JP3199090U - 土木建築用組みブロックの連結部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造性、軽量性、強固性、現場組付け作業性、水中施工性及びリサイクル性に優れ、広範に適用可能な設計の自由度を有する土木建築用組みブロックのユニットブロック体を縦横に強固に連結する連結部材を提供する。【解決手段】連結部材4は、幅Wを単位として標準パターンによりモジュール化された任意高さH、長さL=3Wの標準長さの直方体が1個又は長手方向に見かけ上整数N個連ねて直方体に成形され、標準長さL毎に上面及び下面に、連結用縦孔12、幅方向連結用溝13、13a、長手方向連結用溝14、14aが夫々設けられた直方体のユニットブロック体1を、前記孔、溝に係合し縦横に連結するためのEc=Wのピッチで配置された複数の棒状係合部41とその隣接する中央部を直結する棒状連結部42を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、土木建築用組みブロックの直方体の構築用ユニットブロック体を縦横に強固に連結する連結部材に係り、より詳しくは、単段及び/又は複数段で単列及び/又は複数列あるいは交叉列状態に自在に選択的に併設し組付けて任意形状の壁体構造物である土木建築用組みブロックを容易に構築可能なように形状ディメンジョンが標準パターンのモジュール化された直方体の構築用ユニットブロック体を縦横に強固に連結する土木建築用組みブロックの連結部材に関する。
従来、前記各種土木建築用の壁体構造物おいて、コンクリート成形体からなるコンクリートブロック体が用いられており、このようなコンクリートブロック体による施工は、運搬や取り扱いが比較的容易で、製造及び施工が効率よく行えるとして広く普及している。
例えば、ブロック体であるレンガに形成された貫通穴に挿入される外パイプ及び内パイプを順次継ぎ足して補強芯を形成しながらレンガを組積みして壁体構造物を構築する組積構造を有する構築物が特許文献1に開示されている。
また、複数のコンクリートブロックを予め一体に組むか又は一体に成形されたパネル体下端の壁方向の一端に、上方に突出する連結用突起を設けて予め掘削された溝内へ設置し、その後に設置するパネル体下端の壁方向の一端に連結穴を備えた連結部材を設け、且つ、この連結穴は、両パネル体を所定の位置に設置した状態において、その連結穴に前記の突起が嵌合する位置にあるとともに、その連結穴へ差し込んだガイド棒下端を前記連結用突起上端へ連結させて、このガイド棒をガイドとして連結穴と連結用突起を嵌合させ、両パネル体下端同士を相互に連結する壁体を構成する地下室工法が特許文献2に開示されている。
また、内部にケーブル連通孔と連結棒挿通孔とが形成された複数のコンクリートブロックを、雄ねじが形成された連結棒及び係合部が形成されたナット部とからなる1対の連結用部材により連結し構成されるコンクリートブロック連結構造体(ケーブル共同溝)が特許文献3に開示されている。
また、図4に示すように、板状をなす面板部112と、面板部112の一端で左右側方に張り出して配置され、面板部112の面と直交する方向に突出する係止柱114とを備える単位部材(コンクリートブロック)110を用い、1対の単位部材110が、係止柱114が突出する側の面板部112の表面同士を対面させ、係止柱114と相手側の単位部材110との間に係止柱114が挿入可能な隙間Gがあくように面板部112同士を一部ずらせた状態で重ね合わせて一体接合され構成した護岸ブロック120が特許文献4に開示されている。
さらに、少なくとも上下面に対称に咬合用突起部及び咬合用凹部を形成した構築用ブロック体を、咬合用突起部と咬合用凹部を咬み合せるように複数段積上げて構築物を構築する合体型積みブロックであって、合体型積みブロックを所定位置で分解した複数のパーツから構成するとともに、複数のパーツを合体固定させ形成した合体型積みブロックが特許文献5に開示されている。
特許第4660289号公報 特許第2860479号公報 特許第2784740号公報 特開平11−158841号公報 特許第5175001号公報
しかし、特許文献1に記載の組積構造を有する構築物は、縦方向に立設される補強芯に挿通されたレンガが組積みされて基本的に一列の壁体が形成されるだけであるため、例えば相互に横方向にも連結される複数列の一層強固な壁体を構成できないなどの設計の自由度及び強度に欠ける問題点がある。
