JP3196716U - 商品陳列ラック - Google Patents
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Abstract
【課題】陳列商品を正面壁面に斜めか鉛直に立て置きして、その両側部を倒れないように確実に保持し且つ、その陳列商品を容易に取り外し及び元の立て掛けや、立て置き状態に直すことを迅速簡単に可能にした簡単構造の商品陳列ラックを提供する。【解決手段】正面壁面101に複数の水平棚102−1〜4を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、陳列商品の下端部を前記水平棚102−1〜4に載置し、前記正面壁面101に斜めか鉛直に立てた陳列商品に対して、その両側部に相当する正面壁面部101に、一対のエッジピース200を対向配置し、前記一対のエッジピース200は、前記正面壁面101に直角に装着する仕切りピース部201と、前記仕切りピース部201の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース202部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。【選択図】図1
Description
本考案は、タイトルを正面にした本、書籍、パンフレット、カタログ或いは、DVD、レコード、ゲーム、ハガキ・封筒・ノート等の文房具、薬品、化粧品、酒類、お菓子、洋服、干物、各種贈答品などのケース入り商品或いはケースなし商品、各種フィギュア・マスコット、クラッチバックなどの陳列商品を陳列する書店、文具店、レコード店、化粧店、薬局店、酒店、楽器店、ゲーム店、贈答品店、菓子店、洋品店、雑貨店等々の商店やデパート、コンビニエンスストアー等で、タイトルを正面にするなどして正面壁面に斜めか鉛直に立て置きして、その両側部を倒れないように確実に保持し且つ、その陳列商品を容易に取り外し及び元の立て掛けや、立て置き状態に直すことを迅速簡単に可能にした簡単構造の商品陳列ラックに関するものである。
前記陳列商品の両側部を倒れないように保持する前記商品陳列ラックにおける上記商品の陳列姿勢の保持手段は、従来、倒れや落下防止の機能を含めて、本の収納部の前方の全長に立ち上がり部を形成したもの、棚面に突起物を設けたもの、或いは棚の入口や下部に棒状、紐状、板状の防護フェンスを橋渡ししたものが多い。他に本の下半分を収容し上方取り外し自在にした或いは前後に傾動可能にした防護ボックス等が知られている。
前記防護フェンスの場合は、高さを一定に調節しておき陳列商品の前後傾斜動による倒れを防止するが本の取り出し及び元の状態に直すにはフェンスが障害になる。またフェンスとの接触も多く損傷を免れない。また左右の動きに対しては抑止効果がなく、隣接の商品同士の位置干渉による損傷が多くまた取り出し及び元の状態に直すには煩雑で時間のかかる作業を伴うわりには、整理整頓状態の長時間保持が難しい。
また防護ボックスの場合は、ボックスからの商品の取り出し及び元の状態に直すには防護フェンスに比し大きな煩雑さをともない時間のかかる作業となる。
また防護ボックスの場合は、ボックスからの商品の取り出し及び元の状態に直すには防護フェンスに比し大きな煩雑さをともない時間のかかる作業となる。
本考案は、タイトルを正面にして、斜めか鉛直に立て置きした陳列商品について、その両側部を倒れないように確実に保持し且つ、容易に取り外し及び元の立て掛けや立て置き状態に直すことを迅速簡単に可能にした簡単構造の商品陳列ラックを提供するものである。
本考案の特徴は次の(1)〜(4)に紹介の通りである。
(1)、正面壁面に複数の水平棚を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、下端部を前記水平棚の上面に載置しタイトルを正面にし、前記正面壁面に斜めか鉛直に立て掛けた陳列商品に対してその両エッジ部(両側部)に相当する正面壁面部に、一対のエッジピースを対向配置して装着し、前記一対のエッジピースは、前記正面壁面に直角に装着する仕切りピース部と、前記仕切りピース部の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。
(2)、前記エッジピースの形態は、仕切りピース部とストッパーピース部とは一体的に形成してよく、或いは組み合わせ可能に分割タイプにしてもよい。
(3)、組み合わせ可能な分割タイプのエッジピース例は、実施例1で紹介のように仕切りピース部の前部にコの字型嵌入口201−4を形成しこれにストッパーピース部202の中央部を嵌入して正面から見て十字型を形成するタイプにする。
