JP3198268B2 - キャリッジの位置検出方法および装置 - Google Patents

キャリッジの位置検出方法および装置

Info

Publication number
JP3198268B2
JP3198268B2 JP11887397A JP11887397A JP3198268B2 JP 3198268 B2 JP3198268 B2 JP 3198268B2 JP 11887397 A JP11887397 A JP 11887397A JP 11887397 A JP11887397 A JP 11887397A JP 3198268 B2 JP3198268 B2 JP 3198268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
distance
position mark
detecting
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11887397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1052957A (ja
Inventor
ヨハネス・マシュー・マリー・シモンズリア・バン・ルース
Original Assignee
オセ−ネーデルランド・ビー・ブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8223980&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3198268(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by オセ−ネーデルランド・ビー・ブイ filed Critical オセ−ネーデルランド・ビー・ブイ
Publication of JPH1052957A publication Critical patent/JPH1052957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198268B2 publication Critical patent/JP3198268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/244Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
    • G01D5/245Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains using a variable number of pulses in a train
    • G01D5/2451Incremental encoders

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、プロッタ、
またはスキャナの移動キャリッジの位置を検出する方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャリッジが、例えば、印刷装置の場合
はプリントヘッド、スキャン装置の場合は光学ヘッドが
印刷またはスキャンするラインに沿って移動されると
き、印刷またはスキャン工程のために同期信号を供給す
るため、キャリッジの実際の位置あるいはキャリッジが
予め定められた位置に到達するタイミングを高い精度で
検出することが重要である。従来の方法によると、エン
コーダスケール、いわゆるコードストリップは、装置の
フレームに固定して取り付けられ、キャリッジの移動経
路の全長に渡って延びている。コードストリップには、
以降「スリット」と呼ばれる位置マークが一定の間隔を
置いて設けられている。キャリッジの上に取り付けられ
たセンサが配置され、個々のスリットを検出し、検出信
号列、例えば、連続したスリットを表すパルス列を送出
するので、キャリッジの位置は、このパルス列のパルス
をカウントすることによって決定できる。
【0003】センサが転送型または反射型の光学センサ
である場合、コードストリップ上の位置マークは適切な
言葉でいえばスリット、即ち、透明と不透明領域の連
続、あるいはバー、即ち、明暗領域部分の連続によって
形成される。一般に、エンコード装置は光学装置だけに
限られているわけではなく、例えば、磁気位置マークを
検出する磁気コードストリップと磁気ヘッドとを含みえ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】US−A−51704
16には、転送型光学フィルタを用いたクレーム1の前
提部に記載された方法が開示されている。この発明は、
コードストリップおよび/またはセンサの不良によって
発生するデューティサイクル誤差の補正に関している。
このようなデューティサイクル誤差は、例えば、センサ
から送られるパルス列の立ち上がりと立ち下がり時間の
差、あるいはコードストリップの不透明−透明および透
明−不透明遷移位置のランダム誤差に起因する可能性が
ある。これらの誤差を補正するには、連続した不透明−
透明遷移間の経過時間を測定し、測定した時間に比例す
るデューティサイクルの合成パルス信号を発生すること
が提案されている。
【0005】比較的安価なコードストリップを用いた場
合、連続した不透明−透明遷移間あるいは、より一般に
は、連続したスリット位置の間に著しいランダム変動が
発生する可能性がある。さらに、機械的応力あるいは温
度変化によるコードストリップの膨脹や収縮によって規
則的な誤差が発生することがある。このような誤差は、
従来の装置を用いて補正することができないという問題
があった。
【0006】また、信頼性の高い位置検出を行うには、
高い品質を備え多少高価なコードストリップを用いるこ
とが必要である。特に、ほぼゼロに近い温度膨脹係数を
持つ材料からコードストリップを構成しなければならな
い。そのようなコードストリップの価格とその取り付け
構造は、例えば、1つの印刷行が1m以上の長さに達す
る大きな書式の印刷装置の場合のようにキャリッジが長
い距離に渡って移動しなければならないとき、大幅に増
