JP3203069U - スロープ玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて興趣に富んだ動作態様で移動体を下降させるスロープ玩具を提供する。【解決手段】スロープ玩具は、上の段の坂下部分の下方に下の段の坂上部分がはみ出して位置するように複数段に亘って配設されたスロープ21と、所定の姿勢の状態と姿勢を上下反転させた状態との双方で自重によってスロープ上を下降可能な移動体3と、上の段のスロープの坂下部分の先方に配置され、下降してきた移動体の衝突によって姿勢を切り換えさせつつ移動体を下の段のスロープに引き渡す壁部212とを備える。移動体には、移動体の上下方向に動作可能であって、各状態において移動体の上側に位置する面から一部が突出可能な動作部品33が設けられている。動作部品は、移動体の姿勢切り換えの際に壁部212と摺接しつつ衝突することによって動作する。【選択図】図5

Description

本考案は、移動体に複数段のスロープ上を下降させるスロープ玩具に関する。
従来、移動体に複数段のスロープ上を下降させるスロープ玩具が知られている(例えば、非特許文献1参照)。このスロープ玩具は主に幼児向けの知育玩具として使用されるが、従来のものは移動体が単純に上下を反転させながら複数段のスロープ上を順次下降していくだけのものであり、興趣に乏しかった。
URL:http://store.ponparemall.com/nicoly/goods/t4329/
本考案の目的は、従来に比べて興趣に富んだ動作態様で移動体を下降させることができるスロープ玩具を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、スロープ玩具であって、
上の段の坂下部分の下方に下の段の坂上部分がはみ出して位置するように複数段に亘って配設されたスロープと、
所定の姿勢の第1状態及び当該第1状態から姿勢を反転させた第2状態の双方で、自重によって前記スロープ上を下降可能な移動体と、
前記上の段のスロープを下降してきた移動体の衝突によって前記第1状態と前記第2状態との間で姿勢を切り換えさせつつ当該移動体を前記下の段のスロープに引き渡す衝突部と、
を備え、
前記移動体には、当該移動体の上下方向に動作可能であって、前記第1状態及び前記第2状態の各状態において当該移動体の上側に位置する面から一部が突出可能な動作部品が設けられ、
前記動作部品は、前記移動体の姿勢切り換えの際に前記衝突部と衝突することによって動作することを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のスロープ玩具において、
前記移動体は、本体と、前記動作部品と、複数の車輪とを備え、前記複数の車輪の各々が前記本体の上下から張り出すように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載のスロープ玩具において、
前記移動体は、前記第1状態及び前記第2状態の各状態において当該移動体の上側に位置する面から前記動作部品の一部を突出させておく突出状態保持手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項3に記載のスロープ玩具において、
前記突出状態保持手段は、前記動作部品の上下方向の中央に一端が軸支されたアームと、前記アームの他端を前記動作部品側に向けて付勢するスプリングとを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスロープ玩具において、
前記衝突部は、前記上の段のスロープの坂下部分の先方に配置された壁部であり、
前記動作部品は、前記移動体の姿勢切り換えの際に前記壁部と摺接しつつ衝突することによって動作することを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、請求項5に記載のスロープ玩具において、
前記壁部は、前記下の段のスロープの坂上部分に連設されるとともに、壁面が当該スロープ側に向けて凹状に湾曲していることを特徴とする。
請求項7に記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のスロープ玩具において、
最下段の前記スロープの坂下部分には、前記移動体の左右の車輪の一方を他方に対して相対的に高くして当該移動体を横転させる路面が形成され、当該坂下部分の先方には、当該坂下部分から落下した前記移動体の姿勢を切り換えつつ前記動作部品を動作させる他の衝突部が設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の考案は、請求項7に記載のスロープ玩具において、
最下段の前記スロープの坂下部分の先方には、平面視で前記スロープと交差する方向に沿って前記移動体を下降させる他のスロープが設けられ、
前記他の衝突部は、前記他のスロープの坂上部分に連設されていることを特徴とする。