(4)、また一体的に形成するエッジピース例は、実施例1で紹介の仕切りピース部とストッパーピース部を分割のエッジピースを図3(2)に示すように一体的に形成することもできる。また他の例は、帯体、断面円形や角形等の棒体、パイプ体等により成形し、上か
(5)、更にこれらのガイドピースを商品陳列ラックの正面壁面に装着する方法としては、正面壁材を磁性体にしてのマグネット装着、正面壁材を木製にしての木ネジ装着、正面壁に雌ネジを嵌めての雄ネジ装着、正面壁に貫通孔を設けてのフック装着等、その他公知の適宜な装着具を採用することができる。
(1)、正面壁面に複数の水平棚を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、下端部を前記水平棚の上面に載置しタイトルを正面にし、前記正面壁面に斜めか鉛直に立て掛けた陳列商品に対してその両エッジ部(両側部)に相当する正面壁面部に、一対のエッジピースを対向配置して装着し、前記一対のエッジピースは、前記正面壁面に直角に装着する仕切りピース部と、前記仕切りピース部の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。
(2)、前記エッジピースの形態は、仕切りピース部とストッパーピース部とは一体的に形成してよく、或いは組み合わせ可能に分割タイプにしてもよい。
(3)、組み合わせ可能な分割タイプのエッジピース例は、実施例1で紹介のように仕切りピース部の前部にコの字型嵌入口201−4を形成しこれにストッパーピース部202の中央部を嵌入して正面から見て十字型を形成するタイプにする。
(4)、また一体的に形成するエッジピース例は、実施例1で紹介の仕切りピース部とストッパーピース部を分割のエッジピースを図3(2)に示すように一体的に形成することもできる。また他の例は、帯体、断面円形や角形等の棒体、パイプ体等により成形し、上か
(5)、更にこれらのガイドピースを商品陳列ラックの正面壁面に装着する方法としては、正面壁材を磁性体にしてのマグネット装着、正面壁材を木製にしての木ネジ装着、正面壁に雌ネジを嵌めての雄ネジ装着、正面壁に貫通孔を設けてのフック装着等、その他公知の適宜な装着具を採用することができる。
本考案の商品陳列ラックは、陳列商品が例えば書籍の場合は、表面がラック前面にそろい審美性、美観と視認性を維持する優れたものである。また本考案の商品陳列ラックは、図5に示すように一対のエッジピースの対向配置の際の両仕切りピース部とストッパーピース部の配置寸法関係は、特に具体的寸法関係に限定するものでないが、相対的に前記一対のエッジピースの各ストッパーピース部の先端部の対向間隔L1を書籍の幅寸法Lより短くし、各仕切りピース部の対向間隔L2をその書籍の幅寸法Lより長くし、一方のエッジピースの仕切りピース部から他方のエッジピースのストッパーピース部の先端部との対向間隔L3を書籍の幅寸法Lより大きくすることに設定すれば、より書籍の取り出しを、簡単容易に可能にすると共に、書籍の前倒れや前後左右の位置変動を確実に防止するため好ましい。
用することができる。
用することができる。
本考案を実施するための最良の形態を実施例1により詳細に紹介する。
図1において、商品陳列ラック100は、例えば、斜めか鉛直にした正面壁面101に複数の水平棚102−1〜102−4を平行に配置してある。
この各水平棚102−1〜102−4は書籍載置用でその各上区域を書籍類B1〜B4の陳列域とする。
この各水平棚102−1〜102−4は書籍載置用でその各上区域を書籍類B1〜B4の陳列域とする。
陳列域書籍類B1〜B4は、下端部を当該水平棚102−1〜102−4の上面に載置しタイトルを正面にして正面壁面101に沿って立て掛ける。
エッジピース200は、陳列域101−1〜101−4における当該陳列書籍B1〜B4の各書籍に対して図4に示すように、書籍の両側部をそれぞれ挿出入自在に遊間状態で囲う少なくとも一対を正面壁面101に装着して対向配置する。
エッジピース200は、陳列域101−1〜101−4における当該陳列書籍B1〜B4の各書籍に対して図4に示すように、書籍の両側部をそれぞれ挿出入自在に遊間状態で囲う少なくとも一対を正面壁面101に装着して対向配置する。
前記一対のエッジピース200は、図1〜図3に示すように、仕切りピース部201とストッパーピース部202とからなる。
仕切りピース部201は、正面にコの字型嵌入口201−4を形成し、背面201−1を正面壁面101に対して直角に当接して、止めビス201−2を正面壁面101に埋設した雌螺子201−3に螺号装着する。雌螺子201−3はエッジピース200の位置変更用に複数個設けると良い。
この螺号装着法の他に、マグネットを背面201−1に固定して、正面壁面101の材質を磁性板にすれば仕切りピース部201は背面201−1のマグネットを正面壁面101に磁着装着させることができる。
