JP3204857U - エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置 - Google Patents

エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3204857U
JP3204857U JP2016600034U JP2016600034U JP3204857U JP 3204857 U JP3204857 U JP 3204857U JP 2016600034 U JP2016600034 U JP 2016600034U JP 2016600034 U JP2016600034 U JP 2016600034U JP 3204857 U JP3204857 U JP 3204857U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter member
thin film
air
internal cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016600034U
Other languages
English (en)
Inventor
ドンシェン ドン
ドンシェン ドン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beijing Winsunny Harmony Science and Technology Co Ltd
Original Assignee
Beijing Winsunny Harmony Science and Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beijing Winsunny Harmony Science and Technology Co Ltd filed Critical Beijing Winsunny Harmony Science and Technology Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3204857U publication Critical patent/JP3204857U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B23/00Filters for breathing-protection purposes
    • A62B23/06Nose filters

Abstract

【課題】人間の顔の皮膚に適合して密着し、隙間を介して汚染空気が人間の呼吸器系に入るのを回避し、フィルタリング効果を強化するエアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置を提供する。【解決手段】鼻用エアフィルタリング装置はエアフィルタアセンブリ1および鼻用装着部材2を備える。鼻用装着部材2の主要輪郭は、人間の鼻の輪郭に適合する。鼻孔を収容する鼻外部キャビティ22を形成するために人の鼻の周囲の皮膚で囲まれた1つの鼻接続ポート21と、エアフィルタアセンブリのフィルタ部材の内部キャビティと連通しているもう1つの外部接続ポート23の2つの開口部が設けられている。汚染空気は、エアフィルタアセンブリのフィルタ薄膜101によってフィルタ処理された後、フィルタ部材の内部キャビティを介して鼻外部キャビティ22に入り、人間の呼吸器系に供給される。【選択図】図25

Description

本願は、2013年6月4日に中国知識産権局に申請された中国特許出願番号201310217790.4「鼻用エアフィルタリング装置」および2014年3月19日に中国知識産権局に申請された中国特許出願番号201410103020.1「エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置」の利点を主張するものであり、その他全体を本文書で言及する。
本願は、エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置に関し、特に、大気中の微粒子のフィルタリングを可能にする装置に関するものであり、日常使用の医療用および衛生用製品の技術分野に属する。
近年、大気汚染は、人体への深刻な問題となっている。成人は、毎日約20,000回呼吸し、15〜20立方メートルの大気を吸入する。汚染大気を長期的に吸入することは、呼吸器の疾患や生理学的機能障害につながり、慢性気管支炎、気管支ぜんそく、肺気腫、肺がんといった疾病の原因となる。したがって、野外にいる人にとって、一般的にはフェイスマスクや口用マスクといったエアフィルタリング装置を着用することは必要な選択肢となっている。実験では、エアフィルタリング装置のフィルタリング効果は、効果的なフィルタ処理面積に密に関連することが示されている。一般的な口用マスク(フェイスマスク)は、相対的にフィルタ処理面積が小さく、鼻腔に近いフィルタ材料のみがフィルタリング機能を果たす。呼吸が容易で空気抵抗も低いが、十分なフィルタリング効果が達成できない。保護性能を改善するため、多くの場合はフィルタ材料を増やすなり厚くする必要があるが、空気抵抗の増加や呼吸機能の低下などの欠陥の原因となる。2つの側面がそれぞれ相反し、同時には達成できない。さらに、人の顔の形状も異なることから、従来の口用マスク(フェイスマスク)にはさまざまなレベルで空気の漏れが生じる。汚染大気が口用マスク(フェイスマスク)と人の顔の間の隙間から人体へ吸入されてしまうため、実際には真のフィルタリング効果は得られない。フィルタリング効果と空気抵抗の間の矛盾を解決するため、中国特許番号200920293070.5では、低空気抵抗および強フィルタ処理性能を有する口用マスクを開示しており、当該口用マスクは、マスク本体およびベルトからなり、ここでマスク本体は前部フィルタリング層および後部フィルタリング層により囲まれたキャビティからなり、その間に呼吸支持部を備え、口と鼻に合わせて調整された呼吸ウィンドウが後部フィルタリング層の中央に設けられている。この技術的解決法によりフィルタ処理面積がある程度向上するが、フィルタリング層を単に増加させることによるフィルタリング効果と空気抵抗の間の矛盾を完全に解決するには不十分である。
従来のエアフィルタリング装置の様々な欠陥を克服するには、低空気抵抗および優れたフィルタリング効果を持つエアフィルタリング装置を開発するための、医療および衛生製品の研究開発人員が早急に必要とされる。
本願の目的は、エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置を提供することである。エアフィルタリング装置は、フィルタ処理面積を効果的に増加させて呼吸抵抗を低下させるだけでなく、より優れたフィルタリング効果をもたらす。エアフィルタリング装置は、着用時の人の顔の認識度や言語的コミュニケーションには影響を与えない。
上述の目的を達成するため、本願は、エアフィルタアセンブリを提供し、当該エアフィルタアセンブリは、少なくとも1つの第1フィルタ部材および第2フィルタ部材を備え、そのそれぞれが接続領域においてフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シートで囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティであり、フィルタ部材内部キャビティと連通する少なくとも1つの第1フィルタ部材連通口が第1フィルタ部材のフィルタ薄膜シート上に設けられ、いずれもフィルタ部材内部キャビティと連通する少なくとも1つの第2フィルタ部材連通口および少なくとも1つの第2フィルタ部材開口部が第2フィルタ部材のフィルタ薄膜シート上に設けられ、第1フィルタ部材連通口は第2フィルタ部材連通口と密閉連通し、それにより、第1フィルタ部材および第2フィルタ部材のフィルタ部材内部キャビティは相互に連通し、第2フィルタ部材開口部はフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間に直接的または間接的に連通している。前記フィルタ部材は、フィルタ薄膜シート全体を折り曲げ、予め設定した接続領域で加熱密閉するか、または接続領域で医療用接着剤を適用して接続し、フィルタ部材の周辺は、接続後に密閉されるため、フィルタ部材内部キャビティが中央に形成される。
少なくとも1つの中央フィルタ部材が第1フィルタ部材および第2フィルタ部材の間にさらに設けられ、中央フィルタ部材は接続領域においてフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シートで囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティであり、フィルタ薄膜シートには少なくとも2つの中央フィルタ部材連通口が設けられ、少なくとも2つの中央フィルタ部材連通口は、いずれも相互に密閉連通できるか、または第1フィルタ部材連通口もしくは第2フィルタ部材連通口と密閉連通できる。複数の中央フィルタ部材がある場合は、中央フィルタ部材がまずそれぞれの中央フィルタ部材連通口により密閉連通され、次に、両端の中央フィルタ部材連通口を経由して第1フィルタ部材連通口および第2フィルタ部材連通口と密閉連通される。第1フィルタ部材、中央フィルタ部材、および第2フィルタ部材は直列に接続されている。
エアフィルタアセンブリは、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、あるいは2つのフィルタ部材の隣接するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ内部キャビティの内部および/または外部に位置する支持材をさらに備える。支持材は、フィルタ部材内部キャビティの内部に位置し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティを囲むフィルタ薄膜シートを支持する。また、支持材は、フィルタ部材内部キャビティの外部にも位置することができ、少なくとも支持材の一部はフィルタ薄膜シートの外面に接続され、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティを囲むフィルタ薄膜シートを引き上げる。支持材には、支持材の表面積を低減し、通気抵抗を低減するように構成された穴または歯溝が設けられている。
エアフィルタアセンブリは、両端が内部空洞空間を通る管形状またはシート形状を有し、第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材開口部、および中央フィルタ部材連通口に位置するコネクタをさらに備え、前記コネクタは第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材開口部、および中央フィルタ部材連通口に密閉接続することができ、それによりコネクタの内部空洞空間がフィルタ部材内部キャビティと連通する。具体的には、前記コネクタは、前記第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材開口部、および中央フィルタ部材連通口の周辺のフィルタ薄膜シートに密閉接続させることができる。前記接続は、ヒートシーリングまたは医療用接着剤により得られる。前記コネクタおよび前記支持材は一体に接続され、一体に射出成形される。
フィルタ部材内部キャビティを形成するため、第1フィルタ部材または第2フィルタ部材は、異なる表面積を有する少なくとも2つのフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シートは変形してフィルタ部材内部キャビティを形成し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止する。当然ながら、フィルタ薄膜シートは不均等に折り曲げられており、異なる面積を有する2部分が形成および密閉接続され、大きい面積を有するものが密閉接続後に変形し、フィルタ部材内部キャビティを形成する。フィルタ部材内部キャビティの内部または外部に向かって伸長するストリップ形状またはポイント形状を有する突起部がフィルタ薄膜シートの表面上に設けられている。
前記エアフィルタアセンブリは、放出端部および接続シートを備えるマイナスイオン生成器をさらに備え、接続シートはフィルタ薄膜シートまたはコネクタに密閉接続され、放出端部はフィルタ部材内部キャビティ内部に位置することを特徴とする。マイナスイオン発生器はモバイル電力を備え、電線により接続シートと通じ、放出端部へ電力を供給する。
上述の目的を達成するため、本願は、第1フィルタ部材および並列コネクタを備えるエアフィルタアセンブリをさらに提供し、第1フィルタ部材は接続領域においてフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シートで囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティであり、少なくとも1つの第1フィルタ部材連通口が第1フィルタ部材のフィルタ薄膜シート上に設けられ、並列コネクタは少なくとも2つの並列開口部に設けられる部材であるエアフィルタアセンブリにおいて、少なくとも2つの第1フィルタ部材が並列コネクタの並列開口部によってアセンブリに接続され、少なくとも2つの第1フィルタ部材の第1フィルタ部材内部キャビティはフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と第1フィルタ部材連通口を介して並列に連通していることを特徴とする。前記第1フィルタ部材連通口は並列コネクタの並列開口部に密閉接続され、前記接続はヒートシーリングまたは医療用接着剤により得られる。当然ながら、少なくとも2つの第1フィルタ部材は、並列コネクタの並列開口部に取り付けることもでき、複数の第1フィルタ部材がエアフィルタアセンブリを並列に構成し、第1フィルタ部材連通口のそれぞれがフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通する。
