JP3196553B2 - シロップタンクの蓋構造 - Google Patents
シロップタンクの蓋構造Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カップ式自動販売機
のシロップタンクの蓋構造に関する。
のシロップタンクの蓋構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８は従来例の構成図を示す。この図８
において、１はシロップタンク、２はシロップタンク１
のシロップ供給口、３はシロップタンク１のシロップ排
出口、４は水槽、５は水槽４に被せられたパウダートレ
イ、６はパウダートレイ５に開けられた開口部を覆う外
蓋、７はパウダートレイ５に開けられた開口部を示す。
この構成において、シロップタンク１は水槽４の中に固
定具（図示されていない）で保持されており、水槽４の
中の水は冷却コイル（図示されていない）で冷却されて
一定温度に保持されているので、シロップタンク１及び
その中のシロップも一定温度に保持されている。
において、１はシロップタンク、２はシロップタンク１
のシロップ供給口、３はシロップタンク１のシロップ排
出口、４は水槽、５は水槽４に被せられたパウダートレ
イ、６はパウダートレイ５に開けられた開口部を覆う外
蓋、７はパウダートレイ５に開けられた開口部を示す。
この構成において、シロップタンク１は水槽４の中に固
定具（図示されていない）で保持されており、水槽４の
中の水は冷却コイル（図示されていない）で冷却されて
一定温度に保持されているので、シロップタンク１及び
その中のシロップも一定温度に保持されている。
【０００３】水槽４とシロップタンク１の上方には、パ
ウダー原料を供給するキャニスタ（図示されていない）
が装備されており、そのキャニスタ（図示されていな
い）にパウダーを補給する場合にはパウダーが落下して
水槽４に入るのを防ぐためにパウダートレイ５とパウダ
ートレイ５の開口部７を覆う外蓋６とが水槽４の上に取
り付けられている。
ウダー原料を供給するキャニスタ（図示されていない）
が装備されており、そのキャニスタ（図示されていな
い）にパウダーを補給する場合にはパウダーが落下して
水槽４に入るのを防ぐためにパウダートレイ５とパウダ
ートレイ５の開口部７を覆う外蓋６とが水槽４の上に取
り付けられている。
【０００４】シロップの販売時にはシロップはシロップ
排出口３に繋がるシロップポンプ（図示されていない）
でくみ出されて、カップに供給される。又、シロップタ
ンク１にシロップを補給する場合には外蓋６を開けてシ
ロップの供給口２から補給される。
排出口３に繋がるシロップポンプ（図示されていない）
でくみ出されて、カップに供給される。又、シロップタ
ンク１にシロップを補給する場合には外蓋６を開けてシ
ロップの供給口２から補給される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来例の構成では、シ
ロップ供給口は開放されており、パウダートレイの開口
部を覆う外蓋で間接的に覆われているのでパウダートレ
イを水槽の上から外した場合はシロップ供給口は開放さ
れて、落下してくる粉末原料や塵埃に対して無防備にな
り、非衛生的である。
ロップ供給口は開放されており、パウダートレイの開口
部を覆う外蓋で間接的に覆われているのでパウダートレ
イを水槽の上から外した場合はシロップ供給口は開放さ
れて、落下してくる粉末原料や塵埃に対して無防備にな
り、非衛生的である。
【０００６】この発明の目的は、パウダートレイを水槽
の上から外した場合でも、落下してくる粉末原料や塵埃
がシロップ供給口からシロップタンクに入らないシロッ
プタンクの蓋構造を提供することにある。
の上から外した場合でも、落下してくる粉末原料や塵埃
がシロップ供給口からシロップタンクに入らないシロッ
プタンクの蓋構造を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、上部
中央に垂直に突出して取り付けられたシロップ供給口及
び上部の別の位置に取り付けられたシロップ排出口を有
するシロップタンクと、そのシロップタンクを冷却しな
がら保持する冷却水槽と、その冷却水槽を覆うパウダー
トレイと、そのパウダートレイのシロップ供給口の上部
に相当する部分に設けられて、シロップ供給口より広い
開口部を覆う外蓋とを備えた自動販売機において、シロ
ップ供給口に取り付けられる蓋を設け、パウダートレイ
が冷却水槽に取り付けられた状態では、中蓋を外蓋に一
体的に結合可能にし、パウダートレイを冷却水槽から取
り外す場合には中蓋を外蓋から外してシロップ供給口に
取り付けるシロップタンクの蓋構造とする。
中央に垂直に突出して取り付けられたシロップ供給口及
