JP3194311B2 - ハイブリッド光導波回路 - Google Patents

ハイブリッド光導波回路

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JP3194311B2 JP05824293A JP5824293A JP3194311B2 JP 3194311 B2 JP3194311 B2 JP 3194311B2 JP 05824293 A JP05824293 A JP 05824293A JP 5824293 A JP5824293 A JP 5824293A JP 3194311 B2 JP3194311 B2 JP 3194311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信や光情報処理の
分野で用いられる光デバイスを構成する諸光学部品の中
で、主に導波形の光アイソレータへの適用を目指した磁
気光学効果を利用したハイブリッド光導波回路の構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】低損失を特長とする石英系の光導波回路
に機能性の導波形光部品を搭載して高機能なハイブリッ
ド光導波回路を構成する従来の方法は、特願平5−11
33「ハイブリッド光導波回路およびその製造方法」に
よれば以下のようなものであった。
【0003】図7に示すように、第1の光導波回路1の
回路中に素子搭載部が設けられている。すなわち、凹状
の基板1a上にアンダークラッド層1b、コア1c、お
よびオーバークラッド層1dが順次積層された光回路中
に角穴があけられている。穴内部には、基板1aとその
上に積層された透明な導波路材1b,1c,1d間のエ
ッチング速度の大きな差を利用して凹状の基板1aの形
状を反映した光軸に平行な導波路溝1gが形成されてい
る。なお1fは周辺平坦部である。
【0004】かような部位に図8に示すような機能性導
波形光学部品たる第2の光導波回路2を、搭載部の光軸
に垂直な断面図である図9に示すように、回路面を下向
きにして搭載していた。なお2aは基板、2bはアンダ
ークラッド層、2cはコア、2dはオバークラッド層、
2Fは周辺平坦部である。
【0005】搭載するにあたって必要な光軸に垂直な2
方向(xy方向)の位置合わせのうち、回路面に垂直な
x軸方向については、あらかじめ第1の光導波回路1の
導波路溝1gの周辺平坦部1fとコア1cとのx軸方向
距離と、第2の光導波回路2のオーバークラッド層2d
の周辺平坦部2fとコア2cとのx軸方向距離を調整す
ることで合わせている。これは、導波回路形成時にコア
近傍のクラッド層1b、およびクラッド層2dの積層厚
みを調整すればよく、高精度に位置合わせ可能である。
【0006】一方、回路面内方向であるy方向について
は、第1の光導波回路1のコア1cから素子搭載部穴の
片方のオーバークラッド層1dの壁面までの距離と、第
2の光導波回路2のコア2cから回路2の光軸に平行な
端面までの距離を合わせることで行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述したy方向
では、以下のような問題点があった。まず第1に、第1
の光導波回路1の素子搭載部のエッチング深さは通常数
10μm以上必要であるため、深いエッチング量に対す
るエッジ部のy方向位置精度が高々数μmしかとれなか
った。さらに第2には、第2の光導波回路2の端部を切
断によって得ようとすると、位置精度は数10μmにな
ってしまうことであった。従って現実には、第2の光導
波回路2を多数用意しておいて、第1の光導波回路1に
合わせてみて最も特性のよいものを選択するという方法
に頼らざるを得ず、きわめて部留まりの低いものであっ
た。
【0008】本発明の目的は、従来の方法における光回
路面内で光軸に垂直な方向(y方向)の位置合わせ作業
の問題を解決してセルフアライメントできわめて部留ま
りよく高性能なハイブリッド光導波回路を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、基板上に形成された第1の光導波回路と、