前記エアフィルタアセンブリは、接続領域においてフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成される第2フィルタ部材をさらに備え、密閉接続後にフィルタ薄膜シートで囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティであり、いずれもフィルタ部材内部キャビティと連通する少なくとも1つの第2フィルタ部材連通口および1つの第2フィルタ部材開口部が第2フィルタ部材のフィルタ薄膜シート上に設けられ、第1フィルタ部材の第1フィルタ部材連通口は第2フィルタ部材連通口と密閉連通し、第1フィルタ部材は第2フィルタ部材と直列に接続され、第1フィルタ部材および第2フィルタ部材のフィルタ部材内部キャビティは相互に連通し、並列コネクタの少なくとも2つの並列開口部はそれぞれ2つの第2フィルタ部材開口部に接続され少なくとも2つの並列に接続された第1フィルタ部材と第2フィルタ部材セットを一体に接続し、2つのセットのフィルタ部材内部キャビティは、それぞれが2つのセットのフィルタ部材内部キャビティと連通している第2フィルタ部材開口部を介してフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通していることを特徴とする。
エアフィルタアセンブリは、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、または2つのフィルタ部材の隣接するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ内部キャビティの内部および/または外部に位置する支持材をさらに備える。支持材は、フィルタ部材内部キャビティの内部に位置し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティを囲むフィルタ薄膜シートを支持する。支持材は、フィルタ部材内部キャビティの外部に位置し、少なくとも支持材の一部はフィルタ薄膜シートの外面に接続され、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティを囲むフィルタ薄膜シートを引き上げる。支持材には、支持材の表面積を低減し、通気抵抗を低減するように構成された穴または歯溝が設けられている。
前記エアフィルタアセンブリは、両端が内部空洞空間を通る管形状またはシート形状を有し、第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、および第2フィルタ部材開口部に位置するコネクタをさらに備え、前記コネクタは第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、および第2フィルタ開口部に密閉接続することができ、コネクタの内部空洞空間がフィルタ部材内部キャビティと連通する。具体的には、前記コネクタは前記第1フィルタ部材連通口、第2フィルタ部材連通口、および第2フィルタ部材開口部の周辺のフィルタ薄膜シートに密閉接続させることができ、前記接続は、ヒートシーリングまたは医療用接着剤により得られる。
前記コネクタおよび前記支持材は一体に接続され、一体に射出成形される。
フィルタ部材内部キャビティを形成するため、第1フィルタ部材または第2フィルタ部材は、異なる表面積を有する少なくとも2つのフィルタ薄膜シートを密閉接続することにより形成され、フィルタ薄膜シートは密閉接続後に変形してフィルタ部材内部キャビティを形成し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シートが相互に接着することを防止する。フィルタ部材内部キャビティの内部または外部に向かって伸長するストリップ形状またはポイント形状を有する突起部がフィルタ薄膜シートの表面上に設けられている。当然ながら、フィルタ薄膜シートは不均等に折り曲げられ、異なる面積を有する2部分が形成および密閉接続され、大きい面積を有するものが密閉接続後に変形し、フィルタ部材内部キャビティを形成する。
前記エアフィルタアセンブリは、放出端部および接続シートを備えるマイナスイオン生成器をさらに備え、接続シートはフィルタ薄膜シートまたはコネクタに密閉接続され、放出端部はフィルタ部材内部キャビティ内部に位置する。マイナスイオン発生器はモバイル電力を備え、電線により接続シートと通じ、放出端へ電力を供給する。
上述の目的を達成するため、本願は、鼻用装着部材およびエアフィルタアセンブリを備える鼻用エアフィルタリング装置をさらに提供し、鼻用装着部材の主要輪郭は人間の鼻に適合し、少なくとも2つの開口部が鼻用装着部材上に設けられ、一方は人間の鼻の周辺の皮膚で囲まれた鼻接続開口部であり、もう一方は外部接続開口部であり、鼻用装着部材の内部表面と人間の鼻の周辺の皮膚の表面の間の空間が、少なくとも1つの鼻孔を収容する鼻外部キャビティを形成し、エアフィルタアセンブリは上述の項目に準拠したエアフィルタアセンブリであり、鼻外部キャビティは鼻用装着部材の外部接続開口部を介してエアフィルタアセンブリのフィルタ部材内部キャビティに直接的または間接的に連通している。
前記鼻用エアフィルタリング装置は、さらに遷移部材を備え、遷移部材の外部輪郭は上述のとおり鼻用装着部材の外部接続開口部に適合し、遷移部材および外部接続開口部の端部は密閉接続され、鼻用装着部材が遷移部材に接続された後に形成される、人間の鼻周辺の皮膚および鼻用装着部材の間の空間は鼻外部キャビティであり、遷移部材貫通孔は遷移部材上に設けられ、エアフィルタアセンブリのコネクタまたは第2フィルタ部材開口部は遷移部材貫通孔に密閉接続される。前記鼻用エアフィルタリング装置は、遷移部材貫通孔の内部、または遷移部材貫通孔のエアフィルタアセンブリに接続しない一側に位置する貫通孔シーリング部をさらに備え、それにより遷移部材貫通孔は外部から閉じられる。
前記鼻用エアフィルタリング装置は、カバーリング部材をさらに備え、前記カバーリング部材は遷移部材の端部に適合し、カバーリング部材上に通気口が設けられ、カバーリング部材を遷移部材に接続することにより形成される内部空間は収容空間であり、少なくとも1つのエアフィルタアセンブリが収容空間内に位置し、カバーリング部材はエアフィルタアセンブリが外力による損傷を受けることを防止でき、遷移部材、エアフィルタアセンブリ、およびカバーリング部材を全体として接続できるようにし、鼻用装着部材の組み立ておよび分解を行い易くする。
鼻用エアフィルタリング装置は、遷移部材またはエアフィルタアセンブリ上に設けることができる少なくとも1つのワンウェイバルブを備え、前記ワンウェイバルブは、吸気中は閉じられ、空気がフィルタ薄膜シートを介してフィルタ処理され、フィルタ部材内部キャビティに入ってから鼻外部キャビティへ入り、前記ワンウェイバルブは、呼気中は開かれ、呼気ガスはワンウェイバルブを通って鼻外部キャビティから直接放出されるか、または鼻外部キャビティおよびフィルタ部材内部キャビティへ入った後にワンウェイバルブを通って直接放出される。
鼻用エアフィルタリング装置は、放出端部および接続シートを備えるマイナスイオン生成器をさらに備え、接続シートは鼻用装着装置または遷移部材に密閉接続され、放出端部は鼻外部キャビティ内部に位置する。
鼻用エアフィルタリング装置は、鼻用装着部材または遷移部材のいずれかに接続することができるフェイスマスクをさらに備え、外部と連通しているフェイスマスク開口部はフェイスマスク上に設けられ、空気の経路となる空間がフェイスマスクの内部表面および隣接するフィルタ薄膜シートの間に残される。フェイスマスク開口部は、湿った熱い呼気ガスが視線に影響を与えることを防止するように、人間の眼に隣接するフェイスマスクの部分上には設けられない。気体源と連通することができる少なくとも1つの気体接続開口部がフェイスマスク上に設けられている。
本願の効果を下記に述べる。
エアフィルタアセンブリは、鼻用装置の限られた空間においてフィルタ薄膜シートの効果的フィルタ処理領域を最大化する。従来の口用マスク(フェイスマスク)と比較すると、効果的フィルタ処理領域は少なくとも4倍に増加する。さらに、魚のえらの構造原則から発想を得て、フィルタ薄膜シートは魚のえらの鰓糸をシミュレートし、支持材は魚のえらの鰓弓をシミュレートし、フィルタ部材の直列および並列の形状は魚のえらの鰓板構造をシミュレートしている。本構造設計は、フィルタ薄膜シートの面積を効率的に増加し、エアフィルタアセンブリのフィルタ処理能力を効率的に向上するだけでなく、呼吸プロセスにおける送気抵抗を著しく低減するため、限られた空間におけるフィルタ処理効率と送気抵抗の間の技術的な矛盾を解決し、大きな送気抵抗を生成することなくより高いフィルタリング効果を達成できる。
鼻用エアフィルタリング装置は、鼻の周りに着用し、口は露出するため、顔のほてりや不快性、会話時や飲食時の不便性など従来のマスク着用時の問題を解決する。
鼻用エアフィルタリング装置の鼻用装着部材の主要輪郭は、鼻の輪郭に適合する。鼻用装着部材は、加硫シリカゲルから製造されるため、全体的に柔軟性があり、鼻周辺の皮膚に密着することから、製品と顔の皮膚との間の快適性および機密性に優れ、製品と顔の皮膚との間に存在する隙間の問題を解決し、隙間から汚染大気が流入するのを防止し、鼻用エアフィルタリング装置のフィルタリング効果を向上する。
鼻用エアフィルタリング装置のエアフィルタアセンブリは、優れたエアフィルタリング効果を保つため、一定期間使用後に交換する必要がある。エアフィルタアセンブリの交換を迅速化するため、装置の遷移部材およびカバーリング部材を接続して内部にフィルタアセンブリを収容する収容空間を形成し、これにより、鼻用装着部材または補助部材に接続される一体型エアフィルタ消費型製品を形成する。交換中、装置のフェイスマスクが取り外され、エアフィルタ消費型製品が取り外され、補助部材上に取り付けられ、フェイスマスクがもう一度閉じられる。取り外しおよび取り外しのプロセス全体は、ユーザーによる操作が非常に簡単である。
図1は、本願の実施例1によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図2は、本願の実施例2によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図3は、本願の実施例3によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図4は、本願の実施例4によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図5は、本願の実施例5によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図6は、本願の実施例6によるエアフィルタアセンブリの第1フィルタ部材の部分的断面構造を示す概略図1である。 図7は、本願の実施例6による前記エアフィルタアセンブリの前記第1フィルタ部材の部分的断面構造を示す概略図2である。 図8は、本願の実施例6によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図9は、本願の実施例6による前記エアフィルタアセンブリの分解斜視図である。 図10は、本願の実施例7による前記エアフィルタアセンブリの第1フィルタ部材の三次元構造を示す概略図である。 図11は、本願の実施例7による前記エアフィルタアセンブリの第2フィルタ部材の三次元構造を示す概略図である。 図12は、本願の実施例7による前記エアフィルタアセンブリの三次元断面構造を示す概略図である。 図13は、本願の実施例7による前記エアフィルタアセンブリの三次元構造を示す概略図である。 図14は、本願のエアフィルタアセンブリの伸長状態にあるフィルタ薄膜シートの構造を示す概略図である。 図15は、本願のエアフィルタアセンブリの部分的断面構造を示すフィルタ薄膜シートの概略図である。 図16は、本願の実施例8によるエアフィルタアセンブリの断面構造を示す概略図である。 図17は、本願の実施例8による前記エアフィルタアセンブリの三次元構造を示す概略図である。 図18は、本願の実施例9による使用中の鼻用エアフィルタリング装置の断面構造を示す概略図1である。 図19は、本願の実施例9による使用中の前記鼻用エアフィルタリング装置の断面構造を示す概略図2である。 図20は、本願の実施例9による前記鼻用エアフィルタリング装置の三次元断面構造を示す概略図である。 図21は、本願の実施例10による鼻用エアフィルタリング装置の分解斜視図である。 図22は、本願の実施例10による前記鼻用エアフィルタリング装置の遷移部材、エアフィルタアセンブリ、およびカバーリング部材の分解斜視図である。 図23は、本願の実施例10による前記鼻用エアフィルタリング装置の前記遷移部材の三次元構造を示す概略図である。 図24は、本願の実施例10による使用中の前記鼻用エアフィルタリング装置の構造を示す概略図である。 図25は、本願の実施例10による前記鼻用エアフィルタリング装置の三次元断面構造を示す概略図である。
