JP3197849U - 屋内消火栓設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの上昇及び建物の利用スペースの圧迫を抑える屋内消火栓設備を提供する。【解決手段】地上10階、地下1階の中層の建物100に設けられる屋内消火栓設備1において、各階に二流体式屋内消火栓2が設置されている。最下層の地下1階には、各階に消火用の気体を供給する気体容器を貯蔵する気体容器貯蔵室6が設けられている。また、地下1階には、給水管101からの水を貯留する補助水槽14が設けられている。二流体式屋内消火栓2には、補助水槽14から増圧ポンプ12を介して消火用水配管10から水が供給される。一方、気体容器貯蔵室6からは、気体配管8を介して消火用の気体が供給される。消火用水配管10のうち、垂直管10aから二流体式屋内消火栓2に延びる枝管10bには圧力調整弁16が設けられている。また、気体配管8のうち、垂直配管8aから延びる枝管8b上にも圧力調整弁16が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、水などの消火液に不燃性の圧縮ガスを混合した霧状の二流体を噴射する二流体消火式の屋内消火栓が設置される建築物における屋内消火栓設備に関する。
一般に、マンションなどの共同住宅やオフィスビル等の各階には、居住者又は施設利用者等が初期消火を行うために屋内消火栓設備が設けられている。この屋内消火栓設備には、1号消火栓(又は易操作性1号消火栓)や2号消火栓などの規格があり、建築物の構造や消火作業にあたる使用者の対応能力等を考慮してそれぞれ環境に適したものが設置される。
ここで、従来の屋内消火栓設備の一例として、易操作性1号消火栓に対応した屋内消火栓設備の概略構成を図5に示す。図5には、屋内消火栓設備が設置された建築物の例として、地上10階建ての中層建築物を示している。なお、消防法上、高さ31メートルを超える建築物が高層建築物として定義されているため、ここでは、地上10階の建物を便宜的に中層建築物として説明を行う。図5の建物100の地下1階には消火水槽102が設けられており、この消火水槽102から水を汲み上げる消火ポンプユニット103、分電盤104及び警報盤105等の設備が配置されている。図5に示したような、地上10階の中層建築物においては、消火水槽102には6.6m以上の容量が必要である。
また、易操作性1号消火栓110では毎分130リットル以上の放水量が必要となるので、消火用水の十分な供給を可能にするために、消火水槽102からの吸上げ用として呼び径65A(JIS外径76.3mm、ANSI外径73.0mm)の配管が用いられ、消火ポンプユニット103から各階への消火用水の供給用として、呼び径50A(JIS外径60.5mm、ANSI外径60.3mm)の消火用水配管10が用いられている。
上記の屋内消火栓設備には、消火用水を供給するための配管設備と共に、警報やポンプの制御を行うための配電設備も含まれる。このような屋内消火栓設備により、各階において適切に初期消火活動を行うことができる。
ところで、上述のように、1号消火栓には毎分130リットル以上の放水能力が要求され、2号消火栓であっても毎分60リットル以上の放水量が必要となる。ところが、マンションなどの共同住宅やオフィスビル等に用いられる生活用水配管では、一般的に、毎分40リットル程度の吐出量しか得られない。また、上層階では配管の引廻しによる管内摩擦損失や、高低差の影響により圧力損失が大きい。
したがって、中層又は高層建築物では、十分な口径を有する専用配管を設ける必要がある。具体的には、1号消火栓を備える建築物では、呼び径50A程度の消火用配管に加えて、増圧ポンプや補助水槽なども設けられる。そして、このように配管の口径が大きくなると、機器の振動や管内流体の脈動等による影響も大きくなるため、これに応じて配管の支持構造も強化しなければならず大型化する。これにより、コストが上昇する上、建物の利用スペースも圧迫される。
一方、最近では、効率良く初期消火を行うことができる二流体噴射装置が知られている。ここで、図6に、二流体噴射装置120を示す。
この二流体噴射装置120には2つの管継手125に消火用の気体(例えば空気)と液