第1の光導波回路内の所望の位置に、回路面を下向きに
して第1の光導波回路と光軸が一致するように搭載され
た第2の光導波回路とで構成されるハイブリッド光導波
回路において、第2の光導波回路はコア上部に、光軸に
垂直な断面形状がコア中心を通る垂線に対して対称で先
端に向うに従い細い凸形で且つその周囲部は平坦なオー
バークラッドを備えており、第1の光導波回路は、第2
の光導波回路搭載部の所定の幅の光軸に平行な位置合わ
せ溝とその周囲の平坦部を備えており、第2の光導波回
路の上記凸形オーバークラッドが第1の光導波回路の位
置合わせ溝に合致することで回路面内光軸に垂直な方向
の位置合わせがなされていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では第1の光導波回路の位置合わせ溝
に、第2の光導波回路のオーバークラッド凸部が入り込
むことにより、光軸に垂直な方向の位置合わせが正確に
できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。なお従来技術と同一機能を果す部分には同
一符号を付し重複する説明は省略する。
【0012】図1に本発明の第1実施例の構造を示す。
第1の光導波回路1の素子搭載部には、第2の光導波回
路2のオーバークラッド凸部2eの底辺長さに等しい幅
の位置合わせ溝1eが、光軸に平行で且つ中心線のy軸
方向位置が光軸に一致するように設置されている。搭載
すべき第2の光導波回路2のコア2c上部のオーバーク
ラッド凸部2eの断面形状は、図2に示すように、コア
中心を通る垂線上に頂点を持つ対称な凸形状を呈する。
第1の光導波回路1の素子搭載部に第2の光導波回路2
を回路面を下にして凸部2eがほぼ位置合わせ溝1eに
はまるように粗調整して挿入する。しかる後に第2の光
導波回路2に上部から荷重をかけながら振動を与えれ
ば、図1に示すように第2の光導波回路2は力学的安定
点に落ち着き、自動的に第1、第2の光導波回路1,2
のコア部1c,2cのxy方向の位置が一致する。ま
た、挿入時に位置合わせ溝1eに接着剤を塗布しておけ
ば、接着剤が潤滑材として働き、振動を与えずとも荷重
をかけるだけで第1第2両光導波回路1、2の光軸は一
致する。
【0013】図3は、本発明の第1実施例の第1の変形
例である。上記した第1実施例の構造では、現実には位
置合わせ溝1eの幅、およびオーバークラッド凸部2e
の底辺長さがばらつき、溝1eの幅の方が大きくなって
ガタを生ずる場合もある。このような場合は図3(a)
に示すように、位置合わせ溝1eの幅を凸部2eの底辺
幅よりも所定の量だけ小さくしておく。かような状態で
凸部2eを位置合わせ溝1eに入れ(図3(a))、第
2の光導波回路2に、第1,第2の光導波回路1,2の
溝周辺平坦部1fと凸部周辺平坦部2fが接触するまで
荷重をかける。このとき、位置合わせ溝1eのエッジ
は、荷重によって溝1eの内側へ力を受ける(図3
(a))。第2の光導波回路2の材質が第1の光導波回
路1の材質よりも硬ければ、溝エッジの方が内側へ変形
して図3(b)のようになり、位置合わせが完了する。
【0014】図4(a)(b)は、本発明の第1実施例
の第2の変形例である。第1の光導波回路1の材質の方
が第2の光導波回路2の材質よりも硬いかまたは同等で
ある場合、および上記第1変形例の構造では必要な荷重
が大きすぎて工程上不都合な場合には、同図のように位
置合わせ溝1eの溝壁1hの厚みを薄くして、圧着時に
溝壁1hが外側へたおれるようにすればよい。
【0015】図5(a)(b)は、本発明の第2実施例
の構造を示す。上記第1実施例及びその第1,第2変形
例では、圧着時に第2の光導波回路2のコア2cが損傷
を受ける場合が想定される。かような場合は、導波機能
をもたせる導波路には圧着時の力がかからないようにし
て別に位置合わせ専用の導波路2gを第2の光導波回路
2に設ければよい。第1の光導波回路1の光軸に対応す
る部位には、第2の光導波回路2の凸部2eの底辺幅よ
り十分大きい幅の導波路溝1gを設ける。
