JP3198108U - カッティング補助器具 - Google Patents

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壽高 西尾
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Abstract

【課題】合わせ部間の隙間に異物が入り込むのを抑制し、衛生面が向上したカッティング補助器具を提供する。【解決手段】カッティング補助器具100は、第1補助器具10aと、第2補助器具10bと、把持部11と、を備える。第1補助器具10aは、第1合わせ部12aと、第1押え板15aと、第1支持部13aと、を含む。第1合わせ部12aは、第1方向に延びる第1合わせ面を有する。第2補助器具は、第2合わせ部12bと、第2押え板15bと、第2支持部13bと、を含む。第2合わせ部12bは、第1方向に延び、第1合わせ面と対向する第2合わせ面を有する。把持部11は、第1補助器具10aの第1合わせ部12aと第2補助器具10bの第2合わせ部12bとの組み合わせからなる合わせ部12を覆う。【選択図】図3

Description

本考案は、カッティング補助器具に関する。
調理者は、二枚又は三枚以上のパンの間に具材を挟み込むことでサンドイッチを作る。例えば、調理者は、サンドイッチの底部となる部分に一枚目のパンを置き、その上に、レタス、ハム及び卵などの具材を乗せる。そして、調理者は、一枚目のパンとともに具材を挟みこむように、具材の上部に二枚目のパンを置く。これにより、一層の具材からなるサンドイッチが完成する。具材の層を多くする場合には、調理者は、前述の二枚目のパンの上にさらに具材を乗せて、再度、具材の上にパンを乗せる作業を繰り返す。
このように作れられたサンドイッチは、一般的には食べやすい大きさに切り分けられる。例えば、サンドイッチを上部から手指で押さえて、手指の間から包丁を差し込んで切り分ける。さらには、特許文献1(実用新案登録公報3193674号公報)には、サンドイッチ用のカッティング補助器具が開示されている。特許文献1のカッティング補助器具は、複数の補助器具を互いに嵌め合わせて構成されている。各補助器具は、押え板と、押え板の上部に接続された把持部と、を有する。把持部は、嵌め合わせ方向に沿って、一方に係合凹部を有し、他方に係合突起を有している。一の補助器具の把持部の係合凹部に、隣接する補助器具の把持部の係合突起が嵌め合わされることで、カッティング補助器具が構成される。各補助器具の押え板間には隙間が設けられる。調理者は、押え板でサンドイッチを押さえ、押え板の間の隙間に包丁を入れてサンドイッチを切る。
実用新案登録公報3193674号公報
しかし、特許文献1のカッティング補助器具は、隣接する補助器具を互いに嵌め合わすことで構成される。そのため、隣接する補助器具の嵌め合わせ部には、パン、具材及び手垢などの異物が入り込む恐れがある。よって、特許文献1のカッティング補助器具は、異物により不衛生になり得る。ひいては、特許文献1のカッティング補助器具を用いて切り分けたサンドイッチ等もまた不衛生になり得る。
そこで、本考案の課題は、衛生面が向上したカッティング補助器具を提供することにある。
本考案の第1観点に係るカッティング補助器具は、第1補助器具と、第2補助器具と、把持部と、を備える。
第1補助器具は、第1合わせ部と、平板状の少なくとも1の第1押え板と、少なくとも1の第1支持部と、含む。第1合わせ部は、第1方向に延びる第1合わせ面を有する。第1支持部は、第1合わせ部と第1押え板との間を接続する。
第2補助器具は、第2合わせ部と、平板状の少なくとも1の第2押え板と、少なくとも1の第2支持部と、含む。第2合わせ部は、第1方向に延び、第1合わせ面と対向する第2合わせ面を有する。第2押え板は、第1合わせ部及び第2合わせ部を挟んで第1押え板に対して、第1方向と交差する第2方向に沿って対向する。さらに、第2押え板は、第1押え板との間に所定距離の第1隙間を有して配置されている。第2支持部は、第2合わせ部と第2押え板との間を接続する。
把持部は、第1補助器具の第1合わせ部と第2補助器具の第2合わせ部とを組み合わせからなる合わせ部を覆う。
上記構成によれば、カッティング補助器具は、第1補助器具と、第2補助器具と、把持部と、を備える。第1補助器具は、第1合わせ部と、第1押え板と、第1支持部と、含む。第2補助器具は、第2合わせ部と、第2押え板と、第2支持部と、含む。
第1補助器具においては、第1合わせ部に第1支持部の先端が接続されている。第1支持部のうち第1合わせ部とは異なる末端に平板状の第1押え板が接続されている。同様に、第2補助器具においては、第2合わせ部に第2支持部の先端が接続されている。第2支持部のうち第2合わせ部とは異なる末端に平板状の第2押え板が接続されている。第1合わせ面と第2合わせ面とを対向させて、第1合わせ部及び第2合わせ部を組み合わされることで合わせ部が構成される。このとき、第1合わせ部及び第2合わせ部を中心として、第1支持部及び第1押え板と、第2支持部及び第2押え板と、が対向するように構成される。
そして、上記のカッティング補助器具においては、合わせ部が把持部によって覆われる。ここで、上述のように、合わせ部が第1合わせ部と第2合わせ部とを組み合わせることで構成されるため、第1合わせ面と第2合わせ面との間など、第1合わせ部と第2合わせ部との間に隙間が形成され得る。しかし、合わせ部が把持部によって覆われることで、第1合わせ部と第2合わせ部との間の隙間が把持部に覆われる。よって、パン、具材及び手垢などの異物が第1合わせ部と第2合わせ部との間に隙間に入り込まず、カッティング補助器具の衛生面を向上させることができる。
なお、第1支持部及び第1押え板と、第2支持部及び第2押え板とがそれぞれ複数設けられている場合には、第1方向及び第2方向などの方向にカッティング対象を切り分けることができる。よって、切り分けの自由度が増す。
また、上記カッティング補助器具は、例えば3つの金型を用いて形成可能である。例えば、第1金型は、第1合わせ部、第1支持部及び第1押え板を形成するための金型である。第2金型は、第2合わせ部、第2支持部及び第2押え板を形成するための金型である。第3金型は、把持部を形成するための金型である。よって、上記カッティング補助器具は、3つの金型を用いて簡単に形成することができる。
本考案の第2観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、把持部は、合わせ部の外表面に密着する内面を有する。
合わせ部の外表面と、把持部の内面とが密着するために、把持部と合わせ部との間に食べ物、手垢等の異物が混入するのを抑制できる。よって、カッティング補助器具の衛生面をさらに向上させることができる。
本考案の第3観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、第1合わせ面と第2合わせ面とは面接触している。
第1合わせ面と第2合わせ面とが面接触しつつ、第1合わせ部と第2合わせ部とが組み合わさって合わせ部が構成される。よって、第1合わせ面と第2合わせ面との間の隙間を小さくできる。そのため、第1合わせ部と第2合わせ部との隙間に、パン、具材及び手垢などの異物が入り込むのを抑制できる。よって、カッティング補助器具の衛生面をさらに向上させることができる。