また、特許文献2に記載の壁体を構成する地下室工法は、初めに、パネル体を掘削溝内へ設置した後に、上方からコンクリートをパネル体内に打設し、打設されたコンクリートがパネル体下端から外方に流出して、根絡みを構成し固着される。その後から挿入されるパネル体の挿入に際し、予めこのガイド棒を、上方から連結穴に差し込み、その下端の突出部を前記突起へ嵌め込んで固定した状態でガイド棒に沿ってパネル体を下降させ、連結穴が自動的に突起に嵌合されて両パネル体の下端同士が連結される。このような施工法は煩雑であり、工期も長く、また組積みのための専門職人を必要とし、労賃もかかるので、コストが嵩むとともに、壁体が不要となった場合にコンクリートによる打設工事等により一体化されているので、再利用は困難であり破砕して産業廃棄物として処分する以外にはない。さらに、ボルトにより繋ぎ部材の縦枠部材裏面に固定される連結プレートからなる連結部材が複雑な構成で、作業性も悪い、等々の問題点がある。
また、特許文献3に記載のコンクリートブロック連結構造体は、基本的に単列単段に連結されるだけであるため、複数段の壁体や相互に横方向にも連結される複数列の一層強固な壁体などを構成できないため、設計の自由度及び強度に欠ける問題点がある。
また、特許文献4に記載の護岸ブロック120は、単位部材(コンクリートブロック)110が面板部112から突出する係止柱114を備えているなど、依然として複雑な外形状を有するため、コンクリート成形作業が技術的にかなり難しく手間がかかる。また、基本的に単列の壁体が構成されるだけで、相互に横方向にも連結される複数列の一層強固な壁体を構成できないため、設計の自由度及び強度に欠ける、等々の問題点がある。
さらに、特許文献5に記載の合体型積みブロックは、構築用ブロック体が上下面に対称に咬合用突起部及び咬合用凹部を形成しているなど、複雑な外形状を有するため、コンクリート成形作業が技術的にかなり難しく手間がかかる。また、基本的に単列の壁体は比較的容易に構成されるが、相互に横方向にも連結される複数列の一層強固な壁体を構成しにくいため、設計の自由度に欠ける、等々の問題点がある。
そこで、本考案は、上記従来技術の問題点を解決すべく考案されたものであり、本考案の目的は、工場でのコンクリート成形作業性に優れ、現場施工時鉄筋コンクリート打設又はモルタル打設不要で熟練工を要せず、直方体の構築用ユニットブロック体を連結部材により縦横に強固に連結して単段及び/又は複数段で単列及び/又は複数列あるいは交叉列状態に自在に選択的に併設し組付けて任意形状の壁体構造物を容易に構築可能で、軽量性を有しながら強固性、現場組付け作業性、水中施工性及びリサイクル性に優れ、広範に適用可能な設計の自由度を有する土木建築用組みブロックの連結部材を提供することにある。
本考案の一実施形態による土木建築用組みブロックの連結部材は、ベースユニットブロック体、及びこれに組積みされる中間ユニットブロック体、更に最上段に組積みされる天端ユニットブロック体が相互に重なり合う上面及び下面に設けられた係合突起及び係合溝が契合するとともに相互に連結部材により縦横に強固に連結され、従来の工事現場におけるコンクリート打設工事や目地詰め作業をすることなく、堅固で且つ多種多様な任意の形態の垂直状又は基礎面を傾斜させた傾斜状壁体構造物を構築することができる土木建築用組みブロックの構成要素であって、前記ユニットブロック体は、幅Wを単位として、任意の高さHで、長さが標準長さL=3Wを有する直方体又は長さLaが標準長さLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWの長さを有する直方体に形成され、相互に重なり合う上面及び下面には、それぞれ前記標準の長さL毎にその長さ方向の両端からの距離Ea=W/2に配置され形成された、1対又はN対の連結用縦孔と、前記連結用縦孔にそれぞれ幅方向に交叉する1対又はN対の幅方向連結用溝及び長手方向両端にそれぞれ向けて前記長手方向両端側の連結用縦孔に交叉する1対の長手方向連結用溝と、を備え、前記連結部材は、前記ユニットブロック体の上面及び下面の各連結用縦孔にそれぞれ下方及び上方から1本ずつ挿入され契合する複数本の棒状係合部と、隣接する棒状係合部同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し、前記ユニットブロック体の上面及び下面に形成された幅方向連結用溝、長手方向連結用溝にそれぞれ1本ずつ嵌入し契合する1本又は複数本の棒状連結部と、を備えることを特徴としている。
また、前記連結部材は、2本の前記棒状係合部のそれぞれの長さ方向中央部が1本の前記棒状連結部により直交状に連結された形状を基本形とし、更に1本又は複数本の棒状係合部及び該棒状係合部と同数の棒状連結部が追加連結されてなる形状を有することを特徴としている。