【0016】第2の光導波回路2の凸部2eの底辺幅が
ロットによって大きくばらつく場合、種々の位置決め溝
幅の第1の光導波回路1を用意しておいて選択するのは
手間がかかる。このような場合に対応するには、以下の
第3実施例の構造にすればよい。
【0017】図6(a)(b)は、本発明の第3実施例
の構造を示す。図6(a)は、第1の光導波回路1の素
子搭載部を上から見た図、図6(b)は、同搭載部に第
2の光導波回路2を搭載した状態の断面図である。予想
される底辺幅のばらつきの最小値から最大値まで順次幅
を大きくした複数本の位置合わせ溝1eを第1の光導波
回路1に設ける。一方、第2の光導波回路2には、これ
らにかみ合う同一底辺幅を有する位置合わせ専用の導波
路2gを形成しておく。かようにした場合、位置合わせ
溝幅に対して凸部底辺幅が大きすぎて、荷重をかけても
第1、第2の光導波回路1、2の溝周辺平坦部1fと凸
部周辺平坦部2fが接触しなくなってしまう場合が考え
られる。そこで図6に示すように、上記第1実施例の第
2変形例(図4)と同様に、位置合わせ溝1eの溝壁1
hを十分薄くしておいて、荷重をかけた場合に凸部底辺
幅が溝幅に対して大きい部位では溝壁1hが曲がるか折
れるようにしておく。さらに位置合わせ溝1eは光軸方
向(z方向)にも溝のある部分と無い部分を設けて結局
図のようにアイランド状に設ければ、位置合わせ溝の周
囲平坦部1fおよび凸形オーバークラッド周囲平坦部2
fにプロセス途中で発生したボイド(突起)や圧着時の
チリ混入の影響からも回避できる。図6の例では、位置
合わせ溝1eの溝幅が小さいほど光軸方向のアイランド
間隔を大きくしているが、これは圧着荷重を小さくする
ためである。
【0018】次に実施例の作製方法について述べる。第
1の光導波回路1は以下のようにして作製した。まず基
板1aであるシリコン基板の(100)面に熱酸化膜を
つけ、想定光軸を<110>方向と等価な方向としてこ
れを所望の形状にパターン化する。次にパターン化され
た熱酸化膜をマスクとしてエチレンジアミン−ピロカテ
コール水溶液にて所望の深さにエッチングし、導波路溝
1g,位置合わせ溝1eとして用いられる溝を形成す
る。このとき、結晶の性質により、溝壁と回路面のなす
角度は垂直にはならず55度となるが、これまで述べた
位置合わせ溝1eの機能には何等変わりはない。熱酸化
膜を除去した後、火炎直接堆積法にて2酸化シリコンを
主成分とするガラス膜をアンダークラッド層1bとして
上記溝1g,1eの深さより厚く堆積する。次に堆積面
をシリコン凸部が現れるまで研磨して表面を平坦にす
る。次にコア層を堆積、コア1cをパターン化した後、
オーバークラッド層1dを堆積する。次にポリイミドを
マスクとしてフロンガス系の雰囲気中でドライエッチン
グし、第2の光導波回路2の搭載部を形成する。この場
合、シリコンに対するエッチング速度は、ガラスに対す
るエッチング速度より非常に小さいため、エッチングは
シリコンが露出したところで停止し、エッチング部位に
は、上記した導波路溝1g,位置合わせ溝1eができ
る。かようにしてシリコン基板1a上にアンダークラッ
ド層1b、オーバークラット層1dの厚みがそれぞれ、
15μm、30μm、でコア1cが6μm角、コアーク
ラッド間屈折率差0.75%の石英系の光導波回路の中
に、光軸に垂直な断面形状が図2に示すような第2の光
導波回路2の搭載部を形成して第1の光導波回路1とし
た。素子搭載部の穴は、z軸方向3.020mm,y軸方
向0.400mmの大きさであり、その底面部には、コア
1dの中心線たる光軸と平行でy軸方向位置が一致する
直線を中心線とする幅25μm深さ15μm(上記アン
ダークラッド層1bと同一厚み)の光導波路溝1g、及
びそれの両わきに125μmの間隔で幅10μm、深さ
7.1μmのV字状の位置合わせ溝1eが設けられてい
る。
【0019】第2の光導波回路2は以下のようにして形
成した。ガドリニウムガリウムガーネット(Gd3 Ga
5 12,通称GGG)単結晶の(111)面を基板2a
として、これにイットリウムアイアンガーネット(Y3
Fe5 12,通称YIG)単結晶膜を液相エピタキシャ
