JP3195338U - 電子製品のバックカバー位置決め装置 - Google Patents

Abstract

【課題】異なるサイズの電子製品を簡単に取り付け、位置決めし、かつ取り外すことができる電子製品のバックカバー位置決め装置を提供する。【解決手段】結合孔１３１を有する結合部１３と、結合孔と連通する多数の案内溝１３２と、案内溝の一側に設置される多数の係止板１３３とを有するバックカバー１０と、バックカバーに着脱可能に取り付けられ、位置決め部材２１と位置決め部材に連結される係止部材２２とを有し、係止部材は、ネック部２２１とネック部に連結され案内溝から嵌め込まれ、係止板の内側まで回転できる多数の嵌接部２２２とを有する位置決めユニット２０と、結合部を被覆する被覆状態から、結合孔と案内溝を開放させた開状態に操作し、被覆状態時は位置決めユニットとバックカバーは分離され、開状態時に位置決めユニットがバックカバーに取り付けられる被覆カバー３０とを含む。【選択図】図２

Description

本考案は電子製品の周辺機器に関し、特に、電子製品のバックカバー位置決め装置に関する。

従来の携帯電話を車両に取り付ける場合、車のダッシュボード側に位置決め装置を取り付けることが一般的であり、該位置決め装置は、固定型である基台、及び該基台に対して調整を行うことができる調整板を有し、該調整板は該基台へ突き合わせるように保持する弾力を有する。このような位置決め装置が既に多く使用されているが、携帯電話の種類が多く、サイズ差が大きく、その上、タブレットＰＣは、現在、一般消費者が利用する傾向になっているため、上記の位置決め装置はすべての通信電子製品に適用することができない。

特開２０１０−９３３６８号公報 特開２０１３−１９２１２２号公報 実用新案登録第３１７６９７２号公報

本考案は異なるサイズの電子製品を取り付け、位置決めし、かつ取り外すことができ、取り付けが簡単な電子製品のバックカバー位置決め装置を提供することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置は、バックカバー、位置決めユニット及び被覆カバーを含む。該バックカバーは、電子製品を取り付け、位置決めすることができ、かつ結合孔を有する結合部と、該結合孔から外へ延伸しかつ該結合孔と連通する多数の案内溝と、該結合孔の外周に設置されかつそれぞれこれらの案内溝の一側に設置される多数の係止板とを有し、該位置決めユニットは、該バックカバーに着脱可能に取り付けられ、かつ位置決め部材と、該位置決め部材に連結される係止部材とを有し、該係止部材は、該結合孔中に延伸設置することができるネック部と、該ネック部に連結され、かつそれぞれこれらの案内溝から嵌め込まれるとともに、それぞれこれらの係止板の内側まで回転していくことができる多数の嵌接部とを有し、該被覆カバーは、該結合部を被覆する被覆状態から、該結合孔とこれらの案内溝を開放させた開状態に操作することができ、該被覆カバーが被覆状態である時、該位置決めユニットと該バックカバーは分離され、該被覆カバーが開状態である時、該位置決めユニットは該バックカバーに取り付けられる。

本考案の効果は以下の通りである。該バックカバーによって電子製品を取り付け、位置決めすることができ、かつ該結合部を有し、該位置決めユニットは、該バックカバーに着脱可能に取り付けられ、かつ該位置決め部材と、該位置決め部材に連結される該係止部材とを有し、該係止部材と該結合部が互いに嵌止及び分離される作用によって、該位置決めユニットを異なる種類及びサイズの電子製品に適用させることができ、かつ着脱が非常に便利である。

本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置の第１好ましい実施例を説明する斜視組合せ図 本考案の上記好ましい実施例の斜視分解図 本考案の上記好ましい実施例の正面組合せ図（バックカバーの結合部と位置決めユニットの係止部材が互いに嵌止される状態を説明する） 図３における線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図 本考案の上記好ましい実施例の組立模式図（該バックカバーの結合部と該位置決めユニットの係止部材が互いに分離される状態を説明する） 図５における線ＶＩ−ＶＩに沿った断面図 図６における線ＶＩＩ−ＶＩＩに沿った断面図 本考案の上記好ましい実施例の被覆カバーが閉状態となるように操作する模式図 図３における線ＩＸ−ＩＸに沿った断面図 本考案の第２の好ましい実施例の斜視分解図 本考案の第２の好ましい実施例の使用模式図 本考案の第３の好ましい実施例の斜視分解図 本考案の第３の好ましい実施例の使用模式図 本考案の第４の好ましい実施例の斜視分解図 本考案の第４の好ましい実施例の使用模式図

