JP3200362U - 釣針へのエサ付け用補助具 - Google Patents
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Description
このような状況下、釣針へのエサ付け用補助具として、ペンチ状の挟持具とプレートとからなり、その挟持具先端の挟持子でエサbを掴み、プレート上に挟んだ針2にそのエサbを刺してエサ刺しするものがある(特許文献1、要約、図2、図4等参照)。
このようにすると、挟持片先端のエサ挟持部は、両挟持片を挟持すると離れるため、その状態で両挟持部間にエサを入れて閉じれば、その両挟持部間にエサが挟持される。そのエサ挟持状態は、両挟持片の挟持力によるため、その挟持力を適宜に設置すれば、エサが潰れることがない。また、エサが定まって挟持されるため、エサの適格な箇所に針2を上手く刺すことができる。
上記離反する方向への付勢力は、手を離して両挟持用刃部でエサを挟持した際、エサが潰れないように実験等によって適宜に設定する。この設定により、挟持力(エサへの荷重)が一定に保たれ、かつ、手による挟持力を無くしてもその挟み荷重が維持されてエサが外れることがない。
その付勢力の付与手段は、コイルばね、皿ばね、板ばね等のばねやゴム等を両挟持片間に介在したりすることが採用できるが、上記対の挟持片を合成樹脂から成してその合成樹脂製挟持片自身の弾性力で付与されるようにすれば、安価なものとなる。
また、上記一方の挟持片の挟持用刃部の挟持子の間隔を他方の挟持片の挟持用刃部の挟持子の間隔より大きくすることができる。このようにすれば、間隔の大きい方からエサに針を刺せば、エサが見やすくその刺し作用(エサ刺し)が容易となる。
さらに、上記一方の挟持片の挟持用刃部の幅を、エサの長さより小さくするとともに他方の挟持片の挟持用刃部の幅より小さくすれば、一方の挟持用刃部からエサの一部が飛び出し、例えば、エサの頭部に針を刺し易い。因みに、エサの頭部に針を刺した状態は、そのエサが動きやすく、魚の食い付きが良いうえに、針からエサが外れ難い。
また、両挟持片の一方の表面に磁石を設ければ、このエサ付け用補助具を、例えば、釣り箱等の磁性材料からなる物に吸着することによって紛失を防止することができる。
その両挟持片11、12は、その後端が高周波接着(図1においてS部分、図3において斜線部分S)により接合されて相互に離れる方向に膨出した(円弧状に膨らんだ)後、切欠き11a、12aを介して交差している。
他方(図1(a)において上側)の挟持片12の挟持用刃部14はステンレス鋼線(例えば、0.5mm径程度)からなる15本のピン刃14aからなっている。そのピン刃(挟持子)14aの本数は、並列幅L2が上側挟持用刃部13の幅(櫛刃13aの並列幅)L1より広くなって上側刃部13の両側から突出していれば、その本数は任意であるが、10本以上が好ましい(図2(a)参照)。
なお、図2(a)に示すように、両挟持用刃部13、14が重なった(当接した)際、上側挟持用刃部13の各櫛刃13aの間に下側挟持用刃部14の各ピン刃14aの間隙が存在するようにすることが好ましい。上下の挟持用刃部13、14(櫛刃13a間及びピン刃14a間)に針2を通し易いからである。
このエサ刺し時、ステンレス鋼線製ピン刃14aからなる下側挟持用刃部14は剛性が高いため、しっかりとエサbを支え、その刺し込みも容易である。また、仮に下側挟持用刃部14が樹脂製であると、その材質特性から針先が刃部13に接した際、刃部13の表面に針先が引っかかってしまい、針先を損傷してしまったり、針刺し作業が円滑に実施されなかったり等の懸念がある。これに対し、刃部14にステンレス鋼線を採用しているため、その懸念はない。
このとき、上述のように、その両挟持用刃部13、14の先端縁を容器Bの底面に当接するようにすれば、エサbが抜けにくく、確実にエサbを掴むことができる(図5A(b)、(c)参照)。
また、両挟持用刃部13、14が櫛状の平型刃となっているため、エサ全体を広く固定でき、特に、赤虫等の活きエサb等の形状が歪でかつ動いているエサbを水平に固定し得る。
また、上側挟持用刃部13の幅L1<下側挟持用刃部14の幅L2となっているため、図5B(c)に示すように、エサbが上側挟持用刃部13側面から出てエサbの頭b’に針2を容易に刺すことができる。頭b’で持ってエサ(赤虫)bをエサ刺しした場合は、エサbが針2から外れ難い上に魚(ワカサギ)aの食い付きが良い。