大する傾向があるという問題があった。
【0007】従って、本発明の目的は、コードストリッ
プに高い品質を要求することなくキャリッジの位置検出
精度を改善することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、クレーム1
に記載した方法とクレーム8に記載したような装置によ
り達成される。
【0009】本発明により、コードストリップの各スロ
ットは、キャリッジの移動方向に予め定められた一定の
間隔でキャリッジに取り付けられた2つのセンサを用い
て2回検出される。個々の検出信号のタイミングが測定
され、これらのタイミングから位置情報が導かれて、2
つのセンサの間の距離に基づいて較正される。センサ間
の距離はキャリッジの全移動距離よりずっと小さいた
め、高い精度で測定および/または安定に調整できる。
測定した距離はコードストリップのスリット位置の検出
と補正に用いられる。例えば、2つのセンサ間の距離L
が連続したスリットとある残りの部分rを加えた間の公
称間隔のj倍(jは整数)の場合、および後方のセンサ
の1つが特定のスリットiを検出した場合、スリットi
とi+j間の距離はL−rでなければならない。キャリ
ッジの速度がvで、tは前方のセンサがスリットi+j
を検出してから経過した時間である場合、rは式r=v
tから計算できる。速度vは、例えば、連続したスリッ
トまたは既知の距離Lの間の公称距離を用いて、検出信
号のタイミングから直接導くことができる。従って、ス
リットiとスリットi+jの間の実際の距離を値L,v
およびtから計算することが可能である。このようにし
て得られた結果は信頼性が高い。なぜなら、Lとtは既
知であるかそれぞれ高い精度で測定でき、なおかつ値v
の許容可能な不確実性が残りの部分rのみ、即ち、全距
離の非常に小さな部分にのみ影響を与えるからである。
【0010】コードストリップに誤差がないとき、この
ようにして得られた結果は公称のスリット距離dのj倍
に等しくなければならない。計算された値とj×dが一
致しないことがわかった場合、より信頼性の高い計算さ
れた値を用いて対応するコードストリップの範囲、即
ち、iとi+jの間のスリットの距離dを較正できる。こう
して、位置検出の連続した誤差を効果的に補正できる。
補正は実時間で、即ち2つのセンサの内の後方の一つの
位置を移動全距離に渡る誤差累積をすることなく高い精
度で検出を行うことができる。
【0011】本発明の有用なさらなる発明は従属クレー
ムに示されている。
【0012】好適な実施例において、個々のスリットと
スリットの間の間隔diは検出信号のタイミングとキャ
リッジの速度に基づいて補正される。この場合、コード
ストリップの収縮や膨脹による規則的な誤差だけでな
く、個々のスリットの間の距離のランダム変動も補正す
ることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を添付した
図面を用いて以下に説明する。
【0014】図1において、例えば、インクジェットプ
リントヘッドを担持するキャリッジ10は、印刷媒体が
副スキャン方向に送られるプラテン12に沿って主スキ
ャン方向に前後移動する。キャリッジ10は、プラテン
12とフレームボディ16に対し固定位置に取り付けら
れたガイドレール14上を案内される。複数の位置マー
クまたはスリット20を備えたコードストリップ18が
フレームボディ16に固定され、ガイドレール14に沿
って延びている。2つの光学センサS1とS2が、コー
ドストリップ18の長さ方向に予め定められた距離を置
いてキャリッジ10にしっかりと取り付けられている。
センサS1とS2の検出部分がコードストリップに面し
ており、その結果、個々のスリット20を検出できる。
【0015】説明を簡単にするため、キャリッジ10は
矢印Aで示された方向に移動すると仮定しよう。もちろ
ん、本発明による装置はキャリッジが反対方向に移動し
たときでも同じように動作できる。方向Aに対して、セ
ンサS1が前方のセンサであり、センサS2が後方のセ
ンサである。
【0016】第1実施例において、2つのセンサS1と
S2との間の有効距離Lはセンサがキャリッジに取り付
けられたとき、考え得る最高の精度で調整または測定さ
れる。さらに、2つのセンサが取り付けられた基板はほ
とんど熱膨脹を受けない材料からできているので、距離
Lは装置の寿命がある間は変化しない。実際の実施例に
おいて、距離Lは8mmのオーダで、一方これに対し、
プラテン12の全長に対しては1m以上のオーダであ
る。2つのセンサ間の距離は比較的小さいので、距離値
Lの安定を保証するハードウェアを比較的安価に入手で
きる。
【0017】これに対して、コードストリップ18の全
長に渡りスリット20の位置に対し同レベルの精度が要
求される場合、十分な品質と長さを持つコードストリッ
プを購入するため多大な出費を覚悟しなければならな
い。本発明によれば比較的安価なコードストリップ18
が用いられ、後述するようにコードストリップのスリッ
トの位置誤差が電気的に補正される。
【0018】図2に示すように、キャリッジ10の位置
を検出する装置は、センサS1とS2、クロックCK、
カウンタ22、プロセッサ24、レジスタ26およびデ
ジタルコンパレータ28を含有する。プロセッサ24
は、RAMとROMメモリ、I/Oポート等の周辺機器
を備えた周知のマイクロプロセッサであり、例えば、プ
リントヘッドの動作に関連した制御機能を実行する他の
目的にも用いられる。
【0019】クロックCKは、高い周波数のクロック信
号をカウンタ22へ供給する。カウンタ22は、キャリ
ッジ10がプラテン12の一側端で移動を開始したとき
か、遅くてもセンサS1が第1スリット(インデックス
i=0を持つ)に到達したときにリセットされる。次
に、カウンタがクロック信号のパルスのカウントを開始
する。センサS1がインデックスiで示されるコードス
トリップのスリット20を検出したときは常にカウンタ
22の現在カウント値がプロセッサ24によって読み込
まれ、そして時間値t1iとして記録される。同じよう
に、後方のセンサS2がスリットiを検出したとき、カ
ウンタ22のカウント値が読み込まれ、時間値t2i