請求項9に記載の考案は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のスロープ玩具において、
前記上の段のスロープの坂下部分の縁には、前記動作部品の突き当たりを防止するための切欠きが形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、上の段のスロープを坂下部分まで下降してきた移動体が、衝突部と衝突することにより、所定の姿勢の第1状態と当該第1状態から姿勢を反転させた第2状態との間で姿勢を切り換えつつ、下の段のスロープに引き渡される。また、この姿勢切り換えの際には、切り換え前の姿勢において移動体の上面から一部を突出させていた動作部品が、衝突部と衝突することによって当該移動体の上下方向に動作し、切り換え後の姿勢においても移動体の上面から一部を突出させる。
したがって、移動体が単純に上下を反転させながら複数段のスロープ上を順次下降していくだけであった従来に比べ、興趣に富んだ動作態様で移動体を下降させることができる。
スロープ玩具の外観構成図である。 玩具本体のうち最下段のスロープと射出スロープとの交差部分の周辺を示す斜視図である。 移動体の三面図であって、(a)が正面図、(b)が平面図、(c)が右側面図である。 (a)が図3(a)のE−E線での断面図であり、(b)が図3(b)のF−F線での断面図である。 スロープ玩具の動作を説明するための図である。 スロープ玩具の動作を説明するための図である。
以下、本考案に係るスロープ玩具の実施形態について、図面を参照して説明する。
[スロープ玩具の構成]
まず、本実施形態におけるスロープ玩具1の構成について説明する。
図1は、スロープ玩具1の外観構成図である。
この図に示すように、スロープ玩具1は、4段に亘って上下に配設されたスロープ21(スロープ21A〜21D)を有する玩具本体2と、この4段のスロープ21上を下降する移動体3とを備えて構成されている。
<玩具本体の構成>
玩具本体2では、4段のスロープ21が、ベース台23上に立設された支持部材24によって各々の延在方向中央の両側部を支持された状態で、上下に重ねて配列されている。最下段のスロープ21Dの坂下部分の先方には、平面視で各スロープ21の延在方向と直交する方向に沿って移動体3を下降させる射出スロープ22が設けられており、これらスロープ21Dと射出スロープ22との交差部分が家屋状の射出ハウス26で覆われている。射出スロープ22の坂下部分の先端には、閉状態に付勢された開閉自在な観音開きの門扉25が設けられている。
4段のスロープ21は、玩具本体2の一端から他端に向かって前下がりに傾斜するものと、他端から一端に向かって前下がりに傾斜するものとが、上下に交互に配列されるとともに、上の段のスロープ21の坂下部分の下方に下の段のスロープ21の坂上部分がはみ出して位置するように配設されている。各スロープ21の両側部には、当該スロープ21上から側方への移動体3の逸脱を防止する側壁211が設けられている。
4段のスロープ21のうち、最上段のスロープ21Aには、移動体3を当該スロープ21Aの坂上部分に停めておくための略棒状のスタートバー27が設けられている。このスタートバー27は、スロープ21A上を遮るように水平に倒れた状態と、一方の側壁211よりも外側で上下に起立した状態とを取り得るように、支持部材24の坂上側の部分に回転可能に支持されるとともに、常態で水平に倒れた状態となるよう付勢されている。
4段のスロープ21のうち、最上段のスロープ21Aを除く下側の3つには、上の段のスロープ21を下降してきた移動体3を当該スロープ21に引き取るための壁部212がそれぞれ設けられている。この壁部212は、上の段のスロープ21の坂下部分との間に隙間を介在させつつ当該坂下部分の先方に配置されており、その壁面が当該スロープ21側に向けて凹状に湾曲しつつ当該スロープ21の坂上部分に滑らかに連設されている。
4段のスロープ21のうち、最下段のスロープ21Dを除く上側の3つには、後述する移動体3の動作部品33の突き当たりを防止するための切欠き213が、当該スロープ21の坂下部分の縁に形成されている。この切欠き213は、当該スロープ21の幅方向の中央に、略半円状に形成されている。
図2は、玩具本体2のうち、最下段のスロープ21Dと射出スロープ22との交差部分の周辺を示す斜視図である。なお、この図2では、射出ハウス26の図示を省略している。
この図に示すように、4段のスロープ21のうちの最下段のスロープ21Dには、移動体3を横転させるための凸状路面214が設けられている。この凸状路面214は、スロープ21Dの坂下部分のうち、射出スロープ22の延在方向先端側(図2の右側)の端部に設けられている。具体的に、凸状路面214は、スロープ21Dの坂上側から坂下側に向かって滑らかに盛り上がりつつ、当該スロープ21Dの幅方向内側の面が上側に向かうに連れて幅方向外側に位置するように傾斜しており、且つ、坂下側の上端が平坦に形成されている。