さらに、第1合わせ部と第2合わせ部とが概ね一体に組み合わされるため、合わせ部の強度を向上できる。
本考案の第4観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、第1合わせ面は、第1合わせ面から突出する凸部を有し、第2合わせ面は、第2合わせ面から凹み、凸部に嵌め合わさる凹部を有する。
第1合わせ部と第2合わせ部とは、第1合わせ面の凸部と第2合わせ面の凹部とを介して互いに組み合わされる。よって、簡単な構成で合わせ部を構成することができる。
本考案の第5観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、第1支持部と第2支持部との間隔は、合わせ部から第1押え板及び第2押え板に向かうほど広がる。
上記の構成によれば、第1支持部と第2支持部との間隔は、切り分け対象と接触する第1押え板及び第2押え板の面内において最も広い。よって、切り分け対象の近傍において、包丁等の切り分け器具を挿入し易い。
本考案の第6観点に係るカッティング補助器具は、第5観点に係るカッティング補助器具において、第1方向視において、第1合わせ部の第1辺は第1支持部の延びる方向に沿っている。また、第2合わせ部の第1辺は第2支持部の延びる方向に沿っている。
合わせ部から第1押え板及び第2押え板に向かって、第1支持部及び第2支持部が互いの間隔が広がるように延びている。そして、第1合わせ部の第1辺は第1支持部の延びる方向に沿っている。一方、第2合わせ部の第2辺は第2支持部の延びる方向に沿っている。よって、第1合わせ部を押さえる力が、第1合わせ部から、第1合わせ部の傾斜方向に沿って延びる第1支持部にスムーズに伝わる。同様に、第2合わせ部を押さえる力が、第2合わせ部から、第2合わせ部の傾斜方向に沿って延びる第2支持部にスムーズに伝わる。これにより、合わせ部を覆う把持部を押さえることで、第1支持部及び第2支持部に、スムーズかつ、概ね均等に力を加えることができる。そのため、第1支持部に接続された第1押え板及び第2支持部に接続された第2押え板を介して、切り分け対象に均等に力を加えることができる。切り分け対象に加わる力が均等に分散されるので、切り分け対象における具材のはみ出しを抑制できる。
本考案の第7観点に係るカッティング補助器具は、第6観点に係るカッティング補助器具において、第1方向視において、合わせ部は逆V字状の形状を有する。また、第1方向視において、第1合わせ部の一部は逆V字の形状の第1辺を構成し、第2合わせ部の一部は逆V字の形状の第2辺を構成する。
上記構成によれば、合わせ部は逆V字状の形状であり、第1合わせ部と第2合わせ部とが概ね対称に組み合わされている。よって、把持部に覆われた合わせ部を押さえることで、第1支持部及び第2支持部に概ね均等に力を加えることができる。そのため、第1支持部に接続された第1押え板及と、第2支持部に接続された第2押え板とを介して、切り分け対象に均等に力を加えることができる。切り分け対象に加わる力が均等に分散されるので、切り分け対象における具材のはみ出しを抑制できる。
また、第1合わせ部と第2合わせ部とが概ね対称であり、また第1支持部と第2支持部とが概ね対称に延びる。よって、カッティング補助器具において対称性が高く、美観が統一される。
本考案の第8観点に係るカッティング補助器具は、第7観点に係るカッティング補助器具において、第1方向視において、把持部は、合わせ部の逆V字の形状に沿った逆V字の形状を有する。
把持部と合わせ部とが概ね同一のV字の形状であるので、把持部と合わせ部とを密着させることができる。よって、把持部と合わせ部との間に、食べ物、手垢等の異物が混入するのを抑制できる。そのため、カッティング補助器具の衛生面を向上させることができる。
本考案の第9観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、隣接する第1第1押え板間には所定距離の第2隙間が形成されている。また、隣接する第2押え板との間には所定距離の第3隙間が形成されている。
上記構成によれば、隣接する第1押え板と第2押え板との間には所定距離の第1隙間が形成されている。そして、全ての第1押え板と第2押え板との間の第1隙間は、第1方向につなぎ合わさる。また、隣接する第1押え板間には所定距離の第2隙間が形成されている。また、隣接する第2押え板間には所定距離の第3隙間が形成されている。第2隙間と第3隙間とは第2方向につなぎ合わさる。よって、全ての隣接する押え板間の間に隙間が形成される。例えば、概ね十字状又はマトリクス状の隙間が形成される。使用者は、カッティング補助器具を切り分け対象に載置すると、十字状又はマトリクス状の隙間に沿って切り分け対象を切り分けることができる。切り分け方向が一方向ではなく十字方向であるため、切り分けの自由度が高い。また、隙間が十字状又はマトリクス状であるので、カッティング補助器具を切り分け対象に対して置き直すことなく、二方向の切り分けが可能である。
本考案の第10観点に係るカッティング補助器具は、第1観点に係るカッティング補助器具において、第1押え板及び第2押え板の平面形状は長方形状である。
上記構成によれば、平板状の第1押え板及び第2押え板の平面形状は長方形状であるので、切り分け対象の概ね全体を上部から安定良く押さえることができる。
また、第1押え板及び第2押え板の平面形状は長方形状である。そして、第1押え板及び第2押え板間の第1隙間の距離と、第1押え板間の第2隙間の距離と、第2押え板間の第3隙間の距離と、をそれぞれ概ね一定とすることができる。つまり、十字状又はマトリクス状に形成される隙間をそれぞれの方向において概ね一定とすることができる。これは押え板の外辺が直線状であり、隣接する押え板が概ね一定に離隔するからである。よって、使用者は、隙間に沿って安定良く切り分け器具を挿入することができ、切り分け対象を所定の大きさに切り分けることができる。
その他、押え板の平面形状としては円形状又は楕円形状も挙げられる。しかし、押え板の平面形状が長方形状である方が押え板間の隙間が概ね一定となる。そのため、隙間に挿入した切り分け器具が隙間の間で揺動するのを抑え、切り分け対象を所定の大きさに切り分け易い。
好ましくは、第1支持部及び第2支持部は棒状である。
支持部が棒状であるので、平板状である場合に比べて、多様な方向から切り分け器具を挿入しても支持部が邪魔になりにくい。
好ましくは、第1押え板には第1押え板を貫通する第1貫通孔が形成されており、第2押え板には第2押え板を貫通する第2貫通孔が形成されている。また、第1貫通孔及び第2貫通孔は、爪楊枝及び串を含む棒状部材を挿入するための孔である。
上記構成によれば、第1押え板及び第2押え板にはそれぞれ第1貫通孔及び第2貫通孔が形成されている。使用者は、第1押え板及び第2押え板により切り分け対象を押さえる。さらに、使用者は、第1貫通孔及び第2貫通孔から爪楊枝及び串等の既存の棒状部材を切り分け対象に差し込む。これにより、第1押え板及び第2押え板と、切り分け対象とを固定することができる。よって、切り分け器具による切り分け時に、切り分け対象に対してカッティング補助器具が揺動するのを抑えることができる。
