部と共に上下動を行う操作ボタンを具備する、本体部と、により
構成されることが好ましい。
この場合、前記接続具が、前記基点を軸に縦方向に回転することで、前記スプレーニードル又は前記噴霧口を任意に選択可能で、前記操作ボタンを押し下げることにより、前記容器内の前記ダニ駆除剤を前記本体部を介して前記スプレーニードル又は前記噴霧口から被覆型家具の内部及び外部に前記ダニ駆除剤を噴霧可能である。
このような構成を有する本考案のダニ駆除用スプレーによれば、本体部の内部に具備された導体部によって容器の放出部と、接続具と、スプレーニードルと、を連通させている。また、当該接続具は本体部が具備するスリット状のニードル固定部を介して導体部と接続されているため、導体部に接続された操作ボタンを押し下げる際に、接続具及びスプレーノズルが横方向にブレることなく縦方向にのみ移動することができる。
接続具における本体部側の端部は、該接続具の長手方向に対して垂直に繋がった円筒形状となっており、当該本体部側の端部と、導体部と、の接点に、基点及び一般的な噴霧口を具備している。当該基点を用いて接続具と、導体部と、を接続することによって、接続具は基点を軸に縦方向に回転可能な機構を有することになり、スプレーニードル又は一般的な噴霧口を選択して被覆型家具の内部及び外部にダニ駆除剤を噴霧することができる。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1における概要を示す斜視図である。 本実施形態のダニ駆除用スプレー1の詳細を説明する図であり、図2(a)は、接続具9を容器21の長手方向に対して略垂直に位置させた側面において一部を断面視した部分断面図であり、図2(b)は、接続具9を容器21の長手方向に対して略水平に位置させた側面において一部を断面視した部分断面図である。 図3は本実施形態のダニ駆除用スプレー1の内部構成を示す断面図である。 図1(a)及び(b)に示したスプレーニードル3における先端部の一例を示した模式図である。 図4は、図1(a)及び(b)に示したスプレーニードル3における先端部の他の例を示した模式図である。 図6はシンプルに構成した本実施形態のダニ駆除用スプレー101の概要を示す側面図である。 本実施形態のダニ駆除用スプレー1を用いてベットマットレス31内部にダニ駆除剤を噴霧する状態を示した模式図である。 図5に示したベットマットレス31内部に刺さったスプレーニードル3における状態を示した断面図である。
以下、本実施形態に係るダニ駆除用スプレー1の実施形態について、図1〜図8を参照しながら詳細に説明する。但し、本実施形態は図示されるものに限られず、また、各図面は本実施形態を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。更に、以下の説明では、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。
図1を用いて本実施形態のダニ駆除用スプレー1における概要について説明する。図1は、本実施形態のダニ駆除用スプレー1の斜視図であり、大きく分類してノズル1と容器21とを含んでいる。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、被覆型家具に付着して繁殖するタイプにおけるダニの駆除を目的としたものであって、特に厚さを有するベッドマットレス31やソファの内部に侵入及び繁殖したダニの駆除を可能とするものである(図7及び図8参照)。
図1に示すとおり、本実施形態のダニ駆除用スプレー1においては、ノズル1の部分を、金属製の缶内部に液体のダニ駆除剤と、高圧ガスと、を充填し、機械的な運動(使用者の指等における運動)を用いて当該高圧ガス及び液体のダニ駆除剤を缶外部に放出する一般的な容器21の部分と接続して使用する。容器21にはダニの駆除等に用いる種々の薬剤を充填して使用することができ、例えば、ハーブエキス等の忌避成分を含む薬剤が挙げられる。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、主として、ダニ駆除用スプレー1の先端部となるスプレーニードル3と、本体部5と、スプレーニードル3を把持して本体部5と接続する接続具9と、本体部5に備えられ、使用者が容器21内部における液体のダニ駆除剤を外部に放出して噴霧する際に操作するための操作ボタン11と、で構成されている。