ル成長法(LPE法)により、アンダークラッド層2b
として10μm積層した上に、同じくYIGで成長条件
を変えることで組成を微調して屈折率差を0.25%に
したコア層を4μmの厚みに積層した。次にTa膜をマ
スクとしてイオンビームエッチング法で光軸方向が<1
10>方向になるようにコア層を125μm間隔でスト
ライプ状にパターン化してコア2cとした後、オーバー
クラッド層2dとして上記アンダークラッド層2bと同
一組成YIG膜を、第1の光導波回路1と第2の光導波
回路2のコア1c,2cの中心が搭載時に一致するよう
に、5μmの厚みに積層した。かようにして作製した第
2の光導波回路2は、コア2cの上部オーバークラッド
層2eが図2に示すような2等辺3角形状の形状をなし
ていた。その頂点は、コア中心を通る基板2aの垂線上
にあって頂角は135度、底辺幅は11μmであった。
この125μm間隔の光導波路アレイから3アレイで長
さ3.1mmの導波路アレイを切り出し(幅380μ
m)、両端面を研磨して3.0mmの長さ(z軸方向)に
した後、この端面に波長1.55μm、外界の屈折率
1.46に合わせた無反射コートを施した。
【0020】次に上記した第1の光導波回路1の位置決
め溝1eに適量のエポキシ接着剤を下してから、第2の
光導波回路2のアレイの内、まん中を光導波路とし、両
側2本を位置合わせ専用導波路2gとして、上記第1の
光導波回路1の素子搭載部に回路面を下にして入れ、振
動を加えてオーバークラッド凸部2eが位置決め溝1e
にはまりこむようにした(図5(a))。次に上方から
荷重をかけて位置合わせ溝1eとオーバークラッド凸部
2eの周辺平坦部1fと周辺平坦部2fが接触するよう
にしつつ接着剤を硬化させた。最後に、第1、第2の光
導波回路1、2のコア1c,2cの対向した隙間に屈折
率が1.46の紫外線硬化樹脂を滴下、硬化させた。か
ようにして作製した磁気光学導波路2を搭載した石英系
光導波回路1において、回路1→回路2→回路1なる伝
搬損は0.5dB以下(波長1.55μm)であった。
【0021】次に第2の作製方法について述べる。上記
した第1の作製方法では、第1の光導波回路1に図4に
示すような溝壁1hの薄い位置合わせ溝はつくれない。
溝壁の薄い位置合わせ溝は、シリコン基板1aとして
(110)基板を用い、光軸方向を表1で示す方向にす
れば、基板に垂直で光軸に平行な方向にエッチング速度
の遅い(111)面があることになり、図4のような溝
壁の薄い位置合わせ溝1eが形成できる。その他は、上
記第1の実施例と同様のプロセスを経れば、図4、図6
に示すような構成ができる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、磁気光
学光導波回路成長時に形成されるコア上部の凸型オーバ
ークラッド形状を利用して、これを搭載されるべき光導
波回路中に設けた位置合わせ溝に噛み合わせることで、
回路面内光軸に垂直な方向の位置合わせが実現できるよ
うにしたものであり、本発明を前記特願平5−1133
と組み合わせれば、搭載素子を微動装置にて移動させな
がらモニタして位置合わせするような工程を経ずとも、
簡便な治具にてセルフアラインメントに搭載可能とな
る。また、前記従来法に示したような第2の光導波回路
2のコア部から端部までのy軸方向距離を精密に出すよ
うな加工工程も必要無い。
【0024】従って、本発明によれば、磁気光学光導波
回路を搭載したハイブリッド光回路が部留まり良く安価
に作製可能であり、導波形光アイソレータ、導波型光サ
ーキュレータ等の光システムに必要な磁気光学光学部品
の実現に費するところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るハイブリッド光導波
回路を示す構成図。
【図2】第2の光導波回路を示す斜視図。
【図3】第1実施例の第1変形例を示す構成図。
【図4】第1実施例の第2変形例を示す構成図。
【図5】本発明の第2実施例に係るハイブリッド光導波
回路を示す構成図。
【図6】本発明の第3実施例に係るハイブリッド光導波
回路を示す構成図。
