JP3198005B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP3198005B2
JP3198005B2 JP06970094A JP6970094A JP3198005B2 JP 3198005 B2 JP3198005 B2 JP 3198005B2 JP 06970094 A JP06970094 A JP 06970094A JP 6970094 A JP6970094 A JP 6970094A JP 3198005 B2 JP3198005 B2 JP 3198005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版された孔版用のマ
スタを多孔性円筒状の版胴に巻装して印刷を行う孔版印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より簡便な印刷方式として、デジタ
ル感熱製版、あるいはフラッシュ製版されたマスタを用
いて印刷を行う孔版印刷が良く知られている。これは、
サーマルヘッドとかキセノンフラッシュバルブ等で製版
した孔版用のマスタを多孔性の支持円筒体と樹脂あるい
は金属繊維の網体からなるスクリーンとを具備した版胴
に巻装し、版胴の内周面に接触してインキを供給するイ
ンキ供給部材を通じ、このインキ供給部材に対向して配
設されたプレスローラ等の押圧部材で印刷用の用紙を介
して版胴に選択的に押圧することで、版胴の開孔部、ス
クリーン、マスタ穿孔部よりインキを滲み出させて用紙
に転移することで印刷が行われる。
【0003】版胴には、インキが通過する開孔部が設け
られた開孔領域と、インキが通過しない非開孔領域とが
あり、版胴の両側縁及び前記マスタの一端を係止するク
ランパ等の配設部が非開孔領域となっている。前記押圧
部材としては、一般に、ゴム等の弾性体と芯金よりなる
プレスローラが用いられている。このプレスローラは、
版胴の開孔領域をのみ選択的に押圧するように版胴に対
して接離自在に構成されている。インキ供給部材として
は、その外周面にインキを膜状に形成し版胴の内周面に
インキを供給するインキローラが用いられる。
【0004】通常、版胴内周面とインキローラ外周面と
の間には、0.5〜1.0mm程度のクリアランスを設
けており、非開孔領域の版胴内周面にインキが付着して
無駄にならないように、あるいは版胴を逆転したりする
場合に、インキローラが逆転してインキ溜りのインキが
逆流し装置の機内を汚損したりすることがないようにな
っている。そしてインキローラが、版胴の外周部及び用
紙を介してプレスローラで押圧されたときに版胴が変形
し、インキローラの外周面と版胴の内周面とが接触し
て、版胴の開孔部、スクリーン、マスタ穿孔部よりイン
キを押し出し供給する。版胴の両端部には、歯車等が固
設されていて駆動力が伝達される左右一対のフランジが
設けられていて、モータ等で回転駆動されるようになっ
ている。このような版胴の一例としては、例えば実公昭
59−229号公報に開示されているように、多数の孔
を有する剛性構造の円筒体(支持円筒体)等を具備する
ものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記技
術においては、版胴の支持円筒体の剛性が高く、版胴の
中央部に比べ両フランジ側は変形しにくいため、版胴内
周面とインキローラ外周面との接触圧も低いものとな
り、インキの通過が不十分となって版胴の中央部よりも
インキ濃度が低下して、濃度ムラとなる問題がある。特
に、インキが硬化してその流動性が低下し版胴の開孔部
を通過しにくくなる低温時に前記問題が顕著に現れる。
【0006】そこで、版胴の剛性を下げ変形しやすくし
たものが試されているが、用紙の搬送は、回転する版胴
とこれに圧接・回転するプレスローラとに用紙が挾持さ
れ送出されることにより行われており、給紙部の負荷と
かプレスローラの回転負荷等により、版胴の回転遅れ側
に引張り負荷が働き版胴の外周面上に巻装されているマ
スタにインキの粘着力以上の引張り力が作用して、マス
タがクランパからズレて抜けてしまう問題が発生しやす
くなる。また、図6(a)に示すように、版胴100X
の内周面とインキローラ2の外周面との間には前記のよ
うなクリアランスを設けており、プレスローラ10等の
押圧部材で押圧したときに、版胴100Xが変形しへこ
むことで、プレスローラ10の外周面と版胴100Xの
外周面との接触長さが長くなって、すなわち接触角θが