び上部の別の位置に取り付けられたシロップ排出口を有
するシロップタンクと、そのシロップタンクを冷却しな
がら保持する冷却水槽と、その冷却水槽を覆うパウダー
トレイと、そのパウダートレイのシロップ供給口の上部
に相当する部分に設けられて、シロップ供給口より広い
開口部を覆う外蓋とを備えた自動販売機において、シロ
ップ供給口に取り付けられる蓋を設け、パウダートレイ
が冷却水槽に取り付けられた状態では、中蓋を外蓋に一
体的に結合可能にし、パウダートレイを冷却水槽から取
り外す場合には中蓋を外蓋から外してシロップ供給口に
取り付けるシロップタンクの蓋構造とする。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１記載の蓋構造
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の長さに渡って内側に
形成された空気抜き溝とを有し、中蓋は有底円筒状に形
成され、中蓋の円筒部分の外周部が外蓋の円筒体に内接
して嵌合されて中蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成さ
れるシロップタンクの蓋構造とする。
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の長さに渡って内側に
形成された空気抜き溝とを有し、中蓋は有底円筒状に形
成され、中蓋の円筒部分の外周部が外蓋の円筒体に内接
して嵌合されて中蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成さ
れるシロップタンクの蓋構造とする。
【０００９】請求項３の発明は、請求項１記載の蓋構造
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の位置の内側の円周上
に渡って形成された窪みとを有し、中蓋は有底円筒状に
形成されてその円筒部分の所定の位置の外周部の円周上
に形成された突出部を有し、中蓋の突出部が外蓋の円筒
体の窪みに内接して嵌合されて中蓋と外蓋との一体着脱
が可能に構成されるシロップタンクの蓋構造とする。
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の位置の内側の円周上
に渡って形成された窪みとを有し、中蓋は有底円筒状に
形成されてその円筒部分の所定の位置の外周部の円周上
に形成された突出部を有し、中蓋の突出部が外蓋の円筒
体の窪みに内接して嵌合されて中蓋と外蓋との一体着脱
が可能に構成されるシロップタンクの蓋構造とする。
【００１０】請求項４の発明は、請求項１記載の蓋構造
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の位置に開けられた空
気抜き孔を有し、中蓋は有底円筒状に形成され、中蓋の
円筒部分の外周部が円筒体に内接して嵌合されて中蓋と
外蓋との一体着脱が可能に構成されるシロップタンクの
蓋構造とする。
において、外蓋は内側から突出して形成された円筒体
と、その円筒体の長手方向の所定の位置に開けられた空
気抜き孔を有し、中蓋は有底円筒状に形成され、中蓋の
円筒部分の外周部が円筒体に内接して嵌合されて中蓋と
外蓋との一体着脱が可能に構成されるシロップタンクの
蓋構造とする。
【００１１】請求項５の発明は、請求項１ないし請求項
４のいずれかに記載の蓋構造において、外蓋の内側から
突出して形成された円筒体は弾性体で形成され、円筒体
の長手方向に円筒体の端部から所定の長さの切り欠き部
を一か所以上有するシロップタンクの蓋構造とする。請
求項６の発明は、請求項１記載の蓋構造において、外蓋
は内側へ突出して形成されたネジ部を有し、中蓋は内側
へ突出して形成された円柱体に外側から開けられた盲ネ
ジ穴を有し、外蓋のネジ部が中蓋のネジ穴に螺嵌して中
蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成されるシロップタン
クの蓋構造とする。
４のいずれかに記載の蓋構造において、外蓋の内側から
突出して形成された円筒体は弾性体で形成され、円筒体
の長手方向に円筒体の端部から所定の長さの切り欠き部
を一か所以上有するシロップタンクの蓋構造とする。請
求項６の発明は、請求項１記載の蓋構造において、外蓋
は内側へ突出して形成されたネジ部を有し、中蓋は内側
へ突出して形成された円柱体に外側から開けられた盲ネ
ジ穴を有し、外蓋のネジ部が中蓋のネジ穴に螺嵌して中
蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成されるシロップタン
クの蓋構造とする。
【００１２】請求項７の発明は、請求項１記載の蓋構造
において、中蓋は円板部の中央の上側に突出するネジ及
