JP3195673U - 通路遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミストを用いて通路内空間を視覚的に遮蔽することができると共に、客への影響がなく店舗で使用することができる通路遮蔽装置を提供する。【解決手段】人が往来する通路11の両側に配置され、通路を形成する空隙13内に、人の往来方向において通路内空間を視覚的に遮蔽しうるミスト15を排出するミスト排出部16と、排出されたミストを吸引しうるミスト吸引部17とを備える。ミスト排出部及びミスト吸引部は、前記空隙の高さ方向に沿って通路の両側に夫々一対に配設され、ミスト排出部はミスト吸引部よりも上方へ配設されていることが好ましい。【選択図】図2

Description

本考案は、人が往来する通路内空間をミストにより視覚的に遮蔽しうる通路遮蔽装置に関するものである。
スーパーマーケットやファミリーレストラン等の店舗においては、従業員が売り場及び作業場間の通路、又は客席及び厨房間の通路を頻繁に行き来する。この場合、作業場や厨房を売り場や客席から見られないようにするため、通路の出入口にドア等が設置されているが、物を持った従業員の通過が困難になる場合がある。
前記不具合を解消するため、例えば特許文献1には、スイングドアが開示されている。スイングドアは、ドアパネルの上下端を出入り口のドア枠に搖動可能に支持するヒンジ装置を備えており、ドアパネルの表面又は裏面を押して開くことができると共に、出入口の通過後は、開いたドアパネルが自動的に閉じるように構成されている。
しかしながら、特許文献1に示すようなスイングドアにあっては、ドアパネルの表面及び裏面のどちらからも開くため、通過しようとした際に反対側から別の従業員がスイングドアを開けようとして急にドアパネルが開くことがある。特に、従業員が搬送物を持って通過する場合にあっては、事故を招くおそれがあった。
また、前記スイングドアにあっては、開いたドアパネルが自動的に閉じるように構成されているため、続いてドアを通過しようとする従業員に閉じようとするドアパネルが衝突する場合もあった。
結果として、前記不具合は、通路を物理的に遮蔽するドア等を出入口に設置する限り解消することができない。従って、本件実用新案登録出願人は、前記通路を視覚的に遮蔽する装置を設けることで前記不具合を解消することができると考え、視覚的な遮蔽手段としてミストに着目した。
従来より、ミストを発生させる装置は、舞台等の演出に用いられている(特許文献2〜4)。しかし、特許文献2〜4に係るミスト発生装置にあっては、白い霧を周囲に発生させるだけであり、日常生活において実用に耐えるものではない。特に、前記店舗でミストを発生させた場合には、前記通路以外の場所にミストが拡散することによる客への影響を十分考慮する必要がある。本件実用新案登録出願人はこのような観点から先行技術調査を行ったが、前記要請に応えられる技術は発見できなかった。
特開2006−249857号公報 特開2005−241156号公報 実用新案登録第3077237号公報 特開昭59−95083号公報
本考案は、以上のような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、ミストを用いて通路内空間を視覚的に遮蔽することができると共に、客への影響がなく店舗で使用することができる通路遮蔽装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案にあっては、人が往来する通路の両側に配置され、通路を形成する空隙内に、人の往来方向において通路内空間を視覚的に遮蔽しうるミストを排出するミスト排出部と、排出されたミストを吸引しうるミスト吸引部とを備えたことを特徴とする。
従って、前記通路を形成する空隙内に、人の往来方向において通路内空間を視覚的に遮蔽しうるミストを排出及び吸引し、通路内空間に一定量のミストを保持することができる。
請求項2に記載の考案にあっては、前記ミスト排出部及びミスト吸引部は、前記空隙の高さ方向に沿って配設されていることを特徴とする。
従って、前記空隙の高さ方向に沿って、前記通路内空間に均一なミストを保持することができる。
請求項3に記載の考案にあっては、前記ミスト排出部は前記ミスト吸引部よりも上方へ配設されていることを特徴とする。
従って、前記ミスト排出部から排出されたミストが重力の影響で下方に流れた場合は、前記ミスト吸引部から吸引される。
請求項4に記載の考案にあっては、前記ミスト排出部及びミスト吸引部は、前記通路の両側に夫々一対に設けられていることを特徴とする。
従って、前記空隙の幅方向に沿って、前記通路内空間に均一なミストを保持することができる。