大きくなってしまう。孔版印刷では、インキがマスタの
穿孔部より転移して用紙表面に浸透することで印刷が行
われるので、前記接触長さが長くなる程、用紙に転移す
るインキ量が多くなる。このことにより、用紙が、版胴
の外周面上にインキの粘着力で貼り付いて剥がれない、
いわゆる「巻き上がり」という不具合も発生しやすい問
題がある。
【0007】したがって、本発明はかかる問題点を解決
するために、インキローラの外周面と版胴の内周面とを
均一に密着させて押圧し、濃度ムラや巻き上がりの発生
しにくい孔版印刷装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、孔版用のマスタを外周
面に巻装し、回転中心軸の周りに回転自在な多孔性円筒
状の版胴と、外周面が前記版胴の内周面に接触すべく配
設されたインキローラを具備したインキ供給手段と、印
刷用の用紙を介して前記版胴に押圧する印刷位置と前記
版胴から離間する非印刷位置とを選択的に占める押圧手
段とを有する孔版印刷装置において、前記押圧手段が前
記印刷位置を占めたとき、前記インキローラの外周面に
対して前記版胴の内周面が接触する向きに前記版胴を移
動させる隙間を前記回転中心軸部に設けたことを特徴と
している。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の孔
版印刷装置において、前記版胴は、前記インキローラの
外周面が前記版胴の内周面からの突出を許す弾性構造を
有することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の孔版印刷装置において、前記押圧手段が前記非印刷
位置を占めたとき、前記インキローラの外周面に対して
前記版胴の内周面が接触する向きに、前記版胴を選択的
に移動させる版胴移動手段を有することを特徴としてい
る。
【0011】版胴移動手段としては、具体的にはソレノ
イドが用いられているが、これに限らず、カム及びカム
フォロア等を介して所定のタイミングを作り出し駆動力
を伝達する前記カムに連結されたモータ等であってもよ
い。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の孔
版印刷装置において、印刷工程中においては、前記版胴
移動手段が、前記インキローラの外周面に対して前記版
胴の内周面が接触する向きに前記版胴を移動させると共
に、前記インキローラの外周面と前記版胴の内周面との
接触位置を保持することを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、押圧手段が印刷
位置を占めたとき、押圧手段が用紙を介して版胴の外周
面を押圧することにより、版胴は、回転中心軸部に設け
られた隙間によりインキローラの外周面に対して版胴の
内周面が接触する向きに移動される。これにより、版胴
の外周面がへこむことなく、インキローラの外周面に版
胴の内周面が均一な圧力で接触するので、インキローラ
両端部の押圧状態が安定すると共に、接触長さが短くな
る。
【0014】請求項2記載の発明によれば、版胴は、イ
ンキローラの外周面が版胴の内周面からの突出を許す弾
性構造を有することにより、突出を許された版胴の部分
において見かけ上の版胴外径が非常に小さくなるので、
接触長さがさらに短くなる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、押圧手段が
非印刷位置を占めたとき、版胴移動手段により版胴を選
択的に移動させて、インキローラの外周面に対して版胴
の内周面を選択的に接触させながら所定回数版胴を回転
することにより、押圧手段を印刷用紙を介して版胴に押
圧させることなく、版胴の開孔部にインキが充填され
る。
【0016】請求項4記載の発明によれば、印刷工程中
においては、版胴移動手段が、インキローラの外周面に
対して版胴の内周面が接触する向きに版胴を移動させる
と共に、インキローラの外周面と版胴の内周面との接触
位置を保持するので、版胴の上下動がない。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳述する。
【0018】まず、図1を参照して本発明を適用した孔
版印刷装置の要部構成を説明する。
【0019】同図において、この孔版印刷装置は、孔版
用のマスタSを外周面に巻装し、回転中心軸6の周りに
回転自在な多孔性円筒状の版胴1と、外周面が版胴1の