本考案を詳細に述べる前に、以下の説明内容において、類似する部品は同一の番号により表すことに注意すべきである。

図１及び図２を参照すると、本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置の第１の好ましい実施例は、バックカバー１０、位置決めユニット２０及び被覆カバー３０を含む。

本実施例のバックカバー１０は、携帯電話のような電子製品を取り付け、位置決めすることができ、かつ後壁１１と、該後壁１１の周縁から曲げて延伸してなる周囲壁１２と、該後壁１１に設置される結合部１３と、該後壁１１に設置されかつ該結合部１３の一側に位置するシュート１４と、該後壁１１に設置され、かつそれぞれ該シュート１４の両側に位置する一対のスライドレール１５と、それぞれこれらのスライドレール１５の外側に設置されるバッフル板１６とを有し、該後壁１１と該周囲壁１２はともに電気製品を取り付け、位置決めすることができる空間１７を画定する。該結合部１３は、該後壁１１を貫通する結合孔１３１と、該結合孔１３１から外へ延伸しかつ該結合孔１３１と連通する多数の案内溝１３２と、該結合孔１３１の外周に設置されかつそれぞれこれらの案内溝１３２の一側に設置される多数の係止板１３３と、それぞれこれらの係止板１３３の内側に凸設された多数の止め部１３４とを有する（図３を合わせて参照）。該シュート１４は該後壁１１の一端から該結合部１３まで連通し、これらのスライドレール１５も該結合部１３の一側に設置されるとともに、該シュート１４と連通し、かつそれぞれ該結合部１３に隣接する内側端１５１と、該内側端１５１とは反対側の外側端１５２とを有する。そして、該バックカバー１０は、一方の案内溝１３２の外側に設置されかつ該シュート１４またはこれらのスライドレール１５の延伸方向に対応される嵌め制御部１８をさらに有し（図３を合わせて参照）、該嵌め制御部１８は凹穴状を呈する。

該位置決めユニット２０は該バックカバー１０に着脱可能に取り付けられ、かつ位置決め部材２１と、該位置決め部材に連結される係止部材２２とを有する。本実施例の位置決め部材２１は、服に挟んでもよい挟み部材であり、かつ基板２１１と、該基板２１１にピン連結される挟み板２１２と、該挟み板２１２が該基板２１１への揺動弾力を一定に保持するようにする弾性部材２１３とを有し（図６参照）、図４を合わせて参照すると、該係止部材２２は該基板２１１に設置され、かつ該結合孔１３１中に回転可能に延伸設置されるネック部２２１と、該ネック部２２１の末端に連結され、かつそれぞれこれらの案内溝１３２から嵌め込まれるとともに、それぞれこれらの係止板１３３の内側まで回転していくことができる多数の嵌接部２２２とを有し、該ネック部２２１は、それぞれ２つごとの嵌接部２２２の間に設置される多数の係止溝２２３を有する。

該被覆カバー３０は、該シュート１４にスライド可能にネスティングする主板３１と、該主板３１に連結されかつこれらのスライドレール１５にネスティングすることができるスライダ３２とを有し、該主板３１は該結合部１３に対応する掛け板３１１を有し、該掛け板３１１は該嵌め制御部１８と凹凸相補完しかつ互いに嵌止され得る係合部３１２を有し、該係合部３１２は該掛け板３１１の末端に設置され、これらのスライダ３２はこれらのバッフル板１６によって位置決めが妨害される（図７参照）。該被覆カバー３０は、該結合部１３を被覆する被覆状態（図８参照）から、該結合孔１３１とこれらの案内溝１３２を開放させた開状態に操作することができる（図９参照）。

また、図２及び図９に示すように、該バックカバー１０を該位置決めユニット２０に取り付けようとする時、まず該被覆カバー３０を開状態に操作しなければならず、かつ該バックカバー１０と該位置決めユニット２０の使用方向を大体調整した後、該係止部材２２の嵌接部２２２を該結合部１３のこれらの案内溝１３２に合わせて嵌め込み（図５の実線を合わせて参照）、さらに該バックカバー１０と該位置決めユニット２０を相対回転させると、これらの嵌接部２２２はこれらの係止板１３３の内側まで回転することができ、かつこれらの案内溝１３２とずれており（図５の仮想線及び図４参照）、これらの止め部１３４によって、回転後の嵌接部２２２をこれらの係止板１３３に対して位置決めすることができ、該バックカバー１０と該位置決めユニット２０を結合連結することができ、かつ該位置決めユニット２０によって服に挟むことで、電子製品を服に掛けて位置決めすることができ、携帯に便利である。