射出スロープ22は、最下段のスロープ21Dの坂下部分の先方であってその下方に当該射出スロープ22の坂上部分が位置するように設けられている。
射出スロープ22の坂上部分には、最下段のスロープ21Dを下降してきた移動体3を当該射出スロープ22に引き取るための射出壁部221が設けられている。この射出壁部221は、最下段のスロープ21Dの坂下部分の先方であって、当該スロープ21Dの幅方向のうち凸状路面214が設けられた側とは反対側(図2の左側)に配置されており、その壁面が射出スロープ22側に向けて凹状に湾曲しつつ当該射出スロープ22の坂上部分に滑らかに連設されている。
<移動体の構成>
図3は、移動体3の三面図であり、(a)が正面図、(b)が平面図、(c)が右側面図である。また、図4(a)は、図3(a)のE−E線での断面図であり、図4(b)は、図3(b)のF−F線での断面図である。
図3(a)〜(c)に示すように、移動体3は、四輪自動車を模した走行体であり、車体31と、4つの車輪32とを備えている。
車体31は、角の丸い扁平な略矩形板状に形成され、4つの車輪32を回転可能に支持している。具体的には、4つの車輪32が、2つの前輪32aと2つの後輪32bとで、車幅方向に沿った車軸321にそれぞれ連結されており、車体31は、これら2つの車軸321(前輪車軸321a及び後輪車軸321b)を軸支している。また、車体31は、上下方向及び車幅方向の各々について対称形に形成されるとともに、前後方向(車長方向)についても略対称形に形成されている。
4つの車輪32は、車体31よりも上下に同程度だけ張り出すように当該車体31に取り付けられている。そのため、移動体3は、車体31の一方の面を上に向けた状態と、この状態から上下を反転させた状態との双方で、同じように走行可能となっている。
また、車体31は、図4(a),(b)に示すように、上下に貫通する円形の貫通孔31aを平面視略中央部に有しており、この貫通孔31a内に、上下に沿った球頭円筒状の動作部品33を、上下方向に動作(摺動)可能に支持している。
動作部品33は、外周面の上下方向中央部に4つの突起331を有しており(図3(b)参照)、これら4つの突起331が、車体31に形成された上下方向に沿った4つの係止溝31bに個別に嵌合している。そして、各突起331が係止溝31bによって上下方向にガイドされることにより、動作部品33は、一端の半球部を車体31の一方の面から突出させた状態と、他端の半球部を車体31の他方の面から突出させた状態とを取り得るように、車体31の貫通孔31a内を上下に動作(摺動)するようになっている。また、本実施形態では、動作部品33の上下両端の半球部に、前方を向いたドライバーの顔が描かれている(図5参照)。
車体31内には、動作部品33の両端いずれかの半球部を車体31から突出させた状態に保持するためのアーム34、押圧部材35及びスプリング36が収容されている。
アーム34は、動作部品33の上下方向の中央に一端(後端)が軸支されるとともに、他端(前端)には前輪車軸321aが挿通された長穴34aを有している。アーム34の他端に形成された長穴34aは、当該アーム34の長手方向に沿って長尺に形成されており、前輪車軸321aが当該長穴34a内をその長手方向に沿って移動可能となっている。また、アーム34の前端面34bは、車幅方向に沿った中心軸を有する半円柱面(凸面)状に形成されている。
押圧部材35は、車体31内の前端部に設けられた後方向きに開口する凹部31c内に、前後方向に摺動可能に設けられている。この押圧部材35の後端面35aは、アーム34の前端面34bに対応して車幅方向に沿った中心軸を有する半円柱面(凹面)状に形成されるとともに、当該前端面34bと中心軸回りに摺動可能なように当接している。
スプリング36は、車体31の凹部31cの底面と押圧部材35との間に設けられ、押圧部材35を後方に付勢している。つまり、スプリング36は、押圧部材35を介して、アーム34の他端(前端)を動作部品33側に向けて付勢している。
これらのアーム34、押圧部材35及びスプリング36により、動作部品33は、車体31と上下方向の中央位置を一致させた状態(つまり、アーム34が前後方向に沿った状態)から上下いずれかに少しでも移動すると、押圧部材35により前端を後方向きに押圧されたアーム34によって斜め後方向きに押圧されるため、当該移動した上下いずれかの側へ貫通孔31a内を移動する。
そして、動作部品33は、外周面の4つの突起331が車体31の4つの係止溝31b内の端面と当接することにより上下方向の移動が規制されて、いずれか一方の端部の半球部を車体31から突出させた状態が保持される。これにより、移動体3は、車体31が表裏いずれの面を上に向けた状態においても、そのときの車体31の上面から動作部品33の半球部を突出させた状態が保持されるようになっている。
[動作]
続いて、移動体3を下降させて遊ぶ際のスロープ玩具1の動作について説明する。