なお、エサbを半分にし、一つのエサbで二本の針2にエサ刺しすれば、エサbの体液が出て、魚の食い付きが良くなる。
上記高周波接着の場合も含め、これらの両挟持片11、12の接合時、上側挟持用刃部−13が下側挟持用刃部14のほぼ中程に位置するようにすることが好ましい。
また、上記実施形態は、挟持片11、12を合成樹脂から成してその弾性力で両挟持用刃部13、14の当接力を付与したが、図6で示すように、両挟持片11、12の間にコイルバネ23、皿ばね、板ばね等のばねやゴム等を介在して前記当接力を付与するようにすることもできる。
さらに、両挟持片11、12は別々に成形しなくても、図7に示すように、両挟持片11、12の切欠き11a,12aの噛み合い(交差)を外した状態で一体樹脂成形し、その後、図1に示すように、樹脂の弾力変形でもって両挟持片11、12を交差させても良い。
また、上記はワカサギ釣りを例としたが、タナゴ釣り、テナガエビ釣り等においてもそのエサbの針刺しにこの考案のエサ付け用補助具を採用し得ることは勿論である。
また、挟持片11、12は合成樹脂製でなくても、金属等を採用することができる。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
a 魚(ワカサギ)
b エサ(赤虫)
1 釣り竿
2 釣り針
11、12 挟持片
13、14 挟持用刃部
13a 櫛刃
14a ピン刃
20 磁石
Claims (6)
- 対の挟持片(11、12)と、その両挟持片(11、12)の先端にそれぞれ設けた挟持用刃部(13,14)とからなり、前記両挟持片(11、12)は、その後端が接合され途中で交差して両先端が当接しているとともに前記後端から交差部までが離反する方向の付勢力が付与されており、前記挟持用刃部(13,14)は、複数の針状挟持子(13a、14a)が並列されて各挟持子(13a、14a)の間は釣り針(2)が通り得る間隔(t1、t2)に設定されていることを特徴とする釣針へのエサ付け用補助具。
- 上記対の挟持片(11、12)が合成樹脂からなって、上記後端から交差部までが離反する方向の付勢力がその合成樹脂製挟持片(11、12)の弾性力で付与されていることを特徴とする請求項1に記載の釣針へのエサ付け用補助具。
- 上記両挟持用刃部(13、14)の先端縁は同一面(c)上に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の釣針へのエサ付け用補助具。
- 上記一方の挟持片(11)の挟持用刃部(13)の挟持子(13a)の間隔(t1)を他方の挟持片(12)の挟持用刃部(14)の挟持子(14a)の間隔(t2)より大きくしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の釣針へのエサ付け用補助具。
- 上記一方の挟持片(11)の挟持用刃部(13)の幅(L1)を、エサ(b)の長さより小さくするとともに他方の挟持片(12)の挟持用刃部(14)の幅(L2)より小さくしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の釣針へのエサ付け用補助具。
- 上記両挟持片(11、12)の一方の表面に磁石(20)を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の釣針へのエサ付け用補助具。
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WO2020071141A1 (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 晃 門脇 | 釣餌取付具 |
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KR20210024620A (ko) * | 2018-10-04 | 2021-03-05 | 아키라 카도와키 | 낚시 미끼 부착구 |
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JP2023154182A (ja) * | 2022-04-06 | 2023-10-19 | 有限会社オフィス・ユーカリ | 餌の保持具 |
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