JP3200109U - 竪樋接続用エルボ - Google Patents

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政博 後藤
政博 後藤
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Abstract

【課題】金属製で丸管タイプでありながら、デザイン上のマッチング性に優れた屈曲部にアールのない角折れ型であり、しかも製造コストが安い竪樋接続用エルボを提供する。【解決手段】屈曲部にアールのない角折れ型のエルボ形状を呈したL型内管10と、受け部22と差し込み部23をそれぞれ有し、L型内管の両方の直管部11に装着される一対のI型外管20とからなる。L型内管は、樹脂キャスティングにより製造された一体成形品である。I型外管は金属板である鋼板を直管状に曲げ加工して両エッジ部をハゼ止めした板金加工品である。【選択図】図3

Description

本考案は、金属製で丸管タイプの竪樋の接続に使用される金属製で丸管タイプのエルボに関し、より詳しくは、屈曲部にアールのない角折れ型エルボに関する。
金属製の竪樋は一般に断面が円形の丸管からなる。丸管タイプの金属製竪樋の接続に使用されるエルボは、これまでは金属製の直管を絞り加工により湾曲させた金属製で丸管タイプの湾曲型のエルボであった。
曲げ加工管からなる金属製で丸管タイプのエルボの欠点として次の二つがある。一つは、屈曲部が湾曲する湾曲型エルボとなり、軒樋がシャープな形状である場合、デザイン上の不釣り合いが生じる点である。
すなわち、軒樋がシャープな形状である場合、エルボとしても、屈曲部にアールのない角折れ型エルボが望ましいところ、金属製で丸管タイプのエルボの量産品のなかに、そのようなシャープな形状のものは見受けられない。
二つ目の欠点は、量産品とはいえ、製造に絞り加工が使用されるため、素材費用や加工コストが嵩み、高価となることである。
なお、見た目がシャープなエルボは特許文献1に記載されているが、これは特殊な二重構造の樹脂製竪樋を対象としたものである。より具体的には、角管状の外管に丸管状の内管を組み合わせた樹脂製の二重管タイプの竪樋を接続するために、屈曲部が湾曲する樹脂製で丸管タイプのエルボにより内管同士を接続し、それに樹脂製の二重管タイプの竪樋を被せたものであり、本考案が対象とする金属製エルボとは材質も外形も相違する。
実登2536741号公報
本考案の目的は、金属製で丸管タイプでありながら、屈曲部にアールのない角折れ型であり、しかも製造コストが安い竪樋接続用エルボを提供することにある。
前記目的を達成するために、本考案の竪樋接続用エルボは、キャスティングにより製造された一体成形品で、屈曲部にアールのない角折れ型のエルボ形状を呈したL型内管と、金属板を曲げ加工して形成された直管状で、前記L型内管の両方の直管部にそれぞれ外嵌すると共に、突き合わせ側の端面が当接するように中心軸に対して傾斜した一対のI型外管とから構成されている。
L型内管は、通常は樹脂の一体成形品であるが、金属系の一体成形品(すなわちキャスティング品)でもよい。
本考案の竪樋接続用エルボは、屈曲部にアールのない角折れ型のエルボ形状を呈したL型内管の両方の直管部に、金属板の曲げ加工品からなる一対のI型外管が各外嵌して、突き合わせ側の端面が平面的に当接するハイブリッド構造を採用するため、見た目は金属製で丸管タイプでありながら、屈曲部にアールのない角折れ型エルボとなる。しかも、一対のI型外管は絞り加工品ではなく、金属板の曲げ加工品であり、接続用のL型内管も絞り加工品ではなく、樹脂等の一体成形品であるため、低コストである。
本考案の竪樋接続用エルボにおいて、一対のI型外管は曲げ加工後の両エッジ部が溶接される溶接管でもよいが、コストの点からは曲げ加工後の両エッジ部がハゼ止めされる板金加工管が好ましい。その場合は、L型内管の両方の直管部の周方向の一部に、I型外管のハゼ止め部が嵌合する凹みを形成するのが好ましい。これにより、両方のI型外管が周方向で位置決めされると共に、L型内管の両方の直管部に全周で密着し、接続部からの水漏れが効果的に防止される。
一対のI型外管は又、L型内管の直管部より長く設計し、当該直管部からはみ出す部分を竪樋との接続部とするのがよい。接続部は、一対の外管の一方については拡径された受け部とし、他方の外管については縮径された差し込み部とするのが好ましい。
