JP3198456B2 - 残渣分離装置 - Google Patents

残渣分離装置

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JP3198456B2 JP27646895A JP27646895A JP3198456B2 JP 3198456 B2 JP3198456 B2 JP 3198456B2 JP 27646895 A JP27646895 A JP 27646895A JP 27646895 A JP27646895 A JP 27646895A JP 3198456 B2 JP3198456 B2 JP 3198456B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油中から残渣を除
去する装置、特に、廃プラスチック材の油化処理設備に
用いる熱分解槽において発生する熱分解油からカーボン
残渣を分離・除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃プラスチック材の油化処理設備
は、廃プラスチック材の有効利用を図るためのものであ
り、その処理フローを、図2を参照して、以下、簡単に
説明する。小片に破砕されて廃プラスチック受槽50に
一時貯留された廃プラスチック材は、コンベア51で、
熱媒油循環加熱炉52から供給される熱媒によって内部
が約300℃に加熱された押出機53内に搬送され、液
状にされて約350℃に加熱された原料混合槽54に搬
入される。廃プラスチック材は押出機53及び原料混合
槽54で高温に加熱されることによって、含有する塩素
が塩化水素となって気化するので、この気化分を塩酸中
和塔55に通して苛性ソーダによって中和している。前
記原料混合槽54から搬出された溶融プラスチックは、
熱分解槽56によって約400℃に加熱されて熱分解さ
れ、熱分解油ベーパーと熱分解油とを発生する。熱分解
槽56はその温度を高温に保つために、熱分解油循環加
熱炉57が設けられ、熱分解油の一部を循環させながら
加熱している。この循環流路の一部には固液分離装置5
8が設けられており、熱分解油中に含有されている固形
物であるカーボンを分離している。熱分解槽56におけ
る熱分解によって発生した熱分解油ベーパーは、内部に
ゼオライト等の触媒が配置されている接触分解槽59に
供給され、更に低分子の炭化水素化合物となるが、熱分
解槽56から発生する熱分解油ベーパーは少量の塩素成
分(塩化水素)を含むので、内部に生石灰を充填した脱
クロル槽60を設けて塩素成分を除去している。
【0003】前記接触分解槽59によって更に分解され
た炭化水素ガスは、熱交換器と同一構造の全縮器61に
よって冷却され、ガソリン、灯油又は軽油等の油(全縮
油)となって、全縮油受槽62に一時貯留され、最終的
には全縮油貯槽63に貯留される。一方、前記全縮器6
1によっても液化しなかったガスは、ファン64によっ
て接触分解ガスホルダー65に送られ、その一部は熱分
解油循環加熱炉57及び熱媒油循環加熱炉52の燃料と
され、その他は、燃焼処理して煙突66から大気に放出
されている。また、特開平6−328411号公報に、
前記した廃プラスチック材の油化処理設備における溶融
プラスチックの熱分解によって熱分解槽59内に発生す
る熱分解油からカーボン残渣を分離する固液分離装置5
8の具体的構成が開示されており、かかる固液分離装置
58は、図3に示すように、遠心分離機70の一方にカ
ーボン残渣を含有する熱分解油のための供給口71を設
け、該遠心分離機70の側方にカーボン残渣を分離後の
熱分解油の排出口72を設けると共に、前記遠心分離機
70の下部に分離されたカーボン残渣を冷却するための
水冷式排出装置73を設けた構成としている。かかる構
成によって、熱分解油からのカーボン残渣の分離を効率
よく行なうことができ、その抜き出しを連続的に行なう
ことができ、配管内壁にカーボン残渣が付着して生じる
コーキング(管の閉塞)を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した遠心
分離機70を用いる固液分離装置58は、熱分解油が可
燃性であるため、完全な軸シールが求められ、そのため
には、遠心分離機70の回転シールとして、非接触シー
ル(窒素ガス吹き込みラビリンスシールや、窒素ガス吹
き込みカーボンセグメントシール等)を用いる必要があ
る。しかし、熱分解槽59での熱分解はランダムである
