JP3196256U - 収納具 - Google Patents

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哲也 藤田
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Abstract

【課題】内部に収納した物を見やすく且つ取り出しやすくするとともに、部品点数や製造工数を低減して、安価に作製可能な収納具を提供する。【解決手段】シート状の基材を折り曲げて形成される収納具1であって、基材は、折り曲げられて対向させられる一対の本体部分12a,12bと、一対の本体部分12a,12bの両側に形成され、本体部分12a,12bの側辺同士をそれぞれ連結し、アコーディオン状に折り畳まれる略扇状の横マチ部13,13と、本体部分12aに延設され、一対の本体部分12a,12bが折り曲げられた状態において、他方の本体部分12bに被される蓋体11とを有する。【選択図】図3

Description

本考案は、皮革や樹脂などから構成される財布やカード入れ、鍵・粒ガム・錠剤等の小物入れ、筆記用具入れなどに利用可能な収納具に関する。
従来より、財布や小物入れなどの収納具にあっては、複数の部品を縫合して袋状に形成する形態を基本構成とし、これに蓋を取付けたり、ファスナーをつけたりする他、収納のポケットを取付けたりなどの装飾を行って作製している。
ところで、この袋状を基本構成とした従来の収納具では、小銭等の細かい物を中から取り出すとき、小銭などが重なり合ってしまい見えにくく、また、取り出しにくいという問題があった。これに対し、上蓋を有する箱状の収納を折り畳み可能に形成し、中の物を取り出すときには、上蓋を開くようにして展開させる折り畳み小銭入れが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−217620号公報
しかしながら、上記箱状の収納を展開して開く構成では、箱状にするために皮革等の部材を縫製する必要があり、製造コストが掛かる惧れがあった。また、この折り畳み小銭入れでは、箱状の収納を潰すように折り畳んで、それを上蓋で塞ぐ構成であることから、内部に収納した物が、潰された箱状からこぼれる惧れがあり、それを防ぐための構成を追加する必要があり、部品点数が増大したり構成がさらに複雑になったりして、製造工数が増えて製造コストが嵩む可能性がある。
そこで、本考案は、上記のような問題を解決するものであり、財布や小物入れなどの収納具において、内部に収納した物を見やすく且つ取り出しやすくするとともに、部品点数や製造工数を低減して、安価に作製できる収納具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、シート状の基材を折り曲げて形成される収納具であって、基材は、折り曲げられて対向させられる一対の本体部分と、一対の本体部分の両側に形成され、本体部分の側辺同士をそれぞれ連結し、アコーディオン状に折り畳まれる略扇状の横マチ部と、一対の本体部分のいずれか一方に延設され、一対の本体部分が折り曲げられた状態において、他方の本体部分に被される蓋体とを有する。
このような本考案によれば、折り曲げられて対向させられる一対の本体部分を、両側辺においてアコーディオン状に折り畳まれるマチ部で塞ぐことで袋状を形成していることから、収納された小物類がこぼれることがない。また、元々基材は一枚のシート状の部材で形成されていることから、蓋体を開いて、アコーディオン状の横マチ部や、折り曲げられた一対の本体部分を展開させることで、平面状になり、内部の物が見やすくなり取り出しやすくなる。さらに、本考案では、1枚のシート状の機材を折り曲げて形成できることから、部品点数を最少にできるとともに、縫製等の工程を不要にできることから、安価に作製できる。
上記考案において、一対の本体部の折曲部分の両側に位置され、横マチ部における扇形状の頂点部分と、対向配置される本体部分それぞれの側辺とが交わる箇所に、基材に開けられた一対の開口部をさらに有することが好ましい。この場合には、基材の折曲線が集中する本体部の両側に開口を形成することにより、この部分が厚くなりすぎて基材が不必要に展開しやすくなるのを回避することができる。
上記考案において、蓋体の閉止状態を固定する固定手段をさらに備えることが好ましい。この場合には、折り畳んで袋状にした本体部を蓋体で覆った状態を固定することができ、より安定した収納を実現することができる。
以上述べたように、この考案によれば、財布や小物入れなどの収納具について、基材を一枚のシート状の部材で形成することから、折り曲げられた本体部分を展開させることで、平面状となり、内部の物が見やすくなり取り出しやすくなるとともに、部品点数を最少にでき、縫製等の工程を不要にできることから、安価に作製できる。
実施形態に係る収納具の閉止状態を示す斜視図である。 実施形態に係る収納具の開放状態を示す上面図である。 実施形態に係る収納具の開放状態を示す斜視図である。 実施形態に係る収納具の展開図である。