スプレーニードル3は、ステンレスを用いて構成された外径略1mmの金属管であり、容器21のダニ駆除剤を導通させるための貫通穴が長手方向における内部に備わっている。本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、当該スプレーニードル3を被覆型家具における所望の場所に刺して当該被覆型家具の内部に容器21のダニ駆除剤を噴霧することができる。なお、スプレーニードル3における先端部の詳細については後項で記載する。
次に図2(a)及び(b)を用いて本実施形態のダニ駆除用スプレー1における詳細について説明する。図2は、本実施形態のダニ駆除用スプレー1の詳細を説明する図であり、図2(a)は、接続具9を容器21の長手方向に対して略垂直に位置させた側面において一部を断面視した部分断面図であり、図2(b)は、接続具9を容器21の長手方向に対して略水平に位置させた側面において一部を断面視した部分断面図である。
本体部5は略円筒状の樹脂成型部品であり、下方部に設けられた開口を用いて容器21と接続する。また、当該本体部5は導体部13を内部に備えており、当該導体部13と、スプレーニードル3と、を接続することで容器21から放出されたダニ駆除剤を当該スプレーニードル3に導通させることができる。
また、本体部5は、スプレーニードル3及び接続具9における移動方向を強制するスリット形状のニードル固定部7を有し、当該ニードル固定部7を介してスプレーニードル3及び接続具9を導体部13に接続させている。これにより、操作ボタン11と連動して縦移動する導体部13の動きに合わせ、スプレーニードル3及び接続具9の横ブレを抑えつつ縦移動をさせることができる。
接続具9は、スプレーニードル3を把持して本体部5のニードル導体部13と接続するための樹脂部材であり、内部にスプレーニードル3を挿入して把持するための略円筒状における貫通穴が備わっている。接続具9における本体部5側の端部は、該接続具9の長手方向に対して垂直に繋がった円筒形状となっており、当該本体部5側の端部と、本体部5の導体部13と、の接点に、基点19及び一般的な噴霧口17を具備しており、当該基点19により接続具9と、導体部13と、が接続されている。これによって、接続具9は基点19を軸にして縦方向に回転可能な機構を有することになり、スプレーニードル3の長手方向を容器21と略平行に沿わせて収納可能に構成される。また、接続具9の回転位置によりスプレーニードル3と、一般的な噴霧口17と、を選択して使用することが可能であり、被覆型家具の内部及び外部にダニ駆除剤を噴霧することができる。
操作ボタン11は、使用者がダニ駆除剤を噴霧する際に指等を用いて操作するための本体部5に備わったプッシュ式ボタンであり、当該操作ボタン11の下部は本体部5内部の導体部13に接続されている。また、当該操作ボタン11は接続部10のみで本体部5と繋がっており、当該接続部10がたわむことによって、操作ボタン11が本体部5から離れることなく上下に運動可能である。
次に、図3を用いて本実施形態のダニ駆除用スプレー1における内部構成について詳細に説明する。図3は本実施形態のダニ駆除用スプレー1の内部構成を示す断面図である。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1における内部構成は、容器21の内部から該容器21が備える放出部23に繋がり、該放出部23は本体部5内部の導体部13における下方に開口した接続孔15を介して当該導体部13に接続されている。導体部13は略L字形状に構成されており、容器21及び放出部23から放出されたダニ駆除剤は当該導体部13によって進路を変更する。
また導体部13は、上述したとおり上部に操作ボタン11が備わっており、当該操作ボタン11が使用者により押圧されることで、当該導体部13を下方向に移動させる力が作用する。これにより、導体部13に接続されている放出部23が容器21内部側へ押圧され、容器21内部の高圧ガス及びダニ駆除剤が放出部23から放出されることになる。
導体部13におけるもう一方の端部はニードル固定部7を通ってスプレーニードル3を把持した接続具9に繋がっており、当該導体部13内部に到達したダニ駆除剤をスプレーニードル3又は噴霧口17に送り出すことができる。上述したとおり、接続具9は基点19を軸にして縦方向に回転可能な機構を有し、スプレーニードル3と、一般的な噴霧口17と、を選択してダニ駆除剤を噴霧可能であることから、当該接続具9の本体部5側における端部の内部と、導体部13の内部と、の接点となる穴は2つ設けられている。スプレーニードル3を容器21の長手方向に対して略垂直に位置させた場合は、ニードル用接点穴16が導体部13の内部と繋がり、スプレーニードル3を容器21の長手方向に対して略水平に位置させた場合は、噴霧口用接点穴18が導体部13の内部と繋がる。なお、ニードル用接点穴16及び噴霧口用接点穴18は、逆止弁(図示なし)が具備され、導体部13の内部と繋がっていない状態においては外部にダニ駆除剤を漏らさない。
