JP3199590U - 多機能待合所 - Google Patents

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Abstract

【課題】平常時は発電設備を備えた待合所として、災害時には防災活動の拠点として、多目的に使用することができる多機能待合所を提供する。【解決手段】平面視で矩形状の太陽光発電モジュールを備える屋根部材1と、太陽光発電モジュールで発電された電気で充電可能な蓄電池を収納する蓄電池用収納部を備える第1収納ユニット121と、座面を有するベンチとして利用可能な第2収納ユニット122と、第1及び第2透明壁111、112と、床部材9と、を備える。第1収納ユニットと第1透明壁とは、出入口のための空間を隔てて配置され、第1透明壁と第2透明壁とは、共通支柱部3Cを介して直角をなすように接続される。【選択図】図1A

Description

本考案は、発電設備を備えた多機能待合所に関する。より詳細には、平常時は、発電設備を備えた多機能待合所として使用することができ、災害時には防災活動の拠点(以下、「防災拠点」ということがある。)として使用することができる多機能待合所に関する。
家電製品の普及、パーソナルコンピューター、スマートホン及び携帯電話等、家庭内の電化が進んでいる。また、石油の消費量を減らし、二酸化炭素の排出量を減少させる観点から、プラグイン−ハイブリッドカーや電気自動車等も普及しつつある。また、家庭内の照明は、消費電力の少ないLEDに交換されつつあるが、ある程度の電力供給は欠かせないのが現状である。
このため、太陽電池セルを住宅の屋根やカーポートの屋根に設置して、発電するという技術が提案されている(特許文献1:以下、「従来例1」という。)。また、駅から離れた場所に設置されているバス停留所やタクシー乗り場、近隣家屋から離れたカーポート等のように、周囲に照明がなく特に照明が必要とされる場所で、夜間照明を得るために、ソーラーパネル(以下、「太陽電池パネル」ということがある。)を、屋根に設置した構造体をこうした場所に設置して、夜間照明を得るという考案が提案されている(特許文献2:以下、「従来例2」という。)。
一方で、大きな震災があると停電が起こり、日常生活に支障をきたすことはすでに経験済みである。また、災害時には、対策活動の拠点となる場所が必要とされること、そしてそうした場所には、照明、通信設備等が使用できる状態で設置されることが必要である。
また、避難者が、一時的にではあっても風雨を凌ぐことができるスペースを確保するとともに、情報を収集できる場所も必要とされる。特に、気温が低い季節、例えば、秋の終わり、冬場、春先等に災害が起きた場合には、寒さをしのぐことは、生命を維持する上で極めて重要である。
特開平8−19193号公報 特開2014−231732号公報
従来例1は、簡単かつ安全に設置できる太陽光発電システムを提供し、この発電システムを有効利用できるようにするという点では優れた考案である。しかし、従来例1では、平常時の発電のみが考慮されており、災害時に太陽光発電システムを利用することについては考慮されていない。
また、従来例2は、電源として、一定量の光が透過するようなソーラーパネル(以下、「太陽電池パネル」ということがある。)を用い、昼間に発電した電力をバッテリーに蓄え、夜間に利用することができるという構造物を提供するという点では優れた発明である。しかし、従来例2でも、照明という、比較的電力消費量の少ない装置のみが対象とされており、従来例1と同様に、災害時に太陽光発電システムを利用することについては考慮されていない。
このため、平常時には、待合所として利用することができるとともに、災害発生時には、多目的に利用できる構造物に対する強い社会的要請があった。すなわち、災害対策活動の拠点として利用でき、避難者が情報を収集することができるとともに、寒さや風雨を凌ぐことができるといった幾つかの用途で利用できる構造物に対する強い社会的要請があった。
本考案は、上記のような課題を解決するために考案されたものである。すなわち、本考案は、平面視で矩形状の屋根部材と、第1及び第2収納ユニットと、第1及び第2透明壁と、床部材と、を備える多機能待合所であって、前記屋根部材は太陽光発電モジュールと外枠とを含み;前記屋根部材の外枠は、遮蔽部材を取り付けるための複数の貫通孔を含み;前記第1収納ユニットは、前記屋根部材を支持する第1枠部材と、前記太陽光発電モジュールで発電された電気で充電可能な蓄電池を収納する蓄電池用収納部と、を備え;前記床部材は、前記矩形の平面視面積と同等の表面積を有し;前記第2収納ユニットは、座面を有するベンチとして利用可能であり;前記第1収納ユニットと前記第1透明壁とは、出入口のための空間を隔てて配置されており;前記第1透明壁は、前記屋根部材を支持する第2枠部材と、前記第2枠部材に嵌め込まれた第1透明部材と、を備え;前記第2透明壁は、前記屋根部材を支持する第3枠部材と、前記第3枠部材に嵌め込まれた第2透明部材と、を備え;前記第1透明部材と前記第2透明部材とは、前記第2枠部材と前記第3枠部材とにおける共通支柱部を介して直角をなすように接続される;多機能待合所である。
