JP3203322B2 - Cdma基地局装置 - Google Patents
Cdma基地局装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
(Code Division Multiple Access、以下CDMA)方
式の移動通信システムにおける基地局装置に関し、特に
マルチコード伝送方式に適用して好適なものである。
(Code Division Multiple Access、以下CDMA)方
式の移動通信システムにおける基地局装置に関し、特に
マルチコード伝送方式に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話に加え、データ機器や画像送受
信機など様々な情報伝送速度をもつマルチメディア端末
を移動無線通信システムにおいて効率的に収容する技術
がある。CDMA方式におけるこのような技術として、
可変拡散率伝送とマルチコード伝送が知られている。図
7および図8を用いて、マルチコード伝送について簡単
に説明する。ここでは、移動端末から基地局までの上り
回線伝送を主に仮定する。図7は音声信号の伝送を想定
し、図8は音声信号の4倍の伝送速度をもつデータ信号
をマルチコードで伝送する場合を想定する。
信機など様々な情報伝送速度をもつマルチメディア端末
を移動無線通信システムにおいて効率的に収容する技術
がある。CDMA方式におけるこのような技術として、
可変拡散率伝送とマルチコード伝送が知られている。図
7および図8を用いて、マルチコード伝送について簡単
に説明する。ここでは、移動端末から基地局までの上り
回線伝送を主に仮定する。図7は音声信号の伝送を想定
し、図8は音声信号の4倍の伝送速度をもつデータ信号
をマルチコードで伝送する場合を想定する。
【0003】図7の(a)では、音声信号(+1または
−1の信号で、情報信号と示されている)は、移動端末
において拡散信号により拡散され、送信される。図中、
音声信号は、code1と示される拡散信号により拡散され
る。コードの数は、一般的に拡散率により決まってく
る。どのコードを用いるかは、通信の始まりにおいて、
基地局から指示される。CDMA方式では、送受信間で
同一のコードを用いて、拡散、逆拡散が行われるため、
受信側では信号同期を正確にとる必要がある。このた
め、一般的には、同期用信号を情報信号と同時に送信す
ることで同期捕捉を容易とする。同期用信号は、パイロ
ット信号と呼ばれることもある。同期用信号は、情報変
調されていないため(即ち、全て+1または全て−1の
信号)、受信側では既知の信号として取扱える。図中、
同期用信号はcode0で拡散される。同期用信号と情報信
号は同期して送信される。code0とcode1は、直交され
た信号である。このため、同一の端末内の情報信号と同
期用信号間では干渉は生じない。ただし、他端末信号に
対しては、干渉となるため、同期用信号の送信電力を情
報信号より低くするなどの対策がある。図7の(b)は
同期用信号を情報信号内に埋め込んだ場合である。この
場合には、同期用信号を常時送信する必要がないため、
干渉を抑制することが可能である。同期用信号の送信間
隔や継続時間は、伝搬路の変動状況などを参考に決めら
れる。
−1の信号で、情報信号と示されている)は、移動端末
において拡散信号により拡散され、送信される。図中、
音声信号は、code1と示される拡散信号により拡散され
る。コードの数は、一般的に拡散率により決まってく
る。どのコードを用いるかは、通信の始まりにおいて、
基地局から指示される。CDMA方式では、送受信間で
同一のコードを用いて、拡散、逆拡散が行われるため、
受信側では信号同期を正確にとる必要がある。このた
め、一般的には、同期用信号を情報信号と同時に送信す
ることで同期捕捉を容易とする。同期用信号は、パイロ
ット信号と呼ばれることもある。同期用信号は、情報変
調されていないため(即ち、全て+1または全て−1の
信号)、受信側では既知の信号として取扱える。図中、
同期用信号はcode0で拡散される。同期用信号と情報信
号は同期して送信される。code0とcode1は、直交され
た信号である。このため、同一の端末内の情報信号と同
期用信号間では干渉は生じない。ただし、他端末信号に
対しては、干渉となるため、同期用信号の送信電力を情
報信号より低くするなどの対策がある。図7の(b)は
同期用信号を情報信号内に埋め込んだ場合である。この
場合には、同期用信号を常時送信する必要がないため、
干渉を抑制することが可能である。同期用信号の送信間
隔や継続時間は、伝搬路の変動状況などを参考に決めら
れる。
【0004】マルチコード伝送の場合を図8に示す。こ
の例では、信号の情報伝送速度は、音声の4倍とする。
図8の(a)では、情報信号は4つのパラレル信号に変
換され、各信号はそれぞれ対応する拡散信号code1,2,
3,4を用いて拡散される。そして、code0で拡散され
る同期用信号と前記4つの情報信号は、同期して送信さ
れる。各コードは直交しているため、信号間での干渉は
生じない。同期用信号を情報信号内に挿入した例を図8
の(b)に示す。なお、この図では、同期用信号は4コ
ード分の電力をもって送信されているようになっている
が、電力を下げることで、システム全体の干渉量を低減
することが可能である。
の例では、信号の情報伝送速度は、音声の4倍とする。
図8の(a)では、情報信号は4つのパラレル信号に変
換され、各信号はそれぞれ対応する拡散信号code1,2,
3,4を用いて拡散される。そして、code0で拡散され
る同期用信号と前記4つの情報信号は、同期して送信さ
れる。各コードは直交しているため、信号間での干渉は
生じない。同期用信号を情報信号内に挿入した例を図8
の(b)に示す。なお、この図では、同期用信号は4コ
ード分の電力をもって送信されているようになっている
が、電力を下げることで、システム全体の干渉量を低減
することが可能である。
【0005】このようなマルチコード信号を基地局で収
容する場合の構成例を図9に示す。この図に示すよう
に、基地局は、複数の受信機101、102、103を
備える。そして、音声ユーザからの音声データは1つの
受信機101で受信され、データユーザからのマルチコ
ード数2のマルチコード信号は2つの受信機102およ
び103を用いて受信される。ここで、基地局に設けら
れる受信機数は、予想される端末数や、干渉量に依存す
るシステム許容数により決められる。通常、CDMA方
式においては、受信機として、複数の伝搬路を伝送して
きた信号を合成し、復調するためRAKE受信機が用い
られる。
容する場合の構成例を図9に示す。この図に示すよう
に、基地局は、複数の受信機101、102、103を
備える。そして、音声ユーザからの音声データは1つの
受信機101で受信され、データユーザからのマルチコ
ード数2のマルチコード信号は2つの受信機102およ
び103を用いて受信される。ここで、基地局に設けら
れる受信機数は、予想される端末数や、干渉量に依存す
るシステム許容数により決められる。通常、CDMA方
式においては、受信機として、複数の伝搬路を伝送して
きた信号を合成し、復調するためRAKE受信機が用い
られる。
【0006】図10を参照して、前記RAKE受信機1
01〜103の構成について説明する。図10の(a)
に示すように、各受信機は、前記同期用信号により信号
の同期捕捉、追従を行う同期捕捉・追従回路部(以下、
単に「同期回路部」という場合もある)110と、情報
信号の復調を行う復調回路部120から構成されてい
る。同期回路部110は、図10の(b)に示すよう