次に、スプレーニードル3の先端部の構造について詳細に説明する。上述のとおり、本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、被覆型家具となる厚さを有するベッドマットレス31やソファの内部に侵入及び繁殖したダニの駆除を行うものであり、当該被覆型家具にスプレーニードル3を刺して内部に直接ダニ駆除剤を噴霧するものであるから、スプレーニードル3は、所定の直径又は略針状に加工された先端部を有する必要がある。
図4を用いて略針状に加工したスプレーニードル3における先端部の構造について詳細に説明する。図4は、図1に示したスプレーニードル3における先端部の一例を示した模式図である。
図4に示すとおり、スプレーニードル3の先端部は、片方にテーパー面を有する形状となる。これにより、スプレーニードル3の先端部が略針状となって鋭く尖り、被覆型家具に対して当該スプレーニードル3を容易に刺すことが可能となる。
続いて、図5を用いて略針状に加工したスプレーニードル3の先端部の他の構造について説明する。図5は、図1に示したスプレーニードル3における先端部の他の例を示した模式図である。
スプレーニードル3の先端部を完全に鋭く尖らせると、使用する際に使用者が誤って身体を傷付けてしまう恐れがある。このような場合においては、当該スプレーニードル3のテーパー面の先端部に長さ方向に対して略垂直のカット面を備えることで、当該スプレーニードル103の先端部における鋭さを意図して低減させるのが好ましい。これにより、スプレーニードル3の先端部における鋭さを調節することができ、スプレーニードル3が人体に刺さる等における使用上の危険性を緩和することが可能である。
また、本実施例のダニ駆除用スプレー1における保管時は、円筒状のスプレーニードル保護材(図示せず)をスプレーニードル3における先端部に被せて被覆し、安全性を確保することが想定される。
次に、図6を用いてシンプルに構成した本実施形態の変形例に係るダニ駆除用スプレー101の概要について説明する。図6はシンプルに構成した本実施形態のダニ駆除用スプレー101の概要を示す側面図である。
本変形例のダニ駆除用スプレー101は、シンプルな構造を用いて構成することも想定されている。図6に示すとおり、操作ボタン111を兼ねた本体部105が主部品として構成されており、当該本体部105が、スプレーニードル103と、容器121の放出部123と、に直接接続されている。本体部105内部については、該本体部105内部が放出部123と、スプレーニードル103と、を中継接続するのみとなっており、外部及び内部の双方においてシンプルな構造により構成されている。
即ち、本変形例に係るダニ駆除用スプレー101は、少なくともダニ駆除剤が充填された容器121と、内部に貫通穴を備えるスプレーニードル103、及び、内部にダニ駆除剤を導通させる貫通穴を有し、貫通穴の一方の開口が前記スプレーニードル103に接続され、他方の開口が容器121の放出部123に接続され、操作ボタン111を含む本体部105、を具備するノズル101と、で構成され、操作ボタン111を押し下げることにより容器121内の前記ダニ駆除剤を本体部105を介してスプレーニードル103から被覆型家具の内部に噴霧可能である。
次に、図7を用いて本実施形態のダニ駆除用スプレー1における使用方法について詳細に説明する。本実施形態では、本ダニ駆除用スプレー1を用いてベッドマットレス31の内部にダニ駆除剤噴霧する方法を代表して説明する。図5は、本実施形態のダニ駆除用スプレー1を用いてベットマットレス31内部にダニ駆除剤を噴霧する状態を示した模式図である。
まず、使用者は本実施形態のダニ駆除用スプレー1におけるスプレーニードル3を把持し、接続具9と、導体部13と、における基点19を軸にして当該スプレーニードル3を縦方向に回転させ、容器21の長手方向に対して略垂直となる様に方向を変更させる。この時、スプレーニードル3にスプレーニードル保護材が被覆されている場合は、当該スプレーニードル保護材をスプレーニードル3の先端部から引き抜く。