ここで、前記第1及び前記第2収納ユニット、及び、前記第1及び前記第2透明壁とともに前記屋根部材を支持する少なくとも1つの支柱部材を更に備えるようにすることができる。また、前記太陽光発電モジュールは、単位太陽光発電セルである両面発電セルを含んで構成されているようにすることができる。そして、前記単位太陽光発電セルは、ガラスのバックシートを備えるフレームレス構造を有するものを使用することが好ましい。そして、また、前記単位太陽光発電セルは、前記外枠の固定部にシーラントを介して固定されるようにすることができる。
前記第1収納ユニットには、災害対応自動販売機、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator, 以下、「AED」ということがある)、災害用トイレ組み立てセット、防護用具、救急救助用具及び工具箱からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上のものがさらに収納されるようにすることができる。また、前記第1収納ユニットの前記多機能待合所の内部空間側に表示面が露出され、前記蓄電池の電力を利用するデジタルサイネージ用表示装置をさらに備えるようにすることができる。前記第1収納ユニットは、前記蓄電池に接続される携帯情報端末充電装置をさらに備えるようにすることができる。
前記第2収納ユニットには、災害用トイレキット、災害用救急用品、及びテントセットからなる群から選ばれる少なくとも1以上の災害用品が収納されるようにすることができる。前記テントセットは、シート状遮蔽部材、前記シート状遮蔽部材を前記複数の貫通孔に取り付けるための所定の部材と、を含むことが好ましい。
また、前記複数の貫通孔は、前記外枠に40cm〜60cm間隔で設けられていることが好ましい。ここで、前記シート状遮蔽部材は、前記外枠に所定の部材で取り付けるための取り付け部と;隣接するシート状遮蔽部材と着脱自在に接着するための接着部と;前記外枠の前記複数の貫通孔に、所定の部材で取り付けられたときに所定の大きさの面積で地面に接地する裾部と;を備え、前記多機能待合所の周囲全面を覆うように構成されており、少なくとも1枚のシート状遮蔽部材は、通気を確保するための空気流通部と、開閉自在な出入口を備えるようにすることができる。
前記所定の部材は、カラビナであることを特徴とし、前記シート状遮蔽部材は、防炎加工が施された部材であることが好ましい。さらにまた、前記シート状遮蔽部材の前記取り付け部は、取り付け部材を取り付けるための複数のハトメ加工部を含んで構成され;前記空気流通部はメッシュ素材で構成され;前記裾部は、風による巻き上がり防止手段をさらに有するようにすることができる。
前記シート状遮蔽部材の前記裾部の風による巻き上がり防止手段は、重りを取り付けるためのハトメ加工部で構成されるか、又は棒状の重りを固定するための複数の紐状部材もしくはヘムで構成されていることが好ましい。
前記接着部は、面ファスナで構成されており;前記少なくとも1つの開閉自在な出入口は、スライドファスナで構成されており;前記出入口を形成する弁状部材を巻き上げて固定する出入口形成部をさらに含む;ようにすることができる。
前記シート状遮蔽部材は、ポリアミド系繊維、ポリイミド系繊維、及び炭素繊維からなる群から選ばれる布帛であり、防炎加工がされていることが好ましい。ここで、前記シート状遮蔽部材 は、厚みが0.3〜0.7mmの布帛で構成され、前記シート状遮蔽部材には、それぞれ異なる組み立て用目印が付されて構成されていることが好ましい。
前記床部材は、白色コンクリート、白煉瓦ブリック、明色のタイル、砕石舗装、明色舗装、及びコンクリート又は舗装によって形成した駐車面への明色有機塗料の塗布からなる群から選ばれる材料で形成される、ことが好ましい。
前記多機能待合所は、通信装置をさらに備えることを特徴とする。また、前記多機能待合所の屋根部材の内側に取り付けられ、前記蓄電池から給電される照明器具7を、さらに備えることを特徴とする。
本考案によれば、平常時には、バス停、タクシー乗り場等に設置された待合所として利用することができ、また、喫煙コーナーとして利用することもでき、災害発生時には、防災拠点として種々の目的に利用できる多機能待合所が提供される。また、本考案の多機能待合所は、避難者が種々の情報を収集することができ、寒さや風雨を凌ぐことができる避難場所として使用できるとともに、災害対策活動の拠点としても利用できる構造物を、簡便かつ速やかに提供することができる。
