JP3200157U - ヘルメットアンダー - Google Patents

Abstract

【課題】ヘルメット装着時の心地悪さ軽減、頭皮頭髪の保護、耳と首筋の日焼け防止、熱中症対策の機能を、顎紐が付いたヘルメットの下に装着する帽子を提供する。
【解決手段】吸水性、クッション性に優れた布及び布状の素材で製作するヘルメットの下に装着する帽子を、耳と首筋を被覆する形状にする事で日焼け熱中症対策を施し、ヘルメットＤ装着時に顎紐Ｅが問題にならないように、帽子の耳の上側の位置に切れ込みを設け、端部に着脱自在な留め具Ｂを設置する。
【選択図】図１

Description

本考案は、ヘルメットの下に装着し、頭髪の保護及び日中の直射日光や紫外線よる日焼けから、耳、首周りを保護する機能を有する帽子に関する。

ヘルメットを装着する業種において、装着は義務化されており、構造は強度がある樹脂などで大きい帽子状に形成された外殻と、衝撃を吸収する為に、頭皮に密着させる樹脂で形成された内部構造になっている。

しかし、頭皮、頭髪に樹脂成型された部材が直接当たることは、装着しても心地悪く、頭髪にダメージを与える悪影響があるのでタオルなどを巻いた上でヘルメットを装着する人が多くいる。

タオルを頭に巻いて固定させる為、後頭部などでタオルを結ぶ手段を取っているが、その事によりヘルメットを被ったときに内側に入る容積が増え、ヘルメットが装着しにくくなり、日焼けや熱中症には効果がない。

この改善策として、タオル素材の生地など吸水性が高くクッション性も備えた布及び布状の素材をつかった帽子を製作し、帽子に日よけ効果を持たせる為に、耳や首周りを被覆する機能を持たせ、ヘルメットに必ず装備されている、あご紐を締めることに支障にならない形状にする。

特開２０１１−２５６５０５号公報 特開２０１４−１３３９６２号公報

ヘルメット装着時、心地悪い装着感、頭皮、頭髪への悪影響があり、タオルを巻いても固定するために作られる結び目などでヘルメットを装着しにくくなってしまう問題点があり、耳、首筋に直射日光があたる事の対策にはならない。

本考案は、吸水性、耐久性、衝撃吸収性を備えた、布及び布状の素材で製作した帽子に、耳の上の部分から延ばした耳及び首筋までを覆う部分を設け、装着時に被覆機能を持つ部分の耳の上側の位置で切れ込んだ形状とし、帽子の被覆機能部分端部と耳の前付近に、着脱自在の留め具を設置し、ヘルメットのあご紐を締めた後に留め具を繋げることで、ヘルメットの下に装着した時に耳を被覆する部分が、あご紐の下にならないようにした。

ヘルメットアンダーはヘルメット装着前に装着するだけでよく、ヘルメットの装着に支障をきたさない上に、野外作業従事者が免れない耳、首筋の日焼けと、熱中症を防ぐ被覆部分を備えた形状を持ち、業務上ヘルメットに表示させる義務がある職種では、名前、血液型、会社名などを、後頭部被覆部分に書くことが可能であり、建設関係の業務で、会社が社名入りのヘルメットアンダーを作業員に配布することにより熱中症対策、氏名血液型明示の徹底に繋がる。

図１はメットアンダーの留め具を外した状態の左側面図ある。（実施例１） 図２はメットアンダーの留め具を繋げ、ヘルメットを装着した状態の左側面図である。（実施例２）

メットアンダーは、発汗とクッション性に優れた材質で布及び布状の素材で製作し、耳、後頭部、首筋まで被覆する部分を一体化した帽子形状に製作し、装着時に耳の上になる位置に切れ込みを設け、切れ込みの端部に着脱自在な留め具、を設置する事で、留め具を外した状態でメットアンダー装着後にヘルメットを装着し、あご紐を締めてからメットアンダーの耳被覆部分を繋げる事を可能とする。

図１は、メットアンダー単体とヘルメットを装着した状態であり、着脱自在な留め具Bはヘルメット装着後、切れ込み部分を繋げる事を可能とし、ヘルメットの装着を容易にする。

図２の実施例は、あご紐を締めた後、留め具を繋げた状態であり、耳と首筋の日焼けを防止し、首に直射日光を当てない事で熱中症も防ぐ。そしてCの部分に氏名、血液型、会社名を明記する事が可能で、建設会社など野外作業が多い業種に適している。

ヘルメットを装着する業務において、心地悪さをタオルで補う人が多く見受けられるが、ヘルメット装着に支障をきたすタオルなどに替わり、装着に手惑わないメットアンダーを利用する事で、日中の紫外線から耳、首筋を守り、熱中症を防ぐ上に、氏名、血液型、を自然に表示する効果があり、会社名を印刷したヘルメットアンダーを、社員及び関連する会社へ配布する事は会社の宣伝ともなる。

A メットアンダー
B 着脱可能な留め具
C ヘルメットアンダー明示事項表示部分
D ヘルメット
E 顎紐

Claims (1)

1. ヘルメット装着時の心地悪さの軽減と、頭皮、頭髪の保護の為、吸水性とクッション性に優れた布及び布状の素材を使用する、ヘルメットの下に装着する帽子において、耳及び首筋を被覆し直射日光を遮る形状とし、帽子装着状態の耳上側位置に切れ込みを設け、切れ込みの端部に着脱自在な留め具を設置する事で、帽子装着後であっても耳の被覆部分を容易に顎紐の上にする事が可能な、あご紐が付いたヘルメットの下に装着する帽子の形態。