JP3197817B2 - レーザービームによる対象物の同期式xy面走査装置及び方法 - Google Patents

レーザービームによる対象物の同期式xy面走査装置及び方法

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はXY平面で半導体基
板のような素材を光ビームにより走査する方法及び装
置、特に、XYラスターパターンでレーザー走査する安
価で費用効果のよい方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光、特にレーザーを用いる走査システム
は多くの用途で使用される。例えば、レーザー走査はレ
ーザー印刷装置、マイクロ回路を作るための半導体基板
における穴開け、容器又は部品への英数字の刻み込み、
バーコードの読取り、マーキング、露光、刷り込み(ス
テンシリング)、型取り(パターンニング)及びその他
の関連したレーザー又は光プロセスで用いられる。走査
の目標は、規則正しく且つ好都合な方法で光源を有する
領域をXY面に並べ、そしてコヒーレント及び非コヒー
レント源、例えばレーザー及び発光体光源の両者を含む
ことである。これらは最も多く用いられるシステムであ
るから、下記の記述は、便宜上、特にレーザー向けのも
のである。しかしながら、本発明は他の光源及び多くの
タイプのレーザー、例えばNd:YAG及びHeNeレ
ーザーシステムに用いうることを当業者は理解するであ
ろう。
【0003】今日、対象物又はマスク作業ピースのレー
ザー走査に用いられる、種々の方法及び装置がある。こ
れらはレーザービームの位置を定めるためのガルバノメ
ータ、サーボ制御反射鏡、ポリゴン走査装置その他同種
類のものを含む。一般に、ビームはマスク面又は素材を
両方向にビーム走査する手段を提供する走査機構を通過
したのち完全に集束される。そして走査ビームは対物レ
ンズ及びマスク面を通過して作業ピース基板に向かう。
【0004】1つの市販のレーザー走査装置は、XY軸
に沿ったレーザービームの精密な位置決めのために最適
化された、加工された反射鏡を有する一対の位置フィー
ドバック型の可動鉄片ガルバノメータを含むポスト対物
レンズ走査技術を用いる。走査装置内のコンピュータは
全ての平坦な面走査補正を計算し、そして素材上のベク
トル走査移動を指示する。ラスター走査はシミュレート
されリンク並行のベクトル移動を決定しうる。低価格の
光学検流計走査装置は、精密な位置決定のためのフィー
ドバックを定める位置決定センサーを含まない。これは
主として速度又は精度を必要としない低価格の代替装置
を意図したものである。典型的な用途はファクシミリ及
び光学位置入力又はトラッキングを含む。
【0005】走査システムが有効であるためには対象面
での種々の走査速度、スポットサイズ、Y軸インデキシ
ング及びX軸走査のために柔軟性が必要であり、そして
前記XY走査の実行に用いられる現在のシステムは複雑
且つ高価である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、低価格で費用効果のよい、対象物をXY面でレーザ
ー走査する装置及び方法を提供することにある。本発明
の第2の目的は、種々の走査速度、スポットサイズ、Y
軸インデキシング及びX軸走査を容易且つ有効に用いう
るレーザー走査方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はレーザービーム
によりXYラスターパターンで対象物を走査する新規の
方法及び装置を用いる。概して、本発明は対象面をラス
ター形式の光のスポットで走査する電気機械装置を用い
る。ラスター走査は直交的に配置された可動反射鏡とと
もに1つの可逆なモーターを用いて展開される。可動反
射鏡は、インデキシング用及び走査レーザービームラス
ターフォーマットの両者でレーザービームを面を横切っ
て指し向けるためにインデキシング及び走査機構に接続
されている。
【0008】一般に、ラスター走査は与えられたXY領
域を、その領域を横切る上向き又は下向きの段階的な矩
