JP3203337U - スライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライダーを安定して保持することができ、スライダーに引手を的確に取り付けることが可能なスライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具を提供する。【解決手段】スライドファスナー用のスライダーの引手取付部104をかしめて変形させることで、引手110をスライダーに取り付けるためのスライダーかしめ用アタッチメント1において、スライダーかしめ用アタッチメント1は、スライダーを載せる第1狭持部材10と、第1狭持部材に載せられるスライダーを押圧する第2狭持部材20と、スライダーの位置決めを行う位置決め部材30と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、スライダー本体に引手を加締めるためのスライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具に関する。
従来、スライドファスナーのスライダーに引手を取り付けるために、ペンチ等の工具でスライダーの引手保持柱を下圧し、連結部を塑性変形させて、引手保持柱の下面と摺動部の上面を圧着して間隔をとざす技術が開示されている(特許文献1)。
実公昭58−25845号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は一般的なペンチ等の工具を用いるため、スライダーの引手保持柱を下圧する際に、工具の平面部分にスライダーを載せているだけなので、スライダーが安定せず、下圧方向がずれる可能性があった。
本考案は、スライダーを安定して保持することができ、スライダーに引手を的確に取り付けることが可能なスライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具を提供することを目的とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントは、
スライドファスナー用のスライダーの引手取付部をかしめて変形させることで、引手をスライダーに取り付けるためのスライダーかしめ用アタッチメントにおいて、
スライダーを載せる第1狭持部材と、
前記第1狭持部材に載せられる前記スライダーを押圧する第2狭持部材と、
前記スライダーの位置決めを行う位置決め部材と、
を備える
ことを特徴とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントでは、
前記スライダーは、上翼板と、前記上翼板と対向して配置される下翼板と、前記上翼板と前記下翼板を一端でつなぐエレメント案内柱と、前記上翼板の上面において、片持ち状に形成された引手取付部と、を有し、
前記第1挟持部材は、前記スライダーを載せる第1基部と、前記位置決め部材を固定する位置決め部材載置部を有し、
前記位置決め部材は、平坦な板状の基部と、前記基部から延びる一対の突起を有し、
前記第1狭持部材に載せられた前記スライダーを保持する際、前記突起の間に前記エレメント案内柱が配置される
ことを特徴とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントでは、
前記位置決め部材は、前記基部に形成された凸部/凹部からなる嵌め込み部を有し、
前記第1狭持部材は、前記位置決め部材載置部に形成された凹部/凸部からなる被嵌め込み部がを有し、
前記嵌め込み部と前記被嵌め込み部が嵌合する
ことを特徴とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントでは、
前記位置決め部材は、前記基部の上面から突出する規制部を有し、
前記第2挟持部材は、第2基部と、前記第2基部の長手方向先端から延びる押圧部を有し、
前記第1挟持部材と前記第2挟持部材が接近する際、前記規制部は、前記第2挟持部材の前記押圧部の反対側に接触する
ことを特徴とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントでは、
前記規制部は、前記基部(31)からの突出寸法が調節可能である
ことを特徴とする。
本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用アタッチメントでは、
長手方向において、前記第1狭持部材、前記第2狭持部材、及び前記位置決め部材とは反対側からスライダーを保持する補助体を備える
ことを特徴とする。
さらに、本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用工具は、
前記スライダーかしめ用アタッチメントと、
前記スライダーかしめ用アタッチメントを取り付ける工具本体と、
を備える