図1Aは、本考案の多機能待合所10の全体構造を示す斜視図である。 図1Bは、バスが停車したときの本考案の多機能待合所10の正面図である。 図1Cは、バスが停車したときの本考案の多機能待合所10の上面図である。また、1は屋根部材、69は太陽光発電モジュールを示す。 図2Aは、第1収納ユニット12の構成を示す図である。 図2Bは、第1収納ユニット12と第2収納ユニット12との位置関係を示す図である。図中、3は及び3Cは第1透明壁11を構成する枠部材を示す。 図2Cは、第2透明壁11を示す図である。 図3は、上記多機能待合所10の枠部材2に、所定の部材40でシート状遮蔽部材30〜30を取り付けた状態を示す斜視図である。
図4は、屋根部材1を構成する上記太陽光発電モジュール69を示す図である。 図5は、屋根部材1を構成する上記太陽光発電モジュール69を支持する外枠2を示す断面図である。図中、6は支持部材、8はシーラント、50はデジタル表示板、60は単位太陽光発電セル(モジュール)をそれぞれ示す。 図6は、単位太陽光発電セルを示す図である。図6(A)は、本考案の多機能待合所10の屋根材に使用する単位太陽光発電セル60の一方の表面60fを示す上面図であり、図6(B)は、上記単位太陽光発電セル60の他方の表面60rを示す底面図である。図6(C)は、上記単位太陽光発電セル60の構造を示す断面図である。
図7は、上記シート状遮蔽部材に取り付ける組み立て用目印Sを示す図である。図7(A)及び(D)のS及びSは、それぞれ本考案の多機能待合所の左側面及び右側面に取り付ける遮蔽部材であることを示す。また、図7(B)及び(C)のSは背面(図1(C)に示す多機能待合所10の道路に面した面)に、Sは正面(図1(C)に示す多機能待合所10の道路とは反対側の面)に取り付ける遮蔽部材であることを示す。 図8は、上記シート状遮蔽部材30〜30を取り付けるための所定の取り付け部材40の形状を示す図である。図8(A)は上記取り付け部材40が閉じた状態を、また、図8(B)は、上記取り付け部材40が開いた状態を示す図である。
以下に本考案を、図面を参照しつつ、さらに詳細に説明する。なお、同一の部材には同一の番号を付し、重複した説明を省略する。
本考案の多機能待合所10は、図1に示すように、(1)平面視で矩形状の屋根部材1と、(2)第1及び第2収納ユニット(12,12)と、(3)第1及び第2透明壁(4,4)と、(4)床部材9と、を備えている。上記多機能待合所10は、(5)不図示の通信装置と、(6)前記多機能待合所の屋根部材1の内側に取り付けられ、前記蓄電池から給電されるLED照明器具7とをさらに備える構造とすることが好ましい。
ここで、図1A〜C(以下、集合的に「図1」という。)、図4及び図6に示すように、前記屋根部材1は、(1a)太陽光発電モジュール69と、(1b)前記太陽光発電モジュール69を保持する外枠2とを含んで構成されている。前記太陽光発電モジュール69は、ガラスのバックシート(ガラス基板62)を備えるフレームレス構造のものであり、図6に示すような単位太陽光発電セル60(両面発電セル60)を含んで構成されている。このため、本考案の多機能待合所10において、床部材9を、白色系の薄い色にすると、反射光によって前記太陽光発電モジュール69の発電効率が高くなる。こうした白色系の床部材9は、例えば、白色ポルトランドセメント、白煉瓦ブリック、明色のタイル、砕石舗装、明色舗装、及びコンクリートで形成した駐車面への明色有機塗料の塗布からなる群から選ばれる材料で形成することができる。
ここで、「白色ポルトランドセメント」とは、ポルトランドセメント中に含まれる酸化第二鉄(Fe:着色成分)をできる限り含まないようにし、顔料等を加えて任意に着色しやすいようにしたものをいう。白煉瓦ブリックとは、白色又は白色に近い薄い色のレンガ(ブリック)をいう。明色のタイルとは、薄い色のタイルをいう。また、こうした素材以外に、琉球石灰岩、白っぽい色の溶岩石等も使用することができる。
屋根部材1は、図1に示すように、(2a)第1収納ユニット12、並びに(2b)第1透明壁11及び第2透明壁11で支持されている。なお、屋根部材1を支持するために、少なくとも1つの支柱部材をさらに設けるようにすることもできる。そして、前記屋根部材1には、前記太陽光発電モジュール69が図1Cに示す状態で配置されている。
