JP3194557U - 標的装置 - Google Patents

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英俊 今出
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Abstract

【課題】標的枠の損傷の程度を少なくし、交換の頻度を低くしてコストを下げた標的装置を提供する。【解決手段】標的紙25を固定するための標的枠24を有し、標的枠の中心付近に開口26が形成され、開口に対して標的紙が固定される。開口としては、ほぼ円形、矩形、複数の開口の集合を使用できる。さらに、標的枠は、合成樹脂からなる。【選択図】図5

Description

本考案は、拳銃などの実弾射撃訓練装置に使用して好適な標的装置に関する。
警察学校等には、拳銃などの射撃訓練を行うための射撃訓練装置が設置されている。射撃訓練装置としては、標的装置の位置が固定とされ、標的装置に取り付けられる標的が90度回転可能で、それを回転することにより標的が現出したり、隠滅するようにされた固定標的装置が知られている。
さらに、天井にレールを設置し、レール上を射撃手に対して前後走行する移動可能な標的台車に対して標的装置を設ける天井吊り下げ型の天井走行標的装置が知られている。標的台車が訓練者に対して前後に移動自在とされている。
さらに、射撃する際、標的を搭載した台車が訓練者に対して横方向または前後方向に床面に設置されたレール上を移動する移動標的装置が知られている。
例えば特許文献1には、天井走行標的装置に関して、駆動機構に対して走行台車をワイヤまたはチェーンなどの牽引部材を介して接続する構成が記載されている。
さらに、特許文献1においては、走行台車に対して標的を取り付ける場合、傘歯車機構の出力軸の端部に形成された鉤状の溝に取付治具に設けられた係止ピンを差し込む構成としている。
さらに、標的を現出させたり隠滅させる(隠顕動作と称する)ために、傘歯車機構とモータとリレーとを使用し、3相電圧を供給するようにしている。
従来の射撃訓練装置において、紙、合成樹脂板等が標的として使用される。実弾が命中して標的が損傷するするために、標的は、消耗品であった。
さらに、標的装置の一つとして、標的枠に取り付けられた四角い標的紙に丸あるいは楕円形等の標的(同心円)を印刷したものが知られている。
特許第3051053号明細書
特許文献1に示されるような天井走行標的装置において、標的装置として紙、合成樹脂板等を使用していたために、実弾射撃訓練時には、標的装置の損傷が激しく、標的装置の交換の頻度が高く、コストの増加を招いていた。
したがって、本考案の目的は、標的枠の消耗量を減少させることができる標的装置を提供することにある。
本考案は、標的紙を固定するための標的枠を有し、標的枠の中心付近に開口が形成され、開口に対して標的紙が固定されるようにした標的装置である。
本考案によれば、中心部に開口を有するので、標的枠の損傷の程度を軽くすることができ、標的枠の交換の頻度を下げることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本明細書中に記載されたいずれかの効果であっても良い。
本考案を適用できる天井走行標的装置のシステム構成の概略を示すブロック図である。 本考案を適用できる天井走行標的装置の正面図である。 本考案を適用できる天井走行標的装置の平面図である。 本考案適用できる天井走行標的装置の断面図である。 本考案による標的装置の一例の説明のための図である。 本考案による標的装置の他の例およびさらに他の例の説明のための図である。
以下、本考案の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本考案の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲は、以下の説明において、特に本考案を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
本考案の説明は、以下の順序にしたがってなされる。
<1.本考案を適用できる天井走行標的装置>
<2.標的装置の例>
<3.変形例>
<1.本考案を適用できる天井走行標的装置>
「システムの概略的構成」
図1は、本考案を適用できる天井走行標的装置のシステムの概略的構成を示す。射撃訓練場には、天井から並行に吊るされたN本のレール1011,1012,・・・,101N が設けられている。なお、レールを個々に区別する必要がある場合は、添え字を使用するが、そうでない場合は、添え字を使用しないでレール101と称する。レール101は、訓練者の射撃の目標方向に沿って延長して配されている。