内周面に接触すべく配設されたインキローラ2を具備し
たインキ供給手段20と、印刷用の用紙(図示せず)を
介して版胴1に押圧する印刷位置と版胴1から離間する
非印刷位置とを選択的に占める押圧手段としてのプレス
ローラ10とから主に構成されている。
【0020】版胴1は、インキ通過性の多数の開孔部1
aが形成された金属製の支持円筒体1Aと、その外周面
に巻き付けられた図示しないメッシュスクリーンとによ
る2層構造となっており、回転中心軸6を兼ねたインキ
パイプ6の周りに回転自在となっている。版胴1の両端
部には円板状のフランジ14、15がそれぞれ配設され
ていて、支持円筒体1Aの両端縁部がフランジ14、1
5の外周端縁部に固設されている。インキパイプ6は、
ドラムユニット用フレーム(図示せず)に支持されてい
る。インキパイプ6、フランジ14、15、版胴1及び
インキ供給手段20等はドラムユニットを構成してい
て、このドラムユニットは孔版印刷装置の機体(図示せ
ず)に着脱自在となっている。版胴1は、孔版印刷装置
の機体に固設された図示しない駆動モータにより時計回
り方向(図中矢印A方向)及び反時計回り方向に回転駆
動される。
【0021】版胴1の外周には版胴1の母線に沿って磁
性体製のステージ9bが設けられていて、ステージ9b
上には、クランパ9がステージ9bと平行なクランパ軸
9aにより回動自在に配設されている。クランパ9は、
ゴム磁石部9cとゴム磁石部9cを固設している基板9
dとからなり、図示しない開閉手段により所定位置で開
閉される。
【0022】支持円筒体1Aには、多数の開孔部1aが
形成された開孔領域1Gと、開孔部1aが形成されてい
ない、インキ不通過性の非開孔領域1Hとが形成されて
いる。非開孔領域1Hは版胴1の両側縁部及びステージ
9b部廻りに形成されている。
【0023】図1及び図3に示すように、インキパイプ
6の両端部の軸上には固定アーム5A,5Bが垂設され
ていて、固定アーム5A,5Bの一端がインキパイプ6
の外周部にそれぞれ固設されている。固定アーム5A,
5Bの各他端部には固定アームピン5aが植設されてい
る。固定アーム5Aの一側面外側寄りには揺動アーム7
が、固定アーム5Bの一側面外側寄りには揺動アーム8
が配設されている。
【0024】以下説明する、固定アーム5A、揺動アー
ム7及びフランジ14廻りの細部構造と、固定アーム5
B、揺動アーム8及びフランジ15廻りの細部構造と
は、同様の構造を有する。故に、説明の簡明化を図るた
め、以下、特に断わらないかぎり固定アーム5A、揺動
アーム7及びフランジ14廻りの細部構造のみを説明
し、これらと対応する反対側の構成部品には図中の各符
号に括弧を付記するにとどめ、その説明を省略する。
【0025】揺動アーム7は、図1に示すように、略栓
抜き状をなしている。揺動アーム7は、図3に示すよう
に、インキパイプ6の外径部よりもその内径部が大きく
形成された全輪状の遊嵌部7aと、遊嵌部7aに対して
直角に延設され固定アームピン5aを介して固定アーム
5Aに揺動自在に支持されたアーム部7bとが一体的に
形成されている。アーム部7bとインキパイプ6を挾ん
で対向する遊嵌部7aの一端縁部は、遊嵌部7aに対し
て直角に延びた延長アーム7eが一体的に形成されてい
る。符号5sは止め輪である。これらの構成部品の形状
及び構造により、インキパイプ6の外周面と遊嵌部7a
の内周面との間には、一定の隙間7cが形成される。同
様に、これと反対側のインキパイプ6の外周面と遊嵌部
8aの内周面との間にも、一定の隙間8cが形成され
る。したがって、揺動アーム7は、隙間7c内におい
て、固定アームピン5aを揺動支点として固定アーム5
Aに対して揺動可能になっている。この隙間7c、8c
は、最大の寸法の部位において、例えば後述する隙間C
の寸法+1〜2mmに設定されている。
【0026】揺動アーム7の遊嵌部7a外周面上には軸
受16が嵌挿され、さらに軸受16の外輪上にはフラン
ジ14のボス部14bが固設されている。したがって、
版胴1は、インキパイプ6の周りの遊嵌部7a外周部を
中心軸として回転自在となっている。軸受16として
は、ころがり玉軸受が用いられているが、これに限ら
ず、例えば円筒ころ軸受等であってもよい。ボス部14
bの外周部にはインキローラ駆動歯車23が一体形成さ
れている。インキローラ駆動歯車23と対向するボス部
14bの外側部には、全輪状の被駆動歯車25が固設さ
れている。この被駆動歯車25は、前述したドラムユニ
ットが孔版印刷装置の機体(図示せず)に装着されたと