以下、本願の実施形態を図面とともに詳述する。
(実施例1)
図1に示す通り、エアフィルタアセンブリは、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を含み、接続領域102で超音波ヒューズマシンにより2つのフィルタ薄膜シート101をヒートシーリングすることにより第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12それぞれが形成される。フィルタ薄膜シート101は、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織布という3層で複合されており、フィルタリング効果に優れるだけでなく、十分な強度および耐久性を有する。薄膜シートの材料は、ポリプロピレン繊維である。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の接続後にフィルタ薄膜シート101により囲まれる内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103である。フィルタ処理される大気中で0.1ミクロンよりも大きい油性以外の粒子は、フィルタ薄膜シート101を通ってフィルタリングすることでフィルタ処理され、フィルタ処理された大気はフィルタ部材内部キャビティ103に入る。フィルタ薄膜シート101のフィルタ処理領域を増加し、呼吸抵抗を低減するため、第1フィルタ部材連通口111が、第1フィルタ部材11のフィルタ薄膜シート101上に設けられている。前記第1フィルタ部材連通口111は、第1フィルタ部材11のフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122が、第2フィルタ部材12のフィルタ薄膜シート101上に設けられている。第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122は、第2フィルタ部材12のフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。第1フィルタ部材11の第1フィルタ部材連通口111が第2フィルタ部材12の第2フィルタ部材連通口121に密閉連通された後、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12が直列に密閉接続され、エアフィルタアセンブリ1を形成する。フィルタ部材のフィルタ部材内部キャビティ103は相互に連通し、すなわちフィルタ薄膜シート101の表面積を増加し、呼吸中の大気に対するフィルタ薄膜シート101の抵抗性を効果的に低減する。エアフィルタアセンブリ1は、第2フィルタ部材開口部122により、フィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と直接的または間接的に連通する。
図1に示す通り、上述の第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12は、接続領域102で2つのフィルタ薄膜シート101を密閉接続することにより形成され、フィルタ薄膜シート101はそれぞれ下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013である。下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013は接続領域102で超音波ヒートシーリングにより接続され、前記フィルタ部材を形成する。当然ながら、第1フィルタ部材11の下部薄膜シート1012および第2フィルタ部材12の上部薄膜シート1013が超音波ヒートシーリングにより接続されると、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12が一体にヒートシーリングされ、エアフィルタアセンブリ1が形成される。
図1に示す通り、上記フィルタ部材内部キャビティ103の内部に支持材14が設けられている。支持材14は、医療グレードポリプロピレン樹脂および医療グレード熱可塑性エラストマーTPEで射出成形され、特定の弾力性を有し、第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12を形成する2つのフィルタ薄膜シート101を支持および分離して、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101が相互に接着するのを防止し、これがフィルタリング効果に影響する。支持材14は、フィルタ部材内部キャビティ103の内部で支持され、その表面はフィルタ薄膜シート101と接触し、これは、フィルタ処理後のフィルタ部材内部キャビティ103への大気送出には有利ではなく、気流が妨害される。技術的問題を解決するため、穴141が支持材14上に設けられている。穴141は、支持材14の表面積を効果的に低減し、よって、当然ながら、フィルタ薄膜シート101と接触する支持材14の領域も低減し、気流に対する抵抗も低減する。
また、上記フィルタ薄膜シート101は、油性粒子のフィルタ処理に対応可能な材料で製造できる。具体的には、不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織という3層で複合されており、製造工程により完了される。
(実施例2)
図2に示す通り、エアフィルタアセンブリは上述の第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を含むだけでなく、一つの中央フィルタ部材13を設けることができ、この中央フィルタ部材13も同様に接続領域102でフィルタ薄膜シート101を密閉接続することにより形成される。密閉接続後にフィルタ薄膜シート101により囲まれる内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103である。2つの中央フィルタ部材連通口131は、フィルタ薄膜シート101上に設けられ、一方は第1フィルタ部材連通口111に密閉連通し、他方は第2フィルタ部材連通口121に密閉連通する。第1フィルタ部材11、中央フィルタ部材13および第2フィルタ部材12のフィルタ部材内部キャビティ103は相互に連通し、すなわち、中央フィルタ部材13は、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12に中央に位置する。3つのフィルタ構成要素は、薄膜シート間で超音波ヒートシーリングによって直列に接続され、エアフィルタアセンブリ1を形成し、これは、第2フィルタ部材開口部122を通ってフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と直接的または間接的に連通する。当然ながら、より多くの中央フィルタ部材13を第1フィルタ部材11と第2フィルタ部材12との間に設置し、フィルタ薄膜シート101のフィルタ処理領域を効果的に増加させることもできる。
(実施例3)
図3に示す通り、エアフィルタアセンブリは、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を含む。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、それぞれ、接続領域102で超音波ヒューズマシンにより2つのフィルタ薄膜シート101をヒートシーリングすることにより形成される。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103と呼ばれ、フィルタ部材内部キャビティ103の内部に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレードステンレススチール材料で製造され、第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12を形成する2つのフィルタ薄膜シート101を支持および分離して、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101が相互に接着するのを防止し、これがフィルタリング効果に影響する。フィルタ処理領域を増加し、呼吸抵抗を低減するためである。図3に示す通り、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、射出成形により医療グレードポリプロピレン樹脂から製造されたコネクタ15によって直列接続される。コネクタ15の全体形状は、両端が内部空洞空間150を通る管状ボディであり、一方の端部は、第1フィルタ部材連通口111に密閉接続し、他方の端部は第2フィルタ部材連通口121に密閉接続する。前記接続は、ヒートシーリングまたは医療グレード接着剤により得られる。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、接続後にエアフィルタアセンブリ1を形成し、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の2つのフィルタ部材内部キャビティ103は相互に連通する。エアフィルタアセンブリ1は、第2フィルタ部材開口部122を通って、フィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と直接的または間接的に連通する。
(実施例4)
図4に示す通り、エアフィルタアセンブリは第1フィルタ部材11およびフィルタ部材12を含み、第1フィルタ部材11およびフィルタ部材12のそれぞれも、接続領域102で超音波ヒューズマシンにより2つのフィルタ薄膜シート101をヒートシーリングすることにより形成される。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103と呼ばれ、フィルタ部材内部キャビティ103の内部に支持材14が設けられる。支持材14は、第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12を形成する2つのフィルタ薄膜シート101を支持および分離して、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101が相互に接着するのを防止する。また、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の間にも支持材14が設けられ、この支持材14は、第1フィルタ部材11と第2フィルタ部材12を分離し、これにより、第1フィルタ部材11のフィルタ薄膜シート101が隣接する第2フィルタ部材12のフィルタ薄膜シート101に接着するのを防止する。支持材14の設置は、フィルタ薄膜シート101を通ってフィルタ部材内部キャビティ103へ大気を送出する上で利点であり、これにより、呼吸中にフィルタ薄膜シート101により生じる抵抗を低減する。
図4に示す通り、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12が接続されてエアフィルタアセンブリ1を形成するときは、エアフィルタアセンブリ1は、第2フィルタ部材開口部122を通ってフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と直接的または間接的に連通する。エアフィルタアセンブリ1とフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間との連通を迅速化するため、第2フィルタ部材12の第2フィルタ部材開口部122にコネクタ15が設置されている。コネクタ15は、円管形状を有し、一端にフランジが設けられ、フランジは第2フィルタ部材開口部122でフィルタ薄膜シート101と密閉接続する。コネクタ15の内部空洞空間150は、フィルタ部材内部キャビティ103と連通する。エアフィルタアセンブリ1は、コネクタ15の内部空洞空間150を通ってフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通する。
(実施例5)
図5に示す通り、エアフィルタアセンブリは第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を含み、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12はそれぞれ、接続領域102で超音波ヒューズマシンにより2つのフィルタ薄膜シート101をヒートシーリングすることにより形成される。フィルタ薄膜シート101は、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織布を重ね合わせることで形成され、フィルタリング効果に優れるだけでなく、十分な強度および耐久性を有する。薄膜シートの材料は、ポリプロピレン繊維である。