ことを特徴とする。
さらに、本考案の一実施形態にかかるスライダーかしめ用工具では、
前記工具本体は、
前記第1狭持部材を支持する第1工具本体と、
前記第2狭持部材を支持する第2工具本体と、
前記第1工具本体と前記第2工具本体を相対的に所定角度回転可能に支持する軸部材と、
を有する
ことを特徴とする。
本考案にかかるスライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具によれば、スライダーを安定して保持することができ、スライダーに引手を的確に取り付けることが可能となる。
本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント及びスライダーかしめ用工具を示す。 本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメントの分解図を示す。 本考案にかかる実施形態の補助体を示す。 本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメントを用いたスライダーかしめ用工具でスライドファスナーに取り付けられたスライダーをかしめる状態を示す。 本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメントを用いたスライダーかしめ用工具でスライダーをかしめる前の状態を示す。 本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメントを用いたスライダーかしめ用工具でスライダーをかしめた後の状態を示す。
以下、図面に基づき本考案にかかる一実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1及びスライダーかしめ用工具Tを具体的に説明する。本実施形態のスライダー100は、スライドファスナー用とする。
図1は、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1及びスライダーかしめ用工具Tを示す。図2は、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメントの分解図を示す。
本実施形態のスライダーかしめ用工具Tは、スライダーかしめ用アタッチメント1と、工具本体2と、を備える。ここで、本件の使用対象であるスライドファスナー用のスライダー100は、上翼板102と、上翼板102と対向して配置される下翼板101と、上翼板102と下翼板101を一端でつなぐエレメント案内柱103と、から構成される。上翼板102の上面には、引手取付部104が形成される。引手取付部104は、一端が上翼板102の前端側に固定され、片持ち状に形成される。引手取付部104の他端は、上翼板102の後端側に向かって延設される。
工具本体2は、第1工具本体2aと、第2工具本体2bと、第1工具本体2aと第2工具本体2bを回転自在に連結する軸部材2cと、を有する。工具本体2は、ペンチ又はニッパー等のように、対象物を第1工具本体2aと第2工具本体2bの先端で挟むような構造を有する。例えば、第1工具本体2aと第2工具本体2bは、軸部材2cを中心として交差するように取り付けられる。したがって、工具本体2は、第1工具本体2aと第2工具本体2bの各々の一端側を接近させるように握ると、第1工具本体2aと第2工具本体2bが軸部材2cを中心に回転し、各々の他端側(先端側)が接近するように動作する。これにより、対象物を狭持することが可能となる。ここで、第1工具本体2aと第2工具本体2bの一端側と他端側を前後方向(長手方向、摺動方向とも言う)、第1工具本体2aと第2工具本体2bが接近/離反する方向を上下方向、前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向(幅方向とも言う)とする。
本実施形態の工具本体2は、スライダーかしめ用アタッチメント1が取り付けられ、アタッチメント1によりスライダー100を上下方向から狭持する。アタッチメント1は、工具本体2に対して交換することが可能であるため、異なる寸法や形状のスライダー100に対応することが可能となる。
スライダーかしめ用アタッチメント1は、第1狭持部材10と、第2狭持部材20と、位置決め部材30と、補助体40と、を有する。
第1狭持部材10は、第1基部11と、位置決め部材載置部12と、第1支持部13と、を有する。
第1基部11は、上面が平坦に形成され、かしめ時にスライダー100を載せることが可能である。位置決め部材載置部12には、後述する位置決め部材30が固定される。位置決め部材載置部12は、上面が平坦に形成され、第1基部11に対して上方に突出する。そのため、位置決め部材載置部12は、第1基部11に比べて上下方向の寸法が大きく、第1基部11と位置決め部材載置部12の境界には段差が形成される。
