JP3201245U - 交換可能なメガネテンプルの構造 - Google Patents

Abstract

【課題】テンプルの組立てと交換に便利な交換可能なメガネテンプルの構造を提供する。【解決手段】交換可能なメガネテンプルの構造は、メガネフレーム１とテンプル２との間に連接部材３を設置する。連接部材の前端はメガネフレーム１上に枢接する。連接部材の後端には水準シャフト３２と径方向定位棒３３を形成する。水準シャフト３２と径方向定位棒３３とは垂直に連接する。テンプル２の前端には水準軸孔２１と径方向定位槽２２を開設する。水準軸孔２１上には軸方向切れ込み槽２３を開設する。水準軸孔２１、軸方向切れ込み槽２３と径方向定位槽２２とは垂直に貫通する。水準シャフト３２と水準軸孔２１との対応により、連接部材３の後端とテンプル２とは一体に枢接し、径方向定位棒３３と径方向定位槽２２との対応により、連接部材３の後端とテンプル２とは一体に固定される。【選択図】図１

Description

本考案はメガネに関し、特に交換可能なメガネテンプルの構造に関する。

従来の技術において、メガネはおおよそメガネフレーム、テンプル、レンズからなる。メガネフレームとテンプルは一般にネジにより枢接される。

テンプルを交換する際には、専門の工具により、枢接されたネジを締めたり緩めたりする必要があり、非常に不便である。
且つ、繰り返し交換することで、ネジとネジ孔との対応が緩み、メガネフレームとテンプルとの枢接に直接的な影響を及ぼす。

前記先行技術では、テンプルを交換する際には、専門の工具により、枢接されたネジを締めたり緩めたりする必要があり、非常に不便で、且つ繰り返し交換することで、ネジとネジ孔との対応が緩み、メガネフレームとテンプルとの枢接に直接的な影響を及ぼすことができない欠点がある。

本考案は、テンプルの組立てと交換に便利な交換可能なメガネテンプルの構造に関する。

交換可能なメガネテンプルの構造は、メガネフレームとテンプルとの間に、連接部材を設置する。
該連接部材の前端は、該メガネフレーム上に枢接する。
該連接部材の後端には、水準シャフトと径方向定位棒を形成する。
該水準シャフトと該径方向定位棒とは、垂直に連接する。
該テンプルの前端には、水準軸孔と径方向定位槽を開設する。
該水準軸孔上には、軸方向切れ込み槽を開設する。
該水準軸孔、該軸方向切れ込み槽と該径方向定位槽とは、垂直に貫通する。
該水準シャフトと該水準軸孔との対応により、連接部材の後端とテンプルとは、一体に枢接し、該径方向定位棒と該径方向定位槽との対応により、該連接部材の後端と該テンプルとは、一体に固定される。

該連接部材の前端と該メガネフレーム上には、相互に対応するピボット台を形成し、該ピボット台上には、ピボット孔を開設し、枢接用にネジを該ピボット孔中に挿入する。
これにより、該連接部材の前端と該メガネフレームとは一体に枢接する。

該径方向定位棒の直径は、該水準シャフトの直径より小さく、該軸方向切れ込み槽の幅は、該径方向定位棒の直径より大きく、該径方向定位槽の幅は、該径方向定位棒の直径より小さい。

本考案は構造がシンプルで、該テンプルを組立てる際には、該連接部材の前端を該メガネフレーム上に枢接し、次に該水準シャフトと該水準軸孔とを対応させ、該径方向定位棒と該径方向定位槽とを対応させれば、該連接部材の後端と該テンプルとは、一体に固定される。
こうして、該連接部材により、該テンプルは、該メガネフレーム上に枢接され、組立ては便利となる。

該テンプルの交換時には、該径方向定位棒を該径方向定位槽から脱出させ、該水準シャフトを該水準軸孔から脱出させれば、従前のテンプルを取り外し、新しいテンプルに交換し、新たに組立てることができる。
交換操作全体では専門の工具が不要で、操作は非常に便利で、繰り返し交換する際にもネジを取り外す必要がなく、該メガネフレームと該テンプルとの枢接の安定を確保することができる。

本考案の実施形態を応用する特徴の一つは、テンプルの組立てと交換に便利である。

本考案の一実施形態による交換可能なメガネテンプルの構造の立体分解図である。 本考案の一実施形態による交換可能なメガネテンプルの構造の組立て過程図一である。 本考案の一実施形態による交換可能なメガネテンプルの構造の組立て過程図二である。 本考案の一実施形態による交換可能なメガネテンプルの構造の組立て過程図三である。

