JP3197684U - マルチコプター - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチコプターにおいてアンテナ位置を最適にすること。【解決手段】アーム11,12を有するマルチコプターにおいて、各アーム11,12の中心位置からいずれも100〜150mm離れた位置に4本のスリーブアンテナ31〜34を垂直に配置する。受信機ではこれらのスリーブアンテナ31〜34からの出力を比較し、最大レベルのアンテナからの出力をアンテナ切換部によって選択して受信する。これにより広い範囲で指向性の広いアンテナで送信機からの信号を受信することができる。【選択図】図1

Description

本考案は複数のロータを利用したマルチコプターに関し、特にそのアンテナ取付位置に特徴を有するマルチコプターに関するものである。
近年特許文献1に示されているように、複数個のロータを備え、空中で静止することができる無線操縦式のマルチコプターが空撮用等に急速に普及しつつある。マルチコプターでは重心の周囲に複数のロータが配置される。そして操縦者が操作する送信機からの信号を受信し、各ロータの出力を制御することによって機体を操縦している。その出力を制御することによって機体の上昇、下降、移動や静止を行っている。又マルチコプターでは機体の動作を安定化させるため3軸のジャイロが用いられている。
特開2014−240242号公報
しかるに従来のマルチコプターでは、機体の適当な位置にアンテナを配置しているが、指向性が確認されておらず、特定の位置では電界強度が不足して通信が十分行えず、制御が難しくなるという問題点があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、最適なアンテナの設置位置に設置されたアンテナを有するマルチコプターを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本考案のマルチコプターは、機体を構成する複数のアームと、前記各アームの端部に設けられ、機体の重心を通る中心から所定位置離れた位置に配置された複数のロータユニットと、前記複数のアームが交差する中心位置からいずれも100〜150mm離れた位置に夫々設けられた複数のスリーブアンテナと、前記複数のスリーブアンテナからの出力を比較し、最大レベルのスリーブアンテナからの出力を選択するアンテナ切換部を有する受信機と、を具備するものである。
ここで前記アームは、CFRP又はFRPのいずれかであるとしてもよい。
このような特徴を有する本考案によれば、マルチコプターのアームに沿って夫々中心位置から所定位置に下向きにスリーブアンテナを設置しておくことによって、周囲のどの角度に対しても電界強度が不足することなく良好に送信機からの信号を受信することができるという効果が得られる。
図1は本考案の実施の形態によるマルチコプターを示す側面図及び底面図である。 図2は本実施の形態によるマルチコプターの底面方向から見た斜視図である。 図3Aは本実施の形態によるマルチコプターに用いられるスリーブアンテナを示す図である。 図3BはスリーブアンテナのVSWR特性を示すグラフ図である。 図4は本実施の形態によるマルチコプターの機能的構成を示すブロック図である。 図5AはマルチコプターのアームをCFRPとし、Lを0とした比較例の放射パターンを示すグラフである。 図5BはマルチコプターのアームをCFRPとした第1の実施の形態において、Lを25mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図5CはマルチコプターのアームをCFRPとした第1の実施の形態において、Lを50mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図5DはマルチコプターのアームをCFRPとした第1の実施の形態において、Lを100mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図5EはマルチコプターのアームをCFRPとした第1の実施の形態において、Lを150mmをとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図5FはマルチコプターのアームをCFRPとした第1の実施の形態において、Lを200mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図6AはマルチコプターのアームをFRPとし、Lを0とした比較例の放射パターンを示すグラフである。 図6BはマルチコプターのアームをFRPとした第2の実施の形態において、Lを25mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図6CはマルチコプターのアームをFRPとした第2の実施の形態において、Lを50mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図6DはマルチコプターのアームをFRPとした第2の実施の形態において、Lを100mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図6EはマルチコプターのアームをFRPとした第2の実施の形態において、Lを150mmをとしたときの放射パターンを示すグラフである。 図6FはマルチコプターのアームをFRPとした第2の実施の形態において、Lを200mmとしたときの放射パターンを示すグラフである。
図1(a)は本考案の実施の形態によるマルチコプターを示す側面図であり、図1(b)はその底面図である。又図2はマルチコプターを底面方向から見た斜視図である。これらの図に示すようにマルチコプター10は同一寸法で細長い棒状のアーム11,12が夫々の中央部分で互いに90°の角度となるように十字状に連結されてフレームを構成している。そして各アームの中心の連結部の上部には、後述する電子回路部を収納するアルミニウム等の金属ケース13に取付けられる。金属ケース13は円筒形状であり、例えばその径を150mmφとする。アーム11の両端にはモータ14,15が設けられる。又アーム12の両端にはモータ16,17が設けられる。モータ14〜17には夫々上向きにロータ18〜21が取付けられている。モータ及びロータはロータユニットを構成している。
