JP3197432B2 - 大型固形食品の充填装置 - Google Patents

大型固形食品の充填装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型固形食品の充填装
置、さらに詳しくは、ステーキ、ハンバーグ等の比較的
大型の固形食品をパウチ等の柔軟バッグに効率的に充填
するための大型固形食品の充填装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカレー等の具材として用いられる
固形食品をレトルトパウチのような柔軟バッグに充填す
る装置としては、当該固形食品をカップに入れ、このカ
ップを円筒形ホッパの上で転倒させて上記円筒形ホッパ
を介して上記バッグに充填する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近時、ステーキ、ハン
バーグ等の大型固形食品が具材としてカレー等に含まれ
るボリューム感のある製品の需要が拡大しており、当該
製品を製造するにあたり、上述した従来の充填装置を用
いた場合、充填時に大型固形食品がホッパ内や柔軟バッ
グの入口付近に引っ掛って効率的に充填できないという
問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した大型固形食品の充填
にあたっての問題点に鑑みてなされたものであって、一
個の大型固形食品がホッパ内や柔軟バッグの入口付近に
引っ掛ることなく、また大型固形食品が常に一定の方向
で通過し、効率的に充填可能である大型固形食品の充填
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明は、大型固形食品が一時に一個の
み通過できる筒形状のホッパを介して、該大型固形食品
を柔軟バッグに充填するための大型固形食品の充填装置
において、前記ホッパに上方に向かって外側に傾斜する
ように配置されたガイド部材を設け、前記ガイド部材の
下側両端部を結ぶ線が柔軟バッグの開口の長手と平行で
あり、かつ前記ホッパの出口部水平断面において水平断
面の中心点を中心とする前記ガイド部材の下側両端部の
なす角度が90゜ないし120゜であり、前記ガイド部
材が前記出口部水平断面の一部を遮蔽し、大型固形食品
が前記ホッパを通過するとき、大型固形食品の横断面の
長手方向が、柔軟バッグの開口の長手方向と合致する方
向に向けられることを特徴とする大型固形食品の充填装
置である。本発明はまた、大型固形食品が一時に一個の
み通過できる筒形状のホッパを介して、該大型固形食品
を柔軟バッグに充填するための大型固形食品の充填装置
において、前記ホッパに上方に向かって外側に傾斜する
ように配置されたガイド部材を設け、前記ガイド部材の
下側両端部を結ぶ線が柔軟バッグの開口の長手と平行で
あり、かつ前記ホッパの出口部水平断面において水平断
面の中心点を中心とする前記ガイド部材の下側両端部の
なす角度が90゜ないし120゜であり、前記ガイド部
材が前記出口部水平断面の一部を遮蔽し、前記ホッパは
下方に柔軟材製のスカートを有し、大型固形食品が前記
ホッパを通過するとき、大型固形食品の横断面の長手方
向が、柔軟バッグの開口の長手方向と合致する方向に向
けられることを特徴とする大型固形食品の充填装置であ
る。
【0006】
【作用】本発明の大型固形食品の充填装置によれば、ホ
ッパ内において、一個の大型固形食品の横断面の長さ方
向がガイド部材によって常に一定方向を向けられ、この
方向に合致した長さ方向に開口された柔軟バッグに充填
される。また、ホッパの下方部に柔軟材製のスカートを
取り付けることによって、一個の大型固形食品がホッパ
内において傾いて落下しても大型固形食品の下方部はス
カートの内壁につっかかることはなく、当該固形食品は
スカートの内壁に沿って開口された柔軟バッグに充填さ
れる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例の大型固形食品の充填
装置を図に基づいて説明する。 〔構成〕大型固形食品をパウチに充填する食品充填シス
テム10は、図4に示すように、大型固形食品Fを収容
するカップ14を搬送するカップコンベヤ20と、カッ
プ14を反転させて大型固形食品Fをホッパである充填
装置24に投入する投入装置22と、大型固形食品Fを
パウチPに充填する充填装置24とからなる。ここで、
大型固形食品Fとは、ステーキ、コロッケ、トンカツ、
ハンバーグ、イカリング、魚の切り身、ミンチカツ、魚