ここで、図2Aに示す前記第1収納ユニット12は、少なくとも、前記屋根部材1を支持する第1枠部材と、前記太陽光発電モジュール69で発電された電気で充電可能な蓄電池を収納する蓄電池用収納部とを備えるように構成されている。また、図2Bに示す前記第1透明壁11は、前記屋根部材1を支持する支柱部3及び共通支柱部3Cに、第1透明部材4がに挟みこまれた構成となっている。図2Cに示す前記第2透明壁11は、前記屋根部材1を支持する支柱部3及び共通支柱部3Cに第2透明部材4が挟みこまれた構成となっている。
そして、(3a)前記第1透明壁11及び(3b)第2透明壁11は、図1に示すように、共通支柱部3Cを介して、直角をなすように接続されている。また、前記第1及び第2透明部材4,4はいずれも、強化ガラス、合わせガラスその他のガラス、ポリカーボネート等の強度の高いプラスチック等を使用することが、安全面から好ましい。
図2Aに示す第1収納ユニット12には、災害対応自動販売機、自動体外式除細動器、災害用トイレ組み立てセット、防護用具、救急救助用具及び工具箱からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上のものがさらに収納されていることが、災害への対応を迅速かつ的確に行う上で好ましい。ここで蓄電池としては、マクセル、エレボックス、パナソニック等から発売されている種々の市販の蓄電池を挙げることができる。
また、災害対応自動販売機とは、大地震などの大規模な災害が起こったときに、遠隔地からの無線操作により自動販売機内の飲料を無償で提供できる機能(フリーベンド機能)が搭載されている自動販売機をいう。例えば、日本コカ・コーラ(株)と全国12のボトラー社等からなる企業体であるコカ・コーラシステム(以下、「コカ・コーラシステム」ということがある。)が、設置先の自治体等との間に締結する災害支援協定に基づいて共同で設置している自動販売機、及びアサヒ飲料(株)、サントリービバレッジサービス(株)、キリンビバレッジ(株)等が設置している自動販売機がこれに当たる。この機能により、災害時等に上記自動販売機のボタンを押せば、自動販売機内に残っている飲料がどれでも無料で入手できるようになる。また、上記自動販売機は電光掲示板機能も備えているため、災害時には災害情報を提供することもできるようになっている。
上記自動体外式除細動器(AED)は、心室細動という不整脈を起こして、血液を全身に送ることができない状態に陥った人の心臓の状態を正常に戻すために使用される装置である。また、災害用トイレ組み立てセットとしては、例えば、ダイカ災害用トイレシステム(ダイカポリマー(株))や防災貯留型仮設トイレシステム(積水化学工業(株))その他のマンホールトイレを挙げることができる。
本考案の第1収納ユニットには、こうした収納品のうち、少なくとも1つが収納されていればよいが、すべてが収納されていることが災害に的確に対処する上で好ましい。
また、前記防護用具としては、市販のヘルメット、軍手、防塵マスク、ヘッドランプ、防塵ゴーグル等を挙げることができる。前記救急救助用具としては、救急セット、冷熱遮断アルミシート、レスキューシート、クレモナロープ、ブルーシート、バケツ、水タンクマッチ、ライター等を挙げることができる。前記工具箱としては、ハンマー、バール、万能斧、のこぎり等の大型の工具を入れた工具箱、モンキーレンチ、プライヤー、ガムテープ等の小型の工具を入れた小さな工具箱等を挙げることができる。これら以外に、案内誘導用の簡易メガホン、拡声器、誘導灯等を収納するようにしてもよい。
また、前記多機能待合所の内側となる前記第1収納ユニット12は、前記蓄電池の電力を利用するデジタルサイネージ用表示装置14をさらに備えるものであることが、災害対応を的確に行うための情報収集ができることから好ましい。ここで、デジタルサイネージとは、屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ネットワークに接続したディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムの総称である。ネットワーク対応機を使用すると、デジタル通信を介して、地域に対応した種々の情報を受信し、表示することができる。
前記第2収納ユニット12は、座面を有するベンチとして利用することができるように構成されている。前記第2収納ユニット12には、災害用トイレキット、災害用救急用品、及びテントセットからなる群から選ばれる少なくとも1以上の災害用品が収納されているようにすることが、災害への対応を迅速かつ的確に行う上で好ましい。
ここで、災害用トイレキットとは、水洗トイレが使用できなくなった場合に使用する災害用トイレセットをいい、例えば、非常時に持ち出し可能なトイレキット用バッグに、1枚ずつ引き出すことができるし尿を収納するためのエマージェンシートイレ袋;回収したし尿を固める凝固剤ポリマー;除菌ジェル;明りを確保するためのダイナモライト;ポップアップ式ゴミ箱1個;トイレットペーパー;生理用ナプキン等を収容した市販のキットを挙げることができる。