好ましくは、第1貫通孔は、第1押え板において、第1支持部と第1押え板との接続位置よりも把持部から離れた位置に形成されている。第2貫通孔は、第2押え板において、第2支持部と第2押え板との接続位置よりも把持部から離れた位置に形成されている。
上記構成によれば、第1支持部と第1押え板との接続位置及び第2支持部と第2押え板との接続位置は、把持部側、つまりカッティング補助器具の内側寄りにある。一方、第1貫通孔及び第2貫通孔は、支持部と押え板との接続位置より把持部から離れた位置、つまりカッティング補助器具の外側寄りにある。よって、第1支持部及び第2支持部が、第1貫通孔及び第2貫通孔に棒状部材を挿入する際の邪魔になりにくく、棒状部材を容易に第1貫通孔及び第2貫通孔に挿入することができる。
好ましくは、把持部の外表面には、指を載置可能な凹部が形成されている。
把持部の凹部に指を載置することで、使用者は把持部を握りやすい。また、把持部での滑りを抑制し、切り分け対象を適度に抑えることができる。
本考案によれば、衛生面が向上したカッティング補助器具を提供することができる。
把持部11を取り外した、本考案の一実施形態例に係るカッティング補助器具100の斜視図である。 第1補助器具10aと、第2補助器具10bとの側面図である。 把持部11を取り付けた、本考案の一実施形態例に係るカッティング補助器具100の斜視図である。 図3の+X方向側からみたカッティング補助器具100の正面図である。 図1の−Y方向側からみたカッティング補助器具100の側面図である。 図3の−Y方向側からみたカッティング補助器具100の側面図である。 図1の+Z方向側からみたカッティング補助器具100の上面図である。 図3の+Z方向側からみたカッティング補助器具100の上面図である。 把持部11の斜視図である。 図9の+X方向側からみた把持部11の正面図である。 図11は、図1のカッティング補助器具100の使用状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本考案の具体例であって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態例>
なお、以下の説明において、図1に示すように各方向を定義する。具体的には、カッティング補助器具100の把持部11及び合わせ部12が設けられた上部を+Z方向、押え板15が設けられた下部を−Z方向とする。また、一対の第1押え板15aと第2押え板15bとの間を中心として、第1押え板15a側を+Y方向、第2押え板15b側を−Y方向とする。また、カッティング補助器具100の把持部11及び合わせ部12が延びる方向の一側を+X方向、他側を−X方向とする。また、以下において、+方向及び−方向が特に限定されない場合には、単にX方向、Y方向及びZ方向と記載するものとする。
図1は、把持部11を取り外した、本考案の一実施形態例に係るカッティング補助器具100の斜視図である。図2は、第1補助器具10aと、第2補助器具10bとの側面図である。図3は、把持部11を取り付けた、本考案の一実施形態例に係るカッティング補助器具100の斜視図である。図4は、図3の+X方向側からみたカッティング補助器具100の正面図である。図5は、図1の−Y方向側からみたカッティング補助器具100の側面図である。図6は、図3の−Y方向側からみたカッティング補助器具100の側面図である。図7は、図1の+Z方向側からみたカッティング補助器具100の上面図である。図8は、図3の+Z方向側からみたカッティング補助器具100の上面図である。図9は、把持部11の斜視図である。図10は、図9の+X方向側からみた把持部11の正面図である。図11は、図1のカッティング補助器具100の使用状態を示す斜視図である。
(1)カッティング補助器具100
図3等に示すように、本実施形態に係るカッティング補助器具100は、補助器具10と、把持部11と、を含む。補助器具10は、第1補助器具10aと、第2補助器具10bと、を含む。図1、図2に示すように、第1補助器具10aと第2補助器具10bとは、一対の部材であり、一体に組み合わされる。そして、図3、図4に示すように補助器具10の上部(+Z方向側)に、把持部11が組み合わされてカッティング補助器具100が構成される。このように補助器具10の上部が把持部11によって覆われることで、パン、具材及び手垢などの異物が第1補助器具10aと第2補助器具10bとの上部の隙間に入り込むのを抑制できる。よって、カッティング補助器具100の衛生面を向上させることができる。
以下に、まず補助器具10について説明する。
(1−1)補助器具10
図1、図2等に示すように、補助器具10は、第1補助器具10aと第2補助器具10bとを組み合わせることで構成される。第1補助器具10aと第2補助器具10bとは、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとを嵌め合わせた場合に、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bを中心として概ね対称に構成されている。第1補助器具10aは、第1合わせ部12a、第1支持部13a及び第1押え板15aを含む。そして、第1補助器具10aは、第1合わせ部12a、第1支持部13a及び第1押え板15aが一連に一体化されて形成されている。第2補助器具10bは、第2合わせ部12b、第2支持部13b及び第2押え板15bを含む。そして、第2補助器具10bは、第2合わせ部12b、第2支持部13b及び第2押え板15bが一連に一体化されて形成されている。
以下に、補助器具10の合わせ部12(第1合わせ部12a、第2合わせ部12b)、支持部13(第1支持部13a、第2支持部13b)及び押え板15(第1押え板15a、第2押え板15b)について説明する。
(a)合わせ部12
図1等に示すように、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが組み合わされることで合わせ部12が構成される。この合わせ部12は把持部11により覆われる部材である。第1合わせ部12a及び第2合わせ部12baは、後述の第1合わせ面12a−3及び第2合わせ面12b−3(図2等参照)を中心として概ね対称に形成されている。また、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12baは、それぞれ第1補助器具10a及び第2補助器具10bの上部(+Z方向側)に設けられおり、X方向に延びる部材である。
第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bそれぞれは、X方向視において、例えば、上部(+Z方向側)から下部(−Z方向側)に向かって広がる三角形状である。図2に示すように、第1合わせ部12aは、第1外表面12a−1、第1頭頂面12a−2、第1合わせ面12a−3及び第1底面12a−4を有する。第1外表面12a−1、第1頭頂面12a−2、第1合わせ面12a−3及び第1底面12a−4は、その順に連続的な面である。同様に、第2合わせ部12bは、第2外表面12b−1、第2頭頂面12b−2、第2合わせ面12b−3及び第2底面12b−4を有する。第2外表面12b−1、第2頭頂面12b−2、第2合わせ面12b−3及び第2底面12b−4は、その順に連続的な面である。