図5及び図6は、スロープ玩具1の動作を説明するための図である。
まず、遊戯者は、最上段のスロープ21Aの坂上部分に移動体3を置き、移動体3がスタートバー27によって下降を停められた状態にする。そして、遊戯者がスタートバー27を起立させると、図5(a)に示すように、移動体3は、自重によって最上段のスロープ21Aを坂下に向かって下降(走行)していく。
最上段のスロープ21Aを坂下部分まで下降してきた移動体3は、図5(b)に示すように、スロープ21Aの坂下部分から前のめりに落下する。すると、移動体3は、車体31の前後を起立させた状態で2段目のスロープ21Bの坂上部分に向かって落下しながら、動作部品33上端の半球部を当該スロープ21Bの壁部212と摺接させつつ衝突させる。
この衝突により、動作部品33は、突出していた一方の半球部を引っ込めるようにして車体31の貫通孔31a内を摺動し、他方の半球部を車体31の反対側の面から突出させる。そして、車体31内のアーム34,押圧部材35及びスプリング36により、この突出状態が保持される(図4(a)参照)。
このとき、車体31が急峻に起立した状態で動作部品33が最上段のスロープ21A側に突出してくるが、最上段のスロープ21Aの坂下部分には切欠き213が形成されているため、当該スロープ21Aと動作部品33とは突き当たることがない。
そして、移動体3は、前輪32a,後輪32bの順に壁部212に接地し(但し、前輪32aは動作部品33の衝突よりも前に接地していてもよい)、図5(c)に示すように、最上段のスロープ21Aの下降時から上下を反転させた状態で2段目のスロープ21B上に着地する。
このように、最上段のスロープ21Aを下降してきた移動体3は、2段目のスロープ21Bの壁部212との衝突によって、上下を反転させるように姿勢を切り換えつつ動作部品33を動作させながら、2段目のスロープ21Bに引き渡される。
その後、移動体3は、図5(d)に示すように、2段目のスロープ21Bを下降していき、最上段のスロープ21Aからの落下時と同様にして、姿勢を切り換えつつ動作部品33を動作させながら3段目のスロープ21C及び最下段のスロープ21Dを順次下降していく。
最下段のスロープ21Dの坂下部分まで下降してきた移動体3は、図6(a)に示すように、当該坂下部分に形成された凸状路面214に左側の車輪32が乗り上げる。そのため、移動体3は、図6(b)に示すように、車体31の左側が前方に位置するように大きく傾斜しつつ車体31の前後を起立させた状態で、スロープ21Dの坂下部分から前のめりに落下する。
スロープ21Dの坂下部分から落下してきた移動体3は、動作部品33上端の半球部を射出スロープ22の射出壁部221と摺接させつつ衝突させる。
この衝突により、動作部品33は、突出していた一方の半球部を引っ込めるようにして車体31の貫通孔31a内を摺動し、他方の半球部を車体31の反対側の面から突出させる。
そして、移動体3は、スロープ21Dの先方に位置するベース台23部分(図2参照)に横向きに衝突しながら前輪32a,後輪32bの順に壁部212に接地し(但し、前輪32aは動作部品33の衝突よりも前に接地していてもよい)、図6(c)に示すように、最下段のスロープ21Dの下降時から上下を反転させつつ、射出スロープ22の向きに倣って方向変換させた状態で射出スロープ22上に着地する。
その後、射出スロープ22を下降してきた移動体3は、図6(d)に示すように、門扉25と衝突して当該門扉25を開き、玩具本体2から飛び出していく。
[効果]
以上のように、本実施形態のスロープ玩具1によれば、上の段のスロープ21を坂下部分まで下降してきた移動体3が、壁部212と衝突することにより、上下を反転させるように姿勢を切り換えつつ、下の段のスロープ21に引き渡される。また、この姿勢切り換えの際には、切り換え前の姿勢において移動体3(車体31)の上面から一部を突出させていた動作部品33が、壁部212と衝突することによって当該移動体3の上下方向に動作し、切り換え後の姿勢においても移動体3の上面から一部を突出させる。
したがって、移動体が単純に上下を反転させながら複数段のスロープ上を順次下降していくだけであった従来に比べ、興趣に富んだ動作態様で移動体3を下降させることができる。
また、上の段のスロープ21の坂下部分の縁には、動作部品33の突き当たりを防止するための切欠き213が形成されているので、動作部品33の動作時におけるスロープ21への突き当たりを防止することができる。
また、最下段のスロープ21Dの坂下部分に形成された凸状路面214によって移動体3が横転させられ、当該坂下部分の先方に設けられた射出壁部221によって、横転した状態で落下してきた移動体3の姿勢が切り換えられつつ動作部品33が動作する。
したがって、移動体3の姿勢を切り換えつつ動作部品33を動作させながら、移動体3の平面視での走行方向をスロープ21Dに沿ったものから変更することができる。
[変形例]
