JP3196053U - 多機能支持組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】多機能支持組立体を提供する。【解決手段】この多機能支持組立体は、固定装置、ファスナー3、支持装置2、及び複数のユニット装置4を含み、固定装置に支持装置2が貫設され、支持装置2は固定装置において線形スライドの位置調整を行え、ファスナー3は支持装置2の固定装置における調整後の位置を固定し、複数のユニット装置4は環状に等角度に分布し且つ固定装置の周囲に枢接され、その枢接部分の枢接軸は径方向に分布し、未展開状態では隣り合う二つのユニット装置4の対向する各一つの側壁が相互に緊密に当接することで、複数のユニット装置4が中空を構成し且つ握持可能な管状体を構成し、このほか、ユニット装置4は枢接軸を中心に外向きに回転可能とされ、且つ回転角度は鋭角に制限され、これにより、多機能支持組立体は手で握持できるかスタンドを形成し、実用的な製品に設計されている。【選択図】図2

Description

本考案は一種の多機能支持組立体の技術領域に係り、特に一種の、折り畳み状態が略管状体とされ、使用者が直接手で握持でき、展開状態とされた後には、スタンドとされ得るものに関する。
スマートフォンの画素数が不断に増加し、写真品質がそれにつれて高くなり、ますます多くの人が携帯電話を利用して手軽に日々の面白い画像を記録するようになり、自撮りモード式の記録をするようになった。撮影者が片手で携帯電話を握持し自撮りするとき、距離が接近しすぎるために、よい画像を撮影できないことがあり、これにより、人によっては自撮り用の伸縮ロッドを補助ツールとし、撮影の距離を延長しているが、延長できる距離には一定の制限があり、一般のカメラ用三脚のように地面に立ててより長い撮影距離を提供することはできない。
周知のカメラ用三脚は、遠距離撮影を行うための補助スタンドとされる。該三脚は展開後に三本の支えの足を有し、複数の足によって安定してカメラの重量を支えると共に、良好な撮影角度を維持することができる。該三脚は折り畳み後には、一般に太い筒状の円柱体を呈し、携帯に便利であるが、使用者が手中に握持するのは容易ではなく、言い換えると、このような三脚は直接至近距離から自撮りをするための補助ツールとすることはできない。
本考案の主要な目的は、一種の多機能支持組立体を提供することにあり、該支持組立体は複数の、展開或いは折り畳み可能なユニット装置を備え、折り畳み状態では、全体の外形は略管状体とされ、使用者が握持するのに便利であり、さらにその他の取り付け装置を組み合わせることで、自撮り用ロッドとされ得て、展開状態で、該複数のユニット装置が周知の三脚と同様の機能の複数の外向きの足を形成し、使用者が遠距離撮影用の補助ツールとなすことができる。
上述の目的を達成するため、本考案は、固定装置、ファスナー、支持装置、及び複数のユニット装置を含み、該固定装置は案内孔を備え、周囲外壁は少なくとも三つの枢接壁及び少なくとも一つの隔離壁を備え、該隔離壁は該枢接壁より径方向に突出する。該支持装置は該案内孔内に貫設され、該案内孔に沿って線形移動できる。該ファスナーは該固定装置に取り付けられ、該ファスナーは該支持装置の該固定装置における位置を固定できる。該ユニット装置の数は少なくとも三つであり、6個を超過せず、複数のユニット装置は該固定装置の周囲で環状分布を呈し、各一つの該枢接壁は該ユニット装置を枢接するため径方向に分布する枢接軸を備え、該ユニット装置は枢接部分より下向きに延伸され且つ両辺それぞれに側壁を有し、未展開状態では、隣り合う二つの該ユニット装置の各該側壁は相互に緊密に当接し、該複数のユニット装置に中空で且つ握持可能な管状体を構成させ、また該ユニット装置は該枢接軸を中心に外向きに回転し、展開させられた後に該ユニット装置の片縁は該隔離壁と接触し、該ユニット装置の展開後の角度を鋭角に制限する。