また、前記棒状連結部により連結され隣接する前記棒状係合部の平面内中心間距離Ecは、前記幅Wに等しいEc=Wであることを特徴としている。
また、前記連結部材の棒状係合部の長さTは、前記連結用縦孔の前記ユニットブロック体の上面、下面からのそれぞれの深さFの2倍以下すなわちT≦2Fであることを特徴としている。
また、前記連結部材の棒状係合部の横断面形状は、前記ユニットブロック体の連結用縦孔の任意の中心軸回り方角から遊嵌可能な円形に形成されることを特徴としている。
また、前記連結部材の棒状連結部の横断面形状は、前記ユニットブロック体の前記幅方向連結用溝及び長手方向連結用溝の任意の中心軸回り方角からそれぞれ遊嵌可能な円形に形成されることを特徴としている。
また、前記連結部材は、棒状係合部及び棒状連結部が高強度及び高剛性を有する耐腐食性材料から一体的に形成されることを特徴としている。
さらに前記連結部材の耐腐食性材料は、繊維強化プラスチック、ステンレス系又は防食処理金属、あるいは強化コンクリートから選択的に適用されることを特徴としている。
本考案の土木建築用組みブロックの連結部材によれば、組積みされるユニットブロック体が上面及び下面に設けられた係合突起及び係合溝が契合するとともに、連結用縦孔に棒状係合部が、幅方向連結用溝及び/又は長手方向連結用溝に棒状連結部がそれぞれ契合することで、相互に連結部材により強固に連結されるので、従来のような間知ブロックにおける胴込みコンクリートによる打設工事、壁体構造物のコーナーでのコンクリート打設工事、及び目地詰め作業等をすることなく堅固で且つ多種多様な任意の形態の垂直状又は基礎面を傾斜させた傾斜状壁体構造物である土木建築用組みブロックを短期に構築することができる。
また、土木建築用組みブロックのユニットブロック体は、幅Wを単位として、任意の高さHで、長さが標準長さL=3Wを有する直方体又は長さLaが標準長さLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWの長さを有し、相互に重なり合う上面及び下面には、それぞれ前記標準の長さL毎にその長さ方向及び幅方向の各両端からの距離Ea=W/2に配置され形成された1対又はN対の連結用縦孔と、前記連結用縦孔にそれぞれ幅方向に交叉する1対又はN対の幅方向連結用溝及び長手方向両端にそれぞれ向けて前記長手方向両端側の連結用縦孔に交叉する1対の長手方向連結用溝と、を備える形状ディメンジョンにより標準パターンのモジュール化された直方体に形成され、一方、連結部材は、平面内中心間距離EcがEc=Wのピッチで配置され、上面及び下面の各連結用縦孔にそれぞれ契合する複数本の棒状係合部と、隣接する棒状係合部同士の長さ方向中央部で連結し、上面及び下面に形成された幅方向連結用溝及び長手方向連結用溝にそれぞれ契合する1本又は複数本の棒状連結部と、を備えていることから、ユニットブロック体及び連結部材の製造が容易であるとともに、単段及び/又は複数段で単列及び/又は複数列あるいは交叉列状態に自在に選択的に併設し組付けて一体的な任意形状の壁体構造物である土木建築用組みブロックを、熟練工を要せず容易に構築することができる。
また、土木建築用組みブロックが不要になった場合でも、移設させる場合には簡単に連結部材を引抜き組み外して解体されたユニットブロック体及び連結部材を新たな土木建築用組みブロック構築用に再利用したり、個別に解体した状態のまま自然に還元したりすることができるなどリサイクル性に優れる。
また、連結部材が高強度及び高剛性を有する耐腐食性材料から形成されることから、土木建築用組みブロック構築後長期に亘りブロック内部爆裂を発生することなく、耐久性が確保される。
したがって、以上の構成を有する本考案によれば、軽量性を有しながら強固性、工場における製造の容易性、現場組付け作業性、水中施工性、耐久性及びリサイクル性に優れ、広範に適用可能な設計の自由度を有する土木建築用組みブロックの連結部材を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る土木建築用組みブロックの連結部材の連結状態を示す平面図である。 図1の実施例1の連結部材の、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 実施例2の連結部材の、(a)は上面平面図、(b)は側面図である。 実施例3の連結部材の、(a)は上面平面図、(b)は側面図である。 実施例4の連結部材の、(a)は上面平面図、(b)は側面図である。 実施例5の連結部材の、(a)は上面平面図、(b)は側面図である。 特許文献4に記載の護岸ブロック列の斜視図である。