第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bがX方向視において三角形状であるため、第1外表面12a−1及び第2外表面12b−1は、Z方向に対して傾斜する傾斜面である。
第1頭頂面12a−2及び第2頭頂面12b−2は、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bの上部の面であり、例えば、XY平面に概ね沿う平面状の形状を有する。第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが嵌め合わされた場合、第1頭頂面12a−2と第2頭頂面12b−2とは概ね面一である。
なお、図1に示すように、第1外表面12a−1、第1頭頂面12a−2、第2外表面12b−1及び第2頭頂面12b−2は、第1補助器具10aと第2補助器具10bとを嵌め合わせた場合に外側に位置する面である。ここで、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとを嵌め合わせた場合、X方向視において、合わせ部12は例えば逆V字状の形状を有する。具体的には、第1外表面12a−1、第1頭頂面12a−2、第2外表面12b−1及び第2頭頂面12b−2が、合わせ部12の外表面を逆V字状の形状に構成する。また、第1外表面12a−1、第1頭頂面12a−2、第2外表面12b−1及び第2頭頂面12b−2は、図4に示すように把持部11の内面により覆われる。
図2、図4に示すように、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが嵌め合わされた場合、第1合わせ面12a−3と第2合わせ面12b−3とは互いに対向する。第1合わせ面12a−3及び第2合わせ面12b−3は、例えば、XZ平面に概ね沿う平面状の形状を有する。この第1合わせ面12a−3と第2合わせ面12b−3とが面接触していると好ましい。この場合、第1合わせ面12a−3と第2合わせ面12b−3との間の隙間を小さくできる。そのため、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとの隙間に、パン、具材及び手垢などの異物が入り込むのを抑制できる。よって、カッティング補助器具100の衛生面をさらに向上させることができる。また、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが概ね一体に組み合わされるため、合わせ部12の強度を向上できる。
第1底面12a−4及び第2底面12b−4は、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bの下部の面であり、例えば、XY平面に概ね沿う平面状の形状を有する。第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが嵌め合わされた場合、第1底面12a−4と第2底面12b−4とは概ね面一である。第1底面12a−4及び第2底面12b−4からは、それぞれ第1支持部13a及び第2支持部13bが延びている。
図2に示すように、第1合わせ面12a−3には、第1合わせ面12a−3から突出する凸部14aが形成されている。一方、第2合わせ面12b−3には、第2合わせ面12b−3から凹む凹部14bが形成されている。第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが嵌め合わされた場合に、凸部14aと凹部14bとが嵌め合わされる。これにより、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが結合され、容易に分離するのを抑制できる。また、凸部14a及び凹部14bという簡単な構成で合わせ部12を構成することができる。
凸部14a及び凹部14bの位置、大きさ及び数等は、凸部14aと凹部14bとが容易に外れないない程度の密着力を有する位置、大きさ及び数等であれば特に限定されない。例えば、本実施形態では、図2に示すように、凸部14aは第1合わせ面12a−3のZ方向の中央部に形成されている。また、図5に示すように、第1合わせ面12a−3のX方向の中心A−Aに対して、+X方向側及び−X方向側に2個の凸部14aが形成されている。同様に、図2に示すように、凹部14bは、凸部14aに対応して、第2合わせ面12b−3のZ方向の中央部に形成されている。また、図5に示すように、凸部14aに対応して、第2合わせ面12b−3のX方向の中心A−Aに対して、+X方向側及び−X方向側に、2個の凹部14bが形成されている。2個の凸部14a間のX方向の距離L3及び2個の凹部14b間のX方向の距離L3は、例えば一例であるが約50mmであり得る。
また、図2に示すように、第1外表面12a−1には、第1外表面12a−1から凹む凹部16aが形成されている。凹部16aは、補助器具10の上部を把持部11が覆う場合に、把持部11の凸部18aと嵌め合わさる。同様に、第2外表面12b−1には、第2外表面12b−1から凹む凹部16bが形成されている。凹部16bは、補助器具10の上部を把持部11が覆う場合に、把持部11の凸部18bと嵌め合わさる。これにより、補助器具10と把持部11とが結合され、容易に分離するのを抑制できる。
凹部16a、16bの位置、大きさ及び数等は、凹部16a、16bと凸部18a、18bとが容易に外れないない程度の密着力を有する位置、大きさ及び数等であれば特に限定されない。例えば、本実施形態では、図2に示すように、凹部16a、16bは、それぞれ第1外表面12a−1、第2外表面12b−1の下部(−Z方向側)に形成されている。また、図5に示すように、第1外表面12a−1のX方向の中心A−Aに対して、+X方向側及び−X方向側に、2個の凹部16aが形成されている。同様に、図5に示すように、第2外表面12b−1のX方向の中心A−Aに対して、+X方向側及び−X方向側に、2個の凹部16bが形成されている。2個の凹部16a、16b間のX方向の距離L4は、例えば一例であるが約70mmであり得る。
なお、合わせ部12は、使用者がカッティング補助器具100を例えば把持しやすい大きさに調整される。図5に示すように、合わせ部12のX方向の距離L5は、例えば一例であるが約100mmであり得る。また、合わせ部12のZ方向の直線距離H2は、使用者が使いやすい高さに調整される。直線距離H2は、第1合わせ部12aの第1底面12a−4と、第1頭頂面12a−2とのZ方向の直線距離である。また、直線距離H2は、第2合わせ部12bの第2底面12b−4と、第2頭頂面12b−2とのZ方向の直線距離である。直線距離H2は、例えば一例であるが、約25mmであり得る。
なお、上記では、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bそれぞれの形状は、X方向視において三角形状である。しかし、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bの形状は三角形状に限定されず、例えばX方向視において矩形状及び長方形状などであってもよい。よって、第1外表面12a−1及び第2外表面12b−1は傾斜面である必要はなく、例えばXZ平面に概ね沿う平面であってもよい。
