JP3203861U - 光触媒処理が施された装飾品 - Google Patents

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【課題】アーティフィシャルフラワー等の装飾品に光触媒処理が施され、周辺空気を浄化する消臭・除菌・環境改善に優れ、使い勝手がよい装飾品を提供する。【解決手段】アーティフィシャルフラワー1の表面にアンダーコート層8が塗布して形成され、アンダーコート層の上に二酸化チタンより成る光触媒9が塗布して形成されていると共に、アーティフィシャルフラワーには引っ掛け可能な自在紐3が取り付けられている。特にアーティフィシャルフラワーをなすボール状花本体2の上部20に、自在紐が2本取り付けられ、自在紐には複数の係止片4が設けられているのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、設置した周辺の空気を浄化する消臭・除菌・環境改善に優れた光触媒の性質を生かし、アーティフィシャルフラワー(造花)やブローチ、ネックストラップ等に光触媒処理が施された装飾品の技術分野に関する。
近年脚光を浴びている光触媒の正体は二酸化チタンである。チタン合金は軽くて丈夫、体に良く、その主原料のチタンを酸化させた二酸化チタンは、太陽光や室内照明などから出る日常的に存在する光の力を受けることによってその表面で強力な分解力が生まれる。
二酸化チタン自体は半永久的に変化しないため、光が当たる限り、空気中を浮遊しながら近づいてくる細菌、雑菌、カビ菌、ウィルス、シックハウスの原因となる化学物質や、悪臭、ヤニ汚れ等の有害物質を、光の力で分解、無害化する作用を繰り返す。
一方、アーティフィシャルフラワー(造花)は、お見舞いや、開店、出産、お誕生日等お祝い用のプレゼントとして最適である。このアーティフィシャルフラワーに光触媒処理を施して使用できれば、設置した周辺の空気を浄化する消臭・除菌・環境改善に優れてよい。
従来の光触媒が施された造花として、例えば下記特許文献1(特開2006−207039号)の技術が公知に属する。
すなわち、特許文献1には、「花、蕾、葉、茎の少なくとも一部に光触媒を配設すると共に、花、蕾、葉、茎の少なくとも一部に芳香剤を配設し、その芳香剤が配設された部分を着脱可能に設けたことを特徴とする造花植物類」が記載されている(同文献1の特許請求の範囲の請求項1)。
特開2006−207039号公報
前記特許文献1に記載された発明の造花植物類は、花、蕾、葉、茎の少なくとも一部に光触媒を配設しているので、光触媒の有する消臭・除菌・環境改善に一部寄与する。
しかし、この一部に光触媒を配設した造花植物類は、吊って使用する必要があっても、吊るすことはできないので、テーブルやフロアー等に置いて使用するなど、使用態様が限定されるといった問題がある。
また、実用的な従来のブローチやネックストラップ(図4〜図8参照)も、光触媒処理が施されたものがあれば衛生管理上よく、使用したいといった要望もあるが、今のところ実現に至っていない。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、アーティフィシャルフラワーに光触媒処理が施され、周辺空気を浄化する消臭・除菌・防汚に優れる上、どこでも吊るして使用できる自在性に優れた装飾品や、ブローチやネックストラップ類にも光触媒処理が施されて衛生的で有用な装飾品を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案の光触媒処理が施された装飾品は、アーティフィシャルフラワー1の表面10にアンダーコート層8が形成され、そのアンダーコート層8の上に二酸化チタンより成る光触媒層9が形成されていると共に、当該アーティフィシャルフラワー1には引っ掛け可能な自在紐3が取り付けられた構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した考案の光触媒処理が施された装飾品は、前記アーティフィシャルフラワー1をなすボール状花本体2の上部20に、1本の紐状の自在紐3が2本取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載した考案の光触媒処理が施された装飾品は、前記自在紐3に複数の係止片4・・・が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載した考案の光触媒処理が施された装飾品は、前記自在紐3の表面30に、珪素化合物より成るアンダーコート8が塗布され、そのアンダーコート8の上に二酸化チタンより成る光触媒9が塗布されていることを特徴とする。