また図６に示すように、続いて該被覆カバー３０を図９に示す開状態から上向きに僅かに推移し、かつ該掛け板３１１は対応する案内溝１３２中に延伸設置され、かつ係合部３１２と、対応する係止溝２２３とを互いに嵌止させ、それによって、振動で該バックカバー１０が該位置決めユニット２０に対して任意に反転され、該位置決めユニット２０と該バックカバー１０が離脱されることを防止することができる。さらに、図７に合わせて参照すると、該被覆カバー３０が開状態である時、これらのスライダ３２はこれらの外側端１５２に隣接する。

該位置決めユニット２０と該バックカバー１０を解体しようとする時、まず該結合部１３から離間する方向へ該被覆カバー３０を推移し続けさえすればよく、かつ該係合部３１２と、対応する係止溝２２３とを離脱させ（図６乃至図９の状態参照）、図５の仮想線乃至図５の実線で示すように、さらに該バックカバー１０と該位置決めユニット２０を逆方向に回転させ、かつ該係止部材２２の嵌接部２２２をこれらの係止板１３３の内側からこれらの案内溝１３２までスライド移動すると、該バックカバー１０の結合部１３と位置決めユニット２０の係止部材２２を分離することができ、かつ該バックカバー１０と該電子製品を該位置決めユニット２０から取り外すことができる。

該バックカバー１０と該電子製品を該位置決めユニット２０から取り外した後、使用者は該被覆カバー３０を開状態から被覆状態に操作することができ（図８参照）、かつこれらのスライダ３２がこれらの内側端１５１に隣接するまで、該主板３１を該シュート１４に沿って移動させ（図７を合わせて参照）、かつ該主板３１を用いて該結合部１３を完全に被覆することができ、該係合部３１２と該嵌め制御部１８が互いに嵌止される作用によって、該被覆カバー３０が該バックカバー１０に対して被覆状態を保持するようにすることができ、異物が該結合部１３内部に落ち入ることを防止する以外に、外観保全の目的を達成することもできる。

また図１０及び図１１に示すように、本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置の第２の好ましい実施例において、該バックカバー１０、該被覆カバー３０は第１実施例と同一であり、異なるところは該位置決めユニット２０’であり、本実施例の位置決めユニット２０’の位置決め部材２１’は車両（自転車）に取り付けられてもよく、かつ基台２１１’と、該２１１’にピン連結される固定台２１２’とを有し、該固定台２１２’によって自転車のフレームまたはハンドルにロック設置することができ、該係止部材２２’は該基台２１１’に設置される。該位置決めユニット２０’によって自転車に固定されることにより、電子製品を自転車に位置決めすることもでき、携帯に便利である。

また図１２及び図１３に示すように、本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置の第３の好ましい実施例において、該バックカバー１０、該被覆カバー３０は第１、２実施例と同一であり、異なるところは該位置決めユニット２０’’であり、本実施例の位置決めユニット２０’’の位置決め部材２１’は車両（自動車のフロントガラス）に取り付けられてもよく、かつ基台２１１’’と、該基台２１１’’にピン連結される固定台２１２’’とを有し、該固定台２１２’の吸盤２１３’’によって該フロントガラスに吸着固定することができ、該係止部材２２’’は該基台２１１’に設置される。該位置決めユニット２０’’によって車両に固定することで、電子製品を車両の移動中に位置決めすることができ、使用に便利である。

また図１４及び図１５に示すように、本考案の電子製品のバックカバー位置決め装置の第４の好ましい実施例において、該バックカバー１０、該被覆カバー３０は上記３つの実施例と同一であり、異なるところは該位置決めユニット２００であり、本実施例の位置決めユニット２００の位置決め部材２１０は体（例えば、腕）に縛られてもよく、かつ基板２３０と、該基板２３０に連結されかつ輪径を調整可能なアームバンド２４０とを有し、該係止部材２２０は該基板２３０に設置される。該位置決めユニット２００によって人の腕に固定することで、電子製品を便利に携帯及び使用することができる。

以上に述べたものは、本新案の好ましい実施例に過ぎず、これで本考案の実施の範囲を限定するわけではない、つまり、本考案の特許請求の範囲及び特許明細書の内容によって行われる簡単な等価変換と修飾であれば、いずれも依然として本考案が適用される範囲内に属する。

１０ バックカバー
１１ 後壁
１２ 周囲壁
１３ 結合部
１３１ 結合孔
１３２ 案内溝
１３３ 係止板
１３４ 止め部
１４ シュート
１５ スライドレール
１５１ 内側端
１５２ 外側端
１６ バッフル板
１７ 空間
１８ 嵌め制御部
２０ 位置決めユニット
２１ 位置決め部材
２１１ 基板
２１２ 挟み板
２１３ 弾性部材
２００ 位置決めユニット
２１０ 位置決め部材
２３０ 基板
２４０ アームバンド