フライ、天麩羅等である。投入装置22は、揺動アーム
25の先端部において供給されたカップ14を把持して
軸30を中心に180°の角度範囲において揺動し、下
向きのカップ14を充填装置24に衝突による衝撃を伴
って供給し、充填装置24の上端部に衝突したカップ1
4内の大型固形食品Fが充填装置24へ投入される。充
填装置24は、図1、2、3に示すように、円筒形の上
方固定部40と、ほぼ円筒形で下端部が円錐形に絞られ
た下方昇降部42と、柔軟材で形成され下方昇降部42
の下端部に固定され、下端部まで延びた複数のスリット
44を設けたスカート46と、パウチPの開口部を充填
物を効率的に充填するために都合よい形状、すなわち、
大型固形食品Fの横断面の長径方向とパウチPの開口部
の長径方向が合致するように開口させるためのパウチ開
口拡大装置48とからなる。充填装置24にはさらに、
大型固形食品Fを投入し終えたカップ14を投入位置か
ら排出させるためのカップ排除装置(図示せず)が配置
されている。また、大型固形食品を収納したパウチP
は、カレー等の液状食品の充填装置(図示せず)に移送
される。
【0008】上方固定部40は、上端部外側に下向きの
カップ14を受けるカップ受け部50が設けられてお
り、内部には楕円形を半分にした形状で下端部が円筒形
の中心付近にあり上方に行くに従って垂線から離れる方
向に傾斜したガイド板52が設けられている。ガイド板
52は、上記円筒形の中心軸線を中心とする角度aが、
90〜120°の角度範囲、好ましくは110〜120
°の角度範囲にわたって延在する。ガイド板52の延在
角度が90°より小さいと、投入された大型固形食品を
迅速且つ正確に方向修正することができず、一方延在角
度が120°を越えると、大型固形食品が通過する部分
が小さくなってガイド板52に大型固形食品が詰まって
しまう恐れが高い。ガイド板52の傾斜角度bは、70
〜85°、好ましくは75〜80°である。ガイド板5
2の傾斜角度bが85°より大きいと、投入された大型
固形食品を迅速且つ正確に方向修正することができず、
一方傾斜角度が70°より小さいと、大型固形食品がガ
イド板52に大型固形食品が載って詰まってしまう恐れ
が高い。下方昇降部42とスカート46は、上方位置に
おいてパウチPの供給を待ち、パウチPが所定位置に供
給されてパウチ開口拡大装置48によって所定形状の開
口部が形成されると、スカート46がパウチPの開口部
に挿入されるように下降する。スカート46は、上端部
が円形で、下端部が上記パウチ開口拡大装置によって開
口されたパウチPの開口形状に合った六角形であり、六
角形の稜に当たる部分にスリット44が設けられてい
る。
【0009】これにより、大型固形食品FのパウチP開
口部付近での引っ掛かり防止効果を更に高めることがで
きる。又、パウチPの開口端部に相当する稜の2つのス
リットは、他のスリットと同じ又はそれよりも長くする
ことが望ましく、大型固形食品FのパウチPの開口部の
長径方向への充填ズレを許容することができる。また、
上記2つのスリット以外のスリットは短くしておくこと
により、充填時における大型固形食品FのパウチP外部
への飛び出しを防止できる。ここで、上記スカートの材
質としては、柔軟材であればいかなるものでもよく、ゴ
ム、樹脂等が例示できるが、なかでもゴムが好適であ
る。 〔作動〕上述した構成の大型固形食品の充填装置の作動
について説明する。例えば一個のステーキである大型固
形食品Fを収容したカップ14が、カップコンベヤ20
により順次投入装置22へ搬送される。投入装置22で
は、受け取ったカップ14を揺動アーム25によって把
持し、揺動アーム25が軸30を中心に180°の角度
範囲において回転させ、カップ14を充填装置24のカ
ップ受け部50に下向きに衝突させる。この結果、カッ
プ14に収容されていた大型固形食品Fは、充填装置2
4に投入される。投入の終了したカップ14はカップ排
除装置(図示せず)によって充填装置24から排除され
る。
【0010】一方、充填装置24は、下方昇降部42及
びスカート46が上昇位置にあってパウチPの供給を待
ち、パウチPが所定位置に供給されるとパウチ開口拡大
装置48によって開口部が所定形状に開口させてスカー
ト46の下方部がパウチPの開口部に挿入され、充填装
置24に大型固形食品Fの供給を待つ。充填装置24に
供給された大型固形食品Fは、ガイド板52によって大
型固形食品Fの断面の長手方向にパウチPの開口の長手
方向に合致させるように方向修正させられて、スカート