びそのネジを固定する肉盛り部を有し、外蓋は円板部の
中央に開けられた穴を有し、外蓋の円板部の中央に開け
られた穴を通して外蓋の上に突出した中蓋のネジにナッ
トを螺嵌して中蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成され
るシロップタンクの蓋構造とする。
において、中蓋は円板部の中央の上側に突出するネジ及
びそのネジを固定する肉盛り部を有し、外蓋は円板部の
中央に開けられた穴を有し、外蓋の円板部の中央に開け
られた穴を通して外蓋の上に突出した中蓋のネジにナッ
トを螺嵌して中蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成され
るシロップタンクの蓋構造とする。
【００１３】
【作用】シロップ供給口を中蓋で覆うとパウダートレイ
を冷却水槽から外しても、落下してくる塵埃及び粉末原
料は中蓋の上に落ちる。又、外蓋の内側に設けられた円
筒体の内側に中蓋が嵌め込まれているので、頻繁にシロ
ップを補給する場合は外蓋と中蓋がシロップ供給口から
一緒に外れて取れる。
を冷却水槽から外しても、落下してくる塵埃及び粉末原
料は中蓋の上に落ちる。又、外蓋の内側に設けられた円
筒体の内側に中蓋が嵌め込まれているので、頻繁にシロ
ップを補給する場合は外蓋と中蓋がシロップ供給口から
一緒に外れて取れる。
【００１４】
【実施例】図１はこの発明の一実施例の主要部の構成図
を示す。この図１において、従来例と同一の符号を付け
た部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省
略する。この図１において、１はシロップタンク、２は
シロップ供給口、３はシロップ排出口、４は水槽、５は
パウダートレイ、６は有底円筒状に形成された外蓋、６
ａは外蓋６の底部の内側に突出して設けられた円筒体、
７は開口部、８は有底円筒状に形成された中蓋を示す。
この構成において、シロップタンク１は水槽４の中に固
定具（図示されていない）で保持されており、水槽４の
中の水は冷却コイル（図示されていない）で冷却されて
一定温度に保持されているので、シロップタンク１及び
その中のシロップも一定温度に保持されている。図１は
外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。
を示す。この図１において、従来例と同一の符号を付け
た部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省
略する。この図１において、１はシロップタンク、２は
シロップ供給口、３はシロップ排出口、４は水槽、５は
パウダートレイ、６は有底円筒状に形成された外蓋、６
ａは外蓋６の底部の内側に突出して設けられた円筒体、
７は開口部、８は有底円筒状に形成された中蓋を示す。
この構成において、シロップタンク１は水槽４の中に固
定具（図示されていない）で保持されており、水槽４の
中の水は冷却コイル（図示されていない）で冷却されて
一定温度に保持されているので、シロップタンク１及び
その中のシロップも一定温度に保持されている。図１は
外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。
【００１５】水槽４とシロップタンク１の上方には、パ
ウダー原料を供給するキャニスタ（図示されていない）
が装備されており、そのキャニスタ（図示されていな
い）にパウダーを補給する場合にはパウダーが落下して
水槽４に入るのを防ぐためにパウダートレイ５とパウダ
ートレイ５の開口部７を覆う外蓋６とが水槽４の上に取
り付けられている。
ウダー原料を供給するキャニスタ（図示されていない）
が装備されており、そのキャニスタ（図示されていな
い）にパウダーを補給する場合にはパウダーが落下して
水槽４に入るのを防ぐためにパウダートレイ５とパウダ
ートレイ５の開口部７を覆う外蓋６とが水槽４の上に取
り付けられている。
【００１６】シロップの販売時にはシロップはシロップ
排出口３に繋がるシロップポンプ（図示されていない）
でくみ出されて、カップに供給される。又、シロップタ
ンク１にシロップを補給する場合には外蓋６とその外蓋
６の内側に突出して設けられた円筒体６ａに嵌め込まれ
ている中蓋８とを開けてシロップ供給口２から補給され
る。
排出口３に繋がるシロップポンプ（図示されていない）
でくみ出されて、カップに供給される。又、シロップタ
ンク１にシロップを補給する場合には外蓋６とその外蓋
６の内側に突出して設けられた円筒体６ａに嵌め込まれ
ている中蓋８とを開けてシロップ供給口２から補給され
る。
【００１７】尚、パウダートレイ５を水槽４の上から外
す場合は、外蓋６とその外蓋６に嵌め込まれている中蓋
８とが同時に外れて、シロップ供給口２が一時的に開放
