JP3204234U - インナーウェア - Google Patents

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多美子 龍
多美子 龍
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株式会社トータルヘルスデザイン
株式会社リュー・ドゥ・リュー
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Abstract

【課題】締め付けが少なく快適に着用することができ、自然に姿勢を整えることが可能で、かつ、美しいバストを演出できるインナーウェアを提供することを課題とする。【解決手段】本体がパワーネットで構成されたノースリーブのインナーウェアであって、前身頃にはバスト部が設けられ、前記バスト部の下に沿い鳩尾を覆って前記前身頃から後身頃にわたる略一定幅の帯状部材が設けられ、また、前記後身頃には、左右両肩から肩甲骨を横断するように斜行して背面中心線上で合流し、合流点からさらに下方に前記帯状部材と交差する位置まで延在するY字形テープ部材が設けられている、インナーウェアである。【選択図】図1

Description

本考案は、姿勢を整える機能を有するインナーウェアに関する。
矯正下着や補整下着といわれるインナーウェアには、強力な生地を用いて身体の一部を締めたり持ち上げたりすることによって、身体の外形を整えようとするものがある。一方、強制的に身体の形を整えるのではなく、姿勢を良くすることによって美しい姿を実現しようとする下着もある。
特許文献1には、着用すると背筋が伸びて自然と姿勢がよくなるインナーとして、縦横方向に伸びて身体にフィットする成型編みのインナーであって、前身頃においては強パワーの帯状編地がアンダーバスト部に位置し、帯状編地の両側部はネックラインとアームホールラインの間から左右肩部に達しており、後身頃においては左右からX状に交差する帯状編地と、その帯状編地の両端と接する横帯状編地が設けられたものが開示されている。
特許文献2には、姿勢矯正やバストアップ等の機能を併せ持ったキャミソールとして、本体がパワーネットでできており、補正機能部分はパワーネットの多重構造もしくは繊維の構造によって他の部分より圧がかかるようになっているキャミソールを開示している。特許文献2には、背中部分のクロスしたパワーネットが肩甲骨を引き寄せて姿勢を矯正すると記載され、また、図面には下腹部から腰部の全周に設けられた横帯状の補正帯が示されている。
特許文献3には、縦横方向に伸縮するインナーウェアであって、背面中央部にパワーの強い縦長テープ地が配置されたものが開示されている。特許文献3のインナーウェアを着用すると、前屈すると背面中央部の縦長テープ地によって背中部分が引っ張られるため、前屈が妨げられて自然と良い姿勢を保つことになり、猫背が解消されるというものである。
実用新案登録第3115670号公報 実用新案登録第3164846号公報 特開2012−52276号公報
前記のようにさまざまな構成のインナーウェアが提案されているが、さらに自然に、快適に、本来の美しい身体のかたちを取り戻すことができるインナーウェアへの期待は継続している。すなわち本考案は、締め付けが少なく快適に着用することができ、自然に姿勢を整えることが可能で、かつ、美しいバストを演出できるインナーウェアを提供することを課題とする。
考案者は上記課題に取り組む中で、着物を着た日本人女性の美しい姿は、帯によって胸下に支点が作られることに加えて、衣紋を抜く動作によって両肩が後ろに引かれて胸が開き、姿勢が起きることから得られてきたことに着目した。そして、インナーウェアにおいてそのような効果を得るための構成を模索した結果、アンダーバスト部で鳩尾を覆い身体の全周にわたる帯状部材と、背面において両肩から肩甲骨を横断するように斜行して背面中心線上で交わり、当該交点から下へ前記帯状部材まで延在するY字形のテープ部材と、を設けたインナーウェアとすることによって、着用するだけで自然に美しい姿勢に導かれ、強制的に身体を矯正することなく美しい姿を実現できることを見出して、本考案を完成した。