そして、前記テントセットは、図3に示すように、シート状遮蔽部材30〜30、前記シート状遮蔽部材30〜30を前記複数の貫通孔に取り付けるための所定の部材40と、を含むものであることが、多機能待合所を災害拠点として使用する上で好ましい。なお、上記の防護用具、救急救助用具及び工具箱は、前記第2収納ユニット12に収納するようにしてもよい。
図1及び図3に示すように、外枠2に形成された複数の貫通孔2Hは、前記シート状遮蔽部材30〜30を取り付けるために使用される。前記複数の貫通孔2Hの間隔を、40cm〜60cmとすると、2つの貫通孔2Hの中央部分あたりで上記シート状遮蔽部材30〜30がたるみ、隙間ができることを防止することができる。これによって、遮蔽部材で遮蔽された内部の温度を適切に保つことができる。
前記シート状遮蔽部材30(n=1〜4)のそれぞれは、(4a)前記外枠2に所定の部材で取り付けるための取り付け部30Aと;(4b)隣接する遮蔽部材30及び30と着脱自在に接着するための接着部34と;(4c)前記外枠2の前記複数の貫通孔2Hに、所定の部材で取り付けられたときに所定の大きさの面積で地面に接地する裾部30hと;(4d)通気を確保するための空気流通部と;(4e)開閉自在な出入口36とを備えている。そして、図3に示すように、シート状遮蔽部材30で、前記多機能待合所の周囲全面を隙間なく覆うことができるようになっている。本明細書中、出入口36が設けられた面を正面とする。
各シート状遮蔽部材30は、複数のハトメ加工部を含む上記の取り付け部30Aを備えている。このハトメ加工部は、上述した枠材に設けられた貫通孔2Hと同一の間隔になるように設けられている。そして、所定の取り付け部材40、例えば、図8に示すようなカラビナを使用して取り付けるようにすると、片手で環を開くことができるため、簡便に取り付け、又は取り外しをすることができる。こうした取り付け部材としては、例えば、カラビナ(オールタイプ用)(合同会社APUKU製)が、強度も十分であり、遮蔽部材の取り付けの際に、遮蔽部材を傷つけることがない点で好ましい。
なお、上記シート状遮蔽部材30には、取り付け場所の確認を容易にするために、図7(A)〜(D)に示すような組み立て用目印Sが所定の場所に取り付けられている。この組み立て用目印Sは、上記シート状遮蔽部材30の展開図として表されている。本発明の多機能待合所の両側面(S,S;屋根部材の短辺方向)、正面及び背面(S,S;屋根部材の長手方向)に取り付けるシート状遮蔽部材には、図7(A)〜(D)に示す図形がそれぞれ取り付けられており、各シートをどこに取り付ければよいかが一目でわかるようになっている。
具体的に言えば、上記シート状遮蔽部材30に取り付けられた組み立て用目印Sの中で、黒く塗りつぶされている図形が、例えば、シート状遮蔽部材30を取り付ける場所を指定するようになっている。例えば、展開図の最も左側の台形が黒く塗りつぶされている組み立て用目印S(図7(A))が取り付けられているシート状遮蔽部材30は、上記多機能待合所の左側の側面(第1収納ユニットの背面側)に取り付けることが示されている。
図3に示すように、上記シート状遮蔽部材30は、正面及び背面用が同じ大きさとなり、両側面用もそれぞれ同じ大きさとなる。それぞれの遮蔽部材には、互いをつなぐための面ファスナが取り付けられているが、この組み立て用目印Sの指示に従えば、正面用にシート状遮蔽部材を側面に取り付けたり、複数のシート状遮蔽部材をつなぎ間違えるといったことが起こらず、シート状遮蔽部材30を、多機能待合所10に、簡易、迅速かつ適切に取り付けることができる。
さらに、上記シート状遮蔽部材30は大きな一枚の部材としては構成されていないため、上記外枠2から取り外した後に、少人数で速やかに折りたたみ、コンパクトに収納することが可能となっている。
また、上記多機能待合所10の周囲を覆うシート状遮蔽部材30の少なくとも1つには、開閉自在な出入口36が設けられている。なお、通気を確保するための空気流通部(図示せず)を設けるようにしてもよい。上記の空気流通部と出入口36とは、同じ遮蔽部材に設けられていてもよく、別々の遮蔽部材に設けられていてもよい。
ここで、前記空気流通部は、シート状遮蔽部材30を上記外枠2に取り付けたときに、外枠2に近い上部にメッシュ素材で形成される。そして、前記シート状遮蔽部材30は、こうした位置に、空気流通部を設けることにより、煙等をここから逃がすこともできるようになる。上記シート状遮蔽部材30は、防炎加工がされた部材で構成されているため、シート状遮蔽部材30で上記多機能待合所10を覆った場合でもその内部でストーブを使用する際にも安全が確保される。なお、本発明の多機能待合所の中に、簡易トイレを設置することもできる。