請求項5に記載した考案の光触媒処理が施された装飾品は、ブローチ6の表面60にアンダーコート層8が形成され、そのアンダーコート層8の上に二酸化チタンより成る光触媒層9が形成された構成であることを特徴とする。
請求項6に記載した考案の光触媒処理が施された装飾品は、ネックストラップ7の表面70にアンダーコート層8が形成され、そのアンダーコート層8の上に二酸化チタンより成る光触媒層9が形成された構成であることを特徴とする、光触媒処理が施された装飾品。
本考案の請求項1に係る光触媒処理が施された装飾品は、アーティフィシャルフラワーの表面全体に光触媒処理が施され、飾った周辺の空気が光を受けてゆっくりと除菌、消臭されると共に、インテリアとしても華やかに演出するので、ペットを飼っている家やプレゼントに適している。
しかも、このアーティフィシャルフラワーには引っ掛け可能な自在紐が取り付けられているので、どこでも吊るして使用できる自由度に優れている。特には衛生面に厳しい病院や施設等のベッドの手摺に、簡単かつ確実に取り付けられ、光触媒の抗菌作用を発揮しつつ、いつでも眺められ心の癒しになる。
また、ブローチやネックストラップ類にも光触媒処理が施されているため、特に免疫力の弱い幼児や病弱の者が、安心して着用できる利便性もある。当該ブローチやネックストラップ類を洗っても、光触媒処理は持続される。
本考案の光触媒処理が施されたアーティフィシャルフラワーを示した全体図である。
光触媒処理が施されたアーティフィシャルフラワーの病室での使用状態を示した側面図である。
光触媒処理が施されたアーティフィシャルフラワーのドアノブでの使用状態を示した部分斜視図である。
光触媒処理が施されたブローチ1を示した正面図である。
光触媒処理が施されたブローチ2を示した正面図である。
光触媒処理が施されたブローチ3を示した正面図である。
図6の光触媒処理が施されたブローチ3の背面図である。
光触媒処理が施されたネックストラップを示した正面図である。
本考案の光触媒処理が施された装飾品の好適な実施形態について、以下図面にしたがいながら説明する。本実施形態では、装飾品として、アーティフィシャルフラワーとブローチ、ネックストラップについて説明するが、それらに限定されるものではなく、広い概念の装飾品を含むものである。
図1は、光触媒処理が施されたアーティフィシャルフラワーの全体図を示している。
このアーティフィシャルフラワー1は、中央の花本体2が、ボール状に形成されたラタンの外周に複数の花びら22・・・が取り付けられて成り、そのボール状花本体2の下部21に、房飾りのタッセル5が取り付けられている。タッセル5の代りに各種オーナメントを取り付ける形態でも好適に実施される(図示は省略)。花本体2の上部20には、ベルベットのリボン23が取り付けられ、装飾効果が高められている。
前記アーティフィシャルフラワー1のボール状花本体2の上部20に、各種の棒状体に引っ掛け可能な紐状の長さ27cmの自在紐3が、2本取り付けられている(但し、この自在紐3の本数は2本に限定される訳ではない)。自在紐3の外周31には、外向きに2mm突き出たリング状の係止片4・・・が、3mm間隔で複数設けられている。これら2本の自在紐3、3を交差させて結ぶ際に互いに係止し易く、結んだ後は離脱させないためである。
上記の自在紐3を含むアーティフィシャルフラワー1の表面10に、まず珪素化合物より成るアンダーコートを、エアガン型スプレーにより薄く均一に塗布してアンダーコート層8を形成する。塗布したアンダーコート層8が乾燥した後、そのアンダーコート層8の上に、二酸化チタンより成る光触媒層9を、エアガン型スプレーにより万遍なく均一に塗布して形成する。
かくして、アーティフィシャルフラワー1の表面10全体、すなわち、自在紐3の表面30(係止片4を含む)と花本体2の花びら22の表面、及びリボン23とタッセル5の表面が、最初に塗布して形成されたアンダーコート層8上に、光触媒(二酸化チタン)が塗布されて光触媒層9が形成されている上、前記の自在紐3により、当該アーティフィシャルフラワー1をどこでも自由に引っ掛けられる構成になっている。