本考案の特殊な部分は、各一つの該ユニット装置が該固定装置の周囲に径方向に分布する枢接軸に枢接されて、回転させて開く方向が接線方向に類似し、外向きに展開され、周知の一般的な径方向の展開方式とは異なり、このほか、折り畳み状態で、これら複数のユニット装置が環状に等角に分布し、隣り合う該ユニット装置の各側壁が近接するか当接し、折り畳み状態が中空の管状体とされ、この管状体が使用者に握持され得る。
本考案の折り畳み状態の平面図である。 本考案の展開状態の立体図である。 本考案の分解図である。 本考案の図1中のAA断面拡大図である。 本考案の図1中のBB断面拡大図である。 本考案の図1中のCC断面拡大図である。 本考案の実際の使用の構造表示図である。 本考案の第一種の使用実施例の立体図である。 本考案の第二種の使用実施例の立体図である。
以下に本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、以下に例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
図1及び図2に示されるのは、それぞれ本考案の折り畳み状態の平面図及び展開状態の立体図である。本考案の多機能支持組立体は、固定装置1、支持装置2、ファスナー3、及び複数のユニット装置4を包含する。該支持装置2は該固定装置1に貫設され、線形にスライドして位置調整できる。該ファスナー3は該固定装置1に取り付けられ、締めた状態で、該ファスナー3は支持装置2の該固定装置1における位置を固定できる。複数のユニット装置4は該固定装置1の周囲に枢接され、各ユニット装置4の両側に一つの側壁を備える。折り畳み状態で、隣り合う二つの該ユニット装置4の各該側壁は相互に近接するか当接し、該複数のユニット装置4に中空で握持可能な管状体を構成させる。展開状態で、該ユニット装置4は枢接部分を中心として外向きに旋回し展開され、三脚状の足を形成し、該支持組立体を起立状となすことができる。
続いて、本考案の各構成要素について詳細に説明する。図3に示されるのは、本考案の分解図である。該固定装置1は中空の管体とされ、中心に、軸方向に線形配置された一つの案内孔11を備え、該案内孔11は、該支持装置2をその中に設置させて線形スライドさせて位置調整するためのものである。該固定装置1の周囲外壁は少なくとも三つの枢接壁12(図4に示されるとおり)及び少なくとも一つの隔離壁13を備え、該複数の枢接壁12は等角度に該固定装置1の周囲に分布し、該枢接壁12の壁面は軸方向に分布するが、径方向に突出する枢接軸121を備えている。図5に示されるように、該隔離壁13は該枢接壁12に近接し、且つ径方向に該枢接壁12より突出し、本実施例では、該隔離壁13は突出環とされ且つ該固定装置1の中間位置の外壁に形成されている。該隔離壁13は該ユニット装置4が旋回して展開する角度を制限するためのものである。該支持装置2は中空管とされるが、これに限定されず、方形管或いは楕円形管等とされてもよい。該支持装置2は実際の使用時には、内部に同中心で且つ管径が漸次縮小された複数の管材を取り付けて、伸縮ロッドとされ得るが、この部分の応用は後でさらに説明する。
該ユニット装置4の数は少なくとも3つとされ、6個を超過しない。複数のユニット装置4は組立後に環状を呈するように該固定装置1の周囲に分布する。各ユニット装置4は該枢接壁12の枢接軸121に枢接され、その形態は枢接部分より下向きに延伸され、外形は弧形シェル状を呈する。該ユニット装置4は枢接部分の辺縁に係止壁41を備え、縦向きの両側それぞれに、両側壁42を備え、最底端に接触足面43を備えている。図6に示されるように、未展開状態では、隣り合う二つのユニット装置4の各側壁42は相互に当接し、該複数のユニット装置4が、中空で握持可能な管状体を構成し、このほか、該ユニット装置4は該枢接軸121を中心として外向きに旋回、展開され、展開後の該係止壁41は該隔離壁13に接触し、該ユニット装置4の展開角度を鋭角に制限する。該接触足面43は該側壁42に対応する斜面状を呈し、該ユニット装置4が外向きに展開された後、該複数の接触足面43は水平面状を呈し、平穏に起立できる。