本考案の土木建築用組みブロック5の連結部材4は、基礎面に設置されるベースユニットブロック体、及びこれに組積みされる中間ユニットブロック体、更に最上段に組積みされる天端ユニットブロック体であるユニットロック体1が相互に重なり合う上面及び下面に設けられた係合突起11a及び係合溝11が契合するとともに相互に連結部材4により縦横に強固に連結され、従来の工事現場におけるコンクリート打設工事や目地詰め作業をすることなく、堅固で且つ多種多様な任意の形態の垂直状又は基礎面を傾斜させた傾斜状壁体構造物を構築することができる土木建築用組みブロック5の構成要素である。一例として、一実施形態に係る土木建築用組みブロック5の連結部材4の連結状態を示す平面図を図1に示す。以下に具体例を挙げて説明するが、本考案の土木建築用組みブロック5は、ユニットロック体1を単段及び/又は複数段で単列及び/又は複数列あるいは交叉列状態に自在に選択的に併設し組積みして一体的な任意形状の壁体構造物を構築可能なように標準パターンの形状ディメンジョンを有するモジュール化された構成である。
ユニットブロック体1は、幅Wを単位として、任意の高さHで、長さが標準長さL=3Wを有する直方体又は長さLaが標準長さLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWの長さを有する直方体に形成され、相互に重なり合う上面及び下面には、それぞれ前記標準の長さL毎にその長さ方向及び幅方向の各両端からの距離Ea=W/2に配置され形成された、1対又はN対の連結用縦孔12と、連結用縦孔12にそれぞれ幅方向に交叉する各1対又は各N対の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aと、長手方向両端にそれぞれ向けて前記長手方向両端側の連結用縦孔12に交叉する各1対の上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aと、を備える。
すなわち、ユニットブロック体1は、幅W、任意の高さHで、長さL又は長さLaが標準長さL=3W又はLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWを有する直方体に形成され、相互に重なり合う上面及び下面には、それぞれ中央部にいずれか選択的に形成され契合し合う1個ずつ又はN個ずつの例えば図2(a)に示すような係合溝11、係合突起11aと、係合溝11、係合突起11aをそれぞれはさむように長手方向に対称的に配置され形成された、1対又はN対の連結用縦孔12と、連結用縦孔12にそれぞれ幅方向に交叉する各1対又は各N対の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aと、長手方向両端にそれぞれ向けて長手方向両端側の1対の連結用縦孔12に交叉する各1対の上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aと、を備える。以下、ユニットブロック体1は、長さL=3Wのものを標準ユニットブロック体1A、長さLa=NL=3NWのものを長大ユニットブロック体1Bと説明上区別して呼ぶケースがある。
例えば、ユニットブロック体1として、W=60mm、L=3W=180mm、H=2W=120mmで製造した標準ユニットブロック体1A、さらに、N=2とし、La=2L=6W=360mm、Ha=3W=180mmで製造した長大ベースユニットブロック体1Bの例がある。この製造例では、ユニットブロック体1を人手で容易に把持できる小型で軽量性がある。
また、係合溝11、係合突起11aをそれぞれはさむ1対の連結用縦孔12の中心間距離Eは幅Wの2倍すなわちE=2Wで、標準長さL毎に隣接する連結用縦孔12の中心間距離Ebは幅Wと同じすなわちEb=Wであり、長手方向両端側の連結用縦孔12の中心から長手方向両端及び幅方向両端までのそれぞれの距離Eaは、幅Wの半分すなわちEa=W/2に設定されている。
標準ユニットブロック体1A及び長大ユニットブロック体1Bは、ポルトランドセメントや軽量骨材などと、砂及び水から形成されるが、後述する強化コンクリート(RC)や各種レンガで形成したり、これらの鉱物材料に限定されず、各種の木材やプラスチックあるいは各種金属類などから形成したりすることにより、土木建築業界、その他遊具業界に至り広範に適用することもできる。また、