き、前記駆動モータに連結されていて被駆動歯車25
の、図1における下方に位置する図示しない駆動歯車と
噛合するようになっていて、版胴1が回転駆動される。
【0027】前述の構成から、図1に示す状態、すなわ
ちプレスローラ10が非印刷位置を占めているとき、版
胴1は、その自重により、インキパイプ6の外周面の上
部と遊嵌部7aの内周面の上部とが当接した図1に示す
状態となっている。なお、フランジ14、15、揺動ア
ーム7,8及び版胴1等は、後述するように、プレスロ
ーラ10が印刷位置を占めたとき、用紙を介して版胴1
にプレスローラ10が押圧され、後述する隙間Cに相当
する所定量上方へ移動される。故に版胴1の支持円筒体
1Aは、実質的に剛体となっており、前記押圧力及び版
胴重量を考慮して版胴1上昇時に弾性変形を抑制した剛
性・硬さを持つようにその厚さ及び材質等が決められて
いる。
【0028】インキ供給手段20は、版胴1の内部に配
設されていて、インキパイプ6の両端部に固設された一
対のインキローラ側板21,22に回転可能に軸2aで
支持され、図中矢印A方向にのみ版胴1と同期して回転
駆動されるインキローラ2と、インキローラ2の外周面
とわずかな隙間をもって設けられていて、インキローラ
2との間に楔状のインキ溜り4を形成するドクタローラ
3と、インキ溜り4へインキを供給する小孔6hが形成
されたインキパイプ6とを具備する。なお、図3及び後
述する図5には、図面及び説明の簡明化を図るためイン
キローラ側板21,22が省略されている。
【0029】インキローラ2の軸2aは、インキローラ
側板21から突出して延設されていて、その突出部の軸
2aには図示しないローラ歯車が固設されている。この
ローラ歯車(図示せず)とインキローラ駆動歯車23と
の間には、インキローラ側板21に回転自在に支持され
た図示しないアイドラ歯車が噛合しており、図示しない
駆動モータからの回転力が伝達されるようになってい
る。
【0030】図1に示す状態において、インキローラ2
の外周面と支持円筒体1Aの内周面との間には、インキ
パイプ6の軸方向にわたって一定の隙間Cが形成されて
いる。この一定の隙間Cは、隙間7cの最大寸法よりも
小さく形成されていて、版胴1、固定アーム5A、揺動
アーム7、フランジ14、インキパイプ6、インキロー
ラ側板21、及びインキローラ2等の構成部品の細部形
状寸法を適正に設計することで決められている。隙間C
は、0.3〜0.5mmに設定されている。
【0031】なお、後述するように、版胴1は隙間Cの
寸法分だけ上下に移動するが、前述した被駆動歯車25
と前記駆動モータに連結されている図示しない駆動歯車
との要目、及びインキローラ駆動歯車23と図示しない
アイドラ歯車を介したローラ歯車(図示せず)との要目
は、前述した版胴1の移動量を考慮して設定してあるの
で、不具合は生じないようになっている。
【0032】延長アーム7e近傍のインキローラ側板2
1、延長アーム8e近傍のインキローラ側板22には、
プランジャ19pを有する左右一対の、版胴移動手段と
してのソレノイド19,19が固設されている。延長ア
ーム7e,8eは、ピンを介して各ソレノイド19に連
結されている。
【0033】支持円筒体1A、固定アーム5A、揺動ア
ーム7、フランジ14、インキパイプ6、インキローラ
側板21は、ステンレス鋼でできている。なお、固定ア
ーム5A、揺動アーム7、フランジ14、インキローラ
側板21等は、軽量化を図るために、例えばアルミニウ
ム合金や合成樹脂等で製作してもよい。
【0034】インキローラ2に対向する下方位置には、
プレスローラ10が版胴1と接離自在に配設されてい
る。プレスローラ10は、図示しないアームに軸10a
を回転自在に支持されている。プレスローラ10は、図
示しないカム及びばねを具備した周知のプレスローラ変
位機構により、支持円筒体1Aの開孔部領域1Gに対応
する版胴1の外周面に押圧する印刷位置と、支持円筒体
1Aの非開孔部領域1Hに対応する版胴1の外周面から
離間した非印刷位置とに選択的に変位される。プレスロ
ーラ10は、印刷用紙(図示せず)が給送されたときに
印刷用紙(図示せず)を介して版胴1に押圧し、従動回
転されながら印刷用紙(図示せず)を連続的に版胴1に
押圧する。
【0035】図1において、版胴1の右側下方には、図
示しない給紙部が配設されている。この給紙部は、共に
図示を省略した、給紙台上の印刷用紙を配紙する給紙コ
ロと、給紙コロに圧接していて用紙を1枚に分離する分