ストッパーピース部202は、平面形状を矩形状に形成して、その中央部を前記仕切りピース部201のコの字型嵌入口201−4に嵌入装着固定して仕切りピース部201の後部とにより、当該書籍B1〜B4のエッジ部をコの字状で囲う囲い部203を形成する。このコの字状の囲い部により当該書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止する。
ストッパーピース部202は、本例の矩形状の他に、書籍のエッジ側に凸状湾曲部を向けた楕円形や三日月形や半月形などでも良い。
ストッパーピース部202は、本例の矩形状の他に、書籍のエッジ側に凸状湾曲部を向けた楕円形や三日月形や半月形などでも良い。
仕切りピース部201とストッパーピース部202との接合は、前記のように仕切りピース部201のコの字型嵌入口201−4に嵌入装着固定してよく、また図3の(2)に示すように一体型に固定連結してよい。
また図3の(1)においては、ストッパーピース部202の位置調整用に及び固定用に、仕切りピース部201に前後平行に一対の押さえ調整螺子301を設け、ストッパーピース部202の上面に前記押さえ調整螺子301の先端部を受けてストッパーピース部の位置を固定するガイド溝302を設けた調節型に連結してもよい。
これで押さえ調整螺子301を正転させてその先端を先端用ガイド溝302に圧接して押さえてストッパーピース部202の位置を固定し、押さえ調整螺子301を逆転させてその先端をガイド溝302から離脱させて、ストッパーピース部202の位置調節を行うのである。
また図3の(1)においては、ストッパーピース部202の位置調整用に及び固定用に、仕切りピース部201に前後平行に一対の押さえ調整螺子301を設け、ストッパーピース部202の上面に前記押さえ調整螺子301の先端部を受けてストッパーピース部の位置を固定するガイド溝302を設けた調節型に連結してもよい。
これで押さえ調整螺子301を正転させてその先端を先端用ガイド溝302に圧接して押さえてストッパーピース部202の位置を固定し、押さえ調整螺子301を逆転させてその先端をガイド溝302から離脱させて、ストッパーピース部202の位置調節を行うのである。
仕切りピース部201とストッパーピース部202は、図3の(1)と(2)に示すように、当該書籍B1〜B4との接触による損傷を防止するために接触可能性のある角部は、面取りして面取り部201m、202mを形成してある。
次に、エッジピース200を商品陳列ラック100の当該陳列域101−1〜101−4の当該書籍B1〜B4の各々に装着する1方法を図4と共に紹介する。
図4において、(1)は、一書籍に対して一対のエッジピース200をセットにして箱(図示せず)入りしたものを示す。このセット状態は、平行関係に揃えた仕切りピース部201間にストッパーピース部202を並列して挟持させたものである。この(1)の状態から(2)に示すように仕切りピース部201にストッパーピース部202の二組に分ける。分けたエッジピース200を当該陳列域の当該書籍の両エッジ部近傍に装着し、その後エッジピース200のコの字型嵌入口201−4にストッパーピース部202を嵌入して(3)に示す状態にする。
図4において、(1)は、一書籍に対して一対のエッジピース200をセットにして箱(図示せず)入りしたものを示す。このセット状態は、平行関係に揃えた仕切りピース部201間にストッパーピース部202を並列して挟持させたものである。この(1)の状態から(2)に示すように仕切りピース部201にストッパーピース部202の二組に分ける。分けたエッジピース200を当該陳列域の当該書籍の両エッジ部近傍に装着し、その後エッジピース200のコの字型嵌入口201−4にストッパーピース部202を嵌入して(3)に示す状態にする。
また、一対のエッジピース200の対向配置の際の両仕切りピース部201とストッパーピース部202の配置寸法関係は、図5に示すように、前記一対のエッジピース200−1,200−2の各ストッパーピース部202−1,201−2の先端部の対向間隔L1を書籍の幅寸法Lより短くし、各仕切りピース部201−1,201−2の対向間隔L2をその書籍の幅寸法Lより長くし、一方のエッジピース200−1の仕切りピース部201−1から他方のエッジピース200−2のストッパーピース部202−2の先端部との対向間隔L3を書籍の幅寸法Lより大きくすることにより前記コの字囲い部203による書籍の前倒れや前後左右の位置変動を確実に防止しながら、書籍の取り出しは、簡単容易に取り出すことが出来るのである。
前記一対のエッジピースは、実施例1の他に、図3の(2)に示す一体型化のエッジピー
