JP3202165B2 - 紙の製造方法 - Google Patents

紙の製造方法

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JP3202165B2 JP17278996A JP17278996A JP3202165B2 JP 3202165 B2 JP3202165 B2 JP 3202165B2 JP 17278996 A JP17278996 A JP 17278996A JP 17278996 A JP17278996 A JP 17278996A JP 3202165 B2 JP3202165 B2 JP 3202165B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は紙の製造方法、更に
詳しくは、排水及び保持を改良するためにアルミニウム
化合物及び陰イオン性無機粒子の新たに調製された混合
物を製紙原料に添加する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】排水を
促進し、かつセルロース繊維への微粒子の吸着を増大す
るために原料に添加される2種以上の成分からなる排水
及び保持の補助剤の添加剤系を使用して、その結果、そ
れらが繊維により保持されることは製紙業界において公
知である。アルミニウム化合物及び陰イオン性無機粒子
を含む系は公知であり、通常、これらの成分は有機ポリ
マー、特に陽イオン性ポリマーと組み合わせて使用され
る。排水目的及び保持目的で広く使用される陰イオン性
無機粒子の例として、シリカをベースとする粒子及びス
メクタイトクレーが挙げられ、これらは非常に有効であ
ることが判明していた。
【0003】排水補助剤系及び保持補助剤系の成分は通
常、原料に別々に添加される。アルミニウム化合物と陰
イオン性無機粒子の反応生成物を含む排水補助剤及び保
持補助剤を使用することが更に知られている。米国特許
第4,927,498 号及び同第5,368,833 号明細書は、シリカ
粒子とアルミン酸塩の反応により得られたアルミニウム
変性シリカ粒子を開示している。後者の特許は、陽イオ
ン性ポリマー及びアルミニウム変性シリカ粒子を含む排
水補助剤及び保持補助剤の効果が、原料にまた付加的な
アルミニウム化合物、例えば、製紙に通常使用されるア
ルミニウム化合物を添加する時に増進されることを開示
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アルミ
ニウム化合物を原料への添加の直前に陰イオン性無機粒
子と混合することにより、製紙の際の排水及び/または
保持を改良することが可能であることが見出された。更
に詳しくは、本発明はセルロース含有繊維、及び任意の
填料の水性懸濁液からの紙の製造方法に関するものであ
り、その方法はアルミニウム化合物及び陰イオン性無機
粒子をその懸濁液に添加し、懸濁液をワイヤの上で生成
し、排水することを含み、この場合、アルミニウム化合
物及び陰イオン性無機粒子を懸濁液への添加の直前に混
合する。従って、本発明は特許請求の範囲に更に特定さ
れた方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、成分が原料に別
々に添加される方法、並びに成分が添加の前の或る時期
に反応または混合される方法と比較して、製紙の際の改
良された排水及び/または保持をもたらす。こうして、
本発明の方法を適用することにより、抄紙機の速度が増
大でき、成分の更に少ない適用量で、相当する効果を生
じることができ、それにより経済的な利益及び改良され
た製紙方法をもたらす。
【0006】本発明の方法はアルミニウム化合物及び陰
イオン性無機粒子を原料への添加の直前に混合すること
を特徴とする。これは、接触時間、即ち、これらの成分
を混合してから生成された混合物を原料に添加するまで
の時間をできるだけ短くすべきであることを意味する。
この時間の期間は4分未満であることが好適であり、2
分未満であることが好ましい。これはアルミニウム化合
物の水相を陰イオン性無機粒子の水相と迅速に混合し、
次いで得られた水性混合物を原料に混入することにより
行い得る。
【0007】本発明の好ましい実施態様によれば、アル
ミニウム化合物の水性流が陰イオン性無機粒子の水性流
と接触され、その後得られる水性流が懸濁液に導入され