上述の第1フィルタ部材11のフィルタ薄膜シート101は、下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013に分割され、整列後に接続領域102でヒートシーリングにより接合される。密閉接続後に2つの薄膜シートにより囲まれる内部空間は、フィルタ部材内部キャビティ103である。上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012が相互に接着するのを避けるため、フィルタ部材内部キャビティ103に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレード熱可塑性エラストマーTPEで射出成形され、特定の弾力性を有する。第1フィルタ部材連通口111は、第1フィルタ部材11の下部薄膜シート1012上に設けられる。第一部材連通口111にコネクタ15が設けられ、コネクタ15は、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形され、その全体形状は、両端が内部空洞空間150を通る管状ボディであり、具体的には、第1フィルタ部材連通口111でフィルタ部材シート101に密閉接続されたフランジが、一側に設けられている円管形状である。前記接続は、ヒートシーリングまたは医療グレード接着剤により得られる。管状ボディのもう一方の端部は開かれている。
また上述の第2フィルタ部材12のフィルタ薄膜シート101も、下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013に分割され、整列後に接続領域102でヒートシーリングにより接合される。密閉接続後に2つの薄膜シートにより囲まれる内部空間は、フィルタ部材内部キャビティ103である。上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012が相互に接着するのを避けるため、フィルタ部材内部キャビティ103に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレード熱可塑性エラストマーTPEで射出成形され、特定の弾力性を有する。第2フィルタ部材連通口121が第2フィルタ部材12の上部薄膜シート1013上に設けられ、第2フィルタ部材開口部122が下部薄膜シート1012上に設けられる。コネクタ15は、第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122にそれぞれ設置される。コネクタ15は、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形され、その全体形状は両端が内部空洞空間150を通る管状ボディである。第2フィルタ部材連通口121に位置するコネクタ15は、一側にフランジが設けられた管形状を有する。コネクタ15のフランジが設けられた端部は、第2フィルタ部材連通口121でフィルタ薄膜シート101に密閉接続される。コネクタ15の内部空洞空間150は、フィルタ部材内部キャビティ103と連通する。コネクタ15のもう一方の端部は、第1フィルタ部材連通口111に設けられたコネクタ15に密閉挿入および接続され、ここで、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は全体として直列に接続されてエアフィルタアセンブリ1を形成し、第2フィルタ部材開口部122を介してフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通する。図に示す通り、第2フィルタ部材開口部122にもまたコネクタ15が設けられ、複数の第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12をコネクタ15により全体として直列接続するのにより便利である。
第1フィルタ部材11は、コネクタ15により第2フィルタ部材12に密閉挿入および接続される。接続は、スナップ式接続またはネジ接続等によって行ってもよい。当然ながら、医療グレード接着剤も接続に使用してもよい。
(実施例6)
図6、図7、および図9に示す通り、エアフィルタアセンブリは、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を含む。具体的には、第1フィルタ部材11はフィルタ薄膜シート101、支持材14、およびコネクタ15からなる。フィルタ薄膜シート101は、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織布という3層で複合されており、フィルタリング効果に優れるだけでなく、十分な強度および耐久性を有する。前記薄膜シートは、ポリプロピレン樹脂から製造されている。フィルタ薄膜シート101は、下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013に分割される。第1フィルタ部材連通口111は、下部薄膜シート1012上に設けられる。上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012は、接続領域102で超音波ユーズマシンによりヒートシーリングされ、その間に形成される内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ103である。フィルタ薄膜シート101の構造設計は、魚のえらの鰓糸をシミュレートしている。魚のえらの鰓糸は、魚のために水中から酸素をフィルタ処理するが、フィルタ薄膜シート101は、汚染大気をフィルタ処理してクリーンな大気を人間に供給する。上部薄膜シート1013が下部薄膜シート1012と相互に接着するのを避けるため、フィルタ部材内部キャビティ103に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレードポリプロピレン樹脂および医療グレード熱可塑性エラストマーTPEの混合物で射出成形され、特定の弾力性を有し、第1フィルタ部材11を構成する上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012を支持および分離する。この構造設計は、魚のえらの鰓弓をシミュレートしており、フィルタ薄膜シート101を支持して特定の形状を保ち、フィルタ部材内部キャビティ103を拡大し、フィルタ処理領域を最大化し、呼吸抵抗を低減して呼吸プロセスを円滑かつ快適にする。第1フィルタ部材11が別のフィルタ部材に接続してエアフィルタアセンブリ1を形成するのを促進するため、第1フィルタ部材連通口111にコネクタ15が設けられている。コネクタ15は、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形され、コネクタ15の全体形状は両端が内部空洞空間150を通る管状ボディである。コネクタ15の一方の端部は、第1フィルタ部材連通口111で超音波ヒューズマシンにより下部薄膜シート1012にヒートシーリングされている。コネクタ15の内部空洞空間150は、第1フィルタ部材11のフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。コネクタ15のもう一方の端部は開かれており、第2フィルタ部材12と密閉接続してエアフィルタアセンブリ1を構成できる。図6および図7に示す通り、コネクタ15および支持材14は一体に接続され、一体に射出成形され、一方では射出成形部品数を低減して生産コストを削減し、他方ではフィルタ部材の組み立てを促進して生産性を向上する。
図8に示す通り、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、直列接続されてエアフィルタアセンブリ1を形成する。また、第2フィルタ部材12も、フィルタ薄膜シート101の上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012を接続領域102でヒートシーリングすることにより形成され、その間に形成される内部キャビティがフィルタ部材内部キャビティ103である。第2フィルタ部材連通口121がフィルタ薄膜シート101の上部薄膜シート1013上に設けられ、第2フィルタ部材開口部122がフィルタ薄膜シート101の下部薄膜シート1012上に設けられる。フィルタ部材内部キャビティ103内に支持材14が設けられ、支持材14は、第2フィルタ部材12を構成する上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012を支持および分離し、2つのフィルタ薄膜シート101が相互に接着するのを回避する。コネクタ15が第2フィルタ部材開口部122に設けられており、コネクタの15一方の端部は、第2フィルタ部材開口部122で下部薄膜シート1012にヒートシーリングされ、他方はコネクタ位置構造151とともに設けられている。また、コネクタ15は、第2フィルタ部材連通口121に設けられており、コネクタの15一方の端部は、第2フィルタ部材連通口121で上部薄膜シート1013にヒートシーリングされ、他方にコネクタ位置構造151が設けられている。第2フィルタ部材12の上部薄膜シート1013上の第2フィルタ部材連通口121および下部薄膜シート1012上の第2フィルタ部材開口部122がヒートシーリングによりそれぞれコネクタ15に接続されると、上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012がコネクタ15上のコネクタ位置構造151にそれぞれ接続され、第2フィルタ部材12を形成する。この時点で、第2フィルタ部材12の第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122のそれぞれに、コネクタ15が設けられる。管状コネクタ15の一部は第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122から伸長し、エアフィルタアセンブリ1を形成するための第1フィルタ部材11のコネクタ15への挿入および接続を促進する。当然ながら、上述のコネクタ15はそれぞれ、第2フィルタ部材12のフィルタ部材内部キャビティ103内の支持材14に一体に接続してもよい。
上述の第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、コネクタ15を介して挿入および密閉接続される。この構造設計は、限られた空間でフィルタ薄膜シート101のフィルタ処理領域の最大化を促進し、呼吸中の送気抵抗を低減する。
図8および図9に示す通り、支持材14は、フィルタ部材内部キャビティ103の内部で支持され、支持材14の表面はフィルタ薄膜シート101と接触し、これは、フィルタ処理後のフィルタ部材内部キャビティ103への大気送出には有利ではなく、気流が妨害される。技術的問題を解決するため、歯溝142が支持材14上に設けられている。歯溝142は、支持材14の表面積を効果的に低減し、よって、フィルタ薄膜シート101と接触する支持材14の領域も低減し、気流に対する抵抗も低減する。また、密閉射出成形領域83もコネクタ15上に設けられている。この領域は、医療グレードシリカゲルまたは医療グレード熱可塑性エラストマーTPEで製造され、二次射出成形を用いてコネクタ15上に射出成形されている。密閉射出成形領域83は、第2フィルタ部材12のコネクタ15と第1フィルタ部材11のコネクタ15との密閉接続を可能にし、接続の機密性をさらに確保する。
図8に示す通り、マイナスイオン生成器16がコネクタ15上にさらに設けられている。マイナスイオン生成器16は、放出端161および接続シート162を含む。放出端161は、負酸素イオンを放出し、コネクタ15の内部空洞空間150に位置する。接続シート162は、コネクタ15に密閉接続される。放出端161により放出された負酸素イオンは、フィルタ部材内部キャビティ103へ直接または間接的に送られる。コネクタ15の内部空洞空間150に放出端161を設置することは、主に、マイナスイオン生成器16により放出された負酸素イオンがフィルタ薄膜シート101を通るときにブロックされるのを防ぎ、フィルタ部材内部キャビティ103へ送られる負酸素イオン数に影響を与えないことを目的とする。
(実施例7)
図10に示す通り、エアフィルタアセンブリが設けられている。具体的には、第1フィルタ部材11はフィルタ薄膜シート101、支持材14、およびコネクタ15からなる。フィルタ薄膜シート101は、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織布という3層で複合されている。フィルタ薄膜シート101は、下部薄膜シート1012および上部薄膜シート1013に分割される。第1フィルタ部材連通口111は、下部薄膜シート1012上に設けられる。上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012は、接続領域102で医療グレード接着剤により接合され、その間に形成される内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ103である。上部薄膜シート1013が下部薄膜シート1012と相互に接着するのを避けるため、フィルタ部材内部キャビティ103の外部に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレードポリプロピレン樹脂および医療グレード熱可塑性エラストマーTPEの混合物で射出成形される。支持材14の表面の一部はフィルタ薄膜シート101の外面に接続され、フィルタ部材内部キャビティ103を囲むフィルタ薄膜シート101を引っ張り上げ、フィルタ部材を構成する上部薄膜シート1013および下部薄膜シート1012が相互に接着するのを防止する。歯溝142が支持材14上に設けられている。歯溝142は、支持材14の表面積を効果的に低減し、よって、当然ながら、フィルタ薄膜シート101と接触する支持材14の領域も低減し、フィルタ部材内部キャビティ103へと入る気流に対する抵抗も低減する。コネクタ15は、第1フィルタ部材連通口111に設けられている。コネクタ15は、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形され、コネクタ15の全体形状は両端が内部空洞空間150を通る管状ボディである。コネクタ15の一方の端部は、第1フィルタ部材連通口111で超音波ヒートシーリングにより下部薄膜シート1012に接続されている。コネクタ15の内部空洞空間150は、第1フィルタ部材11のフィルタ部材内部キャビティ103と接触する。コネクタ15のもう一方の端部は開かれており、第2フィルタ部材12と密閉接続してエアフィルタアセンブリ1を構成できる。
