JP3203450U - 遠隔車両始動装置 - Google Patents
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Abstract
【技術的課題】 プラグインハイブリッド車に適用する遠隔車両始動装置であって、充電状態の時でもエンジンを確実に始動させることができばかりでなく、エンジン始動後は、ユーザーによる誤発進や、ユーザー以外の者による盗車発進を防止することができる遠隔車両始動装置を提供すること。【解決手段】 車両の充電状態検出回路にリレースイッチ(第一のリレースイッチ)を割り込ませて、遠隔操作により前記充電状態検出回路を開くことによりエンジンを始動させることができるようにする。エンジン始動後には前記回路を閉じて充電状態の時に走行可能状態にならないようにする。また、エンジンを始動させても、車両のパワー制御装置と走行モード選択装置の間に第二のリレースイッチを割り込ませて、走行モード選択信号の回路を開くことにより、ユーザー以外の者が車両を走行可能状態にまで状態遷移させることができないようにする。【選択図】 図1
Description
この考案は、停止している車両のエンジンを遠隔操作によって始動させる遠隔車両始動装置の改良に関するもので、特にプラグイン充電が可能なハイブリッド車の遠隔車両始動装置に関する。
最近、商用外部電源からの充電が可能な、いわゆるプラグインハイブリッド車が増えつつあり、このような車両のエンジンを遠隔操作によって始動させる遠隔車両始動装置の商品化の要求も生じつつある。
ところが、前記のようなハイブリッド車に、従来の車両において一般的に使用されてきた遠隔車両始動装置をそのまま適用することはできない。
なぜなら、プラグインハイブリッド車においては、充電状態の時に、エンジンを始動させて車両を走行可能状態にした場合に、ユーザーが間違って走行開始してしまうと、外部電源に対して充電用接続器がつながったままであるので、充電用コードが引っ張られ、場合によっては引きちぎれてしまうことがある。
そこで、プラグインハイブリッド車においては、例えば特開平7−46711号公報に示されているように、充電状態の時には、それを検知してモーターやエンジンが始動しないように安全措置が施してある。
したがって、プラグインハイブリッド車に従来のような遠隔車両始動装置、例えば、特開2002−393216号公報や、特開2004−211648号公報に示されているような遠隔車両始動装置を適用しても、エンジンを始動させて車両を走行可能状態にまで状態遷移をさせることができない。
また、仮に何らかの手段を用いて、プラグインハイブリッド車のエンジンを始動させることができたとしても、車両を走行可能状態にまで状態遷移させてしまうと、ユーザー以外の者による車両盗難の恐れがあるため、これについての対策も講じておかなければならない。
本考案は、プラグインハイブリッド車に適用する遠隔車両始動装置であって、充電状態の時でもエンジンを確実に始動させることができばかりでなく、エンジン始動後は、ユーザーによる誤発進や、ユーザー以外の者による盗車発進を防止することができる遠隔車両始動装置を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため、本考案のプラグインハイブリッド車用の遠隔車両始動装置では、リモコンと、当該リモコンからの信号を受信する受信回路及び前記受信回路からの信号に基づいて車両のエンジンの始動に必要な諸信号を、車両のパワー制御装置(エンジン制御装置)に与える制御回路を含む車両側装置(車載装置)と、からなる遠隔車両始動装置であって、前記車両側装置(車載装置)は、少なくとも、車両のエンジンの始動に関連させた、バッテリーへの充電状態検出回路を開閉するリレースイッチ(第一のリレースイッチ)を備える。
更に、車両のパワー制御装置へ走行モード選択信号を送る回路を開閉する第二のリレースイッチを備えると良い。
前記のように、プラグインハイブリッド車においては、バッテリーへの充電状態の時には、それを検知してモーターやエンジンが始動しないように安全措置が施してあるから、充電状態検出回路にリレースイッチ(第一のリレースイッチ)を割り込ませて、遠隔操作により前記充電状態検出回路を開いてやれば、エンジンの始動に支障はなくなる。エンジン始動後に前記回路を閉じれば充電状態の時に走行可能状態になることはない。また、エンジンを始動させても、車両のパワー制御装置と走行モード選択装置の間に第二のリレースイッチを割り込ませて、走行モード選択信号の回路を開いてしまうので、所有者以外の者が車両を走行可能状態にまで状態遷移させることはできない。
車両の充電状態検出回路に第一のリレースイッチ106を割り込ませて、遠隔操作により前記充電状態検出回路を開くことによりエンジンを始動させることができるようにする。エンジン始動後には前記回路を閉じて充電状態の時に走行可能状態にならないようにする。また、エンジンを始動させても、車両のパワー制御装置と走行モード選択装置の間に第二のリレースイッチ107を割り込ませて、走行モード選択信号の回路を開くことにより、ユーザー以外の者が車両を走行可能状態にまで状態遷移させることができないようにする。
図1のように、車両101の外部充電接続器(コンセント側)102に外部電源の充電用接続器(プラグ側)103が接続されて充電状態になっている場合、まず、図2のリモコン201からの始動制御開始信号(無線信号)が受信回路202で受信できた場合、制御回路203からの信号により、前記外部充電接続器102から(パワー制御装置104に関連してエンジンやバッテリーに始動信号を送る)ハイブリッド制御装置105に充電用接続器103が接続されていることを知らせる接続検出信号を送る回路に割り込ませた第一のリレースイッチ106の開閉接点をOFFにする。前記第一のリレースイッチ106の開閉接点がONの状態にある場合には、充電用接続器103の車両101への接続が認識されている。しかし、前記のように、車両101内のハイブリッド制御装置105への入力信号を本装置にてカットしてしまうことで、車両101にとっては、物理的には充電用接続器103がつながっているが、車両101の内部検出による認識上の信号は、充電接続器103が接続されていない状態に切り替わる。このようにして、エンジンの始動が可能となる。