上記では、第1頭頂面12a−2及び第2頭頂面12b−2は、概ね平面状の形状を有している。しかし、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bの上部が尖った三角形状である場合には、第1頭頂面12a−2及び第2頭頂面12b−2はなくてもよい。つまり、第1合わせ部12aは、X方向視において第1外表面12a−1、第1合わせ面12a−3及び第1底面12a−4を有する。同様に、第2合わせ部12bは、X方向視において第2外表面12b−1、第2合わせ面12b−3及び第2底面12b−4を有する。
上記では、第1合わせ面12a−3の凸部14aと、第2合わせ面12b−3の凹部14bとが嵌め合わさる。しかし、第1合わせ面12a−3に凹部14aが形成され、第2合わせ面12b−3に凸部14bが形成されていてもよい。
上記では、合わせ部12の凹部16a、16bと、把持部11の凸部18a、18bとが嵌め合わさる。しかし、合わせ部12において、第1外表面12a−1に凸部16aが形成され、第2外表面12b−1に凸部16bが形成されてもよい。そして、把持部11内面に凹部18a、18bが形成されていてもよい。
(b)支持部13
支持部13は、少なくとも1の第1支持部13aと、少なくとも1の第2支持部13bとを含む。
第1支持部13a及び第2支持部13bは長尺状の部材である。例えば、第1支持部13a及び第2支持部13bは、図1等に示すように例えば断面が円形状の棒状の部材である。第1支持部13a及び第2支持部13bが棒状であるので、平板状である場合に比べて、多様な方向から切り分け器具30を挿入しても第1支持部13a及び第2支持部13bが邪魔になりにくい。
第1支持部13aと第2支持部13bとは、X方向視において、合わせ部12を中心として概ね対称に設けられている。また、各支持部13(第1支持部13a及び第2支持部13b)は、例えば各押え板15(第1押え板15a及び第2押え板15b)のX方向の概ね中心部に接続される。これにより、把持部11から押え板15に安定良く力を伝えることができる。
より具体的には、第1支持部13aは、第1合わせ部12aの第1底面12a−4から延びており、第1合わせ部12aを支持している。第1合わせ部12aからは、少なくとも1の第1支持部13aが延びている。また、第1支持部13aは、第1合わせ部12aと、後述の第1押え板15aとの間を接続する。なお、複数の第1支持部13aそれぞれに対応して、複数の第1押え板15aが設けられている。よって、複数の第1支持部13aの上部先端に第1合わせ部12aが接続されており、複数の第1支持部13aの下部末端それぞれに各第1押え板15aが接続されている。
同様に、第2支持部13bは、第2合わせ部12bの第2底面12b−4から延びており、第2合わせ部12bを支持している。第2合わせ部12bからは、少なくとも1の第2支持部13bが延びている。また、第2支持部13bは、第2合わせ部12bと、後述の第2押え板15bとの間を接続する。よって、複数の第2支持部13bの上部先端に第2合わせ部12bが接続されており、複数の第2支持部13bの下部末端それぞれに各第2押え板15bが接続されている。
支持部13はZ方向に対して傾斜している。より具体的には、図1〜図4に示すように、第1支持部13aは、第1合わせ部12aから第1押え板15aに向かうにつれて、+Y方向に傾斜している。一方、第2支持部13bは、第2合わせ部12bから第2押え板15bに向かうにつれて、−Y方向に傾斜している。つまり、第1支持部13aと第2支持部13bとの間隔は、合わせ部12から第1押え板15a及び第2押え板15bに向かうほど広がる。よって、第1支持部13aと第2支持部13bとの間隔は、切り分け対象50と接触する第1押え板15a及び第2押え板15bの面内において最も広い。よって、切り分け対象50の近傍において、包丁等の切り分け器具30を挿入し易い。
ここで、前述の通り、第1合わせ部12aはX方向視において三角形状である。同様に、第2合わせ部12bは、X方向視において第1合わせ部12aと対称な三角形状である。この場合、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとを嵌め合わせた場合、X方向視において、合わせ部12の外形は例えば逆V字状の形状を有する。さらに、X方向視において、第1合わせ部12aの第1外表面12a−1の傾斜方向が、第1支持部13aの傾斜方向に沿っていると好ましい。同様に、X方向視において、第2合わせ部12bの第2外表面12b−1の傾斜方向が、第2支持部13bの傾斜方向に沿っていると好ましい。これにより、第1合わせ部12aを押さえる力が、第1合わせ部12aから、第1合わせ部12aの傾斜方向に沿って延びる第1支持部13aにスムーズに伝わる。同様に、第2合わせ部12bを押さえる力が、第2合わせ部12bから、第2合わせ部12bの傾斜方向に沿って延びる第2支持部13bにスムーズに伝わる。よって、合わせ部12を覆う把持部11を押さえることで、第1支持部13a及び第2支持部13bに、スムーズかつ、概ね均等に力を加えることができる。そのため、第1支持部13aに接続された第1押え板15a及び第2支持部13bに接続された第2押え板15bを介して、切り分け対象50に均等に力を加えることができる。切り分け対象50に加わる力が均等に分散されるので、切り分け対象50における具材のはみ出しを抑制できる。また、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとが概ね対称であり、また第1支持部13aと第2支持部13bとが概ね対称に延びる。よって、カッティング補助器具100において対称性が高く、美観が統一される。
なお、後述するが、図1〜図4に示すように、各押え板15(第1押え板15a、第2押え板15b)には、それぞれ貫通孔15−1(第1貫通孔15a−1、第2貫通孔15b−1)が設けられている。支持部13と押え板15との接続位置は、貫通孔15−1よりも合わせ部12側である。
図5に示すように、第1支持部13a間の距離L1及び第2支持部13b間の距離L1は、例えば一例であるが約30mmであり得る。なお、各第1支持部13aはX方向において概ね均等に配置されている。同様に、各第2支持部13bはX方向において概ね均等に配置されている。
また、支持部13(第1支持部13a及び第2支持部13b)の長さは、切り分け器具30が挿入し易い長さに調整される。図5に示すように、支持部13のZ方向の直線距離H1は、切り分け器具30が挿入し易い高さに調整される。その他、直線距離H1は、使用者がカッティング補助器具100を使い易い高さも考慮に入れて調整されてもよい。なお、直線距離H1は、第1合わせ部12aの第1底面12a−4と、第1押え板15aとのZ方向の直線距離である。また、直線距離H1は、第2合わせ部12bの第2底面12b−4と、第2押え板15bとのZ方向の直線距離である。この直線距離H1を考慮して第1支持部13aの長さが調整される。直線距離H1は、例えば一例であるが、約85mmであり得る。
