JP3195660U - 靴 - Google Patents

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正男 伊賀
正男 伊賀
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Abstract

【課題】軽量で履き心地がよく、しかも折り畳みも可能な靴を提供する。【解決手段】靴底11及び足覆い12に、厚みが1.5〜3mmの合成ゴムシート14、15の表裏面に布地16〜19がコーティングされた第1、第2のシート材21、22を用い、靴底11の周囲と足覆い12との固定は、接着剤による接合に加えて縫合によって行われ、かつ靴底11の底部には、滑り止め突起23が形成されて固化した合成ゴムラテックス層23aを有し、足通し用の開口部13の周囲の第2のシート材22には補強部材が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は肌触りが良くて足にフィットし易く、軽量かつ防水性を有する靴に関する。
従来の靴は、特許文献1、2に記載のように、足裏形状の硬質材からなる靴底と、靴底の周囲に接合され足の表面を覆う足覆い部とを有し、足覆い部の上部に足通し用開口部が設けられている。そして、靴底の裏には格子状の溝からなる滑り止めが設けられている。
特開2009−195463号公報 特開2014−117590号公報
しかしながら、特許文献1記載の釣り靴は、釣り場等の環境が悪い場所で使用するので、滑り難いが、靴底が厚くできており丈夫ではあるが嵩張り、サンダルのように簡易に履き替えて使用できるものではないという問題がある。
また、特許文献2記載のつっかけ靴は、軽量ではあるが、鍵入れ等を有する特異の靴であって、大量生産には向かないし、足裏に異物があるので履きにくいと考えられる。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、軽量で履き心地がよく、しかも折り畳みも可能な靴を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係る靴は、足裏形状をした靴底と、該靴底の周囲に下側端部が固定された足覆いとを有し、更に前記足覆いの後側上部には足通し用の開口部が形成された靴において、
前記靴底及び前記足覆いに、厚みが1.5〜3mmの合成ゴムシートの表裏面に布地がコーティングされた第1、第2のシート材を用い、
前記靴底の周囲と前記足覆いとの固定は、接着剤による接合に加えて縫合によって行われ、かつ前記靴底の底部には、滑り止め突起が形成されて固化した合成ゴムラテックス層が形成され、前記開口部の周囲の前記第2のシート材には補強部材が設けられている。
なお、ここで、合成ゴムシートは、クロロプレンゴムを使用するのが好ましいが、その他の合成ゴムであって本考案は適用される。
固化した合成ゴムラテックス層は、液状の合成ゴムラテックス剤を靴底(の底面)に時間をおいて複数回塗布して固まったものをいう。滑り止め突起はこの固まった合成ゴムラテックス層を更にプレス(加熱プレスが好ましい)して凹凸を形成して作られる。凹凸は例えば小四角形の突出物を格子状に配列してもよい。
第2の考案に係る靴は、第1の考案に係る靴において、前記補強部材は、前記第2のシート材の上側端部を内側に折り返して、該折り返した上側端部を該第2のシート材の非折り返し部分に縫合固定して形成している。
第3の考案に係る靴は、第1の考案に係る靴において、前記補強部材は、前記第2のシート材の上側端部に、伸縮性を有する帯状布を被せ、該帯状布を前記第2のシート材の上側端部に縫合し、縫合した前記帯状布によって形成している。
第4の考案に係る靴は、第3の考案に係る靴において、前記帯状布は、前記開口部から更に前側に延長し、りぼん形状となっている。
第5の考案に係る靴は、第1〜第4の考案に係る靴において、前記足覆いは、左右に分割された前記第2のシート材を、該靴の前後の中央位置で、接着剤接合と縫合によって連結して形成されている。
そして、第6の考案に係る靴は、第1〜第4の考案に係る靴において、前記足覆いは、一枚の前記第2のシート材を湾曲させて、該靴の後部中央で接着剤接合と縫合によって連結して形成されている。
第1〜第6の考案に係る靴は、靴底及び足覆いに、厚みが1.5〜3mmの合成ゴムシートの表裏面に布地がコーティングされた第1、第2のシート材を用いているので、防水構造となり、伸縮も可能で足にフィットし易く、しかも足との接触面には布地が用いられているので、肌触りもよい。
更に、靴底の底部に滑り止め突起が形成されているので、摩擦係数の比較的小さい物の上であっても歩くことができる。
靴底の周囲と足覆いとの固定は、接着剤による接合に加えて縫合によって行われているので、丈夫で分離しにくい。
かつ足通し用の開口部の周囲の第2のシート材には補強部材が設けられているので破れ難い。
更に、布地の色は任意に選択できるので、色彩豊かな靴を提供できる。