また、上記出入口36は、スライドファスナで形成されている。上記出入口36を設けることによって、シート状遮蔽部材30を取り付けた多機能待合所内に、簡易かつ速やかに出入りすることが可能となる。また、上記出入口36をスライドファスナで開閉可能とすることによって、出入口36をしっかりと閉じることが可能となり、隙間風等の吹込みを防止することもできる。なお、前記出入口36は、図3(A)に示すように両側のスライドファスナを開くことにより、弁状部材となる。このため、この弁状部材を巻き上げて固定し、出入口36を形成することもできるようになっている(図示せず)。
前記シート状遮蔽部材30は、図3(A)に示すように、上述したカラビナ等の取り付け部材40を用いて、このシート状遮蔽部材30を上記外枠2に設けられた貫通孔2Hに取り付けたときに、所定の大きさの面積で地面に接地する裾部30hを有している。このため、接地面とシート状遮蔽部材30との間に隙間は形成されず、外気の侵入を防ぐことができるようになっている。
また、前記裾部30hは、風による巻き上がりを防止する巻き上がり防止手段をさらに有している。上記巻き上がり防止手段は、ハトメ加工部を設けて、上記ハトメ加工部に所望の重さの重りを取り付けるようにしてもよい。または、複数の紐状部材もしくはヘムを形成して、棒状の重り(例えば、鉄の棒)等を挿し込めるようにしてもよい。
前記シート状遮蔽部材は、ポリアミド系繊維、ポリイミド系繊維、及び炭素繊維からなる群から選ばれる布帛であることが上部で風雨を遮断する性能が高いことを特徴とするから好ましく、防炎加工がされていることがさらに好ましい。また、厚みは、0.3〜0.7mmであることが、風雨当業者の遮断、保温効果の点から好ましい。
また、本考案の多機能待合所では、蓄電池用収納部16に収納された蓄電池BTにデジタルサイネージ用表示装置が接続されているおり、平常時には、バスのダイヤや運行情報を表示することができるようになっている。
災害時に停電が起きた場合でも、蓄電池に蓄えられた電力を使用することにより、タイムリーに交通情報や災害情報等を表示することができるようになっている。さらに、上記蓄電池BTに充電器を接続することにより、携帯電話、スマートホン等の小型の電子機器等を充電することができる。
とりわけ、本考案の、太陽光発電モジュール69は、両面発電セル60を用いて構成されているために発電効率が高く、蓄電量もある程度までは大きくすることができる。これによって、デジタルサイネージの表示を継続することや、スマートホン等の急速充電もできるようになっている。
そして、図5に示すように、前記太陽光発電モジュール69を保持する外枠2には、前記単位太陽光発電セル60を固定するための固定部が設けられており、前記固定部は外枠2に一体成形されている。そして、前記外枠2、前記枠部材は同一の材料で構成することが、錆の発生等による強度の低下を防止する上で好ましい。前記外枠2の材料は、鉄、不燃木材、圧縮木材からなる群から選ばれるものであることが、本願考案に係る多機能待合所10の強度、耐震性、難燃性といった防災の観点からみて好ましい。また、前記外枠2を、さらにグラファイトで塗装することとすると、前記外枠2を鉄で構成した場合に防錆効果が発揮され、強度をより長く保つことができる。
図6に示す前記単位太陽光発電セル60は、上述した通りにフレームレス構造であるから、図5に示すように、前記外枠2の固定部にシーラント8を介して固定される。このようなシーラントしては、特に限定されないが、シリコーン系シーラントであるPVシーラント(信越ポリマー(株))等を好適に使用することができる。
フレームレス構造の単位太陽光発電セル60は、フレーム付きのものと比べて小型で軽量である。このため、フレームレス構造の上記モジュールを使用することによって、屋根部材の軽量化を図ることができる。また、同じ面積により多くのモジュールを設置することが可能となるから、デザインの多様性と発電効率の向上を図ることができる。
以上のような構成とすることにより、本考案の多機能待合所では、電線に接続する必要がない。このため、これまで、電線を引けないという理由で設置することができなかった場所にも、本発明の多機能待合所を設置することができるようになっている。
また、充放電コントローラを使用することにより、上記のように発電されて得られた電力を効率よく使用することが可能となる。例えば、発電された電力を、DC24V−128Vの蓄電池BTに蓄えるようにすることができる。上記蓄電池BTに充電器(例えば、16Wh程度のもの)をつなぐことにより、複数のスマートホン等を普通充電又は急速充電することもできる。
