JP3195472U - 格子金網の組フレーム - Google Patents

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昌宏 杉江
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Abstract

【課題】格子金網に容易に且つ外観良く組み付け、いつまでも建物の外壁が汚れないよう雨水が良好に排水処理される格子金網の組フレームを提供する。【解決手段】格子金網Nを二枚合わせに挟む一対の押出形材1からなり、両形材は、リブ構造が内部形成される中空であって、厚肉に形成される中央部壁7aを中心に、格子金網の横線材が納まり得る凹溝5を上下対称に凹凸に形成される。外側壁と両凹溝の底面との間の内空間にそれぞれ連結リブ11が介在され、内側壁のうちの両連結リブの支点間が弾性変形し得る架橋片27として形成される。架橋片の幅中央の厚肉部に、一方の形材では締めビスの螺入用ネジ孔25を、他方の形材では通し孔23をそれぞれ設け、該他方の形材に設けた掛止孔と通し孔からネジ孔に締めビス19を螺入することにより、架橋片が縦線材をその弾力で締め付ける。【選択図】図1

Description

この考案は、棒状の線材の交差部を溶接してなる格子金網に、例えば上下両端の胴縁、中間の中桟、更には両側端の縦桟や縦框等が組み付けられる場合、それら胴縁や中桟等としての格子金網の組フレームに関する。
格子金網は、一般的には、野外に囲みとなるフェンスとして多用されているが、本出願人においては、この格子金網に、建築物の外壁を覆う美装パネルとしてデザイン的に好適に使用できるという、フェンスとは全く異なるデザイン的機能を見出し、その美的用途の実現のために、建築物の支柱等に連結する胴縁、中桟、框等として使用する組フレームの開発に着眼した。
格子金網を一般的なフェンスとする場合は、上端部に線材の曲げ方で、筒網形の胴縁状部が一体に形成されたものが現在多用される。また、別部材の胴縁を備えたフェンスの設置も存在する。いずれにしても、野さらしに設置されるので、フェンスでは胴縁に後記するような雨水の排水処理機能が求められることはなかった。
従来、フェンスの場合であるが、胴縁には、一本型の簡単なアングル等が使用されることが多かった。しかし、上端部にアルミ押出形材を二枚合わせに組み付けて胴縁を組み付ける提案がある(特許文献1)。これによると、図5に示すように二枚の形材50,50は縦線材51を挟むと同時に横線材52が納まる結合のための凹溝53が設けられており、この状態でネジ56でビス止めされるもので、縦線材51の太さで両形材50,50間に間隔54が生じ、この間隔は、上下に抜けているが、雨水の排水を意図するものではなく構造上必然的に生じているものであった。
特開2006−214230号公報
いずれにしても、従来、格子金網がデザイン的に美粧パネルとして使用されることはなかった。また、フェンスとして使用される場合でも、二枚の形材50,50をビスで締めると、両縦線材51、51間で(長手方向に対して)湾曲するため、近づいて見ると体裁が良くないという問題があった。殊に、建築物に美粧パネルとして使用することについて考察し、雨水を受け流すことにより建築物の壁面を汚さないよう組フレームの間隔を排水溝に利用することを考えると、ビスの締め付けで排水溝が排水上不本意に狭まるという問題があった。
上記のような実情に鑑みて、この考案は、形材を二枚合わせにして格子金網に容易に且つ外観良く組み付け、その組み付ける力を確実に保持できることができることはもちろん、金網を伝って流下する雨水が形材の上面に溢れることなく排水されるので、いつまでも建物の外壁が汚れないよう雨水が良好に排水処理される格子金網の組フレームを提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この考案は、棒状の縦横線材が交差し結合されてなる格子金網を二枚合わせに挟む対象又はほゞ対象断面形状の一対の押出形材からなり、両形材は、内外両側壁間にリブ構造が内部形成される中空であって、両方で相対向する内側壁の対面が互いに平行な仮想の垂直線に沿った凹凸断続面であって、この断続面は、厚肉に形成される中央部壁を中心に、格子金網の横線材が納まり得る凹溝を上下対称に設けることにより凹凸に形成され、外側壁と両凹溝の底面との間の内空間にそれぞれ前記リブ構造として連結リブが介在され、内側壁のうちの両連結リブの支点間が弾性変形し得る架橋片として形成され、架橋片の幅中央の前記厚肉部に、一方の形材では締めビスの螺入用ネジ孔を、他方の形材では通し孔をそれぞれ設け、該他方の形材に設けた掛止孔と通し孔からネジ孔に締めビスを螺入することにより、前記架橋片が連結リブの支点間の幅方向に対して弾性変形して縦線材をその弾力で締め付け得るよう構成したことを特徴とする格子金網の組フレームを提供する。
格子金網の組フレームを上記のように構成したから、締めネジで両形材の間を締め合せたときには、連結リブの支点間で幅面に対して湾曲し、内部湾曲による吸収により外部での湾曲への波及が抑制される。そして、内部弾性変形により縦線材を強く安定して締め付け、格子金網と一体に結合する。これで、両形材間に雨水を通す間隔が安定していつまでも保持される。
以上説明したように、この考案の格子金網の組フレームによれば、形材を二枚合わせにして格子金網に容易に組み付け、この時、外観的に変形しなくいつまでも美的に保持され、その組み付ける力を弾性変形に伴う弾力で確実に保持できるために、格子金網をフェンスとしてばかりか、建築物の外装材として強固に取り付け、形材間の間隔がほゞストレートに保持され、雨水が内部に溜め込まれたり、溢れたりすることはなく、建築物の外装材の取付けとして使用して、格子金網に斬新なデザイン性を発揮させることができるという優れた効果がある。
この考案による格子金網の組フレームを示す分解斜視図である。 格子金網の上端と中間に胴縁と中桟として組み付けた状態を示す同組フレームの断面図である。 同組フレームにより小屋の壁面に格子金網を貼りつけた状態を示す正面図である。 同組フレームの一部について、締めビスによる弾性変形する状態を説明しやすく仮想線で誇張して示す断面説明図である。 従来例の説明図である。
この考案の格子金網の組フレームは、格子金網をフェンスとしてばかりでなく、建築物の外壁に美装パネルとして使用するのに有効に使用できるものである。実施例は、建物の外壁パネル10に沿って並列に格子金網Nを張着した場合を示すが、直列の場合にも好適に使用できる。
図面は、建築物Hの外壁において格子金網Nに上下に胴縁として、中間に中桟として使用した場合を示す(図2、図3参照)。
組フレームPは、左右対称(同一断面)である一対のアルミ押出形材1,1の二つ合わせからなり、該両形材1,1は、内部にリブ構造を備えた中空の矩形断面であって、内側壁7,7において、相対向する内面を互いに平行な垂直線S,Sに沿って垂直に形成するとともに、巾中心位置を中心に上下対称に凹溝5,5を設けたもので、両凹溝5,5間の中央部壁7aが厚肉に形成され、両凹溝5,5の各外側が中央部壁7aとほゞ同幅の縁幅面7a、7aとして形成される。つまり、形材1の内面は、縁幅面7b、凹溝5、中央部壁7a、凹溝5、縁幅面7bとがほゞ同幅となる断続面となっている。
しかし、平行な同一垂直線S、Sに面一となる同一対向面であるので、組立ビス4の締めにより、格子金網Nの縦線材21を均一に挟みその太さで落下排水溝となる間隔3が両形材1,1の間に保持される。
形材1の内部リブ構造については、外側壁9と凹溝5,5の底壁との間に両方を接続する連結リブ11,11を設け、連結リブ11,11に外側壁9とも一体となるビスポケット13,13が形成される。このビスポケット13,13は、建物Hの支柱14に組フレームPをビス止めするために使用される。なお、支柱14に連結補助基板が固着され、それにビスの通し孔が設けられている。
両形材1,1のうちの一方には、外側壁9の巾中心に皿ビス19が通される皿孔18を、中央部壁7aに通し孔23をそれぞれ設け、他方の形材1には、中央部壁7aにネジ孔25が穿設される。
両形材1,1を皿ビス19で締めあわせるには、その間に格子金網Nを挟みながら、皿ビス19を皿孔18から通し孔23に通しながら、他方の形材1のネジ孔25に螺入し、両形材1,1を締め合せながら横線材22を一方の形材1の凹溝5に嵌める。そうすると、両形材1,1が面一の断続面で縦線材21を内部弾性変形に伴う弾力で押え締め付けるので、凹溝5と横線材22との結合とも相まって非常に強力な結合状態を保持する。
内部弾性変形については、図4に示すように、連結リブ11,11の間の幅Wの幅広い架橋片27を有し、その中央にネジ孔25を有するため、皿ビス19との結合で生じるネジの倍力で矢印に示すように、二点鎖線の弾性変形が架橋片27に生じ(図4に矢印及び二点鎖線参照)、その弾性変形で縦線材21を強く挟むことになる。したがって、ビス19の締めでの変形が内部で吸収され外面には表れない。
P 格子金網の組フレーム
N 格子金網
S 仮想垂直線
1 形材
3 間隔
5 凹溝
7 内側壁
7a 中央部壁
7b 縁幅面
9 外側壁
11 連結リブ
13 ビスポケット
18 掛止孔としての皿孔
19 締めビス
21 縦線材
22 横線材
23 通し孔
25 ネジ孔
27 架橋片