すなわち本考案は、本体がパワーネットで構成されたノースリーブのインナーウェアであって、前身頃にはバスト部が設けられ、前記バスト部の下に沿い鳩尾を覆って前記前身頃から後身頃にわたる略一定幅の帯状部材が設けられ、また、前記後身頃には、左右両肩から肩甲骨を横断するように斜行して背面中心線上で合流し、合流点からさらに下方に前記帯状部材と交差する位置まで延在する、Y字形テープ部材が設けられていることを特徴とする、インナーウェアに関する。
前記インナーウェアは、さらに、前記バスト部の左右両脇にそれぞれ、前記バスト部の脇側から少なくとも外側1/3までを覆う支持部材が設けられていることが好ましい。
また、前記本体を構成するパワーネットが、縦方向よりも横方向の伸縮性が高いパワーネットであることがより好ましい。さらに、インナーウェアの肩部に補強テープ部材が取り付けられていることも好ましい。
また、本考案のインナーウェアは、前記本体のバスト部にはパッド挿入部が設けられ、パッドが出し入れ自在であることも好ましい。
本考案のインナーウェアは、本体がパワーネットで構成され、さらに帯状部材とY字形テープ部材とを有することによって、身体を過剰に締め付けることなく美しい姿勢に導き、また、その姿勢から生じる筋肉の動きが自然なシェイプアップ効果をもたらして美しいボディを生み出す。さらに、バストの脇に設けられた支持部材によって、横流れしたバストや脇の肉をカップ内に寄せて収めることができ、無理なく美しいバストを演出することができる。
本考案の実施例であるインナーウェアの前面を表す。 本考案の実施例であるインナーウェアの背面を表す。
以下、図面も参照しながら本考案のインナーウェアについて説明するが、本考案は図面に示された例に限定されるものではない。
図1は本考案の実施例であるインナーウェア1の前面を表している。前面の表面側(衣服側)はレース装飾が取り付けられているが、構造の理解のために、図1ではインナーウェアを裏返した状態、すなわち裏側(肌側)を示している。インナーウェア1はノースリーブの上半身用下着であり、本体2はパワーネットで構成されている。パワーネットとして、縦方向よりも横方向の伸縮性が高いものを用いることが好ましい。インナーウェア1は全体がパワーネットで構成されており、各機能部分は、パワーネットがさらに重ね合されたり、別の素材が取り付けられたりすることによって構成されている。
インナーウェア1の前面上部にはバスト部3が設けられ、バスト部3の下には、鳩尾を覆い、バスト部の下に沿って横方向に延在する帯状部材4が設けられている。帯状部材4は幅5〜7cm程度とでき、図1の例では幅約6cmの一定幅を有し、前身頃から後身頃にわたって全周に設けられている。帯状部材4は本体2と同じタイプのパワーネットからなり、鳩尾に当たる体中心部分にはさらに柔らかな綿素材が重ねられている。身体の全周にわたる帯状部材を設けることで、胸下(鳩尾付近)に身体の支点を作り出すことができる。
バスト部3の左右両脇の最裏側(肌側)には、バスト部3の脇側から一部を覆う、支持部材5が設けられている。支持部材5は、バスト部の外側約1/2を覆っており、少なくともバスト部の外側約1/3を覆うものであることが好ましい。支持部材5は、本体2と同じタイプのパワーネットを二重に重ねた素材で構成されている。支持部材5の上端はそのまま上方に延長され、肩部6を構成している。肩部6には、その長さ方向に沿って、伸縮性のある補強テープ7が取り付けられている。補強テープ7によって、肩部6の伸びが防止されるとともに、ある程度の伸縮性と形態保持性が得られるため、良好なフィット感が得られる。肩部6は、幅3〜5cm程度、図の例では幅4cm程度であり、肩頂点を越えて背部に回り込み、肩甲骨の上付近で背面の部材と切り替わっている。
バスト部3の左右カップ部分内側(肌側)には、全体に柔らかな綿素材が重ねられており、肌当たりがよい。また、バスト部3の表面(衣服側)のパワーネットと内側の綿素材との間に、パッド(不図示)が挿入されている。パッドを挿入するためのパッド挿入口が、バスト部3の脇近傍、支持部材5と重なる位置に設けられている。パッド挿入口からパッドを出し入れすること、挿入するパッドの大きさや位置を調整することができる。
インナーウェア1のアームホールの辺縁は、伸縮性の細幅テープでパイピングされている。肩周辺は身体の中でも動作が多い部位の一つであるため、伸縮性テープでパイピングを施すことによって、インナーウェア1の身体への良好なフィット性が得られ、インナーウェアの耐久性も向上する。