に、マッチドフィルタなどの相関器からなる相関演算部
111とタイミング判定部112とを有しており、通常
2〜4の異なる伝搬路信号を捕捉し、その同期情報(同
期タイミング情報)を復調回路部120に知らせる。復
調回路部120では、前記同期タイミング情報に基づ
き、前記各伝搬路信号に対応して設けられたフィンガ1
21〜122において、それぞれの伝搬路を伝送してき
た情報信号の逆拡散を行う。そして、合成および復調器
123において、各フィンガからの信号の遅延時間およ
び位相を調整した後、合成し、復調を行う。そして、誤
り訂正処理などを行なう信号処理部124で、拡散前の
情報信号を得る。
01〜103の構成について説明する。図10の(a)
に示すように、各受信機は、前記同期用信号により信号
の同期捕捉、追従を行う同期捕捉・追従回路部(以下、
単に「同期回路部」という場合もある)110と、情報
信号の復調を行う復調回路部120から構成されてい
る。同期回路部110は、図10の(b)に示すよう
に、マッチドフィルタなどの相関器からなる相関演算部
111とタイミング判定部112とを有しており、通常
2〜4の異なる伝搬路信号を捕捉し、その同期情報(同
期タイミング情報)を復調回路部120に知らせる。復
調回路部120では、前記同期タイミング情報に基づ
き、前記各伝搬路信号に対応して設けられたフィンガ1
21〜122において、それぞれの伝搬路を伝送してき
た情報信号の逆拡散を行う。そして、合成および復調器
123において、各フィンガからの信号の遅延時間およ
び位相を調整した後、合成し、復調を行う。そして、誤
り訂正処理などを行なう信号処理部124で、拡散前の
情報信号を得る。
【0007】図10の(c)は、前記フィンガ121〜
122の内部構成を示す図である。この図に示すよう
に、各フィンガは、伝搬路推定部125と信号復調回路
部126とからなる。ここで、伝搬路推定部125は前
記タイミング判定部112から供給されるこのフィンガ
に対応する伝搬路信号の同期タイミング信号に同期して
前記同期用信号に対応する拡散符号レプリカcode0を発
生する同期信号用拡散符号発生器127、該拡散符号レ
プリカcode0と前記受信信号との相関をとる相関演算処
理部(相関器)128、および、該相関演算処理部12
8の出力に基づいてこのフィンガに対応する伝搬路の伝
搬特性(その伝搬路における伝搬損失、信号位相)を推
定する伝搬路推定回路部129とからなる。また、前記
信号復調回路126は、前記同期回路110のタイミン
グ判定部112からのこのフィンガに対応する同期タイ
ミング信号に応じて、前記情報信号の拡散符号レプリカ
(例えば、code1)を発生する情報信号用拡散符号発生
器130、該拡散符号レプリカと受信信号との相関演算
を行う相関演算処理部(相関器)131、および前記伝
搬路推定回路部129からの出力に基づいて、前記相関
器131の出力の位相補正処理などを行なう信号補正部
132とから構成されている。
122の内部構成を示す図である。この図に示すよう
に、各フィンガは、伝搬路推定部125と信号復調回路
部126とからなる。ここで、伝搬路推定部125は前
記タイミング判定部112から供給されるこのフィンガ
に対応する伝搬路信号の同期タイミング信号に同期して
前記同期用信号に対応する拡散符号レプリカcode0を発
生する同期信号用拡散符号発生器127、該拡散符号レ
プリカcode0と前記受信信号との相関をとる相関演算処
理部(相関器)128、および、該相関演算処理部12
8の出力に基づいてこのフィンガに対応する伝搬路の伝
搬特性(その伝搬路における伝搬損失、信号位相)を推
定する伝搬路推定回路部129とからなる。また、前記
信号復調回路126は、前記同期回路110のタイミン
グ判定部112からのこのフィンガに対応する同期タイ
ミング信号に応じて、前記情報信号の拡散符号レプリカ
(例えば、code1)を発生する情報信号用拡散符号発生
器130、該拡散符号レプリカと受信信号との相関演算
を行う相関演算処理部(相関器)131、および前記伝
搬路推定回路部129からの出力に基づいて、前記相関
器131の出力の位相補正処理などを行なう信号補正部
132とから構成されている。
【0008】前述のように、同期用信号の情報信号は既
知であるため、前記相関器128の出力からその伝搬路
における伝搬損失、信号位相などの伝搬特性を知ること
ができ、前記信号補正部132において、前記伝搬路推
定回路部129からの伝搬特性に応じた出力を用いて前
記相関器131の出力を補正することができる。この各
フィンガからの出力は、前述のように、前記合成および
復調器123において、そのタイミングを合わせて、最
大比合成され、復調される。
知であるため、前記相関器128の出力からその伝搬路
における伝搬損失、信号位相などの伝搬特性を知ること
ができ、前記信号補正部132において、前記伝搬路推
定回路部129からの伝搬特性に応じた出力を用いて前
記相関器131の出力を補正することができる。この各
フィンガからの出力は、前述のように、前記合成および
復調器123において、そのタイミングを合わせて、最
大比合成され、復調される。
【0009】図11は基地局送信装置の構成例を示す図
である。この図に示すように、基地局には、送信情報信
号に対し拡散信号で拡散変調する変調回路部と該変調回
路部の出力に対し同期用信号を挿入する同期用信号挿入
回路部とを有する複数個の送信機151〜152が設け
られている。そして、音声ユーザに対しては1つの送信
機151を用いて信号を送信する。また、マルチコード
数2のマルチコード信号を送信すべきデータユーザに対
しては、送信情報信号をパラレル変換し、変換された信
号を送信機152と送信機153に入力して、それぞれ
の変調回路部で拡散信号code1あるいはcode2で拡散変
調して、それぞれの同期用信号挿入回路において同期用
信号を挿入し、両送信機152および153の出力を合
成してマルチコード信号として、高周波信号に変換し前
記データユーザに送信する。
である。この図に示すように、基地局には、送信情報信
号に対し拡散信号で拡散変調する変調回路部と該変調回
路部の出力に対し同期用信号を挿入する同期用信号挿入
回路部とを有する複数個の送信機151〜152が設け
られている。そして、音声ユーザに対しては1つの送信
機151を用いて信号を送信する。また、マルチコード
数2のマルチコード信号を送信すべきデータユーザに対
しては、送信情報信号をパラレル変換し、変換された信
号を送信機152と送信機153に入力して、それぞれ
の変調回路部で拡散信号code1あるいはcode2で拡散変
調して、それぞれの同期用信号挿入回路において同期用
信号を挿入し、両送信機152および153の出力を合
成してマルチコード信号として、高周波信号に変換し前
記データユーザに送信する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、受信機
の復調回路部では、1つのコードに対し信号の復調が行
われる。したがって、マルチコード信号を復調するため
には、マルチコード数分の復調回路が必要であり、前述
した図9の構成では、マルチコード数分の受信機、すな
わち、受信機102と103とが必要となる。しかし、
前記図8で示した通り、同期用信号は各コード信号に対
し共通であるため、マルチコード信号の復調を行う複数
の受信機間では、同一の同期捕捉、追従動作が行われて
いる。このため、マルチコード数分の同期捕捉・追従回
路は不用である。また、送信側においても、同様に、マ
ルチコード数分の同期用信号挿入回路は不要である。
