JP3195431U - 広角二段型ドアミラー。 - Google Patents

Abstract

【課題】ワンボックスカーを除く車高の高くない乗用車のドアミラーに、広角鏡をドアミラー内へ新たに取り付けて、走行中の安全確認がより容易にでき、気持ちも楽になる広角鏡付きの広角二段型ドアミラーを提供する。【解決手段】車高の高くない乗用車のドアミラーの鏡取り付け枠１の枠内に、横長の個別枠を２個設け上下二段にして、ドアミラーの死角を含めた車体側面まで広範囲に映り見える広角鏡２と、ドアミラーの主鏡３とを、二段構えにして取り付け一体化とし、ドアミラーハウジング４内に取り付け、個形態の広角二段型のドアミラーとする。これで、死角を含めた広範囲の車の左右後方や後側方をドアミラー内で同時に映し見ることができ、視界も広がり、主鏡と併せて走行中の安全確認がより容易にできる。【選択図】図３

Description

本考案はトラックやワンボックスカーを除いた、車高の高くない乗用車専用のドアミラーに関するものである。

車高の高くない乗用車は、その高さ故に、走行中の左右後方や後側方の安全確認をする場合、設置されている数少ない鏡の他に、大事な直接の目視確認をしている場合も多々あり、その分見落としも起き易く、死角に関して絶大な注意を払っており、それだけに安易ではなく、労力の負担も大きい。

車高の高くない乗用車専用のドアミラーに、そのドアミラーの死角を含めた、広範囲に映り見える広角鏡を新たに取り付けて、死角もそのドアミラー内で映り見え補助することができ視界も大幅に広がる、個形態であるドアミラーを形成し提供する。こうする事で、走行中の安全確認をより容易にして、前述の問題点を解決しようとするものである。

本考案は、車高の高くない乗用車の現ドアミラーの鏡が１個使いであるのを、２個使いの構成に変えて、ドアミラーの鏡取り付け枠は、枠内に個別の枠を２個設け上下二段にして、その一つの枠にはドアミラーの主鏡を取り付け、もう一つの枠は、その鏡によるところの死角方向へ向きを適宜に合わせて形成し、その枠に死角も含めた車体側面まで広範囲に映り見えるような、多角形や楕円形の広角鏡を取り付け、二段構えで一体化とし、ドアミラーハウジング内に取り付けて、ドアミラー内で死角も同時に映り見え視界も広がる、個形態である、広角鏡付きの二段型のドアミラーとする。こうする事で、このドアミラーのみでも乗用車の左右や後方の死角の補助が可能となり視界も広がることで、前述の問題点を大幅に改善できている。

本考案の広角二段型ドアミラーは、大半の死角も含めた車体側面までの広い範囲を、同一方向から常にドアミラー内で同時に映し見ることができる。左折、右折、車線変更、合流の時などの安全確認がより容易にできる。運転に関して労力の軽減となる。走行中の事故防止や更なる安全確保の向上に役立つ。

ドアミラーの鏡取り付け枠は、横長の多角形や楕円形であり、枠内に個別の枠を２個設けて上下二段にして、その枠の一つは、ドアミラーの主鏡の取り付けによる死角の死角方向へ向きを適宜に合わせて形成し、例えば、図２に見るように、死角方向へ適宜に向きを合わせ形成した上段の個別枠５に、車体下部や車体側方の部分死角ではない、広範囲の死角を含めた車体側面までも映り見える広角鏡２を、下段の個別枠６にはドアミラーの主鏡３を、接着剤や成型的、機械的手段で取り付け二段構えにして一体化とする。それらの枠の上下と鏡の取り付け設定は、上下逆でも良い。広角鏡には、横長で多角形や楕円形で湾曲した曲面鏡や凸面鏡を、場合によっては凹面鏡などによるものでも良い。
鏡取り付け枠への、それらの鏡の取り付けは、その枠に固定の他に取り付け位置角度の可変可能な機構を設けて、成型的手段や機械的手段で取り付けても良い。鏡の取付けが固定式の場合は、鏡の角度可変は鏡取り付け枠の枠ごと可変可能な機構でも良い。角度可変には手動式、電動式のいずれでも良い。これら形成されたものをドアミラーハウジング４内に直付け、または内部の駆動装置類に結合し取り付けする。また、ドアミラーの主鏡を直接、鏡取り付けケースへはめ込むタイプのものも同様に、その開口部の枠は横長で多角形や楕円形で個別枠を２個設けて二段にし、例えば、枠組みの上段の枠は死角方向に適宜に向きを合わせて形成し、そこに広角鏡を、下段の枠にはドアミラーの主鏡を、前述同様な手段で取り付け一体化とする。それらの枠と鏡の取り付け設定は、上下逆でも良い。

図面に従って一実施例を説明してみる。例えば図１は、鏡取り付け枠１が枠内に２個の個別枠を設けてあり、上段の個別枠５は死角方向に向きを合わせ形成されている。図２は、鏡取り付け枠１の上段の個別枠５へ、死角と車体側面まで映り見える広角鏡２が、下段の個別枠６にはドアミラーの主鏡３が、それぞれ接着剤や成型的、機械的手段などで取り付けて一体化している。図３では、その形態を保持しつつドアミラーハウジング４内に取り付けている。

本考案の広角二段型ドアミラーは、上述のような構成から成るものであるから、ドアミラー内で死角も同時に確認ができ視界も広がることで、走行中の安全確認がより容易となり、労力の軽減と安全確保の向上もはかれるので常備用として使用出来る。

左側用の鏡取り付け枠が枠内の個別枠で二段になっている斜視図。 左側用の鏡取り付け枠に鏡が取り付けてあるところの斜視図。 左側用の広角二段型ドアミラーの斜視図。

１ 鏡取り付け枠
２ 広角鏡
３ ドアミラーの主鏡
４ ドアミラーハウジング
５ 上段の個別枠
６ 下段の個別枠
７ 支柱

Claims (1)

1. 自動車で、トラックやワンボックスカーを除いた車高の高くない乗用車のみに取り付けする、それ専用に形成したドアミラーであり、車高の高くない乗用車の現ドアミラーの鏡が１個使いに対し、２個使いの構成に変えてあり、ドアミラーの鏡取り付け枠は、横長の多角形や楕円形で、枠内に個別の枠を２個設けて上下二段にしてあり、その一つの枠にはドアミラーの主鏡が取り付けてあり、もう一つの枠は、その鏡によるところの死角方向へ、向きを適宜に合わせて形成してあり、その枠に横長の多角形や楕円形の、車体下部や車体側方の部分死角ではない、広範囲の死角を含めた車体側面までが映り見える広角鏡が取り付けてあり、それらの鏡は鏡取り付け枠に二段構えで一体化となっており、ドアミラーハウジング内に直付け、または、内部の駆動装置類に結合し取り付けしてあり、個の形態となっている。このように、それぞれを組合せ形成し個形態としているところを特徴とした、車高の高くない乗用車の専用ドアミラーである、広角二段型ドアミラー

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