また、支持部13の太さは、例えば、使用者が把持部11を把持して押え板15で切り分け対象50を押さえる圧力に耐え得る強度に調整される。また、支持部13の太さは、使用者が、第1支持部13aと第2支持部13bとの間に切り分け器具30を挿入しやすい太さに調整される。なお、支持部13を構成する材料によっても、その太さは変わり得る。
(c)押え板15
押え板15は、第1補助器具10aの第1押え板15aと、第2補助器具10bの第2押え板15bとを含む。第1押え板15aと第2押え板15bとは、合わせ部12を中心として概ね対称に設けられている。つまり、図1等に示すように、合わせ部12を中心として、+Y方向側に第1押え板15aが設けられ、−Y方向側に第2押え板15bが設けられている。
第1押え板15a及び第2押え板15bは、切り分け対象50と直接に接触する部分である。前述の通り、第1押え板15aは、第1支持部13aを介して第1合わせ部12aと接続される。少なくとも1の第1押え板15aは、少なくとも1の第1支持部13aそれぞれに対応して設けられている。同様に、第2押え板15bは、第2支持部13bを介して第2合わせ部12bと接続される。少なくとも1の第2押え板15bは、少なくとも1の第2支持部13bそれぞれに対応して設けられている。
複数の第1押え板15a及び複数の第2押え板15bは、例えば概ね同じ大きさであり平板状である。また、第1押え板15a及び第2押え板15bの平面形状は、例えば長方形状である。各押え板15がこのような形状であると、切り分け対象50の概ね全体を上部から安定良く押さえることができる。
また、第1補助器具10aと第2補助器具10bとが嵌め合わされた場合、図1、図3等に示すように、押え板15間には、隙間21a〜21cが形成される。具体的には、隣接する第1押え板15aと第2押え板15bとの間には、第1隙間21aが形成される。また、隣接する第1押え板15a間に第2隙間21bが形成される。また、隣接する第2押え板15b間に第3隙間21cが形成される。図5に示すように、第1押え板15a(第2押え板15b)のX方向の距離L2が、隣接する第1支持部13a(第2支持部13b)間のX方向の距離L1よりも小さい。例えば一例であるが、距離L2は25mmであり、距離L1は30mmであり得る。
第1隙間21aはX方向に沿って延びる。また、第2隙間21bと第3隙間21cとはY方向に沿ってつなぎ合わさる。よって、これらの隙間21a〜21cは、図1、図3に示すように概ね十字状又はマトリクス状となる。使用者は、カッティング補助器具100を切り分け対象50に載置すると、十字状又はマトリクス状の隙間21a〜21cに沿って切り分け対象50を切り分けることができる。切り分け方向が一方向ではなく十字方向であるため、切り分けの自由度が高い。また、隙間21a〜21cが十字状又はマトリクス状であるので、カッティング補助器具100を切り分け対象50に対して置き直すことなく、二方向の切り分けが可能である。
ここで、支持部13が棒状であるので、平板状である場合に比べて、十字状又はマトリクス状の隙間21a〜21cのいずれの方向から切り分け器具30を挿入しても支持部13が邪魔になりにくい。
また、第1押え板15a及び第2押え板15bの平面形状は長方形状である。また、隣接する第1押え板15a及び第2押え板15bは、合わせ部12を中心としてY方向に対称に配置されている。また、隣接する第1押え板15aは、X方向に対称に配置されている。また、隣接する第2押え板15bは、X方向に対称に配置されている。さらに、第1押え板15a及び第2押え板15b間の第1隙間21aの距離と、第1押え板15a間の第2隙間21bの距離と、第2押え板15b間の第3隙間21cの距離と、をそれぞれ概ね一定である。つまり、十字状又はマトリクス状に形成される隙間21a〜21cの大きさをそれぞれの方向において概ね一定とすることができる。これは押え板15の外辺が直線状であり、隣接する押え板15が概ね一定に離隔するからである。よって、使用者は、隙間21a〜21cに沿って安定良く切り分け器具30を挿入することができ、切り分け対象50を所定の大きさに切り分けることができる。
上記では、隙間21a〜21cは同程度の大きさである。ただし、隙間21a〜21cはそれぞれ異なる大きさであってもよい。なお、X方向から安定良く切り分け器具30を挿入可能なように、各第1隙間21aは同程度であるのが好ましい。また、Y方向から安定良く切り分け器具30を挿入可能なように、第2隙間21b及び第3隙間21cの大きさは同程度であるのが好ましい。
また、第1押え板15aは、第1押え板15aを貫通する第1貫通孔15a−1を有する。同様に、第2押え板15bは、第2押え板15bを貫通する第2貫通孔15b−1を有する。第1貫通孔15a−1及び第2貫通孔15b−1は、図11に示すように、例えば爪楊枝及び串等の既存の棒状部材40が挿入可能な孔である。よって、既存の棒状部材40を用いて、第1押え板15a及び第2押え板15bと、切り分け対象50とを固定することができる。つまり、カッティング補助器具100を切り分け対象50に容易に固定することができる。そのため、切り分け器具30による切り分け時に、切り分け対象50に対してカッティング補助器具100が揺動するのを抑えることができる。
より具体的には、使用者は、図11に示すようにして切り分け対象50にカッティング補助器具100を適用する。切り分け対象50は、例えばサンドイッチであり、2枚のパン51、53が具材52を挟み込んでいる。例えば、使用者は、把持部11を片方の指等で押さえて、第1押え板15a及び第2押え板15bを切り分け対象50上に載置する。さらに、使用者は、図11に示すように第1貫通孔15a−1及び第2貫通孔15b−1から棒状部材40を切り分け対象50に差し込む。これにより、第1押え板15a及び第2押え板15bと、切り分け対象50とを固定することができる。よって、切り分け器具30による切り分け時に、切り分け対象50に対してカッティング補助器具100が揺動するのを抑えることができる。この状態で、使用者は、もう片方の手で切り分け器具30を隙間21a〜21cに挿入して、切り分け対象50を切り分ける。
なお、第1貫通孔15a−1は、第1支持部13aと第1押え板15aとの接続位置よりも、Y方向において第1合わせ部12aから離れた位置に形成されている。同様に、第2貫通孔15b−1は、第2支持部13bと第2押え板15bとの接続位置よりも、Y方向において第2合わせ部12bから離れた位置に形成されている。よって、第1支持部13a及び第2支持部13bが、第1貫通孔15a−1及び第2貫通孔15b−1に棒状部材40を挿入する際の邪魔になりにくく、棒状部材40を容易に第1貫通孔15a−1及び第2貫通孔15b−1に挿入することができる。
各貫通孔15−1(第1貫通孔15a−1、第2貫通孔15b−1)は、各押え板15(第1押え板15a、第2押え板15b)のX方向における概ね中心部に設けられる。なお、各貫通孔15−1を設ける位置はこれに限定されない。ただし、各貫通孔15−1が各押え板15の中心部に設けられている方が、貫通孔15−1から挿入した棒状部材40と押え板15とにより切り分け対象50を安定良く固定することができる。なお、1つの押え板15に2つ以上の貫通孔15−1が設けられていてもよい。