形パターンでカバーする。例えば、走査対象物の最上部
で開始する走査では、ビームは最初の方向でX軸の面に
沿った対象物の長さXにわたって、長さXが限界に達す
るまで移動される(「走査」と呼ばれる)。そしてビー
ムはY軸の面に沿って、所定の距離Y/nだけ下方に移
動される(「インデキシング」と呼ばれる)。ここで、
nはXY領域の走査に用いられるX走査線の数に等し
い。Y/nが限界に達したとき、ビームは、XY領域の
長さXが限界に達するまで、最初の方向と反対の方向で
ある2番目のX軸方向で走査する。そしてビームはY軸
に沿って更に長さY/nの下方移動をインデキシングさ
れる。上記手順はXY領域の走査が終了するまで反復さ
れる。
【0009】本発明では、レーザービームは走査装置に
入ったのち、最初の反射鏡、次いで2番目の反射鏡に順
次に突き当たる。反射鏡はどちらも同期式歯車に合わせ
たモーター軸の回転により相互に直交的に移動され、前
述のように走査対象物を段階的にXYインデキシングし
且つ走査ビームの移動を間欠的に行う。
【0010】本発明の1つの態様では、レーザービーム
により対象物をXY面ラスターパターンで同期走査する
方法は:レーザー経路に沿ってレーザービームを生成す
るステップと、回転運動を生成するステップと、第1の
対象物に、滑動できるように取付けられ、そして第1の
X軸に沿って前後に(両方向に)直線移動できるように
取付けられた第1の駆動装置を設けるステップと、前記
第1の駆動装置に取付けられた第1の反射鏡を設けるス
テップと、第2の対象物に、滑動できるように取付けら
れ、そして前記第1の軸と直交する第2のY軸に沿って
所定のY距離移動限界の間を前後に直線移動できるよう
に取付けられた第2の駆動装置を設けるステップと、前
記第2の駆動装置に取付けられた第2の反射鏡を設ける
ステップと、所定の走査距離Xだけ第1のX軸に沿った
第1の駆動装置の両方向移動を提供する第1の間欠的な
移動手段及び回転運動によるその移動を作動させ、第1
の駆動装置を移動するステップと、第2の間欠的な移動
手段及び回転運動による移動を作動させるステップと、
前記第2の間欠的な手段により第2の駆動装置に接続さ
れた第2のY軸移動手段を設け、第2の駆動装置の間欠
的な移動運動を第2のY軸に沿った特定の第1の方向に
与えるステップと、第2の駆動装置が第1の所定の移動
距離Yの限界に達した時点を知らせる標識手段を設ける
ステップと、第1の所定のY距離の移動限界に達したこ
とを標識手段が知らせたとき回転運動の方向が逆にされ
又は回転運動が停止されて所定の間隔で再開され、第2
の駆動装置が第2の所定の距離Yの限界に達するまで第
2のY軸に沿って第1の方向と反射の第2の方向に間欠
的に移動され、第2の所定距離Yの限界に達した時点で
回転運動の方向が再度反転されるように制御する手段を
設けるステップと、ラスター動作で走査されるようにレ
ーザービームを順次に反射鏡から反射させて対象物と接
触させるステップとを含むものである。
【0011】本発明の別の態様では、XY面ラスターパ
ターンで対象物をレーザービームにより走査する装置
は:第1の対象物に、滑動できるように取付けられ、そ
して第1のX軸に沿って前後に直線移動できるように取
付けられた第1の駆動装置と、前記第1の駆動装置に取
付けられた第1の反射鏡と、第2の対象物に、滑動でき
るように取付けられ、そして前記第1の軸と直交する第
2のY軸に沿って所定のY距離移動限界の間を前後に直
線移動できるように取付けられた第2の駆動装置と、前
記第2の駆動装置に取付けられた第2の反射鏡と、反転
可能な回転軸を有するモーターと、前記回転軸及び第1
の駆動装置に接続され、第1のX軸に沿った前後(両方
向)運動を第1の駆動装置に与える第1の間欠移動手段
と、前記回転軸と噛み合わせでき、前記回転軸が連続的
に回転方向を変えるとき間欠移動する第1の間欠移動手
段と、前記第2の間欠移動手段及び第2の駆動装置に接
続され、第2のY軸に沿った特定の第1の方向で第2の
駆動装置に間欠移動運動を与える第2のY軸移動手段