して記録される。これらの値に基づいて、プロセッサ2
4が、以下に詳述するようにコードストリップ18のス
リット20の正確な位置を示す補正した位置座標xi
計算する。
【0020】補正した位置座標xiはプロセッサ24に
記録されて、キャリッジ10の後続するスキャンサイク
ルに用いられる。位置値は、例えば、フレームボディ1
6とコードストリップの熱膨脹による等の変化が起こる
可能性があるときは常に更新される。例えば、位置値
は、プリンタのスイッチがOFF等になった後の各第1
スキャンサイクルで、一定時間動作後、一定数のスキャ
ンサイクルの後に更新される。
【0021】キャリッジの移動中、センサS2から受け
取った検出信号をカウント、即ち、スリットのインデッ
クス番号iを識別して、関連する位置値xiを計算また
は記録した値xiをメモリから再び呼び出してプロセッ
サ24の実際のスキャン位置(後方のセンサS2のx座
標として定義される)を決定できる。
【0022】例において、装置はキャリッジ、より正確
にはセンサS2が予め定められた複数のx位置の1つに
到達するごとに同期パルスPを供給するように構成され
る。このために、プロセッサ24は、センサS1とS2
からの検出信号とカウンタ22から供給された時間値に
基づいてキャリッジの実際のx位置と速度v、およびセ
ンサが予め定められたx位置に到達する予想時間を計算
できるようにプログラムされている。この予想時間はレ
ジスタ26にラッチされる。レジスタ26の内容は、キ
ャリッジが予め定められたx位置に接近している間に更
新されるため、予想時間はより信頼性が高くなる。コン
パレータ28がレジスタ26の内容とカウンタ22の内
容とを比較し、2つの値が一致したとき同期パルスPを
供給する。
【0023】この実施例において、予め定められたx位
置は任意に選択でき、コードストリップのスリット20
の位置に制限されないことがわかる。実際、提案された
装置を用いて位置を検出できる空間解像度はコードスト
リップの解像度に制限されているのではなく、もっぱら
クロックCKの周波数とキャリッジの速度とによって決
定される。
【0024】図2に示す装置は、各パルスがキャリッジ
10の実際の位置の一定のわずかな増大を表す合成パル
ス列を供給するように構成できることを注意されたい。
この場合、現在のパルスPが供給されるとすぐに、予め
定められたx位置が所望の量だけ増大され、キャリッジ
が新しい位置に到達する予想時間がレジスタ26にラッ
チされる。
【0025】カウンタ22が図2に個々のブロックとし
て示されているが、このカウンタの機能、さらにレジス
タ26とコンパレータ28の機能もプロセッサ24に内
蔵されている。
【0026】コ−ドストリップのスリット位置xiとキ
ャリッジ10の速度vを決定するプロセッサ24で実行
される各種処理を図3に示す時間変位図を用いて説明す
る。この図において、水平軸xは変位軸、垂直軸tは時
間軸である。コードストリップの第1の13スリットの
位置(インデックス番号0〜12によって示される)は
垂直の線として表され、センサの移動は曲線S1とS2
によって示される。スリットは不規則な間隔で配置さ
れ、キャリッジの速度、即ち、センサS1とS2の速度
は一定でないことがわかる。このため、スリット間隔と
速度変化の不規則性は図示の目的で強調されている。最
初、スリットのx座標もキャリッジの速度もわかってい
ないと仮定する。2つのセンサの間の距離Lだけが正確
にわかっている。
【0027】例において、キャリッジは、前方のセンサ
S1がコードストリップのスリット「0」に一致する静
止位置から加速される。しかしながら、実際は、センサ
S1がスリット「0」を通過したとき、キャリッジが基
本的にすでに一定速度に達していることが望ましい。
【0028】時間t16のときセンサS1がスリット
「6」に到達する。これから少し経った後に、時間t2
0で後方のセンサS2がスリット「0」に到達する。従
って、例において、2つのセンサ間の距離Lは、コード
ストリップ(j=6)の約6つのスリットに対応する。
実際の実施例において、数jは一般に大きい。例えば、
距離Lが8mmに達し、コードストリップが3つのスリ
ット/mm(d=1/3mm)を持つ場合、距離Lは約
24のスリット(j=24)に対応する。
【0029】いかなる場合においても、スリットjのx
座標、即ち、図3のスリット「6」は高い精度で決定で
きる。なぜなら、スリット「6]は、既知の距離Lから
ほんのわずかな量rだけしか異なっていないからであ
る。x6がスリット「6」のx座標を示す場合、 x6=L−r=L−v(t20−t16) (1) になる。ここで、vはt16とt20の間の時間間隔にお
けるキャリッジの(平均)速度である。
【0030】速度vの妥当な概算値を得る方法はいくつ
かある。最も簡単な場合、キャリッジの速度を既知の一
定のマシーンパラメータとしてみなすことができる。一
方、速度は、t10とt20の間の時間間隔でほぼ一定と
みなすことができる。この時間間隔は、両方のセンサS
1とS2がスリット「0」を通過する瞬間によって決定
される。従って、この時間間隔での平均速度はL/(t
0−t10)である。
【0031】別の可能性として、スリット「0」と
「1」の間の距離を公称スリット距離dと等しいと考え
ることができるので、速度はv=d/(t21−t20
として計算できる。その代わり、第1センサS1からの
タイミング信号は、v=d/(t16−t15)あるいは
センサS1がスリット「7」に到達した後は、v=d/
(t17−t16)を用いる。精度は、平均または速度v
に対するさまざまな値の重み付け平均を計算することに
より向上される。
【0032】式(1)に用いられた速度vのさらに信頼
性の高い概算値が、「0」と「6」の間のセンサS1の
移動を一定加速度運動として仮定してほぼ記述すること
ができる。
【0033】 v(t)=v0+at (2) 実際、キャリッジの速度は常に一定で速度変動はいくら
か低い周波数を持つので、この仮定は実際良好な近似を
与える。V1が移動の最初の半分、即ち、「0」と
「3」の間の平均速度を示し、V2が次の半分、即ち、
「3」と「6」の間の平均速度を示す場合、次の式が成