の復調回路部では、1つのコードに対し信号の復調が行
われる。したがって、マルチコード信号を復調するため
には、マルチコード数分の復調回路が必要であり、前述
した図9の構成では、マルチコード数分の受信機、すな
わち、受信機102と103とが必要となる。しかし、
前記図8で示した通り、同期用信号は各コード信号に対
し共通であるため、マルチコード信号の復調を行う複数
の受信機間では、同一の同期捕捉、追従動作が行われて
いる。このため、マルチコード数分の同期捕捉・追従回
路は不用である。また、送信側においても、同様に、マ
ルチコード数分の同期用信号挿入回路は不要である。
【0011】そこで、本発明は、基地局における回路規
模を少なくすることのできるCDMA基地局装置を提供
することを目的としている。また、回路規模を少なくし
たCDMA基地局装置において、移動局の接続拒否の発
生を抑制すること、および、通信中のマルチコード数の
変化(伝送レートの変化)に柔軟に対応することができ
るCDMA基地局装置を提供することを目的としてい
る。
模を少なくすることのできるCDMA基地局装置を提供
することを目的としている。また、回路規模を少なくし
たCDMA基地局装置において、移動局の接続拒否の発
生を抑制すること、および、通信中のマルチコード数の
変化(伝送レートの変化)に柔軟に対応することができ
るCDMA基地局装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のCDMA基地局装置は、CDMA移動通信
システムにおける基地局装置であって、複数の同期捕捉
・追従回路部と、複数の復調回路部と、任意の前記同期
捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回路部とを適応
的に接続するスイッチ部とを有し、端末が要求する伝送
速度に応じて、前記スイッチ部により1つの前記同期捕
捉・追従回路部と前記伝送速度に対応するマルチコード
信号のコード数分の前記復調回路部とを適応的に接続す
ることにより、前記同期捕捉・追従回路部においてその
マルチコード信号に対する同期の捕捉及び追従処理を行
い、前記スイッチ部により接続されている前記復調回路
部においてそのマルチコード信号の復調を行うことによ
り、その基地局が管理するセル中の様々な伝送速度を有
する端末を収容するようにしたものである。
に、本発明のCDMA基地局装置は、CDMA移動通信
システムにおける基地局装置であって、複数の同期捕捉
・追従回路部と、複数の復調回路部と、任意の前記同期
捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回路部とを適応
的に接続するスイッチ部とを有し、端末が要求する伝送
速度に応じて、前記スイッチ部により1つの前記同期捕
捉・追従回路部と前記伝送速度に対応するマルチコード
信号のコード数分の前記復調回路部とを適応的に接続す
ることにより、前記同期捕捉・追従回路部においてその
マルチコード信号に対する同期の捕捉及び追従処理を行
い、前記スイッチ部により接続されている前記復調回路
部においてそのマルチコード信号の復調を行うことによ
り、その基地局が管理するセル中の様々な伝送速度を有
する端末を収容するようにしたものである。
【0013】また、本発明の他のCDMA基地局装置
は、CDMA移動通信システムにおける基地局装置であ
って、複数の同期捕捉・追従回路部と、各同期捕捉・追
従回路部にそれぞれ接続された複数の伝搬路推定部と、
複数の信号復調回路部と、任意の前記伝搬路推定部と任
意の数の前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイ
ッチ部とを有し、端末が要求する伝送速度に応じて、前
記スイッチ部により1つの前記伝搬路推定部と前記伝送
速度に対応するマルチコード信号のコード数分の前記信
号復調回路部とを適応的に接続することにより、その伝
搬路推定部に接続された前記同期捕捉・追従回路部にお
いてそのマルチコード信号に対する同期の捕捉及び追従
処理を行い、その伝搬路推定部においてその伝搬路の伝
搬特性を推定する処理を行い、前記スイッチ部により前
記伝搬路推定部に接続されている前記信号復調回路部に
よりそのマルチコード信号の復調を行うことにより、そ
の基地局が管理するセル中の様々な伝送速度を有する端
末を収容するようにしたものである。
は、CDMA移動通信システムにおける基地局装置であ
って、複数の同期捕捉・追従回路部と、各同期捕捉・追
従回路部にそれぞれ接続された複数の伝搬路推定部と、
複数の信号復調回路部と、任意の前記伝搬路推定部と任
意の数の前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイ
ッチ部とを有し、端末が要求する伝送速度に応じて、前
記スイッチ部により1つの前記伝搬路推定部と前記伝送
速度に対応するマルチコード信号のコード数分の前記信
号復調回路部とを適応的に接続することにより、その伝
搬路推定部に接続された前記同期捕捉・追従回路部にお
いてそのマルチコード信号に対する同期の捕捉及び追従
処理を行い、その伝搬路推定部においてその伝搬路の伝
搬特性を推定する処理を行い、前記スイッチ部により前
記伝搬路推定部に接続されている前記信号復調回路部に
よりそのマルチコード信号の復調を行うことにより、そ
の基地局が管理するセル中の様々な伝送速度を有する端
末を収容するようにしたものである。
【0014】さらにまた、本発明のさらに他のCDMA
基地局装置は、CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、同期捕捉・追従回路部と復調回路部を
分離した構成、あるいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬
路推定部と信号復調回路部を分離した構成とするととも
に、任意の前記同期捕捉・追従回路部と任意の数の前記
復調回路部、あるいは、任意の前記伝搬路推定部と任意
の数の前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイッ
チ部を有し、新たな移動端末の接続要求に対し、その接
続要求に係る伝送速度に対応するマルチコード信号のコ
ード数分の前記復調回路部あるいは前記信号復調回路部
の空きがない場合、該移動端末の要求するマルチコード
信号のコード数を減少させることが可能なときはそのコ
ード数を減少させて、該減少されたコード数分の前記復
調回路部あるいは前記信号復調回路部を用いて該移動端
末の接続を可能とし、接続中の他の移動端末が使用して
いるマルチコード信号のコード数を減少させることが可
能なときはその移動端末の使用するコード数を減少させ
て、空き状態にある前記復調回路部あるいは前記信号復
調回路部の数を増加させ、該増加された空き状態にある
前記復調回路部あるいは前記信号復調回路部を用いて前
記新たな移動端末の接続を可能とするようにしたもので
ある。さらにまた、本発明のさらに他のCDMA基地局
装置は、CDMA移動通信システムにおける基地局装置
であって、同期捕捉・追従回路部と復調回路部を分離し
た構成、あるいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬路推定
部と信号復調回路部を分離した構成とするとともに、任
意の前記同期捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回
路部、あるいは、任意の前記伝搬路推定部と任意の数の