請求項5に記載の考案にあっては、前記ミスト排出部には排出量を調整しうる排出量調整部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記空隙の高さ方向に沿って設置場所の環境に応じて濃度の異なるミストを保持することができる。
請求項1に記載の通路遮蔽装置にあっては、前記通路を形成する空隙内に、人の往来方向において通路内空間を視覚的に遮蔽しうるミストを排出及び吸引し、常時、通路内空間に一定量のミストを保持することができるので、従来のようなスイングドア等を設置した場合に発生しやすい従業員による衝突事故等を有効に防止できると共に、客席側からの視界を有効に遮蔽することができる。
請求項2に記載の通路遮蔽装置にあっては、前記空隙の高さ方向に沿って、前記通路内空間に均一なミストを保持することができるので、前記通路内空間を高さ方向に満遍なく視覚的に遮蔽することができる。
請求項3に記載の通路遮蔽装置にあっては、前記ミスト排出部から排出されたミストが重力の影響で下方に流れた場合は、前記ミスト吸引部から吸引されるので、ミストが下方へ停留するという事態を防止することができる。特にミストの原料として水を使用した場合にあっては、店舗の床付近の湿度が高まることによって床への結露が生じるという事態を防止することができる。
請求項4に記載の通路遮蔽装置にあっては、前記空隙の幅方向に沿って、前記通路内空間に均一なミストを保持することができるので、前記通路内空間を幅方向に満遍なく視覚的に遮蔽することができる。
請求項5に記載の通路遮蔽装置にあっては、前記空隙の高さ方向に沿って濃度の異なるミストを保持することができるので、例えば、往来する人の顔の高さ付近のミスト濃度を淡くすることで、前記通路内空間が視覚的に遮蔽された状態を維持しつつも、遮蔽された先に人がいるかどうかを確認することができる。
また、空調の吹き出し口の近傍の通路に設置されるような場合には空調風の強さに応じて適宜濃度を調整することができ、設置環境に応じて有効に視覚的な遮蔽効果を得られる通路遮蔽装置を提供することができる。
本考案に係る通路遮蔽装置の一実施の形態を示した斜視図である。 本考案に係る通路遮蔽装置の一実施の形態を示した斜視図であって、使用時の状態を示すものである。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の一実施の形態に係る通路遮蔽装置10は、人が往来する通路11の両側12、12に配置され、通路11を形成する空隙13内に、人の往来方向において通路内空間14を視覚的に遮蔽しうるミスト15を排出するミスト排出部16と、排出されたミスト15を吸引しうるミスト吸引部17とを備えている。
また、ミスト排出部16及びミスト吸引部17は、空隙13の高さ方向に沿って配設されている。また、ミスト排出部16はミスト吸引部17よりも上方へ配設されている。また、ミスト排出部16及びミスト吸引部17は、通路11の両側12、12に夫々一対に設けられている。また、ミスト排出部16には排出量を調整しうる排出量調整部18が設けられている。
本実施の形態に係る通路遮蔽装置10の構成について、添付図面を用いてより詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の実施の形態において、通路遮蔽装置10は、通路11の両側12、12に配置された一対の装置本体19により構成されている。本実施の形態に係る装置本体19は、全体略円柱状に形成され、内部にミスト生成部(図示せず)及びミスト回収部(図示せず)を有している。
また、装置本体19の通路11側には、装置本体19の高さ方向に沿ってミスト排出部16、16、16、及びミスト吸引部17が配設されている。ミスト排出部16は、全体略円柱状に形成され、先端部には通路11側に開口するミスト排出口20が設けられている。また、ミスト吸引部17は、全体略円柱形状に形成され、先端部には通路11側に開口するミスト吸引口21が設けられている。本実施の形態にあっては、ミスト吸引部17には吸引量を調整しうる吸引量調整部22が設けられている。
本実施の形態に係る通路遮蔽装置10の作用について、添付図面を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る通路遮蔽装置10を使用する場合には、スーパーマーケットやファミリーレストラン等の店舗において、売り場及び作業場間、又は客席及び厨房間の通路11の両側12に通路遮蔽装置10を配置する。そして、装置本体19内に設けられたミスト生成部(図示せず)においてミスト15が生成され、ミスト排出部16に設けられたミスト排出口20から通路11を形成する空隙13内に排出される。
