JP3195490B2 - 篩ユニット - Google Patents

篩ユニット

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JP3195490B2 JP04051194A JP4051194A JP3195490B2 JP 3195490 B2 JP3195490 B2 JP 3195490B2 JP 04051194 A JP04051194 A JP 04051194A JP 4051194 A JP4051194 A JP 4051194A JP 3195490 B2 JP3195490 B2 JP 3195490B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、篩ユニットに関するも
のであり、詳しくは、製粉などに使用する多層篩装置の
一層を構成する篩ユニットであって、精製粉体への微小
昆虫などの混入を防止することが出来る改良された篩ユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、小麦や飼料などの製粉において
は、篩面積が大きいことや種々の粗さの篩網を容易に組
み合わせることが出来る等の利点から、篩網を水平に張
設した篩ユニットを多段に積み重ね、斯かる積み重ね体
に振動を与えて篩分けを行う所謂シフターと称する多層
篩装置が使用される。多層篩装置を構成する従来の篩ユ
ニットは、例えば、特公昭59−6709号公報に粉体
用篩網として記載されており、篩網を張設する内枠と粉
体の排出流路を形成する外枠とがそれぞれ合成樹脂にて
構成され、樹脂の弾性などを利用することにより、内枠
と外枠との嵌合部の密着性を向上させて粉体の漏れを防
止するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
篩ユニットは、内枠と外枠との嵌め合わせによって構成
されるため、その気密性が必ずしも十分とはいえず、例
えば、原料の流通過程において混入した穀象虫などの微
小昆虫が嵌合部分の僅かな隙間を経て、原料粉体側の経
路から精製粉体側の経路へ進入する場合もあり、精製工
程数の削減や精製粉体の検査の簡素化などを図れないと
いう問題がある。
【0004】本発明は、上記の実情に鑑みなされたもの
であり、その目的は、製粉などに使用する多層篩装置の
一層を構成する篩ユニットであって、原料粉体の流路と
精製粉体の流路とを各別に気密に構成することが出来、
精製粉体への微小昆虫などの混入を防止することが出来
る改良された篩ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の篩ユニットは、多層篩装置の一層を構成
する篩ユニットであって、上段側の原料粉体篩板と下段
側の精製粉体排出板とを重畳して構成され、原料粉体篩
板は、上面側に篩網が配置される篩穴と、篩網を通過し
なかった原料粉体の落下用に当該篩穴に隣接して設けら
た上下貫通の原料粉体落下用開口(一方の開口)と、
篩網を通過した精製粉体の落下用に当該篩穴に隣接して
設けられた上下貫通の精製粉体落下用開口(他方の開
口)とを備え、精製粉体排出板は、篩穴に重畳する位置
に設けられた底面を有する凹部と、前記原料粉体落下用
開口に重畳する位置に設けられた上下貫通の第1の開口
と、前記精製粉体落下用開口に重畳する位置に設けられ
上下貫通の第2の開口とを備え、かつ前記第2の開口
を前記凹部の空間に連通するように設けることで、原料
粉体落下用開口と第1の開口が原料粉体落下流路を形成
し、前記凹部,精製粉体落下用開口及び第2の開口が精
製粉体落下流路を形成し、しかも、前記第1の開口を包
囲して原料粉体落下流路を周囲から遮蔽するシール材を
前記原料粉体篩板と精製粉体排出板の間に設けると共
に、前記凹部と第2の開口を併せて包囲して精製粉体落
下流路を周囲から遮蔽するシール材を原料粉体篩板と精
製粉体排出板の間に設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】篩網を通過した精製粉体は、篩穴を通じて精製