46を通過してパウチPに充填される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の大型固形食品の充填装置の断
面図であって、パウチ開口拡大装置が拡大作動していな
い状態を示している。
【図2】本発明の実施例の大型固形食品の充填装置の断
面図であって、パウチ開口拡大装置が拡大作動している
状態を示している。
【図3】本発明の実施例の大型固形食品の充填装置の平
面図である。
【図4】本発明の実施例の大型固形食品の充填装置を組
み込んだ食品充填システムの側面図である。
【符号の説明】
F 大型固形食品 P パウチ 10 食品充填システム 14 カップ 20 カップコンベヤ 22 投入装置 24 充填装置 25 揺動アーム 30 軸 40 上方固定部 42 下方昇降部 44 スリット 46 スカート 48 パウチ開口拡大装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−4089(JP,A) 実開 昭62−203802(JP,U) 実開 昭56−29006(JP,U) 実開 昭63−194102(JP,U) 実開 昭60−35188(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 65/32 B65B 5/12 B65B 39/00 B65D 88/28 B65G 11/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型固形食品が一時に一個のみ通過でき
    る筒形状のホッパを介して、該大型固形食品を柔軟バッ
    グに充填するための大型固形食品の充填装置において、前記ホッパに上方に向かって外側に傾斜するように配置
    されたガイド部材を設け、前記ガイド部材の下側両端部
    を結ぶ線が柔軟バッグの開口の長手と平行であり、かつ
    前記ホッパの出口部水平断面において水平断面の中心点
    を中心とする前記ガイド部材の下側両端部のなす角度が
    90゜ないし120゜であり、前記ガイド部材が前記出
    口部水平断面の一部を遮蔽し、 大型固形食品が前記ホッパを通過するとき、大型固形食
    品の横断面の長手方向が、柔軟バッグの開口の長手方向
    と合致する方向に向けられる ことを特徴とする大型固形
    食品の充填装置。
  2. 【請求項2】 大型固形食品が一時に一個のみ通過でき
    る筒形状のホッパを介して、該大型固形食品を柔軟バッ
    グに充填するための大型固形食品の充填装置において、前記ホッパに上方に向かって外側に傾斜するように配置
    されたガイド部材を設け、前記ガイド部材の下側両端部
    を結ぶ線が柔軟バッグの開口の長手と平行であり、かつ
    前記ホッパの出口部水平断面において水平断面の中心点
    を中心とする前記ガイド部材の下側両端部のなす角度が
    90゜ないし120゜であり、前記ガイド部材が前記出
    口部水平断面の一部を遮蔽し、 前記ホッパは下方に柔軟
    材製のスカートを有し、大型固形食品が前記ホッパを通過するとき、大型固形食
    品の横断面の長手方向が、柔軟バッグの開口の長手方向
    と合致する方向に向けられる ことを特徴とする大型固形
    食品の充填装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部材が、上方に向かって外側
    70〜85°の傾斜角度の角度範囲に傾斜しているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の大型固形食
    品の充填装置。
  4. 【請求項4】 上記スカートの下部が柔軟バッグの開口
    形状に適合した形状の開口を有するように形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の大型固形食品の充填
    装置。
  5. 【請求項5】 上記スカートにスリットが設けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載の大型固形食品の充填
    装置。
  6. 【請求項6】 ホッパの形状が、円筒形であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の大型
    固形食品の充填装置。
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