JP3201278U - レーザー伝導管ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザー光を発生しているときに、温度の変化を検知可能であり、同一の位置に長時間留まることにより、過熱して細胞を傷害することを回避可能なレーザー伝導管ユニットを提供する。【解決手段】長くて中空形状を呈し、第1の端と、第2の端と、第1の端と第2の端とに沿って設けられている軸方向通路11と、を有する拡張部材10と、軸方向通路11にスライド可能に設けられており、結合端と、結合端の反対側に位置する投射端22と、を有し、結合端は、レーザー光を投射可能なレーザー機と連接するためのものであり、結合端により、レーザー光は投射端22を介して拡張部材10の周縁から散乱する伝導管20と、レーザー機と電気的に接続し、伝導管20に設けられており、投射端22に近接する温度センサー40と、を含む。【選択図】図2

Description

本考案は、レーザー伝導管ユニットに関し、特に、温度を検知する機能を有するレーザー伝導管ユニットに関するものである。
特許文献1の中華民国実用新案M276557号は、膣に適用するレーザー活化器を提案した。このようなレーザー活化器は、機器本体を含む。機器本体は、電源スイッチと、電源表示ランプと、パワー調整ボタンと、パワー表示ランプと、レーザー光工作ボタンと、工作表示ランプと、充電コンセントと、レーザー光連接コンセントと、を有する。機器本体は、その内部に制御回路が設けられており、その外部に接続ケーブルが設けられている。接続ケーブルは、一端が機器本体の接続コンセントに差し込む接続プラグであり、他端が差込ヘッドである。差込ヘッドは、遮蔽信号伝送配線と、光ファイバー針カップリング金属継ぎ手と、半導体レーザー光機器と、平凸レンズ光線屈折安定器と、光ファイバー針差込穴と、を含む。差込ヘッドは膣に差し込むためのものである。
上記のレーザー活化器は、レーザー光を膣に射出して、膣の内部の細胞を活性化し、代謝を促進することが可能であるが、利用の過程中に、差込ヘッドが温度検知機能を有しないため、同一の位置に長時間に留まると、過熱して細胞を傷害する虞がある。そして差込ヘッドは、特定の機器本体だけに対応可能であり、異なる機器本体に対応することができない。このため、差込ヘッドの使用は極めて不便である。
中華民国実用新案M276557号公報
本考案の目的は、伝導管に温度センサーが設けられているため、レーザー光が発生しているときに、温度の変化を検知可能であり、同一の位置に長時間留まることにより、過熱して細胞を傷害することを回避可能なレーザー伝導管ユニットを提供することにある。
本考案のレーザー伝導管ユニットは、長くて中空形状を呈し、第1の端と、第2の端と、前記第1の端と前記第2の端とに沿って設けられている軸方向通路と、を有する拡張部材と、前記軸方向通路にスライド可能に設けられており、結合端と、前記結合端の反対側に位置する投射端と、を有し、前記結合端は、レーザー光を投射可能なレーザー機と連接するためのものであり、前記結合端により、レーザー光は前記投射端を介して前記拡張部材の周縁から散乱する伝導管と、前記レーザー機と電気的に接続し、前記伝導管に設けられており、前記投射端に近接する温度センサーと、を含むことを特徴とする。
本考案のレーザー伝導管ユニットは、前記投射端は中空空間を有し、前記中空空間の内部に光線屈折安定器が設けられていることを特徴とする。
本考案のレーザー伝導管ユニットは、前記光線屈折安定器は、円錐状を呈し、その外面にチタン層が覆われていることを特徴とする。
本考案のレーザー伝導管ユニットは、前記温度センサーは、接触式、又は非接触式を採用することを特徴とする。
本考案のレーザー伝導管ユニットは、前記結合端の適当な箇所に信号送信器が設けられており、前記信号送信器は有線方式で前記温度センサーと接続し、前記伝導管の外周面には、その軸方向に沿う信号伝送配線が設けられており、前記信号伝送配線は、前記温度センサー及び前記信号送信器と接続することを特徴とする。
本考案のレーザー伝導管ユニットによれば、伝導管に温度センサーが設けられているため、レーザー光を発生しているときに、温度の変化を検知可能であり、同一の位置に長時間に留まることにより、過熱して細胞を傷害することを回避することが可能であるという効果を有する。
本考案の一実施形態を示す外観図である。 本考案の一実施形態の構造を示す分解斜視図1である。 本考案の一実施形態の構造を示す分解斜視図2である。 本考案の一実施形態がレーザー機と連接する状態を示す図である。 本考案の一実施形態とレーザー機とのブロック図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す図1である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す図2である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。本考案の実施形態の図面における各部材の寸法比率は、説明を容易に理解するために示され、実際の比率通りではない。
図1から図7を参照する。図1は本考案の一実施形態を示す外観図であり、図2は本考案の一実施形態の構造を示す分解斜視図1であり、図3は本考案の一実施形態の構造を示す分解斜視図2であり、図4は本考案の一実施形態がレーザー機と連接する状態を示す図であり、図5は本考案の一実施形態とレーザー機とのブロック図であり、図6は本考案の一実施形態の使用状態を示す図1であり、図7は本考案の一実施形態の使用状態を示す図2である。
本実施形態に係るレーザー伝導管ユニット100は、拡張部材10と、伝導管20と、温度センサー40と、を含む。
拡張部材10は、長くて中空形状を呈し、ステンレスを採用する。拡張部材10は、膣に挿し込み可能であり、膣の裏壁に押付ける。拡張部材10は、第1の端と、第2の端と、第1の端と第2の端とに沿って設けられている軸方向通路11と、を有する。
本実施形態では、拡張部材10の第1の端が固定リング12を有し、第2の端が中空状ベース13を有する。固定リング12と中空状ベース13との間には、複数の条状体14が等距離に環設されている。各条状体14の断面形状は円形を呈する。固定リング12の端面は、ほぼ円弧状を呈する。固定リング12により、膣に拡張部材10をスムーズに挿し込み可能である。固定リング12の端面に通気穴15が設けられている。
伝導管20は、軸方向通路11にスライド可能に設けられており、結合端21と、結合端21の反対側に位置する投射端22と、を有する。結合端21は外ねじである。投射端22は、多方向に開放する中空空間23を有する。中空空間23は、円錐状を呈する光線屈折安定器24を収容可能である。光線屈折安定器24の背部に締結部材25を螺合することにより、伝導管20の端部に光線屈折安定器24を固定する。これにより、光線屈折安定器24は、伝導管20の軸方向に位置し、その先端が結合端21に向く。一方、光線屈折安定器24の外面がチタン層に覆われているため、屈折効率を増加可能である。
アダプター30は、環状を呈し、内ねじ31と、外ねじ32と、を有する。内ねじ31は、伝導管20の結合端に螺着されている。外ねじ32は、レーザー光を投射可能なレーザー機200のチューブ201に螺着されている。アダプター30とチューブ201とは、螺合方式により結合するため、レーザー伝導管ユニット100の組付け・分解が便利となり、必要によって、適合なレーザー伝導管ユニット100を選択してレーザー機200と連接して使用可能である。これにより、使用が極めて便利である。
温度センサー40は、接触式、又は非接触式を採用する。温度センサー40は、レーザー機200と電気的に接続し、伝導管20に設けられており、投射端22に近接する。本実施形態では、伝導管20の結合端21の適当な箇所に信号送信器41が設けられている。伝導管20の外周面には、その軸方向に沿う信号伝送配線42が設けられている。信号伝送配線42は、温度センサー40及び信号送信器41と接続する。
図5に示すように、レーザー機200には、信号受信器202と、光源強さ調整器203とが設けられている。
次に、本実施形態に係るレーザー伝導管ユニット100の使用状態を説明する。温度センサー40により、温度が検知されて温度信号に変換して、信号伝送配線42を介して信号送信器41に伝送される。信号送信器41により、当該温度信号がレーザー機200の信号受信器202に伝送される。この後、光源強さ調整器203により、レーザー光の強さが調整されるため、過熱して細胞を傷害することを回避することが可能である。もちろん、信号送信器41は、当該温度信号を、スクリーン表示機能を有する電子装置(例えば携帯電話やコンピューターなど)に伝送してもよい。そうすると、温度の変化を常時監視可能である。
図6及び図7を参照する。伝導管20が拡張部材10の軸方向通路11を挿通し、レーザー光を光線屈折安定器24に投射する。レーザー光は、光線屈折安定器24を経由して、拡張部材10の外部に射出する。温度センサー40により、膣の内部の温度を検知可能であるため、レーザー伝導管ユニット100が同一の位置に長時間留まることにより、過熱して膣の細胞を傷害することを回避することが可能である。これにより、操作者は、温度センサー40によって温度を検知して、伝導管20と拡張部材10との軸方向での位置を調整することが可能である。ひいてはレーザー光によって、膣の異なる位置で細胞を活性化することが可能である。
以上、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではない。この分野における通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよい。
10 拡張部材
11 軸方向通路
12 固定リング
13 中空状ベース
14 条状体
15 通気穴
20 伝導管
21 結合端
22 投射端
23 中空空間
24 光線屈折安定器
25 締結部材
30 アダプター
31 内ねじ
32 外ねじ
40 温度センサー
41 信号送信器
42 信号伝送配線
100 レーザー伝導管ユニット
200 レーザー機
201 チューブ
202 信号受信器
203 光源強さ調整器