粉体排出板の凹部へ落下し、凹部に連続して設けられた
第2の開口から排出される。一方、篩網を通過しなかっ
た原料粉体は、原料粉体篩板の一方の開口に溢出し、精
製粉体排出板の第1の開口から排出される。その際、原
料粉体篩板および精製粉体排出板の間において上記の特
定の位置に配設されたシール材は、原料粉体落下流路を
形成する原料粉体篩板の一方の開口と精製粉体排出板の
第1の開口との連続部分、および、精製粉体落下流路を
形成する原料粉体篩板の他方の開口と精製粉体排出板の
第2の開口との連続部分を各別に遮蔽する。
【0007】
【実施例】本発明の篩ユニットの実施例を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の篩ユニットの全体構造を
示す一部破断斜視図である。図2は、図1におけるII−
II矢視断面図である。図3は、図1におけるIII −III
矢視断面図である。
【0008】本発明の篩ユニットは、図1に示す様に、
多層篩装置の一層を構成する篩ユニットであって、上段
側の原料粉体篩板(1)と下段側の精製粉体排出板
(2)を重畳して構成され、原料粉体篩板(1)は、上
面側に篩網(3)が配置される篩穴(10)と、当該篩
穴に隣接して設けられた2つの開口(11)、(12)
とを備え、精製粉体排出板(2)は、篩穴(10)に重
畳する位置に設けられた凹部(20)と、一方の開口
(11)に重畳する位置に設けられた第1の開口(2
1)と、他方の開口(12)に重畳する位置に凹部(2
0)に連続して設けられた第2の開口(22)とを備え
ている。そして、図2及び図3に示す様に、原料粉体篩
板(1)と精製粉体排出板(2)との間には、第1の開
口(21)の周囲および第2の開口(22)を含む凹部
(20)の周囲を各々に包囲する状態でシール材(7)
が配設される。
【0009】原料粉体篩板(1)、精製粉体排出板
(2)は、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン樹脂、
ポリスチレン等の熱可塑性樹脂を主成分とする合成樹脂
材料にて、射出成形により外形を例えば矩形平板状に一
体的に形成される。原料粉体篩板(1)、精製粉体排出
板(2)の各板厚は、後述するクリーナー(4)の飛跳
空間の高さ及び凹部(20)の深さ等を勘案して適宜に
設定される。
【0010】図1に示す様に、原料粉体篩板(1)に
は、その略中央に例えば略正方形の篩穴(10)が開設
され、当該篩穴に隣接して例えば略長方形の2つの開口
(11)、(12)が開設される。篩穴(10)は、篩
網(3)によって篩分けされた精製粉体を落下させる穴
である。一方の開口(11)は、篩網(3)を通過しな
かった溢出粉体を下方へ落下させる穴であり、通常は篩
穴(10)の1辺に沿って設けられる。また、他方の開
口(12)は、上層の他のユニットで排出された精製粉
体を下方へ落下させる穴であり、通常は篩穴(10)の
他の平行な2辺に沿って2箇所に設けられる。
【0011】篩穴(10)の上面に配置される篩網
(3)は、例えばナイロン等の樹脂材料にて、用途に応
じて適宜の粗さに形成された一般に使用される篩網であ
る。斯かる篩網(3)の取付け構造は、張り替えなどの
保守管理が容易であり且つ篩穴(10)の内部へ微小昆
虫などが混入しない構造であることが必要である。具体
的には、図2又は図3に示す様に、篩網(3)の周縁
は、篩穴(10)の周囲に形成された溝部に挿入され且
つ当該溝部に内挿されたシール材(8)にて固定され
る。すなわち、篩網(3)は、その周縁をシール材
(8)によって溝部に押さえ込まれて固定される。シー
ル材(8)としては、上記の溝部に密着し得る塩化ビニ
ル等の樹脂やCR、NBR等の各種ゴムなどの柔軟な材
料が使用される。
【0012】また、原料粉体篩板(1)においては、図
2又は図3に示す様に、通常、篩穴(10)の下側面に
格子(13)が設けられ、篩網(3)と格子(13)と
の間が図1に示すクリーナー(4)の飛跳空間(14)