Claims (3)

  1. 棒状の縦横線材が交差し結合されてなる格子金網を二枚合わせに挟む対象又はほゞ対象断面形状の一対の押出形材からなり、両形材は、内外両側壁間にリブ構造が内部形成される中空であって、両方で相対向する内側壁の対面が互いに平行な仮想の垂直線に沿った凹凸断続面であって、この断続面は、厚肉に形成される中央部壁を中心に、格子金網の横線材が納まり得る凹溝を上下対称に設けることにより凹凸に形成され、外側壁と両凹溝の底面との間の内空間にそれぞれ前記リブ構造として連結リブが介在され、内側壁のうちの両連結リブの支点間が弾性変形し得る架橋片として形成され、架橋片の幅中央の前記厚肉部に、一方の形材では締めビスの螺入用ネジ孔を、他方の形材では通し孔をそれぞれ設け、該他方の形材に設けた掛止孔と通し孔からネジ孔に締めビスを螺入することにより、前記架橋片が連結リブの支点間の幅方向に対して弾性変形して縦線材をその弾力で締め付け得るよう構成したことを特徴とする格子金網の組フレーム。
  2. 両連結リブに外側壁と一体に、支柱、縦桟、縦框等と連結するビスが螺入されるビスポケットを形成してあることを特徴とする請求項1記載の格子金網の組フレーム。
  3. 格子金網を建築物の外壁にデザイン的に美粧パネルとして張着するために、格子金網の上下両端に組み付けられることにより、支柱間に架設され得るように、建築物の外装取付け用であることを特徴とする請求項1又は2記載の格子金網の組フレーム。



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