Claims (5)

  1. 長くて中空形状を呈し、第1の端と、第2の端と、前記第1の端と前記第2の端とに沿って設けられている軸方向通路と、を有する拡張部材と、
    前記軸方向通路にスライド可能に設けられており、結合端と、前記結合端の反対側に位置する投射端と、を有し、前記結合端は、レーザー光を投射可能なレーザー機と連接するためのものであり、前記結合端により、レーザー光は前記投射端を介して前記拡張部材の周縁から散乱する伝導管と、
    前記レーザー機と電気的に接続し、前記伝導管に設けられており、前記投射端に近接する温度センサーと、を含むことを特徴とする、
    レーザー伝導管ユニット。
  2. 前記投射端は中空空間を有し、前記中空空間の内部に光線屈折安定器が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー伝導管ユニット。
  3. 前記光線屈折安定器は、円錐状を呈し、その外面がチタン層に覆われていることを特徴とする、請求項1に記載のレーザー伝導管ユニット。
  4. 前記温度センサーは、接触式、又は非接触式を採用することを特徴とする、請求項1に記載のレーザー伝導管ユニット。
  5. 前記結合端の適当な箇所に信号送信器が設けられており、前記信号送信器は有線方式で前記温度センサーと接続し、前記伝導管の外周面には、その軸方向に沿う信号伝送配線が設けられており、前記信号伝送配線は、前記温度センサー及び前記信号送信器と接続することを特徴とする、請求項1に記載のレーザー伝導管ユニット。
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