尚アーム11,12は第1実施の形態ではCFRP(カーボン樹脂強化プラスチックス)から成るアームとする。ここでCFRPは誘電率Er=2530、導電率σ=28S/mとする。
又本考案の第2の実施の形態では、アーム11,12はFRP(樹脂強化プラスチックス)から成るアームとする。
アーム11,12が交差する位置に取付けられる金属ケース13内には、受信機,ジャイロセンサ及びコントローラとバッテリーが収納されている。尚ジャイロセンサは機体のほぼ中央の重心付近に設けられている。そして機体の上部にはカバーを取付けるようにしてもよい。
次にこの実施の形態によるマルチコプターに用いられるスリーブアンテナの配置について説明する。アーム11にはその中心位置から等しい距離から離れた位置に下向きにスリーブアンテナ31,32が取付けられる。中心からスリーブアンテナ31,32までの取付距離を夫々図1(a)に示すようにLとする。又同様にしてアーム12にも中心位置から距離Lの離れた位置に下向きにスリーブアンテナ33,34が取付けられている。これらのスリーブアンテナは下向きに取付けているため、アーム11,12には着陸のための適宜スキッドを設け、スリーブアンテナが直接地上に接触しないようにする必要があるが、スキッドについては既存のものであるため説明を省略する。
次にスリーブアンテナについて説明する。スリーブアンテナ31〜34は同一の構成であるので、以下スリーブアンテナ31について説明する。スリーブアンテナ31は図3Aに示すように、同軸ケーブル41の一部を芯線41aと周囲の網線41bとに分離して構成したものであり、図3Aでは芯線41aを左方向に、網線41bを右方向にした状態を示している。従ってこれらの長さは同一であり、ここでは例えば使用周波数2400MHz〜2483.5MHzにほぼ相当する長さである27.0mmとする。図3BはこのスリーブアンテナのVSWRを示している。図3Bに示すように使用周波数2400MHz〜2483.5MHzの間でVSWRは1.5〜1.8の範囲と十分低い値に設定されている。
次にこの実施の形態によるマルチコプターの機能的な構成について図4のブロック図を用いて説明する。本図に示すようにマルチコプター10の4本のスリーブアンテナ31〜34に受信機42が接続されている。そしてマルチコプター10の金属ケース13内には受信機42,ジャイロセンサ43,コントローラ44が搭載されている。受信機42は図示しない送信機からの信号を受信するものである。送信機はピッチング制御、ラダー制御、ロール制御及びパワー制御を行うものである。受信機42はこれらのアンテナから信号を受信し、最も電界強度の強いアンテナを選択するアンテナ切換部42aが設けられており、アンテナ切換部42aで切換えられたアンテナからの信号を受信し、デコードしてコントローラ44に出力する。
コントローラ44は受信機42からの出力及びジャイロセンサ43からの出力に基づいてモータ14〜17の出力制御を行うものであり、その出力は4つのスピードコントローラSPに与えられる。スピードコントローラSPの各出力はアーム12,13の先端に取付けられているモータ14〜17の出力に与えられる。
次に第1の実施の形態において、距離Lを異ならせて放射特性がどのように変化するかを確認した。ここではアーム11,12がいずれもCFRPであり、距離Lを0mm,25mm,50mm,100mm,150mm及び200mmとした6つの場合について夫々真上から見た指向特性を図5A〜図5Fに示す。尚距離Lが0の場合は、1本のスリーブアンテナを中心位置に配置した比較例の指向性パターンである。距離Lが25mm以上の場合は各アームに2本のスリーブアンテナ31〜34を取付けた第1の実施の形態の指向性パターンである。
次に第2の実施の形態において、距離Lを異ならせて放射特性がどのように変化するかを確認した。ここではアーム11,12がいずれもFRPであり、距離Lを0mm,25mm,50mm,100mm,150mm及び200mmとした6つの場合について夫々真上から見た指向特性を図6A〜図6Fに示す。尚距離Lが0の場合は、1本のスリーブアンテナを中心位置に配置した比較例の指向性パターンである。距離Lが25mm以上の場合は各アームに2本のスリーブアンテナ31〜34を取付けた第2の実施の形態の指向性パターンである。
これらの図から知られるように、最適な放射パターンは中心からスリーブアンテナまでの距離Lが100〜150mmの場合であり、この場合には広い範囲に強く放射し、ほとんど指向性がなく、特性の弱い方向がほとんど無いことが知られる。そしてアンテナの間隔がこれより広くなれば指向性が強くなり、特定の方向では十分に送受信ができなくなる。このようにスリーブアンテナ間の間隔(2L)は使用の波長である2400MHz帯の波長に相当する長さのときに最適となっている。尚Lが100mmの場合は金属ケース13とスリーブアンテナとの間が25mmであり、この長さは使用波長のλ/4に対応するものとなっている。従って使用するアンテナは各アームの中心から一波長分離した位置に設定しておくことが好ましい。
本考案はアームに複数のアンテナを取付けたマルチコプターに好適に使用することができる。
10 マルチコプター
11,12 アーム
13 金属ケース
14〜17 モータ
18〜21 ロータ
31〜34 スリーブアンテナ
41 同軸ケーブル
42 受信機
43 ジャイロセンサ
44 コントローラ

Claims (2)

  1. 機体を構成する複数のアームと、
    前記各アームの端部に設けられ、機体の重心を通る中心から所定位置離れた位置に配置された複数のロータユニットと、
    前記複数のアームが交差する中心位置からいずれも100〜150mm離れた位置に夫々設けられた複数のスリーブアンテナと、
    前記複数のスリーブアンテナからの出力を比較し、最大レベルのスリーブアンテナからの出力を選択するアンテナ切換部を有する受信機と、を具備するマルチコプター。
  2. 前記アームは、CFRP又はFRPのいずれかである請求項1記載のマルチコプター。
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