連結部材4は、例えば図2(a)に示すように、2本の棒状係合部41のそれぞれの長さ方向中央部が1本の棒状連結部42により直交状に連結された標準連結部材4A、又は例えば図3(a)〜図6(a)に示すように、標準連結部材4Aに順次同様に棒状連結部42により連結される1本又は複数本の棒状係合部41が追加された長大連結部材4B〜4Jを有する。すなわち、平面内一直線辺又は少なくとも一辺が直交する複数の直線辺を有する任意の平面内形状の直線辺上に沿って中心間距離Ecが前記幅Wに等しいEc=Wのピッチで配置され、ユニットブロック体1の上面及び下面の連結用縦孔12にそれぞれ下方、上方から1本ずつ挿入され契合するように形成された複数本の棒状係合部41と、前記平面内形状の直線辺上に沿って隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し、ユニットブロック体1の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13a、又は上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aにそれぞれ1本ずつ挿入され契合するように形成された1本又は複数本の棒状連結部42と、を備える。
連結部材4の棒状係合部41の長さTは、連結用縦孔12のユニットブロック体1の上面、下面からのそれぞれの深さFの2倍以下すなわちT≦2Fに設定される。
連結部材4の棒状係合部41の横断面形状は、ユニットブロック体1の連結用縦孔12の横断面形状に適合し限定されないが、連結用縦孔12の任意の中心軸回り方角から遊嵌可能な円形に形成されることが望ましい。
連結部材4の棒状連結部42の横断面形状は、ユニットブロック体1の上面幅方向連結用溝13、下面幅方向連結用溝13a及び上面長手方向連結用溝14、下面長手方向連結用溝14aの横断面形状に適合し限定されないが、上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13a、さらに上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aの任意の中心軸回り方角からそれぞれ遊嵌可能な円形に形成されることが望ましい。
棒状係合部41及び棒状連結部42の径は、ユニットブロック体1及び連結部材4を含む強度面から設定されるが、通常例えば幅Wの1/3程度が望ましく、前記製造例ではW=60mmで、連結用縦孔12、上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13a、さらに上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aの直径がいずれも21mmに対し遊嵌可能なように径が例えば1mm程度細い20mmである。
連結部材4は、棒状係合部41及び棒状連結部42が高強度及び高剛性を有する耐腐食性材料から一体的に形成される。連結部材4の耐腐食性材料は、繊維強化プラスチックFRP、ステンレス系又は防食処理金属、あるいは強化コンクリートなどから選択的に適用される。
このように、連結部材4が高強度及び高剛性を有する耐腐食性材料から形成されることから、土木建築用組みブロック5構築後長期に亘りブロック内部爆裂を発生することなく、耐久性が確保される。
繊維強化プラスチック(FRP)としては、弾性率及び比強度の高いガラス繊維、炭素繊維、高強度樹脂繊維、ケブラー、ダイニーマなどの繊維をプラスチックに混入し強度を向上させた公知の複合材料(それぞれGFRP、AFRP、KFRP、DFRP)が選択的に適用される。
強化コンクリート(RC)としては、弾性率及び比強度の高い上記各種合成繊維や耐腐食性金属繊維などをコンクリートに複合し機械的強度を向上させた繊維補強コンクリート、水分を減らすとともに化学混和剤を混合することにより強度を出しつつも流動性を確保し強度を向上させた超高層建築等に用いられる高強度コンクリート、赤外線ランプの熱により養生し強度を向上させる赤外線養生コンクリート、あるいは既に硬化したコンクリート表面に例えば商品名「シェアハード」、「ケムハード」、「シールハード」、「ダストプルーフハード」、「アッシュフォードフォミュラ」あるいは「ノールナノコンシーラ」などのコンクリート表面強化剤を塗布することにより内部に浸透させ、その際に生じた反応生成物によりコンクリートの毛細管空隙を充填しコンクリート表層を強化させた表層強化コンクリートなどの公知技術を選択的に適用することができる。
実施例1の標準連結部材4Aは、図2(a)〜(c)に示すように、平面内中心間距離Ecが幅Wに等しいEc=Wに配置され形成された2本の棒状係合部41と、2本の棒状係合部41をその長さ方向中央部で直交状に連結し形成された1本の棒状連結部42と、を備える。