る。これは混合すべき成分の別々の流れを互いに向かっ
て誘導し、それらを互いに衝突させ、こうして生成され
た混合物を原料に導入することにより行い得る。混合は
流れの更に強力かつ迅速な混合を促進する乱流条件下で
行われることが好適である。これらの流れは、混合すべ
き成分の別々の流れが供給される少なくとも二つの入口
と、得られる混合物が通され、続いて原料に導入される
少なくとも一つの出口とを有するいずれかの混合装置に
より混合し得る。特に上記の型の混合装置を使用する時
に、流れ混合プロセスを適用することにより、得られる
流れの成分が原料への混入の前の1分未満の時間の間で
緊密に接触され、これは特に約30秒未満、好適には約
15秒未満の接触時間で非常に有効であることがわかっ
た。流れ混合実施態様は実用的な観点から更に有利であ
り、操作上の利点を与える。本発明の方法を実施するの
に使用し得る混合装置が、その他の型の成分及びその他
の目的に意図されるものであるとはいえ、当業界で知ら
れている。例えば、実質的にY字型またはT字型である
混合パイプが使用でき、それにより、互いに衝突させる
ために、成分の別個の流れが実質的に反対方向に通さ
れ、その後得られる混合物が原料中に流入される。ま
た、異なる形状の混合物パイプ並びにスタティックミキ
サーを使用し得る。
【0008】本発明に従って使用し得る陰イオン性無機
粒子として、シリカをベースとする粒子、スメクタイト
型のクレー、及びこれらの混合物が挙げられる。粒子サ
イズはコロイド粒子サイズの範囲であることが好まし
い。コロイドシリカ、異なる型のポリケイ酸、コロイド
アルミニウム変性シリカ、コロイドケイ酸アルミニウ
ム、及びこれらの混合物を含む、シリカをベースとする
粒子、即ち、SiO2 をベースとする粒子が、単独で、
またはその他の型の陰イオン性無機粒子と組み合わせて
使用されることが好ましい。好適なシリカをベースとす
る粒子及びそれらの調製方法が米国特許第4,388,150
号、同第4,954,220 号、同第4,961,825 号、同第4,980,
025 号、同第5,127,994 号、同第5,368,833 号、及び同
第5,447,604 号明細書、並びに国際特許公開WO 94/0559
6 及びWO 95/23021 に開示されており、これらが全て参
考として本明細書に含まれる。
【0009】シリカをベースとする粒子は約50nm未
満、好ましくは約20nm未満、更に好ましくは約1〜
約10nmの範囲の粒子サイズを有することが好適であ
る。シリカをベースとする粒子の比表面積は約50m2
/g以上、好ましくは約100m2/g以上であること
が好適である。一般に、シリカをベースとする粒子は1
700m2/gまでの比表面積を有することができる。
コロイドシリカは1000m2/gまで、好ましくは9
50m2/gまでの比表面積を有することが好適であ
る。また、コロイドアルミニウム変性シリカ及びコロイ
ドケイ酸アルミニウムは1000m2/gまで、好まし
くは950m2/gまでの比表面積を有することが好適
である。比表面積は、分析化学(Analytical Chemistr
y) 28(1956):12, 1981-1983 においてシアーズ(Sears
)により記載された方法に従って、NaOHによる滴
定により測定し得る。
【0010】本発明の好ましい実施態様によれば、陰イ
オン性無機粒子は従って、50〜1000m2/g、好
ましくは100〜950m2/gの範囲内の比表面積を
有するシリカをベースとする粒子である。この型の好適
なシリカをベースとする粒子は一般に、例えば、米国特
許第4,388,150 号及び同第4,980,025 号明細書に開示さ
れたような水性ゾルの形態で供給される。後者の特許は
9.5:0.5〜7.5:2.5の比のケイ素原子及び
アルミニウム原子を含むケイ酸アルミニウムまたはアル
ミニウム変性ケイ酸の表面層を少なくとも有する粒子を
含むゾルを開示している。
【0011】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
8〜45%、好ましくは10〜30%の範囲のS値を有
し、750〜1000m2/g、好ましくは800〜9
50m2/gの範囲の比表面積を有するシリカ粒子(こ
れらは米国特許第5,368,833号明細書に開示されている
ように2〜25%のケイ素原子の置換度でアルミニウム