エッジピース230、図8の(1)〜(3)に示すY型のエッジピース240、図9の(1)(2)に示す
エッジピース230、図8の(1)〜(3)に示すY型のエッジピース240、図9の(1)(2)に示す
ーピース部222を一体成型連結し、仕切りピース部221の後端にフック部F1を設け、このフック部F1を正面壁面101の第一穴F4に通して掛け、先端F2を第一穴F4の裏側上
である。
である。
図7(1)と(2)に示すT型エッジピース230は、仕切りピース部231の先端にストッパーピース部232を連結し、仕切りピース部231の後端に雄ネジ201−2を固定し、この雄ネジ201−2を正面壁面101に設けた雌ネジ201−3に螺合して固定するのである。
図8の(1)と(2)に示すY型のエッジピース240は、仕切りピース部241とストッパーピース部242を一体成型し、仕切りピース部241の後端面にマグネットMを設けて商品陳列ラック100の正面壁面101に磁着装着させるのである。
図8の(1)と(2)に示すY型のエッジピース240は、仕切りピース部241とストッパーピース部242を一体成型し、仕切りピース部241の後端面にマグネットMを設けて商品陳列ラック100の正面壁面101に磁着装着させるのである。
図8の(1)〜(3)に示すY型エッジピース240は、仕切りピース部241の先端にストッパーピース部242を連結し、仕切りピース部241の後端に木螺子mmを設けこれを正面壁面101に螺合して固定したもの(2)又は仕切りピース部241の後端にマグネットを連結して磁性板にした正面壁面101に磁着装着したもの(3)である。
ス220の変形例であり、金属帯で一体的に曲げ成形したもので、仕切りピース部251の先端にストッパーピース部252を連結し、仕切りピース部251の後端に鍵型の嵌め合い部253を形成し、この嵌め合い部253を正面壁面101の嵌穴KGに勘合して連結固定するものである。嵌め合い部253と嵌穴KGの代りに仕切りピース部251の後端を直角に曲げ加工してここを正面壁面101にボルトにより螺合連結する簡単構造にしてもよい。
以上の各実施例において、各種エッジピースは、同一商品陳列ラックの表面壁面に適宜組み合わせて取り付けることが出来る。また表面壁面への各種取り付ける方法も、実施例相互間で適宜利用可能であること言うまでもない。
本考案の商品陳列ラックは、前記したように優れた作用効果を呈するため、タイトルを正面にしたタイトルを正面にした本、書籍、パンフレット、カタログ或いは、DVD、レコード、ゲーム、ハガキ・封筒・ノート等の文房具、薬品、化粧品、酒類、お菓子、洋服、干物、各種贈答品などのケース入り商品或いはケースなし商品、各種フィギュア・マスコット、クラッチバックなどの陳列商品を陳列する書店、文具店、レコード店、化粧店、薬局店、酒店、楽器店、ゲーム店、贈答品店、菓子店、洋品店、雑貨店等々の商店やデパート、コンビニエンスストアー等々のラック陳列業界に貢献すること多大なものがある。
BS:木螺子
MG:マグネット
100:商品陳列ラック
101:正面壁面
101−1〜101−4:陳列域
102−1〜102−4:水平棚
B1〜B4:書籍類
200、210、220、230、240、250:エッジピース
201、211、221、231、241、251:仕切りピース部
201m:面取り部
201−4:コの字型嵌入口
201−1:仕切りピース部の背面
201−2:止めビス
201−3:雌螺子(タップ)
202、212、232、242,253:ストッパーピース部
202−1、202−2:押さえ螺子
202−3、202−4:先端用ガイド溝
202m:面取り部
203:囲い部
200−1,200−2:一対のエッジピース
202−1,201−2:一対のストッパーピース部
301:押さえ調整螺子
302:ガイド溝
MG:マグネット
100:商品陳列ラック
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101−1〜101−4:陳列域
102−1〜102−4:水平棚
B1〜B4:書籍類
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201−2:止めビス
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202−3、202−4:先端用ガイド溝
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本考案は、本、書籍、パンフレット、カタログ或いは、DVD、ゲーム、化粧品、酒類、各種贈答品などのケース入り商品或いはケースなし商品などの陳列商品を、タイトルを正面にするなどして正面壁面に斜めか鉛直に立て置きして、その両側部を倒れないように確実に保持し且つ、その陳列商品を容易に取り外し及び元の立て掛けや、立て置き状態に直すことを迅速簡単に可能にした簡単構造の商品陳列ラックに関するものである。