例えば、図2に示したように、病室や自宅のベッドaの手摺bに、2本の自在紐3、3を交差させて簡単に結んで係止でき、係止片4が交互に絡まって容易に離脱することがない。また、図3に示したドアノブcにも、2本の自在紐3、3を結んで係止させて、楽にアーティフィシャルフラワー1を吊るすことができる。或いは図示を省略した衣類のハンガーラックにも、同様に自在紐3、3を結んで係止でき、光触媒による消臭、防菌が図れる。
そして、このアーティフィシャルフラワー1に施された光触媒たる二酸化チタンは、太陽光や室内照明などから出る日常的に存在する光の力を受けることでその表面で強力な分解力が生まれる。二酸化チタン自体は、半永久的に変化しない。そのため、空気中を浮遊しながら近づいてくる細菌、雑菌、カビ菌、ウィルス、シックハウスの原因となる化学物質や、悪臭、ヤニ汚れ等の有害物質を、光が当たる限り光の力で分解、無害化する作用を繰り返す持続性があり、快適環境をつくり続ける。
図4〜図7は、光触媒処理が施されたブローチを示している。上述したアーティフィシャルフラワー1と同様に、当該布製のブローチ6の表面60は、珪素化合物より成るアンダーコート層8が形成され、そのアンダーコート層8の上に二酸化チタンより成る光触媒層9が塗布して形成された構成となっている。
図4は、光触媒処理が施された花びら模様のブローチ6であり、図5は、光触媒処理が施された自動車模様のブローチ6を示している。また、図6と図7は、光触媒処理が施された雲形のブローチ6の正面と背面を示している。各ブローチ6の表面全体にわたり光触媒処理が施されているので、これらのブローチ6を襟元に装着する者にとって衛生的である。
図8は、光触媒処理が施されたネックストラップ7を示している。首に引掛け、下端に図示を省略したネームプレートや携帯電話機等を係止して使用されるネックストラップ7の表面70にも、上記同様に、珪素化合物より成るアンダーコート層8が形成され、そのアンダーコート層8の上に二酸化チタンより成る光触媒層9が形成されている。したがって、衛生管理に留意しなければならない子供や老人がネックストラップ7を使用する際、表面70に光触媒処理が施されているので安心である。
1 アーティフィシャルフラワー
10 表面
2 ボール状花本体
20 上部
3 自在紐
30 表面
31 外周
4 係止片
6 ブローチ
60 表面
7 ネックストラップ
70 表面
8 アンダーコート層
9 光触媒層

Claims (6)

  1. アーティフィシャルフラワーの表面にアンダーコート層が形成され、そのアンダーコート層の上に二酸化チタンより成る光触媒層が形成されていると共に、当該アーティフィシャルフラワーには引っ掛け可能な自在紐が取り付けられた構成であることを特徴とする、光触媒処理が施された装飾品。
  2. アーティフィシャルフラワーをなすボール状花本体の上部に、1本の紐状の自在紐が2本取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載した光触媒処理が施された装飾品。
  3. 自在紐には、複数の係止片が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した光触媒処理が施された装飾品。
  4. 自在紐の表面にアンダーコート層が形成され、そのアンダーコート層の上に二酸化チタンより成る光触媒層が形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載した光触媒処理が施された装飾品。
  5. ブローチの表面にアンダーコート層が形成され、そのアンダーコート層の上に二酸化チタンより成る光触媒層が形成された構成であることを特徴とする、光触媒処理が施された装飾品。
  6. ネックストラップの表面にアンダーコート層が形成され、そのアンダーコート層の上に二酸化チタンより成る光触媒層が形成された構成であることを特徴とする、光触媒処理が施された装飾品。
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