とされる。クリーナー(4)は、図1に示す様に、例え
ば硬質の樹脂材料にて短軸の略三角柱状に形成された重
りであり、図2又は図3の飛跳空間(篩穴(10)の内
部)にあって振動により不規則な運動を行い、篩網
(3)に適当に衝突して当該篩網の目詰まりを防止する
ものである。
【0013】上記の篩穴(10)と他方の開口(1
2)、(12)とは、図3に示す様に、これらの間に形
成される梁(17)、(17)によって仕切られ、ま
た、篩穴(10)と一方の開口(11)とは、図2に示
す様に、梁(17)、(17)に架設された状態に形成
される梁(15)によって仕切られる。そして、一方の
開口(11)側に位置する梁(15)の上縁部は傾斜面
(15s)に形成されており、篩網(3)を通過しなか
った原料粉体が円滑に溢出する様に構成されている。な
お、上記の篩穴(10)、開口(11)、(12)の各
開口面積は、配置される篩網(3)の透過効率や積層段
数などの条件によって調整される。
【0014】また、図1に示す様に、精製粉体排出板
(2)には、その略中央に篩穴(10)と略同様の開口
形状を有する凹部(20)が設けられ、上記の開口(1
1)、(12)とそれぞれ略同様の開口形状を有する第
1の開口(21)、第2の開口(22)が凹部(20)
に隣接して開設される。凹部(20)は篩穴(10)に
落下した精製粉体を一時的に収容する収容空間を形成す
るものであり、また、第1の開口(21)は溢出粉体を
下方へ落下させる穴である。そして、第2の開口(2
2)は、上層の他の篩ユニットで排出された精製粉体と
共に、篩網(3)を通過して凹部(20)に落下した精
製粉体を更に下方へ落下させる穴であり、凹部(20)
との間を仕切られることなく当該凹部と連続して設けら
れる。
【0015】凹部(20)は、図2に示す様に、精製粉
体排出板(2)の厚みに対して浅い深さとされて当該凹
部の下方に第1の開口(21)へ通じる空間部が形成さ
れ、そして、一方の開口(11)に溢出して第1の開口
(21)に落下した原料粉体が下層の他の篩ユニットに
対して適宜に分散供給される様に構成される。すなわ
ち、凹部(20)は、精製粉体排出板(2)の上部に形
成されて当該凹部と第1の開口(21)とを仕切る梁状
側壁(25)と、当該梁状側壁から第1の開口(21)
と反対側の精製粉体排出板(2)の側壁へ架設された底
板(26)とから構成され、底板(26)の下方は、第
1の開口(21)へ通じる上記の空間部とされる。
【0016】また、凹部(20)の底面を構成する底板
(26)は、図3に示す様に、双方の第2の開口(2
2)、(22)の中間部分を頂点として、各第2の開口
(22)、(22)へ向かうに従い下降する傾斜面に形
成されているのが好ましく、斯かる凹部(20)の底面
の構成により、落下した精製粉体の排出を一層円滑に行
うことが出来る。また、上述した様に、凹部(20)の
各第2の開口(22)側は各々に開放されされており、
そして、底板(26)の開放側の両端縁の下面側には、
各第2の開口(22)、(22)と第1の開口(21)
へ通じる上記の空間部とを仕切る梁(27)、(27)
が形成されている。なお、図1及び図3中の符号(2
4)は、底板(26)を補強するため、当該底板に付設
されたセンターリブを示し、斯かるセンターリブは図2
では省略されている。
【0017】上記の様に構成された原料粉体篩板(1)
と精製粉体排出板(2)とを重畳させた場合、図2に示
す様に、原料粉体篩板(1)の一方の開口(11)及び
精製粉体排出板(2)の第1の開口(21)は、篩網
(3)を通過することなく溢出した原料粉体を落下させ
て下層の他の篩ユニット(図示せず)へ供給する原料粉
体落下流路を形成する。また、図3に示す様に、原料粉
体篩板(1)の他方の開口(12)及び精製粉体排出板
(2)の第2の開口(22)は、篩網(3)を通過して
凹部(20)に落下した精製粉体および上層の他の篩ユ
ニット(図示せず)から排出された精製粉体を更に落下
させて適宜の排出手段へ供給する精製粉体落下流路を形
成する。
【0018】本発明においては、盤面が平坦に形成され