特に、第2の考案に係る靴は、補強部材を第2のシート材の上側端部を内側に折り返して、この折り返した上側端部を第2のシート材の非折り返し部分に縫合固定して形成しているので、製造が容易である。
第3の考案に係る靴は、補強部材を、第2のシート材の上側端部に、帯状布を被せ、帯状布を第2のシート材の上側端部に縫合し、縫合した帯状布によって形成しているので、丈夫である他、装飾性を高めることができる。
第4の考案に係る靴は、帯状布が、開口部から更に前側に延長し、りぼん形状となっているので、装飾性を高める。
第5の考案に係る靴は、足覆いが、左右に分割された第2のシート材を、靴の前後の中央位置で、接着剤接合と縫合によって連結して形成されているので、第2のシート材がより有効に利用できる。更に、足覆いの前後の中央位置を縫合しているので、装飾性が増し、接着剤接合によって水シール性が増す。
そして、第6の考案に係る靴は、足覆いが、一枚の第2のシート材を湾曲させて、靴の後部中央で接着剤接合と縫合によって連結して形成されているので、足覆いの前側に接合箇所がなくなり、製造がより容易となる。
(A)は本考案の第1の実施の形態に係る靴の平面図、(B)は図1(A)における矢視A−A’断面図、(C)は図1(A)における矢視B−B’断面図、(D)は図1(A)における矢視C−C’断面図である。 同靴の底面図である。 同靴の斜視図である。 (A)は本考案の第2の実施の形態に係る靴の平面図、(B)は図4(A)における矢視A−A’断面図、(C)は図4(A)における矢視B−B’断面図である。 同靴の底面図である。 同靴の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照し、本考案を具体化した実施の形態について説明する。
図1(A)〜(D)、図2、図3に示すように、本考案の第1の実施の形態に係る靴10は、足裏形状をした靴底11と、靴底11の周囲に下側端部が固定された足覆い12とを有し、更に足覆い12の後側上部には足通し用の開口部13が形成されている。以下、これらについて詳しく説明する。
靴底11及び足覆い12には、それぞれ厚みが1.5〜3mm(例えば、2mm)の合成ゴムシート(例えば、クロロプレンゴム)14、15の表裏面に布地の一例であるジャージ16〜19がコーティングされた伸縮性を有する第1、第2のシート材21、22を使用している。足覆い12の主要部を構成する第2のシート材22は左右に分離され、図1(B)の拡大図に示すように、前後の中央位置で接合部22a、21aによって接合されている。接合部22a、21aは防水性及び強度を確保するために、接着剤と縫合(糸24による掬い縫い)によって接合されている。
そして、靴底11の周囲と足覆い12の下端部との固定は、第2のシート材22の接合と同様、ゴム系接着剤を用いて合成ゴムシート14、15の切断端部を向かい合わせて接合し、その上から十分な強度を有する合成樹脂製の糸(例えば、ナイロン等)24を用いて掬い縫いを行っている。なお、靴底11の周囲と第2のシート材22の下側端部との縫合は、糸24が合成ゴムシート14、15の外側半分の厚みを通るようにして行われ、内側半分には糸通し孔を設けないようにするのが好ましく、これによって、防水性を確保できると共に、接合部分の強度を確保できる。
そして、図2に示すように、靴底11の底部には滑り止め突起23を有している。この滑り止め突起23の形成にあっては、液状の合成ゴムラテックスを、靴底11の一部(内側)を形成する第1のシート材21の底面に塗布して乾燥し、更に液状の合成ゴムラテックスをその表面に塗布して乾燥する作業を複数回行い、複数層の固化した合成ゴムラテックス層(厚みが2〜5mm)23aを形成する。なお、合成ゴムラテックス層23aは、第1、第2のシート材21、22の接合部分を覆い、防水性を確保している。
次に、この合成ゴムラテックス層23aにプレスによって滑り止め突起23を形成している。プレスは必要に応じて加熱処理した金型を使用する。滑り止め突起23の形状は任意であるが、この実施の形態においては、格子状の溝26を縦横に走らせ、溝26の間に矩形の突起27を形成し、矩形の突起27内に更に凹凸を形成している。
足覆い12の上部に設けられている開口部13は、開口部13の周囲の第2のシート材22の上側端部を内側に折り返し、この折り返した上側端部を第2のシート材22の非折り返し部分に糸29で固定している。なお、第2のシート材22を折り返して開口部13を形成する部分が補強部材となる。この場合の縫い方は糸29が裏側まで貫通する縫い方であってもよいし、掬い縫いであってもよいが、開口部13は伸縮するので、開口部13を拡げた場合、糸29の縫い目が広がるように、ジグザグ縫い又は横縫いをするのが好ましい。
続いて、図4(A)、(B)、(C)、図5及び図6を参照して本考案の第2の実施の形態に係る靴30について説明するが、上記した靴10と同一の構成要素については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