前記陳列商品の両側部を倒れないように保持する前記商品陳列ラックにおける上記商品の陳列姿勢の保持手段は、従来、倒れや落下防止の機能を含めて、本の収納部の前方の全長に立ち上がり部を形成したもの、棚面に突起物を設けたもの、或いは棚の入口や下部に棒状、紐状、板状の防護フェンスを橋渡ししたものが多い。他に本の下半分を収容し上方取り外し自在にした或いは前後に傾動可能にした防護ボックス等が知られている。
前記防護フェンスの場合は、高さを一定に調節しておき陳列商品の前後傾斜動による倒れを防止するが本の取り出し及び元の状態に直すにはフェンスが障害になる。またフェンスとの接触も多く損傷を免れない。また左右の動きに対しては抑止効果がなく、隣接の商品同士の位置干渉による損傷が多くまた取り出し及び元の状態に直すには煩雑で時間のかかる作業を伴うわりには、整理整頓状態の長時間保持が難しい。
また防護ボックスの場合は、ボックスからの商品の取り出し及び元の状態に直すには防護フェンスに比し大きな煩雑さをともない時間のかかる作業となる。
また防護ボックスの場合は、ボックスからの商品の取り出し及び元の状態に直すには防護フェンスに比し大きな煩雑さをともない時間のかかる作業となる。
本考案は、タイトルを正面にして、斜めか鉛直に立て置きした陳列商品について、その両側部を倒れないように確実に保持し且つ、容易に取り外し及び元の立て掛けや立て置き状態に直すことを迅速簡単に可能にした簡単構造の商品陳列ラックを提供するものである。
本考案の特徴は次の(1)〜(4)に紹介の通りである。
(1)、正面壁面に複数の水平棚を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、下端部を前記水平棚の上面に載置しタイトルを正面にし、前記正面壁面に斜めか鉛直に立て掛けた陳列商品に対してその両エッジ部(両側部)に相当する正面壁面部に、一対のエッジピースを対向配置して装着し、前記一対のエッジピースは、前記正面壁面に直角に装着する仕切りピース部と、前記仕切りピース部の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。
(2)、前記エッジピースの形態は、仕切りピース部とストッパーピース部とは一体的に形成してよく、或いは組み合わせ可能に分割タイプにしてもよい。
(3)、組み合わせ可能な分割タイプのエッジピース例は、実施例1で紹介のように仕切りピース部の前部にコの字型嵌入口201−4を形成しこれにストッパーピース部202の中央部を嵌入して正面から見て十字型を形成するタイプにする。
(4)、また一体的に形成するエッジピース例は、実施例1で紹介の仕切りピース部とストッパーピース部を分割のエッジピースを図3(2)に示すように一体的に形成することもできる。また他の例は、帯体、断面円形や角形等の棒体、パイプ体等により成形し、上から見て図6と図9に示す変形T型、図7に示すT型、図8に示すY型等に成形しても良い。
(5)、更にこれらのガイドピースを商品陳列ラックの正面壁面に装着する方法としては、正面壁材を磁性体にしてのマグネット装着、正面壁材を木製にしての木ネジ装着、正面壁に雌ネジを嵌めての雄ネジ装着、正面壁に貫通孔を設けてのフック装着等、その他公知の適宜な装着具を採用することができる。
(1)、正面壁面に複数の水平棚を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、下端部を前記水平棚の上面に載置しタイトルを正面にし、前記正面壁面に斜めか鉛直に立て掛けた陳列商品に対してその両エッジ部(両側部)に相当する正面壁面部に、一対のエッジピースを対向配置して装着し、前記一対のエッジピースは、前記正面壁面に直角に装着する仕切りピース部と、前記仕切りピース部の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。
(2)、前記エッジピースの形態は、仕切りピース部とストッパーピース部とは一体的に形成してよく、或いは組み合わせ可能に分割タイプにしてもよい。
(3)、組み合わせ可能な分割タイプのエッジピース例は、実施例1で紹介のように仕切りピース部の前部にコの字型嵌入口201−4を形成しこれにストッパーピース部202の中央部を嵌入して正面から見て十字型を形成するタイプにする。
(4)、また一体的に形成するエッジピース例は、実施例1で紹介の仕切りピース部とストッパーピース部を分割のエッジピースを図3(2)に示すように一体的に形成することもできる。また他の例は、帯体、断面円形や角形等の棒体、パイプ体等により成形し、上から見て図6と図9に示す変形T型、図7に示すT型、図8に示すY型等に成形しても良い。