と、第2の駆動装置が第1の所定の移動距離Yの限界に
達した時点を知らせる標識手段と、第1の所定の移動距
離Yの限界に達したことを標識手段が知らせたとき、モ
ータ回転軸の回転方向が逆にされ、第2の駆動装置が第
2の所定の限界に達するまで第2のY軸に沿って第2の
逆方向に間欠的に移動され、第2の所定の限界に達した
時点でモータ回転軸の回転方向が逆にされ又は回転が停
止されるように制御する手段と、を備える装置である。
【0012】本発明の方法及び装置は種々のレーザー走
査に用いる低価格のレーザー(光学)配送システムであ
る。本発明は走査装置の複雑さ及び価格を抑えることに
よりレーザー走査の全体的な費用のかなりの減少を達成
する。本発明の装置及び方法を用いて広範囲のレーザー
ビーム又は他の光源を用いることができる。
【0013】本発明の良好なレーザー走査方法及び装置
では、第1の駆動装置の移動及び指し向けられるレーザ
ービームは走査対象物のX面の限界を越えて広がる。別
の良好な実施例では、第2の駆動装置の移動及び指し向
けられるレーザービームは走査対象物のY面の限界を越
えて広がる。更に良好な方法及び装置では、第1の駆動
装置及び第2の駆動装置の両者の移動並びに指し向けら
れたレーザービームは、それぞれ、走査対象物のX面及
びY面の限界を越えて広がる。X面及びY面の限界は走
査対象物の活動状態の領域を定める。良好な方法及び装
置は、走査中の活動状態のXY面でより高い一定ビーム
速度及びビームエネルギ密度を生成するために、この良
好な活動状態の領域の拡張走査を利用する。この方法で
は、組合わされた2つの反射鏡は、マスク又は基板面の
活動状態の領域で一定速度及び同期を維持しつつマスク
又は基板面でラスタータイプの走査を展開する。第1の
移動手段及び第2の移動手段は、走査対象物の活動状態
の領域からインデキシング(Y軸に沿ったレーザービー
ムの上方及び下方移動)が起きるように、位置決めされ
制御される。それゆえ、良好な方法を用いる活動状態の
領域はマスク又は基板の活動状態の面で常に一定のエネ
ルギ及び走査速度を受取る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の良好な実施例の説明にお
いて、図1乃至図4で本発明の同じ機構は同じ参照番号
で示される。本発明の構成は必ずしも共通の縮尺では図
示されない。
【0015】図1は本発明の同期式XYレーザー走査装
置10及びレーザービーム37を示す。走査装置10は
ベース11及びそれに取付けられた第1の対象物12を
有する。第1の駆動装置13は第1の対象物12に、滑
動できるように取付けられ、そして第1の駆動装置13
は第1の対象物12の上をX軸に沿って直線移動する。
第2の対象物14は第2の駆動装置15/15aに、滑
動できるように取付けられ、第2の駆動装置15/15
aは第2の対象物14の上に、Y軸に沿って直線移動で
きるように取付けられる。第1の反射鏡16は第1の駆
動装置13に取付けられ、そして第2の反射鏡17は第
2の駆動装置15/15aに取付けられる。第1の駆動
装置13及び第2の駆動装置15/15aは実質的に摩
擦がないことが望ましい。
【0016】モーター18は回転軸19を有する並列可
変速度可逆DCモーターであることが望ましい。300
rpmまで及びそれよりも高い種々の速度は無数のラス
ター走査処理速度を与える。回転軸19は、軸支持部2
0により、回転できるように支持される。回転軸19に
取付けられるカム21は、図示のように、8つのローブ
35を有する。カム従動部22はカム21に噛み合わさ
れ、そして第1の駆動装置13に連結される。歯車23
は間欠的な運動で駆動される歯車であり、回転軸19に
取付けられた突縁(フランジ)38で精密ボールベアリ
ングカム従動部34と図示のように噛み合わされる。カ
ム21、歯車23及び突縁38の種々の設計を用いて、
後述のように異なるラスター走査パターンを提供するこ
とができる。
【0017】図2及び図3はそれぞれ図1のレーザー走
査装置の上面図及び側面図を示す。間欠的に駆動される