第2の実施の形態に係る靴30は、足裏形状をした靴底31と、靴底31の周囲に下側端部が固定された足覆い32とを有し、更に足覆い32の後側上部には足通し用の開口部33が形成されている。
靴底31及び足覆い32に、それぞれ厚みが1.5〜3mm(例えば、2mm)の例えばクロロプレンゴム等からなる合成ゴムシート14、15の表裏面に布地の一例であるジャージ16〜19がそれぞれコーティングされた第1、第2のシート材21、22を用い、靴底31の周囲と足覆い32の下側端部との固定は、接着剤による接合に加えて縫合によって行われ、かつ靴底31の底部には、滑り止め突起34を有する固化した合成ゴムラテックス層35を有している。そして、足通し用の開口部33の周囲の第2のシート材22には補強部材の一例である伸縮性を有する帯状布37が設けられている。
この実施の形態においては、足覆い32は一枚の第2のシート材22からなって、下端部を靴底31を形成する第1のシート材21に対向状態で当接して接着剤と縫合(糸35aを使用)により接合した状態で、湾曲させて靴覆い32を形成し、靴30の後部中央で両端部が連結接合して接合部21aを形成している。第2のシート材22の両端部の接合は、合成ゴムシート14、15の端部をゴム系の接着剤で接合した後、合成ゴムシート14、15を糸が貫通しない掬い縫いによって縫合している。ここで、接着剤は水漏れを防止し、縫合は接合強度を向上させる。
靴底31の底部には滑り止め突起34が形成された合成ゴムラテックス層35を有している。この場合、合成ゴムラテックス層35の形成は第1の実施の形態に係る靴10と同様である。この合成ゴムラテックス層35は靴底31と足覆い32の下端部との接合部分を完全に覆い、接合部分からの水の浸入がないようにしている。更に、この靴30において、合成ゴムラテックス層35の周囲は強固な糸35bを掬い縫いして合成ゴムラテックス層35が第1のシート材21から剥がれないようにしている。なお、糸35bによる縫合は省略してもよい。
開口部33の周囲の帯状布37はテープ状の伸縮性を有する合成繊維からなって、第2のシート材22の上側端部を覆った状態で縫合されている。この場合の縫合は、縫合に使用した糸が帯状布37の外側、第2のシート材22の上側端部、及び帯状布37の内側を貫通している。帯状布37は、開口部33の全周より長く、余剰な部分は開口部33の前側端部でりぼん結び39(即ち、りぼん形状)にして装飾性を高めている。
本考案は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。
前記実施の形態においては、靴底の底部に正面視して多数の矩形状の滑り止め突起を設けたが、多数の円形、楕円形、その他角形等の滑り止め突起であってもよいし、場合によって多数の凹部によって滑り止め突起を形成してもよい。
10:靴、11:靴底、12:足覆い、13:開口部、14、15:合成ゴムシート、16〜19:ジャージ、21:第1のシート材、22:第2のシート材、21a、22a:接合部、23:滑り止め突起、23a:合成ゴムラテックス層、24:糸、26:溝、27:突起、29:糸、30:靴、31:靴底、32:足覆い、33:開口部、34:滑り止め突起、35:合成ゴムラテックス層、35a、35b:糸、37:帯状布、39:りぼん結び

Claims (6)

  1. 足裏形状をした靴底と、該靴底の周囲に下側端部が固定された足覆いとを有し、更に前記足覆いの後側上部には足通し用の開口部が形成された靴において、
    前記靴底及び前記足覆いに、厚みが1.5〜3mmの合成ゴムシートの表裏面に布地がコーティングされた第1、第2のシート材を用い、
    前記靴底の周囲と前記足覆いとの固定は、接着剤による接合に加えて縫合によって行われ、かつ前記靴底の底部には、滑り止め突起が形成されて固化した合成ゴムラテックス層が形成され、前記開口部の周囲の前記第2のシート材には補強部材が設けられていることを特徴とする靴。
  2. 請求項1記載の靴において、前記補強部材は、前記第2のシート材の上側端部を内側に折り返して、該折り返した上側端部を該第2のシート材の非折り返し部分に縫合固定して形成していることを特徴とする靴。
  3. 請求項1記載の靴において、前記補強部材は、前記第2のシート材の上側端部に、伸縮性を有する帯状布を被せ、該帯状布を前記第2のシート材の上側端部に縫合し、縫合した前記帯状布によって形成していることを特徴とする靴。
  4. 請求項3記載の靴において、前記帯状布は、前記開口部から更に前側に延長し、りぼん形状となっていることを特徴とする靴。
  5. 請求項1〜4のいずれか1記載の靴において、前記足覆いは、左右に分割された前記第2のシート材を、該靴の前後の中央位置で、接着剤接合と縫合によって連結して形成されていることを特徴とする靴。
  6. 請求項1〜4のいずれか1記載の靴において、前記足覆いは、一枚の前記第2のシート材を湾曲させて、該靴の後部中央で接着剤接合と縫合によって連結して形成されていることを特徴とする靴。
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