JP3203633U - 排水処理装置 - Google Patents

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幸夫 近藤
幸夫 近藤
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巧水機株式会社
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Abstract

【課題】マイクロバブル浮上処理にベルトスクリーン濾過処理を合わせ持ち浮上処理と濾過を同時に行うことにより、処理能力を向上させ且つ省スペース化を実現する排水処理装置を提供する。【解決手段】原水槽20から供給された原水に含まれる懸濁物質に微細気泡を付着させて浮上分離する浮上分離槽11を備えた排水処理装置において、処理水と気体を混合して加圧することにより処理水中に気体を溶け込ませて飽和加圧水を生成する混気ポンプ40と、飽和加圧水を貯留する飽和加圧水タンク50と、気水混合流体を攪拌することにより気体の気泡径を小さくするラインミキサー60とを備え、原水槽20と飽和加圧水タンク50は各移送管22、51を通してラインミキサー60に接続されるとともに、ラインミキサー60は浮上分離槽11に接続され、更に浮上分離槽11に濾布ベルト式による濾過手段12を備えることにより浮上処理と濾過を同時に行えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、マイクロバブル浮上処理にベルトスクリーン濾過処理を合わせ持つことにより、処理能力の向上と省スペース化を実現する排水処理装置に関するものである。
本願出願人は、凝集剤によらない排水処理装置に関する従来技術に独自の改良を加え、マイクロバブル浮上処理に関する以下に示すような考案を提案している。
実用新案登録第3166826号公報(特許文献1)には、原水と飽和加圧水を混合してラインミキサーで攪拌することにより更に微細化された微細気泡を原水に含まれる懸濁物質に付着させて浮上分離させる「排水処理装置」が提案されている。
実用新案登録第3166826号公報
しかし、上記排水処理装置を用いてマイクロバブル浮上処理する場合、気泡が小さいためにSS(懸濁物質)が浮上せず浮遊している場合があることから、浮上スカムにならず中間層に浮遊しているSS(懸濁物質)を除去する対策が必要になる。
そこで、本考案は、本願出願人が鋭意検討を重ねて更に改良を加え、上記排水処理装置によるマイクロバブル浮上処理にベルトスクリーン濾過処理を合わせ持ち浮上処理と濾過を同時に行うことにより、処理能力を向上させ且つ省スペース化を実現することができる排水処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、原水槽から供給された原水に含まれる懸濁物質に微細気泡を付着させて浮上分離する浮上分離槽を備えた排水処理装置において、処理水と気体を混合して加圧することにより前記処理水中に前記気体を溶け込ませて飽和加圧水を生成する混気ポンプと、前記飽和加圧水を貯留する飽和加圧水タンクと、気水混合流体を攪拌することにより気体の気泡径を小さくするラインミキサーとを備え、前記ラインミキサーに原水と飽和加圧水の混合液が供給されるように前記原水槽と前記飽和加圧水タンクは各移送管を通して前記ラインミキサーに接続されるとともに、前記ラインミキサーは前記浮上分離槽に接続され、更に前記浮上分離槽に濾布ベルト式による濾過手段を備えることにより浮上処理と濾過を同時に行えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の前記浮上分離槽は、前記ラインミキサーから流入する飽和加圧水と原水との混合液が回転しながら浮上するように円形立型に形成されることを特徴とする。
以上のように、本考案によれば、浮上分離槽に濾布ベルト式による濾過手段を備えることにより浮上処理と濾過を同時に行うようにしたので、マイクロバブル浮上処理により軽く浮上しやすいものはスカムとして除去し、浮上スカムにならず、中間層に浮遊しているSS(懸濁物質)及び沈降しやすいものは、濾布ベルトで濾過することができる。これにより、N−ヘキサン、SS(懸濁物質)の除去率が向上する。
また、浮上処理と濾過が同じ水槽内で同時進行するので、設備が小型になり省スペース化を実現することができる。
さらに、スカム、SS(懸濁物質)が濾布ベルト上で水切りされるので、含水量が低下する。また、凝集剤を使用しないので、汚泥量が大幅に低減するため、汚泥処理費用も削減する。
また、浮上分離槽を円形立型に形成したので、飽和加圧水と原水との混合液が回転しながら浮上することにより、SS(懸濁物質)の除去率を一層向上させることが可能になる。
本考案にかかる排水処理装置の概略構成を示す模式図である。 処理装置の実施形態の一例を示す平面図である。 図2に示す処理装置の側面図である。 処理装置におけるスカム除去方法を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参酌しながら説明する。
図1は、本考案にかかる排水処理装置の概略構成を示す模式図である。 図1に示すように、本考案の排水処理装置は、浮上分離槽11と濾布ベルト式による濾過手段12とを合わせ持つ処理装置10、原水槽20、処理水槽30、混気ポンプ40、飽和加圧水タンク50、ラインミキサー(ハニカムミキサー)60、スカム受70、オゾン発生器80により構成されている。
本考案にかかる排水処理装置の浮上分離に関する基本的な構成は、上述した実用新案登録第3166826号公報に記載の内容と同一である。本考案の処理装置10は、浮上分離槽11に濾布ベルト式による濾過手段12を備えた点に特徴を有する。
図2は処理装置の実施形態の一例を示す平面図、図3は図2に示す処理装置の側面図である。
濾過手段12に使用される濾布ベルト121は、メッシュ状基布に3種類の長さのナイロンを特殊電気植毛した立毛繊維に一定の方向性を持たせてあるために除去固形物が留まりやすくなる構造を有し、弾力性を持っているため固形物の剥離が容易に行われ目詰まりを防ぐことができる。また、濾布ベルト121は、一組のローラユニットに無端状に巻回されて順次移送される形式であって、フロートスイッチが作動すると、濾布ベルト121が走行して新たな濾過面となる。
浮上分離槽11は、図2及び図3に示すように、ラインミキサー(ハニカムミキサー)60から流入する飽和加圧水と原水との混合液が回転しながら浮上するように円形立型に形成されている(図4(a)参照)。
本考案にかかる排水処理装置は、図1に示すように、マイクロバブル発生装置に使用される混気ポンプ40を使用して処理水槽30から供給される処理水に気体を混合して加圧することにより該処理水中に該気体を溶け込ませて飽和加圧水を生成する。なお、混気ポンプ40にオゾン発生器80を接続してもよい(図1参照)。このように混気ポンプ40により生成されて吐出される飽和加圧水を飽和加圧水タンク50に貯留する。そして、飽和加圧水タンク50に接続される移送管51と原水槽20に接続される移送管22とを通して供給される飽和加圧水と原水との混合液をラインミキサー(ハニカムミキサー)60に供給して攪拌することにより微細気泡(例えば、50〜100μm)を10分の1程度に更に微細化(例えば、5〜10μm)して原水との混合度を高める。このような状態で浮上分離槽11内に吐出されると、そこに含まれていた気体が微細気泡となって原水に含まれていたSS(懸濁物質)に付着して浮上分離する(図4(a)参照)。
このように、原水中の浮上しやすいSS(懸濁物質)やN−ヘキサンはスカム(浮上性汚泥)として浮上するが、マイクロバブル浮上処理の場合、気泡が小さいためにSS(懸濁物質)が浮上せず浮遊している場合があり、濾布ベルト121が浮遊SS(懸濁物質)を濾過することにより除去率が向上する。また、図4(b)に示すように、濾布ベルト121は、浮遊SS(懸濁物質)によるプレコートされた状態(プレコートスカムS2)になり、濾布ベルト121が斜め上方に走行して水面より上がる時に、浮上している浮上スカムS1がプレコートスカムS2の上に乗る状態で効率よく除去できる。
本考案にかかる排水処理装置の主な用途は、以下の通りである。
(1)下水道放流の前処理として、特にSS(懸濁物質)と油分が多量に混合している排水(食肉加工、弁当・惣菜加工)
(2)放流水中の残存SS(懸濁物質)やN−ヘキサンの除去
(3)魚体加工中や解凍中に流出する鱗や内臓の除去、脱臭
(4)ブロイラー解体、処理工場の肉片や羽毛の除去
(5)活性汚泥処理、生物酸化処理設備の前処理として
(6)工場廃水処理後の水路に発生する藻の除去
(7)池、風呂、銭湯、プール等の浄化
10 処理装置
11 浮上分離槽
12 濾過手段
121 濾布ベルト
20 原水槽
21 ポンプ
22 移送管
30 処理水槽
40 混気ポンプ
50 飽和加圧水タンク
51 移送管
60 ラインミキサー(ハニカムミキサー)
70 スカム受
80 オゾン発生器
S1 浮上スカム
S2 プレコートスカム