実施例1の標準連結部材4Aの一方の棒状係合部41は標準ユニットブロック体1Aあるいは長大ユニットブロック体1Bの上面及び下面のいずれか1つの連結用縦孔12に挿入され、他方の棒状係合部41はいずれも横方向に並列する別のユニットブロック体1の1つの連結用縦孔12に挿入されるか(図1参照)又は長手方向に直列する図示しない別のユニットブロック体1の1つの連結用縦孔12に挿入されるとともに、棒状連結部42は横方向又は長手方向に隣接するユニットブロック体1同士の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13a、又は上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aのいずれかに嵌入され契合し、縦横に隣接するユニットブロック体1同士を強固に連結する。
実施例2の長大連結部材4Bは、図3(a)、(b)に示すように、平面内中心間距離Ec=Wのピッチで直線上に配置され形成された3本の棒状係合部41と、隣接する2本の棒状係合部41をその長さ方向中央部で直交状に連結し形成された2本の棒状連結部42と、を備える。
長大連結部材4Bの各棒状係合部41は、図3(a)に示すように、横方向に並列する3つのユニットブロック体1の上面及び下面のいずれか1つの連結用縦孔12に挿入されるとともに、各棒状連結部42は横方向に隣接するユニットブロック体1同士の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aのいずれかに嵌入され契合し、縦横に隣接するユニットブロック体1同士を強固に連結する。
実施例3の長大連結部材4Cは、図4(a)、(b)に示すように、平面内中心間距離Ec=Wのピッチで一直線上に配置され形成された3本の棒状係合部41及びその中間部の棒状係合部41に直交状すなわち平面内T字状に配置され形成された1本の棒状係合部41と、前記平面内T字状に沿って隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し形成された3本の棒状連結部42と、を備える。
長大連結部材4Cの前記平面内一直線上の3本の各棒状係合部41は、図4(a)に示すように、横方向に並列する3つのユニットブロック体1の上面及び下面のいずれか1つの連結用縦孔12に挿入され、前記平面内一直線上3本の棒状係合部41に直交状に配置された1本の棒状係合部41は前記並列する3つのユニットブロック体1の中間部に長手方向に直列する1つのユニットブロック体1の隣接する側の上面及び下面のいずれか1つの連結用縦孔12に挿入されるとともに、前記一直線上の3本の棒状係合部41側の各棒状連結部42は横方向に隣接するユニットブロック体1同士の上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aのいずれかに嵌入され、前記一直線上の中央部の棒状係合部41に直交状に連結された棒状連結部42は長手方向に隣接するユニットブロック体1同士の上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aのいずれかに嵌入され契合し、縦横に隣接するユニットブロック体1同士を強固に連結する。
実施例4の長大連結部材4Dは、図5(a)、(b)に示すように、平面内中心間距離Ec=Wのピッチで平面内並列状に配置され形成された2対すなわち計4本の棒状係合部41と、前記並列し隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結する、すなわちユニットブロック体1の横方向に並列する2本の棒状連結部42と、前記並列する一方端のユニットブロック体1の長さ方向に隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結する1本の棒状連結部42とで、平面内コ字状に4本の棒状係合部41を連結する計3本の棒状連結部42が形成される。
実施例4の長大連結部材4Dの前記平面内コ字状の左側開放端の2本の各棒状係合部41は、図5(a)に示すように、例えば長さLa=2Lの長大ユニットブロック体1Bの中央部の上面、下面のいずれか1対の連結用縦孔12にそれぞれ挿入され、前記コ字状の右側閉端の2本の各棒状係合部41は長大ユニットブロック体1Bの横方向に並列するとともに長手方向に直列する2つの例えば標準ユニットブロック体1A同士の長さ方向隣接端側の上面、下面のいずれか1つの連結用縦孔12に挿入されるとともに、前記横方向に並列する2本の各棒状連結部42は横方向に隣接する長大ユニットブロック体1B及び標準ユニットブロック体1Aの上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aのいずれかにそれぞれ嵌入され、前記長さ方向の1本の棒状連結部42は長手方向に隣接する標準ユニットブロック体1A同士の隣接端側の上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aのいずれかに嵌入され契合し、縦横に隣接するユニットブロック体1同士を強固に連結する。