た原料粉体篩板(1)と精製粉体排出板(2)との間に
シール材(7)を介装することにより、上記の原料粉体
落下流路と凹部(20)を含む精製粉体落下流路を各々
に遮蔽することが出来、精製粉体への原料粉体の混入は
勿論、微小昆虫などの混入を完全に防止することが出来
る。シール材(7)は、図2及び図3に示す様に、例え
ばCR、NBR等の各種ゴムなどの軟弾性材料にて偏平
帯状(ガスケット状)に形成され、第1の開口(21)
の周囲および第2の開口(22)を含む凹部(20)の
周囲を各々に包囲する状態で配設される。なお、シール
材(7)は、精製粉体排出板(2)の上面に対し、各種
の接着剤を使用するなどして固定してもよいが、原料粉
体篩板(1)と精製粉体排出板(2)とによって単に挟
持するだけでもよい。
【0019】また、本発明の篩ユニットは、通常、複数
積み重ねられるが、その場合、原料粉体篩板(1)の上
面には、図1に示す様に、シール材(7)と同様に形成
されたシール材(5)が配設される。シール材(5)
は、篩穴(10)を含む一方の開口(11)の周囲およ
び他方の開口(12)の周囲を各々に包囲する状態で配
置される。なお、シール材(7)、(5)は、円形や楕
円形などの他の断面形状に形成することも出来、また、
その配置方法は、原料粉体の流路と精製粉体の流路とを
各々に遮蔽してそれらを独立させ得る種々の配置方法を
採用することが出来る。
【0020】本発明の篩ユニットは、一層でも使用する
ことが出来るが、通常は多層に積み重ねられて使用され
る。その場合、最上段の篩ユニットにおける原料粉体篩
板(1)の他方の開口(12)、(12)だけは適当に
封止され、しかも、図1又は図2に示す原料粉体篩板
(1)の一方の開口(11)及び精製粉体排出板(2)
の第1の開口(21)(原料粉体落下流路)が、上下の
篩ユニットにおいて互いに対向する位置となる様に交互
に積み重ねられ、そして、外部から振動が加えられる。
これにより、各篩ユニットの原料粉体落下流路を通じ、
最上段の篩ユニットに供給した原料粉体を下方へ流下さ
せつつ各篩ユニットへ順次に供給して精製することが出
来、篩ユニットの積み重ね数に応じた処理能力を発揮さ
せることが出来る。
【0021】各篩ユニットにおける具体的な精製工程を
説明すると、篩分けされる原料粉体は、原料粉体篩板
(1)の篩穴(10)の上面に配置された篩網(3)の
上面へ供給される。篩網(3)を通過した精製粉体は、
篩穴(10)に重畳する精製粉体排出板(2)の凹部
(20)へ落下する。凹部(20)へ落下した精製粉体
は、当該凹部に連続して開設されて精製粉体落下流路を
形成する第2の開口(22)、(22)へ排出される。
なお、上層の他の篩ユニットにおいて排出された精製粉
体も、原料粉体篩板(1)の他方の開口(12)、(1
2)を通じ、精製粉体排出板(2)の第2の開口(2
2)、(22)へ排出される。
【0022】一方、篩網(3)を通過しなかった原料粉
体は、原料粉体篩板(1)の一方の開口(11)に溢出
する。溢出した原料粉体は、一方の開口(11)に重畳
して原料粉体落下流路を形成する精製粉体排出板(2)
の第1の開口(21)へ排出され、例えば、下層に位置
する他の篩ユニットの篩網へ再び供給される。
【0023】その際、原料粉体篩板(1)および精製粉
体排出板(2)の間において特定の位置に配設されたシ
ール材(7)は、原料粉体落下流路を形成する原料粉体
篩板(1)の一方の開口(11)と精製粉体排出板
(2)の第1の開口(21)との連続部分を遮蔽し、且
つ、精製粉体落下流路を形成する原料粉体篩板(1)の
他方の開口(12)、(12)と精製粉体排出板(2)
の第2の開口(22)、(22)との連続部分を遮蔽す
る。また、原料粉体篩板(1)の上面において特定の位
置に配設されたシール材(5)は、上層の他の篩ユニッ
トとの間において、篩穴(10)を含む一方の開口(1
1)及び他方の開口(12)と上層の他の篩ユニットと
の連続部分を各別に遮蔽する。
【0024】すなわち、本発明の篩ユニットにおいて
は、原料粉体篩板(1)と精製粉体排出板(2)との2