以下に添付図面を参照して、本考案に係る収納具の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る収納具の閉止状態を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係る収納具の開放状態を示す上面図であり、図3は、本実施形態に係る収納具の開放状態を示す斜視図である。また、図4は、本実施形態に係る収納具の展開図である。なお、以下の説明において、山折り及び谷折りとは、図4の展開図からの方向から見た折り方を示している。
本実施形態において、収納具1は、財布やカード入れ、鍵・粒ガム・錠剤・アクセサリー等の小物入れ、筆記用具入れなどに利用可能な収納具であって、折り曲げられて袋状に形成されるシート状の基材10と、袋状となった基材10の閉止状態を固定する固定ベルト2とから構成される。
基材10は、一枚のシート部材で構成される。この基材10の素材としては、天然皮革が用いられる。天然皮革とは、動物の皮膚を剥ぎ、皮膚の毛を除去した上で鞣(なめ)したものである。天然皮革の特徴は、鞣しにより適度な柔軟性や伸縮性と強度や耐性を備えるとともに、折返しなどの癖つけを行うことで形態安定性を有する。また、天然皮革の色や風合いの経年変化など意匠性も高く、また、独特の香りを有する点も特徴である。なお、基材を構成する材料として、天然皮革以外でも、一枚の所定の形状に加工された人工皮革、布、硬質の紙又は合成樹脂等からなる薄厚のシート材料によって構成することも可能である。
このような基材10は、図2及び図3に示すように、小物、硬貨の内容物等を収納する上部開口された空間10aを形成させる本体部12及び一対の横マチ部13,13と、形成された上部開口を塞ぐ蓋体11とから構成される。
基材10は、図4に示すようにシート部材を展開した状態において、略中央に本体部12が形成され、本体部12の両側に一対の横マチ部13,13が延設される。また、本体部12の下方には蓋体11が延設される。これら本体部12、横マチ部13,13、及び蓋体11は一体形成され、帯状に連なっている。
本体部12は、略中央に配置される底部12cと、底部12cを挟んで上下に延設される一対の本体部分12a,12bとを備える。底部12cと一方の本体部分12aとの境目には折曲線15aが形成され、底部12cと他方の本体部分12bとの境目には折曲線15bが形成されている。折曲線15a及び折曲線15bは、それぞれ谷折りとなるような折り癖がつけれれており、折曲線15a及び折曲線15bに沿って折り曲げられることで一対の本体部分12a,12bは対向させられる。
蓋体11は、本体部分12aに延設される。具体的に、蓋体11は、本体部分12aの底部12cが延設された側と反対側に延設されている。この蓋体11と本体部分12aの境目には折曲線16が形成されている。折曲線16は、谷折りとなるような折り癖がつけれれており、折曲線16に沿って折り曲げ可能となっている。そして、一対の本体部分12a,12bが折り曲げられた状態において、折曲線16に沿って蓋体11を折り曲げることで、蓋体11は他方の本体部分12bに被される。
横マチ部13,13は、一対の本体部分12a,12bの両側に形成されている。具体的に、横マチ部13と一対の本体部分12a,12bとは、折曲線17を境目にして延設されている。折曲線17は、谷折りとなるような折り癖がつけられており、折曲線17に沿って横マチ部13,13が折り曲げられることで、一対の横マチ部13,13は対向させられる。
各横マチ部13は、略扇状をなしており、一対の本体部分12a,12bの側辺部分に亘って延設され、本体部分12a,12bの側辺同士をそれぞれ連結している。この横マチ部13,13は、複数の折曲線が形成されており、この各折曲線に沿って折り曲げられることで、図2及び図3に示すように、アコーディオン状に折り畳まれる。
具体的に、各横マチ部13,13には、扇形状の頂点部分13cを通過し、横マチ部13を等分する中心線CL上に形成される折曲線13bと、折曲線13bに対して線対称に形成される一対の折曲線13a,13aとの3つの折曲線が形成される。一対の折曲線13a,13aも頂点部分13cを通過するようになっており、3つの折曲線13a,13a,及び13bは放射状に形成される。
本実施形態において、折曲線13bは、谷折りとなるように折り癖がつけられ、一対の折曲線13a,13aは山折りになるように折り癖がつけられている。このような構成により、一対の本体部分12a,12bを向いあうように折り曲げた際、折曲線13bに沿って谷折りするとともに、一対の折曲線13a,13aに沿って山折りすることで、山折り及び谷折りが相互に繰り返され、各横マチ部13はアコーディオン状に形成される。
また、基材10には、基材10に開けられた一対の開口部14,14が形成される。一対の開口部14,14は、一対の本体部分12a,12bの折曲部分である底部12cの両側に位置され、横マチ部13における扇形状の頂点部分13cと、対向配置される本体部分12a,12bそれぞれの側辺とが交わる箇所に形成される。
固定ベルト2は、蓋体11の閉止状態を固定する手段であって、例えば、布にゴム等の弾性体を織り込んだ織りゴムなどを用いることができる。この固定ベルト2は、蓋体11における両側に縫着等されて基材10に固定され、蓋体11の内面に沿って配置されている。