り立つことがわかる。
【0034】 V1=v0+(1/4)at (3) V2=v0+(3/4)at (4) 式(3)と(4)を初期速度v0および最終速度vにつ
いて解くと、 v0=(3/2)V1−(1/2)V2 (5) v=(3/2)V2−(1/2)V1 (6) 速度V1とV2は、スリットの大きな数(j/2)に渡
り平均を取ったので、検出したタイミングt10,t
3,t16および公称スリット距離dを用いてより高い
精度で検出できる。公称距離d(「0」と「3」および
「3」と「6」の間の未知の実際の距離の代わりに)を
用いて導入された許容可能な規則的な誤差は以下のよう
に除去できる。式(5)と(6)から得られた初期速度
0と最終速度vは、「0」から「6」の全間隔に渡る
平均速度を計算するのに用いられる。この平均速度がよ
り信頼性の高い値L/(t20−t10)から逸れている
場合、式(6)から得られた最終速度vと平均速度の逸
れを補正する目盛係数と掛ける。
【0035】式(1)に挿入された速度vが一定の誤差
を含むときにも、この誤差は小さな値rにのみ影響を与
えるので、特に、距離Lがスリットの大きな数jをカバ
ーするとき座標値x6の全誤差は非常に小さい。。
【0036】さらに、式(1)のそれほど信頼性が高く
ない項rは連続したスリットの間の最大距離の半分より
も常に小さくできる。図3において、Lが多少大きく、
rが「6」と「7」の間の距離の半分より大きい場合、
式(1)が以下の式(1′)と置換される。
【0037】 X=L+r=L+v(t1−t2) (1´) この場合、センサS2は、センサS1がスリット「7」
に達するよりも早くスリット「0」に達する。ここで
は、センサS1(第1の検出手段)が検出する第1のマ
ークがスリット「7」であり、センサS2(第2の検出
手段)が検出する第2のマークがスリット「0」であ
る。即ちキャリッジの移動方向においてスリット「7」
(第1のマーク)がスリット「0」(第2のマーク)の
後方に位置している。
【0038】図3の例において、キャリッジの移動が継
続し、後方のセンサS2がx座標が正確にわかっている
スリット「6」または「7」に到達したとき、スリット
「12」または「13」のx位置を同様に決定できる。
この手順を繰り返すことにより、コードストリップ18
の全長に渡る全てのj番目のスリットのx座標をコード
ストリップの品質にかかわらず高い精度で検出できる。
これにより、コードストリップの膨脹や収縮によるあら
ゆる規則的な誤差も補正できる。
【0039】個々の各繰り返しステップに含まれる誤差
は、rの測定の誤差により与えられる。rは2つの連続
したスリットの間の距離dの半分より決して大きくなる
ことがないので、この誤差はDv*d/2より大きくな
い。ここでDvは速度vの測定の誤差である。この誤差
は、各繰り返しステップ、即ち、キャリッジが距離Lを
移動するごとに発生しえる。従って、キャリッジが長い
距離に渡って移動すると、累積誤差はこの距離に等しく
Lに反比例する。
【0040】上記の実施例において、距離Lが正確にわ
かっていることが重要である。キャリッジ10にプラテ
ン12に置かれた印刷媒体の端を検出できる追加センサ
が設けてある場合、位置検出結果は印刷媒体の既知の幅
と比較され、比較結果を距離Lの再較正に用いることが
できる。かくして、信頼性の高い位置検出は、仮に、セ
ンサS1とS2との間の距離Lが一定でなくとも保証で
きる。
【0041】もちろん、全てのj番目のスリットの既知
のx座標を他の全てのスリットのx座標の較正に用いる
ことができる。非常にあらっぽい方法によっても、これ
は後続するスリット対の間の距離が等しいと単に仮定す
るだけで行うことができる。しかし、キャリッジの速度
vは、上述した方法の1つで決定されているので、スリ
ットのx座標のより正確な補正が、キャリッジの速度を
考慮に入れることにより可能である。
【0042】図3を参照して、スリット「0」と「6」
の間のキャリッジの加速度が一定であると仮定されてい
る場合、スリット「0」と「i」(i=2…5)の間の
間隔の平均速度Vを計算して、スリットの対応するx
をx=V(t1−t1)により与えることがで
きる。
【0043】好適な実施例において、座標値xiは、ス
リットi−1とiの間の間隔のキャリッジ速度が、スリ
ットiとi+1の間の間隔のキャリッジ速度と基本的に
等しいという仮定に基づいて決定される。そのとき、2
つの隣接するスリット間隔の長さの間の比は、センサS
1またはS2がこれらのスリット間隔を通して移動する
時間間隔の比に等しくなければならない。例えば、セン
サS2からの信号を用いた場合、プロセッサ24は比C
i=dti-1/dti-2決定する。ここで、dti-1はセン
サS2がスリットi−1からiまで移動する時間、dt
i-2はこのセンサがスリットi−2からi−1まで移動
する時間である。C1は1にセットされている。比Ci
「1」と「j」(図3でj=6)の間の全てのスリット
間隔に対して決定されていると、正規化されたスリット
間隔Diが以下のように計算される。 D0=1 D1=1×C1 D2=1×C1×C2 D3=1×C1×C2×C3 これらの正規化したスリット間隔Diは、スリット
「0」と「1」の間の間隔に対するスリットi−1とi
の間の間隔を示している。
【0044】次のステップで、正規化されたスリット間
隔Diがi=1からi=jまで和が取られ、その和がプ
ロセッサ24のメモリに格納される。
【0045】次に、絶対スリット間隔diは、正規化さ
れた間隔Diとスリット「0」と「j」の間の既知の全
距離とを掛け、格納された和で積を割ることにより計算
される。そして、座標値xiは0からiまでの絶対スリ
ット間隔の和を求めることにより計算される。
【0046】表1に図3に示すデータに基づく例を示
す。
【0047】
【表1】
【0048】スリット「0」と「6」までのインデック
スiは第1列に示されている。第2列は連続した時間値
t2iの間の時間間隔dtiの長さを示す。第3列は連続
した時間間隔dtiの間の比Ciを示す。第4列は比Ci
の連続した積として計算された正規化されたスリット間
隔Diを示す。これらの正規化されたスリット間隔の和