前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイッチ部を
有し、通信中にマルチコード信号のコード数が変更され
たときに、前記スイッチ部により、使用されていない前
記復調回路部あるいは前記信号復調回路部を前記同期捕
捉・追従回路部あるいは前記伝搬路推定部に適応的に接
続することにより、通信中におけるマルチコード数の変
化に対応可能としたものである。さらにまた、本発明の
さらに他のCDMA基地局装置は、CDMA移動通信シ
ステムにおける基地局装置であって、複数の信号変調回
路部と、複数の同期用信号挿入回路部と、任意の数の前
記信号変調回路部と任意の同期用信号挿入回路部とを適
応的に接続するスイッチ部とを有し、前記スイッチ部に
より、送信するマルチコード信号のコード数分の前記信
号変調回路部と1つの前記同期用信号挿入回路部とを適
応的に接続して、マルチコード信号を送信するようにし
たものである。
基地局装置は、CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、同期捕捉・追従回路部と復調回路部を
分離した構成、あるいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬
路推定部と信号復調回路部を分離した構成とするととも
に、任意の前記同期捕捉・追従回路部と任意の数の前記
復調回路部、あるいは、任意の前記伝搬路推定部と任意
の数の前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイッ
チ部を有し、新たな移動端末の接続要求に対し、その接
続要求に係る伝送速度に対応するマルチコード信号のコ
ード数分の前記復調回路部あるいは前記信号復調回路部
の空きがない場合、該移動端末の要求するマルチコード
信号のコード数を減少させることが可能なときはそのコ
ード数を減少させて、該減少されたコード数分の前記復
調回路部あるいは前記信号復調回路部を用いて該移動端
末の接続を可能とし、接続中の他の移動端末が使用して
いるマルチコード信号のコード数を減少させることが可
能なときはその移動端末の使用するコード数を減少させ
て、空き状態にある前記復調回路部あるいは前記信号復
調回路部の数を増加させ、該増加された空き状態にある
前記復調回路部あるいは前記信号復調回路部を用いて前
記新たな移動端末の接続を可能とするようにしたもので
ある。さらにまた、本発明のさらに他のCDMA基地局
装置は、CDMA移動通信システムにおける基地局装置
であって、同期捕捉・追従回路部と復調回路部を分離し
た構成、あるいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬路推定
部と信号復調回路部を分離した構成とするとともに、任
意の前記同期捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回
路部、あるいは、任意の前記伝搬路推定部と任意の数の
前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイッチ部を
有し、通信中にマルチコード信号のコード数が変更され
たときに、前記スイッチ部により、使用されていない前
記復調回路部あるいは前記信号復調回路部を前記同期捕
捉・追従回路部あるいは前記伝搬路推定部に適応的に接
続することにより、通信中におけるマルチコード数の変
化に対応可能としたものである。さらにまた、本発明の
さらに他のCDMA基地局装置は、CDMA移動通信シ
ステムにおける基地局装置であって、複数の信号変調回
路部と、複数の同期用信号挿入回路部と、任意の数の前
記信号変調回路部と任意の同期用信号挿入回路部とを適
応的に接続するスイッチ部とを有し、前記スイッチ部に
より、送信するマルチコード信号のコード数分の前記信
号変調回路部と1つの前記同期用信号挿入回路部とを適
応的に接続して、マルチコード信号を送信するようにし
たものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のCDMA基地局装置に関
する参考例の構成を図1に示す。この図において、1〜
3は受信部であり、前記図10に示した受信機と同様
に、同期捕捉・復調回路部(同期回路部)と復調回路部
とを有している。ただし、各受信部においては、前記図
9および図10に示した従来の受信機とは異なり、同期
回路部と復調回路部とが分離して構成されており、該分
離された同期回路部および復調回路部を組み合わせるこ
とにより各受信部が構成されている。すなわち、図示す
る受信部1、2のように、1つの同期回路11に対し1
つの復調回路21が割当てられて構成された受信部、お
よび、受信部3のように、1つの同期回路に対し2つま
たはそれ以上の復調回路が割当てられて構成された受信
部が混在する。なお、同期捕捉・追従回路数、復調回路
数とその組合わせは、予想される端末数や、干渉量に依
存するシステム許容数、マルチコード伝送を行う端末の
割合やそのマルチコード数により決められる。
する参考例の構成を図1に示す。この図において、1〜
3は受信部であり、前記図10に示した受信機と同様
に、同期捕捉・復調回路部(同期回路部)と復調回路部
とを有している。ただし、各受信部においては、前記図
9および図10に示した従来の受信機とは異なり、同期
回路部と復調回路部とが分離して構成されており、該分
離された同期回路部および復調回路部を組み合わせるこ
とにより各受信部が構成されている。すなわち、図示す
る受信部1、2のように、1つの同期回路11に対し1
つの復調回路21が割当てられて構成された受信部、お
よび、受信部3のように、1つの同期回路に対し2つま
たはそれ以上の復調回路が割当てられて構成された受信
部が混在する。なお、同期捕捉・追従回路数、復調回路
数とその組合わせは、予想される端末数や、干渉量に依
存するシステム許容数、マルチコード伝送を行う端末の
割合やそのマルチコード数により決められる。
【0016】このように構成されたCDMA基地局装置
においては、前記音声端末に対しては、1つの同期捕捉
・追従回路11と1つの復調回路12からなる受信部1
を用いて信号の復調を行う。また、データ端末からの2
マルチコード信号(コード数2のマルチコード信号)に
対しては、1つの同期捕捉・追従回路13と2つの復調
回路23、24からなる受信部3を用いて信号の復調を
行う。なお、音声端末がこの受信部3を使用することも
可能である。この様な構成とすることで、同期捕捉・追
従回路数を削減することが可能となる。同期捕捉・追従
回路11〜13では、通常2〜4の異なる伝搬路信号を
捕捉し、その同期情報を各復調回路21〜24に知らせ
る。マルチコード信号間では、同一の伝搬路を伝送する
ため、マルチコード間で同期捕捉・追従回路を共通とす
ることが出来、同一の伝搬路情報を各復調回路に伝達す
る。各復調回路では、同期情報をもとに、伝搬路を伝送
してきた各コード信号の逆拡散を行い、各コード信号の
復調を行う。
においては、前記音声端末に対しては、1つの同期捕捉
・追従回路11と1つの復調回路12からなる受信部1
を用いて信号の復調を行う。また、データ端末からの2
マルチコード信号(コード数2のマルチコード信号)に
対しては、1つの同期捕捉・追従回路13と2つの復調
回路23、24からなる受信部3を用いて信号の復調を
行う。なお、音声端末がこの受信部3を使用することも
可能である。この様な構成とすることで、同期捕捉・追
従回路数を削減することが可能となる。同期捕捉・追従