ため、熱分解油中に含まれるガスの成分及び量は常に変
動している。従って、遠心分離機70内に、ガス成分の
多い熱分解油が供給された場合、遠心分離機70内のガ
スの圧力が、吹き込み窒素ガスの圧力を上回って、これ
らの非接触シール部を通って外部にガス成分が漏洩し、
発火するおそれがある。また、供給するプラスチックが
廃棄物である場合は、発生ガス量の変化がさらに大きく
なり、さらにガス成分の漏出量が多くなるおそれがあ
る。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、軸
シール部からのガス流出を確実に防止して発火のおそれ
を少なくすることができる残渣分離装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の残渣分離装置は、回転外筒内に外周面に螺旋羽根
を設けた回転内筒を同心円的にかつ相対回転自在に配設
し、前記回転外筒と前記回転内筒との間に固液分離室を
形成し、該固液分離室の一端に油取出口を設けるととも
に他端に残渣取出口を設け、前記回転内筒内に形成した
原液流入空間内に原液流入用中空軸を進入させ、前記原
液流入空間と前記固液分離室とを流通孔を介して連通連
結してなる遠心分離機本体と、前記遠心分離機本体を密
封状態に囲繞するケーシングと、前記回転外筒の両端に
連接した回転軸を回転自在に支持する軸受と、前記ケー
シング内に発生したガスが、前記ケーシングの軸シール
部を通って、前記ケーシング外に漏出するのを防止すべ
く、前記軸シール部に封止ガスを封入する封止ガス供給
手段と、前記ケーシングに取付けられ、該ケーシング内
のガスの圧力変動を測定する圧力検出手段と、前記圧力
検出手段からの検出出力に基づいて、異常圧力警報手段
を作動させる制御装置とからなる。
【0006】請求項2記載の残渣分離装置は、回転外筒
内に外周面に螺旋羽根を設けた回転内筒を同心円的にか
つ相対回転自在に配設し、前記回転外筒と前記回転内筒
との間に固液分離室を形成し、該固液分離室の一端に油
取出口を設けるとともに他端に残渣取出口を設け、前記
回転内筒内に形成した原液流入空間内に原液流入用中空
軸を進入させ、前記原液流入空間と前記固液分離室とを
流通孔を介して連通連結してなる遠心分離機本体と、前
記遠心分離機本体を密封状態に囲繞するケーシングと、
前記回転外筒の両端に連接した回転軸を回転自在に支持
する軸受と、前記ケーシング内に発生したガスが、前記
ケーシングの軸シール部を通って、前記ケーシング外に
漏出するのを防止すべく、前記軸シール部に封止ガスを
封入する封止ガス供給手段と、前記ケーシングに取付け
られ、前記ケーシング内のガスの圧力変動を測定する圧
力検出手段と、該圧力検出手段からの検出出力に基づい
て、前記封止ガス供給手段から前記軸シール部への封止
ガス量又は封止ガス圧力を調整する手段とからなる。
【0007】
【作用】請求項1及び2記載の残渣分離装置において
は、回転外筒と回転内筒とを相対回転させながら、原液
流入用中空軸から原液を回転内筒内の原液流入空間内に
供給すると、原液は流通孔を通って固液分離室内に導入
される。該固液分離室内で原液は遠心分離作用を受けて
油と残渣とに分離され、油は固液分離室の一端に設けた
油取出口に移送されるとともに該油取出口を通って外部
に取り出され、一方、残渣は回転内筒の外周面に設けた
螺旋羽根によって固液分離室の他端に設けた残渣取出口
に移送され、該残渣取出口を通って外部に取り出され
る。この際、固液分離室内において原液ないし油からガ
ス成分が発生し、該ガス成分の一部がケーシング内に流
出し、このガス成分によってケーシング内の圧力が異常
に高くなる場合は、ガスが軸シール部を通って外部に漏
出するおそれがある。
【0008】しかし、請求項1記載の残渣分離装置にお
いては、ケーシングには、該ケーシング内のガスの圧力
変動を測定する圧力検出手段を具備しており、該圧力検
出手段が、ケーシング内のガスの圧力が異常に高くなっ
たことを検出すると、制御装置を介して、異常圧力警報
手段を作動させる。従って、作業者は、速やかに、封止
ガス供給手段から軸シール部への封止ガス供給量を増大
して、ガスが軸シール部を通って外部に漏出するのを確
実に防止することができる。
【0009】さらに、請求項2記載の残渣分離装置にお
いては、ケーシングには、該ケーシング内のガスの圧力
変動を測定する圧力検出手段を具備しており、該圧力検
出手段が、ケーシング内のガスの圧力が異常に高くなっ