位置決め部材載置部12の上面には、一端から他端に延びる凹部12aが形成され、後述する位置決め部材30に形成された凸部31aが嵌め込まれる。第1支持部13は、第1基部11と位置決め部材載置部12の下面から突出して設けられ、工具本体2に取り付けられる。
第1支持部13は、第1狭持部材10を工具本体2の第1工具本体2aに取り付けるための第1取付部13aを有する。本実施形態の第1取付部13aは、ボルトによって構成される。第1取付部13aは、複数の位置に設けられてもよい。これにより、第1工具本体2aに対する固定強度が向上する。また、第1工具本体2aに対する第1狭持部材10の位置が変更可能となる。
第2狭持部材20は、第2基部21と、押圧部22と、規制面23と、第2支持部24と、を有する。
第2基部21は、平坦な板状の部分である。押圧部22は、かしめ時にスライダー100の引手取付部104に接触して塑性変形させることが可能である。押圧部22は、第2基部21の先端側(他端側)から第1狭持部材10と対向する方向に突出する。押圧部22の下面には、押圧部22の上下方向の寸法が、一端側から他端側に向かって漸増するよう、傾斜面が形成される。このため、押圧部22の上下方向の寸法は、先端が最も大きくなる。押圧部22の下面(スライダー100の引き手取付部104に接触する部分)には、引手取付部104に傷がつかないように、弾性体(スポンジ、ゴムなど)を取り付けてもよい。
第2支持部24は、少なくとも第2基部21の上面から突出して設けられ、工具本体2に取り付けられる。第2支持部24は、第2狭持部材20を工具本体2の第2工具本体2bに取り付けるための第2取付部24aを有する。
本実施形態の第2取付部24aは、ボルトによって構成される。第2取付部24aは、複数の位置に設けられてもよい。これにより、第2工具本体2bに対する固定強度が向上する。また、第2工具本体2bに対する第2狭持部材20の位置が変更可能となる。
なお、第2狭持部材20は、複数の大きさを揃え、スライダー100の寸法や形状にあわせて取り替えて使用してもよい。
位置決め部材30は、第3基部31と、突起32と、規制部33と、を有する。
第3基部31は、平坦な板状の部分である。第3基部31の下面には、一端から他端に延びる凸部31aが形成され、第1狭持部材10の位置決め部材載置部12に形成された凹部12aに嵌め込まれる。第3基部31は、位置決め部材30を第1狭持部材10に取り付けるための第3取付部31bを有する。本実施形態の第3取付部31bは、ボルトによって構成される。
突起32は、位置決め部材30が位置決め部材載置部12に載せられた際に、第3基部31から第1基部11(第1工具本体2aの先端)に向かって延びる。突起32の先端には、スライダー100の板翼板101を保持するための段差からなる保持部32aが形成される。突起32を設けることで、スライダー100を安定して保持することが可能となる。
規制部33は、第3基部31の上面から突出して形成される。規制部33は、スライダー100のかしめ時に、第2工具本体2b又は第2狭持部材20に接触する。これにより、第1狭持部材10と第2狭持部材20の上下方向における間隔を調節することができ、スライダー100に過度の力がかからないようにする。規制部33は、上下方向において、高さ(第3基部31からの突出寸法)を調節できる構造(例:ボルト)が好ましい。これにより、規制部33の高さを容易に調節でき、異なる寸法や形状のスライダー100に対応することが可能となる。なお、位置決め部材30は、複数の大きさを揃え、スライダー100の寸法や形状にあわせて調節できるように、取り替えて使用してもよい。
このように、スライダーかしめ用アタッチメント1は、スライダー100を載せる第1狭持部材10と、第1狭持部材10に載せられるスライダー100を押圧する第2狭持部材20と、第1狭持部材10に載せられる位置決め部材30と、を備えるので、スライダー100を安定して保持することができ、スライダー100の引手取付部104をかしめて塑性変形させることで、スライダー100に引手110を的確に取り付けることが可能となる。
図3は、本考案にかかる実施形態の補助体40を示す。
補助体40は、スライダー100の引手取付部104をかしめる際、第1狭持部材10、第2狭持部材20、及び位置決め部材30とは反対側(エレメント案内柱103の反対側であり、スライダー100の後端側)に配置される。補助体40は、平坦な板状の本体41と、本体41の長手方向の一端において幅方向の両端から長手方向に突出する延設部42と、延設部42の下方からそれぞれ左右方向内側に延びる片部43と、を有する。片部43は、スライダー100の後端から、上翼板102と下翼板101の間に挿通される。この際、片部43は、上翼板102の下面と、ファスナーテープ121の上面の間に配置される。これにより、スライダー100の引手取付部104をかしめる際、スライダー100に過度の力がかかり、上翼板102と下翼板101の後端同士が接近することが抑制される。延設部42の間には、スライダー100の後端が配置される。これにより、スライダー100の後端が左右方向に移動することが抑制される。なお、補助体40は、複数の大きさを揃え、スライダー100の寸法や形状にあわせて取り替えて使用してもよい。このように、反対側からスライダー100を支える補助体40を備えるので、スライダー100の引手取付部104をより安定してかしめて塑性変形させることが可能となる。