離コロと、給紙コロで搬送された用紙を、プレスローラ
10と版胴1との間へ所定のタイミングで給送する一対
のレジストローラ12a,12bとから主に構成されて
いる。レジストローラ12a,12bは、本体側板(図
示せず)に軸12as,12bsを介して回転自在に支
持されている。
【0036】一方、版胴1の左側下方には、先端が版胴
1の外周面に近接し版胴1から用紙を剥ぎ取る排紙位置
と版胴1の外周面から離間した非排紙位置とを選択的に
占める排紙爪11が配設されている。
【0037】また、版胴1の右側上方には製版部(図示
せず)が、版胴1の左側上方には排版部(図示せず)
が、製版部及び排版部の上方には原稿読取部(図示せ
ず)が、例えば特開平5−229243号公報の第4頁
第5欄第4行乃至第6欄第30行に記載された構成及び
同第15頁の図8に示されている構成と同様の構成をも
ってそれぞれ配設されている。
【0038】次に、動作を説明する。
【0039】図1において、製版穿孔された製版済みの
マスタSが、版胴1の外周面に巻き付けられた後、印刷
工程が開始される。版胴1は、製版済みのマスタSの先
端部をステージ9bとクランパ9のゴム磁石部9cとの
間で挾持して、図示しない駆動モータの駆動により図中
矢印A方向に回転する。このとき、版胴1は、図1に示
すように、自重によりインキパイプ6の外周面上部と揺
動アーム7の遊嵌部7a内周面上部とが当接した状態と
なっていて、インキローラ2の外周面と支持円筒体1A
の内周面との間には、一定の隙間Cが形成されている。
したがって、インキローラ2の外周面と支持円筒体1A
の内周面とは接触しないで回転する。
【0040】給紙信号が送信されることにより、図2に
示すように、図示しない給紙部から用紙13の1枚のみ
が分離されて、レジストローラ対12a,12bに向け
て給送され、レジストローラ対12a,12bにより版
胴1の回転と同期した所定のタイミングが取られつつ版
胴1とプレスローラ10との間に挿入される。用紙13
の先端部がレジストローラ対12a,12bを通過する
と、所定のタイミングで版胴1の外周面から離間し非印
刷位置を占めていたプレスローラ10が上昇して印刷位
置を占め、矢印A方向に回転する版胴1の外周面に巻装
された製版済みのマスタSに用紙13が押圧される。
【0041】このとき、プレスローラ10の押圧によ
り、版胴1の外周面がプレスローラ10の長手方向に沿
ってへこむことなく、版胴1は固定アームピン5aを中
心として上方に移動され、インキローラ2の外周面と版
胴1の内周面、すなわち支持円筒体1Aの内周面とが接
触する。これにより、ドクタローラ3とインキローラ2
との隙間で計量されつつ供給されたインキが、版胴1の
開孔部1a及び図示しないメッシュスクリーンから製版
済みマスタSの穿孔部分を滲み出しつつ通過し、用紙1
3の表面にインキが転移されて印刷画像が形成される。
このように、プレスローラ10の押圧により、版胴1が
インキパイプ6(回転中心軸6)部に設けられた隙間7
cによりインキローラ2の外周面に対して版胴1の内周
面が接触する向きに移動されることにより、版胴1の内
周面がインキローラ2の外周面に均一な圧力で接触する
ので、インキローラ2両端部の押圧状態が安定すると共
に、プレスローラ10の外周面と版胴1の外周面との接
触長さが短くなる(図6(b)参照)。なおこのとき、
インキローラ2も版胴1の回転方向と同一方向に回転
し、インキを版胴1の内周面に供給する。
【0042】印刷済みの用紙13は、版胴1とプレスロ
ーラ10とで押圧されつつ搬送され、排紙爪11が、そ
の非排紙位置から揺動されて版胴1の外周面に近接する
排紙位置を占めることにより、版胴1の外周面から印刷
済みの用紙13が剥離され図示しない排紙トレイに排出
されて、最初の1枚目の印刷、いわゆる「版付け」が終
了する。版胴1の開孔領域1Gの後端部が通過する位置
で、プレスローラ10はその印刷位置から下降し、排紙
爪11はその排紙位置から離間して、プレスローラ10
は非印刷位置を、排紙爪11は非排紙位置をそれぞれ占
めて元の位置に保持される。これと同時に、版胴1もプ
レスローラ10の下降動作に追従する状態で版胴1等の
自重により下降し、揺動アーム7の遊嵌部7aの内周面
上部とインキパイプ6の外周面上部とが当接した位置
で、版胴1の下方への移動及び回転が停止される。そし
て、印刷待機状態となり、次に前記動作と同様の動作に
より所定枚数の印刷が順次連続的に行われる。なお、図
