JP3198456U - 消臭および脱臭効果を持つ吸水パック。 - Google Patents
消臭および脱臭効果を持つ吸水パック。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】排泄物を素早く吸収させることにより臭気を抑え、より衛生的かつ快適に使用することができるポータブルトイレ用の吸水パックを提供する。【解決手段】吸水ポリマーシートの紙パルプに消臭材および脱臭材を予め織りこませることで、吸水ポリマーシート全体に消臭・脱臭効果を持たせ、吸水パックの袋体1下部を斜めにカットすることで六角形の形とし、袋体1内側に熱圧着により備え付けられた吸水体3に排泄物が集中することで、排泄物を素早く吸収させ、臭気の発生を抑制し、利用者や介助者のストレスを軽減することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、高齢者や被災時のポータブルトイレ使用時の課題である臭気を解決する吸水パックに関したものである。
自立を望む高齢者や、被災時の簡易トイレとして有効なポータブルトイレだが、便座下に備え付けられたバケツに直接排泄を行うため、排泄物の処理や臭気については課題が多い。特に臭気の問題は深刻で、ポータブルトイレを使用する家屋に入った途端、尿の臭気が感じられる場合が多く、使用者はもとより、家族や介護ヘルパーにとっても多大なストレスとなる。
従来の吸水パックはポリマーに水分を吸収させて凝固するタイプと、薬剤を散布して凝固させるタイプに大別されるが、消臭機能に特化したものはなく、使用後に消臭剤を散布する程度にとどまっている。そのため、別途消臭剤が必要となるため費用面での負担も大きい。
上記目的を達成するために、吸水ポリマーシートに消臭材および脱臭材を混一させ、消臭および脱臭効果を追加する。その効果を均等にもたらすよう、紙パルプに消臭材と脱臭材を予め織りこみ、シート全体に消臭および脱臭効果を持たせることで、別途消臭剤を購入する必要がなくなり費用面の負担が軽減される。吸水パックの袋体下部を斜めにカットすることで六角形の形とし、袋内側に熱圧着により備え付けられた吸水体に排泄物が集中することで、排泄物を素早く吸収させることにより臭気を抑え、より衛生的かつ快適に使用することができる。
本考案の消臭および脱臭効果を持つ吸水パックは、利用者あるいは介護者の精神的負担を軽減するとともに利用者の残存機能を保つ効果が期待できる。
本考案は請求項1の通り、高分子ポリマーと消臭材および脱臭材を織りこんだ吸水力の高い綿状パルプからなる吸水ポリマーシートを、不織布で包んでシート状にした吸水体とし、吸水体の周囲をポリエチレン製の袋体の内部に熱圧着しているので、使用時に素早く尿を吸水し、また、消臭および脱臭効果のある吸水体が尿を吸水することで臭気の発生を防ぐことができるので、快適で、且つ衛生的な環境でバケツやポータブルトイレを使用することができる。介護用として、或いはアウトドアや災害などによる断水時といった際にも簡易トイレとして活用することも可能である。尚、袋体内部への固定は熱圧着に限らず、例えば両面テープなどでもよい。
さらに、請求項4の考案は吸水ポリマーシートに脱臭材を織り込むことにより、吸水ポリマーシート全体に脱臭効果を持たせることが可能となり、使用者及び取扱者の臭気に対する悩みを解決することができる。
加えて、請求項5の考案は請求項3の消臭材及び請求項4の脱臭材の2種類を同時に吸水ポリマーシートに織り込むことで消臭および脱臭の2つの効果を持たせることにより、それぞれ単体で用いるよりも、さらなる臭気の発生を抑制することが可能となり、使用者及び取扱者の臭気に対する悩みを解決することができる。
請求項2の考案は、袋体下部を斜めにカットすることで六角形の形とし、袋体内側に熱圧着により備え付けられた吸水体に排泄物が自然に集まるようにすることで、排泄物を素早く吸収をすることを可能にしたことにより、使用者及び取扱者が衛生的かつ快適に使用することができる。
1 袋体
2 袋体と吸水体の熱圧着部
3 吸水体
4 不織布
5 消臭材および脱臭材を織り込んだ吸水ポリマーシート
2 袋体と吸水体の熱圧着部
3 吸水体
4 不織布
5 消臭材および脱臭材を織り込んだ吸水ポリマーシート
Claims (5)
- 高分子ポリマーと消臭材および脱臭材を織りこんだ吸水力の高い綿状パルプからなる吸水ポリマーシートを、不織布で包んでシート状にした吸水体とし、吸水体の周囲をポリエチレン製の袋体の内部に熱圧着し、バケツなどポータブルトイレの汚物受容体の中に設置して使用する吸水パック。
- 袋体下部を斜めにカットすることで六角形の形とし、袋内側に熱圧着により備え付けられた吸水体に排泄物が自然に集まるようにすることで、排泄物を素早く吸収することを可能とした請求項1に記載した吸水パック。
- 請求項1において上記記載の消臭材として茶カテキン含む茶葉を用いることにより、排泄物の臭気を消臭することを特徴とする吸水パック。
- 請求項1において上記記載の脱臭材として活性炭を用いることにより、排泄物の臭気を脱臭する効果を特徴とする吸水パック。
- 請求項1において請求項3の消臭材及び請求項4の脱臭材の2種類を同時に吸水ポリマーシートに織り込むことで消臭および脱臭の2つの効果を持たせることにより、それぞれ単体で用いるよりも、さらなる臭気の発生を抑制することが可能な吸水パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002024U JP3198456U (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 消臭および脱臭効果を持つ吸水パック。 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015002024U JP3198456U (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 消臭および脱臭効果を持つ吸水パック。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198456U true JP3198456U (ja) | 2015-07-02 |
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JP2015002024U Expired - Fee Related JP3198456U (ja) | 2015-04-22 | 2015-04-22 | 消臭および脱臭効果を持つ吸水パック。 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3198456U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021030110A (ja) * | 2019-08-19 | 2021-03-01 | 薫 小園 | 凝固剤、及び当該凝固剤の製造方法 |
-
2015
- 2015-04-22 JP JP2015002024U patent/JP3198456U/ja not_active Expired - Fee Related
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