第1押え板15a及び第2押え板15bのZ方向の厚みは、例えば概ね一定である。このZ方向の厚みは、押え板15の強度を考慮して調整される。
(1−2)把持部11
把持部11は、使用者がカッティング補助器具100を使用する際に指等で把持する部分である。図3、図4等に示すように、把持部11は、補助器具10の上部(+Z方向)に設けられている。より具体的には、把持部11は、第1補助器具10aの第1合わせ部12aと第2補助器具10bの第2合わせ部12bとを組み合わせからなる合わせ部12を覆う。
ここで、合わせ部12は、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとを組み合わせることで構成されるため、第1合わせ面12a−3と第2合わせ面12b−3との間など、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとの間に隙間が形成され得る。しかし、合わせ部12が把持部11によって覆われることで、第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとの間の隙間が把持部11に覆われる。よって、パン、具材及び手垢などの異物が第1合わせ部12aと第2合わせ部12bとの間に隙間に入り込まず、カッティング補助器具100の衛生面を向上させることができる。
合わせ部12の外表面と把持部11の内面とが密着していると好ましい。この場合、合わせ部12と把持部11との間に食べ物、手垢等の異物が混入するのをさらに抑制できる。よって、カッティング補助器具100の衛生面をさらに向上させることができる。
把持部11は、概ね、合わせ部12の外表面に沿った形状を有する。前述の通り、合わせ部12の外表面は、X方向視において逆V字状の形状を有するとする。この場合、把持部11は、X方向視において、合わせ部12の外表面に沿って逆V字状の形状を有する。例えば、把持部11は、V字状に屈曲した板状部材から形成されている。把持部11と合わせ部12とが概ね同一のV字の形状であるので、把持部11と合わせ部12とを密着させることができる。よって、把持部11と合わせ部12との間に、食べ物、手垢等の異物が混入するのを抑制できる。そのため、カッティング補助器具100の衛生面を向上させることができる。
より具体的には、把持部11は、図4に示すように、X方向視において、第1外側部11aと、第2外側部11bと、頭頂部11cと、を有する。V字状の把持部11の互いに斜めに対向する2辺が、それぞれ第1外側部11a及び第2外側部11bとなる。頭頂部11cは、第1外側部11aと第2外側部11bとの間を接続する。
合わせ部12の上部に把持部11が設けられた場合、第1合わせ部12aの第1外表面12a−1が、把持部11に第1外側部11aに対向する。より好ましくは、第1外表面12a−1と第1外側部11aとが密着する。なお、合わせ部12に把持部11に嵌め合わされた場合、第1外表面12a−1の凹部16aと、第1外側部11aの内面から突出する凸部18aとが嵌め合わさる。さらに、第2合わせ部12bの第2外表面12b−1が、把持部11に第2外側部11bに対向する。より好ましくは、第2外表面12b−1と第2外側部11bとが密着する。なお、合わせ部12に把持部11に嵌め合わされた場合、第2外表面12b−1の凹部16bと、第2外側部11bの内面から突出する凸部18bとが嵌め合わさる。さらに、第1合わせ部12aの第1頭頂面12a−2及び第2合わせ部12bの第2頭頂面12b−2が、把持部11の頭頂部11cと対向する。より好ましくは、第1頭頂面12a−2及び第2頭頂面12b−2と頭頂部11cとが密着する。
図3、図4等に示すように、把持部11は合わせ部12を完全に覆うように、合わせ部12よりも一回り大きく形成されている。把持部11の大きさはこれに限定されないが、把持部11が合わせ部12よりも大きいと、把持部11と合わせ部12との密着性を高めることができる。
なお、図6に示すように、把持部11のZ方向の直線距離H3は、使用者が把持しやすい高さに調整される。直線距離H3は、把持部11の第1外側部11aの下端と、頭頂部11cの上端とのZ方向の直線距離である。また、直線距離H3は、把持部11の第2外側部11bの下端と、頭頂部11cの上端とのZ方向の直線距離である。例えば、直線距離H3は、合わせ部12のZ方向の直線距離H2(図5参照)よりも大きい。また、図5、図6に示すように、把持部11のX方向の距離は、合わせ部12のX方向の距離L5と概ね同一である。把持部11のX方向の距離はこれに限定されないが、把持部11及び合わせ部12のX方向の距離が同程度であると、把持部11と合わせ部12との間の段差に異物が蓄積するのを抑制でき好ましい。また、把持部11の凸部18a、18b間のX方向の距離は、凹部16a、16b間のX方向の距離L4と概ね同一である。
(2)カッティング補助器具100の製造方法
次に、カッティング補助器具100の製造方法について説明する。上述した通り、カッティング補助器具100は、第1補助器具10aと、第2補助器具10bと、把持部11とを組み合わせることで構成される。よって、金型としては、第1補助器具10aを形成するための第1金型と、第2補助器具10bを形成するための第2金型と、把持部11を形成するための第3金型とを準備すればよい。
例えば、第1金型は、複数の金型を組み合わせることで第1補助器具10aの形状に対応した空間を有する。この第1金型の空間に、注入口から成形材料を注入する。次に、成形材料が固まった後、複数の金型を分離し、で第1補助器具10aを取り出す。
第2金型及び第3金型も同様の構成であり、同様の手順によって第2補助器具10b及び把持部11が形成される。
以上より、カッティング補助器具100は、例えば3つの金型など、少ない点数の金型を用いて容易に製造することができる。
なお、成形材料としては、金型に注入可能であり、カッティング補助器具100の強度を確保できる材料であれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)などの樹脂及びアルミニウムなどの金属が成形材料として用いられる。
(3)変形例
(3−1)
上記実施形態では、合わせ部12は、X方向視においてV字状の形状を有する。しかし、合わせ部12の形状は、V字状の形状に限定されず、矩形状及び長方形状その他の形状であってもよい。ただし、合わせ部12は、使用者が切り分け対象50を切る際に、把持部11を介して指等を使って持つ部分である。よって合わせ部12は、指等により持ち易い形状であるのが好ましい。
(3−2)
上記実施形態では、把持部11は、X方向視においてV字状の形状を有する。しかし、把持部11の形状は、V字状の形状に限定されず、矩形状及び長方形状その他の形状であってもよい。ただし、把持部11は、使用者が切り分け対象50を切る際に指等を使って持つ部分である。よって把持部11は、指等により持ち易い形状であるのが好ましい。なお、把持部11の形状は合わせ部12の形状に対応しているのが好ましい。
(3−3)