されるが、外蓋６の円筒体６ａから中蓋８を外してシロ
ップ供給口２の上に被せて、塵埃がシロップタンク１に
進入するのを防いでいる。図２はこの発明の別の実施例
の構成図を、図３はそのＡ−Ａ矢視図を示す。図２は外
蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。この図２及び図
３が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して設けら
れた円筒体６ａに空気抜き溝６ｂを設けた点である。こ
の空気抜き溝６ｂを設けることにより、中蓋８を円筒体
６ａに挿入する際に、円筒体６ａの中に残る空気を逃が
すので、中蓋８の円筒体６ａへの挿入を容易にする効果
がある。
す場合は、外蓋６とその外蓋６に嵌め込まれている中蓋
８とが同時に外れて、シロップ供給口２が一時的に開放
されるが、外蓋６の円筒体６ａから中蓋８を外してシロ
ップ供給口２の上に被せて、塵埃がシロップタンク１に
進入するのを防いでいる。図２はこの発明の別の実施例
の構成図を、図３はそのＡ−Ａ矢視図を示す。図２は外
蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。この図２及び図
３が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して設けら
れた円筒体６ａに空気抜き溝６ｂを設けた点である。こ
の空気抜き溝６ｂを設けることにより、中蓋８を円筒体
６ａに挿入する際に、円筒体６ａの中に残る空気を逃が
すので、中蓋８の円筒体６ａへの挿入を容易にする効果
がある。
【００１８】図４はこの発明の別の実施例の構成図を示
す。図４は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。こ
の図４が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して設
けられた円筒体６ａの長手方向の所定の位置の内側の円
周上に窪み６ｃと、中蓋８の長手方向の所定の位置の外
側の円周上に膨らみ８ｂとを設けて円筒体６ａの窪み６
ｃに中蓋８の膨らみ８ｂが嵌め込まれて、中蓋８と外蓋
６との一体着脱が可能に構成した点である。
す。図４は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。こ
の図４が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して設
けられた円筒体６ａの長手方向の所定の位置の内側の円
周上に窪み６ｃと、中蓋８の長手方向の所定の位置の外
側の円周上に膨らみ８ｂとを設けて円筒体６ａの窪み６
ｃに中蓋８の膨らみ８ｂが嵌め込まれて、中蓋８と外蓋
６との一体着脱が可能に構成した点である。
【００１９】図５はこの発明の別の実施例の構成図をを
示す。図５は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。
この図５が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して
設けられた円筒体６ａに空気抜き孔６ｄを設けた点であ
る。この空気抜き孔６ｄを設けることにより、中蓋８を
円筒体６ａに挿入する際に、円筒体６ａの中に残る空気
を逃がすので、中蓋８の円筒体６ａへの挿入を容易にす
る効果がある。
示す。図５は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。
この図５が図１と異なる点は、外蓋６の内側に突出して
設けられた円筒体６ａに空気抜き孔６ｄを設けた点であ
る。この空気抜き孔６ｄを設けることにより、中蓋８を
円筒体６ａに挿入する際に、円筒体６ａの中に残る空気
を逃がすので、中蓋８の円筒体６ａへの挿入を容易にす
る効果がある。
【００２０】尚、図１、図２，図３、図４及び図５に示
された実施例において、外蓋６の円筒体６ａを弾性体で
構成し、円筒体６ａの長手方向に円筒体６ａの端部から
所定の長さの切り欠き部を一か所以上設けて、円筒体６
ａと中蓋８との着脱を容易にするようにしても良い。図
６はこの発明の別の実施例の構成図を示す。図６は外蓋
６と中蓋８とが外された状態を示す。この図６が図１と
異なる点は、外蓋６の内側に突出して設けられたネジ部
６ｅと、中蓋８の内側から突出して形成された円柱体８
ｂに中蓋８の円板を貫通して開けられた盲ネジ穴８ｃと
を設けて、外蓋６のネジ部６ｅが中蓋８の盲ネジ穴８ｃ
に螺嵌して、中蓋８と外蓋６との一体着脱が可能に構成
した点である。
された実施例において、外蓋６の円筒体６ａを弾性体で
構成し、円筒体６ａの長手方向に円筒体６ａの端部から
所定の長さの切り欠き部を一か所以上設けて、円筒体６
