JP3195216U - トルクレンチ - Google Patents

トルクレンチ Download PDF

Info

Publication number
JP3195216U
JP3195216U JP2014005627U JP2014005627U JP3195216U JP 3195216 U JP3195216 U JP 3195216U JP 2014005627 U JP2014005627 U JP 2014005627U JP 2014005627 U JP2014005627 U JP 2014005627U JP 3195216 U JP3195216 U JP 3195216U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
torque wrench
clockwise direction
swing
nut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014005627U
Other languages
English (en)
Inventor
善治 森
善治 森
行宏 横瀬
行宏 横瀬
Original Assignee
文化貿易工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 文化貿易工業株式会社 filed Critical 文化貿易工業株式会社
Priority to JP2014005627U priority Critical patent/JP3195216U/ja
Priority to TW103219220U priority patent/TWM509100U/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3195216U publication Critical patent/JP3195216U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ナットの締結作業を行う際の作業性を向上させるトルクレンチを提供する。【解決手段】ナットの締結作業に用いられるトルクレンチであって、互いに分離された第1の頭部5a及び第2の頭部5bからなり、第1の頭部の先端と、第2の頭部の先端との間に組み込み開口部50が形成された頭部と、頭部を支持する頭部支持部4と、頭部支持部に設けられ、第1の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第1の揺動軸部7と、頭部支持部に設けられ、第2の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第2の揺動軸部8と、を有し、時計回り方向に揺動する第1の頭部を反時計周り方向に付勢する付勢部(ねじりバネ10)を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、配管工具などに用いられるトルクレンチに関するものである。
ナットの締め付けに用いられる工具として、トルクレンチが知られている。トルクレンチを用いた締結作業として、エアコン用配管の途中に締結されるフレアナットにトルクレンチの頭部を嵌合させて、フレアナットを締結する方法が知られている。
特許第4410999号明細書
上述の締結作業を行う際に、トルクレンチの頭部を配管に対して容易に滑り込ますことができれば、作業性が向上する。また、フレアナットにトルクレンチの頭部を嵌合させた状態で、トルクレンチをフレアナットの軸周りに往復移動させるだけで、締結作業が可能、つまり、ラチェット機能を備えていれば、作業性が向上する。
上記課題を解決するために、本願考案は、(1)ナットの締結作業に用いられるトルクレンチであって、互いに分離された第1の頭部及び第2の頭部からなり、前記第1の頭部の先端と、前記第2の頭部の先端との間に組み込み開口部が形成された頭部と、前記頭部を支持する頭部支持部と、前記頭部支持部に設けられ、前記第1の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第1の揺動軸部と、前記頭部支持部に設けられ、前記第2の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第2の揺動軸部と、を有し、時計回り方向に揺動する前記第1の頭部を反時計周り方向に付勢する付勢部を有することを特徴とする。
(2)上記(1)の構成において、前記付勢部は、ねじりバネであってもよい。
(3)上記(1)又は(2)の構成において、前記頭部におけるナットを保持する保持面は、互いに長さが等しい五つの辺によって形成されていてもよい。
(4)上記(1)又は(2)の構成において、前記頭部におけるナットを保持する保持面は、互いに長さが等しい少なくとも二十一の辺によって形成されていてもよい。
本考案によれば、トルクレンチの頭部を配管に対して容易に滑り込ますことができるため、作業性が向上する。また、フレアナットにトルクレンチの頭部を嵌合させた状態で、トルクレンチをフレアナットの軸周りに往復移動させることができるため、フレアナットの締結作業が容易となる。
トルクレンチの全体図である。 頭部支持部及び頭部の拡大図である(閉じ状態)。 頭部支持部及び頭部の拡大図である(小開き状態)。 頭部支持部及び頭部の拡大図である(中開き状態)。 頭部支持部及び頭部の拡大図である(全開状態)。 図2に対応した第2実施形態の拡大図である。
(第1実施形態)
図1はトルクレンチの全体図である。トルクレンチ1は、ラチェット機能を有しており、把持部2、ケーシング3、頭部支持部4及び頭部5を備える。把持部2は、トルクレンチ1の基端部に形成されており、締結作業を行う際に、作業者が把持する部分である。ケーシング3の先端部には、ケーシング回転軸3aが形成されている。締結作業を行う際に、締結トルクが限界値を超えると、ケーシング回転軸3aを回転軸として、ケーシング3及び把持部2が一体的に頭部支持部4に対して倒れ込むようになっている。これにより、フレアナットなどに過剰な負荷が加わることを防止できる。ただし、この倒れ機構は省略することができる。
頭部5は、第1の頭部5a及び第2の頭部5bから構成されており、第1の頭部5aはケーシング3に形成された第1の揺動軸7周りに揺動可能に構成されており、第2の頭部5bはケーシング3に形成された第2の揺動軸8周りに揺動可能に構成されている。