で表面変性されている)を含むシリカゾルが使用され
る。S値はJ.Phys.Chem.60(1956), 955-957 においてイ
ラー(Iler)及びダルトン(Dalton)により記載された
ようにして測定し、計算し得る。S値は凝集物またはミ
クロゲルの形成の程度を示し、低いS値は高い凝集度の
指標である。
【0012】本発明の別の好ましい実施態様によれば、
好適には約1000m2/g以上の高い比表面積を有す
るポリケイ酸が使用される。当業界において、ポリケイ
酸はまたポリマーケイ酸、ポリケイ酸ミクロゲル及びポ
リシリケートミクロゲルと称され、これらが全てポリケ
イ酸という用語に含まれる。ポリケイ酸は1000〜1
700m2/g、好ましくは1050〜1600m2/g
の範囲内の比表面積を有することが好適である。本発明
により使用し得るポリケイ酸として、米国特許第4,388,
150 号、同第4,954,220 号、及び同第5,127,994 号明細
書に開示されたものが挙げられる。
【0013】ポリケイ酸は、好適には約0.1〜6重量
%のSiO2 を含む、アルカリ金属ケイ酸塩、例えば、
カリウム水ガラスまたはナトリウム水ガラスの希薄な水
溶液を酸性にすることにより調製し得る。酸性化は多く
の方法、例えば、酸性イオン交換樹脂、鉱酸、例えば、
硫酸、塩酸及びリン酸、酸塩または酸性ガス、好適には
イオン交換樹脂もしくは鉱酸またはこれらの組み合わせ
を使用することにより行い得る。更に安定なポリケイ酸
が所望される場合、酸性イオン交換樹脂を使用すること
が好ましい。酸性化は1〜11の範囲のpH、好ましく
は2〜4の酸性範囲のpHまで行われることが好適であ
る。本発明の別の好ましい局面によれば、部分酸性化が
約7〜10のpHまで行われ、それにより通常、活性化
シリカと称されるポリケイ酸を生成する。低い比表面積
のシリカをベースとする粒子を含むゾルと比較して、水
性ポリケイ酸は通常かなり安定ではない。このため、ポ
リケイ酸はあまり長い時間にわたって貯蔵されるべきで
はないが、例えば、約4〜5重量%以下の濃度で1日ま
たは2日の或るエージングが、改良された効果をもたら
し得る。本発明の別の好ましい実施態様に従って、使用
される水性ポリケイ酸は用いようとする場所で生成され
る。たとえ、通常、迅速にゲル化する4〜7のpH範囲
のそれ程安定ではないポリケイ酸を使用する時でさえ
も、この操作の様式が1〜11の全ての酸性にされたp
H範囲で適用し得る。
【0014】本発明の方法において使用し得るスメクタ
イト型のクレーは当業界で知られており、天然産物質、
合成物質、及び化学処理された物質を含む。好適なスメ
クタイトクレーの例として、モンモリロナイト/ベント
ナイト、ヘクトライト、バイデライト、ノントロナイト
及びサポナイト、好ましくはベントナイト、特に、膨潤
後に好ましくは400〜800m2/gの比表面積を有
するこのようなものが挙げられる。
【0015】好適なベントナイト及びヘクトライトが夫
々米国特許第4,753,710 号及び同第5,071,512 号に開示
されており、これらが参考として本明細書に含まれる。
シリカをベースとする粒子及びスメクタイトクレー、好
ましくは天然ベントナイトの好適な混合物が国際特許公
開WO 94/05595 に開示されており、これが同様に参考と
して本明細書に含まれ、この場合、シリカをベースとす
る粒子対クレー粒子の重量比は20:1〜1:10、好
ましくは6:1〜1:3の範囲内であり得る。本発明の
方法に使用し得るアルミニウム化合物は当業界で知られ
ており、ミョウバン、アルミン酸塩、塩化アルミニウ
ム、硝酸アルミニウム及びポリアルミニウム化合物、例
えば、ポリ塩化アルミニウム、ポリ硫酸アルミニウム、
塩化物イオン及び硫酸イオンの両方を含むポリアルミニ
ウム化合物、ポリケイ酸硫酸アルミニウム、並びにこれ
らの混合物を含む。また、ポリアルミニウム化合物はそ
の他の陰イオン、例えば、リン酸、有機酸、例えば、ク
エン酸及びシュウ酸からの陰イオンを含んでいてもよ
い。好適なアルミニウム化合物が米国特許第5,127,994
号明細書に開示されている。本発明の好ましい実施態様
によれば、アルミニウム化合物はアルミン酸塩、例え
ば、アルミン酸ナトリウムまたはアルミン酸カリウム、
好ましくはアルミン酸ナトリウムである。本発明の別の