ａと中蓋８との着脱を容易にするようにしても良い。図
６はこの発明の別の実施例の構成図を示す。図６は外蓋
６と中蓋８とが外された状態を示す。この図６が図１と
異なる点は、外蓋６の内側に突出して設けられたネジ部
６ｅと、中蓋８の内側から突出して形成された円柱体８
ｂに中蓋８の円板を貫通して開けられた盲ネジ穴８ｃと
を設けて、外蓋６のネジ部６ｅが中蓋８の盲ネジ穴８ｃ
に螺嵌して、中蓋８と外蓋６との一体着脱が可能に構成
した点である。
【００２１】図７はこの発明の別の実施例の構成図を示
す。図７は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。こ
の図７が図１と異なる点は、中蓋８の円板部の中央の上
側に突出するネジ８ｄ及びそのネジ８ｄを固定する肉盛
り部８ｅと、外蓋６の円板部の中央に開けられた穴６ｆ
とを設けて、外蓋６の円板部の中央に開けられた穴６ｆ
を通して外蓋の上に突出した中蓋８のネジ８ｄにナット
を螺嵌して、中蓋８と外蓋６との一体着脱が可能に構成
した点である。この図７の構成によれば、ナット（図示
されていない）をネジ８ｄから外すことにより中蓋８を
シロップ供給口２の上に残した状態で、パウダートレイ
５を水槽４から外すことが可能であり、落下してくる塵
埃やパウダーがシロップタンク１に入るのを防ぐ効果が
ある。
す。図７は外蓋６と中蓋８とが外された状態を示す。こ
の図７が図１と異なる点は、中蓋８の円板部の中央の上
側に突出するネジ８ｄ及びそのネジ８ｄを固定する肉盛
り部８ｅと、外蓋６の円板部の中央に開けられた穴６ｆ
とを設けて、外蓋６の円板部の中央に開けられた穴６ｆ
を通して外蓋の上に突出した中蓋８のネジ８ｄにナット
を螺嵌して、中蓋８と外蓋６との一体着脱が可能に構成
した点である。この図７の構成によれば、ナット（図示
されていない）をネジ８ｄから外すことにより中蓋８を
シロップ供給口２の上に残した状態で、パウダートレイ
５を水槽４から外すことが可能であり、落下してくる塵
埃やパウダーがシロップタンク１に入るのを防ぐ効果が
ある。
【００２２】又、図７の実施例のネジ部６ｅの代わりに
棒を、ナット（図示されていない）の代わりにピンを棒
の横から刺して、外蓋６に中蓋８を固定するようにして
も良い。
棒を、ナット（図示されていない）の代わりにピンを棒
の横から刺して、外蓋６に中蓋８を固定するようにして
も良い。
【００２３】
【発明の効果】この発明によれば、頻度の高いシロップ
補給作業に対しては外蓋と中蓋とが一緒に外せて、作業
が短縮される効果があり、パウダートレイを水槽から外
す場合には、落下してくる塵埃やパウダーがシロップタ
ンクにはいるのを防ぎシロップタンク内を衛生的に保つ
効果がある。
補給作業に対しては外蓋と中蓋とが一緒に外せて、作業
が短縮される効果があり、パウダートレイを水槽から外
す場合には、落下してくる塵埃やパウダーがシロップタ
ンクにはいるのを防ぎシロップタンク内を衛生的に保つ
効果がある。
【図１】この発明の一実施例の主要部分の構成図
【図２】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図３】図２のＡ−Ａ矢視図
【図４】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図５】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図６】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図７】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図８】従来例の構成図
１…シロップタンク、２…シロップの供給口、３…シロ
ップの排出口、４…水槽、５…パウダートレイ、６…外
蓋、６ａ…円筒体、６ｂ…空気抜き溝、６ｃ…窪み、６
ｄ…空気抜き孔、６ｅ…ネジ部、６ｆ…穴、７…開口
部、８…中蓋、８ａ…膨らみ、８ｂ…円柱体、８ｃ…盲
ネジ穴、８ｄ…ネジ。
ップの排出口、４…水槽、５…パウダートレイ、６…外
蓋、６ａ…円筒体、６ｂ…空気抜き溝、６ｃ…窪み、６
ｄ…空気抜き孔、６ｅ…ネジ部、６ｆ…穴、７…開口
部、８…中蓋、８ａ…膨らみ、８ｂ…円柱体、８ｃ…盲
ネジ穴、８ｄ…ネジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 41/62 B65D 51/18 G07F 13/00 G07F 13/00 101 G07F 13/06 103
Claims (7)
- 【請求項１】上部中央に垂直に突出して取り付けられた
シロップ供給口及び上部の別の位置に取り付けられたシ
ロップ排出口を有するシロップタンクと、そのシロップ