（一実施形態）
図１に示すとおり、本考案の実施形態による交換可能なメガネテンプルの構造２０は、メガネフレーム１とテンプル２との間に、連接部材３を設置する。

連接部材３の前端は、メガネフレーム１上に枢接する。
枢接対応の便のため、連接部材３の前端とメガネフレーム１上には、相互に対応するピボット台３１と１１を形成する。
ピボット台３１、１１上には、対応するピボット孔を開設し、ネジ４を対応するピボット孔中に挿入して枢接する。
これにより、連接部材３の前端とメガネフレーム１とは、一体に枢接する（図２参照）。

連接部材３の後端には、水準シャフト３２と径方向定位棒３３を形成する。
水準シャフト３２と径方向定位棒３３とは、垂直に連接する。

テンプル２の前端には、水準軸孔２１と径方向定位槽２２を開設する。
水準軸孔２１上には、軸方向切れ込み槽２３を開設する。
水準軸孔２１、軸方向切れ込み槽２３と径方向定位槽２２とは、垂直に貫通する。

テンプル２の組立て時には、図３に示すとおり、水準シャフト３２を水準軸孔２１に挿入し対応させる。
これにより、連接部材３の後端とテンプル２とは、一体に枢接し、その間に径方向定位棒３３は、軸方向切れ込み槽２３を通過する。
並びに、図４に示すとおり、テンプル２を回し、径方向定位棒３３を径方向定位槽２２に嵌めて対応させる。
これにより、連接部材３の後端とテンプル２とは一体に固定される。
こうして、連接部材３により、テンプル２は、メガネフレーム１上に枢接され、便利に組立てられる。

組立てをより便利に、堅固にするため、本実施形態では、径方向定位棒３３の直径は、水準シャフト３２の直径より小さく、軸方向切れ込み槽２３の幅は、径方向定位棒３３の直径より大きく、これにより径方向定位棒３３は軸方向切れ込み槽２３を通過する。
径方向定位槽２２の幅は、径方向定位棒３３の直径より小さく、これにより径方向定位棒３３は径方向定位槽２２中に嵌められる、堅固に定位される。

本考案においてテンプル２の交換を行う時には、図４に示す状態下で、テンプル２を回し、径方向定位棒３３を、径方向定位槽２２から脱出させる。

さらに、図３に示すとおり、水準シャフト３２を水準軸孔２１から脱出させる。
その間に径方向定位棒３３は、軸方向切れ込み槽２３を通過し、こうして従前のテンプルを取り外し、新しいテンプルに交換し、新たに組立てることができる。

交換操作全体では専門の工具が不要で、操作は非常に便利で、繰り返し交換する際にもネジを取り外す必要がなく、メガネフレーム１とテンプル２との枢接の安定を確保することができる。

前述した本考案の実施形態は本考案を限定するものではなく、よって、本考案により保護される範囲は後述される実用新案登録請求の範囲を基準とする。

１ メガネフレーム
１１ ピボット台
２ テンプル
２１ 水準軸孔
２２ 径方向定位槽
２３ 軸方向切れ込み槽
３ 連接部材
３１ ピボット台
３２ 水準シャフト
３３ 径方向定位棒
４ ネジ

Claims (3)

1. 交換可能なメガネテンプルの構造であって、メガネフレームとテンプルとの間に、連接部材を設置し、
   前記連接部材の前端は、前記メガネフレーム上に枢接し、前記連接部材の後端には、水準シャフトと径方向定位棒を形成し、前記水準シャフトと前記径方向定位棒とは、垂直に連接し、前記テンプルの前端には、水準軸孔と径方向定位槽を開設し、前記水準軸孔上には、軸方向切れ込み槽を開設し、前記水準軸孔、前記軸方向切れ込み槽と前記径方向定位槽とは、垂直に貫通し、
   前記水準シャフトと前記水準軸孔との対応により、前記連接部材の後端と前記テンプルとは、一体に枢接し、前記径方向定位棒と前記径方向定位槽との対応により、前記連接部材の後端と前記テンプルとは、一体に固定されることを特徴とする交換可能なメガネテンプルの構造。
2. 前記連接部材の前端と前記メガネフレーム上には、相互に対応するピボット台を形成し、
   前記ピボット台上には、ピボット孔を開設し、枢接用にネジを前記ピボット孔中に挿入し、これにより前記連接部材の前端と前記メガネフレームとは一体に枢接することを特徴とする請求項１に記載の交換可能なメガネテンプルの構造。
3. 前記径方向定位棒の直径は、前記水準シャフトの直径より小さく、
   前記軸方向切れ込み槽の幅は、前記径方向定位棒の直径より大きく、前記径方向定位槽の幅は、前記径方向定位槽より小さいことを特徴とする請求項１に記載の交換可能なメガネテンプルの構造。