Claims (2)

  1. 原水槽から供給された原水に含まれる懸濁物質に微細気泡を付着させて浮上分離する浮上分離槽を備えた排水処理装置において、処理水と気体を混合して加圧することにより前記処理水中に前記気体を溶け込ませて飽和加圧水を生成する混気ポンプと、前記飽和加圧水を貯留する飽和加圧水タンクと、気水混合流体を攪拌することにより気体の気泡径を小さくするラインミキサーとを備え、前記ラインミキサーに原水と飽和加圧水の混合液が供給されるように前記原水槽と前記飽和加圧水タンクは各移送管を通して前記ラインミキサーに接続されるとともに、前記ラインミキサーは前記浮上分離槽に接続され、更に前記浮上分離槽に濾布ベルト式による濾過手段を備えることにより浮上処理と濾過を同時に行えることを特徴とする排水処理装置。
  2. 前記浮上分離槽は、前記ラインミキサーから流入する飽和加圧水と原水との混合液が回転しながら浮上するように円形立型に形成されることを特徴とする請求項1に記載の排水処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110937359A (zh) * 2019-11-29 2020-03-31 安徽万礼食品有限责任公司 一种肉类加工用方便搬运的上料装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110937359A (zh) * 2019-11-29 2020-03-31 安徽万礼食品有限责任公司 一种肉类加工用方便搬运的上料装置
CN110937359B (zh) * 2019-11-29 2021-05-11 安徽万礼食品有限责任公司 一种肉类加工用方便搬运的上料装置

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