枚をシール材(7)を介して重畳させており、原料粉体
の流路と精製粉体の流路とを各別に気密に構成すること
が出来るため、原料粉体の精製粉体への混入は勿論、例
え、原料粉体の貯蔵や輸送などの流通過程にて微小昆虫
が進入した場合も、当該微小昆虫の精製粉体への混入を
完全に防止することが出来る。その結果、精製工程数の
削減や精製粉体の検査の簡素化などを図ることも出来
る。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、製粉などに使用する多
層篩装置の一層を構成する篩ユニットにおいて、原料粉
体の流路と精製粉体の流路とを各別に気密に構成するこ
とが出来、精製粉体への微小昆虫などの混入を防止する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の篩ユニットの全体構造を示す一部破断
斜視図である。
【図2】図1におけるII−II矢視断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 矢視断面図である。
【符号の説明】 1:原料粉体篩板 10:篩穴 11:開口 12:開口 13:格子 2:精製粉体排出板 20:凹部 21:第1の開口 22:第2の開口 3:篩網 4:クリーナー 5:シール材 7:シール材 8:シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−88666(JP,A) 特開 平6−320111(JP,A) 実開 昭58−67581(JP,U) 特表 平6−507119(JP,A) 米国特許3565251(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層篩装置の一層を構成する篩ユニット
    であって、上段側の原料粉体篩板(1)と下段側の精製
    粉体排出板(2)を重畳して構成され、原料粉体篩板
    (1)は、上面側に篩網(3)が配置される篩穴(1
    0)と、篩網(3)を通過しなかった原料粉体の落下用
    篩穴(10)に隣接して設けられた上下貫通の原料粉
    体落下用開口(11)と、篩網(3)を通過した精製粉
    体の落下用に篩穴(10)に隣接して設けられた上下貫
    通の精製粉体落下用開口(12)とを備え、精製粉体排
    出板(2)は、篩穴(10)に重畳する位置に設けられ
    底面を有する凹部(20)と、前記原料粉体落下用
    口(11)に重畳する位置に設けられた上下貫通の第1
    の開口(21)と、前記精製粉体落下用開口(12)に
    重畳する位置に設けられた上下貫通の第2の開口(2
    2)とを備え、かつ前記第2の開口(22)を前記凹部
    (20)の空間に連通するように設けることで、原料粉
    体落下用開口(11)と第1の開口(21)が原料粉体
    落下流路を形成し、前記凹部(20),精製粉体落下用
    開口(12)及び第2の開口(22)が精製粉体落下流
    路を形成し、しかも、前記第1の開口(21)を包囲し
    て原料粉体落下流路を周囲から遮蔽するシール材(7)
    を前記原料粉体篩板(1)と精製粉体排出板(2)の間
    設けると共に、前記凹部(20)と第2の開口(2
    2)を併せて包囲して精製粉体落下流路を周囲から遮蔽
    するシール材(7)を原料粉体篩板(1)と精製粉体排
    出板(2)の間に設けたことを特徴とする篩ユニット。
  2. 【請求項2】 篩網(3)の周縁は、篩穴(10)の周
    囲に形成された溝部に挿入され且つ当該溝部に内挿され
    たシール材(8)にて固定されている請求項1に記載の
    篩ユニット。
  3. 【請求項3】 凹部(20)の底面は、第2の開口(2
    2)に向かうに従い下降する傾斜面に形成されている請
    求項1又は2に記載の篩ユニット。
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