歯車23の支持部28a及び28b(図1に図示せず)
は回転できるようにリードスクリュー29で結合され
る。歯車23はリードスクリュー29に取付けられ、そ
してどちらも一緒に回転する。リードスクリュー29及
び第2の駆動装置15/15aはアーム30により連結
される。リードスクリュー29は第2の対象物14のY
軸に沿った反射鏡17の移動を可能にする。標識手段3
3は図示のように第2の駆動装置15に、Y軸の第1の
標識境界手段31及び第2の標識境界手段32と接触す
るように取付けられる。どちらかの標識境界手段と標識
手段33との接触によりモーターは逆回転するので回転
軸19の回転方向が逆になり、従って歯車23及びリー
ドスクリュー29は逆方向に移動するので、第2の駆動
装置15はそれが前に移動していた方向と反対方向に移
動する。
【0018】第1の標識境界手段31及び第2の標識境
界手段32はレーザービームで走査されるY軸の長さを
制御するように調整し、又は所定の間隔で走査を停止さ
せ開始させるために使用しうる。リードスクリュー29
は異なるピッチのねじ山の使用によるインデキシングの
ためのY軸移動の長さを制御しうる。これはリードスク
リュー29の1回転当りの第2の駆動装置15及び反射
鏡17の直線移動の量を変え、そして所望の走査タイプ
に応じて制御しうる。当業者に理解されるように、X方
向の走査の長さは異なるカム及びカム従動部の使用によ
り変えうる。
【0019】動作中、図示のレーザービーム24のよう
な光源が第1の反射鏡16に、そして第2の反射鏡17
に、指し向けられて反射され、そしてマスク面25に指
し向けられる。モーター18の回転により、モーターの
回転軸19はカム21を回転させ、カム従動部22は、
第1の駆動装置13及びそれに取付けられた第1の反射
鏡16を、X軸に沿った第1の対象物12の面に沿って
移動させる(走査)。カムのローブ(丸い突出部)35
に達すると、第1の駆動装置はカム従動部の方向の変更
のためにその移動が中断され、そしてカム21に合わせ
た間欠的な歯車23の同期移動により、第2の反射鏡1
7がYインデキシング方向に移動される。歯車23の溝
36がカム従動部22、即ち突縁38のドエルとしての
精密ボールベアリングカム従動部34により噛み合わさ
れたとき、間欠的な歯車が移動する。これは歯車23に
間欠的な移動を与える、従ってリードスクリュー29、
第2の駆動装置15/15a及びそれに取付けられた反
射鏡17に間欠的な直線移動を与える。間欠的な歯車2
3及びカム21が順次に作動するように構成されること
により、第2の駆動装置15/15aの移動が中断され
たとき、第1の駆動装置13はカム21及びカム従動部
22により移動される。従って、第1の駆動装置1及び
第2の駆動装置15/15aは別々に直交方向に移動
し、マスク面25のXYラスター25aの走査を可能に
する。レーザービーム24はマスク面25、対物レンズ
26を通過して作業基板27に達する。
【0020】カム21及び間欠的な歯車23がラスター
走査パターンを与えるように順次に作動することは本発
明の重要な特徴である。図示のように、カム21は8つ
のローブを有する。回転軸19の回転でカム21が回転
すると、カム従動部22はカム設計に従って第1の駆動
装置13をX軸に沿って前後に移動させる。カム従動部
が隣接ローブ35の間を移動すると、第1の駆動装置1
3は特定のX方向に移動される。ローブ35の噛み合わ
せによりX方向の移動が中断された後、次の隣接ローブ
へのカム従動部の移動は第1の駆動装置13を反対方向
に移動させる。従って、X軸に沿った走査の前後移動が
カム21及びカム従動部22により中断される。図示の
カム設計では、第1の駆動装置13の完全な4サイクル
の前後移動、即ち8本の独立したX軸ラスター走査線を
与える8つのローブ35がある。
【0021】図示のように、間欠的な歯車23は8つの
溝36を有する。これらの歯車はゼネバ歯車及び他の間
欠的なタイプの歯車設計を含む。溝36は突起部34と
噛み合い、そして噛み合ったとき、歯車23を、回転軸