【図7】第1光導波路回路の素子搭載部を示す斜視図。
【図8】従来の第2の光導波回路を示す斜視図。
【図9】従来のハイブリッド光導波回路を示す構成図。
【符号の説明】
1 第1の光導波回路 1a 第1の光導波回路1の基板 1b 第1の光導波回路1のアンダークラッド層 1c 第1の光導波回路1のコア 1d 第1の光導波回路1のオーバークラッド層 1e 第1の光導波回路1の設けられた位置合わせ溝 1f 第1の光導波回路1の位置合わせ溝1eおよび光
導波路溝1gの周辺平坦部 1g 第1の光導波回路1の導波路溝 1h 第1の光導波回路1の溝壁 2 第2の光導波回路 2a 第2の光導波回路2の基板 2b 第2の光導波回路2のアンダークラッド層 2c 第2の光導波回路2のコア 2d 第2の光導波回路2のオーバークラッド層 2e 第2の光導波回路2のオーバークラッド凸部 2f 第2の光導波回路2のオーバークラッド凸部2e
の周辺平坦部 2g 第2の光導波回路2に形成された位置合わせ専用
の導波路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 G02B 6/00 G02B 6/26 - 6/27 G02B 6/30 G02B 6/42 - 6/43

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された第1の光導波回路
    と、第1の光導波回路内の所望の位置に、回路面を下向
    きにして第1の光導波回路と光軸が一致するように搭載
    された第2の光導波回路とで構成されるハイブリッド光
    導波回路において、第2の光導波回路はコア上部に、光
    軸に垂直な断面形状がコア中心を通る垂線に対して対称
    で先端に向うに従い細い凸形で且つその周囲部は平坦な
    オーバークラッドを備えており、第1の光導波回路は、
    第2の光導波回路搭載部の所定の幅の光軸に平行な位置
    合わせ溝とその周囲の平坦部を備えており、第2の光導
    波回路の上記凸形オーバークラッドが第1の光導波回路
    の位置合わせ溝に合致することで回路面内光軸に垂直な
    方向の位置合わせがなされていることを特徴とするハイ
    ブリッド光導波回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置合わせ溝が、第2
    の光導波回路の凸形オーバークラッドの底辺長さと等し
    いかもしくは所定の大きさだけ小さい幅を有し、且つ中
    心線の回路面内位置が第1の光導波回路の光軸に一致す
    るように配置され、第1、第2の光導波回路間にかけら
    れた荷重によって、凸形オーバークラッドの周囲平坦部
    と位置決め溝周囲平坦部が接触した状態で上記凸形オー
    バークラッドと位置合わせ溝がかみ合っていることを特
    徴とするハイブリッド光導波回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の第2の光導波回路は、
    導波路として機能せしめるコアの他に、これに平行な複
    数本の位置決め専用導波路を備え、第1の光導波回路
    は、第2の光導波回路搭載部の光軸に平行で上記凸形オ
    ーバークラッドの底辺長さより十分大きい幅で且つ凸状
    高さより十分深い導波路用溝と、上記位置決め専用導波
    路に対応する位置合わせ溝を備えたことを特徴とするハ
    イブリッド光導波回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の複数本の位置決め専用
    導波路に対応する位置合わせ溝の幅が、位置合わせ専用
    コア上部の凸状オバークラッド底辺長さの平均値を中心
    値として所定の幅で大小分布しており、且つ上記位置合
    わせ溝は光軸方向および光軸に垂直な面内方向にアイラ
    ンド状に設置されていることを特徴とするハイブリッド
    光導波回路。
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