回路11〜13では、通常2〜4の異なる伝搬路信号を
捕捉し、その同期情報を各復調回路21〜24に知らせ
る。マルチコード信号間では、同一の伝搬路を伝送する
ため、マルチコード間で同期捕捉・追従回路を共通とす
ることが出来、同一の伝搬路情報を各復調回路に伝達す
る。各復調回路では、同期情報をもとに、伝搬路を伝送
してきた各コード信号の逆拡散を行い、各コード信号の
復調を行う。
【0017】図2は、本発明のCDMA基地局装置の一
実施の形態の構成を示す図である。前述の場合と同様
に、前記同期捕捉・追従回路11〜13と前記復調回路
21〜24は分離して構成されており、同期捕捉・追従
回路11〜13は、スイッチ部31を介して任意の数の
復調回路21〜24と適応的に接続することができるよ
うに構成されている。これにより、同期捕捉・追従回路
11〜13は空いている復調回路21〜24を見つけ、
使用することが出来る。ここで、スイッチ部31は、前
記同期捕捉・追従回路11〜13の出力を前記復調回路
21〜24のいずれにも接続することのできるソフトウ
エア的なスイッチにより実現されている。例えば、前記
復調回路21〜24において、ソフトウエアの指示によ
り前記同期捕捉・追従回路11〜13の任意のものから
の出力を取り込むように構成すればよい。
実施の形態の構成を示す図である。前述の場合と同様
に、前記同期捕捉・追従回路11〜13と前記復調回路
21〜24は分離して構成されており、同期捕捉・追従
回路11〜13は、スイッチ部31を介して任意の数の
復調回路21〜24と適応的に接続することができるよ
うに構成されている。これにより、同期捕捉・追従回路
11〜13は空いている復調回路21〜24を見つけ、
使用することが出来る。ここで、スイッチ部31は、前
記同期捕捉・追従回路11〜13の出力を前記復調回路
21〜24のいずれにも接続することのできるソフトウ
エア的なスイッチにより実現されている。例えば、前記
復調回路21〜24において、ソフトウエアの指示によ
り前記同期捕捉・追従回路11〜13の任意のものから
の出力を取り込むように構成すればよい。
【0018】このような実施の形態によれば、例えば、
4マルチコード信号の接続要求が出された場合、基地局
では、1つの同期捕捉・追従回路と4つの復調回路が未
使用であれば、その接続要求を受け入れる。これによ
り、様々な伝送速度のマルチコード信号をより柔軟に収
容することができ、同期捕捉・追従回路と信号復調回路
を効率的に使用することができる。また、例えば、画像
データなどを伝送レートを変化させて伝送するときなど
に、通信中にマルチコード数が変更されたとき、それに
応じて、復調回路21〜24のうち空いている復調回路
に対し、その同期捕捉・追従回路の出力を供給するよう
に前記スイッチ部31を制御することにより、通信中に
マルチコード数を変更する可変レート伝送に対応するこ
とができる。
4マルチコード信号の接続要求が出された場合、基地局
では、1つの同期捕捉・追従回路と4つの復調回路が未
使用であれば、その接続要求を受け入れる。これによ
り、様々な伝送速度のマルチコード信号をより柔軟に収
容することができ、同期捕捉・追従回路と信号復調回路
を効率的に使用することができる。また、例えば、画像
データなどを伝送レートを変化させて伝送するときなど
に、通信中にマルチコード数が変更されたとき、それに
応じて、復調回路21〜24のうち空いている復調回路
に対し、その同期捕捉・追従回路の出力を供給するよう
に前記スイッチ部31を制御することにより、通信中に
マルチコード数を変更する可変レート伝送に対応するこ
とができる。
【0019】図3は、本発明の基地局装置の別の参考例
である。ここでは、現状のシステムからの拡張を目的と
する。前記図9に示した構成のように、基地局内に複数
の受信機が設けられている場合に、1つの受信機に1ま
たは複数の復調回路24を追加することで、マルチコー
ド信号の復調を行うようにする。追加する復調回路数
は、予想されるマルチコード信号のマルチコード数より
1つ少ない数となる。同期捕捉・追従回路はマルチコー
ド信号に対し、1つとなる。このような構成とすること
で、現状のシステムを利用できることになる。また、こ
の場合においても、前述の場合と同様に、通信中にマル
チコード数が変更されたときに、前記追加された復調回
路を適宜前記同期捕捉・追従回路に接続することによ
り、可変レート伝送に対応することができる。
である。ここでは、現状のシステムからの拡張を目的と
する。前記図9に示した構成のように、基地局内に複数
の受信機が設けられている場合に、1つの受信機に1ま
たは複数の復調回路24を追加することで、マルチコー
ド信号の復調を行うようにする。追加する復調回路数
は、予想されるマルチコード信号のマルチコード数より
1つ少ない数となる。同期捕捉・追従回路はマルチコー
ド信号に対し、1つとなる。このような構成とすること
で、現状のシステムを利用できることになる。また、こ
の場合においても、前述の場合と同様に、通信中にマル
チコード数が変更されたときに、前記追加された復調回
路を適宜前記同期捕捉・追従回路に接続することによ
り、可変レート伝送に対応することができる。
【0020】さて、前記図10に関して説明したよう
に、前記復調回路は、同期捕捉・追従回路より送られる
同期情報をもとに、その伝搬路における伝搬損失、信号
位相を推定する伝搬路推定部、信号の逆拡散を行う相関
演算部、得られた相関値の遅延時間、位相を補正する信
号補正部、補正された信号を足し合せ、信号の情報を判
定する合成復調部、誤り訂正処理等を行う信号処理部な
どからなる。このうち、前記図10の(c)に示したよ
うに、伝搬路推定部は、各コード信号に対して共通の動
作を行う。このため、伝搬路推定部は、1つのマルチコ
ード信号に対し、1つでよい。そこで、1つの同期捕捉
・追従回路に1つの伝搬路推定回路を接続した本発明の
別の実施の形態について、図4を参照して説明する。図
示するように、この実施の形態では、同期回路11と伝
搬路推定回路41、同期回路12と伝搬路推定回路4
2、同期回路13と伝搬路推定回路43をそれぞれ接続
し、各伝搬路推定回路41〜43の出力を前述したスイ
ッチ部31に接続する。ここで、各伝搬路推定回路41
〜43は、前述した図10の(c)に示した各フィンガ
内の伝搬路推定部125の機能を有する回路であり、対
応する同期回路11〜13からの各伝搬路毎の同期タイ
ミング信号に対応する数の同期信号用拡散符号発生器、
相関器および伝搬路推定処理部が設けられている。そし
て、受信信号、前記同期回路11〜13からの同期タイ
ミング信号、および、前記各フィンガにおける各伝搬路
の受信信号における伝搬路推定処理部からの伝搬特性が
前記スイッチ部31に入力される。
に、前記復調回路は、同期捕捉・追従回路より送られる
同期情報をもとに、その伝搬路における伝搬損失、信号
位相を推定する伝搬路推定部、信号の逆拡散を行う相関
演算部、得られた相関値の遅延時間、位相を補正する信
号補正部、補正された信号を足し合せ、信号の情報を判
定する合成復調部、誤り訂正処理等を行う信号処理部な
どからなる。このうち、前記図10の(c)に示したよ
うに、伝搬路推定部は、各コード信号に対して共通の動
作を行う。このため、伝搬路推定部は、1つのマルチコ
ード信号に対し、1つでよい。そこで、1つの同期捕捉
・追従回路に1つの伝搬路推定回路を接続した本発明の
別の実施の形態について、図4を参照して説明する。図
示するように、この実施の形態では、同期回路11と伝
搬路推定回路41、同期回路12と伝搬路推定回路4
2、同期回路13と伝搬路推定回路43をそれぞれ接続