(5)、更にこれらのガイドピースを商品陳列ラックの正面壁面に装着する方法としては、正面壁材を磁性体にしてのマグネット装着、正面壁材を木製にしての木ネジ装着、正面壁に雌ネジを嵌めての雄ネジ装着、正面壁に貫通孔を設けてのフック装着等、その他公知の適宜な装着具を採用することができる。
本考案の商品陳列ラックは、陳列商品が例えば書籍の場合は、表面がラック前面にそろい審美性、美観と視認性を維持する優れたものである。また本考案の商品陳列ラックは、図5に示すように一対のエッジピースの対向配置の際の両仕切りピース部とストッパーピース部の配置寸法関係は、特に具体的寸法関係に限定するものでないが、相対的に前記一対のエッジピースの各ストッパーピース部の先端部の対向間隔L1を書籍の幅寸法Lより短くし、各仕切りピース部の対向間隔L2をその書籍の幅寸法Lより長くし、一方のエッジピースの仕切りピース部から他方のエッジピースのストッパーピース部の先端部との対向間隔L3を書籍の幅寸法Lより大きくすることに設定すれば、より書籍の取り出しを、簡単容易に可能にすると共に、書籍の前倒れや前後左右の位置変動を確実に防止するため好ましい。
この一対のエッジピースの配置関係は、図6に示す実施例1の一体型の変形T型、図7に示すT型、図8に示すY型、図9に示す変形T型のエッジピースも同様に適用することができる。
この一対のエッジピースの配置関係は、図6に示す実施例1の一体型の変形T型、図7に示すT型、図8に示すY型、図9に示す変形T型のエッジピースも同様に適用することができる。
本考案を実施するための最良の形態を実施例1により詳細に紹介する。
図1において、商品陳列ラック100は、例えば、斜めか鉛直にした正面壁面101に複数の水平棚102−1〜102−4を平行に配置してある。
この各水平棚102−1〜102−4は書籍載置用でその各上区域を書籍類B1〜B4の陳列域とする。
この各水平棚102−1〜102−4は書籍載置用でその各上区域を書籍類B1〜B4の陳列域とする。
陳列域書籍類B1〜B4は、下端部を当該水平棚102−1〜102−4の上面に載置しタイトルを正面にして正面壁面101に沿って立て掛ける。
エッジピース200は、陳列域101−1〜101−4における当該陳列書籍B1〜B4の各書籍に対して図4に示すように、書籍の両側部をそれぞれ挿出入自在に遊間状態で囲う少なくとも一対を正面壁面101に装着して対向配置する。
エッジピース200は、陳列域101−1〜101−4における当該陳列書籍B1〜B4の各書籍に対して図4に示すように、書籍の両側部をそれぞれ挿出入自在に遊間状態で囲う少なくとも一対を正面壁面101に装着して対向配置する。
前記一対のエッジピース200は、図1〜図3に示すように、仕切りピース部201とストッパーピース部202とからなる。
仕切りピース部201は、正面にコの字型嵌入口201−4を形成し、背面201−1を正面壁面101に対して直角に当接して、止めビス201−2を正面壁面101に埋設した雌螺子201−3に螺号装着する。雌螺子201−3はエッジピース200の位置変更用に複数個設けると良い。
この螺号装着法の他に、マグネットを背面201−1に固定して、正面壁面101の材質を磁性板にすれば仕切りピース部201は背面201−1のマグネットを正面壁面101に磁着装着させることができる。
ストッパーピース部202は、平面形状を矩形状に形成して、その中央部を前記仕切りピース部201のコの字型嵌入口201−4に嵌入装着固定して仕切りピース部201の後部とにより、当該書籍B1〜B4のエッジ部をコの字状で囲う囲い部203を形成する。このコの字状の囲い部により当該書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止する。
ストッパーピース部202は、本例の矩形状の他に、書籍のエッジ側に凸状湾曲部を向けた楕円形や三日月形や半月形などでも良い。
ストッパーピース部202は、本例の矩形状の他に、書籍のエッジ側に凸状湾曲部を向けた楕円形や三日月形や半月形などでも良い。
仕切りピース部201とストッパーピース部202との接合は、前記のように仕切りピース部201のコの字型嵌入口201−4に嵌入装着固定してよく、また図3の(2)に示すように一体型に固定連結してよい。
また図3の(1)においては、ストッパーピース部202の位置調整用に及び固定用に、仕切りピース部201に前後平行に一対の押さえ調整螺子301を設け、ストッパーピース部202の上面に前記押さえ調整螺子301の先端部を受けてストッパーピース部の位置を固定するガイド溝302を設けた調節型に連結してもよい。