2及び後で説明する図4においては、ソレノイド19等
の図示を省略している。
【0043】また、この孔版印刷装置は、以下のように
も使用できる。
【0044】長期間もしくは長時間、前記孔版印刷装置
を使用することなく放置したような場合、版胴内部のイ
ンキが蒸発したり、ゆるんだりして、その適切な印刷を
するためのインキ保持量が大幅に減少してしまう。従
来、このような状態において、前述したような印刷を再
開するために、版胴内部のインキ供給手段廻りや開孔部
の所定部にインキを十分に充填するには、プレスローラ
等の押圧手段で製版済みのマスタ及び用紙を介して、又
は未製版のマスタを介して版胴の外周面を押圧して版胴
の内周面をインキローラの外周面に接触させる以外に方
法はなかった。こうした場合、いわゆるヤレ紙(損紙)
が大量に発生してしまったり、あるいはマスタの無駄使
いとなる問題があった。
【0045】そこで、前記のような場合、図1におい
て、プレスローラ10が非印刷位置を占めた状態に保持
したままで、インキローラ2の外周面下部が版胴1の開
孔領域1Gに対応する時においてのみ、ソレノイド19
を選択的にオンさせることにより、揺動アーム7の延長
アーム7eを上方に所定量、すなわち例えば隙間Cの寸
法分引張り上げて、インキローラ2の外周面に対して版
胴1の内周面が接触する向きに、インキローラ2の外周
面と版胴1の内周面とが当接する位置まで版胴1を移動
させる。これと共に、インキローラ2の外周面と版胴1
の開孔領域1Gにおける内周面とを接触させた状態で、
版胴1を所定回転数、すなわち版胴1内部の所定部にイ
ンキが充填されるまで回転させるのである(請求項3の
実施例)。
【0046】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
別の実施例を説明する。
【0047】この実施例は、図1乃至図3に示した実施
例の構成に対して、版胴1に代えて、インキローラ2の
外周面が版胴100の内周面からの突出を許す弾性構造
を有する版胴100を具備したこと、及びプレスローラ
10の軸10aの両端部にフランジ14,15の外周面
と圧接する弾性コロ17,17を設けたプレスローラ1
0Aを具備したことのみ相違する(請求項2の実施
例)。
【0048】版胴100は、インキ通過性の多数の開孔
部1aが形成された金属製の支持円筒体1Bと、その外
周面に巻き付けられた図示しないメッシュスクリーンと
による2層構造となっている。支持円筒体1Bの両前側
縁部1Bfの一部はフランジ14,15に複数のねじ2
6を介して締結されている。一方、支持円筒体1Bの両
後側縁部1Brの一部は、一対の引張りコイルばね2
7,27を介して、フランジ14,15に形成された一
対のばね係止部材28,28に張設されている。これら
のとおり、版胴100は、フランジ14,15の外周面
上に摺動自在となっていて、インキローラ2の外周面が
版胴100の内周面からの突出を許す弾性構造を有して
いる。
【0049】弾性コロ17は、JIS硬度50〜90度
の硬さの合成ゴムからできていて、全輪状をなし、その
外径はプレスローラ10Aの外径よりもやや大きく形成
されている。弾性コロ17の内周部には軸受18が一体
的に嵌挿されていて、弾性コロ17は、軸受18を介し
て軸10aに対して回転自在となっている。軸受18
は、ころがり玉軸受であり、これに限らず、例えば円筒
ころ軸受等であってもよい。
【0050】次に、図1乃至図3に示した実施例と相違
する動作のみ説明する。
【0051】用紙13の先端部がレジストローラ対12
a,12bを通過すると、所定のタイミングで版胴1の
外周面から離間していたプレスローラ10Aが上昇し、
フランジ14,15の外周面と弾性コロ17,17とが
圧接することにより、先ず、フランジ14,15と一体
となっている版胴100が上方に移動される。これによ
り、インキローラ2の外周面が、版胴100の内周面、
すなわち支持円筒体1Bの内周面と接触して支持円筒体
1Bが圧接されることにより、支持円筒体1Bを張設し
ている引張りコイルばね27,27が所定量α分だけ伸
ばされ、版胴100がフランジ14,15外周面上を摺
動して、支持円筒体1Bの両後側縁部1Brが仮想線で
示す位置を占めることとなる。こうして、インキローラ
2の外周面が、見かけ上の版胴100の内周面、すなわ
ちこの場合はフランジ14,15外周面から突出した状
態で、矢印A方向に回転する版胴100の外周面に巻装
された製版済みのマスタS及び用紙13を介して、版胴