該ファスナー3は該支持装置2の該固定装置1における位置を固定し、このような構造には非常に多くの種類があるが、比較的簡単な設計は、該ファスナー3がネジとされ、該固定装置1が径方向に貫通するネジ孔を備え、該ファスナー3が該ネジ孔内にきつくねじ込まれて、該ファスナー3が該支持装置2の外壁を圧持することで、位置固定の目的を達成する。ただし、本考案は別の実施例とされ、該固定装置1の、該枢接壁12があるのと反対の一端に、複数の緊迫片14を備え、該複数の緊迫片14は環状分布を呈して該固定装置1の局部外壁を形成し、該複数の緊迫片14の外壁には雄ネジ141を備える。該ファスナー3内壁には雌ネジ31を備え、ファスナー3が回されて複数の該緊迫片14の外周を締めつけることで、該緊迫片14内壁を該支持装置2の外壁と接触させ、該支持装置2の該固定装置1における位置を固定できる。
本考案の支持組立体は一つの製品の基礎構造であり、実際の使用に際してはさらにその他の構成要件を増加して、構造を完全なものとして、具体的な製品となす必要がある。続いて本考案の実際の使用例について説明を行う。図7に示されるのは、本考案の実際に使用される構造表示図であり、該支持組立体は、固定装置1、支持装置2、ファスナー3、及び複数のユニット装置4を包含する。ただし、該支持装置2の管内には複数の、同中心を以て嵌合された複数の管材を備え、それが伸縮ロッド5とされ、該伸縮ロッド5の管径が最小である管材上部に、角度調整装置6が設けられ、該角度調整装置6は連接装置7に枢接され、該連接装置7は夾持装置8を固定するのに供され、該夾持装置8により物品9を夾持し、該物品9はスマートフォン、カメラ等とされる。
図8に示されるのは、本考案の第1種の使用実施例の立体図である。この状態では、該複数のユニット装置4は外向きに回されて展開され、起立を補助する三脚とされている。該伸縮ロッド5は適宜長さに引き伸ばされ、並びに該ファスナー3が固定装置1を締め付け、該伸縮ロッド5の該固定装置1における位置を固定している。該夾持装置8はスマートフォン或いはカメラのような物品9を夾持し、該角度調整装置6により、カメラによる撮影角度と方向を調整し、こうして遠距離の撮影作業を実行できる。
図9は本考案の第2種の使用実施例の立体図である。この状態はこの製品を自撮りの補助ツールとなす。該複数のユニット装置4は折り畳み状態を呈し、各ユニット装置4は相互に緊密に当接して中空管状体をなし、撮影者の手(図中の仮想線)が該管状体外周を握持できる。その後、各構成要素の操作は前述したとおりであり、該伸縮ロッド5が適宜長さに引き伸ばされ、並びに該ファスナー3が該固定装置1に締めつけられて、該伸縮ロッド5の該固定装置1における位置が固定される。該夾持装置8により、スマートフォン或いはカメラのような物品9を夾持し、該角度調整装置6により物品9の撮影角度及び方向を調整し、こうして撮影者は近距離の自撮りを行うことができる。
以上は本考案の好ましい実施例の説明に過ぎず、並びに本考案を限定するものではなく、本考案に提示の精神より逸脱せずに完成されるその他の同等の効果の修飾或いは置換は、いずれも本考案の権利請求範囲内に属する。
1 固定装置
11 案内孔
12 枢接壁
121 枢接軸
14 緊迫片
141 雄ネジ
2 支持装置
3 ファスナー
31 雌ネジ
4 ユニット装置
41 係止壁
42 側壁
43 接触足面
5 伸縮ロッド
6 角度調整装置
7 連接装置
8 夾持装置
9 物品

Claims (7)

  1. 固定装置、ファスナー、支持装置、及び複数のユニット装置を含む多機能支持組立体であって、