上記実施形態では、第1補助器具10aと第2補助器具10bとは、嵌め合わせて構成されている。しかし、第1補助器具10aと第2補助器具10bとを、例えば接着剤等で合着させてもよい。しかし、第1補助器具10aと第2補助器具10bとを、例えば接着剤等で合着させない場合、第1補助器具10aと第2補助器具10bとを分離して洗浄することが可能であり、より衛生面を向上させることができる。
(3−4)
合わせ部12の嵌め合わせは、凸部、凹部の嵌め込みに限らない。例えば、合わせ面12a−3、12b−3そのものが互いに嵌め合わさるような形状に形成されていてもよい。例えば、合わせ面12a−3、12b−3が凹面、凸面から形成されて互いに嵌め合わさってもよい。
(3−5)
上記実施形態では、第1補助器具10aは、第1合わせ部12a、第1支持部13a及び第1押え板15aが一連に一体化されて形成されている。しかし、第1合わせ部12a、第1支持部13a及び第1押え板15aすべてが一連に一体化されている必要はない。例えば、第1合わせ部12a、第1支持部13a及び第1押え板15aはばらばらに形成され、組み立てられてもよい。また、例えば、第1合わせ部12a及び第1支持部13aと、第1押え板15aと、がばらばらに形成され、組み立てられてもよい。なお、第2補助器具10bの構成についても同様である。
(3−6)
上記実施形態では、押え板15の平面形状は長方形状である。しかし、押え板15の平面形状はこれに限定されず、例えば、正方形状、円形状又は楕円形状等であってもよい。ただし、押え板15は、押え板15間に形成される隙間21a〜21cにおいて、切り分け器具30が搖動しない程度の平面形状を有するのが好ましい。
また、上記実施形態では、押え板15は平板状でありZ方向の厚みは概ね一定である。しかし、押え板15はZ方向において、部分的に又は全体的に膨らみ又は凹みを有する形状であってもよい。
(3−7)
上記実施形態では、第1支持部13a及び第2支持部13bは、断面が円形状の棒状の部材である。ただし、第1支持部13a及び第2支持部13bの形状は、断面が楕円形、矩形、多角形等の棒状であってもよい。
その他、第1支持部13a及び第2支持部13bの形状は平板状であってもよい。この場合、平板状の第1支持部13a及び第2支持部13bの平板状面の幅は、第1支持部13aと第2支持部13bとの間に切り分け器具30が挿入し易い幅に調整される。また、平板状面の第1支持部13a及び第2支持部13b間の距離は、隣接する第1支持部13a間及び第2支持部13b間に切り分け器具30が挿入し易い幅に調整される。
(3−8)
上記実施形態では、カッティング補助器具100は、第1合わせ部12a及び第2合わせ部12bは、それぞれ4本の支持部13及び4つの押え板15を含む。しかし、各合わせ部12は、少なくとも1本の支持部13及び少なくとも1の押え板15を含んでいればよい。
(3−9)
上記実施形態では、把持部11の外表面は凹凸が形成されておらず平板状である。しかし、把持部11の外表面には、指を載置可能な凹部が形成されていてもよい。例えば、把持部11の第1外側部11aの外表面には、親指に対応した凹部が把持しやすい所定の位置に形成されている。また、例えば、把持部11の第2外側部11bの外表面には、親指以外の少なくとも1の指に対応した凹部が把持しやすい所定の位置に形成されている。把持部11外表面の凹部に指を載置することで、使用者は把持部11を握りやすい。また、把持部11での滑りを抑制し、切り分け対象50を適度に抑えることができる。なお、指に対応した凹凸はこれに限定されない。
(3−10)
上記実施形態では、カッティング補助器具100は、サンドイッチ等の切り分け対象50を切り分ける際の補助器具として用いている。しかし、カッティング補助器具100の適用はサンドイッチに限定されず、例えば一面が概ね平坦な食材を所望の大きさに切り分ける際に用いることができる。一面が概ね平坦な食材としては、例えば一例であるが、牛肉、豚肉及び鶏肉などのステーキ肉、肉とキャベツなどの野菜とを交互に積み重ねたミルフィーユ、及び豆腐などの各種食材が挙げられる。
本発明のカッティング補助器具100を用いれば、衛生面が向上したカッティング補助器具を得ることができるので、各種食材を衛生的に切り分ける際に用いることができる。
10 補助器具
10a 第1補助器具
10b 第2補助器具
11 把持部
12 合わせ部
12a 第1合わせ部
12b 第2合わせ部
13 支持部
13a 第1支持部
13b 第2支持部
15 押え板
15a 第1押え板
15b 第2押え板
21a 第1隙間
21b 第2隙間
21c 第3隙間
30 切り分け器具
40 棒状部材
50 切り分け対象
100 カッティング補助器具

Claims (10)

  1. 第1方向に延びる第1合わせ面を有する第1合わせ部と、平板状の少なくとも1の第1押え板と、前記第1合わせ部と前記第1押え板との間を接続する少なくとも1の第1支持部と、含む第1補助器具と、
    前記第1方向に延び、前記第1合わせ面と対向する第2合わせ面を有する第2合わせ部と、前記第1合わせ部及び前記第2合わせ部を挟んで前記第1押え板に対して、前記第1方向と交差する第2方向に沿って対向するとともに、前記第1押え板との間に所定距離の第1隙間を有して配置されている平板状の少なくとも1の第2押え板と、前記第2合わせ部と前記第2押え板との間を接続する少なくとも1の第2支持部と、含む第2補助器具と、
    前記第1補助器具の第1合わせ部と前記第2補助器具の第2合わせ部とを組み合わせからなる合わせ部を覆う把持部と、
    を備える、カッティング補助器具。
  2. 前記把持部は、前記合わせ部の外表面に密着する内面を有する、請求項1に記載のカッティング補助器具。
  3. 前記第1合わせ面と前記第2合わせ面とは面接触している、請求項1に記載のカッティング補助器具。
  4. 前記第1合わせ面は、前記第1合わせ面から突出する凸部を有し、前記第2合わせ面は、前記第2合わせ面から凹み、前記凸部に嵌め合わさる凹部を有する、請求項1に記載のカッティング補助器具。
  5. 前記第1支持部と前記第2支持部との間隔は、前記合わせ部から前記第1押え板及び前記第2押え板に向かうほど広がる、請求項1に記載のカッティング補助器具。
  6. 前記第1方向視において、前記第1合わせ部の第1辺は前記第1支持部の延びる方向に沿っており、前記第2合わせ部の第1辺は前記第2支持部の延びる方向に沿っている、請求項5に記載のカッティング補助器具。
  7. 前記第1方向視において、前記合わせ部は逆V字状の形状を有し、
    前記第1方向視において、前記第1合わせ部の一部は前記逆V字の形状の第1辺を構成し、前記第2合わせ部の一部は前記逆V字の形状の第2辺を構成する、請求項6に記載のカッティング補助器具。
  8. 前記第1方向視において、前記把持部は、前記合わせ部の逆V字の形状に沿った逆V字の形状を有する、請求項7に記載のカッティング補助器具。
  9. 隣接する前記第1第1押え板間には所定距離の第2隙間が形成されており、隣接する前記第2押え板との間には所定距離の第3隙間が形成されている、請求項1に記載のカッティング補助器具。
  10. 前記第1押え板及び前記第2押え板の平面形状は長方形状である、請求項1に記載のカッティング補助器具。
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