図2は本考案の実施例であるインナーウェア1の背面を表している。図1と同様、構造の理解のために、図2ではインナーウェアを裏返した状態、すなわち裏側(肌側)を示している。インナーウェア1の背面は、大略的には1枚のパワーネット(本体2)からなり、各機能部分においては、本体2のパワーネット上にさらにパワーネットないしテープ等が重ね合された構造となっている。
インナーウェア1の背面の肋骨下部付近に、前身頃から連続している帯状部材4が設けられている。帯状部材4は略一定幅で後身頃を横断するように設けられているが、着用時には肋骨に重ならないように下に引いた状態に調整することが好ましい。帯状部材4は、前面と同様に本体2と同タイプのパワーネットからなる。
インナーウェア1の背面において、左右の肩部6との切り替え部分から、肩甲骨を横断するように斜行して背面中心線上で合流し、合流点からさらに下方に延在するY字形テープ部材8が設けられている。Y字形テープ部材8は、帯状部材4と交差する位置で終止している。Y字形テープ部材8の上部(V字形の部分)は、本体2の背中側辺縁となっており、本体2の辺縁に沿ってテープが取り付けられている。Y字形テープ部材8の素材は、伸縮性のある補強テープである。
本考案のインナーウェアは、次の手順で着用することが好ましい。
まず、インナーウェアの肩部を両手で持ち、足元から履くようにして着用する。アームホールに腕を通し、肩や胸の位置をおおむね整えると、帯状部材がアンダーバスト周囲に位置し、胸下の支点が作られる。続いて、背面の中央最下端を両手で持ってインナーウェアの背面側を下に引っ張る。この動作によって、背筋が伸びて両肩が後ろに引かれ、胸が開き、姿勢が起き、美しい姿勢が作られ、同時に上部胸郭の伸張によって呼吸の改善も期待できる。
続いて、姿勢をまっすぐに保ったまま、インナーウェア前面の脇部をつかみ、後ろ方向に水平に引きながら、脇とバストの脂肪をカップ内に寄せ入れる。次いで、パットの頂部とバストトップが重なるように調整し、表面に取り付けられたレースの縁を調整する。その後、再び、背面の中央最下端を両手で持ってインナーウェアの背面側を下に引っ張る動作を行い、帯状部材が背面で斜め後ろに下がるように調整する。着用中にも、適時、帯状部材の背面が肋骨に重ならないように引き下げて調整することが好ましい。
上記のように着用すると、両肩を後ろに引く力によって自然と腹筋が動き、腹筋の運動が広背筋に伝播する。これらの運動によってウエストの引き締め効果が得られ、強制的な身体の締め付けではない自然な美しい姿が得られる。また広背筋の動きが大臀筋に伝わり、ヒップアップ効果も期待できる。
1 インナーウェア
2 本体
3 バスト部
4 帯状部材
5 支持部材
6 肩部
7 補強テープ
8 Y字形テープ部材

Claims (5)

  1. 本体がパワーネットで構成されたノースリーブのインナーウェアであって、
    前身頃にはバスト部が設けられ、
    前記バスト部の下に沿い鳩尾を覆って前記前身頃から後身頃にわたる略一定幅の帯状部材が設けられ、また、
    前記後身頃には、左右両肩から肩甲骨を横断するように斜行して背面中心線上で合流し、合流点からさらに下方に前記帯状部材と交差する位置まで延在するY字形テープ部材が設けられている、インナーウェア。
  2. さらに、前記バスト部の左右両脇にそれぞれ、前記バスト部の脇側から少なくとも外側1/3までを覆う支持部材が設けられている、請求項1に記載のインナーウェア。
  3. 前記本体を構成するパワーネットが、縦方向よりも横方向の伸縮性が高いパワーネットである、請求項1又は2に記載のインナーウェア。
  4. さらに、インナーウェアの肩部に補強テープ部材が取り付けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のインナーウェア。
  5. 前記本体のバスト部にパッド挿入部が設けられ、パッドが出し入れ自在である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のインナーウェア。
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