し、各伝搬路推定回路41〜43の出力を前述したスイ
ッチ部31に接続する。ここで、各伝搬路推定回路41
〜43は、前述した図10の(c)に示した各フィンガ
内の伝搬路推定部125の機能を有する回路であり、対
応する同期回路11〜13からの各伝搬路毎の同期タイ
ミング信号に対応する数の同期信号用拡散符号発生器、
相関器および伝搬路推定処理部が設けられている。そし
て、受信信号、前記同期回路11〜13からの同期タイ
ミング信号、および、前記各フィンガにおける各伝搬路
の受信信号における伝搬路推定処理部からの伝搬特性が
前記スイッチ部31に入力される。
【0021】前記スイッチ部31の出力側には、前記各
フィンガ内の信号復調回路部126、前記合成/復調器
123および信号処理部124の機能を有する複数の信
号復調回路51〜54が接続されている。例えば、図4
における信号復調回路52には、各伝搬路を通って受信
されたデータユーザからの、例えば、code1で拡散され
た信号に対応する信号復調回路(情報信号用拡散符号発
生器、相関器および位相補正回路)、各伝搬路に対応す
る前記信号復調回路の出力をタイミングを合わせて合成
した後復調する合成/復調器、および、信号処理部が設
けられている。このように、1つのマルチコード信号の
復調に際し、1つの同期捕捉・追従回路と1つの伝搬路
推定回路、マルチコード数分の信号復調回路を用いるこ
とで、より設備コストを低減することが出来る。なお、
この実施の形態の場合においても、前述した実施の形態
と同様に、通信中にマルチコード数が変更されたとき
に、それに応じて、前記伝搬路推定回路の出力を適宜空
いている信号復調回路にも供給することにより、可変レ
ート伝送に対応することができる。
フィンガ内の信号復調回路部126、前記合成/復調器
123および信号処理部124の機能を有する複数の信
号復調回路51〜54が接続されている。例えば、図4
における信号復調回路52には、各伝搬路を通って受信
されたデータユーザからの、例えば、code1で拡散され
た信号に対応する信号復調回路(情報信号用拡散符号発
生器、相関器および位相補正回路)、各伝搬路に対応す
る前記信号復調回路の出力をタイミングを合わせて合成
した後復調する合成/復調器、および、信号処理部が設
けられている。このように、1つのマルチコード信号の
復調に際し、1つの同期捕捉・追従回路と1つの伝搬路
推定回路、マルチコード数分の信号復調回路を用いるこ
とで、より設備コストを低減することが出来る。なお、
この実施の形態の場合においても、前述した実施の形態
と同様に、通信中にマルチコード数が変更されたとき
に、それに応じて、前記伝搬路推定回路の出力を適宜空
いている信号復調回路にも供給することにより、可変レ
ート伝送に対応することができる。
【0022】以上説明したような本発明の基地局受信装
置を用いることにより、新たな接続要求あるいは隣接セ
ルの移動端末からのハンドオフ要求があったときに、接
続拒否の発生を少なくすることが可能となる。この実施
の形態について、図5に示すフローチャートを参照して
説明する。なお、基地局装置の構成としては前記図1〜
図4のうちのどの構成であってもよいが、ここでは、基
地局装置が前記図2に示した構成とされているものとす
る。あるセル内で新たな移動端末からの接続要求が出さ
れた場合、または隣接するセル内の移動端末からハンド
オフ要求が出された場合で、その信号がマルチコード信
号であり、このとき、該セルの基地局では、未使用の同
期捕捉・追従回路はあるものとする。なお、未使用の同
期捕捉・追従回路がない場合には、その接続要求は拒否
される。
置を用いることにより、新たな接続要求あるいは隣接セ
ルの移動端末からのハンドオフ要求があったときに、接
続拒否の発生を少なくすることが可能となる。この実施
の形態について、図5に示すフローチャートを参照して
説明する。なお、基地局装置の構成としては前記図1〜
図4のうちのどの構成であってもよいが、ここでは、基
地局装置が前記図2に示した構成とされているものとす
る。あるセル内で新たな移動端末からの接続要求が出さ
れた場合、または隣接するセル内の移動端末からハンド
オフ要求が出された場合で、その信号がマルチコード信
号であり、このとき、該セルの基地局では、未使用の同
期捕捉・追従回路はあるものとする。なお、未使用の同
期捕捉・追従回路がない場合には、その接続要求は拒否
される。
【0023】この場合に、該セルの基地局では、マルチ
コード分の未使用の復調回路あるか否かを判定する(ス
テップS1)。その結果、未使用の復調回路がある場合
には、ステップS2に進んで接続処理を行う。一方、未
使用の復調回路がない場合には、該基地局は、接続要求
している端末に対し、空き復調回路数の情報を伝える
(ステップS3)。この情報に基づいて、接続要求して
いる移動端末では、マルチコード数を減らす(即ち、伝
送速度を落とす)ことが可能であれば、マルチコード数
を減らすことを前記基地局に知らせる。また、該移動端
末がリアルタイムでの伝送を条件としており、マルチコ
ード数の削減が不可能であれば、その旨を前記基地局に
知らせる。
コード分の未使用の復調回路あるか否かを判定する(ス
テップS1)。その結果、未使用の復調回路がある場合
には、ステップS2に進んで接続処理を行う。一方、未
使用の復調回路がない場合には、該基地局は、接続要求
している端末に対し、空き復調回路数の情報を伝える
(ステップS3)。この情報に基づいて、接続要求して
いる移動端末では、マルチコード数を減らす(即ち、伝
送速度を落とす)ことが可能であれば、マルチコード数
を減らすことを前記基地局に知らせる。また、該移動端
末がリアルタイムでの伝送を条件としており、マルチコ
ード数の削減が不可能であれば、その旨を前記基地局に
知らせる。
【0024】前記基地局は、ステップS4において、前
記移動端末からマルチコード数を空き復調回路数以下に
削減することが通知されたときは、ステップS5に進
み、削減されたマルチコード数でその移動端末を接続す
る。一方、マルチコード数の削減が不可能であるときに
は、ステップS6に進み、その他の現在接続されている
移動端末に対し、コード数の削減を打診する。その結
果、ステップS7において、コード数の削減が可能な移
動端末からの削減を行うという回答があれば、ステップ
S8に進み、その移動端末におけるマルチコード数を削
減し、空き復調回路数を増やすことで、前記新たな移動
端末の接続を行う(ステップS9)。一方、マルチコー
ド数を削減することができる端末がない場合には、前記
接続要求を拒否する(ステップS10)。このように、
この実施の形態の基地局装置によれば、接続拒否の発生
する確率を低くすることができる。
記移動端末からマルチコード数を空き復調回路数以下に
削減することが通知されたときは、ステップS5に進
み、削減されたマルチコード数でその移動端末を接続す
る。一方、マルチコード数の削減が不可能であるときに
は、ステップS6に進み、その他の現在接続されている
移動端末に対し、コード数の削減を打診する。その結
果、ステップS7において、コード数の削減が可能な移
動端末からの削減を行うという回答があれば、ステップ
S8に進み、その移動端末におけるマルチコード数を削
減し、空き復調回路数を増やすことで、前記新たな移動
端末の接続を行う(ステップS9)。一方、マルチコー
ド数を削減することができる端末がない場合には、前記
接続要求を拒否する(ステップS10)。このように、
この実施の形態の基地局装置によれば、接続拒否の発生
する確率を低くすることができる。