なお、本考案は上記実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、移動体3が各スロープ21の坂上部分に連設された壁部212と衝突して姿勢を切り換えることとしたが、移動体3と衝突する衝突部は、上の段のスロープ21を下降してきた移動体3の衝突によって姿勢を切り換えさせつつ当該移動体3を下の段のスロープ21に引き渡すものであれば、このような壁部212に限定されない。当該衝突部は、例えば、各スロープ21から独立して設けられたものであってもよいし、下の段のスロープ21の坂上部分(つまり、移動体3が上の段のスロープ21の坂下部分から落下し、下の段のスロープ21の坂上部分と衝突して姿勢を切り換える構成)であってもよい。
同様に、射出壁部221も射出スロープ22から独立して設けられていてもよい。
また、最下段のスロープ21Dの坂下部分には、移動体3を横転させるための凸状路面214が形成されていることとしたが、当該坂下部分には、移動体3の左右の車輪の一方を他方に対して相対的に高くして当該移動体3を横転させる路面が形成されていればよい。
また、射出スロープ22は、平面視でスロープ21と交差する方向に沿って移動体3を下降させる向きのものであればよい。
また、スロープ21の段数は4段に限定されず、複数段であればよい。
1 スロープ玩具
2 玩具本体
21(21A〜21B) スロープ
212 壁部(衝突部)
213 切欠き
214 凸状路面(路面)
22 射出スロープ(他のスロープ)
221 射出壁部(他の衝突部)
3 移動体
31 車体(本体)
32 車輪
321 車軸
33 動作部品
34 アーム
35 押圧部材
36 スプリング

Claims (9)

  1. 上の段の坂下部分の下方に下の段の坂上部分がはみ出して位置するように複数段に亘って配設されたスロープと、
    所定の姿勢の第1状態及び当該第1状態から姿勢を反転させた第2状態の双方で、自重によって前記スロープ上を下降可能な移動体と、
    前記上の段のスロープを下降してきた移動体の衝突によって前記第1状態と前記第2状態との間で姿勢を切り換えさせつつ当該移動体を前記下の段のスロープに引き渡す衝突部と、
    を備え、
    前記移動体には、当該移動体の上下方向に動作可能であって、前記第1状態及び前記第2状態の各状態において当該移動体の上側に位置する面から一部が突出可能な動作部品が設けられ、
    前記動作部品は、前記移動体の姿勢切り換えの際に前記衝突部と衝突することによって動作することを特徴とするスロープ玩具。
  2. 前記移動体は、本体と、前記動作部品と、複数の車輪とを備え、前記複数の車輪の各々が前記本体の上下から張り出すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスロープ玩具。
  3. 前記移動体は、前記第1状態及び前記第2状態の各状態において当該移動体の上側に位置する面から前記動作部品の一部を突出させておく突出状態保持手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスロープ玩具。
  4. 前記突出状態保持手段は、前記動作部品の上下方向の中央に一端が軸支されたアームと、前記アームの他端を前記動作部品側に向けて付勢するスプリングとを備えることを特徴とする請求項3に記載のスロープ玩具。
  5. 前記衝突部は、前記上の段のスロープの坂下部分の先方に配置された壁部であり、
    前記動作部品は、前記移動体の姿勢切り換えの際に前記壁部と摺接しつつ衝突することによって動作することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスロープ玩具。
  6. 前記壁部は、前記下の段のスロープの坂上部分に連設されるとともに、壁面が当該スロープ側に向けて凹状に湾曲していることを特徴とする請求項5に記載のスロープ玩具。
  7. 最下段の前記スロープの坂下部分には、前記移動体の左右の車輪の一方を他方に対して相対的に高くして当該移動体を横転させる路面が形成され、当該坂下部分の先方には、当該坂下部分から落下した前記移動体の姿勢を切り換えつつ前記動作部品を動作させる他の衝突部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のスロープ玩具。
  8. 最下段の前記スロープの坂下部分の先方には、平面視で前記スロープと交差する方向に沿って前記移動体を下降させる他のスロープが設けられ、
    前記他の衝突部は、前記他のスロープの坂上部分に連設されていることを特徴とする請求項7に記載のスロープ玩具。
  9. 前記上の段のスロープの坂下部分の縁には、前記動作部品の突き当たりを防止するための切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のスロープ玩具。
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