たことを検出すると、制御装置を介して、封止ガス流量
又は封止ガス圧力を調整する手段を作動し、封止ガス供
給手段から軸シール部への封止ガス量又は封止ガス圧力
を増大する。従って、ガスが軸シール部を通って外部に
漏出するのを確実に防止することができる。
【0010】
【発明の効果】請求項1記載の残渣分離装置において
は、ケーシングには、該ケーシング内のガスの圧力変動
を測定する圧力検出手段を具備しており、該圧力検出手
段が、ケーシング内のガスの圧力が異常に高くなったこ
とを検出すると、制御装置を介して、異常圧力警報手段
を作動させる。従って、作業者は、速やかに、封止ガス
供給手段から軸シール部への封止ガス供給量を増大し
て、ガスが軸シール部を通って外部に漏出するのを確実
に防止することができ、発火の危険を少なくすることが
できる。また、請求項2記載の残渣分離装置において
は、ケーシングには、該ケーシング内のガスの圧力変動
を測定する圧力検出手段を具備しており、該圧力検出手
段が、ケーシング内のガスの圧力が異常に高くなったこ
とを検出すると、制御装置を介して、封止ガス流量又は
封止ガス圧力を調整する手段を作動し、封止ガス供給手
段から軸シール部への封止ガス量または封止ガス圧力を
増大する。従って、ガスが軸シール部を通って外部に漏
出するのを確実に防止することができ、発火の危険を少
なくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した一実施の形態につき説明し、本
発明の理解に供する。なお、本実施の形態は、残渣分離
装置Aを、廃プラスチック材の油化処理設備における残
渣除去方法における熱分解槽において発生した熱分解油
からカーボン残渣を分離・除去するのに用いた場合であ
る。ここに、図1は、本発明の一実施の形態に係る残渣
分離装置Aの全体構成図である。
【0012】図示するように、残渣分離装置Aの要部を
なす遠心分離機本体10は、作業床面11上に水平状態
に設置した回転外筒12と、該回転外筒12内に同心円
的にかつ相対回転自在に配設するとともに、外周面に全
長にわたって螺旋羽根13を設けた回転内筒14とを具
備する。回転外筒12と回転内筒14との間には固液分
離室15が形成されており、該固液分離室15の一端に
は油取出口16を形成されるとともに、その他端には残
渣取出口17が形成されている。図示するように、回転
外筒12は、その中央部分から残渣取出口17に向けて
漸次内径を縮めており、これに対応して、回転内筒14
の外周面に設けた螺旋羽根13も、その中央部分から残
渣取出口17に向けて漸次外径を縮めて、後述する固液
分離処理後の残渣の取出を容易にしている。回転内筒1
4内に形成した原液流入空間18内には原液流入用中空
軸19の先端部が進入しており、図示しない送油ポンプ
を用いて原液流入用中空軸19を介して原液であるカー
ボン残渣を含んだ熱分解油が遠心分離機本体10内に供
給されることになる。一方、原液流入空間18と固液分
離室15とは流通孔20を介して連通されており、流通
孔20を通ってカーボン残渣を含有する熱分解油が原液
流入空間18より固液分離室15内に流入することにな
る。
【0013】また、遠心分離機本体10は、その全体が
長尺の矩形箱体からなるケーシング21によって囲繞さ
れており、ケーシング21には、その底壁の両端部に、
それぞれ、前記した遠心分離機本体10の油取出口16
及び残渣取出口17とに連絡する油取出配管接続口22
と残渣取出配管接続口23とが設けられている。また、
遠心分離機本体10には、その両側にそれぞれ回転軸2
4、25が一体的に連結されており、これらの回転軸2
4、25は、それぞれ、作業床面11上に固定状態に載
置した軸受44、45によって回転自在に支持されてい
る。軸受44、45の近傍には軸シール部26、27が
設けられており、軸シール部26、27としては、窒素
ガス吹き込みラビリンスシールや窒素ガス吹き込みカー
ボンセグメントシール等を好適に用いることができる。
また、この実施の形態において、残渣分離装置Aは、ケ
ーシング21内に熱分解油から発生したガスを混入した
ガスが、前記した軸シール部26、27を通って、ケー
シング21外に漏出するのを防止するため、該軸シール
部26、27に窒素ガス等の封止ガスを封入するための
封止ガス供給手段28を有する。図1に示すように、封
止ガス供給手段28は、本実施の形態では、高圧低温の
液体窒素を充填した収納容器29と軸シール部26、2