これで押さえ調整螺子301を正転させてその先端を先端用ガイド溝302に圧接して押さえてストッパーピース部202の位置を固定し、押さえ調整螺子301を逆転させてその先端をガイド溝302から離脱させて、ストッパーピース部202の位置調節を行うのである。
また図3の(1)においては、ストッパーピース部202の位置調整用に及び固定用に、仕切りピース部201に前後平行に一対の押さえ調整螺子301を設け、ストッパーピース部202の上面に前記押さえ調整螺子301の先端部を受けてストッパーピース部の位置を固定するガイド溝302を設けた調節型に連結してもよい。
これで押さえ調整螺子301を正転させてその先端を先端用ガイド溝302に圧接して押さえてストッパーピース部202の位置を固定し、押さえ調整螺子301を逆転させてその先端をガイド溝302から離脱させて、ストッパーピース部202の位置調節を行うのである。
仕切りピース部201とストッパーピース部202は、図3の(1)と(2)に示すように、当該書籍B1〜B4との接触による損傷を防止するために接触可能性のある角部は、面取りして面取り部201m、202mを形成してある。
次に、エッジピース200を商品陳列ラック100の当該陳列域101−1〜101−4の当該書籍B1〜B4の各々に装着する1方法を図4と共に紹介する。
図4において、(1)は、一書籍に対して一対のエッジピース200をセットにして箱(図示せず)入りしたものを示す。このセット状態は、平行関係に揃えた仕切りピース部201間にストッパーピース部202を並列して挟持させたものである。この(1)の状態から(2)に示すように仕切りピース部201にストッパーピース部202の二組に分ける。分けたエッジピース200を当該陳列域の当該書籍の両エッジ部近傍に装着し、その後エッジピース200のコの字型嵌入口201−4にストッパーピース部202を嵌入して(3)に示す状態にする。
図4において、(1)は、一書籍に対して一対のエッジピース200をセットにして箱(図示せず)入りしたものを示す。このセット状態は、平行関係に揃えた仕切りピース部201間にストッパーピース部202を並列して挟持させたものである。この(1)の状態から(2)に示すように仕切りピース部201にストッパーピース部202の二組に分ける。分けたエッジピース200を当該陳列域の当該書籍の両エッジ部近傍に装着し、その後エッジピース200のコの字型嵌入口201−4にストッパーピース部202を嵌入して(3)に示す状態にする。
また、一対のエッジピース200の対向配置の際の両仕切りピース部201とストッパーピース部202の配置寸法関係は、図5に示すように、前記一対のエッジピース200−1,200−2の各ストッパーピース部202−1,201−2の先端部の対向間隔L1を書籍の幅寸法Lより短くし、各仕切りピース部201−1,201−2の対向間隔L2をその書籍の幅寸法Lより長くし、一方のエッジピース200−1の仕切りピース部201−1から他方のエッジピース200−2のストッパーピース部202−2の先端部との対向間隔L3を書籍の幅寸法Lより大きくすることにより前記コの字囲い部203による書籍の前倒れや前後左右の位置変動を確実に防止しながら、書籍の取り出しは、簡単容易に取り出すことが出来るのである。
前記一対のエッジピースは、実施例1の他に、図3の(2)に示す一体型化のエッジピース210、図6の(1)と(2)に示す変形T型のエッジピース220、図7の(1)と(2)に示すT型のエッジピース230、図8の(1)〜(3)に示すY型のエッジピース240、図9の(1)(2)に示すも変形T型等も同様に適用することができる。
図6(1)と(2)に示す変形T型エッジピース220は、棒状部材を曲げ加工したもので仕切りピース部221の先端にストッパーピース部222を曲げ加工して一体成型連結し、仕切りピース部221の後端にフック部F1を設け、このフック部Fを正面壁面101の第一穴F4に通して掛け、先端F2を第一穴F4の裏側上方に形
である。
である。
図7(1)と(2)に示すT型エッジピース230は、仕切りピース部231の先端にストッパーピース部232を連結し、仕切りピース部231の後端に雄ネジ201−2を固定し、この雄ネジ201−2を正面壁面101に設けた雌ネジ201−3に螺合して固定するのである。
図8の(1)と(2)に示すY型のエッジピース240は、仕切りピース部241とストッパーピース部242を一体成型し、仕切りピース部241の後端面にマグネットMを設けて商品陳列ラック100の正面壁面101に磁着装着させるのである。
図8の(1)と(2)に示すY型のエッジピース240は、仕切りピース部241とストッパーピース部242を一体成型し、仕切りピース部241の後端面にマグネットMを設けて商品陳列ラック100の正面壁面101に磁着装着させるのである。