２２ 係止部材
２２１ ネック部
２２２ 嵌接部
２３ 係止溝
３０ 被覆カバー
３１ 主板
３１１ 掛け板
３１２ 係合部
３２ スライダ
２０’ 位置決めユニット
２１’ 位置決め部材
２１１’ 基台
２１２’ 固定台
２２’ 係止部材
２０’’ 位置決めユニット
２１’’ 位置決め部材
２１１’’ 基台
２１２’’ 固定台
２１３’’ 吸盤
２２’’ 係止部材

Claims (10)

1. 電子製品を取り付け、位置決めすることができ、かつ結合孔を有する結合部と、該結合孔から外へ延伸しかつ該結合孔と連通する多数の案内溝と、該結合孔の外周に設置されかつそれぞれこれらの案内溝の一側に設置される多数の係止板とを有するバックカバーと、
   該バックカバーに着脱可能に取り付けられ、かつ位置決め部材と、該位置決め部材に連結される係止部材とを有し、該係止部材は、該結合孔中に延伸設置することができるネック部と、該ネック部に連結され、かつそれぞれこれらの案内溝から嵌め込まれるとともに、それぞれこれらの係止板の内側まで回転していくことができる多数の嵌接部とを有する位置決めユニット、及び
   該結合部を被覆する被覆状態から、該結合孔とこれらの案内溝を開放させた開状態に操作し、被覆状態である時、該位置決めユニットと該バックカバーは分離され、開状態である時、該位置決めユニットは該バックカバーに取り付けられる被覆カバーと、を含む電子製品のバックカバー位置決め装置。
2. 該バックカバーは、該結合部の一側に設置される一対のスライドレールをさらに含み、これらのスライドレールは、それぞれ該結合部に隣接する内側端と、該内側端とは反対側の外側端とを有し、該被覆カバーは、主板と、該主板に連結されかつこれらのスライドレールにネスティングすることができるスライダとを有し、該被覆カバーが被覆状態である時、これらのスライダがこれらの内側端に隣接し、該被覆カバーが開状態である時、これらのスライダがこれらの外側端に隣接する請求項１に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
3. 該バックカバーは、一方の案内溝の外側に設置されかつこれらのスライドレールの延伸方向に対応する嵌め制御部をさらに有し、該被覆カバーの主板は該嵌め制御部と凹凸相補完しかつ互いに嵌止され得る係合部を有し、該被覆カバーが被覆状態である時、該嵌め制御部と該係合部は互いに嵌止され、該結合部はそれぞれこれらの係止板の内側に凸設された多数の止め部をさらに有する請求項２に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
4. 該被覆カバーの主板は掛け板をさらに有し、該係合部は該掛け板の末端に設置され、該被覆カバーが開状態である時、該掛け板は対応する案内溝に延伸設置される請求項３に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
5. 該位置決めユニットのネック部は、それぞれ２つごとの嵌接部の間に設置される多数の係止溝を有し、該被覆カバーが開状態である時、該係合部と、対応する係止溝とが互いに嵌止される請求項４に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
6. 該バックカバーは、これらのスライドレール及びこれらのスライダの外側にそれぞれ設置されるバッフル板をさらに有し、該被覆カバーのこれらのスライダはこれらのバッフル板によって位置決めが妨害される請求項３に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
7. 該バックカバーは、後壁と、該後壁の周縁から曲げて延伸してなる周囲壁とを有し、該後壁と該周囲壁はともに電気製品を取り付け、位置決めすることができる空間を画定し、該結合部は該後壁に設置される請求項１〜６のいずれか一項に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
8. 該位置決めユニットの位置決め部材は、服に挟んでもよい挟み部材であり、かつ基板と、該基板にピン連結される挟み板と、該挟み板が該基板への揺動弾力を一定に保持するようにする弾性部材とを有し、該係止部材は該基板に設置される請求項１〜６のいずれか一項に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
9. 該位置決めユニットの位置決め部材は、車両に取り付けられてもよく、かつ基台と、該基台にピン連結される固定台とを有し、該係止部材は該基台に設置される請求項１〜６のいずれか一項に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。
10. 該位置決めユニットの位置決め部材は、人に縛られてもよく、かつ基板と、該基板に連結されるアームバンドとを有し、該係止部材は該基板に設置される請求項１〜６のいずれか一項に記載の電子製品のバックカバー位置決め装置。

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