【0025】以上、基地局における受信機の構成につい
て説明したが、同様の構成を基地局の送信機側に適用す
ることができる。送信機の構成に関する本発明のさらに
他の実施の形態について、図6を参照して説明する。図
6において、61〜64は情報信号の拡散変調を行う変
調回路、81〜83は同期用信号を挿入する同期用信号
挿入回路であり、これら変調回路と同期用信号挿入回路
は分離して構成されている点で、前記図11に示した送
信機と相違している。また、71は、前記複数の変調回
路61〜64の出力を任意の同期用信号挿入回路81〜
83に接続するスイッチ部である。このように構成され
た基地局装置において、高情報伝送速度信号は、規定の
伝送速度となるようパラレル変換された後、対応する個
数の前記変調回路に送られ、マルチコード信号となる。
例えば、データユーザ向けの情報信号は、変調回路61
および62に供給され、それぞれ対応する拡散信号によ
り拡散変調される。この複数の変調回路からの出力によ
り構成されてるマルチコード信号は、前記スイッチ部7
1により1つの同期用信号挿入回路82に供給され、該
同期用信号挿入回路により同期用信号が挿入され、図示
しない高周波回路を介してデータユーザに向けて送信さ
れる。
て説明したが、同様の構成を基地局の送信機側に適用す
ることができる。送信機の構成に関する本発明のさらに
他の実施の形態について、図6を参照して説明する。図
6において、61〜64は情報信号の拡散変調を行う変
調回路、81〜83は同期用信号を挿入する同期用信号
挿入回路であり、これら変調回路と同期用信号挿入回路
は分離して構成されている点で、前記図11に示した送
信機と相違している。また、71は、前記複数の変調回
路61〜64の出力を任意の同期用信号挿入回路81〜
83に接続するスイッチ部である。このように構成され
た基地局装置において、高情報伝送速度信号は、規定の
伝送速度となるようパラレル変換された後、対応する個
数の前記変調回路に送られ、マルチコード信号となる。
例えば、データユーザ向けの情報信号は、変調回路61
および62に供給され、それぞれ対応する拡散信号によ
り拡散変調される。この複数の変調回路からの出力によ
り構成されてるマルチコード信号は、前記スイッチ部7
1により1つの同期用信号挿入回路82に供給され、該
同期用信号挿入回路により同期用信号が挿入され、図示
しない高周波回路を介してデータユーザに向けて送信さ
れる。
【0026】このように、本発明のこの実施の形態によ
れば、マルチコード信号の送信は、1つの同期用信号挿
入回路とマルチコード数分の変調回路で行われる。した
がって、同期用信号挿入回路を削減することができる。
なお、図6に示した構成においては、スイッチ部71を
用いていたが、前記図1に示した受信部のように、予め
1つの同期用信号挿入回路と1または複数の変調回路と
を組み合わせた送信部を複数準備しておき、マルチコー
ド数に応じた送信部を選択するようにしてもよく、ある
いは、前記図3に示した受信部と同様に、1つの同期用
信号挿入回路と1つの変調回路とを組み合わせた送信部
と、複数の変調回路とを準備しておき、マルチコード数
より1だけ少ない変調回路を前記送信部に接続するよう
にしてもよい。
れば、マルチコード信号の送信は、1つの同期用信号挿
入回路とマルチコード数分の変調回路で行われる。した
がって、同期用信号挿入回路を削減することができる。
なお、図6に示した構成においては、スイッチ部71を
用いていたが、前記図1に示した受信部のように、予め
1つの同期用信号挿入回路と1または複数の変調回路と
を組み合わせた送信部を複数準備しておき、マルチコー
ド数に応じた送信部を選択するようにしてもよく、ある
いは、前記図3に示した受信部と同様に、1つの同期用
信号挿入回路と1つの変調回路とを組み合わせた送信部
と、複数の変調回路とを準備しておき、マルチコード数
より1だけ少ない変調回路を前記送信部に接続するよう
にしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCDMA
基地局装置によれば、受信機における同期捕捉・追従回
路部と復調回路部、あるいは、同期捕捉・追従回路部と
伝搬路推定部と信号復調回路部を分離した構成とするこ
とで、マルチコード信号の復調に際し、同期捕捉・追従
回路部の数および伝搬路推定部の数を減らすことが可能
となり、システム建設コストの削減を図ることができ
る。また、同期捕捉・追従回路部と復調回路部、あるい
は、伝搬路推定部と信号復調回路部を適応的に接続させ
ることで、様々な伝送速度をもつ端末を柔軟に収容する
こと、および、通信中におけるマルチコード数の変化に
対応することが可能となり、可変レート伝送に対応する
ことが可能となる。さらに、接続を要求する移動端末の
マルチコード数を削減させること、あるいは、接続され
ている移動端末のマルチコード数を減少させることが可
能となり、新たな移動端末に対する接続拒否の発生を抑
制することが可能となる。さらにまた、送信機における
変調回路部と同期用信号挿入回路とを分離した構成とす
ることで、マルチコード信号の送信に際し、同期用信号
挿入回路数を削減することが可能となり、基地局装置の
コストを低減することができる。
基地局装置によれば、受信機における同期捕捉・追従回
路部と復調回路部、あるいは、同期捕捉・追従回路部と
伝搬路推定部と信号復調回路部を分離した構成とするこ
とで、マルチコード信号の復調に際し、同期捕捉・追従
回路部の数および伝搬路推定部の数を減らすことが可能
となり、システム建設コストの削減を図ることができ
る。また、同期捕捉・追従回路部と復調回路部、あるい
は、伝搬路推定部と信号復調回路部を適応的に接続させ
ることで、様々な伝送速度をもつ端末を柔軟に収容する
こと、および、通信中におけるマルチコード数の変化に
対応することが可能となり、可変レート伝送に対応する
ことが可能となる。さらに、接続を要求する移動端末の
マルチコード数を削減させること、あるいは、接続され
ている移動端末のマルチコード数を減少させることが可
能となり、新たな移動端末に対する接続拒否の発生を抑
制することが可能となる。さらにまた、送信機における
変調回路部と同期用信号挿入回路とを分離した構成とす
ることで、マルチコード信号の送信に際し、同期用信号
挿入回路数を削減することが可能となり、基地局装置の
コストを低減することができる。
【図1】 本発明のCDMA基地局装置に関する参考例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 本発明のCDMA基地局装置の一実施の形態
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図3】 本発明のCDMA基地局装置に関する他の参
考例を示す図である。
考例を示す図である。
【図4】 本発明のCDMA基地局装置の他の実施の形
態の概略構成を示す図である。
態の概略構成を示す図である。
【図5】 本発明のCDMA基地局装置のさらに他の実
施の形態における処理を説明するための図である。
施の形態における処理を説明するための図である。
【図6】 本発明のCDMA基地局装置のさらに他の実
施の形態の概略構成を示す図である。
施の形態の概略構成を示す図である。
【図7】 音声信号の伝送を説明するための図である。
【図8】 マルチコード信号の伝送を説明するための図
である。
である。
【図9】 従来のCDMA基地局受信装置の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図10】 従来の受信機の構成を示す図である。
