JP3197404U - 高周波信号発生回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】低消費電力化し、小型化する高周波信号発生回路を提供する。【解決手段】コイル2およびコンデンサ3からなる共振回路4と、外部から駆動信号5が入力されて共振回路4を駆動する信号を出力する電力制御MOSトランジスタ用の第1のゲートドライバ1とを有し、第1のゲートドライバ1の出力信号は電圧および電流の少なくとも一方が駆動信号5より高い。MOSトランジスタ用のゲートドライバ1を用いて高周波信号発生回路の共振回路4を駆動することにより、高効率化、低消費電力化、小型化が可能となる。【選択図】図1
Description
本考案は、高周波信号を利用する店舗防犯システム等に用いる高周波信号発生回路に関する。
従来の店舗防犯システム用の高周波信号発生回路は、アンテナを駆動するために個別トランジスタを用いたアナログ回路で構成されていた。
しかしながら、従来の数MHzの高周波信号発生回路は、ON/OFF制御で効率よく動作させる高速のトランジスタは高価で入手が難しかった。そのため入手可能なトランジスタを高速動作が可能な活性領域で動作させ出力を取り出す等の方式が採用されていたが、電源効率が悪く消費電力が大きくなり、放熱を考慮した構造が不可欠となり、小型化も困難であった。
本考案の高周波信号発生回路は、低消費電力化し、小型化することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の高周波信号発生回路は、コイルおよびコンデンサからなる共振回路と、外部から第1の駆動信号が入力されて前記共振回路を駆動する第2の駆動信号を出力するMOSトランジスタ用の第1のゲートドライバとを有し、前記第1のゲートドライバの出力信号は電圧および電流の少なくとも一方が前記第1の駆動信号より高いことを特徴とする。
以上のように、本考案の高周波信号発生回路は、MOSトランジスタ用のゲートドライバを用いて高周波信号発生回路を構成することにより、高効率化、低消費電力化、小型化が可能となる。
店舗防犯システム用の高周波信号発生回路は、数MHzで数マイクロ秒のバースト信号を、1秒間に数百回の間歇動作で発生することが要求される場合がある。バースト信号の振幅はある程度の大きさが必要であるが、間歇動作のデューティーサイクルが小さいため、平均的な電力は小さいのが特徴である。本考案は、高速電力制御インバータ等で用いられる高速MOSトランジスタ用ゲートドライバだけを用いてLC直列共振回路を直接駆動させ、間歇高周波信号を発生させることを特徴としている。
本来、LC直列共振回路を駆動して高周波信号を発生する場合、MOSトランジスタ用ゲートドライバ回路で、電力用MOSトランジスタを駆動し、その出力でLC直列共振回路を駆動する。しかし、店舗防犯システム用の高周波信号発生回路では、制御する電力が大きくないが、数MHzで動作することが要求されているので高速動作が求められており、高価なトランジスタを用いる必要がある。MOSトランジスタ用ゲートドライバは、電力用MOSトランジスタの大きな容量のゲートを短時間に充、放電することが要求され、短時間に大きな電流を駆動できる能力を持っており、高速動作のMOSトランジスタ用ゲートドライバも入手可能になってきた。
これにより、高周波信号発生回路を、高効率化、低消費電力化、小型化することが可能となる。
以下、図面を用いて各実施の形態の高周波信号発生回路を説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における高周波信号発生回路の構成を示す図である。
以下、図面を用いて各実施の形態の高周波信号発生回路を説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における高周波信号発生回路の構成を示す図である。
図1に示すように、アンテナとなるコイル2とコンデンサ3とが直列接続されて、アンテナとして機能する共振回路4が形成される。駆動信号5は、発生させようとする高周波信号の周波数のパルス信号で、そのデューティーサイクルが50%の時最大出力となり、それより大きくても小さくても出力は低下する。ゲートドライバ1は、マイコン等から論理レベルの矩形パルス状の間歇駆動信号5を受け、ほぼMOSトランジスタ用ゲートドライバ電源電圧Vdrの振幅で、直列共振回路4を駆動する。なお、電源電圧Vdrは、論理回路の電圧より高い電圧で動作させることが可能で、しかも、短時間で繰り返す間歇動作中には、大きな電流も流せるので、間歇的に大きな出力で動作させることができる。つまり、MOSトランジスタ用ゲートドライバを用いて共振回路4を駆動することにより、入力される駆動信号5より電流または電圧が高い信号で共振回路4を駆動することができる。また、ゲートドライバ1は、図1では反転型を利用しているが、非反転型を使ってもよい。また、ゲートドライバ1は、MOS型の、高速な電力制御トランジスタ用のドライバ等を用いることができる。
このように、この回路では、MOSトランジスタ用ゲートドライバは、パルス状の駆動信号6により、ほぼ電源電圧Vdrと設置電位0Vの2つの電圧を交互に出力して直列共振回路を駆動し、途中の電圧を経過する時間を短くできるので、MOSトランジスタ用ゲートドライバの電力損失は少なくなる。損失は、MOSトランジスタ用ゲートドライバの動作遅延.伝播遅延に起因して発生ずるので、MOSトランジスタ用ゲートドライバが高速であればある程、効率よく動作させることができる。以上により、高周波信号発生回路を、高効率化を実現しながら、低消費電力化、小型化することができる。
(実施の形態2)
図2は実施の形態2における高周波信号発生回路の構成を示す図である。
(実施の形態2)
図2は実施の形態2における高周波信号発生回路の構成を示す図である。
図2に示す実施の形態2における高周波信号発生回路は、実施の形態1における高周波信号発生回路に対して、反転型と非反転型の2種のゲートドライバ1,6を使い、直列共振回路4の両端を、互いに逆位相で駆動し、実質2倍の駆動電圧で直列共振回路4を駆動させる点が異なる。反転型または非反転型どちらかのゲートドライバのみを用いる場合は、片方のゲートドライバの入力にNOT回路を入れて駆動信号5を反転することにより同等の回路が構成できる。この回路をシーソー型高周波信号発生回路と名付ける。
このように、共振回路4の両端を互いに逆位相で駆動することにより、実施の形態1における高周波信号発生回路に比べて、電源電圧Vdrを2倍にしたのと等価になり、さらに出力を大きくすることができる。