7を封止ガス供給配管30によって連通連結し、かつ、
封止ガス供給配管30に、上流側から下流側に、順に、
減圧弁31と、気化器32と、圧力計33と、流量調整
弁34とを取付けることによって構成されている。
【0014】また、本実施の形態では、ケーシング21
は、その天井壁の中央部にガス抜き配管35の一端開口
部36を連通連結するとともに、他端開口部を廃液タン
ク等のガス放出部に連通連結している。
【0015】さらに、図1において、残渣分離装置Aに
おけるその他の構成について説明すると、37は減速用
ギアボックス、38はドレン弁、39は振動吸収パッド
である。
【0016】次に、前記した構成を有する残渣分離装置
Aの動作について、図1を参照して説明する。図示しな
い回転駆動源を駆動して、回転外筒12と回転内筒14
とを相対回転させながら、原液流入用中空軸19から原
液を回転内筒14内の原液流入空間18内に供給する
と、カーボン残渣を含有した熱分解油からなる原液は流
通孔20を通って固液分離室15内に導入される。該固
液分離室15内で熱分解油は遠心分離作用を受けて熱分
解油とカーボン残渣とに分離され、熱分解油は固液分離
室15の一端に設けた油取出口16に移送されるととも
に、該油取出口16、油取出配管接続口22及び図示し
ない油取出配管を通って次工程の装置に移送される。一
方、カーボン残渣は回転内筒14の外周面に設けた螺旋
羽根13によって固液分離室15の他端に設けた残渣取
出口17に移送され、該残渣取出口17、残渣取出配管
接続口23及び図示しない残渣取出配管を介して外部に
排出されることになる。この際、固液分離室15内にお
いて熱分解油からガス成分が発生し、該ガス成分の一部
がケーシング21内に流出し、このガス成分によってケ
ーシング21内の圧力が異常に高くなる場合は、ガス
が、軸シール部26、27に封止ガス供給手段28によ
って供給される封止ガスの圧力より高くなり、その結
果、ガスが、軸シール部26、27を通って外部に漏出
するおそれがある。しかし、図1に示すように、この実
施の形態では、ケーシング21にはガス抜き配管35の
一端開口部36が連通連結されているので、ガスは、該
ガス抜き配管35を通ってガス放出部に供給されるの
で、ケーシング21内の圧力が異常に高くなるのを防止
でき、ガスが軸シール部26、27を通って外部に漏出
するのを確実に防止することができ、発火の危険を少な
くすることができる。
【0017】また、前記したガス抜き配管35に代え
て、図1に示すように、ケーシング21の天井壁にケー
シング21内のガスの圧力変動を測定する圧力検出手段
の一例である圧力センサ40を取付け、この圧力センサ
40からの検出出力に基づいて、制御装置41を介し
て、異常圧力警報手段の一例であるブザー42を作動さ
せる構成としてもよい。この場合、圧力センサ40が、
ケーシング21内のガスの圧力が異常に高くなったこと
を検出すると、制御装置41を介して、ブザー42を鳴
らし異常状態を警報することになる。従って、作業者
は、速やかに、流量調整弁34を手動操作又は自動操作
によって操作し、収納容器29から軸シール部26、2
7への封止ガス供給量を増大して、ガスが軸シール部2
6、27を通って外部に漏出するのを確実に防止するこ
とができ、発火の危険を少なくすることができる。
【0018】また、前記したブザー42に代えて、図1
に示すように、圧力センサ40の検出出力に基づいて、
制御装置41を介して、封止ガス量を調整する手段の一
例である流量調整弁34の回転モータ43を作動させる
構成としてもよい。この場合、圧力センサ40が、ケー
シング21内のガスの圧力が異常に高くなったことを検
出すると、制御装置41を介して、流量調整弁34を作
動して、収納容器29から軸シール部26、27への封
止ガス供給量を増大して、ガスが軸シール部26、27
を通って外部に漏出するのを確実に防止することがで
き、発火の危険を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る残渣分離装置の全
体構成図である。
【図2】従来例に係る廃プラスチック材の油化処理設備
のレイアウト図である。
【図3】同油化処理設備における固液分離装置の概念的
正断面図である。
【符号の説明】
A 残渣分離装置 10 遠心分離機本体 11 作業床面 12 回転外筒 13 螺旋羽根 14 回転内筒 15 固液分離
室 16 油取出口 17 残渣取出
口 18 原液流入空間 19 原液流入