また、本考案の多機能待合所は、屋根部材に設置した太陽光発電モジュール69に影をつくらないような位置にアンテナを取り付けることにより通信が可能となる(図示せず)。そして、蓄電池BTと接続しておくことにより、かなりの期間に渡って電源を確保することができる。
さらに、本考案の多機能待合所は、その内外に防犯用の装置を取り付け又は収納するようにすることができる。例えば、携帯電話から発信されるシグナルを感知できるビーコンを上述したいずれかの収納ユニット内に収納しておくことにより、ある特定の人が上記多機能待合所の近くをいつごろ通ったか通らなかったか等を確認することができ、防犯上有用な情報を提供することができる。市販の防犯カメラ等の防犯グッズを、この多機能待合所の内外の適当な場所に取り付けるようにしてもよい。
このため、前記固定部の太陽光発電モジュールの固定部に使用された部分とは反対側、すなわち、屋根部材1の外側に、デジタル表示部を取り付けて、余震、気象情報、医療支援を受けられる場所等の種々の情報を提供できるようにすることもできる。また、屋根部材1の梁にLED等での照明を取り付けることもできるため、夜間の作業を行うこともできる。これによって、災害が発生した時には、災害対策の拠点としても使用することができるようになっている。
以上のような構成とすることにより、本考案の多機能待合所は、災害時には、防災拠点として使用できるようになっている。さらに、本考案の多機能待合所は、1以上の多機能待合所をつないで拡張することができる。これによって、必要に応じて、災害拠点のスペースを拡張することもできるようになっている。
本考案は、公共交通の停留所の技術分野及び防災の技術分野において有用である。
1…屋根部材
2…外枠
2H…貫通孔
,3…枠部材
,4…透明部材
6…単位太陽発電モジュールの取り付け部
7…照明器具
8…シーラント
9…床部材
10…多機能待合所
11,11…第1及び第2透明壁
12,12…第1及び第2収納ユニット
14…デジタルサイネージ用表示装置
30〜30…シート状遮蔽部材
30A…取り付け部
30h…裾部
34…接着部
36…出入口
40…取り付け部材
60…単位太陽光発電セル
62…ガラス基板
69…太陽光発電モジュール
BT…蓄電池
S…組み立て用目印

Claims (22)

  1. 平面視で矩形状の屋根部材と、第1及び第2収納ユニットと、第1及び第2透明壁と、床部材と、を備える多機能待合所であって、
    前記屋根部材は太陽光発電モジュールと外枠とを含み;
    前記屋根部材の外枠は、遮蔽部材を取り付けるための複数の貫通孔を含み;
    前記第1収納ユニットは、
    前記屋根部材を支持する第1枠部材と、
    前記太陽光発電モジュールで発電された電気で充電可能な蓄電池を収納する蓄電池用収納部と、を備え;
    前記床部材は、前記矩形の平面視面積と同等の表面積を有し;
    前記第2収納ユニットは、座面を有するベンチとして利用可能であり;
    前記第1収納ユニットと前記第1透明壁とは、出入口のための空間を隔てて配置されており;
    前記第1透明壁は、
    前記屋根部材を支持する第2枠部材と、
    前記第2枠部材に嵌め込まれた第1透明部材と、を備え;
    前記第2透明壁は、
    前記屋根部材を支持する第3枠部材と、
    前記第3枠部材に嵌め込まれた第2透明部材と、を備え;
    前記第1透明部材と前記第2透明部材とは、前記第2枠部材と前記第3枠部材とにおける共通支柱部を介して直角をなすように接続される、
    多機能待合所。
  2. 前記第1及び前記第2収納ユニット、及び、前記第1及び前記第2透明壁とともに前記屋根部材を支持する少なくとも1つの支柱部材を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の多機能待合所。
  3. 前記太陽光発電モジュールは、単位太陽光発電モジュールである両面発電セルを含んで構成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能待合所。
  4. 前記単位太陽光発電モジュールは、ガラスのバックシートを備えるフレームレス構造を有するものである、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多機能待合所。
  5. 前記外枠は、前記単位太陽光発電モジュールを固定するための固定部をさらに備え、前記固定部は前記外枠に一体成形されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多機能待合所。
  6. 前記単位太陽光発電モジュールは、前記外枠の固定部にシーラントを介して固定される、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多機能待合所。