体(例えば水)とを供給するためのホースがそれぞれ接続される。供給された消火用の気体は、気体導管123に導かれる。また、消火用の液体は液体導入管124に導入される。この状態で操作レバー126を操作して、先端の噴出部122までの経路を開放すると、送られてきた消火用の気体と液体とが気液混合部121内で混合され、霧状の二流体となって噴出部122から噴出される。
このような二流体噴射装置120を用いると、水のみを用いて消火する装置に比べて、霧状の水が噴出部122から勢いよく噴射され、遠方の火元まで到達する。また、少量の水であっても、霧状の水による火炎の温度降下と、空気の噴射による吹き消し作用により、水損を抑えて効率的に消火が行われる。このような二流体噴射装置については、特許文献1に記載がある。
特開2003−144986号公報
二流体噴射装置120では、従来の屋内消火栓とは異なり、水などの消火液と気体とをそれぞれ適当な圧力で供給できるように管理する必要がある。例えば、特許文献1には、背中に空気ボンベを背負い、水供給源に接続されたホースから水の供給を受ける構成や、同様に、水供給源に接続されたホースから水の供給を受け、空気ボンベは可動式台車に載せて移動する構成などが例示されている。また、格納箱内に、空気ボンベを備え、室内消火栓から水の供給を受ける構成も開示されている。
しかしながら、マンションの居住者などが、災害時に、空気ボンベを背負い、又は可動式の台車に空気ボンベを載せて移動しながら適切に取り扱うのは困難である。また、ガスの圧力調整弁と供給のためのコックとを誤操作すると、正しく噴射できない場合も生じ得る。さらに、各階の格納箱内にそれぞれ空気ボンベまで設置すると、居住又は利用のためのスペースが圧迫されるだけでなく、メンテナンスを個別に行わなければならず、水だけの消火栓設備に比べて管理が煩雑である。
そこで、本考案は、コストの上昇及び建物の利用スペースの圧迫を抑える屋内消火栓設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の屋内消火栓設備は、中層又は高層の建物に設置される屋内消火栓設備であって、少なくとも1つの階層に設けられる二流体式屋内消火栓と、建物の1階又は地下に設けられ、二流体噴射のための気体容器を貯蔵する気体容器貯蔵室と、二流体式屋内消火栓と気体容器とを接続する気体配管と、給水管と二流体式屋内消火栓との間に配設される消火用水配管と、消火用水配管に設けられる増圧ポンプと、を備えたことを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、気体配管において、低層階側の枝管に圧力調整弁が設けられていることを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、気体配管の呼び径は、8〜10Aの範囲内であることを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、消火用水配管の呼び径は、20
〜25Aの範囲内であることを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、増圧ポンプは、1階又は地下に設けられ、給水管と増圧ポンプとの間に補助水槽を備えたことを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、増圧ポンプは屋上に設けられ、給水管と増圧ポンプとの間であり、且つ、屋上に補助水槽を備えたことを特徴とする。
また、本考案の屋内消火栓設備は、上記構成に加えて、増圧ポンプは1階又は地下に設けられ、給水管と増圧ポンプとの間に逆流防止弁装置を備えたことを特徴とする。
以上のように、本考案によれば、建物の1階又は地下に設けた気体容器貯蔵室に気体容器が集められているので、ガス圧などを集中的に管理することができ、メンテナンス等が容易になる。また、消火作業に当たる作業者は、ガス圧を調整する必要がないので、迅速に消火作業を開始することができ、有効な初期消火を行うことが可能となる。さらに、各階に気体容器を配置しないので、居住又は利用スペースを広く活用することができる。
本考案の第1の実施の形態に係る屋内消火栓設備を示した概略構成図である。 本考案の二流体式屋内消火栓の内部格納図である。 本考案の第2の実施の形態に係る屋内消火栓設備を示した概略構成図である。 本考案の第3の実施の形態に係る屋内消火栓設備を示した概略構成図である。 従来の屋内消火栓設備を示した概略構成図である。 従来の二流体噴射装置を示した図である。
