JP3198027U - マンホール用セーフティネット - Google Patents

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高橋 英三
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三山工業株式会社
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Abstract

【課題】作業員等がマンホールに落下しないように注意力を喚起する標識としての機能を十分に発揮することができ、製造が容易であり、かつ安価である標識体を備えたマンホール用セーフティネットを提供する。【解決手段】標識体8が二枚の板で構成され、二枚の板が複数個所で留め具9によりセーフティネット5の複数の網目を挟み込むように固定されている。標識体を構成する二枚の板の少なくとも一方の上側に位置する板の上面には文字などの記号を表示して、作業者や通行人に対して落下防止の注意喚起をする機能を持たせる。【選択図】図1

Description

本考案は、マンホール内に張架されるマンホール用セーフティネットに関するものである。
マンホール1は、図3に示すように、コンクリート躯体2の最上部にマンホール蓋受け枠4が設けられており、この受け枠4にマンホール蓋3が載置されている。
種々のメンテナンス等のために作業者が入孔する時などには、マンホール蓋3はマンホール蓋受け枠4から外した状態に置かれる。このような場合に、作業者や通行人が誤ってマンホール内に落下することを防ぐために、セーフティネット5がマンホール内に張架されている(特許文献1)。
このマンホール用セーフティネット5は、マンホール内の最上部近くに設けることが望ましいので、図3、図4から分かるように、通常、該ネット5の四隅をマンホール蓋受け枠4の四個所に設けられた取付具(フックやアンカーグリップ)6、6・・・に係止することにより張架される。
また、セーフティネット5は、該ネットが安全で確実に張架されているかをマンホールの上方から目視により確認できるように、その四隅近傍の個所に反射体7を設けることもある。反射体については、特許文献1に詳細が記載されている。
反射体7は、セーフティネットの四隅近傍に設けられて、該ネットのたるみなどの張架具合や張られている位置を目視で確認するためのものであるから、図4から分かるように、各反射体はセーフティネットの格子状の網目1個分程度をカバーする大きさであり、落下しないように注意力を喚起する標識としての機能は十分でない。
また、その取り付けは、網目の紐に装着できるようにするため、凹溝、鈎部、凸条などを反射体に形成しなければならず、構造が複雑であり、さらに反射用凹凸(プリズム)を備えるため、製造工程が多くコスト高でもある。
特開2003−105783号公報
本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価であって、標識としての機能を十分に備えるマンホール用セーフティネットを提供することである。
上記目的を達成するために、本考案のマンホール用セーフティネットは、以下の手段を採用する。
[1]二枚の板からなる標識体を備えたマンホール用セーフティネットであって、二枚の板は該ネットの複数個の網目を挟み込むように留め具により該ネットに取り付けられ、二枚の板の少なくとも一方が標識部を形成していることを特徴とするマンホール用セーフティネット。
[2]前記二枚の板が可撓性の合成樹脂材からなることを特徴とする[1]に記載のマンホール用セーフティネット。
本考案のセーフティネットは、複数個のネットの網目を挟み込む標識体を備えるから、マンホールの上から目視で容易に確認することができ、作業員等がマンホールに落下しないように注意力を喚起する標識としての機能を十分に発揮することができるものである。そして、標識体は構造が複雑でない二枚の板からなり、留め具により該ネットに容易に取り付けることができるから、標識機能を備えるセーフティネットとして、製造が容易であり、かつ安価である。
マンホール蓋受け枠に張架された本考案のセーフティネットの一実施形態を示す。 標識体の二枚の板が留め具によりセーフティネットに取り付けられている個所の側面拡大図を示す。(a)と(b)では留め具が異なる。 マンホール用セーフティネットが張架されたマンホールの側面断面図を示す。 マンホール蓋受け枠に張架された従来のマンホール用セーフティネットを示す。
図面に基づいて、本考案のマンホール用セーフティネットを説明する。
図1には、マンホール蓋受け枠4に張架された状態の本考案のセーフティネット5の一実施形態が示されている。
セーフティネット5は、格子状の網目で構成されており、複数の網目を覆うように標識体8が留め具9により取り付けられている。
なお、6は、マンホール蓋受け枠4の四箇所に設けられ、該ネット5の四隅に係止してマンホール蓋受け枠4に該ネットを張架するための取付具である。
図1では、セーフティネット5は、図3に示されるものと同様に、マンホール蓋受け枠4に備えられた取付具6に係止して張架され、マンホール内の最上部に設けられているが、受け枠4よりも下の躯体2に取付具6を設けてマンホール内に張架してもよい。