100がプレスローラ10Aで押圧されることになる。
【0052】このとき、プレスローラ10Aの押圧によ
り、版胴100の外周面がプレスローラ10Aの長手方
向に沿って、図1乃至図3の実施例よりもさらにへこむ
ことなく、用紙13に印刷画像が形成される状態とな
る。このように、この実施例によれば、インキローラ2
の外周面が版胴100の内周面から突出を許された版胴
100の部分において、見かけ上の版胴100の外径が
非常に小さくなるので、図1乃至図3の実施例よりもさ
らに、プレスローラ10Aの外周面と版胴100の外周
面との接触長さが短くなる。そして、版胴100の開孔
領域1Gの後端部が通過する位置で、プレスローラ10
Aは版胴100の外周面から下降をし始め、次いで、フ
ランジ14,15が下降する。これにより、版胴100
は、引張りコイルばね27,27の付勢力でフランジ1
4,15の外周面上を摺動し、支持円筒体1Bの両後側
縁部1Brが実線で示す元の位置に復帰される。これと
同時に、版胴100は、プレスローラ10Aの下降動作
に追従する状態で版胴100等の自重により下降し、揺
動アーム7の遊嵌部7aの内周面の上部とインキパイプ
6の外周面の上部とが当接した位置で、版胴100の下
方への移動及び回転が停止される。排紙爪11はその排
紙位置から離間して、プレスローラ10Aは非印刷位置
を、排紙爪11は非排紙位置をそれぞれ占めて元の位置
に保持される。
【0053】また、この請求項2の実施例における孔版
印刷装置は、前述した請求項3の実施例と同様に使用で
きる。この内容は、請求項3の実施例と同様の内容につ
きその説明を省略する。
【0054】また、本発明は、前述した請求項1又は2
の実施例に限らず、請求項1又は2の実施例の各構成及
び動作に加えて、以下のような動作を行うものであって
もよい。請求項1又は2の実施例では、版胴に対するプ
レスローラの接離動作ごとに版胴は上下動を繰り返すの
で、他の構成部分と共振したりして振動や騒音が発生し
てしまう場合がある。
【0055】そこで、この実施例では、印刷工程中にお
いて、版胴移動手段としてのソレノイド19を常にオン
状態として、インキローラ2の外周面に対して版胴1又
は版胴100の内周面が接触する向きに版胴1又は版胴
100を移動させると共に、インキローラ2の外周面と
版胴1又は版胴100の内周面との接触状態を常に保持
するものである(請求項4の実施例)。
【0056】なお、請求項2の発明は、図4及び図5に
示した実施例に限らず、例えば図7に示すように、弾性
コロをプレスローラ10Aの外径よりも小さく形成した
弾性コロ17yにすると共に、その分、前記弾性コロと
圧接するフランジの外形をフランジ14,15の外径よ
りも突出させて大きく形成したフランジ14y,15y
としてもよい。すなわち、版胴の外周面とプレスローラ
等の押圧手段とが接触する以前に、フランジの外周面と
弾性コロとが接触して、インキローラの外周面に対して
版胴の内周面が接触する向きに版胴が移動する構造であ
ればよい。
【0057】なお、押圧手段は、プレスローラに限ら
ず、版胴1上に突出したクランパ部等に干渉しないよう
にその外周部が一部切り欠かれて形成されたもの、例え
ば特開平5−201115号公報に記載されているよう
なプレス胴等であってもよい。
【0058】なお、上記実施例では版胴1(100)
は、支持円筒体1A(1B)とその外周面に巻き付けら
れたメッシュスクリーンとを具備しているが、版胴とし
てはメッシュスクリーンを具備せず支持円筒体のみから
なるものであってもよい。また版胴としては、押圧手段
による押圧力及び版胴重量等を考慮し弾性変形を抑制し
たものであれば、例えば特開昭59−218889号公
報に記載された織布スクリーンからなるものや、特開平
1−204781号公報に記載された線材を織製又は編
製してなる網材のみから実質的に構成されるものであっ
てもよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、版胴の外周面がへこむことなく、インキロー
ラの外周面に版胴の内周面が均一な圧力で接触すること
により、インキローラ両端部の押圧状態が安定するの
で、濃度ムラとか、インキが滲み出さないで印刷画像が
出なくなってしまう不具合を防止することができる。ま
た、接触長さが短くなるので、用紙が剥がれやすくな
り、用紙の巻き上がり不具合も減少する。
【0060】請求項2記載の発明によれば、版胴は、イ
ンキローラの外周面が版胴の内周面からの突出を許す弾