図11に示す通り、第2フィルタ部材12においてもまた、フィルタ部材内部キャビティ103の外部に支持材14が設けられている。穴141が支持材14上に設けられている。穴141は、支持材14の表面積を効果的に低減し、よって、当然ながら、フィルタ薄膜シート101と接触する支持材14の領域も低減し、フィルタ部材内部キャビティ103へと入る気流に対する抵抗も低減する。
図12および図13に示す通り、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12の外部に支持材14を設置することもまた、フィルタ薄膜シート101が相互に接着することを防止し、これにより、フィルタ部材内部キャビティ103を伸長し、フィルタ処理領域を最大化し、呼吸抵抗を低減する。
図14および図15に示す通り、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101は、一体型薄膜材料でもよく、必要な個所で切断し、折り曲げて、予め設定した接続領域102にヒートシーリングにより接続してもよい。フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101が相互に接着するのを防ぐため、フィルタ薄膜シート101上にフィルタ部材内部キャビティ103の内側または外側へ伸長する突起部1011を設置してもよい。突起部1011は、ストリップ形状またはポイント形状を有する。
当然ながら、フィルタ部材内部キャビティ103を形成するため、異なる表面積を持つ少なくとも2つのフィルタ薄膜シート101を密閉接続することで、第1フィルタ部材11または第2フィルタ部材12も形成できる。表面積の差異に起因し、予め設定した接続領域102において、フィルタ薄膜シート101がヒートシーリングによって接続されるとき、表面積の大きいフィルタ薄膜シートは、例えば、外部につきだすなど変形する。この時点で、フィルタ部材内部キャビティ103は、支持材14なしで均等に形成できるため、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101の間での接着を回避できる。
(実施例8)
図16に示す通り、フィルタアセンブリは、第1フィルタ部材11および並列コネクタ17を含む。第1フィルタ部材11は、接続領域102でフィルタ薄膜シート101を密閉接続することにより形成される。フィルタ薄膜シート101は、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織布という3層で複合されており、フィルタリング効果に優れるだけでなく、十分な強度および耐久性を有する。前記薄膜シートは、ポリプロピレン樹脂から製造されている。密閉接続後にフィルタ薄膜シート101により囲まれる内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103である。第1フィルタ部材連通口111は、第1フィルタ部材11のフィルタ薄膜シート101上に設けられる。コネクタ15は、第1フィルタ部材連通口111に設けられている。コネクタ15は、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形され、コネクタ15の全体形状は両端が内部空洞空間150を通る管状ボディである。コネクタ15の一方の端部は、第1フィルタ部材連通口111で超音波ヒートシーリングにより下部薄膜シート1012に密閉接続されている。コネクタ15の内部空洞空間150は、第1フィルタ部材11のフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。コネクタ15のもう一方の端部は開かれている。第1フィルタ部材11の下部薄膜シート1012と上部薄膜シート1013とが相互に接着するのを避けるため、前記フィルタ部材内部キャビティ103に支持材14が設けられる。支持材14は、医療グレードポリプロピレン樹脂および医療グレード熱可塑性エラストマーTPEの混合物で射出成形され、特定の弾力性を有し、第1フィルタ部材11で構成される2つのフィルタ薄膜シート101を支持および分離することにより、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート101の接着を防止し、フィルタリング効果を向上する。支持材14は、フィルタ部材内部キャビティ103の内部で支持され、支持材14の表面はフィルタ薄膜シート101と接触し、これは、フィルタ処理後のフィルタ部材内部キャビティ103への大気送出には有利ではなく、気流が妨害される。技術的問題を解決するため、歯溝142が支持材14上に設けられている。歯溝142は、支持材14の表面積を効果的に低減し、よって、当然ながら、フィルタ薄膜シート101と接触する支持材14の領域も低減し、気流に対する抵抗も低減する。
並列コネクタ17は、2つの並列開口部171が設けられた部材であり、医療グレードポリプロピレン樹脂で射出成形される。2つの第1フィルタ部材11が2つの並列開口部171を介して接続されてアセンブリとなる。具体的には、並列コネクタ17の並列開口部171は第1フィルタ部材11のコネクタ15の開口端上にスリーブされ、ここで2つの第1フィルタ部材11は並列接続されてエアフィルタアセンブリ1となる。2つの第1フィルタ部材11のフィルタ部材内部キャビティ103は、第1フィルタ部材連通口111およびコネクタ15の内部空洞空間150を介してフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と並列に連通する。
図16に示す通り、マイナスイオン生成器16がコネクタ15上およびフィルタ薄膜シート101上にさらに設けられている。マイナスイオン生成器16は、放出端161および接続シート162を含む。具体的には、放出端161は、負酸素イオンを放出し、コネクタ15の内部空洞空間150に位置するか、またはフィルタ部材内部空間103内に位置する。接続シート162は、コネクタ15またはフィルタ薄膜シート101に密閉接続してもよい。放出端161により放出された負酸素イオンは、フィルタ部材内部キャビティ103へ直接または間接的に送られる。コネクタ15の内部空洞空間150またはフィルタ部材内部空間103内に放出端161を設置することは、主に、マイナスイオン生成器16により放出された負酸素イオンがフィルタ薄膜シート101を通るときにブロックされるのを防ぎ、よってフィルタ部材内部キャビティ103へ送られる負酸素イオン数に影響を与えないことを目的とする。当然ながら、マイナスイオン生成器16もフィルタ部材内部キャビティ103の外側に位置し、フィルタ薄膜シート101を介して負酸素イオンをフィルタ部材内部キャビティ103に送ってもよい。フィルタ薄膜シート101は、帯電防止層を伴う薄膜シートであるため、そこを通る負酸素イオン数がある程度影響を受けることから、マイナスイオン生成器16の使用効率が低減する。
図17に示す通り、上述のエアフィルタアセンブリ1はさらに、第2フィルタ部材12を備える。第2フィルタ部材12も同様に接続領域102でフィルタ薄膜シート101を密閉接続することにより形成される。密閉接続後にフィルタ薄膜シート101により囲まれる内部キャビティは、フィルタ部材内部キャビティ103である。1つの第2フィルタ部材連通口121および1つの第2フィルタ部材開口部122が、第2フィルタ部材12のフィルタ薄膜シート101上に設けられている。第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122は、フィルタ部材内部キャビティ103と連通する。コネクタ15は、第2フィルタ部材連通口121および第2フィルタ部材開口部122に設けられる。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12は、コネクタ15の内部空洞空間150により直列に接続され、ここで、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12のフィルタ部材内部キャビティ103が相互に連通する。並列コネクタ17の2つの並列開口部171は、直列に接続される少なくとも2組の第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を一体に接続するため、それぞれ2つの第2フィルタ部材開口部122においてヒートシーリングによってフィルタ薄膜シート101に接続されている。2組のフィルタ部材内部キャビティ103は、それぞれ2組のフィルタ部材内部キャビティに連通している第2フィルタ部材開口部122を介してフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通する。
(実施例9)
図18および図19に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置はエアフィルタアセンブリ1および鼻用装着部材2を含む。エアフィルタアセンブリ1は、上述の実施例の任意のエアフィルタアセンブリである。鼻用装着部材2の主要輪郭は、鼻の輪郭に適合する。鼻用装着部材2は、医療グレードシリカゲル剤で作られており、鼻用装着部材2に柔軟性をもたらす硫化がなされる。2つの開口部が鼻用装着部材2上に設けられ、一つの開口部は鼻接続開口部21である。鼻接続開口部21は鼻周辺の皮膚9により囲まれる。この時点で、鼻用装着部材2の内部表面および鼻周辺の皮膚9の表面との間の空間は、外部キャビティ22を形成する。外部キャビティ22は、少なくともそこに鼻孔3を収容する。鼻用装着部材2のもう一方の開口部は、外部接続開口部23である。外部接続開口部23は、エアフィルタアセンブリ1のフィルタ部材内部キャビティ103と直接または間接的に連通する。鼻外部キャビティ22もまた、外部接続開口部23を介してフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。
図18に示す通り、エアフィルタアセンブリ1は、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を直列に接続して形成される。第1フィルタ部材連通口111は、コネクタ15の内部空洞空間150により第2フィルタ部材連通口121と連通し、第2フィルタ部材開口部122は、鼻用装着部材2の外部接続開口部23と直接連通する。図19に示す通り、エアフィルタアセンブリ1は、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12を直列に接続することにより形成され、第1フィルタ部材連通口111は、ヒートシーリングにより第2フィルタ部材連通口121に直接接続される。第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12上のフィルタ薄膜シートが相互に接着するのを防止するため、2つのフィルタ部材の間に支持材14が設けられている。また、コネクタ15も、第2フィルタ部材12の第2フィルタ部材開口部122上に設けられている。コネクタ15の内部空洞空間150は、エアフィルタアセンブリ1のフィルタ部材内部キャビティ103と連通し、鼻用装着部材2の外部接続開口部23は、コネクタ15の内部空洞空間150と連通する。
図18および図19に示す通り、マイナスイオン生成器16もまた鼻用装着部材2上に設けられる。マイナスイオン生成器16は、放出端161および接続シート162を含む。放出端161は、負酸素イオンを放出し、鼻外部キャビティ22の内部に位置する。接続シート162は鼻用装着部材2に密閉連通してもよく、放出端161により放出される負酸素イオンは鼻外部キャビティ22に直接放出される。鼻外部キャビティ22の内部に放出端161を設置することは、主に、マイナスイオン生成器16により放出された負酸素イオンがフィルタ薄膜シート101を通るときにブロックされるのを防ぎ、鼻外部キャビティ22へ送られる負酸素イオン数に影響を与えないことを目的とする。