レール101に対してそれぞれ走行台車1021,1022,・・・,102N が前後方向に移動自在に取り付けられている。なお、走行台車を個々に区別する必要がある場合は、添え字を使用するが、そうでない場合は、添え字を使用しないで走行台車102と称する。後述するように、走行台車102は、個々に走行用の駆動源例えばモータ(以下、走行用モータと称する)と、隠顕動作用の駆動源例えばモータ(以下、隠顕用モータと称する)と、これらの駆動回路、並びに走行台車全体の動作を制御する制御装置等を搭載している。走行用モータによって、走行台車102が自走する。
走行台車102に対してそれぞれ標的装置1031,1032,・・・,103N が取り付けられている。なお、標的装置を個々に区別する必要がある場合は、添え字を使用するが、そうでない場合は、添え字を使用しないで標的装置103と称する。訓練者は、例えば拳銃等によって標的装置103に対して実弾を発射して訓練を行う。
レール101のそれぞれには、トロリ線(接触電線)1041,1042,・・・,104N が取り付けられている。なお、トロリ線を個々に区別する必要がある場合は、添え字を使用するが、そうでない場合は、添え字を使用しないでトロリ線104と称する。トロリ線104に対して走行台車102が有するトロリ端子が接触することによって、走行台車102に備えられている電気部品に対して電源が供給される。さらに、レール101のそれぞれには、必要に応じてレール101の所定位置に対して位置検出装置が設けられている。
天井走行標的装置の全体を制御するために管制装置105が設けられている。管制装置105は、操作卓(入力装置)106からの操作入力に応じて制御を行う。操作卓106に加えてリモートコントロール装置を設け、コマンダ107から入力を行うことも可能とされている。図示しないが、管制装置105には、表示装置が設けられ、表示装置によって操作画面が表示される。
管制装置105は、例えばCPU(Central Processing Unit )などにより構成されるマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータに対してROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等が接続されている。管制装置105は、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、天井走行標的装置の各部を統括的に制御する。さらに、管制装置105には、無線通信装置が備えられている。走行台車102の制御装置も同様に、マイクロコンピュータと無線通信装置とを備える。
管制装置105と走行台車102の制御装置との間で無線通信が行われ、管制装置105によって走行台車102の動作が制御可能とされている。無線通信方式としては、種々の方式を使用できる。走行台車102の移動動作、標的装置103の隠顕動作 (隠顕動作の周期等)等が管制装置105によって個々に制御することが可能とされている。なお、無線制御に限らず、各レールに沿って通信線を設け、有線通信・光通信などによる制御を行うようにしても良い。
「具体的構成」
以下、天井走行標的装置についてより詳細に説明する。図2は、走行台車102の内部を示す正面図であり、図3は、走行台車102の内部を示す上面図であり、図4は、走行台車102の内部を示す縦断面図(A−A’線断面図)である。走行台車102は、ケース内に配置されている。
走行用モータ1がサーボモータの構成とされている。走行用モータ1の回転が減速機2によって減速され、タイミングプーリー3aおよび3bに伝達される。タイミングプーリー3aおよび3bは、レール101を挟んで対向する支持板4aおよび4bにそれぞれ取り付けられている。レール101は、断面がH字を90°回転させた形状である。レール101は、支持部材によって天井から吊るされている。
タイミングプーリー3aおよび3bに対してそれぞれタイミングベルト5aおよび5bが巻き付けられている。走行台車102は、レール101を挟んで両側に同一の駆動構成を有している。以下の説明では、図2に示す片側の構成について主に説明し、他の側の構成については、対応する部分にbの添え字を付してその説明を省略する。
タイミングベルト5aは、無端状のもので、三角形の各頂点位置に設けられているタイミングプーリー3a、6aおよび7aにそれぞれ巻かれている。さらに、タイミングプーリー3aとタイミングプーリー6aとの間に渡されているタイミングベルト5aに対して所要の張力をかけるためのタイミングプーリー8aが回転自在に設けられている。同様に、所望の張力をタイミングベルト5aに与えるために、タイミングプーリー9aおよび10aが回転自在に設けられている。
タイミングプーリー6aが支持板11aに取り付けられ、タイミングプーリー7aが支持板12aに取り付けられている。支持板11aの反対面において、タイミングプーリー6aの軸に駆動ローラ13aが取り付けられている。同様に、支持板12aの反対面において、タイミングプーリー7aの軸に駆動ローラ14aが取り付けられている。駆動ローラ13aおよび14aは、外周面が摩擦係数の大きい材料例えばゴムで覆われたものである。駆動ローラ13aおよび14aは、レール101の上面と接触し、駆動ローラ13a、14aが回転することによって、摩擦力によって走行台車が走行する。