19の回転により回転させる。歯車23が突起部34と
そのように噛み合わないとき、歯車23は静止している
ので、反射鏡17のY方向の移動は静止している。歯車
23はカム21のようにいくつかの溝36を有し、カム
21及び歯車23がラスター走査形式を提供するために
順次に動作するように構成されることを条件として反射
鏡17の間欠的な移動を変更しうる。
【0022】図4は本発明の走査装置及び方法により提
供された典型的なラスター走査を示す。ビーム24によ
るマスク面25の走査は拡張走査25bに示されたよう
に行われる。図示のマスク面の活動状態の領域25aは
X軸走査線のみを有するが、Y軸走査線もマスク面の活
動状態の領域の外側にある。前述のように、この拡張走
査方法はマスクの活動状態の面に一定のビームエネルギ
及び走査速度を与えるので、本発明の走査装置及び方法
を用いる大いに良好な方法である。
【0023】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)レーザービームによる対象物の同期式XY走査装
置であって、第1の対象物に、第1のX軸に沿って前後
に移動できるように取付けられた第1の駆動装置と、前
記第1の駆動装置に取付けられた第1の反射鏡と、第2
の対象物に、第1のX軸と直交する第2のY軸に沿って
所定の移動限界の間を前後に移動できるように取付けら
れた第2の駆動装置と、第2の駆動装置に取付けられた
第2の反射鏡と、回転軸を有するモーターと、前記回転
軸及び第1の駆動装置に連結され、第1のX軸に沿って
第1の駆動装置を前後に移動する第1の間欠移動手段
と、前記回転軸に噛み合わせでき、前記回転軸が連続的
に回転しているとき間欠移動する第2の間欠移動手段
と、前記第2の間欠移動手段及び第2の駆動装置に連結
され、第2のY軸に沿った特定の第1の方向の間欠移動
運動を第2の駆動装置に提供する第2のY軸移動手段
と、第2の駆動装置が第1の所定の移動距離Yの限界に
達した時点を知らせる標識手段と、第1の所定の移動距
離Yの限界に達したことを標識手段が知らせたとき、モ
ータ回転軸の回転方向が逆にされ、第2の駆動装置が第
2の所定の限界に達するまで第2のY軸に沿って第2の
逆方向に間欠的に移動され、第2の所定の限界に達した
時点でモータ回転軸の回転方向が逆にされ又は回転が停
止されるように制御する手段と、を備える装置。 (2)前記モーターは可逆な可変速度DCモーターであ
る、上記(1)に記載の装置。 (3)前記第1の間欠移動手段はカムである、上記
(1)に記載の装置。 (4)前記第2の間欠移動手段は間欠的な歯車である、
上記(1)に記載の装置。 (5)前記第2のY軸移動手段はリードスクリューであ
る、上記(1)に記載の装置。 (6)第1の間欠移動手段はカムであり、第2の間欠移
動手段は間欠的な歯車であり、そして第2の軸移動手段
はリードスクリューである、上記(1)に記載の装置。 (7)レーザービームによる対象物の同期式XY面ラス
ターパターン走査方法であって、レーザー経路に沿った
レーザービームを生成するステップと、回転運動を生じ
させるステップと、第1のX軸に沿って直線的に前後に
移動できるように、第1の対象物に取付けられた、第1
の駆動装置を設けるステップと、前記第1の駆動装置に
取付けられた第1の反射鏡を設けるステップと、第1の
X軸と直交する第2のY軸に沿って所定のY距離の移動
限界の間で直線的に前後に移動できるように、第2の対
象物に滑動できるように取付けられた、第2の駆動装置
を設けるステップと、前記第2の駆動装置に取付けられ
た第2の反射鏡を設けるステップと、第1のX軸に沿っ
た第1の駆動装置の所定のX走査距離の前後運動を提供
する第1の間欠移動手段を、第1の駆動装置を移動する
回転運動により移動させるステップと、回転運動により
第2の間欠移動手段を移動させるステップと、第2のY
軸に沿った特定の第1の方向で第2の駆動装置の間欠移
動運動を与えるために、前記第2の間欠移動手段により
第2の駆動装置に連結された第2のY軸移動手段を設け
るステップと、第2の駆動装置が第1の所定のY距離の