も示されている。第5列は「0」から「6」までの既知
の全距離により較正された絶対スリット間隔diを示
す。スリットの対応する座標値xiは第6列に示されて
いる。比較のために、第7列は図3のスリットの実際の
x座標を示し、最後の列は計算された座標と実際の座標
の間の誤差を示す。
【0049】これらのスリットの座標値は既知なため、
スリット「0」と「6」の誤差はゼロであることがわか
る。他のスリットに対し、誤差は最初と最後のスリット
の間の半分の位置で最大に達する。
【0050】例において、キャリッジの速度が2つのス
リットの距離に渡りほとんど変化しないという仮定は完
全に満足されないので、誤差は非現実的なほど大きい。
実際には、上述した手順は、スリットのx座標に対しか
なり信頼できる値を生成するので、スリット位置のラン
ダム変動をうまく補正できる。精度をさらに向上させる
には、2つのセンサを用いて時間間隔dtiを検出し、
結果の平均を取ることが可能である。
【0051】i=0からi=6までの座標値が決定され
ると、これらの座標値を次の繰り返しステップで、スリ
ット「12」の正確な位置の決定に必要となるキャリッ
ジの速度vの検出精度の改善にただちに用いることがで
きる。そして、i=7からi=11までのスリットのx
座標が上記のような方法で決定される。
【0052】スリット位置の測定精度は、数スキャンサ
イクルの間上記の手順を繰り返し、結果の平均を取るこ
とによりさらに向上させることができる。この平均を取
る手順により、例えば、センサS1とS2の検出信号の
ノイズによる誤差を除去する。
【0053】いったん、スリットのx座標が満足のいく
精度で測定されると、プロセッサ24の負荷は大幅に軽
減される。出力信号Pを供給するのに実行しなければな
らない処理ステップをプロセッサ24の処理能力が低く
ともリアルタイムで実行できる。また、スリットの座標
を更新するより複雑な処理をプロセッサ24が他のタス
クの処理に占有されていないときに実行できる。
【0054】本発明の変更を加えた実施例において、ゲ
ージコードストリップ30がコードストリップ18の一
端または両端に設けられている。このゲージコードスト
リップは、非常に高い品質を備えているが、センサの間
の距離Lよりわずかに長いだけの長さを持っている。こ
のため、ゲージコードストリップの価格は比較的安い。
【0055】この実施例において、センサS1とS2と
の間の距離Lはゲージコードストリップ30により測定
できる。これにより、プロセッサ24は、センサS1と
S2が取り付けられている基板の熱膨脹による距離Lの
変化を検出できるという利点がある。
【0056】この実施例により、信頼性がそれほど高く
ないコードストリップ18のスリットの座標値を検出す
る別の方法も可能になる。図3に戻ると、ゲージコード
ストリップ30にスリット「0」から「7」が設けられ
ていると仮定すると、そのx座標を正確に知ることがで
きる。後方のセンサS2から供給されたタイミング信号
を用いてキャリッジの速度を高い精度で求めることがで
きる。従って、後方のセンサS2がスリット「1」と
「2」を通過すると、この間のキャリッジの平均速度を
正確に測定することができる。基本的に前方のセンサS
1はスリット「7」と「8」を同時に同じ平均速度で通
過する。かくして、スリット「7」と「8」の間の距離
を正確に測定できる。
【0057】スリット「8」,「9」,・・・「12」
の間の後続するスリット間隔も同様に測定できる。後
で、後方のセンサS2がこれらのスリットを通過する
と、既知のスリット間隔を再度用いてキャリッジ速度を
測定することができる。引き続き、この速度により正確
でないコードストリップ18の次のスリットの間の間隔
を検出することができる。従って、コードストリップ1
8の全てのスリット20のx座標を測定できる。スリッ
ト20が不規則に配置された「コードストリップ」を用
いることも可能である。
【0058】x8からx12、より一般には、xj+1からx
2jのx座標の計算に含まれる誤差は小さい。なぜなら、
これらの計算は、ゲージコードストリップ30の最初の
jスリットの位置に直接基づいているからである。しか
し、後続する各jスリット対の座標の計算では誤差が指
数関数的に増大する。同じことがコードストリップの各
部のキャリッジ速度の誤差にもいえる。
【0059】しかしながら、これらの誤差を補正するこ
とは可能である。なぜなら、距離Lがスキャン移動の最
初の段階で正確に測定されているからである。
【0060】例えば、2つのスリットiとi+jの間の
距離を2つの異なった方法で決定できる。第1の方法
は、上述したのと同じ方法で導かれた座標値の間の差を
求めるものである。第2の方法は、第1の実施例と同じ
手順を用いて、既知の距離Lにより距離を決定するもの
である。第2の方法で得られた結果はより信頼性が高い
ので、iとi+jの間の全てのスリットの座標値の較正
やスケーリングに用いることができる。
【0061】同様に、平均速度Vの条件は、 V=L/(t2i−t1i) となり、検出した速度の検査と較正に用いることができ
る。
【0062】位置の検出精度は、ゲージコードストリッ
プ30からそれほど離れていない位置では良好であるこ
とがわかる。従って、コードストリップ18の全長に渡
る精度は、ゲージコードストリップ30を両端に設け、
キャリッジが前後移動する間に得られた結果の平均を取
れば向上できる。
【0063】本発明の特定の実施例のみ上述したが、添
付したクレームの範囲から逸脱することなく、さまざま
な変更や修正を加えることができる。本発明は、プリン
タとスキャナにのみ限定されているわけではなく他の応
用の移動物体の位置検出に用いても良い。
【0064】
【発明の効果】以上のように、より信頼性の高い計算さ
れた値を用いて対応するコードストリップの範囲、即
ち、iとi+jの間のストリップの距離dを較正でき
る。こうして、位置検出の連続した誤差を効果的に補正
でき、補正は実時間、即ち、2つのセンサの内の後方の
1つの位置を移動全距離に渡る誤差累積をすることなく
高い精度で検出を行うことができる効果がある。
【0065】また、個々のスリットとスリットの間の間
隔diは検出信号のタイミングとキャリッジの速度に基