次に、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1を用いたスライダーかしめ用工具Tの使用方法について説明する。
図4は、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1を用いたスライダーかしめ用工具Tでスライドファスナー130に取り付けられたスライダー100をかしめる状態を示す。
本実施形態のスライダーかしめ用工具Tは、一対のファスナーテープ121と、ファスナーテープ121の各対向縁にエレメント122が取り付けられて構成される一対のファスナーチェーン120に対して、スライダー100が取り付けられたスライドファスナー130に用いることが可能である。また、スライドファスナー130が服又は鞄等の製品の生地に縫製された後にも用いることが可能である。この場合、図4に示すように、エレメント122が離間している部分からスライダーかしめ用工具Tを挿入し、スライダー100をスライダー載置部11に載せればよい。すなわちエレメント122の両端が止具123で止められている場合であっても、スライダー100の前端側から、スライダー100を上下方向から挟持することができる。そのため、スライダー100の引手取付部104をより安定してかしめることが可能となる。
なお、まだファスナーチェーン120に取り付けられていないスライダー100に対して引手110を取り付け、その後、スライダー100をファスナーチェーン120に取り付けてスライドファスナー130としてもよい。
図5は、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1を用いたスライダーかしめ用工具Tでスライダー100をかしめる前の状態を示す。
まず、スライダーかしめ用アタッチメント1を工具本体2に取り付ける。第1狭持部材10は、第1支持部13が第1取付部13a(例:ボルト)によって締結されることで、第1工具本体2aに取り付けられる。第2狭持部材20は、第2支持部24が第2取付部24a(例:ボルト)によって締結されることで、第2工具本体2bに取り付けられる。位置決め部材30は、第1狭持部材10の位置決め部材載置部12に取り付けられる。
次に、スライダー100を第1狭持部材10のスライダー載置部11に載せる。スライダー100の一方側の下翼板101は、位置決め部材30の突起32に形成された保持部32aに嵌め込まれる。この時、突起32は、一方側の下翼板101と上翼板102の間に挿入され、両突起32の間にエレメント案内柱103が保持される。なお、突起32が左右一対に形成されている場合、突起32に保持部32aが形成されていなくても構わない。この場合、一対の突起32の間に、スライダー100のエレメント案内柱103が配置されることで、スライダー100を安定して保持することが可能となる。
補助体40は、スライダー100の他方側の下翼板101と上翼板102の間に挿入される。この時、ファスナーテープ121にエレメント122が取り付けられたファスナーチェーン120を下翼板101と上翼板102の間に挿入してもよい。
図6は、本考案にかかる実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1を用いたスライダーかしめ用工具Tでスライダー100をかしめた後の状態を示す。
スライダー100の引手取付部104は、一端が片持ち状に固定されて摺動方向に延在するように形成される。引き手110は、引手取付部104の他端側に環状部110aが位置するように配置される。続いて、第2狭持部材20の押圧部22が引手取付部104を押圧し過ぎないように規制部33の高さを調節する。その後、第2狭持部材20の押圧部22で引手取付部104の他端側を上翼板102に近づける方向に押圧し、かしめて塑性変形させる。この結果、環状部110aを介して引手110を引手取付部104に回動自在に取り付けることができる。そして、引手110が引手取付部104から容易に抜けなくなるようにすることができる。
なお、本実施形態のスライダーかしめ用工具Tは、工具本体2にスライダーかしめ用アタッチメント1が取り付けられ、スライダー100を狭持する。これに対して、工具本体2とスライダーかしめ用アタッチメント1を一部材で一体に形成して、スライダーかしめ用工具Tを構成してもよい。