  7. 前記第1収納ユニットには、災害対応自動販売機、自動体外式除細動器、災害用トイレ組み立てセット、防護用具、救急救助用具及び工具箱からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上のものがさらに収納されている、ことを特徴とする請求項1〜6に記載の多機能待合所。
  8. 前記第1収納ユニットの前記多機能待合所の内部空間側に表示面が露出され、前記蓄電池の電力を利用するデジタルサイネージ用表示装置をさらに備える、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の多機能待合所。
  9. 前記第1収納ユニットは、前記蓄電池に接続される携帯情報端末充電装置をさらに備える、ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の多機能待合所。
  10. 前記第2収納ユニットには、災害用トイレキット、災害用救急用品、及びテントセットからなる群から選ばれる少なくとも1以上の災害用品が収納されている、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の多機能待合所。
  11. 前記テントセットは、シート状遮蔽部材、前記シート状遮蔽部材を前記複数の貫通孔に取り付けるための所定の部材と、を含むことを特徴とする、請求項10に記載の多機能待合所。
  12. 前記複数の貫通孔は、前記外枠に40cm〜60cm間隔で設けられている、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の多機能待合所。
  13. 前記シート状遮蔽部材は、
    前記外枠に所定の部材で取り付けるための取り付け部と;
    隣接するシート状遮蔽部材と着脱自在に接着するための接着部と;
    前記外枠の前記複数の貫通孔に、所定の部材で取り付けられたときに所定の大きさの面積で地面に接地する裾部と;
    を備え、前記多機能待合所の周囲全面を覆うように構成されており、
    少なくとも1枚のシート状遮蔽部材は、通気を確保するための空気流通部と、開閉自在な出入口を備えている、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の多機能待合所。
  14. 前記所定の部材は、カラビナであることを特徴とする、請求項13に記載の多機能待合所。
  15. 前記シート状遮蔽部材は、防炎加工が施された部材である、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の多機能待合所。
  16. 前記取り付け部は、取り付け部材を取り付けるための複数のハトメ加工部を含んで構成され;
    前記空気流通部はメッシュ素材で構成され;
    前記裾部は、風による巻き上がり防止手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の多機能待合所。
  17. 前記裾部の風による巻き上がり防止手段は、重りを取り付けるためのハトメ加工部で構成されるか、又は棒状の重りを固定するための複数の紐状部材もしくはヘムで構成されている、ことを特徴とする請求項16に記載の多機能待合所。
  18. 前記接着部は、面ファスナで構成されており;
    前記少なくとも1つの開閉自在な出入口は、スライドファスナで構成されており;
    前記出入口を形成する弁状部材を巻き上げて固定する出入口形成部をさらに含む;
    ことを特徴とする請求項13〜17のいずれかに記載の多機能待合所。
  19. 前記遮蔽部材は、厚みが0.3〜0.7mmの布帛で構成され、
    前記遮蔽部材には、それぞれ異なる組み立て用目印が付されて構成されている、ことを特徴とする、請求項13〜18のいずれかに記載の多機能待合所。
  20. 前記床部材は、白色コンクリート、白煉瓦ブリック、明色のタイル、砕石舗装、明色舗装、及びコンクリート又は舗装によって形成した駐車面への明色有機塗料の塗布からなる群から選ばれる材料で形成される、ことを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の多機能待合所。
  21. 通信装置をさらに、備えることを特徴とする、請求項1〜20のいずれかに記載の多機能待合所。
  22. 前記多機能待合所の屋根部材の内側に取り付けられ、前記蓄電池から給電されるLED照明器具を、さらに備えることを特徴とする、請求項1〜21のいずれかに記載の多機能待合所。
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