JP3194446U - 痛み軽減バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】袋の持ち手を食い込まないように持つことができ、痛みが軽減されるだけでなく、袋の持ち手を滑らないように固定して安定的に持つことができ、また、使用時・不使用時の着脱が簡単にでき、不使用時には平らな状態にできるため収納性に優れる、痛み軽減バンドを提供する。【解決手段】袋の持ち手を持つときに手又は腕に巻いて使用する痛み軽減バンド1であって、平らな状態から環状に曲げられる帯体2と、帯体2を環状に曲げたときに互いに係止するよう帯体の一端部と他端部とに取着された面ファスナー3a,3bと、帯体2の外面側に形成された帯体の長さ方向に延びる持ち手係入用の溝4と、帯体2の内面側に取着された通気性材料製の肌当て用パッド5とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、袋の持ち手を持つときに痛みを軽減するために使用される道具に関するものである。
買い物時に店のレジで用いられるポリ袋(通称レジ袋)は、持ち手が袋本体と同じ薄いポリフィルムで形成されているため、買い物商品をポリ袋に入れて素手で持つ際、荷重が持ち手に集中し、持ち手は細紐状に変形する。その細紐状の持ち手は、当接した手の一部に食い込み、荷重が集中して掛かるため、痛みを生じさせる。痛みを伴うこの負荷は、買い物の機会が多い方や、老人や子供には、特に大きな問題である。勿論、ポリ袋だけでなく、持ち手が細い様々な袋(例えば、スイカ等を包む網袋)を持つ際にも、この問題は発生する。
近年はマイバッグが普及しつつあるものの、まだまだ主流はレジでのポリ袋の購入や配布等のため、手が痛い問題は解消されていない。そこで、従来より、痛みを軽減するための色々な道具が提案されている。
例えば、特許文献1には、ポリ袋の持ち手に巻いて使用するラバーシート製の食込み防止具が記載されている。しかし、この食込み防止具でポリ袋の持ち手を固定することは難しく、食込み防止具に対して持ち手が横滑りや縦滑りをして不安定になると考えられる。また、ポリ袋の持ち手に巻くため、他のポリ袋を持つときには、先のポリ袋の持ち手から取り外して他のポリ袋の持ち手に巻く必要があり、手間がかかり、使い勝手はよくない。
また、特許文献2には、手で握るための曲面状の把持部とポリ袋を引っ掛けるためのフック状の吊下部とからなる吊り下げ具が記載されている。把持部も、吊下部も、変形しないように硬質のプラスチックや金属により分厚く形成される。しかし、この吊り下げ具でもポリ袋の持ち手を固定することは難しく、フック状の吊下部に対して持ち手が横滑りや縦滑りをして不安定になると考えられる。また、嵩張るため収納に不便、大袈裟すぎる、コストが高いなどの様々な問題があり、現実的には普及していない。
実開平2−131945号公報 特開2002−68218号公報
そこで、本考案の目的は、袋の持ち手を食い込まないように持つことができ、痛みが軽減されるだけでなく、袋の持ち手を滑らないように固定して安定的に持つことができ、また、使用時・不使用時の着脱が簡単にでき、不使用時には平らな状態にできるため収納性に優れる、痛み軽減バンドを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、袋の持ち手を持つときに手又は腕に巻いて使用する痛み軽減バンドであって、平らな状態から環状に曲げられる帯体と、帯体を環状に曲げたときに互いに係止するよう帯体の一端部と他端部とに取着された面ファスナーと、帯体の外面側に形成された帯体の長さ方向に延びる持ち手係入用の溝とを備えたことを特徴とする。
ここで、帯体の材料は、特に限定されないが、加工性、着色性等に優れることから、軟質高分子材料(軟質合成樹脂、軟質ゴム及び軟質エラストマー)が好ましい。軟質合成樹脂としては、軟質のポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂、シリコン樹脂等を例示することができる。特に、柔軟性、粘着性等に優れ、袋の持ち手が滑りにくいことから、軟質PVCが好ましい。