走行台車の前後左右にそれぞれ駆動ローラを設ける構成であるので、所望の速度で安定に走行台車を走行ささせることができる。さらに、安定な走行を確保するために、回転自在のローラ15aおよび16aが設けられている。ローラ15a、16aは、レール101の下面の端面とその外周面とが回転接触するもので、走行台車の横揺れを防止する機能を有する。
このように、走行台車が自走する構成であるので、従来のワイヤーを使用する駆動構成に比して走行時の騒音を小さくでき、メンテナンスが容易となる利点がある。さらに、管制装置105からの制御によって、走行台車の動きを所望のものに制御することが容易となる利点がある。
走行台車の下部には、標的装置を隠顕動作のために回転するように、ダイレクトドライブサーボモータ(ダイレクトドライブアクチュエータとも呼ばれる)17が取り付けられている。ダイレクトドライブサーボモータ17の回転軸に対して標的取付装置が直結される。したがって、従来のように、傘歯車機構のような伝達機構を使用しないので、バックラッシュや径年磨耗によるガタの発生を低減することができる。
<2.標的装置の例>
図5を参照して走行台車に対する標的装置の取付、並びに標的装置について説明する。図5は、隠顕動作の二つの状態を示しており、図5Aが標的装置103が訓練者の正面を向いた状態であり、図5Bが標的装置103が図5Aの状態から90°回転した状態である。
標的装置取付部21がダイレクトドライブサーボモータ17の回転軸に取り付けられる。標的装置取付部21は、下面が開口とされた細長い箱状のもので、例えばマグネットからなる。標的装置103は、標的装置取付部21と嵌合自在の金属例えば鉄からなる固定部23と、発泡スチロール、発泡ポリスチレン等の合成樹脂からなる板状の標的枠24と、標的紙25とからなる。
標的装置103の固定部23が走行台車の標的装置取付部21に対して凹凸構造で嵌合されると、磁力によって標的装置103が隙間なく固定される。したがって、従来のように、接続部の隙間に起因する動作時のブレを最小限とすることができる。
標的枠24の中心からやや下側の位置に円形の開口26が形成される。標的紙25は、開口26を覆うほぼ正方形の紙である。標的紙25としては、例えばある程度の厚みを有する白い紙が使用される。標的紙25の四隅の位置に対応する標的枠24に対してそれぞれ標的紙固定部27a、27b、27c、27dが設けられる。
従来では、開口26を設けていないので、実弾射撃訓練によって標的枠24の損傷が激しく、標的装置103の交換頻度が高く、コスト高の問題があった。本考案の第1の実施の形態における標的装置103は、標的紙25の中心に命中した弾丸が開口26を通過するので、標的枠24の損傷の程度を軽くすることができる。その結果、標的装置103の交換頻度が低くなり、コストを下げることが可能となる利点がある。
なお、図5に示す例では、開口26が円形とされているが、開口の形状は、円形に限られるものではない。例えば図6Aに示す標的装置103Aでは、ほぼ正方形の開口26Aが形成される。さらに、開口としては、図6Bに示す標的装置103Bのように、例えばサイコロの五の目状に、複数の穴26a、26b、26c、26d、26eの集合を使用しても良い。なお、図6において、図5と対応する部分に対しては、同一の参照符号を付して示す。
<3.変形例>
以上、本考案の実施の形態について具体的に説明したが、本考案は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本考案の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。
101,1011〜101N ・・・レール
102,1021〜102N ・・・走行台車
103,103A、103B、1031〜103N ・・・標的装置
105・・・管制装置
1・・・走行用モータ
3a,3b,6a,6b,7a,7b,8a,8b,9a,9b,10a,10b・・・タイミングプーリー
5a,5b・・・タイミングベルト
13a,13b,14a,14b・・・駆動ローラ
17・・・ダイレクトドライブサーボモータ
21・・・標的装置取付部
25・・・標的紙
26、26A、26a〜26e・・・開口

Claims (6)

  1. 標的紙を固定するための標的枠を有し、前記標的枠の中心付近に開口が形成され、前記開口に対して標的紙が固定されるようにした標的装置。
  2. 前記開口がほぼ円形である請求項1に記載の標的装置。
  3. 前記開口がほぼ矩形である請求項1に記載の標的装置。
  4. 前記開口が複数の開口の集合である請求項1に記載の標的装置。
  5. 前記標的枠が合成樹脂からなる請求項1乃至4の何れかに記載の標的装置。
  6. 天井走行標的装置の走行台車に対して、磁力によって装着されるように、取付部に金属を有する請求項1乃至5の何れかに記載の標的装置。
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