使用時、鼻用エアフィルタリング装置は鼻周辺に着用され、鼻用装着部材2は鼻周辺の皮膚9に快適に密着する。フィルタ処理する必要のある大気は、呼吸の推進力下でエアフィルタアセンブリ1のフィルタ薄膜シート101を介してフィルタ処理される。フィルタ処理後の大気はフィルタ部材内部キャビティ103へ入って一時的に保管されてから第2フィルタ部材開口部122またはコネクタ15の内部空洞空間150を介して鼻外部キャビティ22へ入り、鼻外部キャビティ22で負酸素イオンと十分に混合された後に鼻孔3に入って、最後に人間の呼吸系に到達する。
図20に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置はエアフィルタアセンブリ1および鼻用装着部材2を含む。エアフィルタアセンブリ1は、第1フィルタ部材11、第2フィルタ部材12、および中央フィルタ部材13を含み、3つのフィルタ部材の直列接続後にエアフィルタアセンブリ1を形成する。鼻用装着部材2の主要輪郭は、鼻の輪郭に適合する。鼻用装着部材2は、医療グレードシリカゲル剤で作られており、鼻用装着部材2に柔軟性をもたらす硫化がなされる。2つの開口部が鼻用装着部材2上に設けられ、一つの開口部は鼻接続開口部21である。鼻接続開口部21は鼻周辺の皮膚9により囲まれる。この時点で、鼻用装着部材2の内部表面および鼻周辺の皮膚9の表面との間の空間は、外部キャビティ22を形成する。外部キャビティ22は、少なくともそこに鼻孔3を収容できる。鼻用装着部材2のもう一方の開口部は、外部接続開口部23である。エアフィルタアセンブリ1を鼻用装着部材2と連通させるため、スリーウェイパイプがさらに設けられ、ここで、スリーウェイパイプの2つのパイプラインが2つのエアフィルタアセンブリ1のフィルタ部材内部キャビティ103とそれぞれ連通する。具体的には、2つのパイプラインは、それぞれエアフィルタアセンブリ1の第2フィルタ部材開口部122と連通する。第3のパイプラインは、鼻用装着部材2の外部接続開口部23と連通する。この時点で、エアフィルタアセンブリ1の2つのセットは、それぞれ、スリーウェイパイプの左右に位置する。この構造は、フィルタ薄膜シート101の大気フィルタ処理領域を最大化するため、呼吸抵抗が低減する。
(実施例10)
鼻用エアフィルタリング装置は、鼻周辺に着用され、主に呼吸した大気のフィルタ処理に使用される。鼻用エアフィルタリング装置は、大気中の2.5マイクロメーター以下のサイズ、つまりPM2.5の粒子をフィルタ処理できる。
図21に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置はエアフィルタアセンブリ1および鼻用装着部材2を含む。エアフィルタアセンブリ1は、上述の実施例の任意のエアフィルタアセンブリ1である。鼻用装着部材2は、医療グレードシリカゲル剤で作られており、鼻用装着部材2に柔軟性をもたらす硫化がなされる。鼻用装着部材2の主要輪郭は、鼻の輪郭に適合し、その中に2つの開口部が設けられ、その1つが鼻接続開口部21である。鼻接続開口部21が鼻周辺の皮膚9により囲まれた後、鼻用装着部材2の内部表面および鼻周辺の皮膚9の表面との間の空間は、外部キャビティ22を形成する。外部キャビティ22は、少なくともそこに鼻孔3を収容する。鼻用装着部材2のもう一方の開口部は、外部接続開口部23である。外部接続開口部23は、エアフィルタアセンブリ1のフィルタ部材内部キャビティ103と直接または間接的に連通する。鼻外部キャビティ22もまた、外部接続開口部23を介してフィルタ部材内部キャビティ103と連通する。
鼻用エアフィルタリング装置はさらに、遷移部材4を備える。遷移部材4は、医療グレードのアクリロニトリル−ブタジエン−スチレンプラスチックで射出成形される。遷移部材4の外部輪郭は、鼻用装着部材2の外部接続開口部23に適合し、遷移部材4および外部接続開口部23の端部が密閉接続される。遷移部材4への接続後の鼻周辺の皮膚9と鼻用装着部材2との間の空間は、鼻外部キャビティ22である。遷移部材貫通孔41が遷移部材4に設けられ、エアフィルタアセンブリ1のコネクタ15または第2フィルタ部材開口部122が遷移部材貫通孔41に密閉接続される。遷移部材貫通孔41は密閉射出成形領域83に設けられてもよい。この領域は、医療グレード熱可塑性エラストマーTPEから作られ、二次射出成形を用いて主に遷移部材貫通孔41の内壁上に配置される。エアフィルタアセンブリ1がコネクタ15により遷移部材貫通孔41に接続されたとき。密閉射出成形領域83は、エアフィルタアセンブリ1と遷移部材4との間の密閉接続をよりしっかりと安定化できる。
遷移部材4と鼻用装着部材2の外部接続開口部23との間の密閉接続を確実にするため、遷移部材4と鼻用装着部材2との間に補助部材8が設けられている。補助部材8は、全体的に円環形であり、医療グレードのアクリロニトリル―ブタジエン―スチレンプラスチックで射出成形される。遷移部材4の端部を収容するように構成された収容部と鼻用装着部材2の外部接続開口部23を収容するように構成された収容部が補助部材8上に設けられている。補助部材8の端部の収容部は、鼻装着部材2の外部接続開口部23を収容および密閉接続し、補助部材8のもう一方の端部は遷移部材4を収容および密閉接続し、遷移部材4の端部と密閉接続し、遷移部材4および鼻装着部材2との間の接続の堅牢性および機密性を促進する。当然ながら、補助部材8と遷移部材4との間の密閉接続をよりしっかりと安定化させるため、遷移部材4の端部を収容するように構成された収容部にシーリング部81が設けられている。シーリング部81は、医療グレードシリカゲル剤で作られており、補助部材8と遷移部材4との間の接続における隙間を強化および密閉する硫化がなされ、補助部材8と遷移部材4との間の密閉接続を核にする。当然ながら、シーリング部81のシーリングをより効果的に行うため、遷移部材4およびシーリング部81が一体に接続されるように、二次射出成形を用いてシーリング部81を遷移部材4または補助部材8上に射出成形してもよい。このような設計から、シーリング部81は、補助部材8の端部上の収容部により正確に適合でき、シーリング効果を改善できる。
鼻用エアフィルタリング装置はさらに、カバーリング部材5を備え、その端部が遷移部材4の端部に適合する。カバーリング部材5は、医療グレードポリプロピレンプラスチックで射出成形される。カバーリング部材5および遷移部材4を接続することで形成される内部空間は、収容部51であり、ここに複数のエアフィルタアセンブリ1が位置する。通気口52がカバーリング部材5に設けられており、フィルタ処理する必要のある大気が通気口52を介して収容空間51に入る。カバーリング部材5は、エアフィルタアセンブリ1が外力により損傷を受けるのを防止し、遷移部材4、エアフィルタアセンブリ1、およびカバーリング部材5を一体に接続するため、鼻用装着部材2の組み立ておよび分解を促進する。
鼻用エアフィルタリング装置はさらに、フェイスマスク6を備える。フェイスマスク6は、医療グレードポリカーボナートプラスチックで射出成形されている。フェイスマスク6は、鼻用装着部材2または遷移部材4のどちらかに接続できる。図21に示す通り、フェイスマスク6は好ましくは補助部材8に接続し、遷移部材4、エアフィルタアセンブリ1、およびカバーリング部材5は、フェイスマスク6を補助部材8に接続することで形成される内部キャビティに囲まれる。
外部と連通するフェイスマスク開口部61は、フェイスマスク6上に設けられる。フィルタ処理する必要のある大気がフェイスマスク開口部61を介してフェイスマスク6の内部に送られる。フェイスマスク6の内部表面と隣接するフィルタ薄膜シート101との間にフィルタ処理する必要のある大気が通るための隙間が残されている。当然ながら、呼気もまた、フェイスマスク開口部61から放出されなければならない。湿った熱い呼気が視線に影響を与えることを防止するため、特に眼鏡を着用している人の場合、湿った熱い空気が眼鏡のレンズ上に曇りの層を形成して視線に深刻な影響を与えることがないようにするため、フェイスマスク開口部61は、眼91に隣接するフェイスマスク6の部分上には設置されない。
酸素療法の患者や薬剤噴霧療法の患者など特定の集団が、特定の状況で鼻用エアフィルタリング装置を使用できるようにするために、気体接続開口部62が上述のフェイスマスク6に設けられ、気体接続開口部62は気体源に連通している。気体接続開口部62は、フェイスマスク6上に位置してよく、そこを通じて特殊気体がフェイスマスク6の内部に送られ、再びエアフィルタアセンブリ1のフィルタ薄膜シート101を介してエアフィルタ内部キャビティ103に送られて呼吸用として供給される。当然ながら、気体接続開口部62はまた、フィルタ薄膜シート101を通った後の気体の損失を回避するため、特殊エアフィルタアセンブリ1のエアフィルタ内部キャビティ103とパイプラインを介して直接連通してもよい。
図22に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置のエアフィルタアセンブリ1は消費型製品であるため、一定期間使用後に交換する必要があり、遷移部材4、エアフィルタアセンブリ1、およびカバーリング部材5は、遷移部材接続構造42によってカバーリング部材5を遷移部材4に接続する消費型アセンブリに組み立てられており、その間に収容空間51が形成される。収容空間51は、エアフィルタアセンブリ1を収容するように構成され、エアフィルタアセンブリ1上の第2フィルタ部材開口部122が遷移部材4の遷移部材貫通孔41に連通する。使用時、消費型アセンブリの1つが補助部材8に接続され、それがフェイスマスク6に接続される。この時点で消費型アセンブリはフェイスマスク6によってカバーされる。消費型アセンブリを交換する場合、フェイスマスク6を補助部材8から取り外し、消費型アセンブリ全体を補助部材8から取り外して交換するが、これは、消費型アセンブリの全体の交換効率を改善するだけでなく、エアフィルタアセンブリ1に手を触れることなく消費型製品を交換できるように、遷移部材4およびカバーリング部材5を利用してエアフィルタアセンブリ1を囲むため、エアフィルタアセンブリ1の清潔性を確保できる。
図23に示す通り、ワンウェイバルブ7が鼻用エアフィルタリング装置の遷移部材4上に設けられている。ワンウェイバルブ7はゴムで作られており、気流の方向を制御するために構成された制御バルブである。吸気時はワンウェイバルブ7が閉じ、フィルタ処理する必要のある大気はフィルタ部材内部キャビティ103を介してフィルタ薄膜シート101でフィルタ処理されて鼻外部キャビティ22に送られる。呼気時はワンウェイバルブ7が開き、吐き出された気体はワンウェイバルブ7を介して鼻外部キャビティ22から直接放出される。当然ながら、ワンウェイバルブ7はまた、エアフィルタアセンブリ1のフィルタ薄膜シート101上に設置してもよく、呼気時にワンウェイバルブ7を開き、鼻外部キャビティ22を介して吐き出された気体を内部キャビティ103に送り、フィルタ薄膜シート101上のワンウェイバルブ7から放出してもよい。
図23に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置はさらに貫通孔シーリング部43を備え、貫通孔シーリング部43は、加硫処理したシリカゲル材から作られ、遷移部材貫通孔41内部、または遷移部材貫通孔41のエアフィルタアセンブリ1に接続しない一側に位置しており、主に遷移部材貫通孔41を密閉することを目的として構成されている。貫通孔シーリング部43は、鼻外部キャビティ22をエアフィルタアセンブリ1のフィルタ部材内部キャビティ103から分離する。第1に、鼻用エアフィルタリング装置を試用する場合、着用者の鼻の輪郭に合った鼻用装着部材2が記入された製品モデル番号を選択する必要がある。鼻用エアフィルタ装置の試用プロセスでは、鼻外部キャビティ22に収容された大気が鼻孔の吸い込みによって抽出され、陰圧条件を生み出す。この時点で、着用されている鼻用エアフィルタリング装置が一定の時間鼻の上に残っていれば、鼻用装着部材2が着用者の鼻の輪郭に適しており、鼻用装着部材2および補助部材8、遷移部材4の間の機密性が良好であると判断できる。第2に、貫通孔シーリング部43は、使用前にエアフィルタアセンブリ1の清潔性を確保できる。
図24および図25に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置は鼻の周辺に着用する。弾性ベルト82を耳の後ろにあるフェイスマスク6の固定部63に接続して止めるか、頭部でベルト82を締める。鼻用エアフィルタリング装置を正しく着用すれば、鼻用エアフィルタリング装置によって鼻が部分的または完全にカバーされ、口は外側に露出される。鼻用エアフィルタリング装置と鼻周辺の皮膚9との密閉接続を確保し、鼻用装着部材2の主要輪郭が鼻の輪郭に適合することを確実にするため、鼻用装着部材2の鼻接続開口部21が鼻周辺の皮膚9に密着するように、鼻用装着部材2は、加硫処理したシリカゲル材で作られており、柔軟性を有する。この時点で、鼻用装着部材2の内部表面と鼻周辺の皮膚9との間に空間が形成される。この空間は、鼻外部キャビティ22であり、鼻外部キャビティ22の内部に鼻孔が収容される。
