JP3199049U - 打ち抜き型の打ち抜き刃用若しくは押罫部材用係止部材および打ち抜き型 - Google Patents

打ち抜き型の打ち抜き刃用若しくは押罫部材用係止部材および打ち抜き型 Download PDF

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Abstract

【課題】抜き型に配した打ち抜き刃や押罫部材が通常使用中に落下する虞が無く、しかも容易に交換可能にする係止部材を提供する。【解決手段】係止部材40は、基板10となるベニヤ板等にレーザー加工機等で打ち抜き刃20又は押罫部材30に応じた幅の貫通溝を、所定の形状で形成し、貫通溝に所定の形状に折曲げ又は切断加工した打ち抜き刃又は押罫部材を挿入して係止固定するための部材であり、打ち抜き刃又は押罫部材の側面には穴又は切欠きが形成されており、穴又は切欠きに係止部材40の挿入部を当接させて、固定ねじ60で係止部材を基板表面に固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、プレス加工でシート類を打ち抜いたり折り筋をつけたりする紙器、段ボール等の打ち抜き型に関する。
紙器、ダンボール等は、紙、ダンボール、コーティング紙に加えて、複数の紙類や紙類と樹脂や金属との複合材料等からなるシート(用紙)を打ち抜き折り曲げて貼り合わすことで、包装容器、紙箱などとして形成される。紙器(ダンボール等を含む)は、軽量で持ち運びに便利であり、食品業界、電子部品業界、自動車関連業界など、多くの産業分野で普及している。
打ち抜き型は、基板となるベニヤ板等に、レーザー加工機等により打ち抜き刃又は押罫部材の厚みに応じた幅で、所定の形状の貫通溝を形成し、その形状に対応した形状に折り曲げられたり切断されたりした打ち抜き刃又は押罫部材を圧入して製作している。必要に応じて圧入した打ち抜き刃の片側又は両側に弾性部材を配置している。この打ち抜き型を打ち抜き機に配置して、通常の打ち抜き作業では打ち抜き型の下方にシートを配置し、プレス加工を行うことで、打ち抜き刃によってシートの外形等を切断したり、押罫部材によってシートに折曲げ線を形成したりして、その後そのシートを組み立てて包装容器、紙箱などとする。
この打ち抜き型は、打ち抜き機では打ち抜かれるシート類の上方に設置されることが多い。一般の打ち抜き型では、打ち抜き刃や押罫部材は貫通溝に圧入され、基板との摩擦力のみによって保持される。通常の使用では打ち抜き型に圧入された打ち抜き刃又は押罫部材は打ち抜き型から落下することは無いが、長年の使用による経年変化や環境の変化等により、打ち抜き刃又は押罫部材を保持する力が低下し、打ち抜き刃又は押罫部材が落下する場合がある。これにより重大な事故を引き起こす虞がある。
従来は、万が一の打ち抜き刃又は押罫部材の落下を防止するために、打ち抜き刃又は押罫部材を接着剤で固定する方法がとられることがあった。又は引用文献1のように打ち抜き刃の側面に穴を形成し、その穴にボルトを通して横から固定する方法もあった。
通常打ち抜き刃には寿命があり、多数回打ち抜き加工をすると刃の先端がつぶれて打ち抜き加工ができなくなるので、打ち抜き刃の入れ替えを行うことが一般的に行われている。しかし打ち抜き刃の固定に接着剤を使うと刃の入れ替えができなくなるので、抜き型を新規に作り直さなければならないという問題がある。又は引用文献1のような構造であれば刃の入れ替えはできるかもしれないが、基板に大きな穴を開けたり、側面に深い穴を開けたりする必要があるので、抜き型の加工コストが上昇し、しかも打ち抜き型自体の強度低下を招くという問題がある。
特開2010―58173号公報
本考案の目的は、抜き型に配した打ち抜き刃や押罫部材が通常使用中に落下する虞が無く、しかも交換可能にするための部材を提供することにある。
本考案の打ち抜き型は、基板となるベニヤ板等にレーザー加工機等で打ち抜き刃又は押罫部材に応じた幅の貫通溝を、所定の形状で形成し、前記貫通溝に所定の形状に折曲げ又は切断加工した打ち抜き刃又は押罫部材を挿入したものであり、前記打ち抜き刃又は押罫部材の側面には穴又は切欠きが形成されており、前記穴又は切欠きの当接部に打ち抜き刃又は押罫部材用係止部材を当接させて、前記係止部材を前記基板表面に固定することを特徴とする。
本考案によれば、打ち抜き刃や押罫部材は、係止部材によって確実に基板に固定されるため打ち抜き作業中に落下する虞が無く、また打ち抜き刃や押罫部材を交換するときは当該係止部材を基板表面から取り外すことで容易に交換が可能となるのである。
本考案の係止部材は、前記基板に固定した状態では、前記基板表面から突出しないことを特徴とする。
本考案によれば、係止部材が基板表面から突出しないため、シートの搬送や通常の打ち抜き作業の障害となる虞が無くなる。
本考案の係止部材を挿入する穴の高さ寸法は、前記係止部材の挿入する部分の高さ寸法と略同一であることを特徴とする。
本考案によれば、打ち抜き刃又は押罫部材に開けた穴によって前記打ち抜き刃又は押罫部材の強度が低下して表面がたわむことにより、シート等の打ち抜き加工又は押罫加工が正常に行われなくなることを防止できる。
本考案によれば、プレス加工でシート類を打ち抜いたり折り筋を付けたりする打ち抜き型において、打ち抜き作業において打ち抜き刃や押罫部材が脱落する虞が無く、打ち抜き作業においてシートの搬送や打ち抜き加工の障害となる虞も無く、打ち抜き刃や押罫部材の表面がたわんで加工不良となる虞も無く、必要なときには容易に打ち抜き刃や押罫部材の交換ができるようになる。