(実施の形態3)
図3は実施の形態3における高周波信号発生回路の構成を示す図である。図4は実施の形態3における高周波信号発生回路の出力周波数特性を示す図である。
(実施の形態3)
図3は実施の形態3における高周波信号発生回路の構成を示す図である。図4は実施の形態3における高周波信号発生回路の出力周波数特性を示す図である。
図3に示す実施の形態3における高周波信号発生回路は、実施の形態1,2における高周波信号発生回路に対して、次のような出力調整回路を付加した高周波信号発生回路である。
図3に示すように、実施の形態3における出力調整回路は、抵抗7とコンデンサ8で構成される時定数回路により、パルス信号である駆動信号5の立ち上がりと立ち下がりの変化に遅れを持たせた信号を生成し、その生成した信号の電圧と制御電圧10とを電圧比較器9で比較して駆動信号5のパルス幅を変化させた信号を生成する。電圧比較器9から出力する信号はゲートドライバ1に入力され、制御電圧10の電圧を調整することにより、共振回路4の駆動信号のパルス幅を制御することが可能になる。高周波信号発生回路は駆動信号のデューティーサイクルが50%の時最大出力となり、それより大きくても小さくても出力は低下する特性を利用して高周波信号発生回路の出力電圧を調整できる。
この特性を利用して、図4の実線12に示すように、特定の周波数の範囲で出力電圧をほぼ一定にすることが可能になる。ここで、点線11は出力調整回路が付加されない高周波信号発生回路における出力周波数特性を示し、実線12は実施の形態3の高周波信号発生回路における出力周波数特性を示す。高周波信号発生回路の出力電圧は、図4の点線11に示すように、共振周波数の信号を出力するときに最大になり、共振周波数から外れるに従って出力は低下する。店舗防犯システムにおいて、この信号を受ける防犯タグの受信回路は、必ずしも共振周波数に合わせて調整されているとは限らず、ある範囲内のばらつきを持っている。このため、高周波信号発生回路は、図4の実線12に示すように、その範囲内で周波数を変化させながら一定の大きさの信号を出すことが要求されている。図3に示す実施の形態3高周波信号発生回路における電圧比較器9を用い、中心周波数の信号振幅が小さくなるようにパルス幅を調整し、出力周波数が中心周波数から外れるに従い出力が大きくなるようにパルス幅を50%に近づける制御をすることにより、特定の周波数の範囲内で出力電圧を一定にすることが可能になる。
1 ゲートドライバ
2 コイル
3 コンデンサ
4 共振回路
5 駆動信号
6 ゲートドライバ
7 抵抗
8 コンデンサ
9 電圧比較器
10 制御電圧
2 コイル
3 コンデンサ
4 共振回路
5 駆動信号
6 ゲートドライバ
7 抵抗
8 コンデンサ
9 電圧比較器
10 制御電圧
Claims (4)
- コイルおよびコンデンサからなる共振回路と、
外部から第1の駆動信号が入力されて前記共振回路を駆動する第2の駆動信号を出力する電力制御MOSトランジスタ用の第1のゲートドライバと
を有し、前記第1のゲートドライバの出力信号は電圧および電流の少なくとも一方が前記第1の駆動信号より高いことを特徴とする高周波信号発生回路。 - 前記共振回路の前記第1のゲートドライバが接続される端部と逆側の端部に、前記第1のゲートドライバと同一特性で逆位相となる第2のゲートドライバをさらに有することを特徴とする請求項1記載の高周波信号発生回路。
- 前記第1のゲートドライバの入力端子に接続される電圧比較器をさらに有し、
前記電圧比較器の一方の入力端子には抵抗とコンデンサからなる時定数回路を介して前記第1の駆動信号が入力され、他方の入力端子には制御電圧が入力され、
前記制御電圧が制御されて前記第2の駆動信号のデューティー比が調整され、出力電圧が制御されることを特徴とする請求項1記載の高周波信号発生回路。 - 前記第1のゲートドライバおよび前記第2のゲートドライバの入力端子それぞれに接続される2つの電圧比較器をさらに有し、
それぞれの前記電圧比較器の一方の入力端子には抵抗とコンデンサからなる時定数回路を介して前記第1の駆動信号が入力され、他方の入力端子には制御電圧が入力され、
前記制御電圧が制御されて前記第2の駆動信号のデューティー比が調整され、出力電圧が制御されることを特徴とする請求項2記載の高周波信号発生回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000837U JP3197404U (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 高周波信号発生回路 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2015000837U JP3197404U (ja) | 2015-02-24 | 2015-02-24 | 高周波信号発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3197404U true JP3197404U (ja) | 2015-05-14 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016121793A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | アイアンドティテック株式会社 | 音認識盗難防止システム |
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2015
- 2015-02-24 JP JP2015000837U patent/JP3197404U/ja active Active
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WO2016121793A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | アイアンドティテック株式会社 | 音認識盗難防止システム |
US10049547B2 (en) | 2015-01-27 | 2018-08-14 | I & T Tech Co., Ltd. | Sound recognition theft prevention system |
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