JP3203415U - ザイル収納袋 - Google Patents

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【課題】ザイルが簡単に収納出来て、使用する時もザイルの絡み、捻じれ無く繰り出せるザイル収納袋を提供する。【解決手段】ザイルを収納するための収納袋1であって、形状はザイルが順序良く重ねて入れられる様円筒状にした。収納袋1から直接ザイルの末端を引き出して使用できるために、簡単に開閉が出来る様、両端を面状ファスナー止めとした。使用後はザイルから外さなければならず、側面も面状ファスナー2で留め、回収出来る様にした。これにより懸垂下降もザイルを垂らす事なく出来、確保点に於いてもザイルを収納出来る様にした。【選択図】図2

Description

本考案はザイルを簡単に収納し、ザイルが絡む事なく袋から直接ザイルを使用出来るザイル収納袋である。
ロッククライミングに於いて、ザイルの収納はその先端からループ状に束ね、最後はループが解けない様結んで閉じる。それを直接肩に担いだり、ザックに詰めて運んでいる。
登りに使用する場合は、ループ状のザイルをそのまま下に置きザイルの両端を先行者(トップ)と後続者(セカンド)が結び使用するが、まずザイルが絡んでしまう。そのためザイルの先端を下にし、上から順序良く重ねて解き、上になったザイルの先端を先行者(トップ)が結び、下の下端は後続者(セカンド)が結ぶ。そして後続者(後続者)が確保体制に取り、先行者が登って、繰り出すザイルが絡まない様にしている。
岩場の確保点に於いては溜まったザイルは岩棚に重ねるか、下へ垂らしている。
又ザイルを使用して下る懸垂下降では支点にザイルを通す。そしてザイルをループ状に束ね、下降地点へ投げ降ろして垂らし、ザイルが絡んで無い事を確認し、下降器で降りている。
ザイルを収納する場合は一定の大きさのループ状に束ね、ザイルの端部で解けない様に結んでいるため手間と時間がかかっている。
又登りに使用する場合は先行者が登るに従い、ザイルが繰り出される。この時絡まない様に繰り出すザイルが常に上になる様、解いておかなければならない。 又後続者が登る場合、束ねたループ状のザイルをそのまま使用しているため、ザイルの捻じれのしわ寄せが後続者の所で溜りキンクする恐れがある。
確保地点でもザイルはそこの岩棚に重ねたり、或いは下へ垂らしたりするため岩に挟まったり木に引っ掛かったり、ザイルが絡み合ったりし、或いは靴で踏んでザイルを痛めたりしている。
懸垂下降する際は下降地点へザイルを投げるため、木や岩角に引っ掛かったりザイル同士が絡んだりする。この様な煩わしさを改善し、登攀の効率化や、より安全を図ったのがザイル収納袋である。
請求項1に記載の考案は、長辺と短辺とを有する長方形の平面布と、この平面布の表面で、一方側の短辺に沿って固定された帯状の第一の面状ファスナーと、一方側の長辺の右半分に沿って固定された帯状の第2の面状ファスナーと、この平面布の裏面で、他方側の短辺に沿って固定された帯状の第3の面状ファスナーと、前記一方側の長辺の左半分に沿って固定された帯状の第4の面状ファスナーとを備え、前記第1、第3の面状ファスナー同士を結合させると共に、前記第2、第4の面状ファスナー同士を結合させる事により、円筒形状に出来るザイル収納袋である。
請求項2に記載の考案は前記第1の面状ファスナーに於いて、一定間隔離れた平行な複数列の面状ファスナーで構成した、請求項1に記載のザイル収納袋である。
請求項3に記載の考案は請求項1のザイル収納袋に於いて、平面布の表面の二つの長辺の端部には一対の取り付け用ベルトをそれぞれ固定し、これらの取り付け用ベルトに肩掛けベルトを連結可能としたザイル収納袋である。