本考案の竪樋接続用エルボは、金属製で丸管タイプでありながら、屈曲部にアールのないシャープな角折れ型であるので、シャープな形状の軒樋に対してデザイン上のマッチング性に優れる。しかも、シャープな形状を呈するにもかかわらず、一体成形品と曲げ加工品とを組み合わせたハイブリッド構造のため、製造コストが安く、製品価格を抑制できるという優れた特長を備える。
本考案の一実施形態を示すエルボの分解斜視図である。 同エルボの組立状態を示す斜視図である。 同エルボの組立状態を示す縦断面図である。
以下に、本考案の実施形態を、図面を参照しながら具体的かつ詳細に説明する。
本実施形態のエルボは、図1〜3に示すように、屈曲部にアールのない角折れ型のエルボ形状を呈したL型内管10と、L型内管10の両方の直管部11,11に装着される一対のI型外管20,20とからなる。
L型内管10は、樹脂キャスティングにより製造された一体成形品であり、両方の直管部11,11は直角に交差している。各直管部11には、周方向の一部を全長にわたって内側へ凹ませて形成した直線状の凹部12が設けられている。
一対のI型外管20,20は、金属板である鋼板を直管状に曲げ加工して形成されており、より詳しくは、直管状に曲げ加工された材料の両エッジ部をハゼ止めした板金加工品であり、周方向の一部に全長にわたって形成されたハゼ止め部21を有する。
そして、I型外管20,20がL型内管10の直管部11,11にそれぞれ外嵌され、その外嵌状態でI型外管20,20の各ハゼ止め部21が直管部11,11の各凹部12に嵌合する。また、I型外管20,20が直角に突き合わされるように、I型外管20,20の突き合わせ側の端面が中心軸に対して45度の角度で傾斜している。
I型外管20,20はいずれもL型内管10の直管部11,11より長く設計されており、それぞれのはみ出し部(延長部)は、一方(上流側)のI型外管20では拡径された受け部22とされ、他方(下流側)のI型外管20では縮径された差し込み部23とされている。
このような構成になるエルボの特長は以下のとおりである。
エルボの外観は一対のI型外管20,20にて決定されることから丸管タイプとなり、より詳しくは、板金加工品である一対のI型外管20,20が直角に交差した、屈曲部にアールのない角折れ型のシャープな形状となる。
すなわち、金属製の丸管タイプとしては珍しいシャープな角折れ型となり、同じく金属製でシャープな形状の軒樋に対してデザイン上のマッチング性がよい。
シャープな形状を呈するにもかかわらず、外観を決定するI型外管20,20がL型内管10にて接続され、そのL型内管10が樹脂の一体成形品からなるため、屈曲部が湾曲する湾曲型エルボ(絞り加工で製造される)よりも更に製造コストが安くなり、製品価格を抑制できる。
すなわち、本考案のエルボは、デザインが特殊で付加価値があり、それにもかかわらず経済性に優れるのである。
なお、上述の実施形態では、一対のI型外管20,20の交差角(すなわちL型内管10における直管部11,11の交差角)は90度としたが、それ以外の角度でもよく、いずれの角度でも基本構造は同じである。
10 L型内管
11 直管部
12 凹部
20 I型外管
21 ハゼ止め部
22 受け部
23 差し込み部

Claims (5)

  1. キャスティングにより製造された一体成形品で、屈曲部にアールのない角折れ型のエルボ形状を呈したL型内管と、
    金属板を曲げ加工して形成された直管状で、前記L型内管の両方の直管部にそれぞれ外嵌すると共に、突き合わせ側の端面が当接するように中心軸に対して傾斜した一対のI型外管とから構成された竪樋接続用エルボ。
  2. 請求項1に記載の竪樋接続用エルボにおいて、
    L型内管は、樹脂の一体成形品、又は金属系の一体成形品である竪樋接続用エルボ。
  3. 請求項1に記載の竪樋接続用エルボにおいて、
    一対のI型外管は、曲げ加工された材料の両エッジ部がハゼ止めされた板金加工管である竪樋接続用エルボ。
  4. 請求項3に記載の竪樋接続用エルボにおいて、
    L型内管の直管部に、I型外管のハゼ止め部が嵌合する凹みが設けられた竪樋接続用エルボ。
  5. 請求項1に記載の竪樋接続用エルボにおいて、
    一対のI型外管は、L型内管の直管部より長く設計され、当該直管部からはみ出す部分が一方のI型外管では拡径された受け部であり、他方のI型外管では縮径された差し込み部である竪樋接続用エルボ。
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