以上、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、スライドファスナー用のスライダー100の引手取付部104をかしめて変形させることで、引手110をスライダー100に取り付けるためのスライダーかしめ用アタッチメント1において、スライダー100を載せる第1狭持部材10と、第1狭持部材10に載せられるスライダー100を押圧する第2狭持部材20と、スライダー100の位置決めを行う位置決め部材30と、を備えるので、スライダー100を安定して保持することができ、スライダー100に引手110を的確に取り付けることが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、スライダー100は、上翼板102と、上翼板102と対向して配置される下翼板101と、上翼板102と下翼板101を一端でつなぐエレメント案内柱103と、上翼板102の上面において、片持ち状に形成された引手取付部104と、を有し、第1挟持部材10は、スライダー100を載せる第1基部11と、位置決め部材30を固定する位置決め部材載置部12を有し、位置決め部材30は、平坦な板状の基部31と、基部31から延びる一対の突起32,32を有し、第1狭持部材10に載せられたスライダー100を保持する突起32,32の間に前記エレメント案内柱103が配置されるので、スライダー100をより安定して保持することが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、位置決め部材30は、基部31に形成された凸部/凹部からなる嵌め込み部を有し、第1狭持部材10は、位置決め部材載置部12に形成された凹部/凸部からなる被嵌め込み部を有し、嵌め込み部と被嵌め込み部が嵌合するので、第1狭持部材10に対して位置決め部材30を安定して保持することが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、位置決め部材30は、基部31の上面から突出する規制部33を有し、第2挟持部材20は、第2基部21と、第2基部21の長手方向先端から延びる押圧部22を有し、第1挟持部材10と第2挟持部材20が接近する際、規制部33は、第2挟持部材20の押圧部22の反対側に接触するので、スライダー100のかしめ時に、所定の位置で規制部33が第2工具本体2b又は第2狭持部材20に接触して移動を規制し、スライダー100に過度の力がかからないようにすることが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、規制部33は、基部31からの突出寸法が調節可能であるので、スライダー100の大きさにあわせて調節することが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用アタッチメント1によれば、長手方向において、第1狭持部材10、第2狭持部材20、及び位置決め部材30とは反対側からスライダー100を保持する補助体40を備えるので、スライダー100をより安定して保持することが可能となる。
さらに、本実施形態のスライダーかしめ用工具Tによれば、前記スライダーかしめ用アタッチメント1と、スライダーかしめ用アタッチメント1を取り付ける工具本体2と、を備えるので、スライダー100を安定して保持することができ、スライダー100に引手110を的確に取り付けることが可能となる。また、アタッチメントを交換して異なる作業に用いることが可能となる。
また、本実施形態のスライダーかしめ用工具Tによれば、工具本体2は、第1狭持部材10を支持する第1工具本体2aと、第2狭持部材20を支持する第2工具本体2bと、第1工具本体2aと第2工具本体2bを相対的に所定角度回転可能に支持する軸部材2cと、を有するので、簡単な構造でスライダー100をかしめることが可能となる。
以上、本考案の種々の実施形態について説明したが、本考案はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本考案の範疇となるものである。
1…スライダーかしめ用アタッチメント
2…工具本体
2a…第1工具本体
2b…第2工具本体
2c…軸部材
10…第1狭持部材
11…第1基部
12…位置決め部材載置部
12a…凹部(被嵌め込み部)
13…第1支持部
13a…第1取付部
20…第2狭持部材
21…第2基部
22…押圧部
23…規制面
24…第2支持部
24a…第2取付部
30…位置決め部材
31…第3基部
31a…凸部(嵌め込み部)
32…突起
32a…保持部
33…規制部
40…補助体
41…本体
42…延設部
43…片部
100…スライダー
101…下翼板
102…上翼板
103…エレメント案内柱