好ましい実施態様によれば、こうしてミョウバン、塩化
アルミニウム、ポリアルミニウム化合物及びこれらの混
合物から選択し得る酸性アルミニウム化合物が使用され
る。
【0016】本発明の方法に使用されるプレミックス
は、陰イオン性無機粒子対アルミニウム化合物で10
0:1〜1:1の範囲内の重量比で陰イオン性無機粒子
をアルミニウム化合物と混合することにより生成し得
る。陰イオン性無機粒子対アルミニウム化合物の重量比
は50:1〜1.5:1、好ましくは20:1〜2:1
の範囲内であることが好適である。
【0017】懸濁液に添加される陰イオン性無機粒子の
量は、例えば、使用される粒子の型に応じて広い制限内
で変化し得る。その量は、乾燥繊維及び任意の填料に対
し乾燥粒子として計算して、通常少なくとも0.01k
g/トン、しばしば少なくとも0.05kg/トンであ
る。上限は10kg/トンであってもよく、好適には5
kg/トンである。シリカをベースとする粒子を使用す
る時、その量は乾燥原料系に対しSiO2 として計算し
て0.05〜5kg/トンの範囲、好ましくは0.1〜
2kg/トンの範囲であることが好適である。
【0018】懸濁液に添加されるアルミニウム化合物の
量は使用されるアルミニウム化合物の型及びそれから所
望されるその他の効果に依存し得る。例えば、ロジンを
ベースとするサイズ剤用の沈殿剤としてアルミニウム化
合物を使用することが当業界で公知である。陰イオン性
無機粒子と混合されてプレミックスを生成し、続いて原
料に添加されるアルミニウム化合物の量は、乾燥繊維及
び任意の填料に対し、Al23 として計算して少なく
とも0.001kg/トンであることが好適である。そ
の量は0.01〜1kg/トンの範囲、好ましくは0.
05〜0.5kg/トンの範囲であることが好適であ
る。必要とされる場合、付加的なアルミニウム化合物が
排水の前にあらゆる位置で原料に添加され得る。好適な
付加的なアルミニウム化合物の例として、上記の化合物
が挙げられる。
【0019】本発明に従って混合されるアルミニウム化
合物及び陰イオン性無機粒子の水相の濃度は広い範囲で
変化でき、使用される成分の型に依存し得る。アルミニ
ウム化合物の溶液はAl23 として計算して少なくと
も0.01重量%の濃度を有することができ、その上限
は通常約25重量%である。その濃度は0.1〜10重
量%、好ましくは0.2〜5重量%の範囲内であること
が好適である。混合に使用される陰イオン性無機粒子の
水相は少なくとも0.01重量%の濃度を有することが
でき、その上限は通常約20重量%である。その量は
0.1〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%の
範囲内であることが好適である。新たに調製された混合
物であるプレミックスは少なくとも0.01重量%の乾
燥含量を有することができ、その上限は通常約20重量
%である。乾燥含量は0.05〜10重量%、好ましく
は0.1〜5重量%の範囲内であることが好適である。
【0020】本発明のアルミニウム化合物及び陰イオン
性無機粒子の新たに調製された混合物は、陰イオン性ポ
リマー、両性ポリマー、ノニオン性ポリマー及び陽イオ
ン性ポリマー及びこれらの混合物から選択し得る排水補
助剤及び/または保持補助剤として作用する少なくとも
一種の有機ポリマーと一緒に使用されることが好まし
い。排水補助剤及び/または保持補助剤としてのこのよ
うなポリマーの使用は当業界で公知である。少なくとも
一種の陽イオン性ポリマーまたは両性ポリマー、好まし
くは陽イオン性ポリマーが使用されることが好適であ
る。これらのポリマーは天然源または合成源から誘導で
き、またそれらは線状であってもよく、または分岐して
いてもよい。好適なポリマーの例として、陰イオン性澱
粉、両性澱粉及び陽イオン性澱粉、グアールガム及びア
クリルアミドをベースとするポリマー、並びにポリ(ジ
アリルジメチル塩化アンモニウム)、ポリエチレンイミ
ン、ポリアミン、ポリアミドアミン、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂及び尿素−ホルムアルデヒド樹脂が挙げ
られる。陽イオン性澱粉及び陽イオン性ポリアクリルア
ミドが特に好ましいポリマーである。上記の有機ポリマ
ーと組み合わせて本発明のプレミックスを使用する時
に、少なくとも一種の陰イオン性くず捕捉剤(Anionic T
