JP3194753U - 薬液調合／充填機専用注射器 - Google Patents

Abstract

【課題】機械を利用して薬液調合／充填作業を効率よく行い、簡単で正確に作業し、労働強度を大幅に軽減することが出来る薬液調合／充填機用注射器を提供する。【解決手段】注射器は薬液調合／充填機に装着するために、注射器の外筒１の後端に固定翼４を設け、液調合／充填機の注射器外筒ホルダーの固定槽に固定する。内筒２の後端を開口にし、内筒２の後端部に押圧翼５を設け、押圧翼５は薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽に嵌入することができ、内筒２は上記のスライダーと連動して、外筒１内に直線往復スライディングして、薬液調合／充填を行う。【選択図】図１

Description

本考案は主に医療分野に使用する薬液調合／充填機の専用注射器に関わり、病院内の薬液調合及び輸液バッグ、バルン式輸液装置及び陰圧式輸液装置に薬液の充填に使用する注射器に関するものである。

現在、病院内の薬液調合及び輸液バッグ、バルン式輸液装置及び陰圧式輸液装置に薬液の充填は殆ど市販の注射器で手動により行うことが主流である。

薬液調合及び輸液バッグ、バルン式輸液装置及び陰圧式輸液装に薬液の充填作業は市販の注射器で手動により行う場合には、効率がひくく、労働強度が高い問題がある。機械を利用して上記の作業を行うために、機械にセットできるように市販の注射器を改良する必要がある。

本考案の注射器は薬液調合／充填機に装着するために、注射器の外筒を薬液調合／充填機に固定する。注射器内筒を薬液調合／充填機のスライダーと連動させ、直線往復スライディングして、薬液調合／充填を行う。

本考案の注射器を薬液調合／充填機に装着して、機械を利用して薬液調合／充填作業を効率よく行い、簡単で正確に作業し、労働強度を大幅に軽減することが出来る。

ａ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器の立体図。ｂ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器の断面図。 ａ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器外筒の平面図。ｂ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器外筒の後視断面図。 ａ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器内筒の平面図。ｂ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器内筒の前視断面図。ｃ本考案の実施形態に係る薬液調合／充填機専用注射器内筒の後視断面図。

考案の実施形態

本考案の注射器は薬液調合／充填機に装着するために、注射器の外筒の後端に固定翼を設け、液調合／充填機の注射器外筒ホルダーの外筒固定翼槽に固定する。内筒の後端を開口にし、内筒の後端部に押圧翼を設け、押圧翼は薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽に嵌入することができ、内筒はライダーと連動して、外筒内に直線往復スライディングして、薬液調合／充填を行う。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図１は本考案の薬液調合／充填機の２０ｍｌ容量専用注射器の立体図と断面図である。図中の１は外筒、２は外筒に嵌合挿入する押し子とする中空、且つ後端開口の内筒、３は外筒のロックタイプの筒先、４は外筒の固定翼、５は内筒の押圧翼、６は内筒の第２押圧翼、７は内筒の気密を保つガスケット、８はガスケットストーバー、９は内筒の強化リブである。

図２は前記構成の専用注射器外筒の平面図と後視断面図である。外筒の先端にロックタイプの筒先３があり、外筒の後端開口部に固定翼４があり、固定翼４は薬液調合／充填機の注射器外筒ホルダーにある注射器の外筒固定翼槽に挿入して固定することが出来る。

図３は前記構成の専用注射器内筒の平面図と断面図である。中空、且つ後端開口の内筒２の後端部に押圧翼５があり、押圧翼は薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽に挿入して固定することができる。押圧翼の前に第２押圧翼６があり、薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽の前壁が押圧翼５と第２押圧翼６の隙間に嵌入することが出来る。

前記構成の注射器内筒の先端部に外筒と気密を保つガスケットは図１と図３の７である。当該ガスケットは注入先の抵抗を対抗できる気密を保つ強度を持っているゴムまたは樹脂等のエラストーマからなる。

外筒と気密を保つガスケットの直後に、ガスケットより外径がやや小さい円形のガスケットストーバー８が内筒と一体に成型する

図３に示したように、内筒の外壁に３つの強化リブ９があり、強化リブは角度均等に内筒壁の長軸方向に配置し、内筒と一体に成型する。

Claims (8)

1. 外筒と外筒に嵌合挿入して摺動可能の押し子とする中空、且つ後端開口の内筒があり、外筒と気密を保つガスケットは内筒の先端部に固定し、外筒の先端にスリップタイプまたはロックタイプの筒先からなる特徴とする薬液調合／充填機用注射器。
2. 中空、且つ後端開口の内筒の後端部に押圧翼があり、押圧翼は薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽に嵌入し、内筒はライダーと連動して、内筒内に直線往復スライディングすることができ、押圧翼の前に第２押圧翼があり、薬液調合／充填機のスライダーの押圧槽の前壁が押圧翼と第２押圧翼の隙間に嵌入することが出来る請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
3. 中空、且つ後端開口の内筒の先端部に外筒と気密を保つガスケットは注入先の抵抗を対抗できる気密を保つ強度を持っているゴムまたは樹脂等のエラストーマからなる請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
4. 中空、且つ後端開口の内筒の先端部にあり、外筒と気密を保つガスケットの直後に、ガスケットより外径がやや小さい円形のガスケットストーバーが内筒と一体に成型する請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
5. 内筒の外壁また内壁に複数の強化リブがあり、複数の強化リブは角度均等に内筒壁の長軸方向に配置し、内筒と一体に成型する請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
6. 中空、且つ後端開口の内筒の外壁また内壁に強化リブがない請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
7. 外筒の後端開口部に薬液調合／充填機の外筒固定翼固定槽に挿入することが出来る外筒固定翼がある請求項１に記載する薬液調合／充填機用注射器。
8. １０ｍｌ、２０ｍｌ、３０ｍｌ、５０ｍｌ、１００ｍｌ容量の樹脂性またはガラス製及び金属性の請求項１から請求項７までに記載する薬液調合／充填機専用注射器。

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