通常、車両のエンジンを始動させて走行可能状態にするためには、ユーザー認識が必要であるが、遠隔操作ではそれが行えないので、図2のように始動制御装置204を介してイモビ解除装置205を設置することで車両101との間で疑似通信させ、車両101をユーザー認識があった状態にさせる。これに続けて始動制御装置204からブレーキを踏む疑似信号とスタートスイッチを押す疑似信号を車両101に与えれば、車両は走行可能状態となる。
しかし、前述したように車両が走行可能状態となった場合に、仮にユーザーが乗り込んで走行モード(シフト・ポジション)を換えてしまうと、走り出してしまうこともあり危険であるので、そのようにならないために次のような制御を行う。
遠隔始動制御を始めるとき、第二のリレースイッチ107により、走行モード選択装置108からパワー制御装置104に対して走行モード選択信号を送る回路をOFFにすることにより、ユーザーやユーザー以外の者が走行モードをパーキング(P)以外に切り替えようとしても切り替えることができない。これは、車両のシフト切り替え信号が、機械的切り替えではなく、電気的信号だけで切り替えている車両だから可能である。
もちろん、遠隔操作により車両を始動させてから一定時間後に目的を果たして遠隔制御を止めた場合は、第一のリレースイッチ106、第二のリレースイッチ107共に接続をONに戻しておくようにする。
もちろん、遠隔操作により車両を始動させてから一定時間後に目的を果たして遠隔制御を止めた場合は、第一のリレースイッチ106、第二のリレースイッチ107共に接続をONに戻しておくようにする。
なお、バッテリーに対する充電量が車両の走行に不十分な状態にある場合は、遠隔操作によってエンジンを始動させても、走行可能状態にはならないから、充電量が車両の走行に不十分な状態にある信号をリモコンにフードバックさせて、一定の充電量に達するまではエンジンの遠隔始動ができないように構成することもできる。
プラグインタイプのハイブリッド車の遠隔始動装置として、広く利用可能である。
101:車両
102:外部充電接続器
103:充電用接続器
104:パワー制御装置
105:ハイブリッド制御装置
106:リレースイッチ
107:リレースイッチ
108:走行モード選択装置
201:リモコン
202:受信回路
203:制御回路
204:始動制御装置
205:イモビ解除装置
102:外部充電接続器
103:充電用接続器
104:パワー制御装置
105:ハイブリッド制御装置
106:リレースイッチ
107:リレースイッチ
108:走行モード選択装置
201:リモコン
202:受信回路
203:制御回路
204:始動制御装置
205:イモビ解除装置
Claims (2)
- リモコンと、当該リモコンからの信号を受信する受信回路及び前記受信回路からの信号に基づいて車両のエンジンの始動に必要な諸信号を、車両のパワー制御装置(エンジン制御装置)に与える制御回路を含む車両側装置(車載装置)と、からなる遠隔車両始動装置であって、
前記車両側装置(車載装置)は、少なくとも、
車両のエンジンの始動に関連させた、バッテリーへの充電状態検出回路を開閉するリレースイッチを備えた、プラグインハイブリッド車用の遠隔車両始動装置 - 更に、車両のパワー制御装置へ走行モード選択信号を送る回路を開閉する第二のリレースイッチを備えた、請求項1記載のプラグインハイブリッド車用の遠隔車両始動装置。
Priority Applications (1)
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JP2016000201U JP3203450U (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 遠隔車両始動装置 |
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JP2016000201U JP3203450U (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | 遠隔車両始動装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3203450U true JP3203450U (ja) | 2016-03-31 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963639U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-26 | 小松フオ−クリフト株式会社 | 自動充電器 |
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JP2012027594A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Denso Corp | 不正電池充電制限システム |
JP2012034440A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Tokai Rika Co Ltd | シフト装置 |
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