rash Catcher=ATC) を使用することが更に好まし
い。ATCは原料中に存在する有害な陰イオン性物質用
の中和剤として当業界で知られている。ここでは、AT
Cは本発明の方法に使用される成分の有効性を増進し得
る。こうして、本発明のプレミックスと同時使用し得る
ポリマーの更に好適な組み合わせとして、高分子量ポリ
マー、例えば、陽イオン性澱粉及び/または陽イオン性
ポリアクリルアミド、陰イオン性ポリアクリルアミドと
組み合わせたATC、並びに陰イオン性ポリアクリルア
ミドと組み合わせた陽イオン性澱粉及び/または陽イオ
ン性ポリアクリルアミドが挙げられる。好適なATCと
して、陽イオン性多電解質、特に、低分子量の高度に荷
電された陽イオン有機ポリマー、例えば、ポリアミン、
ポリエチレンイミン、ジアリルジメチル塩化アンモニウ
ム、(メタ)アクリルアミド及び(メタ)アクリレート
をベースとするホモポリマー及びコポリマーが挙げられ
る。添加の順序が任意であっても、アルミニウム化合物
及び陰イオン性無機粒子の混合物の前に一種以上のポリ
マーを原料に添加することが好ましい。通常、ATCは
その他のポリマーの前に原料に添加される。
【0021】有機ポリマーの量は、とりわけ、使用され
る一種以上のポリマーの型及びそれから所望されるその
他の効果に応じて広い範囲にわたって変化し得る。通
常、乾燥繊維及び任意の填料1トン当たり少なくとも
0.005kgのポリマーが使用される。合成陽イオン
性ポリマー、例えば、陽イオン性ポリアクリルアミドに
関して、少なくとも0.005kg/トンの量が、乾燥
繊維及び任意の填料に対する乾燥分として計算して通常
使用され、好適には0.01〜3kg/トン、好ましく
は0.03〜2kg/トンが使用される。炭水化物をベ
ースとする陽イオン性ポリマー、例えば、陽イオン性澱
粉及び陽イオン性グアールガムに関して、乾燥繊維及び
任意の填料に対する乾燥分として計算して、少なくとも
0.05kg/トンの量が通常使用される。これらのポ
リマーに関して、その量は0.1〜30kg/トン、好
ましくは1〜15kg/トンであることが好適である。
【0022】本発明の系により改良された保持効果及び
脱水効果は原料の広いpH範囲にわたって得られる。p
Hは約3〜約10の範囲内であってもよい。pHは3.
5より上であることが好適であり、4から9までの範囲
内であることが好ましい。
【0023】本発明の方法はシートまたはウェブ形態、
例えば、パルプシート及び紙のセルロース繊維を含む製
品を製造するのに使用し得る。本発明の方法は紙の製造
に使用されることが好ましい。本明細書に使用される
“紙”という用語は、勿論、紙及びその製品を含むだけ
でなく、その他のシート製品またはウェブ状製品、例え
ば、板及び板紙、並びにその製品を含む。
【0024】本発明の方法はセルロース繊維を含む異な
る型の懸濁液からのシートまたはウェブ状製品の製造に
使用でき、その懸濁液は乾燥物質を基準として少なくと
も50重量%のこのような繊維を含むことが好適であ
る。懸濁液はケミカルパルプ、例えば、硫酸パルプ及び
亜硫酸パルプ、サーモメカニカルパルプ、ケモ−サーモ
メカニカルパルプ、リファイナパルプまたは広葉樹及び
針葉樹の両方からの砕木パルプからの繊維をベースとす
ることができ、またリサイクル繊維をベースとする懸濁
液につき使用し得る。また、懸濁液は通常の型の鉱物質
填料、例えば、カオリン、二酸化チタン、石膏、タルク
並びに天然及び合成の炭酸カルシウムの両方を含むこと
ができる。また、原料は、勿論、通常の型の抄紙用添加
剤、例えば、湿潤強度増強剤、ロジン、ケテンダイマー
またはアルケニル無水コハク酸をベースとする原料サイ
ズ剤、等を含むことができる。本発明はこのような添加
剤の保持を改良することを可能にし、これは更なる利
点、例えば、紙の改良されたサイジング及び湿潤強度が
得られることを意味する。
【0025】本発明が以下の実施例において更に説明さ
れるが、これらの実施例は本発明を限定することを目的
とするものではない。部数及び%は、特にことわらない
限り、夫々重量部及び重量%に関する。
【0026】
【実施例】実施例1 下記の試験において、脱水効果をカナダ標準ろ水度(C
SF)試験器により評価し、これはSCAN−C21:
65に従って脱水能または排水能を特性決定するための
通常の方法である。