このような構成を有する収納具1の折り畳み動作について説明する。先ず、一対の横マチ部13,13を折曲線17に沿って谷折りし、その後、一対の本体部分12a,12bを折曲線15a,15bに沿って谷折りする。この際、各横マチ部13の折曲線13bは、谷折りとなるように折り癖がつけられ、一対の折曲線13a,13aは山折りになるように折り癖がつけられているので、一対の折曲線13a,13aが内側に向けて凸状となるように折り曲がり、折曲線13bが外側に向けて凸状となるように折り曲がる。
これにより、図2及び図3に示すように、本体部分12bが前面、本体部分12aが背面、底部12cが底面、一対の横マチ部13,13が側面となり、上部開口された空間10aが形成される。その後、折曲線16に沿って蓋体11を谷折りに折り曲げることで、蓋体11は他方の本体部分12bに被されて、収納具1は閉止される。
蓋体11が他方の本体部分12bに被されるように折り畳まれた状態で、固定ベルト2と蓋体11との間に、折り畳まれた一対の本体部分12a,12bを挿通させることで、図1に示すように、袋状に形成された収納具1を固定する。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、折り曲げられて対向させられる一対の本体部分12a,12bを、両側辺においてアコーディオン状に折り畳まれる横マチ部13,13で塞ぐことで袋状を形成していることから、収納された小物類がこぼれることがない。また、元々基材10は一枚のシート状の部材で形成されていることから、蓋体11を開いて、アコーディオン状の横マチ部13や、折り曲げられた一対の本体部分12a,12bを展開させることで、平面状になり、内部の物が見やすくなり取り出しやすくなる。さらに、本実施形態では、1枚のシート状の基材10を折り曲げて形成できることから、部品点数を最少にできるとともに、縫製等の工程を不要にできることから、安価に作製できる。
また、本実施形態では、一対の本体部分12a,12bの折曲部分である折曲線15a,15bの両側に位置され、横マチ部13,13における扇形状の頂点部分13cと、対向配置される本体部分12a,12bそれぞれの側辺とが交わる箇所に、基材10に開けられた一対の開口部14,14を備えている。このように、基材10の折曲線が集中する本体部12の両側に開口部14,14を形成することにより、この部分が厚くなりすぎて基材が不必要に展開しやすくなるのを回避することができる。
また、本実施形態において、蓋体11の閉止状態を固定する固定ベルト2を有しているので、折り畳んで袋状にした本体部12を蓋体11で覆った状態を固定することができ、より安定した収納を実現することができる。
なお、本考案は、上述した本実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形可能である。例えば、本体部12及び横マチ部13の大きさ及び形状等は、収納する内容物に応じて変更可能である。例えば、硬貨などの内容物を入れる場合に、底部12cの奥行きは広く設定し、本体部分12a,12bの横幅を狭く設定する。一方、名刺などのカードを内容物とする場合には、底部12cの奥行きは狭く設定し、本体部分12a,12bの横幅を広く設定するなど種々変更可能である。
なお、横マチ部13の折曲線13a,13aは、内側に向けて凸状に折り曲がっているので、その凸状部分が内部空間10aを仕切る仕切部としても機能する。そのため、カードを収納する場合、本体部分12bと手前側の凸状部分との間や、本体部分12aと奥側の凸状部分との間にカードを差し込むことでカードを区分けすることもできる。
CL…中心線
1…収納具
2…固定ベルト
10…基材
10a…空間
11…蓋体
12…本体部
12a,12b…本体部分
12c…底部
13,13…横マチ部
13a,13b…折曲線
13c…頂点部分
14,14…開口部
15a,15b…折曲線
16,17…折曲線

Claims (3)

  1. シート状の基材を折り曲げて形成される収納具であって、
    前記基材は、
    折り曲げられて対向させられる一対の本体部分と、
    前記一対の本体部分の両側に形成され、前記本体部分の側辺同士をそれぞれ連結し、アコーディオン状に折り畳まれる略扇状の横マチ部と、
    前記一対の本体部分のいずれか一方に延設され、前記一対の本体部分が折り曲げられた状態において、他方の本体部分に被される蓋体と
    を有することを特徴とする収納具。
  2. 前記一対の本体部の折曲部分の両側に位置され、前記横マチ部における扇形状の頂点部分と、対向配置される本体部分それぞれの側辺とが交わる箇所に、前記基材に開けられた一対の開口部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の収納具。
  3. 前記蓋体の閉止状態を固定する固定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017189273A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 コクヨ株式会社 棒状小物類収納ケース
JP2021069937A (ja) * 2019-10-30 2021-05-06 株式会社コムテック 小物収容具

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