以下、本考案の実施の形態に係る屋内消火栓設備について図を用いて説明する。なお、同一部材又は同一構成要素については、同一符号を付して示すものとする。
(第1の実施の形態)
図1に本考案の第1の実施の形態に係る屋内消火栓設備1の概略構成を示す。図1に示す建物100は、地上10階地下1階の中層建築物である。各階には二流体式屋内消火栓2が配置されている。なお、この構成は一例を示したものであり、二流体式屋内消火栓2は少なくとも1つの階に配置されていれば良い。
ここで、図2に、二流体式屋内消火栓2の内部格納図を示す。二流体式屋内消火栓2の内部には、上方にベル取付台2aが設けられている。警報装置(図示せず)は、このベル取付台2aに設置される。また、下方左側のスペースには、上方に3段の板状のホース掛け2bが設けられている。このホース掛け2bは、下方側の幅が上方側の幅よりも狭くなるように形成されている。これにより、外側から順に巻き付けるように、上方のホース掛け2bから下方のホース掛け2bへ廻してホース2cを収納し、巻き終わった中央の空きスペースに二流体噴射装置120を配置することができる。
一方、下方右側のスペースには、エアバルブ2dと水バルブ2eとが並設されている。それぞれからは、ホース2cに繋がるエア用ホース2fと水用ホース2gとが接続されている。上述のホース2cは、これらエア用ホース2fと水用ホース2gとを一体に内蔵する保形ホースである。なお、図2では、下方スペースの構成を理解し易いように、エアバルブ2dと水バルブ2eとからホース2cまで延びるエア用ホース2fと水用ホース2gの一部を便宜的に省略して図示している。
このような二流体式屋内消火栓2には、水タンクもガスボンベも設けられておらず、コンパクトな設計となっている。そして、火災発生時には、エアバルブ2dと水バルブ2eとを開放すると、ノズルまで水と空気とが供給可能となり、二流体噴射装置120に設けられているトリガを引くだけで霧状の二流体を噴射することができる。また、ホース2cは保形ホースが採用されているので、単独でも使用することができ、途中までホースを引き出した状態であっても安定して消火作業を行うことができる。
図1に戻って、上述のような二流体式屋内消火栓2には、地階から水と空気とが供給される。本実施の形態では、地下1階に気体容器貯蔵室6が設けられている。この気体容器貯蔵室6には、複数の気体容器が配列され、それぞれ気体配管8(垂直管8a)に接続されている。この気体配管8内の圧力は、最も圧力損失の大きい10階において十分な圧力が得られるように調節されている。すなわち、圧力の高くなる地下1階から地上9階(最上階を除く低階層側)までの気体配管8の枝管8bには、圧力調整弁16が設けられ、それぞれ消火に適した圧力に減圧されている。なお、本実施の形態においては、地上10階の中層建築物を例として説明しているので、圧力調整弁16は地下1階から地上9階に設けられている構成を示した。しかし、圧力調整弁16は、最も圧力損失の大きい階において十分な圧力が得られるように設けられるものであり、高層建築物においてはさらに上方の階に設けられる場合もあるが、低層階側に偏って設けられるのは中層建築物と同様である。
また、地下1階には、補助水槽14が設けられている。本実施の形態における規模の屋内消火栓設備1においては、補助水槽14の容量は、200リットル程度となっている。この補助水槽14には給水管101を介して外部の本管(図示せず)から水が供給される。この補助水槽14から建物100内に延びる消火用水配管10は、垂直管10aに繋がり、この垂直管10aから各階の二流体式屋内消火栓2まで枝管10bで接続されている。また、補助水槽14と垂直管10aとの間には、増圧ポンプ12が設けられており、上層階まで水が供給される。
本実施の形態におけるに屋内消火栓には、二流体消火システムを採用しているので、従来の水だけを用いる屋内消火栓よりも低い水圧で十分な消火活動を行うことができる。具体的には、毎分約40リットルの水を供給できれば十分であり、垂直管の呼び径は20〜25Aの配管、また、枝管の呼び径は10〜15Aで十分である。このため、生活用水などに用いられる配管で構成することができ、ウォーターハンマーなどの振動に対応した支持構造も従来の呼び径50A程度の配管などに比べると小型化が可能である。また、気体配管には、呼び径8〜10Aの配管を用いることで消火活動に必要な気体を送ることができる。