次に、使用者はベットマットレス31を地面に対して略水平に配置し、当該ベットマットレス31の四側面において本実施形態のダニ駆除用スプレー1が使用できるスペースを確保する。
続いて、ベットマットレス31におけるダニ駆除剤の噴霧箇所を任意に決定し、当該噴霧箇所に対して本実実施形態のダニ駆除用スプレー1を略平行に保ちつつ接近させ、スプレーニードル3の先端部を噴霧箇所に当接させる。
スプレーニードル3の先端部を噴霧箇所に刺し、徐々にベッドマットレス31内部に当該スプレーニードル3を挿入する。スプレーニードル3の先端部をベッドマットレス31内部における所望の位置まで挿入が完了した後、使用者は本体部5に備えられた操作ボタン11を指で押圧し、ベッドマットレス31内部にダニ駆除剤を噴霧する。
使用者は、噴霧箇所を変更しつつ上記までの工程を繰り返してベッドマットレス31内部にダニ駆除剤の噴霧を行うことで、当該ベッドマットレス31の内部全体にダニ駆除剤を噴霧することが可能となる。
また、図8に示すとおり、ベッドマットレス31内部がスプリング等の硬質な部品で構成されている場合においても、本実施形態のダニ駆除用スプレー1のスプレーニードル3が細く硬質であるため、スプリングの隙間を通過させて所望の位置にダニ駆除剤を噴霧することが可能である。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、種々の寝具及びファブリックを表面に備えた家具等に幅広く使用することができ、従来は困難であった寝具及びファブリックを表面に備えた家具等の内部におけるダニの駆除を可能とする。
以上、本実施形態の代表的な実施形態について図面を参照しつつ説明してきたが、本実施形態は、これらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の精神及び教示を含みつつその他の改良や変形が可能であり、改良した態様や変形した態様は全て本実施形態の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記の実施形態においては、容器21,121が金属製の缶で構成されている態様について説明したが、樹脂製の容器であっても構わない。
本実施形態のダニ駆除用スプレー1は、容器21から放出されたダニ駆除剤を、内部に貫通穴を有する金属製の細長いスプレーニードル3における先端部から放出可能な構造を有し、当該スプレーニードル3を被覆型家具に刺して、内部に直接ダニ駆除剤を噴霧可能とするものである。
1 ダニ駆除用スプレー
3 スプレーニードル
5 本体部
7 ニードル固定部
9 接続具
10 接続部
11 操作ボタン
13 導体部
15 接続孔
16 ニードル用接点穴
17 噴霧口
18 噴霧口用接点穴
19 基点
21 容器
23 放出部
31 ベッドマットレス
101 ノズル
103 スプレーニードル
105 本体部
111 操作ボタン
121 容器
123 放出部

Claims (3)

  1. 少なくともダニ駆除剤が充填された容器121と、
    内部に貫通穴を備えるスプレーニードル103、及び、内部にダニ駆除剤を導通させる貫通穴を有し、前記貫通穴の一方の開口が前記スプレーニードル103に接続され、他方の開口が前記容器121の放出部123に接続され、操作ボタン111を含む本体部105、を具備するノズル101と、
    で構成され、
    前記操作ボタン111を押し下げることにより前記容器121内の前記ダニ駆除剤を前記本体部105を介して前記スプレーニードル103から被覆型家具の内部に噴霧可能であること、
    を特徴とするダニ駆除用スプレー。
  2. 前記スプレーニードル103の先端が、テーパー面を有する形状であること、を特徴とする請求項1に記載のダニ駆除用スプレー。
  3. 前記スプレーニードル103の先端が、長さ方向に対して略垂直のカット面を有すること、を特徴とする請求項2に記載のダニ駆除用スプレー。








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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020111071A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 アース製薬株式会社 匍匐害虫の防除方法および匍匐害虫防除用エアゾール装置

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