帯体の幅は、特に限定されないが、20〜50mmが好ましい。20mm以上だと荷重の分散作用が高く、50mm以下だと使用しやすいからである。帯体の厚さは、特に限定されないが、2〜5mmが好ましい。2mm以上だと荷重の分散作用が高く、5mm以下だと使用しやすいからである。帯体の長さは、特に限定されないが、手に巻くためには200〜280mmが好ましく、手又は腕のいずれにも巻けるためには230〜300mmが好ましい。
面ファスナーは、互いに係止するループ側と鉤側とからなり、そのいずれを帯体の一端部又は他端部のいずれに設けてもよい。ループ側と鉤側の一方を、他方より長く設けることにより、個人差がある手又は腕の大きさに合わせて係止位置を変え、もって環長さを変え、巻いた帯体を手又は腕にフィットさせることができる。
溝の本数は、特に限定されないが、1〜4本が適当であり、袋が通常有する2つの持ち手を1つずつ溝に係入させることができる点では2本が好ましい。
溝の断面形状は、特に限定されないが、正弦波状、V字状、U字状、半円状等を例示することができ、袋の持ち手を係入させやすい点では溝口が広く開く正弦波状又はV字状が好ましい。
帯体の内面側に、通気性材料製の肌当て用パッドが設けられた態様が好ましい。肌当て用パッドの通気性材料としては、特に限定されないが、合成樹脂製メッシュシート(合成樹脂としては、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂等を例示することができる。)、織布、不織布、植毛シート等を例示することができる。
本考案の痛み軽減バンドによれば、袋の持ち手を食い込まないように持つことができ、痛みが軽減されるだけでなく、袋の持ち手を滑らないように固定して安定的に持つことができ、また、使用時・不使用時の着脱が簡単にでき、不使用時には平らな状態にできるため収納性に優れる、という優れた効果を奏する。
実施例の痛み軽減バンドを手のひらに巻いた状態を、(a)は内側から見た図、(b)は外側から見た図である。 実施例の痛み軽減バンドを、(a)は手のひらに巻いて袋を持った状態の図、(b)は手指に巻いて袋を持った状態の図、(c)は腕に巻いて袋を持った状態の図、(d)は手のひらに巻いて箱を持った状態の図である。 実施例の痛み軽減バンドの、(a)は外面側の斜視図、(b)は内面側の斜視図である。 実施例の痛み軽減バンドの、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図である。
袋の持ち手を持つときに手又は腕に巻いて使用する痛み軽減バンドであって、平らな状態から環状に曲げられる帯体と、帯体を環状に曲げたときに互いに係止するよう帯体の一端部と他端部とに設けられた面ファスナーと、帯体の外面側に形成された帯体の長さ方向に延びる持ち手係入用の溝とを備える。
図1〜図4を参照して、袋の持ち手を持つときに手(手のひらないし手指)又は腕に巻いて使用する痛み軽減バンドの実施例について説明するが、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、形状、寸法、材料等を適宜変更して実施することができる。
この痛み軽減バンド1は、平らな状態から環状に曲げられる帯体2と、帯体2を環状に曲げたときに互いに係止するよう帯体2の一端部と他端部とに設けられた面ファスナー3a,3bと、帯体2の外面側に形成された帯体の長さ方向に延びる持ち手係入用の溝4,4と、帯体2の内面側に取着された通気性材料製の肌当て用パッド5とを備えている。
帯体2は、軟質PVCにより型成形で幅35mm、長さ235mm、厚さ3mmに形成され、両端は丸められている。軟質PVCは、加工性、着色性等に優れるだけでなく、柔軟性、粘着性等に優れる。
溝4,4は、帯体2の型成形時に形成されたものであり、溝の表面は前記軟質PVCである。詳しくは、帯体2の外面の中間部には、断面正弦波状で帯体2の長さ方向に140mm延びる3つの凸部と2つの凹部が型成形され、その2つの凹部が溝4,4である。
面ファスナー3a,3bは、互いに係止するループ側3aと鉤側3bとからなる。ループ側3aは帯体2の外面側の一端部に長さ70mmに設けられ、鉤側3bが帯体2の内面側の他端部に長さ25mmに設けられている。面ファスナー3a,3bはその基布部が、前記軟質PVCの型成形時の付着により、又は、接着剤の使用により、帯体2の表面に取着されている。