づいて補正され、コードストリップの収縮や膨脹による
規則的な誤差だけでなく、個々のスリットの間の距離の
ランダム変動も補正することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタのプラテンに沿って移動するプリント
ヘッドキャリッジとキャリッジの位置を検出する本発明
による装置の概略的な透視図である。
【図2】位置検出装置のブロックダイアグラムである。
【図3】本発明の動作原理を示す時間変位図である。
【符号の説明】
10 キャリッジ 12 プラテン 14 ガイドレール 16 フレームボディ 18 コードストリップ 20 スリット 22 カウンタ 24 プロセッサ 26 レジスタ 28 コンパレータ 30 ゲージコードストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−282048(JP,A) 特開 平3−173667(JP,A) 特表 昭55−500860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジの上に取り付けられた第1と
    第2の検出手段が、個々の位置マークを検出するごとに
    検出信号を発生して検出信号のタイミングを測定し、前
    記キャリッジの位置がこれらのタイミングに基づいて決
    定されるプリンタ、プロッタ、またはスキャナにて連続
    した前記位置マークが設けられたコードストリップに沿
    って移動する前記キャリッジの位置検出方法において、
    前記第1と第2の検出手段が前記キャリッジの移動方向
    に互いに予め定められた距離Lで前記キャリッジに配置
    され、前記キャリッジの位置の情報が前記第1と第2の
    検出手段からの検出信号のタイミングから導かれ、前記
    第1と第2の検出手段の間の距離Lに基づいて較正され
    ることを特徴とするキャリッジの位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の検出手段のうち、前記
    キャリッジの前記移動方向の前方に位置する一方が、
    1の位置マークを検出する第1のタイミングを記録する
    ステップaと、前記キャリッジの前記移動方向の後方に位置する他方の
    前記検出手段が、 第2の位置マークを検出する第1のタ
    イミングのすぐ後に続く第2のタイミングを記録するス
    テップbと、 前記第1と第2とのタイミングの間の差および前記キャ
    リッジの速度に基づいて前記第1と第2のタイミングの
    間で前記一方の検出手段が変位する量rを計算するステ
    ップcと、 前記第1と第2との位置マークの間の距離を前記第1の
    位置マークが前記キャリッジの移動方向に前記第2の位
    置マークの前にあるときは差L−rに較正し、前記第1
    の位置マークが前記移動方向に前記第2の位置マークの
    後方に位置しているときは和L+rに較正するステップ
    dとを含む請求項1に記載のキャリッジの位置検出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記aからdまでのステップが、基本的
    前記距離Lに等しいが、誤差や変動を含み得る相互距
    離を有して一対をなす位置マーク対の連続的な複数対に
    対して繰り返されることを特徴とする請求項2記載のキ
    ャリッジの位置検出方法。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の位置マークの間に介
    在する位置マークの位置が、前記第1と第2の位置マ
    ークの間の距離、前記第1と第2の検出手段の少なく
    とも一方からの検出信号タイミングと、前記第1と第2
    の位置マークの間で移動中の前記第1と第2の検出手
    段の速度に基づいて検出されることを特徴とする請求
    項2または3に記載のキャリッジの位置検出方法。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の検出手段の一方からの
    連続した検出信号の間の時間間隔を決定するステップ
    と、 連続した時間間隔の間の比を計算するステップと、 介在する各位置マークに対し現在の位置マークまでの比
    の連続した積を計算するステップと、前記 連続した積の和を計算するステップと、 前記第1と第2の位置マークの間に介在する各位置マ
    ークの絶対スリット間隔を関連する連続した積と前記第
    1と第2の位置マークの間の距離を乗算し、その結
    果を連続した積の和で除算することにより計算するステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項4に記載のキャリ
    ッジの位置検出方法。
  6. 【請求項6】 クロックのクロック信号をカウントし、
    前記キャリッジが予め定められた位置に到達する予想時
    間を前記第1と第2の検出手段の検出信号から決定され
    ている前記キャリッジの実際の位置と速度に基づいて計
    算して、前記キャリッジが予め定められた位置に接近す
    るにしたがい予想時間を更新し、そしてクロックパルス
    のカウント値が予想時間に等しくなったとき前記キャリ
    ッジが予め定められた位置に到達したことを示す同期パ
    ルスを供給することを特徴とする請求項1から5項のい
    ずれか1項に記載のキャリッジの位置検出方法。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2の検出手段の間の距離
    が、少なくとも前記コードストリップの一端に設けられ
    たゲージコードストリップの上の位置マークを検出する
    ことにより決定されることを特徴とする請求項1から6
    項のいずれか1項に記載のキャリッジの位置検出方法。
  8. 【請求項8】 プリンタ、プロッタまたはスキャナにお
    いて、連続した位置マークが設けられたコードストリッ
    プに沿って移動するキャリッジの位置を検出する装置で