第1の頭部5a及び第2の頭部5bは構造的に分断されているが、図1に示す閉じ状態において、一つの頭部5を形成している。頭部5は、互いに長さが等しい5つの辺からなるフレアナットを保持する保持面を有しており、これらの内面にフレアナットを接触させた状態で、トルクレンチを回すことで、締結作業を行うことができる。頭部5には、さらに、エアコン用配管、フレアナットなどを内面側に組み込むための組み込み開口部50が形成されている。この組み込む開口部50は、第1の頭部5aの先端と、第2の頭部5bの先端との間に形成されている。第1の頭部5aは、フック状に形成されている。
第1の頭部5aのフレアナットを保持する面を第1の保持面50a、第2の頭部5bのフレアナットを保持する面を第2の保持面50bとしたときに、第1の保持面50aと第1の揺動軸7との距離は、第2の保持面50bと第2の揺動軸8との距離よりも長い。
図2は、頭部支持部4及び頭部5の拡大図であり、頭部支持部4の内部を透視して図示した透視図でもある。第2の頭部5bの基端側には、凹状に形成されたバネ収容部51bが設けられており、このバネ収容部51bには、ねじりバネ10が収容されている。このねじりバネ10には、第1のバネ脚部11及び第2のバネ脚部12が形成されている。第1のバネ脚部11の先端は、第1の頭部5aにおける第1の揺動軸7よりも基端側であって、かつ、第1の揺動軸7よりも第2の頭部5bの基端部に近接した領域に取り付けられている。第2のバネ脚部12の先端は、第2の揺動軸8とねじりバネ10との間における、第2の揺動軸8に隣接した位置に取り付けられている。
ここで、図2に図示する状態から外力を加えて第1の頭部5aを矢印A1方向(時計周り方向)に揺動させると、第2のバネ脚部12に接近する方向に第1のバネ脚部11が押し込まれて、バネ力がチャージされる。すなわち、時計周り方向に揺動する第1の頭部5aは、ねじりバネ10によって、反時計周り方向に付勢される。したがって、外力を取り除くと、第1の頭部5aは反時計周り方向に揺動して、図2に図示する位置に復帰する。なお、図2に図示する閉じ位置において、第1の頭部5a及び第2の頭部5bを反時計周り方向に揺動させることができないことは言うまでもない。
また、第1の頭部5aが時計周り方向に揺動すると、第1の頭部5aの基端部によって第2の頭部5bが押し下げられ、第2の頭部5bが時計回り方向に揺動する。
次に、図3及び図4を参照しながら、トルクレンチ1をフレアナットの締め付け方向とは異なる方向(反時計回り方向)に回転させたときの頭部5の動作について説明する。図3は、トルクレンチ1を僅かに回転させた状態であり、図4は、トルクレンチ1をさらに回転させた状態を示している。
トルクレンチ1を矢印A2方向(反時計周り方向)に回転させると(トルクレンチ1を戻し動作させると)、フレアナットNから受ける反力によって、第1の頭部5aは第1のバネ脚部11のバネ力に抗しながら時計回り方向に揺動し、第2の頭部5bも時計回り方向に揺動する(図3)。
トルクレンチ1を矢印A2方向にさらに回転させると、第1の頭部5a及び第2の頭部5bは、さらに時計周り方向に揺動する(図4)。フレアナットNに沿った方向に第1の保持面50aなどが移動することで、フレアナットNから加わる反力が減少する。その結果、チャージされた第1のバネ脚部11のバネ力によって、第1の頭部5aが図2の閉じ位置に復帰するとともに、第1の頭部5aによって第2の頭部5bが押し下げられ、第2の頭部5bは図2の閉じ位置に復帰する。ここで、ねじりバネ10のバネ定数は、上述の動作が実行可能な適宜の数値に設定することができる。
このように、本実施形態の構成によれば、第1の頭部5a及び第2の頭部5bを物理的に分断するとともに、ねじりバネ10を実装することで、締結したフレアナットNを緩めることなく、トルクレンチ1の戻し動作を行うことができる。これにより、フレアナットNに対して頭部5を嵌合させた状態で、トルクレンチ1をフレアナットNの軸周りに往復移動させることができ、締結作業を容易に行うことができる。また、トルクレンチ1の戻りストロークが大きくなるため、目標締結トルクに達するまでの往復移動の回数を減らすことができる。
また、組み込み開口部50をエアコン用配管などに押し当て、頭部5をエアコン用配管などに向かって押し込むと、主として第1の頭部5aが時計回り方向に揺動して、組み込み開口部50が拡開する。これにより、エアコン用配管などを頭部5の内面側に容易に組み込むことができる。組み込み後、エアコン用配管に沿ってフレアナットNの位置までトルクレンチ1をスライド移動させるだけで、トルクレンチ1を締結位置にセットすることができる。したがって、本実施形態のトルクレンチ1によれば、エアコン用配管等の障害物があっても、フレアナットNなどの締結作業を簡単に行うことができる。
さらに、頭部5の内面を辺とすることで、角部が摩耗したフレアナット、精度、寸法などの悪いフレアナットを締結する際に、滑りが発生することを抑制できる。
図5は、図2の第1の頭部5aを時計回り方向に大きく揺動させた状態を示している。第1の頭部5aの水平方向に対する角度をθとしたとき、θが約90°を超えると、第1のバネ脚部11の取り付け位置が第1の揺動軸7よりも左側に移動する。そのため、第1の頭部5aは、第1のバネ脚部11によって時計回り方向に付勢される(つまり、付勢方向が反時計周り方向から時計周り方向に切り替わる)。その結果、第1の頭部5aは、第1のバネ脚部11のバネ力によって、図5に図示する位置まで、急速に移動する。また、この時、ねじりバネ10が動くことで、第2の頭部5bも時計周り方向に大きく揺動する。このように、第1の頭部5a及び第2の頭部5bが大きく拡開することで、スペースに余裕がある作業場所での作業性を向上させることができる。また、図5の拡開動作は、θが90°超となるように第1の頭部5aを指で押し込むことで、簡単に行うことができる。
(第2実施形態)
図6を参照して、本実施形態は、頭部5における内面の形状が第1実施形態と異なり、互いに長さが等しい21辺の小波形状に形成されている。なお、その他の構成は、第1実施形態と同様である。この小波形状部51を備えたトルクレンチ1によれば、戻りストロークが小さく、小刻みな往復運動によって、フレアナットNを締め付けることができる。ただし、小波形状部51は、21超の辺から構成することもできる。
1:トルクレンチ
2:把持部
3:ケーシング
3a:ケーシング回転軸
4:頭部支持部
5:頭部
11:第1のバネ脚部
12:第2のバネ脚部
5a:第1の頭部
5b:第2の頭部
50:組み込み開口部