【0027】使用した原料は、0.3g/lのNa2
4 ・10H2 Oを添加した60:40の漂白カバ類/
マツ類硫酸塩をベースとしていた。原料コンシステンシ
ーは0.3%及びpH7.0であった。薬品の添加を1
000rpmの攪拌速度でブロックされた出口を備え
た、じゃま板付きブリットダイナミック排水ジャーに対
して行った。薬品を添加しないと、原料は280ml
の、ろ水度を示した。試験において、陽イオン性ポリマ
ーであるライサミル(Raisamyl) 142を使用した。こ
れは0.042の置換度を有する通常の中間−高カチオ
ン化澱粉(以下、CSと称する)であり、これを乾燥原
料系の乾燥分として計算して、10kg/トンの量で原
料に添加した。CSのみを原料に添加した時、280m
lの、ろ水度を得た。使用したアルミニウム化合物はア
ルミン酸ナトリウム(以下、NaAlと称する)であ
り、これを乾燥原料系1トン当たりのAl23 として
計算して、下記に特定される量で原料に添加した。使用
した陰イオン性有機物質は米国特許第4,388,150 号明細
書に開示された型のシリカゾルであった。ゾルを約40
のSiO2 :Na2 Oのモル比までアルカリ安定化し、
約500m2/gの比表面積を有するシリカ粒子を含
み、以下これをP1と称する。陰イオン性無機粒子粒子
を、乾燥原料系1トン当たりの乾燥分として計算して、
以下に特定される量で原料に添加した。
【0028】陽イオン性ポリマーを原料に添加し、続い
て30秒攪拌し、プレミックスを原料に添加し、続いて
15秒攪拌し、次いで原料をCSF試験器に移すことに
より、本発明の方法を行った。0.5重量%のAl2
3 を含むアルミニウム化合物の水性流及び0.5重量%
の粒子を含む陰イオン性無機粒子の水性流を二つの入口
及び一つの出口を備えた混合装置に供給することによ
り、使用したプレミックスを調製した。混合装置中で、
別々の流れを緊密に混合し、その後得られる流れを原料
に導入した。プレミックスの流れを原料への添加前の約
5秒未満にわたって接触させた。第一成分+第二成分+
第三/最後の成分を45秒の間、夫々原料へ添加後に攪
拌して、そして最後の添加後に15秒間攪拌することに
より比較試験を行い、次いで原料をCSF試験器に移し
た。成分を表1に特定する。
【0029】
【表1】 表1から明らかであるように、本発明に従ってアルミン
酸ナトリウム及びシリカをベースとする粒子のプレミッ
クスを使用する方法は、成分を原料に別々に添加する試
験1〜4に対して脱水を改良した。
【0030】実施例2 この実施例において、米国特許第5,368,833 号明細書に
開示された型のシリカをベースとする粒子のゾルを試験
するために、実施例1に記載の操作に従った。ゾルは約
25%のS値を有し、5%の程度までアルミニウムで表
面変性した約900m2/gの比表面積を有するシリカ
粒子を含んでいた。この型の粒子をP2と称する。
【0031】
【表2】 表2からわかるように、本発明のプレミックス方法を適
用した時に脱水効果が改良された。
【0032】実施例3 この実施例において、国際特許公開WO 94/05595 号明細
書に開示された型の懸濁液を試験するために、実施例1
に記載の操作に従った。その懸濁液は2:1の重量比
で、実施例2に記載の型P2のシリカをベースとする粒
子及び天然ベントナイトを含んでいた。この型の粒子を
P3と称する。
【0033】
【表3】 本発明の方法は、成分を原料に別々に添加する試験1〜
3に対して改良された排水を示した。
【0034】実施例4 この実施例において、ポリ塩化アルミニウム(PACと
称する)をアルミニウム化合物として使用し、ポリケイ
酸を陰イオン性無機粒子として使用した以外は実施例1
と同様にして比較を行った。ポリケイ酸を、水素イオン
で飽和した陽イオン交換樹脂による、3.5:1のSi
2 :Na2 Oのモル比及び5.5重量%のSiO2
量を有するケイ酸ナトリウム溶液の約2.5のpHへの
酸性化により調製した。得られたポリケイ酸を約30時
間にわたってエージングし、次いで脱イオン水で0.5
重量%のSiO2 の濃度まで希釈した。こうして生成し
たポリケイ酸は1200m2/gの比表面積を有し、以
下P4と称する。
【0035】この実施例に使用した原料を、チョークを
乾燥繊維を基準として30%の量で添加した実施例1に
記載の原料から調製した。こうして得られた原料は7.