104…引手取付部
110…引手
110a…環状部
120…ファスナーチェーン
121…ファスナーテープ
122…エレメント
130…スライドファスナー
T…スライダーかしめ用工具

Claims (8)

  1. スライドファスナー用のスライダー(100)の引手取付部(104)をかしめて変形させることで、引手(110)をスライダー(100)に取り付けるためのスライダーかしめ用アタッチメント(1)において、
    スライダー(100)を載せる第1狭持部材(10)と、
    前記第1狭持部材(10)に載せられる前記スライダー(100)を押圧する第2狭持部材(20)と、
    前記スライダー(100)の位置決めを行う位置決め部材(30)と、
    を備える
    ことを特徴とするスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  2. 前記スライダー(100)は、上翼板(102)と、前記上翼板(102)と対向して配置される下翼板(101)と、前記上翼板(102)と前記下翼板(101)を一端でつなぐエレメント案内柱(103)と、前記上翼板(102)の上面において、片持ち状に形成された引手取付部(104)と、を有し、
    前記第1挟持部材(10)は、前記スライダー(100)を載せる第1基部(11)と、前記位置決め部材(30)を固定する位置決め部材載置部(12)を有し、
    前記位置決め部材(30)は、平坦な板状の基部(31)と、前記基部(31)から延びる一対の突起(32,32)を有し、
    前記第1狭持部材(10)に載せられた前記スライダー(100)を保持する際、前記突起(32,32)の間に前記エレメント案内柱(103)が配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  3. 前記位置決め部材(30)は、前記基部(31)に形成された凸部/凹部からなる嵌め込み部を有し、
    前記第1狭持部材(10)は、前記位置決め部材載置部(12)に形成された凹部/凸部からなる被嵌め込み部を有し、
    前記嵌め込み部と前記被嵌め込み部が嵌合する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  4. 前記位置決め部材(30)は、前記基部(31)の上面から突出する規制部(33)を有し、
    前記第2挟持部材(20)は、第2基部(21)と、前記第2基部(21)の長手方向先端から延びる押圧部(22)を有し、
    前記第1挟持部材(10)と前記第2挟持部材(20)が接近する際、前記規制部(33)は、前記第2挟持部材(20)の前記押圧部(22)の反対側に接触する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  5. 前記規制部(33)は、前記基部(31)からの突出寸法が調節可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  6. 長手方向において、前記第1狭持部材(10)、前記第2狭持部材(20)、及び前記位置決め部材(30)とは反対側からスライダー(100)を保持する補助体(40)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載のスライダーかしめ用アタッチメント(1)と、
    前記スライダーかしめ用アタッチメント(1)を取り付ける工具本体(2)と、
    を備える
    ことを特徴とするスライダーかしめ用工具(T)。
  8. 前記工具本体(2)は、
    前記第1狭持部材(10)を支持する第1工具本体(2a)と、
    前記第2狭持部材(20)を支持する第2工具本体(2b)と、
    前記第1工具本体(2a)と前記第2工具本体(2b)を相対的に所定角度回転可能に支持する軸部材(2c)と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のスライダーかしめ用工具(T)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023512755A (ja) * 2019-12-26 2023-03-29 トライメッド,インコーポレイテッド 人体組織に対して細長い可撓性要素のu字形部を支持するための方法及び装置

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JP2023512755A (ja) * 2019-12-26 2023-03-29 トライメッド,インコーポレイテッド 人体組織に対して細長い可撓性要素のu字形部を支持するための方法及び装置

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