図8の(1)〜(3)に示すY型エッジピース240は、仕切りピース部241の先端にストッパーピース部242を連結し、仕切りピース部241の後端に木螺子mmを設けこれを正面壁面101に螺合して固定したもの(2)又は仕切りピース部241の後端にマグネットを連結して磁性板にした正面壁面101に磁着装着したもの(3)である。
で、仕切りピース部251の先端にストッパーピース部252を連結し、仕切りピース部251の後端に鍵型の嵌め合い部253を形成し、この嵌め合い部253を正面壁面101の嵌穴KGに勘合して連結固定するものである。嵌め合い部253と嵌穴KGの代りに仕切りピース部251の後端を直角に曲げ加工してここを正面壁面101にボルトにより螺合連結する簡単構造にしてもよい。
以上の各実施例において、各種エッジピースを商品陳列ラックの表面壁面に取り付ける各種方法は、相互間において適用可能であること言うまでもない。
本考案の商品陳列ラックは、前記したように優れた作用効果を呈するため、タイトルを正面にした本、書籍、パンフレット、カタログ或いは、DVD、ゲーム、化粧品、酒類、各種贈答品などのケース入り商品或いはケースなし商品などの陳列商品を陳列ラックに陳列する書店、文具商店、化粧店、酒店、音楽店、ゲーム店、贈答品店等々のラック陳列業界に貢献すること多大なものがある。
BS:木螺子
MG:マグネット
100:商品陳列ラック
101:正面壁面
101−1〜101−4:陳列域
102−1〜102−4:水平棚
B1〜B4:書籍類
200、210、220、230、240、250:エッジピース
201、211、221、231、241、251:仕切りピース部
201m:面取り部
201−4:コの字型嵌入口
201−1:仕切りピース部の背面
201−2:止めビス
201−3:雌螺子(タップ)
202、212、232、242,253:ストッパーピース部
202−1、202−2:押さえ螺子
202−3、202−4:先端用ガイド溝
202m:面取り部
203:囲い部
200−1,200−2:一対のエッジピース
202−1,201−2:一対のストッパーピース部
301:押さえ調整螺子
302:ガイド溝
MG:マグネット
100:商品陳列ラック
101:正面壁面
101−1〜101−4:陳列域
102−1〜102−4:水平棚
B1〜B4:書籍類
200、210、220、230、240、250:エッジピース
201、211、221、231、241、251:仕切りピース部
201m:面取り部
201−4:コの字型嵌入口
201−1:仕切りピース部の背面
201−2:止めビス
201−3:雌螺子(タップ)
202、212、232、242,253:ストッパーピース部
202−1、202−2:押さえ螺子
202−3、202−4:先端用ガイド溝
202m:面取り部
203:囲い部
200−1,200−2:一対のエッジピース
202−1,201−2:一対のストッパーピース部
301:押さえ調整螺子
302:ガイド溝
図6(1)と(2)に示す変形T型エッジピース220は、棒状部材を曲げ加工したもので仕切りピース部221の先端にストッパーピース部222を曲げ加工して一体成型連結し、仕切りピース部221の後端にフック部F1を設け、このフック部F1を正面壁面101の第一穴F4に通して掛け、先端F2を第一穴F4の裏側上方に形成した止め穴F3に挿入して変形T型エッジピース220の下降回動を阻止するタイプである。
図9(1)と(2)に示す変形T型のエッジピース250は、図6の(1)と(2)に示す変形T型エッジピース220の変形例であり、金属帯で一体的に曲げ成形したもので、仕切りピース部251の先端にストッパーピース部252を連結し、仕切りピース部251の後端に鍵型の嵌め合い部253を形成し、この嵌め合い部253を正面壁面101の嵌穴KGに勘合して連結固定するものである。嵌め合い部253と嵌穴KGの代りに仕切りピース部251の後端を直角に曲げ加工してここを正面壁面101にボルトにより螺合連結する簡単構造にしてもよい。
Claims (1)
- 正面壁面に複数の水平棚を平行に配置した商品陳列ラックにおいて、陳列商品の下端部を前記水平棚に載置し、前記正面壁面に斜めか鉛直に立てた陳列商品に対して、その両側部に相当する正面壁面部に、一対のエッジピースを対向配置し、前記一対のエッジピースは、前記正面壁面に直角に装着する仕切りピース部と、前記仕切りピース部の前部に設けられ書籍のエッジ部の前面を押さえ又は飛び出しを防止するストッパーピース部とからなることを特徴とする商品陳列ラック。
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