本考案の実施形態を示す等角投影図である。 図1の拡大図である。 本考案の係止部材を配置していない状態を示す等角投影図である。 図3の拡大図である。 本考案の基板を示す等角投影図である。 図5の拡大図である。 本考案の基板の裏面を示す等角投影図である。 本考案の打ち抜き刃及び押罫部材を示す等角投影図である。 図8の拡大図である。 本考案の係止部材を取り付ける分解図である。 図10を下方から見た図である。 本考案の別の実施形態を示す等角投影図である。 本考案の別の実施形態を示す等角投影図である。 本考案の係止部材の別の形態を示す図である。
以下、本考案を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本考案の実施の形態は、基板10に貫通溝100を形成し、係止部材収納部110を形成する(図5及び6)。係止部材収納部110の深さは、係止部材40の厚みと略同一か、それよりも深くしてある。係止部材収納部110の中に、係止部材40の固定用穴41に対応した位置に、固定用貫通穴120を形成し、基板10の裏面から当該穴に爪付きナット50を圧入する(図5~7)。前記爪付きナット50は、当業界においてボルト固定用に一般的に用いられるものであり、爪がベニヤ板に食い込み爪付きナット自体の落下と回転を防止するものである。係止部材40の固定用穴41は、断面テーパ形状となっており、固定ねじ60の皿頭形状に対応している(図10及び11)。打ち抜き型用基板としてはベニヤ板などの木材、ABSやベークライト(商標)などの樹脂、アルミニウムやステンレスなどの金属及びこれらの複合材料等があげられる。本実施例ではベニヤ板を基板とした。ただし、基板がベニヤ板のように柔らかい材料である場合は、事前に係止部材収納部を形成しておく必要が無い場合もある。すなわち、係止部材をネジ止めするだけで係止部材が基板に埋没していくのである。また、配置した状態で基板から突出する打ち抜き刃や押罫部材の高さが十分ある場合もしくは加工するシートの高さが十分低い場合には、当該係止部材を埋没させる必要もない。
打ち抜き刃20及び押罫部材30のそれぞれに、穴21及び穴31を形成する(図8及び9)。この穴のそれぞれの当接部200及び当接部300に、係止部材40の当接部400(図11)を当接させて、係止部材収納部110に係止部材40を収納し、固定ねじ60により固定する。固定した結果係止部材40と固定ねじ60は基板10の表面より表側に出る部分は無くなる(図1及び2)。
本実施形態によれば、通常の打ち抜き作業中に、打ち抜き刃や押罫部材が落下し重大な事故を引き起こす虞も無く、係止部材を表面から取り外すだけで打ち抜き刃や押罫部材の交換が可能となるため、抜き型全体を新規に作り直す必要もなくなり、また基板に複雑な加工を施して加工コストを引き上げたり、抜き型自体の強度を低下させたりする虞も無くなる。
(別の実施形態)
本考案の別の実施形態は、打ち抜き刃又は押罫部材に、穴ではなく切欠き22を形成する(図12及び13)。一般的に打ち抜き刃又は押罫部材は、切断線又は折線を形成したい箇所のみに配置するが、切断線又は折線を形成しない箇所にも打ち抜き刃又は押罫部材を配置し、刃先又は罫押部を削除することが行われる。これは主に打ち抜き刃又は押罫部材の加工が困難な形状の時に行われるものであるが、その先端部を削除した部分、すなわち切欠きの当接部に係止部材の当接部を当接させて、固定する。
また、打ち抜き刃や押罫部材が短い場合など、穴を開けてしまうと残った部分が狭く、著しい強度低下を招く場合は、穴の代わりに横からの切欠き23を形成してその当接部に係止部材の当接部を当接させて固定することもある(図12及び13)。
図14は、本考案の係止部材の他の形状を示したものである。このように固定部材は様々な形状とすることができる。
本実施形態によっても、通常の打ち抜き作業中に、打ち抜き刃や押罫部材が落下し重大な事故を引き起こす虞も無く、係止部材を表面から取り外すだけで打ち抜き刃や押罫部材の交換が可能となるため、抜き型全体を新規に作り直す必要もなくなり、また基板に複雑な加工を施して加工コストを引き上げたり、抜き型自体の強度を低下させたりする虞も無くなる。
10 基板、100 貫通溝、110 係止部材収納部、120 固定ねじ用貫通穴、
20 打ち抜き刃、21 穴、22 上切欠き、23 横切欠き、200 当接部、
30 押罫部材、31 穴、32 上切欠き、33 横切欠き、300 当接部、
40 係止部材、41 穴、400 当接部、
50 爪付きナット、
60 固定ねじ
71 係止部材、72 係止部材、73 係止部材、74 係止部材

Claims (4)

  1. 基板に形成された打ち抜き刃用の貫通溝に配された打ち抜き刃又は押罫部材用の貫通溝に配された押罫部材の側面に形成された穴又は切り欠きの当接部に当接し、基板表面に着脱可能に固定される打ち抜き刃用又は押罫部材用係止部材。
  2. 前記係止部材は、基板に固定されたときに基板表面より突出しないことを特徴とする、請求項1記載の打ち抜き刃用又は押罫部材用係止部材。
  3. 前記穴に挿入される、前記当接部に当接した係止部材の挿入部が前記穴と略同一高さであることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか一項記載の打ち抜き刃用又は押罫部材用係止部材。
  4. 請求項1ないし4のいずれか一項記載の打ち抜き刃用又は押罫部材用係止部材で、打ち抜き刃と押罫部材の少なくとも一方が固定された打ち抜き型。

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