この際、本実施の形態に係る通路遮蔽装置10にあっては、通路11を形成する空隙内に、人の往来方向において通路内空間14を視覚的に遮蔽しうるミスト15を排出及び吸引し、常時、通路内空間14に一定量のミストを保持することができるので、従来のようなスイングドア等を設置した場合に発生しやすい従業員による衝突事故等を有効に防止できると共に、客席側からの視界を有効に遮蔽することができる。
本実施の形態に係るミスト15にあっては、装置本体19内に設けられたミスト生成部(図示せず)により、水を原料として生成され、ミスト排出部16へ導入される。従って、ミスト15による人体への影響はほとんどなく、通路遮蔽装置10を店舗内において安全に使用することができる。
また、本実施の形態に係る通路遮蔽装置10にあっては、ミスト排出部16はミスト吸引部17よりも上方へ配設されているので、ミスト排出部16から排出されたミスト15が重力の影響で下方に流れた場合は、ミスト吸引部17から吸引される。従って、ミスト15が下方へ停留するという事態を防止することができる。特に、本実施の形態においては、ミスト15の原料として水を使用しているので、店舗の床付近の湿度が高まることによって床への結露が生じるという事態を防止することができる。
また、本実施の形態において、ミスト吸引部17に吸引されたミスト15は、装置本体19の内部に設けられたミスト回収部(図示せず)によって、再びミスト排出部16へと誘導される。従って、空隙13内に排出されたミスト15を、通路内空間14を視覚的に遮蔽するためのミストとして再利用することができる。
また、本実施の形態に係る通路遮蔽装置10にあっては、ミスト排出部16及びミスト吸引部17は、通路11の両側12に夫々一対に、空隙13の高さ方向に沿って配設されているので、空隙13の幅方向及び高さ方向に沿って、通路内空間14に均一なミスト15を保持することができる。従って、通路内空間14を幅方向及び高さ方向に満遍なく視覚的に遮蔽することができる。
また、本実施の形態に係る通路遮蔽装置10にあっては、排出量調整部18及び吸引量調整部22が設けられているので、空隙13の高さ方向に沿って濃度の異なるミスト15を保持することができる。従って、例えば、往来する人の顔の高さ付近のミスト濃度を淡くすることで、通路内空間14が視覚的に遮蔽された状態を維持しつつも、遮蔽された先に人がいるかどうかを確認することができる。
また、空調の吹き出し口の近傍の通路11に設置されるような場合には空調風の強さに応じて適宜ミスト15の濃度を調整することができ、設置環境に応じて有効に視覚的な遮蔽効果を得られる通路遮蔽装置を提供することができる。
本実施の形態に係るミスト排出部16及びミスト吸引部17は、空隙13の高さ方向に沿って、通路11の両側12に夫々一対に設けられている場合を例に説明したが、前記構成に限定されない。
また、ミスト排出部16はミスト吸引部17よりも上方へ配設されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されない。
本実施の形態に係る通路遮蔽装置10は、ミスト15によって通路内空間14を視覚的に遮蔽しうる場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、例えばスモーク等によって通路内空間を視覚的に遮蔽してもよい。
本考案は、人が往来する通路内空間を視覚的に遮蔽しうる通路遮蔽装置に広く適用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10:通路遮蔽装置
11:通路
12:両側
13:空隙
14:通路内空間
15:ミスト
16:ミスト排出部
17:ミスト吸引部
18:排出量調整部
19:装置本体
20:ミスト排出口
21:ミスト吸引口
22:吸引量調整部

Claims (5)

  1. 人が往来する通路の両側に配置され、通路を形成する空隙内に、人の往来方向において通路内空間を視覚的に遮蔽しうるミストを排出するミスト排出部と、排出されたミストを吸引しうるミスト吸引部とを備えたことを特徴とする通路遮蔽装置。
  2. 前記ミスト排出部及びミスト吸引部は、前記空隙の高さ方向に沿って配設されていることを特徴とする請求項1記載の通路遮蔽装置。
  3. 前記ミスト排出部は前記ミスト吸引部よりも上方へ配設されていることを特徴とする請求項2記載の通路遮蔽装置。
  4. 前記ミスト排出部及びミスト吸引部は、前記通路の両側に夫々一対に設けられていることを特徴とする請求項3記載の通路遮蔽装置。
  5. 前記ミスト排出部には排出量を調整しうる排出量調整部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の通路遮蔽装置。
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