本考案は袋を広げれば長方形の平面布で4隅に面状ファスナーが固定され、この面状ファスナーの対面方向同士を結合して袋状にする。ザイルを収納する場合は円筒状の袋を縦に自立させ、上部の面状ファスナーを大きく開放する。まず収納するザイルの先端を差し込み、袋の底辺から外へ少し出し面状ファスナーで閉じたらザイルをそのまま積み重ねて入れる。ザイルの末端は上部の面状ファスナーから少し出してから閉じる。岩を登り始める時は袋の両端に出たザイルは面状ファスナーを外側にめくり、引っ張り出してから、それぞれが結び合う。先行者(トップ)が登り切り、ザイルがいっぱいになれば袋の長辺方向の面状ファスナーを外せば回収出来る。
各確保点では確保器の下に袋を吊るせば手繰り寄せたザイルはそのまま収納出来て、相手が登る時もザイルが絡む事無く繰り出せる。懸垂下降時は二つの収納袋から端部のザイルを引っ張り出し支点を介して結び下降器をセットし、もう片方の端部も結び合う。最初の下降者はハーネス(安全帯)から両サイドに収納袋を下げ、ザイルを繰り出しながら下降出来る。尚収納袋表面の短辺方向にある2本の面状ファスナーは、ザイルの径.長さに依る容量に対応出来る様にしたザイル収納袋である。
当ザイル収納袋を用いる事により、ザイルをループ状にたたむ手間が省けて素早く収納できる。登る際も順序良くザイルを解く手間も省け、直接袋に入ったまま使用出来、ザイル同士が絡む事がない。又ザイル端部に捻じりのしわ寄せも来にくい。各確保点ではザイル収納袋を使用すると、ザイルが岩に挟まったり、引っ掛かったりする事無く、足でザイルを踏む事もなく、ザイル操作がスムースに行える。懸垂下降時はザイル収納袋を腰に下げて降りると木々や岩角に引っ掛けたり、ザイル同士が絡む事なく降りられ
本考案の製品図で(A)が表面を示し、(B)が裏面を示し、(C)が肩がけベルトを示す。 本考案の組み立て方で(A)は筒状にした状態で(B)はさらに底を塞いだ状態で、(C)はザイルを収納した状態を示す。 本考案のザイルの収納方法で(A)はザイルを収納する前の状態で(B)はザイルの収納している状態を示す。 本考案の登り始めの使用例である。 本考案の懸垂下降時の使用例である。 本考案の確保地点での使用例である。 本考案の運搬時の使用例で(A)は肩ベルトの取り付け方で(B)は肩に担いだ状態を示す。
ザイルを袋に収納する場合、本考案を広げ、4辺に装着した面状ファスナーの対面同士を結合させて円筒状の袋にする。それを縦に自立させる。初めに入れるザイルの先端を円筒の袋の中に入れ、底辺の面状ファスナーから少し外に出して閉じる。後はザイルを上から重ねて入れ、ザイル末端を下と同様少し外へ出して面状ファスナーで閉じる。登る場合は袋から出たそれぞれのザイルの先端を引っ張り出し、両者が結び合う。先行者(トップ)が登るに従い袋からザイルはスムースに繰り出せる。ザイルがいっぱいになり後続者(セカンド)が登る時は袋の面状ファスナーを外すと回収できる。
各確保点では確保器の下に収納袋を吊り下げ、上部を開けて手繰り寄せたザイルを下から重ねて入れる。
懸垂下降は支点にザイルと下降器をセットし、先行者は腰の両サイドに収納袋を下げて下れば、下る分だけザイルは繰り出される。
尚、袋の材料は防水綿帆布が望ましいが、他の材質でも良い。
図1は広げた時の平面図である。図(A)の様に表面に2面、図(B)の様に裏面に3面、面状ファスナーが装着されている。この面の第5と第6面状ファスナーはザイル収納後に閉じるための面状ファスナーである。表面の片方には2列の面状ファスナーが装着されているが、これはザイルのサイズにより袋の容量を変えられる様にしてある。収納袋の寸法は長辺が68センチで短辺が55センチである。短辺にある2本の面状ファスナーの間隔は8センチである。この面状ファスナーの内側を結合させて使用する場合は市販ザイルの8.5ミリ〜10.5ミリ.50メートル1本位まで使用できる。外側の面状ファスナーで使用する場合は8.5ミリであれば50メートル2本.10.5ミリであれば60メートル1本使用出来る。因みに岩登りではザイル径10ミリ以下ではダブル(2本)で使用し、10ミリ以上ではシングル(1本)で使用している。
面状ファスナーの取り付け方は全面接着止めで、4周を縫い付ける。
又面状ファスナーの雄は図の左半分、第1の2本.第2の1本である。雌は右半分の第6.第3.第4の各1本である。又外部の中央上下には肩に担げる様、帯状の吊りベルトが縫い付けられている。