なお、呼び径8A、10A、15A、20A、25A及び50Aは、JIS規格においてそれぞれ外径13.8mm、17.3mm、21.7mm、27.2mm、34.0mm及び60.5mmであり、ANSI規格においてそれぞれ外形13.7mm、17.1mm、21.3mm、26.7mm、33.4mm及び60.3mmである(以下同じ。)。
以上のように、本実施の形態のように構成すると、利用スペースが圧迫されることなく、さらに、設置コストも抑えられる。また、気体の圧力及び消火用水の圧力を共に地階で集中管理することができるので、点検及びメンテナンスが容易であることに加えて、消火活動に当たる作業者の負担も軽減することができる。すなわち、消火作業者は、水圧やガス圧などに注意が分散されることなく、即座に消火活動に集中することができるので、一刻を争う初期消火において著しく有利になる。
(第2の実施の形態)
次に、本考案の第2の実施の形態に係る屋内消火栓設備の概略構成を図3に示す。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、地上10階、地下1階の建物100に設けられる屋内消火栓設備1aを例として示す。各階には二流体式屋内消火栓2が配置されている。この二流体式屋内消火栓2の構成は、第1の実施の形態において図2に示したものと同様である。
図3を参照して、二流体式屋内消火栓2には、地階から水と空気とが供給される。本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、地下1階に気体容器貯蔵室6が設けられているが、補助水槽14(図1を参照)が設けられていない点において異なる。
本実施の形態では、屋上に補給水槽19が設けられている。この補給水槽19へは、給水管101から立ち上がり側の垂直管10aを通じて水が供給される。そして、補給水槽19から増圧ポンプ12を介して立ち下がり側の垂直管10aによって各階の二流体式屋内消火栓2へ水が供給される。低層階において圧力が高くなり過ぎる場合は、圧力調整弁16により減圧調整される。
上記立ち上がり及び立ち下がりの垂直管10aには、呼び径20〜25Aの配管で十分である。また、気体配管8も8〜10Aの配管を用いると、消火に必要な量の気体を送ることが可能である。
本実施の形態に示した構成は、給水管101の水圧が消火活動に使用される水圧よりも低い場合に有効である。
(第3の実施の形態)
続いて、本考案の第3の実施の形態に係る屋内消火栓設備の概略構成を図4に示す。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、地上10階、地下1階の建物100に設けられる屋内消火栓設備1bを例として示す。また、各階に設けられた二流体式屋内消火栓2の構成は、第1の実施の形態において図2に示したものと同様である。
図4を参照して、二流体式屋内消火栓2には、地階から水と空気とが供給される。本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、地下1階に気体容器貯蔵室6が設けられている。しかし、補助水槽14(図1を参照)が設けられていない点において異なる。また、屋上に補給水槽19や増圧ポンプ12(図3を参照)が設けられていない点において、第2の実施の形態と異なる。
本実施の形態では、建物100の外部から水が供給される給水管101に逆流防止弁装置18が接続されている。そして、この逆流防止弁装置18から増圧ポンプ12を介して垂直管10aが10階まで延設されている。各階の二流体式消火栓2には、垂直管10aからそれぞれ枝管10bによって水が供給される。
気体配管8については、第1及び第2の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本実施の形態における構成によれば、地階及び屋上に補助水槽14(第1の実施の形態)又は補給水槽19(第2の実施の形態)を設ける必要がないので、設置スペースの狭い建物に適している。また、給水管101の水圧が消火活動に使用される圧力よりも低い場合にも有効である。