実施例5の長大連結部材4Jは、図6(a)、(b)に示すように、平面内中心間距離Ec=Wのピッチで平面内平行線状に配置され形成された各3本計6本の棒状係合部41と、前記平行線状に沿って隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し形成された2対計4本の棒状連結部42と、前記平行線上の中央部の隣接する棒状係合部41同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し形成された1本の棒状連結部42とで、すなわち平面内図示横倒しH字状に形成された計5本の棒状連結部42と、を備える。
実施例5の長大連結部材4Jの前記平平行線上に配置された各両端の1対の棒状係合部41は、図5(a)に示すように、例えば長手方向中心間距離2Ec=2Wで並列する長さLa=2Lの長大ユニットブロック体1Bの各長手方向中央部の上面、下面のいずれか1対の連結用縦孔12にそれぞれ挿入され、前記平行線上の中央部に配置された2本の棒状係合部41は、前記並列する長大ユニットブロック体1Bの間に挟設されるとともに長手方向に直列する2つの例えば標準ユニットブロック体1A同士の長さ方向隣接端側の上面及び下面のいずれか1つの連結用縦孔12にそれぞれ挿入されるとともに、前記平行線上に配置される2対計4本の各棒状連結部42は横方向に隣接する長大ユニットブロック体1B及び標準ユニットブロック体1Aの上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13aのいずれかにそれぞれ嵌入され、前記平行線上の中央部の隣接する棒状係合部41同士を連結する1本の棒状連結部42は前記長手方向に隣接する標準ユニットブロック体1A同士の隣接端側の上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aのいずれかに嵌入され契合し、縦横に隣接するユニットブロック体1同士を強固に連結する。
本考案の特定の実施形態についての前記説明は、例示を目的として提示したものである。それらは、網羅的であったり、記載した形態そのままに本考案を制限したりすることを意図したものではない。数多くの変形や変更が、前記の記載内容に照らして可能であることは当業者に自明である。
本考案の土木建築用組みブロック5のユニットブロック体1は、幅W、任意の高さHで、長さL又は長さLaが標準長さL=3W又はLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWを有し、さらに連結用縦孔12の中心間距離E=2Wで、長手方向両端側の連結用縦孔12の中心から長手方向両端及び幅方向両端までの距離Ea=W/2であるという形状ディメンジョンを有し幅Wを単位として標準パターンのモジュール化された直方体に形成され、一方、連結部材4は、平面内中心間距離EcがEc=Wのピッチで配置され、上面、下面の各連結用縦孔12にそれぞれ契合する複数本の棒状係合部41と、隣接する棒状係合部41同士の長さ方向中央部で連結し、上面幅方向連結用溝13及び下面幅方向連結用溝13a、又は上面長手方向連結用溝14及び下面長手方向連結用溝14aにそれぞれ契合する1本又は複数本の棒状連結部42と、を備えていることから、ユニットブロック体1及び連結部材4の製造が容易であるとともに、単段及び/又は複数段で単列及び/又は複数列あるいは交叉列状態に自在に選択的に併設し組積みして一体的な任意形状の壁体構造物である土木建築用組みブロック5を、熟練工を要せず容易に構築することができ、軽量性を有しながら強固性、現場組付け作業性、水中施工性、耐久性及びリサイクル性に優れ、広範に適用可能な設計の自由度を有する土木建築用組みブロック5の連結部材4を提供することができることから、広範な土木建築業界、さらには適宜な材料を選定することによりに、その他の遊具業界に至り広範に適用可能である。
1 ユニットブロック体
1A 標準ユニットブロック体
1B 長大ユニットブロック体
4 連結部材
4A 標準連結部材