図(C)はザイル収納袋を担ぐときの肩掛け用ベルトである。留め方はプラスチックのバックルで差し込み型とし、ベルトの片方に長さ調節バックルを装着している。端部の面状ファスナーはザイル収納袋の吊りベルトに連結するために装着している。面状ファスナーの雄はバックル側で、端部が雌である。
図2は組み立て方で、まず(A)の様に短辺方向の表面の面状ファスナーと裏面の面状ファスナーを結合させ、円筒状にする。次に(B)の様に円筒状の下の端部を面状ファスナーを結合させ塞いで袋にする。(C)はザイルを収納して袋を閉じた状態である。
図3は袋にザイルを収納する場合で、(A)の様に円筒状の袋を塞いだ端部を底にして縦に自立させる。次に(B)の様にまず入れるザイルの先端を底辺の閉じた面状ファスナーの一部開ける。そこへザイルの先端を少し出し閉じる。後はザイルを下から上へと重ねて入れる。この事によりザイルを上から出しても下から出しても絡まない様になる。
ザイルの先端は底と同じ様にザイルを少し出し、面状ファスナーで塞ぐ。これで収納は完了する。
図4はザイルを収納してからの登る場合の使用法である。地面に置いた収納袋からそれぞれの端部の面状ファスナーを開き、ザイルを引っ張り出したら、それぞれが体のハーネスに結ぶ。先行者(トップ)が登るに従い、ザイルは絡む事なく袋から繰り出される。ザイルがいっぱいになり、後続者(セカンド)が登る時は袋の面状ファスナーを外せば簡単に回収できる。回収した収納袋は丸めて腰に下げるか、ザックに仕舞う。
図5は懸垂下降時の袋の使用方法である。懸垂下降は必ず、降りる方向(下部)へザイルを投げて垂らさなければならない。これをザイル収納袋に入れて、それを腰に下げ、下降すると、その都度袋からザイルは繰り出される。
図6は確保地点での使用を示す。確保地点では支点の確保器の下に袋を吊り下げて袋を開く。次に確保者側のザイルを袋の下部から出し上部だけ開け袋状にする。まず余ったザイルを袋の上から積み重ねて入れる。そして確保の体制を取り、後続者(セカンド)を上げる。後続者(セカンド)が登るに従い、手繰り寄せたザイルは袋の中に引き続き積み重ねる。この確保地点で後続者(セカンド)が先行者(トップ)に代わる場合、収納袋からザイルは絡むことなく繰り出される。しかし、先行者(トップ)が又先行者(トップ)で登る場合は収納袋を上下を反対に吊るし上部を開放すれば、前記と同じ様にザイルがスムースに繰り出せる。
図7はザイルを収納した袋を単体で運ぶ場合の使用方法である。(A)の様に袋の上下に装着した吊りベルトに取り外し式肩がけベルトを面状ファスナーで結合させ取り付ける。後は(B)の様に背中に背負い持ち歩く。
1 ザイル収納袋
2 面状ファスナー
3 吊りベルト
4 ザイル
5 確保器
6 下降器
7 ハーネス(安全ベルト)
8 支点(ハーケン、埋め込みボルト等)
9 カラビナ
10 肩掛け用ベルト

Claims (3)

  1. 長辺と短辺とを有する長方形の平面布と、この平面布の表面で、一方側の短辺に沿って固定された帯状の第一の面状ファスナーと、一方側の長辺の右半分に沿って固定された帯状の第2の面状ファスナーと、この平面布の裏面で、他方側の短辺に沿って固定された帯状の第3の面状ファスナーと、前記一方側の長辺の左半分に沿って固定された帯状の第4の面状ファスナーとを備え、前記第1、第3の面状ファスナー同士を結合させると共に、前記第2、第4の面状ファスナー同士を結合させる事により、円筒形状に出来るザイル収納袋。
  2. 前記第1の面状ファスナーは一定間隔離れた平行な複数列の面状ファスナーで構成した、請求項1に記載のザイル収納袋。
  3. 請求項1のザイル収納袋に於いて、平面布の表面の二つの長辺中心部の両端部には一対の取り付け用ベルトをそれぞれ固定し、これらの取り付け用ベルトに肩掛けベルトを連結可能としたザイル収納袋。
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