なお、上記各実施の形態では、屋内消火栓設備1、1a、1bが設置される建物の例として、地上10階、地下1階の建物100を示した。しかし、地上11階以上の高層建築物であっても、少なくとも、地上10階程度の屋内消火栓設備に関して本考案の構成を採用すると同様の効果を得ることが可能である。また、地上11階以上に他の消火栓設備を併用したり、補給水槽をさらに追加するなどして、地上1階から10階までと同様の構成を組み合わせることも可能である。
また、上記各実施の形態では、1本の垂直管8aと各階の枝管8bとにより気体配管8を配置した構成を例として示した。しかし、これに限らず、例えば、1〜3階層までの垂直管、4〜6階層までの垂直管、7〜9階層までの垂直管というように、それそれの垂直管に対応してボンベを配置する構成であってもよい。
また、上記各実施の形態では、各階に二流体式屋内消火栓2が設置された構成を例として示したが、この二流体式屋内消火栓2は複数の階に設けられていればよく、他の規格の屋内消火栓(1号消火栓又は2号消火栓)を併用しても構わない。
本考案の屋内消火栓設備は、比較的低圧の消火用水配管と気体配管で構成できるので、屋内消火栓の設置が必要となる中層又は高層の建築物に有用である。
1、1a、1b 屋内消火栓設備
2 二流体式屋内消火栓
2a ベル取付台
2b ホース掛け
2c 保形ホース
2d エアバルブ
2e 水バルブ
2f エア用ホース
2g 水用ホース
6 気体容器貯蔵室
8 気体配管
8a 垂直管(気体配管)
8b 枝管(気体配管)
10 消火用水配管
10a 垂直管(消火用水配管)
10b 枝管(消火用水配管)
12 増圧ポンプ
14 補助水槽
16 圧力調整弁
18 逆流防止弁装置
19 補給水槽
100 建物
101 給水管
102 消火水槽
103 消火ポンプユニット
104 分電盤
105 警報盤
110 易操作性1号消火栓
120 二流体噴射装置
121 気液混合部
122 噴出部
123 気体導管
124 液体導入管
125 管継手
126 操作レバー

Claims (7)

  1. 中層又は高層の建物に設置される屋内消火栓設備であって、
    少なくとも1つの階層に設けられる二流体式屋内消火栓と、
    前記建物の1階又は地下に設けられ、二流体噴射のための気体容器を貯蔵する気体容器貯蔵室と、
    前記二流体式屋内消火栓と前記気体容器とを接続する気体配管と、
    給水管と前記二流体式屋内消火栓との間に配設される消火用水配管と、
    前記消火用水配管に設けられる増圧ポンプと、
    を備えたことを特徴とする屋内消火栓設備。
  2. 前記気体配管において、低層階側の枝管に圧力調整弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の屋内消火栓設備。
  3. 前記気体配管の呼び径は、8〜10Aの範囲内であることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋内消火栓設備。
  4. 前記消火用水配管の呼び径は、20〜25Aの範囲内であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の屋内消火栓設備。
  5. 前記増圧ポンプは、1階又は地下に設けられ、
    前記給水管と前記増圧ポンプとの間に補助水槽を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の屋内消火栓設備。
  6. 前記増圧ポンプは屋上に設けられ、
    前記給水管と前記増圧ポンプとの間であり、且つ、前記屋上に補助水槽を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の屋内消火栓設備。
  7. 前記増圧ポンプは1階又は地下に設けられ、
    前記給水管と前記増圧ポンプとの間に逆流防止弁装置を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の屋内消火栓設備。
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