用中空軸 20 流通孔 21 ケーシン
グ 22 油取出配管接続口 23 残渣取出
配管接続口 24 回転軸 25 回転軸 26 軸シール部 27 軸シール
部 28 封止ガス供給手段 29 収納容器 30 封止ガス供給配管 31 減圧弁 32 気化器 33 圧力計 34 流量調整弁 35 ガス抜き
配管 36 一端開口部 37 減速用ギ
アボックス 38 ドレン弁 39 振動吸収
パッド 40 圧力センサ 41 制御装置 42 ブザー 43 回転モー
タ 44 軸受 45 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 秀雄 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 舟橋 栄次 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (56)参考文献 特開 昭53−39562(JP,A) 特開 平6−198217(JP,A) 特開 昭54−89369(JP,A) 特開 平6−15198(JP,A) 実開 平3−59053(JP,U) 特公 昭46−5648(JP,B1) 特公 昭46−11000(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B04B 1/20 B04B 7/06 B04B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転外筒内に外周面に螺旋羽根を設けた
    回転内筒を同心円的にかつ相対回転自在に配設し、前記
    回転外筒と前記回転内筒との間に固液分離室を形成し、
    該固液分離室の一端に油取出口を設けるとともに他端に
    残渣取出口を設け、前記回転内筒内に形成した原液流入
    空間内に原液流入用中空軸を進入させ、前記原液流入空
    間と前記固液分離室とを流通孔を介して連通連結してな
    る遠心分離機本体と、 前記遠心分離機本体を密封状態に囲繞するケーシング
    と、 前記回転外筒の両端に連接した回転軸を回転自在に支持
    する軸受と、 前記ケーシング内に発生したガスが、前記ケーシングの
    軸シール部を通って、前記ケーシング外に漏出するのを
    防止すべく、前記軸シール部に封止ガスを封入する封止
    ガス供給手段と、 前記ケーシングに取付けられ、該ケーシング内のガスの
    圧力変動を測定する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段からの検出出力に基づいて、異常圧力
    警報手段を作動させる制御装置とを具備することを特徴
    とする残渣分離装置。
  2. 【請求項2】 回転外筒内に外周面に螺旋羽根を設けた
    回転内筒を同心円的にかつ相対回転自在に配設し、前記
    回転外筒と前記回転内筒との間に固液分離室を形成し、
    該固液分離室の一端に油取出口を設けるとともに他端に
    残渣取出口を設け、前記回転内筒内に形成した原液流入
    空間内に原液流入用中空軸を進入させ、前記原液流入空
    間と前記固液分離室とを流通孔を介して連通連結してな
    る遠心分離機本体と、 前記遠心分離機本体を密封状態に囲繞するケーシング
    と、 前記回転外筒の両端に連接した回転軸を回転自在に支持
    する軸受と、 前記ケーシング内に発生したガスが、前記ケーシングの
    軸シール部を通って、前記ケーシング外に漏出するのを
    防止すべく、前記軸シール部に封止ガスを封入する封止
    ガス供給手段と、 前記ケーシングに取付けられ、該ケーシング内のガスの
    圧力変動を測定する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段からの検出出力に基づいて、前記封止
    ガス供給手段から前記軸シール部への封止ガス量又は封
    止ガス圧力を調整する手段とを具備することを特徴とす
    る残渣分離装置。
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CN102600992A (zh) * 2012-03-28 2012-07-25 湖南省三力士农机制造有限公司 卧式螺旋离心滤油机的油室
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