性構造を有することにより、突出を許された版胴の部分
において、見かけ上の版胴外径が非常に小さくなり、接
触長さがさらに短くなるので、請求項1記載の発明より
もさらに用紙が剥がれやすくなって、用紙の巻き上がり
不具合をさらに減少することができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、押圧手段が
非印刷位置を占めたとき、版胴移動手段により版胴を選
択的に移動させて、インキローラの外周面に対して版胴
の内周面を選択的に接触させながら所定回数版胴を回転
することにより、押圧手段を印刷用紙を介して版胴に押
圧させることなく、版胴の開孔部にインキが充填される
ので、いわゆるヤレ紙(損紙)を大幅に減少させたり、
マスタを節約することができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、印刷工程中
においては、版胴移動手段が、インキローラの外周面に
対して版胴の内周面が接触する向きに版胴を移動させる
と共に、インキローラの外周面と版胴の内周面との接触
位置を保持することにより、版胴の上下動がないので、
振動や騒音等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された孔版印刷装置の
要部構成を示す一部部分断面図である。
【図2】印刷工程の動作を示す要部の断面図である。
【図3】図1の回転中心軸における要部の拡大横断面図
である。
【図4】別の実施例の要部構成を示す一部部分断面図で
ある。
【図5】図4の要部構成を示す拡大断面図である。
【図6】図6(a)は従来の技術例における接触角・接
触長さを説明するための図であり、図6(b)は本発明
の実施例における接触角・接触長さを説明するための図
である。
【図7】前記別の実施例の変形例を示す要部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1,100 版胴 1A,1B 支持円筒体 1G 開孔領域 1H 非開孔領域 2 インキローラ 7c,8c 回転中心軸部に設けられた隙間 10,10A 押圧手段としてのプレスローラ 13 印刷用の用紙 19 版胴移動手段としてのソレノイド 20 インキ供給手段 S 孔版用のマスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/04 B41L 13/18 B41F 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔版用のマスタを外周面に巻装し、回転中
    心軸の周りに回転自在な多孔性円筒状の版胴と、外周面
    が前記版胴の内周面に接触すべく配設されたインキロー
    ラを具備したインキ供給手段と、印刷用の用紙を介して
    前記版胴に押圧する印刷位置と前記版胴から離間する非
    印刷位置とを選択的に占める押圧手段とを有する孔版印
    刷装置において、 前記押圧手段が前記印刷位置を占めたとき、前記インキ
    ローラの外周面に対して前記版胴の内周面が接触する向
    きに前記版胴を移動させる隙間を前記回転中心軸部に設
    けたことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の孔版印刷装置において、 前記版胴は、前記インキローラの外周面が前記版胴の内
    周面からの突出を許す弾性構造を有することを特徴とす
    る孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の孔版印刷装置におい
    て、 前記押圧手段が前記非印刷位置を占めたとき、前記イン
    キローラの外周面に対して前記版胴の内周面が接触する
    向きに、前記版胴を選択的に移動させる版胴移動手段を
    有することを特徴とする孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の孔版印刷装置において、 印刷工程中においては、前記版胴移動手段が、前記イン
    キローラの外周面に対して前記版胴の内周面が接触する
    向きに前記版胴を移動させると共に、前記インキローラ
    の外周面と前記版胴の内周面との接触位置を保持するこ
    とを特徴とする孔版印刷装置。
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