移動限界に達した時点を知らせる標識手段を設けるステ
ップと、第1の所定のY距離の移動限界に達したことを
標識手段が知らせたとき回転運動の方向が逆転され又は
回転運動が停止されて所定の間隔で再開され、第2の駆
動装置が第2の所定の距離Yの限界に達するまで第2の
Y軸に沿って第1の方向と反対の第2の方向に間欠的に
移動され、第2の所定距離Yの限界に達した時点で回転
運動の方向が再度逆転されるように制御する手段を設け
るステップと、ラスター動作で走査されるようにレーザ
ービームを順次に反射鏡から反射させて対象物と関係を
とるステップとを含む方法。 (8)第1の間欠的移動手段はカムである、上記(7)
に記載の方法。 (9)第2の間欠的移動手段は間欠的な歯車である、上
記(7)に記載の方法。 (10)第2のY軸移動手段はリードスクリューであ
る、上記(7)に記載の方法。 (11)第1の間欠移動手段はカムであり、第2の間欠
移動手段は間欠的な歯車であり、そして第2のY軸移動
手段はリードスクリューである、上記(7)に記載の方
法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期式XYレーザー走査装置の斜視図
である。
【図2】図1のレーザー走査装置の上面図である。
【図3】図1のレーザー走査装置の側面図である。
【図4】本発明のレーザー走査装置のマスク面でのXY
走査を、マスク面の活動状態の領域の拡張走査を含めて
示す図である。
【符号の説明】
10 XYレーザー走査装置 11 ベース 12 第1の対象物 13 第1の駆動装置 14 第2の対象物 15 第2の駆動装置 15a 第2の駆動装置 16 第1の反射鏡 17 第2の反射鏡 18 モーター 19 回転軸 20 軸支持部 21 カム 22 カム従動部 23 歯車 24 レーザービーム 25 マスク面 25a XYラスター 26 対物レンズ 27 作業基板 34 精密ボールベアリングカム従動部、ド
エル 35 ローブ 36 溝 37 レーザービーム 38 突縁(フラン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・ハワード・コベル、セカン ド アメリカ合衆国ニューヨーク州、プゥキ ープシー、クラマー・ロード 24 (72)発明者 フランツ・エックス・トポロベック アメリカ合衆国ニューヨーク州、アコー ド、クーパー・ストリート 357 (72)発明者 アルディス・アーティス・ジーミンズ アメリカ合衆国ニューヨーク州、プゥキ ープシー、スカイビュウ・ドライブ 59 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザービームによる対象物の同期式XY
    走査装置であって、 第1の対象物に、第1のX軸に沿って前後に移動できる
    ように取付けられた第1の駆動装置と、 前記第1の駆動装置に取付けられた第1の反射鏡と、 第2の対象物に、第1のX軸と直交する第2のY軸に沿
    って所定の移動限界の間を前後に移動できるように取付
    けられた第2の駆動装置と、 第2の駆動装置に取付けられた第2の反射鏡と、 回転軸を有するモーターと、 前記回転軸及び第1の駆動装置に連結され、第1のX軸
    に沿って第1の駆動装置を前後に移動する第1の間欠移
    動手段と、 前記回転軸に噛み合わせでき、前記回転軸が連続的に回
    転しているとき間欠移動する第2の間欠移動手段と、 前記第2の間欠移動手段及び第2の駆動装置に連結さ
    れ、第2のY軸に沿った特定の第1の方向の間欠移動運
    動を第2の駆動装置に提供する第2のY軸移動手段と、 第2の駆動装置が第1の所定の移動距離Yの限界に達し
    た時点を知らせる標識手段と、 第1の所定の移動距離Yの限界に達したことを標識手段
    が知らせたとき、モータ回転軸の回転方向が逆にされ、
    第2の駆動装置が第2の所定の限界に達するまで第2の
    Y軸に沿って第2の逆方向に間欠的に移動され、第2の
    所定の限界に達した時点でモータ回転軸の回転方向が逆
