JP3202340U - 着物用帯板 - Google Patents

Abstract

【課題】長時間の着物着用に伴い、通常体前部みぞおち周辺に結ぶ紐を後ろで結ぶように改良した着物用帯板を提供する。【解決手段】着物用帯板の帯板本体１の両脇上部に挿通孔２を開け、輪になった帯板紐３を取り付けることで、帯の上に帯板紐３を出し、後ろから来る紐を通し易くした。後ろへ引っ張る力が働いても、着物用帯板が帯より上に出てくることはない。【選択図】図１

Description

本考案は着物用の帯板に関する。

従来の着物が、下記特許文献１に記載されている。

特開２００５−２３４８８号公報

女性が着物を着るとき帯を固定する帯枕ひもなどは、前に持ってきてみぞおちで結ぶため苦しさ、窮屈さの原因になる。

考案の着物用帯板の両側上部に穴を開け、そこに輪になっている紐を取り付ける。

着物用帯板の両はしに本来胸元に来る紐を通し、後ろあるいは脇で結ぶことで一切苦しさがなく、より帯が体にフィットするので着くずれもしない。

（ａ）は、本考案に係る着物用帯板の正面図であり、（ｂ）は、本考案に係る着物用帯板に紐を取り付けたものの正面図である。 （ａ）は、本考案に係る着物用帯板を帯の中に入れ体の左から見た図であり、（ｂ）は、本考案に係る着物用帯板を体の上から見た状態を示した図である。 （ａ）は、本考案に係る着物用帯板の正面図であり、（ｂ）は、本考案に係る着物用帯板に紐を取り付けたものの正面図である。 （ａ）、および（ｂ）は、本考案に係る着物用帯板の着用方法について説明する図である。 （ａ）、および（ｂ）は、本考案に係る着物用帯板の着用方法について説明する図である。 （ａ）、（ｂ）、および（ｃ）は、本考案に係る着物用帯板の着用方法について説明する図である。 （ａ）、（ｂ）、および（ｃ）は、本考案に係る着物用帯板の着用方法について説明する図である。

本考案の着物用帯板を実施するための形態を、図面の実施例に基づいて説明する。

本考案の着物用帯板は、図１、図２、および図３に示すように、帯板本体１、挿通穴２、および帯板紐３から構成されている。帯板本体１の両脇上部に挿通穴２が開けられ、帯板紐３が取り付けられている。

次に、本考案の着物用帯板を着用する方法について、図面に基づいて説明する。図４（ａ）、および図４（ｂ）に示すように、着用者は、本考案の着物用帯板を着用する場合に、まずは、帯板本体１を着付け途中の帯４の中へ入れる。このとき、帯４の上に帯板紐３を出しておく。例えば、図５（ａ）、および図５（ｂ）に示すように、帯４の中へ着物用帯板がすっかり入っており、帯４の両脇上側より帯板本体１から出ている帯板紐３が出ている状態となる。

次に、図６（ａ）、図６（ｂ）、および図６（ｃ）に示すように、後ろより帯枕５をあてて、一方の帯枕紐６を一方の帯板紐３に通し、同様に反対側の帯枕紐６を帯板紐３に通す。

そして、図７（ａ）、図７（ｂ）、および図７（ｃ）に示すように、帯板紐３に通した帯枕紐６を後ろに折り返し、両側の帯板紐３に通した帯枕紐６を後ろで結ぶ。

この本実施形態のような着物用帯板であれば、後ろで帯枕５を結ぶことができるため、通常の着物着付けの折に、前に回す結び目が後ろに設けられることとなり、胸苦しさを緩和することができる。

着物の着付けの苦しさ緩和に大いに貢献する。長時間の着用に適する。着物離れ解消に役立つ。帯の中に入れた着物用帯板が後ろに引く力がかかり、より一層帯と体が密着し着くずれを防ぐ効果もある。

１…帯板本体、２…挿通穴、３…帯板紐、４…帯、５…帯枕、６…帯枕紐。

Claims (1)

1. 長時間の着物着用に伴い、通常体前部みぞおち周辺に結ぶ紐を後ろで結ぶための着物用帯板であって、
   両脇上部に穴を開け、輪になった紐を取り付けたこと
   を特徴とする着物用帯板。