Claims (4)

  1. ナットの締結作業に用いられるトルクレンチであって、
    互いに分離された第1の頭部及び第2の頭部からなり、前記第1の頭部の先端と、前記第2の頭部の先端との間に組み込み開口部が形成された頭部と、
    前記頭部を支持する頭部支持部と、
    前記頭部支持部に設けられ、前記第1の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第1の揺動軸部と、
    前記頭部支持部に設けられ、前記第2の頭部の時計周り方向における揺動を許容する第2の揺動軸部と、を有し、
    時計回り方向に揺動する前記第1の頭部を反時計周り方向に付勢する付勢部を有することを特徴とするトルクレンチ。
  2. 前記付勢部は、ねじりバネであることを特徴とする請求項1に記載のトルクレンチ。
  3. 前記頭部におけるナットを保持する保持面は、互いに長さが等しい五つの辺によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトルクレンチ。
  4. 前記頭部におけるナットを保持する保持面は、互いに長さが等しい少なくとも二十一の辺によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトルクレンチ。
JP2014005627U 2014-10-22 2014-10-22 トルクレンチ Expired - Lifetime JP3195216U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005627U JP3195216U (ja) 2014-10-22 2014-10-22 トルクレンチ
TW103219220U TWM509100U (zh) 2014-10-22 2014-10-30 扭力扳手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005627U JP3195216U (ja) 2014-10-22 2014-10-22 トルクレンチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3195216U true JP3195216U (ja) 2015-01-08

Family

ID=52339723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014005627U Expired - Lifetime JP3195216U (ja) 2014-10-22 2014-10-22 トルクレンチ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3195216U (ja)
TW (1) TWM509100U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105364761A (zh) * 2015-11-18 2016-03-02 宁波市鄞州永佳电机工具有限公司 一种双头管子钳

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105364761A (zh) * 2015-11-18 2016-03-02 宁波市鄞州永佳电机工具有限公司 一种双头管子钳

Also Published As

Publication number Publication date
TWM509100U (zh) 2015-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020023023A5 (ja)
JP2008149444A5 (ja)
JP2009536100A5 (ja)
JP2016522366A (ja) 広い剛性範囲を有する可変剛性アクチュエータ
WO2008092717A3 (de) Schraubwerkzeug mit freilaufgetriebe
JP2005138278A5 (ja)
JP6579197B2 (ja) 往復動作業機
JP2021175591A (ja) ロボットハンド
BR102012013240B1 (pt) ferramenta elétrica
JP2020527469A5 (ja)
JP3195216U (ja) トルクレンチ
JP2018176341A5 (ja)
JP2005088147A (ja) ハンド装置
JP6568183B2 (ja) 指先機構
CA3080635A1 (en) Folding pliers
JP3225676U (ja) 折り曲がりトルクレンチ
JP4549792B2 (ja) 携帯用作業機
TW201515780A (zh) 螺絲起子
CN106181805A (zh) 一种夹钳
JPWO2022138367A5 (ja)
JP2015037826A (ja) ロボットハンド
JP2012236246A (ja) ロボットハンド及びロボット
CN210704906U (zh) 一种工业机器人多功能末端操作器
CA2558504A1 (en) Adjustable wrench
JP5588029B2 (ja) 打撃工具用サイドハンドル及び打撃工具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3195216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20200930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201014

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250