また、7、7・・・はセーフティネット5の四隅近傍に取り付けられる反射体であり、ネットが安全、確実に張架されているかを目視で確認するためのものであるが、必ずしも取り付ける必要はない。
標識体8は、図2に示したように、二枚の板8a、8bから構成され、該板の複数個所には留め具9を挿入できる孔が形成されており、標識体の上下の板8a、8bがネット5の網目の紐5aを挟み込むように、複数個所で留め具9によりネット5に固定されている。
セーフティネットの標識体を構成する二枚の板のうち、該ネットがマンホールに張架されたとき、上側に位置する板8aが標識部となる。標識部の上面には、落下の危険性を知らせるために注意力を喚起する記号(文字、マークなど)を表示する。例えば、「危険あけるな!」、「落下に注意!」などの文字を表示すればよい。また、文字ではなく、危険を知らせるマークや絵柄、色彩で表示することもできる。
これらの文字やマークは、塗装や刻印等により表示することができる。塗装では蛍光塗料を使用してもよい。
セーフティネットに表裏の区別がない場合は、標識体8を構成する二枚の板のうち、いずれの板を標識部としてもよい。また、二枚の板のいずれの板にも標識部とすることができるように注意力を喚起する記号を表示しておけば、二枚の板を同形にした場合は、一種類の板を揃えておくだけでよいことになる。
標識体は、標識の機能を発揮するためには、マンホールの入口上方から目視で十分に確認できる大きさを備え、セーフティネット5の複数の網目(格子)をカバーする面積を有することが必要である。網目が5cm角程度のものであれば、4個以上の網目をカバーする面積を持つことが望ましい。図1に示す実施形態では、標識体8は5個の網目を覆っている。また、取り付け位置も該ネットの中央部が望ましい。
標識体8の複数の個所には、留め具9が装入される孔が形成されている。図1に示すものでは、標識体の二枚の矩形の板8a、8bの周縁6個所に留め具9が挿入できる孔8cが形成されているが、孔の数や位置は、これに限らず安定してネット5に取り付けられる孔の数や位置を選択することができる。
留め具9はリベット(鋲)のたぐいが使用されるが、工具や手作業により標識体7をネット5に取り付けることができる割足リベット、先割れピン、鳩目鋲などが好適である。図2(a)、(b)に示すものでは、標識体がネット5に取り付ける留め具が異なっている。
標識体8のネット5への取付けは、ネット張架枠のようなものにネットを張っておき、その状態でネットを標識体の二枚の板でサンドイッチ状に挟み込み、留め具9を該板の孔に挿入して取り付けると取付け作業がしやすい。
標識体8を構成する各板材は、ネット5の網目の紐5aがはまり込む溝を形成することもできるが、平板状のものが製造する上では簡単である。
標識体8の形状は、矩形でもよいがこれに限るものではない。
標識体8の材料には、可撓性のある合成樹脂板、アルミなどの腐食しにくい金属板等が使用できるが、人が落下した場合に負傷する危険性がなく、かつセーフティネットを痛めることのないものが望ましい。これらの材料に塗装などを施すこともできる。
セーフティネット5は、例えばポリプロピレン製の糸状のものを撚り合わせて撚りロープとし、これを網目の格子を5cm角以下程度となるように、網を編み込んで作ることができる。
あるいは、薄平板帯状の合成繊維を縦の帯片と横の帯片とで網目の格子を5cm角以下程度に形成して作ることもできる。該薄平板帯状を形成する合成繊維としては、例えば熱硬化性を有するFRP、熱可塑性を有するPVC等の素材が使用でき、格子を形成する縦の帯片と横の帯片との重合部は、ミシン掛け或いは熱溶着により接合されている。熱溶着手段としては、アイロン等を使って加圧、加熱することにより、簡単、容易に溶着することができる。
本考案における標識体は、二枚の板でセーフティネットの複数の網目をサンドイッチ状に挟んで、留め具により該ネットに容易に取り付けることができ、また、前述の反射板のように複雑な構造ではないから、本考案の標識を備えるセーフティネットは、製作も簡単であり、また安価である。そして、標識体に作業者や通行人に落下防止に対して注意喚起をする機能を持たせることができるから、マンホール用として有益である。
1:マンホール
2:コンクリート躯体
3:マンホール蓋
4:マンホール蓋受け枠
5:セーフティネット
5a:セーフティネットの紐
6:取付具
7:反射体
8:標識体
8a:(標識体の)板
8b:(標識体の)板
9:留め具

Claims (2)

  1. 二枚の板からなる標識体を備えたマンホール用セーフティネットであって、二枚の板は該ネットの複数個の網目を挟み込むように留め具により該ネットに取り付けられ、二枚の板の少なくとも一方が標識部を形成していることを特徴とするマンホール用セーフティネット。
  2. 前記二枚の板が可撓性の合成樹脂材からなることを特徴とする請求項1に記載のマンホール用セーフティネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108661083A (zh) * 2018-06-27 2018-10-16 张昊旻 一种防跌落窨井盖结构

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