    該固定装置は案内孔を備え、周囲外壁に少なくとも三つの枢接壁及び少なくとも一つの隔離壁を備え、該隔離壁は径方向に該枢接壁より突出し、
    該支持装置は該案内孔内に貫設され、該案内孔に沿って線形移動でき、
    該ファスナーは該固定装置に取り付けられ、該支持装置の該固定装置における位置を固定でき、
    該ユニット装置の数は少なくとも三つであり、6個を超過せず、複数のユニット装置は該固定装置の周囲で環状分布を呈し、各一つの該枢接壁は該ユニット装置を枢接するため径方向に分布する枢接軸を備え、該ユニット装置は枢接部分より下向きに延伸され且つ両辺それぞれに側壁を有し、未展開状態では、隣り合う二つの該ユニット装置の各該側壁は相互に緊密に当接し、該複数のユニット装置に中空で且つ握持可能な管状体を構成させ、該ユニット装置が該枢接軸を中心に外向きに回転して展開させられた後に該ユニット装置の片縁は該隔離壁と接触し、該ユニット装置の展開後の角度を鋭角に制限することを特徴とする、多機能支持組立体。
  2. 請求項1記載の多機能支持組立体において、未展開状態のとき、複数のユニット装置が構成する管状体の内部空間が該支持装置の進入に供されることを特徴とする、多機能支持組立体。
  3. 請求項1記載の多機能支持組立体において、該ユニット装置が接触足面を備え、該接触足面は該ユニット装置の側壁に対応し斜面状を呈し且つユニット装置の底端に位置し、複数の該ユニット装置が外向きに展開された後、複数の該ユニット装置の接触足面は水平状を呈し、起立の接触面とされることを特徴とする、多機能支持組立体。
  4. 請求項1記載の多機能支持組立体において、該ユニット装置の枢接部分の辺縁に係止壁を備え、該ユニット装置が該枢接軸を中心として外向きに旋回し展開した後、該係止壁は該隔離壁と接触し該ユニット装置の展開角度を鋭角に制限することを特徴とする、多機能支持組立体。
  5. 請求項1記載の多機能支持組立体において、該固定装置は複数の緊迫片を備え、該複数の緊迫片は環状分布を呈し該固定装置の一部外壁を形成し、該複数の緊迫片の外壁に雄ネジを備え、該ファスナーの内壁に雌ネジを備え、該ファスナーが回されて該緊迫片を締めつけるとき、該緊迫片を該支持装置の外壁に接触させることで、該支持装置の位置を固定することを特徴とする、多機能支持組立体。
  6. 請求項1記載の多機能支持組立体において、該ファスナーはネジとされ、該固定装置は径方向に貫通するネジ孔を備え、該ファスナーが該ネジ孔に緊密にねじ込まれるとき、該ファスナーが該支持装置の外壁を圧持することで、該支持装置の位置を固定することを特徴とする、多機能支持組立体。
  7. 請求項1記載の多機能支持組立体において、該支持装置は伸縮ロッドとされることを特徴とする、多機能支持組立体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018115938A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 東日本電信電話株式会社 無線通信装置の保持装置
CN111197683A (zh) * 2018-11-16 2020-05-26 基石有限公司 便携式终端用支架
JP2020112774A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 源徳盛塑膠電子(深▲せん▼)有限公司Winners’ Sun Plastic Electronic (Shenzhen)Limited Company 自撮り装置
CN112066190A (zh) * 2020-09-25 2020-12-11 中山市央果电子科技有限公司 一种单轴可跟踪的手持云台

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