5のpHを有し、330mlの、ろ水度を示した。アル
ミニウム化合物の溶液は0.25重量%のAl23
含み、原料に添加したアルミニウム化合物の量を乾燥原
料系1トン当たりのAl23 として計算した。
【0036】
【表4】 本発明のプレミックス方法は別々の添加による方法に対
して改良された効果を示した。
【0037】実施例5 この実施例において、使用したアルミニウム化合物がミ
ョウバンであった以外は実施例4に記載の操作に従っ
た。
【0038】
【表5】 表から明らかであるように、プレミックス方法は改良さ
れた脱水をもたらした。
【0039】実施例6 この実施例において、使用したアルミニウム化合物がア
ルミン酸ナトリウムであった以外は実施例4に記載の操
作に実質的に従った。本発明の方法を、ポリアルミノケ
イ酸塩を使用する米国特許第4,927,498 号及び同第5,17
6,891 号明細書に開示された方法と更に比較した。2.
5重量%のAl23 を含むアルミン酸ナトリウム溶液
を、実施例4に記載されたようにして調製され、エージ
ングされた1重量%の水性ポリケイ酸に添加して13:
87のAl23 対SiO2 のモル比を得ることにより
ポリアルミノケイ酸塩を調製し、その後生成物を0.5
重量%の濃度に希釈した。この生成物をPASと称す
る。アルミン酸ナトリウム溶液及び水性ポリケイ酸塩を
接触させる時点から、続いて希釈し、こうして生成され
た生成物を原料に導入するまでの時間は10分間であっ
た。表6中、モル比はAl23 対SiO2 のモル比を
表す。
【0040】
【表6】 本発明に従ってアルミン酸ナトリウム及びポリケイ酸を
プレミックスすることは、別々の添加を使用する方法並
びにポリアルミノケイ酸塩を使用する方法と比較して改
良された脱水をもたらした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−99692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 11/00 - 27/42

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム化合物及び陰イオン性無機
    粒子を、セルロース含有繊維及び任意の填料の懸濁液に
    添加し、懸濁液をワイヤの上で生成し排水する、前記懸
    濁液からの紙の製造方法であって、アルミニウム化合物
    及び陰イオン性無機粒子を懸濁液への添加の直前に混合
    すること、かつ前記陰イオン性無機粒子をコロイドシリ
    カ、ポリケイ酸、1000m2 /gまでの比表面積を有
    するコロイドアルミニウム変性シリカ、1000m2
    gまでの比表面積を有するコロイドケイ酸アルミニウ
    ム、スメクタイト型のクレー、またはこれらの混合物か
    ら選択することを特徴とする紙の製造方法。
  2. 【請求項2】 アルミニウム化合物を陰イオン性無機粒
    子と混合し、1分以内に、得られる混合物を懸濁液に添
    加することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 アルミニウム化合物の水性流を陰イオン
    性無機粒子の水性流と接触させ、それにより得られる水
    性流を懸濁液に導入することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウム化合物がミョウバン、アル
    ミン酸塩、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、ポリ
    塩化アルミニウム、ポリ硫酸アルミニウム、硫酸塩含有
    ポリ塩化アルミニウムまたはポリケイ酸硫酸アルミニウ
    ムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 陰イオン性無機粒子がコロイドシリカ、
    ポリケイ酸またはコロイドアルミニウム変性シリカであ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 陰イオン性無機粒子がシリカをベースと
    する粒子及びベントナイトであることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 陰イオン性無機粒子対アルミニウム化合
    物の重量比が100:1から1:1までの範囲内である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 方法が、少なくとも一種の有機ポリマー
    を懸濁液に添加することを更に含むことを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリマーが陽イオン性または両性のポリ
    マーであることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ポリマーが陽イオン性澱粉及び/また
    は陽イオン性アクリルアミドをベースとするポリマーで
    あることを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
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