【図11】 従来のCDMA基地局送信装置の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
1、2、3 受信部 11、12、13 同期回路 21、22、23、24 復調回路 31、71 スイッチ部 41、42、43 伝搬路推定回路 51、52、53、54 信号復調回路 61、62、63、64 変調回路 81、82、83 同期信号挿入回路 101、102、103 受信機 151、152、153 送信機
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−150523(JP,A) 特開 平9−8770(JP,A) 特開 平10−262028(JP,A) 特開 平11−69431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (5)
- 【請求項1】 CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、 複数の同期捕捉・追従回路部と、複数の復調回路部と、
任意の前記同期捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調
回路部とを適応的に接続するスイッチ部とを有し、 端末が要求する伝送速度に応じて、前記スイッチ部によ
り1つの前記同期捕捉・追従回路部と前記伝送速度に対
応するマルチコード信号のコード数分の前記復調回路部
とを適応的に接続することにより、前記同期捕捉・追従
回路部においてそのマルチコード信号に対する同期の捕
捉及び追従処理を行い、前記スイッチ部により接続され
ている前記復調回路部においてそのマルチコード信号の
復調を行うことにより、その基地局が管理するセル中の
様々な伝送速度を有する端末を収容するようにしたこと
を特徴とするCDMA基地局装置。 - 【請求項2】 CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、 複数の同期捕捉・追従回路部と、各同期捕捉・追従回路
部にそれぞれ接続された複数の伝搬路推定部と、複数の
信号復調回路部と、任意の前記伝搬路推定部と任意の数
の前記信号復調回路部とを適応的に接続するスイッチ部
とを有し、 端末が要求する伝送速度に応じて、前記スイッチ部によ
り1つの前記伝搬路推定部と前記伝送速度に対応するマ
ルチコード信号のコード数分の前記信号復調回路部とを
適応的に接続することにより、その伝搬路推定部に接続
された前記同期捕捉・追従回路部においてそのマルチコ
ード信号に対する同期の捕捉及び追従処理を行い、その
伝搬路推定部においてその伝搬路の伝搬特性を推定する
処理を行い、前記スイッチ部により前記伝搬路推定部に
接続されている前記信号復調回路部によりそのマルチコ
ード信号の復調を行うことにより、その基地局が管理す
るセル中の様々な伝送速度を有する端末を収容するよう
にしたことを特徴とするCDMA基地局装置。 - 【請求項3】 CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、 同期捕捉・追従回路部と復調回路部を分離した構成、あ
るいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬路推定部と信号復
調回路部を分離した構成とするとともに、任意の前記同
期捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回路部、ある
いは、任意の前記伝搬路推定部と任意の数の前記信号復
調回路部とを適応的に接続するスイッチ部を有し、 新たな移動端末の接続要求に対し、その接続要求に係る
伝送速度に対応するマルチコード信号のコード数分の前
記復調回路部あるいは前記信号復調回路部の空きがない
場合、該移動端末の要求するマルチコード信号のコード
数を減少させることが可能なときはそのコード数を減少
させて、該減少されたコード数分の前記復調回路部ある
いは前記信号復調回路部を用いて該移動端末の接続を可
能とし、接続中の他の移動端末が使用しているマルチコ
ード信号のコード数を減少させることが可能なときはそ
の移動端末の使用するコード数を減少させて、空き状態
にある前記復調回路部あるいは前記信号復調回路部の数
を増加させ、該増加された空き状態にある前記復調回路
部あるいは前記信号復調回路部を用いて前記新たな移動
端末の接続を可能とするようにしたことを特徴とするC
DMA基地局装置。 - 【請求項4】 CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、 同期捕捉・追従回路部と復調回路部を分離した構成、あ
るいは、同期捕捉・追従回路部と伝搬路推定部と信号復
調回路部を分離した構成とするとともに、任意の前記同
期捕捉・追従回路部と任意の数の前記復調回路部、ある
いは、任意の前記伝搬路推定部と任意の数の前記信号復
調回路部とを適応的に接続するスイッチ部を有し、 通信中にマルチコード信号のコード数が変更されたとき
に、前記スイッチ部により、使用されていない前記復調
回路部あるいは前記信号復調回路部を前記同期捕捉・追
従回路部あるいは前記伝搬路推定部に適応的に接続する
ことにより、通信中におけるマルチコード数の変化に対
応可能としたことを特徴とするCDMA基地局装置。 - 【請求項5】 CDMA移動通信システムにおける基地
局装置であって、 複数の信号変調回路部と、複数の同期用信号挿入回路部
と、任意の数の前記信号変調回路部と任意の同期用信号
挿入回路部とを適応的に接続するスイッチ部とを有し、 前記スイッチ部により、送信するマルチコード信号のコ
ード数分の前記信号変調回路部と1つの前記同期用信号
挿入回路部とを適応的に接続して、マルチコード信号を
送信するようにしたことを特徴とするCDMA基地局装
置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
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EP00306088A EP1071223A3 (en) | 1999-07-19 | 2000-07-18 | CDMA base station apparatus, and CDMA mobile communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20427999A JP3203322B2 (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | Cdma基地局装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001036452A JP2001036452A (ja) | 2001-02-09 |
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ID=16487860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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-
1999
- 1999-07-19 JP JP20427999A patent/JP3203322B2/ja not_active Expired - Fee Related
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