図25に示す通り、鼻用エアフィルタリング装置を鼻に着用すると、人体の呼吸そのものによって生み出される原動力に起因し、装置の外側にあるフィルタ処理する必要のある大気がフェイスマスク6のフェイスマスク開口部61を介して装置内に入ってくる。大気は、まず、カバーリング部材5の通気口52を介してカバーリング部材5を遷移部材4に接続することによって形成される収容空間51に入る。収容空間51は、内部に2セットのエアフィルタアセンブリ1を収容する。狭い空間でフィルタ処理領域を増加し、呼吸抵抗を低減するため、第1フィルタ部材11および第2フィルタ部材12がエアフィルタアセンブリ1上に設けられている。フィルタ処理する必要のある大気は自律的により近くにあるフィルタ部材を選び、そのフィルタ部材のフィルタ薄膜シート101によりフィルタ処理される。フィルタ処理された大気は、コネクタ15の内部空洞空間150を通って遷移部材4の遷移部材貫通孔41に送られる。遷移部材4の一方の端の遷移部材接続構造42はカバーリング部材5に接続されているため、もう一方の端部がシーリング部81を介して補助部材8にマウントされ、補助部材8が鼻用装着部材2に密閉接続され、フィルタ処理された大気が遷移部材貫通孔41を通って鼻外部キャビティ22に直接送られ、呼吸系に供給される。
高品質の健全な大気を人間に確保するため、マイナスイオン生成器16がさらに鼻用装着部材2に設けられている。マイナスイオン生成器16は、放出端161および接続シート162を含み、ここで、放出端161は負酸素イオンを放出でき、鼻外部キャビティ22内に位置し、接続シート162は鼻用装着部材2に密閉接続されている。放出端161から放出された負酸素イオンは、鼻外部キャビティ22に直接入る。鼻外部キャビティ22の内部に放出端161を設置することは、主に、マイナスイオン生成器16により放出された負酸素イオンがフィルタ薄膜シート101を通るときにブロックされるのを防ぎ、鼻外部キャビティ22へ送られる負酸素イオン数に影響を与えないことを目的とする。
1 エアフィルタアセンブリ、101 フィルタ薄膜シート、1011 突起部、1012 下部薄膜シート、1013 上部薄膜シート、102 接続領域、103 フィルタ部材内部キャビティ、11第1フィルタ部材、111 第1フィルタ部材連通口、12 第2フィルタ部材、121 第2フィルタ部材連通口、122 第2フィルタ部材開口部、13 中央フィルタ部材、131 中央フィルタ部材連通口、14 支持材、141 穴、142 歯溝、15 コネクタ、150 内部空洞空間、151 コネクタ位置構造、16 マイナスイオン生成器、161 放出端、162 接続シート、17 並列コネクタ、171 並列開口部、2 鼻用装着部材、21 鼻接続開口部、22 鼻外部キャビティ、23 外部接続開口部、3 鼻孔、4 遷移部材、41 遷移部材貫通孔、42 遷移部材接続構造、43 貫通孔シーリング部、5 カバーリング部材、51 収容空間、52 通気口、6 フェイスマスク、61 フェイスマスク開口部、62 気体接続開口部、63 ベルト修正部、7 ワンウェイバルブ、8 補助部材、81 シーリング部、82 ベルト、83 密閉射出成形領域、9 鼻周辺の皮膚、91 眼。

Claims (31)

  1. 少なくとも1つの第1フィルタ部材(11)および第2フィルタ部材(12)を備え、そのそれぞれが接続領域(102)においてフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シート(101)で囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ(103)であり、フィルタ部材内部キャビティ(103)と連通する少なくとも1つの第1フィルタ部材連通口(111)が第1フィルタ部材(11)のフィルタ薄膜シート(101)上に設けられ、いずれもフィルタ部材内部キャビティ(103)と連通する少なくとも1つの第2フィルタ部材連通口(121)および少なくとも1つの第2フィルタ部材開口部(122)が第2フィルタ部材(12)のフィルタ薄膜シート(101)上に設けられたエアフィルタセンブリにおいて、第1フィルタ部材連通口(111)は第2フィルタ部材連通口(121)と密閉連通し、それによって第1フィルタ部材(11)および第2フィルタ部材(12)のフィルタ部材内部キャビティ(103)は相互に連通し、第2フィルタ部材開口部(122)はフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間に直接的または間接的に連通していることを特徴とする、エアフィルタアセンブリ。
  2. 少なくとも1つの中央フィルタ部材(13)が第1フィルタ部材(11)および第2フィルタ部材(12)の間に設けられ、中央フィルタ部材(13)は接続領域(102)においてフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シート(101)で囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ(103)であり、フィルタ薄膜シート(101)には少なくとも2つの中央フィルタ部材連通口(131)が設けられ、少なくとも2つの中央フィルタ部材連通口(131)は、いずれも相互に密閉連通できるか、または第1フィルタ部材連通口(111)もしくは第2フィルタ部材連通口(121)と密閉連通できることを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタアセンブリ。
  3. フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、または2つのフィルタ部材の隣接するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティ(103)の内部および/または外部に位置する支持材(14)をさらに備えることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のエアフィルタアセンブリ。
  4. 支持材(14)は、フィルタ部材内部キャビティ(103)の内部に位置し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティ(103)を囲むフィルタ薄膜シート(101)を支持することを特徴とする、請求項3に記載のエアフィルタアセンブリ。
  5. 支持材(14)は、フィルタ部材内部キャビティ(103)の外部に位置し、少なくとも支持材(14)の一部はフィルタ薄膜シート(101)の外面に接続され、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティ(103)を囲むフィルタ薄膜シート(101)を引き上げることを特徴とする、請求項3に記載のエアフィルタアセンブリ。
  6. 支持材(14)には、支持材(14)の表面積を低減し、通気抵抗を低減するように構成された穴(141)または歯溝(142)が設けられた、請求項4または請求項5に記載のエアフィルタアセンブリ。
  7. 両端が内部空洞空間(150)を通る管形状またはシート形状を有し、第1フィルタ部材連通口(111)、第2フィルタ部材連通口(121)、第2フィルタ部材開口部(122)、および中央フィルタ部材連通口(131)に位置するコネクタ(15)をさらに備え、前記コネクタ(15)は第1フィルタ部材連通口(111)、第2フィルタ部材連通口(121)、第2フィルタ部材開口部(122)、および中央フィルタ部材連通口(131)に密閉接続でき、それによりコネクタ(15)の内部空洞空間(150)がフィルタ部材内部キャビティ(103)と連通していることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエアフィルタアセンブリ。
  8. コネクタ(15)および支持材(14)が一体に接続されていることを特徴とする、請求項7に記載のエアフィルタアセンブリ。
  9. 第1フィルタ部材(11)または第2フィルタ部材(12)は、異なる表面積を有する少なくとも2つのフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成され、フィルタ薄膜シート(101)は密閉接続後に変形してフィルタ部材内部キャビティ(103)を形成し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止することを特徴とする、請求項1に記載のエアフィルタアセンブリ。
  10. フィルタ部材内部キャビティ(103)の内部または外部に向かって伸長するストリップ形状またはポイント形状を有する突起部(1011)が、フィルタ薄膜シート(101)の表面上に設けられていることを特徴とする、請求項9に記載のエアフィルタアセンブリ。
  11. 放出端部(161)および接続シート(162)を備えるマイナスイオン生成器(16)をさらに備え、接続シート(162)はフィルタ薄膜シート(101)またはコネクタ(15)に密閉接続され、放出端部(161)はフィルタ部材内部キャビティ(103)の内部に位置することを特徴とする、請求項7に記載のエアフィルタアセンブリ。
  12. 第1フィルタ部材(11)および並列コネクタ(17)を備え、第1フィルタ部材(11)は接続領域(102)においてフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成され、密閉接続後にフィルタ薄膜シート(101)で囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ(103)であり、少なくとも1つの第1フィルタ部材連通口(111)が第1フィルタ部材(11)のフィルタ薄膜シート(101)上に設けられ、並列コネクタ(17)は少なくとも2つの並列開口部(171)が設けられた部材であるエアフィルタセンブリにおいて、少なくとも2つの第1フィルタ部材(11)が並列コネクタ(17)の並列開口部(171)によってアセンブリに接続され、少なくとも2つの第1フィルタ部材(11)のフィルタ部材内部キャビティ(103)はフィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と第1フィルタ部材連通口(111)を介して並列に連通していることを特徴とする、エアフィルタアセンブリ。
  13. フィルタ接続領域(102)においてフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成される第2フィルタ部材(12)をさらに備え、密閉接続後にフィルタ薄膜シート(101)で囲まれた内部キャビティはフィルタ部材内部キャビティ(103)であり、いずれもフィルタ部材内部キャビティ(103)と連通する少なくとも1つの第2フィルタ部材連通口(121)および1つの第2フィルタ部材開口部(122)が第2フィルタ部材(12)のフィルタ薄膜シート(101)上に設けられ、第1フィルタ部材(11)の第1フィルタ部材連通口(111)は第2フィルタ部材連通口(121)と密閉連通し、第1フィルタ部材(11)は第2フィルタ部材(12)と直列に接続され、第1フィルタ部材(11)および第2フィルタ部材(12)のフィルタ部材内部キャビティ(103)は相互に連通し、並列コネクタ(17)の少なくとも2つの並列開口部(171)は、それぞれ2つの第2フィルタ部材開口部(122)に接続されて少なくとも2つの並列に接続された第1フィルタ部材(11)および第2フィルタ部材(12)のセットを一体に接続し、2つのセットのフィルタ部材内部キャビティ(103)は、それぞれが、2つのセットのフィルタ部材内部キャビティ(103)と連通している第2フィルタ部材開口部(122)を介して、フィルタ処理した気体を提供する必要のある空間と連通していることを特徴とする、請求項12に記載のエアフィルタアセンブリ。
  14. フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、または2つのフィルタ部材の隣接するフィルタ薄膜(101)シートが相互に接着することを防止するため、フィルタ内部キャビティ(103)の内部および/または外部に位置する支持材(14)をさらに備えることを特徴とする、請求項12または請求項13に記載のエアフィルタアセンブリ。
  15. 支持材(14)は、フィルタ部材内部キャビティ(103)の内部に位置し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティ(103)を囲むフィルタ薄膜シート(101)を支持することを特徴とする、請求項14に記載のエアフィルタアセンブリ。
  16. 支持材(14)は、フィルタ部材内部キャビティ(103)の外部に位置し、少なくとも支持材(14)の一部はフィルタ薄膜シート(101)の外面に接続され、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止するため、フィルタ部材内部キャビティ(103)を囲むフィルタ薄膜シート(101)を引き上げることを特徴とする、請求項14に記載のエアフィルタアセンブリ。
  17. 支持材(14)には、支持材(14)の表面積を低減し、通気抵抗を低減するように構成された穴(141)または歯溝(142)が設けられていることを特徴とする、請求項15または請求項16に記載のエアフィルタアセンブリ。
  18. 両端が内部空洞空間(150)を通る管形状またはシート形状を有し、第1フィルタ部材連通口(111)、第2フィルタ部材連通口(121)、および第2フィルタ部材開口部(122)に位置するコネクタ(15)をさらに備え、前記コネクタ(15)は第1フィルタ部材連通口(111)、第2フィルタ部材連通口(121)、および第2フィルタ部材開口部(122)に密閉接続することができ、それによりコネクタ(15)の内部空洞空間(150)がフィルタ部材内部キャビティ(103)と連通していることを特徴とする、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載のエアフィルタアセンブリ。