4B、4C、4D、4J 長大連結部材
5 土木建築用組みブロック
11 係合溝
11a 係合突起
12 連結用縦孔
13 上面幅方向連結用溝
13a 下面幅方向連結用溝
14 上面長手方向連結用溝
14a 下面長手方向連結用溝
41 棒状係合部
42 棒状連結部
110 単位部材(コンクリートブロック)
112 面板部
114 係止柱
120 護岸ブロック
122 係合柱
A 護岸ブロック列
E 連結用縦孔の中心間距離
Ea 長手方向両端側の連結用縦孔の中心から長手方向両端又は幅方向両端までの距離
Eb 標準長さL毎に隣接する連結用縦孔の中心間距離
F 連結用縦孔の深さ
G 隙間
H、Ha 高さ
L、La 長さ
N 整数
S 凹状空間
T 棒状係合部の長さ
W 幅

Claims (8)

  1. ベースユニットブロック体、及びこれに組積みされる中間ユニットブロック体、更に最上段に組積みされる天端ユニットブロック体が相互に重なり合う上面及び下面に設けられた係合突起及び係合溝が契合するとともに相互に連結部材により縦横に強固に連結され、従来の工事現場におけるコンクリート打設工事や目地詰め作業をすることなく、堅固で且つ多種多様な任意の形態の垂直状又は基礎面を傾斜させた傾斜状壁体構造物を構築することができる土木建築用組みブロックの構成要素であって、
    前記ユニットブロック体は、幅Wを単位として、任意の高さHで、長さが標準長さL=3Wを有する直方体又は長さLaが標準長さLの2以上の整数N倍のLa=NL=3NWの長さを有する直方体に形成され、相互に重なり合う上面及び下面には、それぞれ前記標準の長さL毎にその長さ方向及び幅方向の各両端からの距離Ea=W/2に配置され形成された1対又はN対の連結用縦孔と、前記連結用縦孔にそれぞれ幅方向に交叉する1対又はN対の幅方向連結用溝及び長手方向両端にそれぞれ向けて前記長手方向両端側の連結用縦孔に交叉する1対の長手方向連結用溝と、を備え、
    前記連結部材は、
    前記ユニットブロック体の上面及び下面の各連結用縦孔にそれぞれ下方及び上方から1本ずつ挿入され契合する複数本の棒状係合部と、
    隣接する棒状係合部同士をその長さ方向中央部で直交状に連結し、前記ユニットブロック体の上面及び下面に形成された幅方向連結用溝、長手方向連結用溝にそれぞれ1本ずつ嵌入し契合する1本又は複数本の棒状連結部と、を備えることを特徴とする土木建築用組みブロックの連結部材。
  2. 前記連結部材は、
    2本の棒状係合部のそれぞれの長さ方向中央部を1本の前記棒状連結部が直行状に連結した形状を基本形とし、
    更に1本又は複数本の前記棒状係合部と該棒状係合部と同数の前記棒状連結部を追加連結してできる形状であることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  3. 前記棒状連結部により連結され隣接する前記棒状係合部の平面内中心間距離Ecは、前記幅Wに等しいEc=Wであることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  4. 前記連結部材の棒状係合部の長さTは、前記連結用縦孔の前記ユニットブロック体の上面、下面からのそれぞれの深さFの2倍以下すなわちT≦2Fであることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  5. 前記連結部材の棒状係合部の横断面形状は、前記ユニットブロック体の連結用縦孔の任意の中心軸回り方角から遊嵌可能な円形に形成されることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  6. 前記連結部材の棒状連結部の横断面形状は、前記ユニットブロック体の前記幅方向連結用溝及び長手方向連結用溝の任意の中心軸回り方角からそれぞれ遊嵌可能な円形に形成されることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  7. 前記連結部材は、棒状係合部及び棒状連結部が高強度及び高剛性を有する耐腐食性材料から一体的に形成されることを特徴とする請求項1記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
  8. 前記連結部材の耐腐食性材料は、繊維強化プラスチック、ステンレス系又は防食処理金属、あるいは強化コンクリートから選択的に適用されることを特徴とする請求項7記載の土木建築用組みブロックの連結部材。
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