タンクを冷却しながら保持する冷却水槽と、その冷却水
槽を覆うパウダートレイと、そのパウダートレイのシロ
ップ供給口の上部に相当する部分に設けられて、シロッ
プ供給口より広い開口部を覆う外蓋とを備えた自動販売
機において、シロップ供給口に取り付けられる蓋を設
け、パウダートレイが冷却水槽に取り付けられた状態で
は、中蓋を外蓋に一体的に結合可能にし、パウダートレ
イを冷却水槽から取り外す場合には中蓋を外蓋から外し
てシロップ供給口に取り付けることを特徴とするシロッ
プタンクの蓋構造。 - 【請求項２】請求項１記載の蓋構造において、外蓋は内
側から突出して形成された円筒体と、その円筒体の長手
方向の所定の長さに渡って内側に形成された空気抜き溝
とを有し、中蓋は有底円筒状に形成され、中蓋の円筒部
分の外周部が外蓋の円筒体に内接して嵌合されて中蓋と
外蓋との一体着脱が可能に構成されることを特徴とする
シロップタンクの蓋構造。 - 【請求項３】請求項１記載の蓋構造において、外蓋は内
側から突出して形成された円筒体と、その円筒体の長手
方向の所定の位置の内側の円周上に渡って形成された窪
みとを有し、中蓋は有底円筒状に形成されてその円筒部
分の所定の位置の外周部の円周上に形成された突出部を
有し、中蓋の突出部が外蓋の円筒体の窪みに内接して嵌
合されて中蓋と外蓋との一体着脱が可能に構成されるこ
とを特徴とするシロップタンクの蓋構造。 - 【請求項４】請求項１記載の蓋構造において、外蓋は内
側から突出して形成された円筒体と、その円筒体の長手
方向の所定の位置に開けられた空気抜き孔を有し、中蓋
は有底円筒状に形成され、中蓋の円筒部分の外周部が円
筒体に内接して嵌合されて中蓋と外蓋との一体着脱が可
能に構成されることを特徴とするシロップタンクの蓋構
造。 - 【請求項５】請求項１ないし請求項４のいずれかに記載
の蓋構造において、外蓋の内側から突出して形成された
円筒体は弾性体で形成され、円筒体の長手方向に円筒体
の端部から所定の長さの切り欠き部を一か所以上有する
ことを特徴とするシロップタンクの蓋構造。 - 【請求項６】請求項１記載の蓋構造において、外蓋は内
側へ突出して形成されたネジ部を有し、中蓋は内側へ突
出して形成された円柱体に外側から開けられた盲ネジ穴
を有し、外蓋のネジ部が中蓋のネジ穴に螺嵌して中蓋と
外蓋との一体着脱が可能に構成されることを特徴とする
シロップタンクの蓋構造。 - 【請求項７】請求項１記載の蓋構造において、中蓋は円
板部の中央の上側に突出するネジ及びそのネジを固定す
る肉盛り部を有し、外蓋は円板部の中央に開けられた穴
を有し、外蓋の円板部の中央に開けられた穴を通して外
蓋の上に突出した中蓋のネジにナットを螺嵌して中蓋と
外蓋との一体着脱が可能に構成されることを特徴とする
シロップタンクの蓋構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01760995A JP3196553B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シロップタンクの蓋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01760995A JP3196553B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シロップタンクの蓋構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207946A JPH08207946A (ja) | 1996-08-13 |
| JP3196553B2 true JP3196553B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=11948635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01760995A Expired - Fee Related JP3196553B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シロップタンクの蓋構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3196553B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP01760995A patent/JP3196553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08207946A (ja) | 1996-08-13 |
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