JP3204860U - 植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】短期間留守をする時に代って自動給水が出来、軽くて堅牢で全天候型である、メンテナンスフリーの植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器を提供する。【解決手段】パイプに微小径の孔3を数個開けたものを密封型取水箱2に組み込んで点滴を作りだす。植木鉢に必要な最低限度の給水をする為の流量の調整は、パイプを指で摘んで左右に回転させ点滴が出てくる孔の数で決める。水源からの通流は大気圧によって水が自動的にチューブの中を流れるサイフォン式の原理を採用していることから水源の容量が大きいほど長時間に亘り自動給水が出来る。【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
屋内外に於いて多種類の植木を育て楽しむ家庭が非常に多い昨今、植木への給水は生育上欠かせられない事は周知のとおりである。特に夏場は数日間留守をしただけでも植木が枯れてしまう事がある。従って留守中の数日間の自動給水を目的として、それぞれの植木に必要な給水量を的確に自動給水ができ且つ複数の給水器をチューブで連結する事によって更に植木鉢を増やす事がでる、又小型軽量で取り扱いも簡単、更に構造は全天候型で低コスト、メンテナンスフリーを実現した、植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器に関するものである。
植木鉢等への自動給水装置については多くの種類が発売され或いは紹介されているが、特に数日間の留守中を目的とした給水装置は少ない、有っても給水容量が数日間分有るのかどうかが不安である。更に給水装置を連結して使う事で植木鉢を増やす事が出来て且つそれぞれの植木鉢への給水量の設定も出来る、しかも制御装置や電源等は一切無く、数日間に亘る給水が十分に出来る給水装置に関しては、先行技術文献等では見当たらない。
特開2003−47352(P2003−47352A)
現代は少子高齢化の時代、老人の独り暮らしや未婚の成人男女の増加は今や大きな社会問題である。その様な孤独感のある社会環境の中で一時の癒しを求めて屋内外に植木鉢を置いて生育を楽しむ人々が非常に多い事は周知の事実である。
植木を育てるには、毎日水をやらなければならず留守にはできない。しかし冠婚葬祭、孫の世話、短期入院、小旅行等で止むを得ず数日間留守をしなければならない、その様な時の急場を凌ぐための自動給水器が必要不可欠である。自動給水器は老若男女誰でも簡単に直ぐ使える事、製品は使う事情を鑑み当然低コストでなければならない。
更に自動給水器は屋内外の不特定の場所で使われるので全天候型で有る事、且つ故障の原因となる可動部や発熱部も無く堅牢である事、合わせて十分な給水容量を維持し、断水する事も無く信頼性が十分に有る事、更にメンテナンスフリーが求められる。
数日間の留守中の植木鉢への給水量は必要最低限で良い。つまり鉢の受け皿に水が溜ると植木の根の腐りや受け皿から水が溢れ出す事も心配である。植木鉢の受け皿に水が多く溜らない様にするには点滴を作り出し、植木鉢の容量、植木の種類に応じた給水量を設定する事である。それを可能にしたのが点滴を作る孔の数を変える事で給水量を簡単に調整ができる点滴発生孔付流量調整パイプの考案である、そのパイプを実装している事を特徴とする、植木鉢用サイフォン式点滴給水器を提供する。
本考案の器具構成は、取水道管部、点滴流出ノズル、密封型取水箱、点滴発生孔付パイプ(外周雄ネジ付)、外周雄ネジ付パイプとの嵌合用雌ネジ付四角形ナット、点滴流量調整時のパイプのねじ込み限界円形ストッパー、から成りこれらの器具を密封型取水箱に組み込み一体化したものである。また水源からの通流方式がチューブによる大気圧利用である事から考案の名称を、植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器とした。
本考案の幅は図1全体で約7センチ程度のもので軽くて堅牢且つ全天候型製品なので屋内外を問わず安心して使える。又連続可動部分や発熱する個所も無く故障の原因となる要素も無いのでメンテナンスフリーである。更に老若男女誰にでも取り扱いが出来しかも確実な給水ができる。
以下図面に基づいて説明する。点滴流量設定は図1の5のパイプの部分を指で摘み左右に回す事で、嵌合している雌ネジの上部よりパイプに開けた孔が幾つか出入りするので、点滴がパイプの中を通って6の点滴流出ノズルから、ゆっくりとポタリ、ポタリと垂れ落ちるのを自分の目で確かめながら必要とする流量設定が出来るので、給水量にミスする事が無く誰にでも出来るので安心である。
取水用外部チューブは図1の1及び1aに挿入し植木鉢への流出チューブは6に挿入する、密封型取水箱2の取付は水が満水していても非常に軽い事から2aの取付用パイプを利用して室内外の壁に掛けるなど、植木鉢の配置に合わせて容易に工夫ができる。又植木の根元にそのまま、図1の2密封型取水箱を置いても良いので取り扱いが便利である。