  19. コネクタ(15)および支持材(14)が一体に接続されていることを特徴とする、請求項18に記載のエアフィルタアセンブリ。
  20. 第1フィルタ部材(11)または第2フィルタ部材(12)は、異なる表面積を有する少なくとも2つのフィルタ薄膜シート(101)を密閉接続することにより形成され、フィルタ薄膜シート(101)は密閉接続後に変形してフィルタ部材内部キャビティ(103)を形成し、フィルタ部材を構成するフィルタ薄膜シート(101)が相互に接着することを防止することを特徴とする、請求項12または請求項13に記載のエアフィルタアセンブリ。
  21. フィルタ部材内部キャビティ(103)の内部または外部に向かって伸長するストリップ形状またはポイント形状を有する突起部(1011)が、フィルタ薄膜シート(101)の表面上に設けられていることを特徴とする、請求項20に記載のエアフィルタアセンブリ。
  22. 放出端部(161)および接続シート(162)を備えるマイナスイオン生成器(16)をさらに備え、接続シート(162)はフィルタ薄膜シート(101)またはコネクタ(15)に密閉接続され、放出端部(161)はフィルタ部材内部キャビティ(103)の内部に位置することを特徴とする、請求項18に記載のエアフィルタアセンブリ。
  23. 鼻用装着部材(2)およびエアフィルタアセンブリ(1)を備え、鼻用装着部材(2)の主要輪郭は人間の鼻に適合し、少なくとも2つの開口部が鼻用装着部材(2)上に設けられ、一方は人間の鼻の周辺の皮膚(9)で囲まれた鼻接続開口部(21)であり、もう一方は外部接続開口部(23)であり、鼻用装着部材(2)の内部表面と人間の鼻の周辺の皮膚(9)の表面の間の空間が、少なくとも1つの鼻孔(3)を収容する鼻外部キャビティ(22)を形成する鼻用エアフィルタリング装置において、エアフィルタアセンブリ(1)は請求項1から請求項22のいずれかに記載のエアフィルタアセンブリであって、鼻外部キャビティ(22)は鼻用装着部材(2)の外部接続開口部(23)を介してエアフィルタアセンブリ(1)のフィルタ部材内部キャビティ(103)に直接的または間接的に連通していることを特徴とする、鼻用エアフィルタリング装置。
  24. 遷移部材(4)をさらに備え、前記遷移部材(4)の外部輪郭は鼻用装着部材(2)の外部接続開口部(23)に適合し、遷移部材(4)および外部接続開口部(23)の端部は密閉接続され、鼻用装着部材(2)が遷移部材(4)に接続された後に形成される、人間の鼻周辺の皮膚(9)および鼻用装着部材(2)の間の空間は鼻外部キャビティ(22)であり、遷移部材貫通孔(41)は遷移部材(4)上に設けられ、エアフィルタセンブリ(1)のコネクタ(15)または第2フィルタ部材開口部(122)は遷移部材貫通孔(41)に密閉接続されることを特徴とする、請求項23に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  25. 遷移部材貫通孔(41)の内部、または遷移部材貫通孔(41)のエアフィルタアセンブリ(1)に接続しない一側に位置する貫通孔シーリング部(43)をさらに備え、それにより遷移部材貫通孔(41)は外部から閉じられることを特徴とする、請求項24に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  26. カバーリング部材(5)をさらに備え、前記カバーリング部材(5)の端部は遷移部材(4)の端部に適合し、カバーリング部材(5)上に通気口(52)が設けられ、カバーリング部材(5)を遷移部材(4)に接続することにより形成される内部空間は収容空間(51)であり、少なくとも1つのエアフィルタアセンブリ(1)が収容空間(51)内に位置し、カバーリング部材(5)はエアフィルタアセンブリ(1)が外力による損傷を受けることを防止でき、遷移部材(4)、エアフィルタアセンブリ(1)、およびカバーリング部材(5)を全体として接続できるようにし、鼻用装着部材(2)の組み立ておよび分解を行い易くすることを特徴とする、請求項24に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  27. 遷移部材(4)またはエアフィルタアセンブリ(1)上に設けることができる少なくとも1つのワンウェイバルブ(7)をさらに備え、前記ワンウェイバルブ(7)は、吸気中は閉じられ、空気がフィルタ薄膜シート(101)を介してフィルタ処理され、フィルタ部材内部キャビティ(103)に入ってから鼻外部キャビティへ入り(22)、前記ワンウェイバルブ(7)は、呼気中は開かれ、呼気ガスはワンウェイバルブ(7)を通って鼻外部キャビティ(22)から直接放出されるか、または鼻外部キャビティ(22)およびフィルタ部材内部キャビティ(103)へ入った後にワンウェイバルブ(7)を通って直接放出されることを特徴とする、請求項24に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  28. 放出端部(161)および接続シート(162)を備えるマイナスイオン生成器(16)をさらに備え、接続シート(162)は鼻用装着部材(2)または遷移部材(4)に密閉接続され、放出端部(161)は鼻外部キャビティ(22)の内部に位置することを特徴とする、請求項23から請求項27のいずれか1項に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  29. 鼻用装着部材(2)または遷移部材(4)のいずれかに接続することができるフェイスマスク(6)をさらに備え、外部と連通しているフェイスマスク開口部(61)はフェイスマスク(6)上に設けられ、フェイスマスク(6)の内部表面および隣接するフィルタ薄膜シート(101)の間に隙間が形成されていることを特徴とする、請求項23から請求項27のいずれか1項に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  30. フェイスマスク開口部(61)は、湿った熱い呼気ガスが視線に影響を与えることを防止するように、人間の眼(91)に隣接するフェイスマスク(6)の部分上には設けられないことを特徴とする、請求項29に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
  31. 気体源と連通することができる少なくとも1つの気体接続開口部(62)がフェイスマスク(6)上に設けられていることを特徴とする、請求項29に記載の鼻用エアフィルタリング装置。
JP2016600034U 2013-06-04 2014-06-04 エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置 Active JP3204857U (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201310217790 2013-06-04
CN201310217790.4 2013-06-04
CN201410103020.1A CN104208829B (zh) 2013-06-04 2014-03-19 空气过滤组件及鼻用空气过滤装置
CN201410103020.1 2014-03-19
PCT/CN2014/079123 WO2014194817A1 (zh) 2013-06-04 2014-06-04 空气过滤组件及鼻用空气过滤装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3204857U true JP3204857U (ja) 2016-06-23

Family

ID=52007564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016600034U Active JP3204857U (ja) 2013-06-04 2014-06-04 エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3204857U (ja)
KR (1) KR200486654Y1 (ja)
CN (1) CN104208829B (ja)
WO (1) WO2014194817A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107467744A (zh) * 2017-07-27 2017-12-15 齐月丛 防霾保健口罩
WO2020181382A1 (en) * 2019-03-12 2020-09-17 Ga International Nasal mask
CN112716075B (zh) * 2021-01-18 2022-10-28 延安大学 一种过敏性鼻炎患者用的防护装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2130555A (en) * 1936-04-06 1938-09-20 Malcom Robert Respirator filter
US2227959A (en) * 1937-10-11 1941-01-07 Harvey S Cover Respirator filter
US2235624A (en) * 1938-07-30 1941-03-18 Hygeia Filtering Corp Filter unit for respirators
US6345620B2 (en) * 1998-10-23 2002-02-12 Mine Safety Appliances Company Flexible respirator filter
US6467481B1 (en) * 1999-04-29 2002-10-22 Vase Technology Stackable filter device
KR100959146B1 (ko) * 2009-08-03 2010-05-25 (주)씨앤투스 호흡마스크용 필터
CN204034080U (zh) * 2013-06-04 2014-12-24 北京万生人和科技有限公司 空气过滤组件及鼻用空气过滤装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN104208829B (zh) 2018-10-12
WO2014194817A1 (zh) 2014-12-11
KR20160000419U (ko) 2016-02-03
KR200486654Y1 (ko) 2018-06-18
CN104208829A (zh) 2014-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN210376932U (zh) 具备空气净化功能的眼镜
CN105641821A (zh) 一种主动进气式口罩
CN205460549U (zh) 一种主动进气式口罩
US20210368877A1 (en) Personal Air Management Methods and Systems for Reducing or Blocking Exposure to Airborne Pathogens
JP3204857U (ja) エアフィルタアセンブリおよび鼻用エアフィルタリング装置
CN111821597A (zh) 一种穿戴式鼻腔连接呼吸口罩
CN111227383A (zh) 一种透明口罩
KR102331231B1 (ko) 다용도 안면마스크
CN205434739U (zh) 一种吸气过滤装置
WO2021247716A2 (en) Personal air management methods and systems for reducing or blocking exposure to airborne pathogens
CN212590434U (zh) 一种口罩
CN204034080U (zh) 空气过滤组件及鼻用空气过滤装置
WO2022062900A1 (zh) 一种防护口罩结构
CN213404961U (zh) 一种拼接口罩
CN214074628U (zh) 一种医用氧气面罩
JP3186912U (ja) 鼻マスク
CN112956765A (zh) 一种可替换滤芯的透明口罩及制备方法
CN202026862U (zh) 一种卫生口罩
CN213188236U (zh) 一种智能电子密封口罩
CN205516062U (zh) 一种防尘口罩
CN214630107U (zh) 一种可替换滤芯的透明口罩
CN218485022U (zh) 鼻罩及其口鼻罩
CN114569906B (zh) 一种带有防疫中药药包的口罩
CN216725566U (zh) 可更换滤芯式晶体口罩
CN216315726U (zh) 气溶胶专用防护口罩

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160115

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20160115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3204857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250