    にされ又は回転が停止されるように制御する手段と、 を備える装置。
  2. 【請求項2】前記モーターは可逆な可変速度DCモータ
    ーである、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第1の間欠移動手段はカムである、請
    求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記第2の間欠移動手段は間欠的な歯車で
    ある、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第2のY軸移動手段はリードスクリュ
    ーである、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】第1の間欠移動手段はカムであり、第2の
    間欠移動手段は間欠的な歯車であり、そして第2の軸移
    動手段はリードスクリューである、請求項1に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】レーザービームによる対象物の同期式XY
    面ラスターパターン走査方法であって、 レーザー経路に沿ったレーザービームを生成するステッ
    プと、 回転運動を生じさせるステップと、 第1のX軸に沿って直線的に前後に移動できるように、
    第1の対象物に取付けられた、第1の駆動装置を設ける
    ステップと、 前記第1の駆動装置に取付けられた第1の反射鏡を設け
    るステップと、 第1のX軸と直交する第2のY軸に沿って所定のY距離
    の移動限界の間で直線的に前後に移動できるように、第
    2の対象物に滑動できるように取付けられた、第2の駆
    動装置を設けるステップと、 前記第2の駆動装置に取付けられた第2の反射鏡を設け
    るステップと、 第1のX軸に沿った第1の駆動装置の所定のX走査距離
    の前後運動を提供する第1の間欠移動手段を、第1の駆
    動装置を移動する回転運動により移動させるステップ
    と、 回転運動により第2の間欠移動手段を移動させるステッ
    プと、 第2のY軸に沿った特定の第1の方向で第2の駆動装置
    の間欠移動運動を与えるために、前記第2の間欠移動手
    段により第2の駆動装置に連結された第2のY軸移動手
    段を設けるステップと、 第2の駆動装置が第1の所定のY距離の移動限界に達し
    た時点を知らせる標識手段を設けるステップと、 第1の所定のY距離の移動限界に達したことを標識手段
    が知らせたとき回転運動の方向が逆転され又は回転運動
    が停止されて所定の間隔で再開され、第2の駆動装置が
    第2の所定の距離Yの限界に達するまで第2のY軸に沿
    って第1の方向と反対の第2の方向に間欠的に移動さ
    れ、第2の所定距離Yの限界に達した時点で回転運動の
    方向が再度逆転されるように制御する手段を設けるステ
    ップと、 ラスター動作で走査されるようにレーザービームを順次
    に反射鏡から反射させて対象物と関係をとるステップと
    を含む方法。
  8. 【請求項8】第1の間欠的移動手段はカムである、請求
    項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】第2の間欠的移動手段は間欠的な歯車であ
    る、請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】第2のY軸移動手段はリードスクリュー
    である、請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】第1の間欠移動手段はカムであり、第2
    の間欠移動手段は間欠的な歯車であり、そして第2のY
    軸移動手段はリードスクリューである、請求項7に記載
    の方法。
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