図3の実施例の様に、本考案のサイフォン式自動点滴給水器は図1の2密封型取水箱を複数個チューブで連結すると分散給水が出来る、従って低コストで設備が出来て且つ多種類の植木への給水の管理もしやすい。
本考案品は軽量且つ全天候型メンテナンスフリー製品であるので、屋内外の設置場所を気にせず使用が出来るので導入計画が立て易い。
本考案のサイフォン式自動点滴給水器の器具構成透視図 本考案のサイフォン式自動点滴給水器の点滴発生孔付パイプ外形図 本考案のサイフォン式自動点滴給水器の実施例(概念図)
以下図面に基づいて説明をする。図1の2密封型取水箱は文字通り完全密封型とする。箱自体は透明若しくは部分透明にして3の点滴発生孔が外から十分に見える様にする。
本考案の特徴である、点滴発生孔は自動点滴給水器の心臓部的機能を持つもので孔径は微小とする、つまり大気圧によって孔より点滴が生じるようにする。孔の数については落差よる水圧の変動も考慮する事が必要であり図2の通りパイプの長さ方向に等間隔で同じ孔を数個開ける。数個の孔は点滴で生ずる水量を基に給水流量調整用として使用する。
本考案の通流方式は、大気圧によって水が自動的にチューブの中を流れる、所謂サイフォンの原理を採用している事から、図3のT1、T2、T3、T4の各々の密封型取水箱は、水源P1、P2、P3、の高さより低い位置とする事、要するに水は高い方から低い方に流れるものであると理解をして実施例を参考に配置をする事。T0は補給水用に利用P2より低い。
密封型取水箱はチューブと共に水源より低い位置であれば多少お互いの高さが不揃いでも良い。但しT0の場合はP3がP2より低くければ良い。
図3の水源P1、P2、P3に関しては自宅にある容器で、留守中の給水の容量さえ有れば何でもよい。但しチューブが容器の底から外れたり、チューブの入り口から空気が流入したりする事が絶対にない様に固定をする事、又図3のT0、T4の密封型取水箱の使わない取水道管部の片方はEの通り必ず密封する事。
本考案品は大気圧程度の圧力に耐える製品であるので水道管に直結しては使えない。さらに水源との落差により水圧が高い時には使えない場合がある。
産業上の利用の可能性
本考案の植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器は植木鉢を使って草花、松、果樹等の生育を楽しんだり鑑賞したりしている人達が、留守をする時の悩みを具現化したもので全国津々浦々に亘り潜在需要は膨大である。
本考案品は、単純な製品構造並びに製品コストの安さの面から中小企業が製作するのに適している。疲弊する地方の中小企業の活性化に貢献が出来る。
また付帯設備として必要な、チューブ類や水源となる各種の容器類の需要の拡大が見込まれ製造業は元より流通部門、広告等のサービス産業にも貢献が出来る。
1 取水道管部(外部チューブとの接続部)
1a 連結用取水道管部
2 密封型取水箱
2a 密封型取水箱取付用パイプ
3 点滴発生孔
3a パイプの雄ネジ部分
3b 点滴発生孔付流量調整パイプ
3c 流量調整パイプの雄ネジ部分のねじ込み限界円形ストッパー
4 雄ネジ付パイプとの嵌合用雌ネジ付四角形ナット
5 点滴流量調整用パイプ操作部
6 点滴流出ノズル(外部チューブとの接続部)
A〜C 各種の植木鉢
E 取水道管部の流出口の密封
K 水道バルブ
P1〜P3 水源
S 吊り下げ用針金
T0 密封型取水箱を補給水用に利用
T1〜T4 密封型取水箱を連結した状態

Claims (3)

  1. 必要最低限の自動給水を行う為にパイプの上位部分より下方に向かって等間隔で微小径の孔を数個開けて点滴を作り出し、必要最低限の自動給水の設定は点滴が生ずる孔の数で決め、点滴の必要が無い時は孔の数を零にする事を特徴とする、植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器
  2. 同パイプの中位部分の外周には雄ネジを切り雌ネジ付ナットと気密性のある嵌合を行い、同パイプの下位部分を指で摘んで左右に回転させる事で孔数が変えられる事が出来る、点滴発生孔付流量調整パイプを密封型取水箱に組み込んでいる事を特徴とする、請求項1記載の植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器
  3. 通流は大気圧によって水が自動的にチューブの中を流れるサイフォン式の原理を採用したもので且つ動力や制御機器類は一切使用しないメンテナンスフリーを特徴とする、請求項1記載の植木鉢用サイフォン式自動点滴給水器
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH023241U (ja) * 1988-06-16 1990-01-10
JP2010112642A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Panasonic Corp 空気調和機
JP2010193805A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Putio:Kk ねじ式流量調節器および点滴灌水用ドリッパ

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