肌当て用パッド5は、通気性材料であるポリエステル樹脂、ナイロン樹脂等からなるメッシュシートであり、帯体2の内面の前記鉤側3b以外の範囲に設けられている。肌当て用パッド5も、前記軟質PVCの型成形時の付着により、又は、接着剤の使用により、帯体2の表面に取着されている。
本実施例の痛み軽減バンド1は、次のように使用され、多くの作用効果が得られる。
(1)図3に示すように、不使用時には平らな状態にできるため、嵩張らず、収納性に優れている。例えば、服のポケットやカバンに出し入れが容易である。
(2)図1、図2(a)に示すように、使用時には、帯体2を平らな状態から手のひらに巻きながら環状に曲げ、面ファスナーのループ側3aと鉤側3bとを互いに係止させればよく、使用時・不使用時の着脱が簡単にできる。また、ループ側3aが長いので、個人差がある手の大きさに合わせて係止位置を変えることにより、環長さを変え、手のひらの大小に柔軟に対応して帯体2をフィットさせることができる。
また、図2(b)に示すように、帯体2は、手指(親指を除く4指)に巻くこともでき、手指の太い細いに柔軟に対応して帯体2をフィットさせることができる。
また、図2(c)に示すように、帯体2は、腕(例えば手首)に巻くこともでき、腕の太い細いに柔軟に対応して帯体2をフィットさせることができる。
(3)そして、前述したとおり、買い物商品をポリ袋10に入れて持つ際、2つの持ち手11,11は細紐状に変形する。その2つの細紐状の持ち手11,11を、図2(a)〜(c)に示すように、1つずつ溝4,4に係入させて、ポリ袋10を持つ。
このとき、溝4,4は溝口が緩やかに広く開く断面正弦波状なので、持ち手11,11を係入させやすい。また、軟質PVCの特性である粘着性で、持ち手11,11の横滑りや縦滑りを軽減して、ポリ袋10を安定させることができる。
そして、持ち手11,11に集中する買い物商品の荷重による負荷は、帯体2によって分散するため、持ち手11,11を手や腕に食い込まないように持つことができ、痛みが軽減される。勿論、ポリ袋だけでなく、持ち手が細い様々な袋(例えば、スイカ等を包む網袋)を、同様に持つこともできる。
(4)痛み軽減バンド1は、袋の持ち手を持つのに使用するだけでなく、さらに図2(d)に示すように、手に巻いた状態で、商品入りの段ボール等の箱20を持つ場合にも使用することができる。痛み軽減バンド1の滑りにくい特性を活用して、箱を滑らせることなく確実に持つことができ、また、手を切ったり擦りむいたりするリスクの軽減も同時に図られる。
(5)上記の各使用時において、痛み軽減バンド1の肌に直接触れる内面側は、風合いや通気性のある肌当て用パッド5が設けられているので、触感がよく、汗むれしにくい。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することができる。
1 痛み軽減バンド
2 帯体
3a,3b 面ファスナー(ループ側3a、鉤側3b)
4 溝
5 肌当て用パッド
10 ポリ袋
11 持ち手
20 箱

Claims (6)

  1. 袋の持ち手を持つときに手又は腕に巻いて使用する痛み軽減バンドであって、平らな状態から環状に曲げられる帯体と、帯体を環状に曲げたときに互いに係止するよう帯体の一端部と他端部とに取着された面ファスナーと、帯体の外面側に形成された帯体の長さ方向に延びる持ち手係入用の溝とを備えたことを特徴とする痛み軽減バンド。
  2. 帯体は、軟質高分子材料製である請求項1記載の痛み軽減バンド。
  3. 軟質高分子材料は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂である請求項2記載の痛み軽減バンド。
  4. 帯体の幅は、20〜50mmである請求項1〜3のいずれか一項に記載の痛み軽減バンド。
  5. 溝は、2本である請求項1〜4のいずれか一項に記載の痛み軽減バンド。
  6. 帯体の内面側に、通気性材料製の肌当て用パッドが取着された請求項1〜5のいずれか一項に記載の痛み軽減バンド。
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