    あり、前記キャリッジに取り付けられた検出手段と、こ
    検出手段がコードストリップ上の位置マークを検出
    これらのタイミングに基づいて前記キャリッジの位置を
    決定する処理手段とから成る装置において、 前記検出手段が、移動方向に予め定められた相互間隔
    前記キャリッジの上に配置された第1と第2の前記検出
    手段とを有し、前記第1と第2の検出手段から検出信号
    のタイミングを記録し、これらのタイミングから導かれ
    た前記位置マークの位置を前記第1と第2の検出手段の
    間の既知の距離較正することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段、前記キャリッジの後続
    するスキャンサイクルのために検出した前記位置マーク
    の位置を記録することを特徴とする請求項8に記載の装
    置。
JP11887397A 1996-05-15 1997-04-22 キャリッジの位置検出方法および装置 Expired - Fee Related JP3198268B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL96201317.3 1996-05-15
EP96201317 1996-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1052957A JPH1052957A (ja) 1998-02-24
JP3198268B2 true JP3198268B2 (ja) 2001-08-13

Family

ID=8223980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11887397A Expired - Fee Related JP3198268B2 (ja) 1996-05-15 1997-04-22 キャリッジの位置検出方法および装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6010206A (ja)
JP (1) JP3198268B2 (ja)
DE (1) DE69708964T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477017B2 (en) 1998-02-10 2002-11-05 Fujitsu Limited Disk drive and head suspension unit

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6325505B1 (en) * 1997-06-30 2001-12-04 Hewlett-Packard Company Media type detection system for inkjet printing
US6494563B2 (en) * 1997-12-25 2002-12-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet element substrate and ink jet head that employs the substrate, and ink jet apparatus on which the head is mounted
JP2000196806A (ja) * 1998-10-21 2000-07-14 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、情報読み取り装置、記録装置、情報読み取り方法、及び記憶媒体
US6318839B1 (en) * 2000-10-16 2001-11-20 Hewlett-Packard Company Apparatus and method of compensating for print engine and encoder expansion or contraction in a printing device
US6779868B2 (en) * 2001-07-06 2004-08-24 Benq Corporation Printer with a calibration position positioned within a printing range
US7145588B2 (en) * 2004-02-27 2006-12-05 Eastman Kodak Company Scanning optical printhead having exposure correction
DE602005015412D1 (de) * 2004-12-22 2009-08-27 Oce Tech Bv Drucker mit hin- und herbewegbarem Druckwagen
EP1674278B1 (en) * 2004-12-22 2009-07-15 Océ-Technologies B.V. Printer with reciprocating printhead carriage
WO2006082601A1 (en) * 2005-02-04 2006-08-10 Sys Tec S.R.L. Machine for flexographic printing lines
US8182065B2 (en) * 2005-07-29 2012-05-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Apparatus and methods for compensation of thermal and hydroscopic expansion effects in a low cost motion control system
JP2007076027A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Epson Corp 位置検出装置およびこの位置検出装置を備える液体吐出装置
EP2895333B1 (en) 2012-09-14 2021-05-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Compensating for changes in printhead-to-printhead spacing

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4180703A (en) * 1978-06-28 1979-12-25 International Business Machines Corporation Bi-directional, self imaging grating detection apparatus
JPH03173667A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Nec Corp 印字ヘッドの送り位置検出装置
US5184011A (en) * 1991-01-03 1993-02-02 Xerox Corporation Linear encoder for digital printing applications
US5170416A (en) * 1991-06-17 1992-12-08 Tektronix, Inc. Encoder duty-cycle error correction
US5276970A (en) * 1991-10-30 1994-01-11 Hewlett-Packard Company Codestrip in a large-format image-related device
US5241325A (en) * 1991-10-31 1993-08-31 Hewlett-Packard Company Print cartridge cam actuator linkage
JPH0725103A (ja) * 1993-07-15 1995-01-27 Canon Inc プリンタ装置及びプリント方法
JPH0781182A (ja) * 1993-09-20 1995-03-28 Seiko Epson Corp シリアルプリンタのキャリッジ駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477017B2 (en) 1998-02-10 2002-11-05 Fujitsu Limited Disk drive and head suspension unit

Also Published As

Publication number Publication date
DE69708964T2 (de) 2002-07-25
JPH1052957A (ja) 1998-02-24
US6010206A (en) 2000-01-04
DE69708964D1 (de) 2002-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3198268B2 (ja) キャリッジの位置検出方法および装置
JP2903258B2 (ja) 厚さ測定装置を校正する方法及び層、テープ、ホイル等の厚さを測定又はモニターするための装置
US7478894B2 (en) Method of calibrating print alignment error
EP0871013B2 (en) Position encoder
US5266976A (en) Apparatus for forming a color image
US6158344A (en) Linefeed calibration using an integrated optical sensor
US6454474B1 (en) Calibration of a media advance system
JP2649306B2 (ja) 位置測定装置
US6120196A (en) Image forming device using multiple factors to adjust print position
KR100708137B1 (ko) 잉크젯 화상형성시스템에 있어서 화상정렬장치 및 방법
EP0807528B1 (en) Method and system for detecting the position of a carriage
US6371593B1 (en) Error detection and correction for printer positioning logic
US4167014A (en) Circuitry for perfecting ink drop printing at varying carrier velocity
US6302506B1 (en) Apparatus and method for correcting carriage velocity induced ink drop positional errors
EP0451321B1 (en) Paper position control in a recorder
US8069580B2 (en) Measuring device for determining a position and/or a speed
US6654508B1 (en) Correction and interpolation of position encoders
JP3113660B2 (ja) 位置決めマークの検出方法と装置
JPH06174421A (ja) 測長あるいは測角装置の方法
JP2011042088A (ja) プリンタ及びプリンタの制御方法
US4167013A (en) Circuitry for perfecting ink drop printing at nonlinear carrier velocity
JP2742556B2 (ja) ラベラ印字自動設定装置
JP3480604B2 (ja) ラスタ式記録装置
JP3040446B2 (ja) 記録装置およびその制御方法
JP4440673B2 (ja) プリンタ装置の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees